JPH0523922U - カード入れ - Google Patents

カード入れ

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JPH0523922U
JPH0523922U JP3157291U JP3157291U JPH0523922U JP H0523922 U JPH0523922 U JP H0523922U JP 3157291 U JP3157291 U JP 3157291U JP 3157291 U JP3157291 U JP 3157291U JP H0523922 U JPH0523922 U JP H0523922U
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JP
Japan
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card
plate
slit
slider
plate part
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Pending
Application number
JP3157291U
Other languages
English (en)
Inventor
正明 志賀
Original Assignee
有限会社ジープラン
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電話機等に対するカードの出し入れ操作を片
手だけでなすことが可能なカード入れを提供することを
目的とする。 【構成】 カードが格納する大きさの薄型鞘体と、鞘体
の表側壁に開設したカードの出入方向と平行のスリット
と、スリット内に摺動自在に嵌入したスライダと、スラ
イダの外端に設けた手指操作板部と、スライダの内端に
設けたカード係合部と、カード係合部の下端にカードの
下に入る潜り込み板部と、潜り込み板部の前端縁に設け
た、カードの下への潜入を助ける傾斜縁と、手指操作板
部の先端個所に設けた、先端がスリットを介して鞘体内
に嵌入してカードを上から押圧する押え突起と、をもつ
ものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は磁気カード型定期券、テレホンカード、キャッシュカード、メンバー ズカード等カードを入れて携帯するカード入れに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、テレホンカード等カードの軟質透明合成樹脂製袋状カバーや、カード入 れポケットを備えた財布およびパス入れ等は知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の技術において述べた袋状カバー、財布、パス入れはカードを自動改 札装置、電話機、自動支払機、自動券売機等に挿入する等の場合にはカードの出 入に左右両方の手が必要であって不便であった。
【0004】 本考案は電話機等に対するカードの出し入れ操作を片手だけでなすことが可能 な新規のカード入れを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本考案カード入れは、カードが格納する大きさの薄 型鞘体と、鞘体の表側壁に開設したカードの出入方向と平行のスリットと、スリ ット内に摺動自在に嵌入したスライダと、スライダの外端に設けた手指操作板部 と、スライダの内端に設けたカード係合部と、カード係合部の下端にカードの下 に入る潜り込み板部と、潜り込み板部の前端縁に設けた、カードの下への潜入を 助ける傾斜縁と、手指操作板部の先端個所に設けた、先端がスリットを介して鞘 体内に嵌入してカードを上から押圧する押え突起と、をもつものである。
【0006】
【実施例】
図に示す実施例は可撓性を具えた透明硬質の熱可塑性薄板1の表側に有色軟質 の熱可塑性覆板2を重合し且つこれ等薄板1、覆板2の前辺縁3、4を相互に熔 着することによって表面板5を構成し、この表面板5において後辺縁3に直交す る線上の個所にスリット6を開設し且つ薄板1と覆板2とをスリット6の全周切 縁において熔着し、表面板5の下面に可撓性を具えた透明硬質の熱可塑性薄板製 裏面板7を重合してこれ等表面板5、裏面板7の左・右・後辺縁を相互に止着す ることによって前辺縁にカード8の出入口9を有する鞘体10を構成し、スリッ ト6、6内にスライダ11を摺動自在に嵌入し、このスライダ11の内端にカー ド係合部12を、同じく外端に手指操作板部13をそれぞれ設けると共にカード 係合部12の下端にカードの下に入る扇型の潜り込み板部14を、この潜り込み 板部14の前端弧状縁にカードの下への潜入を助ける傾斜縁15を、また手指操 作板部13の先端個所の下面に先端がスリット6を介して鞘体10内に摺動自在 に嵌入してカード8を潜り込み板部14に軽く押圧する突起16をそれぞれ設け たものである。
【0007】 本考案は電卓、アドレス帳、手帳、メモ帳などと合体した構成とすること、鞘 体2に洋服の内ポケットの開口縁やシステムノートの表紙などに挟み止めるため のクリップを設けることで実施することができる。
【0008】
【作用】
