JPH052390Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH052390Y2
JPH052390Y2 JP1987056349U JP5634987U JPH052390Y2 JP H052390 Y2 JPH052390 Y2 JP H052390Y2 JP 1987056349 U JP1987056349 U JP 1987056349U JP 5634987 U JP5634987 U JP 5634987U JP H052390 Y2 JPH052390 Y2 JP H052390Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic oil
oil tank
frame
cooling
forklift truck
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987056349U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63162683U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987056349U priority Critical patent/JPH052390Y2/ja
Publication of JPS63162683U publication Critical patent/JPS63162683U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH052390Y2 publication Critical patent/JPH052390Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、フオークリフトトラツクの荷役用作
動油のクーリングフレームに関する。
フオークリフトトラツクの作動油タンクは一般
にサイドフレームと一体に形成されている。
作動油の冷却対策を講じないと、荷役系の作動
により、作動油の油温が上昇しても自然に冷却す
ることを持つしかない。
このため、油温の上昇により、エンジンの冷却
損失が増加してオーバーヒートを生じたり、オイ
ルポンプの性能の低下を生じたり、作動油の劣化
を生じたりする。
〔従来の技術〕
フオークリフトトラツクの作動油タンクの冷却
効率を高めるために、従来次のような装置が提案
されている。
実開昭56−33742号公報には、作動油タンクの
側面をアルミニウムや銅等の熱伝導率の高い金属
板で製作するとともに内外表面に放熱フインを形
成することが開示されている。
また、実開昭62−26394号公報には、熱伝導率
の高い素材を用いてエアクリーナホースを形成
し、このエアクリーナーホースを作動油タンクの
作動油内に浸漬することが開示されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上述の方法では、熱伝導率の高い特別な材料を
放熱フインやエアクリーナーホース等の特別な形
状に加工して用いるために価格が高価になるとい
う問題がある。また、実開昭56−33742号公報に
開示された装置では放熱フインが作動油タンクの
側面から突出するため、その周囲での作業性が悪
いという問題がある。また、実開昭62−26394号
公報に開示された装置では、エアクリーナに送ら
れる空気で冷却されるだけであるので冷却効果が
必ずしも充分でないという問題がある。
〔考案の目的〕
本考案は上述した従来装置に付随する問題点を
解決して、特別な材質や形状の材料を用いず、構
造が簡単であり、冷却効果が高く、油温の上昇を
抑え、エンジンの冷却損失が低下できオーバーヒ
ートやオイルポンプの性能の低下が生じず、作動
油の劣化も生じ難いフオークリフトトラツクの作
動油クーリングフレームを提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案においては、サイドフレーム内の作動油
タンク装着空間に側面が凹凸面状に形成された作
動油タンクが装着され、該サイドフレームの前後
壁に作動油タンク冷却用空気の通気孔が形成さ
れ、該サイドフレームの前後壁の通気孔が前記作
動油タンクの側面の凹状部に連通していることを
特徴とするフオークリフトトラツクの作動油クー
リングフレームにより上述した目的を達成する。
〔作用〕
本考案においては、サイドフレームの前後壁、
すなわち、フエンダー部およびリヤプレート部、
に作動油タンク冷却用空気の通気孔が形成されて
いるので、フオークリフトトラツクを前進または
後進させた際には何れの場合にもフエンダー部ま
たはリヤプレート部の通気孔から空気が流入し、
作動油タンクを冷却する。従つて、冷却効果が高
く、油温の上昇が抑えられ、エンジンの冷却損失
が低下できオーバーヒートやオイルポンプの性能
の低下が生じず、作動油の劣化も生じ難い。
本考案の作動油タンクは側面が凹凸面に形成さ
れており、放熱面積が大きく、冷却効果が著しく
高められる。
更に、本考案ではサイドフレームと作動油タン
クと二重構造としたので、内部の作動油タンクは
板厚を薄くでき、その放熱特性をアツプできる。
作動油タンクは凹凸面により強度が高まるので、
薄い板厚とでき、高放熱効果が達成される。通
常、使用状況のきびしいフオークリフトでは耐久
性、耐衝撃性をアツプするためフレーム強度が大
切であり、フレームの板厚は大変厚いものを使用
している。従つて、従来のタンクの放熱能力は低
い。これに対して、本考案では上述のように二重
構造としたので内部のタンクは板厚を薄くでき放
熱性能をアツプできる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図示した添付図面を参
照して本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案に係る作動油クーリングフレー
ムを具備したフオークリフトの一部斜視図であ
る。なお、通常のフオークリフトトラツクでは作
動油タンクは右側フレームサイドに設けられてい
るが、本実施例では左側フレームサイドに設けた
ように図示されている。
本実施例のフオークリフトトラツクのサイドフ
レームは従来のものと同様にフロント部のフエン
ダー1、後部のリヤプレート2およびその間を連
結する側壁面4からなり、作動油タンク装着空間
を形成しており、該空間は第2図に示すように、
箱型断面をしている。
本考案の作動油タンク3は、第2図および第3
図に示すように、側面が凹凸面状に形成され、側
面の凹状部3aが前方から後方に延在している。
予め独立した作動油タンク3を準備し、この作動
油タンク3を側壁面4の中にいれた後に、リヤプ
レート2を溶接してサイドフレームを形成する。
フエンダー1およびリヤプレート2に多数の通
気孔1a,2aが形成されている。通気孔1a,
2aの形状は図示のように円形の外、三角形、四
角形等任意の形状とすることができる。通気孔1
a,2aの形成位置は、作動油タンク3の側面の
凹状部3aと連通するように設けることが好まし
い。
本実施例においては、フオークリフトトラツク
を前進または後進させた際には何れの場合にも、
フエンダー1またはリヤプレート2に形成された
通気孔1a,2aから流入した空気が、作動油タ
ンク3の側面の凹状部3aを通過しリヤプレート
2またはフエンダー1の通気孔2a,1aから流
出する間に作動油タンク3を冷却する。
〔考案の効果〕
本考案においては、サイドフレームの前後壁に
作動油タンク冷却用空気の通気孔が形成されてい
るので、フオークリフトトラツクを前進または後
進させた際には通気孔から空気が流入して通気孔
に連通した作動油タンクの凹状部に到達し、作動
油タンクを冷却でき、冷却効果が高く、油温の上
昇を抑え、エンジンの冷却損失が低下できオーバ
ーヒートやオイルポンプの性能の低下が生じず、
作動油の劣化も生じ難いフオークリフトトラツク
の作動油クーリングフレームが提供される。
本考案の作動油タンクは側面が凹凸面に形成さ
れており、放熱面積が大きく、冷却効果が著しく
高められる。
更に、本考案ではサイドフレームと作動油タン
クと二重構造としたので、内部の作動油タンクは
板厚を薄くでき、その放熱特性をアツプできる。
作動油タンクは凹凸面により強度が高まるので、
薄い板厚とでき、高放熱効果が達成される。通
常、使用状況のきびしいフオークリフトでは耐久
性、耐衝撃性をアツプするためフレーム強度が大
切であり、フレームの板厚は大変厚いものを使用
している。従つて、従来のタンクの放熱能力は低
い。しかし、本考案では上述のように二重構造と
したので内部のタンクは板厚を薄くでき放熱性能
をアツプできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の斜視図、第2図
は