本考案は前記の通りであるのでたとえば、鞘体10内にテレホンカード8を挿 込み入れて携帯し、そして電話をかけるときに鞘体10のカード出入口9を電話 機のカード挿込口(図示せず)に一致させると共に手指操作板部13をスリット 6に沿って前方に移動させ、この移動によりカード係合部12がカード8を押し 出して電話機のカード挿込口に押し入れ、このようにして押し入れられたカード 1は電話機が有している引入力で引き入れられて通話を可能とする。
【0009】 また、通話が終ってカード8の端部が電話機の外に突出されたときにはこの突 出されたままの状態で同端部を鞘体10の出入口9に挿入し且つこの挿入状態で 手指操作板部13を前方に移動させ、よってカード8の上記端部を潜り込み板部 14と突起16とに挟入し且つ同端部の縁をカード係合部12に当接させると共 に手指操作板部7を親指で及び潜り込み板部14を裏面板7の外から人差指で挟 み押してカード8の端部を潜り込み板部14と突起16により強く挟着し、この 挟着のままで鞘体10を引いてカード8を電話機より抜き去り、この抜き去り後 に親指で手指操作板部13をスリット7の後端まで移動させ、よってカード8の 全体を格納状態とする等の用法に供する。
【0010】
【考案の効果】
本考案は前記のような構成であるので、前記作用において述べたような用法に 供することができるものであって、即ち電話機等に対するカードの出し入れ操作 を片手だけでなすことを可能とするものであり、極めて利便なものである。しか も本考案において潜り込み板部に設けた傾斜縁は、カードの端を案内して同端部 が潜り込み板部と突起の間に確実に入るようにする役目及び同端がカード係合部 12に確実に当接するようにする役目を果すものであって、カードの端が誤って 潜り込み板部の下面に入ってしまうことを防止する。また、押え突起はカードの 端部を潜り込み板部に押し着けてクリップの役目を果してカードの抜け落ちを阻 止するは勿論、カードの戻し入れのときにはカードを喰え込んで戻る役目を果し て当該戻し入れを確実にする。
【提出日】平成4年9月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は磁気カード型定期券、テレホンカード、キャッシュカード、メンバー ズカード等カードを入れて携帯するカード入れに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、テレホンカード等カードの軟質透明合成樹脂製袋状カバーや、カード入 れポケットを備えた財布およびパス入れ等は知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の技術において述べた袋状カバー、財布、パス入れはカードを自動改 札装置、電話機、自動支私機、自動券売機等に挿入する等の場合にはカードの出 入に左右両方の手が必要であって不便であった。
【0004】 本考案は電話機等に対するカードの出し入れ操作を片手だけでなすことが可能 な新規のカード入れを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本考案カード入れは、カードが格納する大きさの薄 型鞘体と、鞘体の表側壁に開設したカードの出入方向と平行のスリットと、スリ ット内に摺動自在に嵌入したスライダと、スライダの外端に設けた手指操作板部 と、スライダの内端に設けたカード係合部と、カード係合部の下端にカードの下 に入る潜り込み板部と、潜り込み板部の前端縁に設けた、カードの下への潜入を 助ける傾斜縁と、手指操作板部の先端個所に設けた、先端がスリットを介して鞘 体内に嵌入してカードを上から押圧する押え突起と、をもつものである。
【0006】
【実施例】
図に示す実施例は可撓性を具えた透明硬質の熱可塑性薄板1の表側に有色軟質 の熱可塑性覆板2を重合し且つこれ等薄板1、覆板2の前辺縁3、4を相互に熔 着することによって表面板5を構成し、この表面板5において後辺縁3に直交す る線上の個所にスリット6を開設し且つ薄板1と覆板2とをスリット6の全周切 縁において熔着し、表面板5の下面に可撓性を具えた透明硬質の熱可塑性薄板製 裏面板7を重合してこれ等表面板5、裏面板7の左・右・後辺縁を相互に止着す ることによって前辺縁にカード8の出入口9を有する鞘体10を構成し、スリッ ト6、6内にスライダ11を摺動自在に嵌入し、このスライダ11の内端にカー ド係合部12を、同じく外端に手指操作板部13をそれぞれ設けると共にカード 係合部12の下端にカードの下に入る扇型の潜り込み板部14を、この潜り込み 板部14の前端弧状縁にカードの下への潜入を助ける傾斜縁15を、また手指操 作板部13の先端個所の下面に先端がスリット6を介して鞘体10内に摺動自在 に嵌入してカード8を潜り込み板部14に軽く押圧する突起16をそれぞれ設け たものである。
【0007】 本考案は電卓、アドレス帳、手帳、メモ帳などと合体した構成とすること、鞘 体2に洋服の内ポケットの開口縁やシステムノートの表紙などに挟み止めるため のクリップを設けることで実施することができる。
【0008】
【作用】
本考案は前記の通りであるのでたとえば、鞘体10内にテレホンカード8を挿 込み入れて携帯し、そして電話をかけるときに鞘体10のカード出入口9を電話 機のカード挿込口(図示せず)に一致させると共に手指操作板部13をスリット 6に沿って前方に移動させ、この移動によりカード係合部12がカード8を押し 出して電話機のカード挿込口に押し入れ、このようにして押し入れられたカード 1は電話機が有している引入力で引き入れられて通話を可能とする。
【0009】 また、通話が終ってカード8の端部が電話機の外に突出されたときにはこの突 出されたままの状態で同端部を鞘体10の出入口9に挿入し且つこの挿入状態で 手指操作板部13を前方に移動させ、よってカード8の上記端部を潜り込み板部 14と突起16とに挟入し且つ同端部の縁をカード係合部12に当接させると共 に手指操作板部7を親指で及び潜り込み板部14を裏面板7の外から人差指で挟 み押してカード8の端部を潜り込み板部14と突起16により強く挟着し、この 挟着のままで鞘体10を引いてカード8を電話機より抜き去り、この抜き去り後 に親指で手指操作板部13をスリット7の後端まで移動させ、よってカード8の 全体を格納状態とする等の用法に供する。
【0010】
【考案の効果】
本考案は前記のような構成であるので、前記作用において述べたような用法に 供することができるものであって、即ち電話機等に対するカードの出し入れ操作 を片手だけでなすことを可能とするものであり、極めて利便なものである。しか も本考案において潜り込み板部に設けた傾斜縁は、カードの端を案内して同端部 が潜り込み板部と突起の間に確実に入るようにする役目及び同端がカード係合部 12に確実に当接するようにする役目を果すものであって、カードの端が誤って 潜り込み板部の下面に入ってしまうことを防止する。また、押え突起はカードの 端部を潜り込み板部に押し着けてクリップの役目を果してカードの抜け落ちを阻 止するは勿論、カードの戻し入れのときにはカードを喰え込んで戻る役目を果し て当該戻し入れを確実にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体を示す斜視図である。
【図2】手指操作板部及び潜り込み板部を分解状態で示
す斜視図である。
【図3】図1のA−A線に沿う拡大断面図である。
【図4】図1のB−B線に沿う断面図である。
【図5】カードを奥まで入れた状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 薄板 2 覆板 3 後辺縁 5 表面板 6 スリット 7 裏面板 8 カード 9 出入口 10 鞘体 11 スライダ 12 カード係合部 13 手指操作板部 14 潜り込み板部 15 傾斜縁 16 突起
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 カード入れ
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】全体を示す斜視図である。
【図2】手指操作板部及び潜り込み板部を分解状態で示
す斜視図である。
【図3】図1のA−A線に沿う拡大断面図である。
【図4】図1のB−B線に沿う断面図である。
【図5】カードを奥まで入れた状態を示す断面図であ
る。
【符号の説明】 1 薄板 2 覆板 3 後辺縁 5 表面板 6 スリット 7 裏面板 8 カード 9 出入口 10 鞘体 11 スライダ 12 カード係合部 13 手指操作板部 14 潜り込み板部 15 傾斜縁 16 突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードが格納する大きさの薄型鞘体と、
    鞘体の表側壁に開設したカードの出入方向と平行のスリ
    ットと、スリット内に摺動自在に嵌入したスライダと、
    スライダの外端に設けた手指操作板部と、スライダの内
    端に設けたカード係合部と、カード係合部の下端にカー
    ドの下に入る潜り込み板部と、潜り込み板部の前端縁に
    設けた、カードの下への潜入を助ける傾斜縁と、手指操
    作板部の先端個所に設けた、先端がスリットを介して鞘
    体内に嵌入してカードを上から押圧する押え突起と、を
    もつことを特徴とするカード入れ。
JP3157291U 1991-04-08 1991-04-08 カード入れ Pending JPH0523922U (ja)

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JP3157291U JPH0523922U (ja) 1991-04-08 1991-04-08 カード入れ

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JPH0523922U true JPH0523922U (ja) 1993-03-30

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ID=12334892

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JP3157291U Pending JPH0523922U (ja) 1991-04-08 1991-04-08 カード入れ

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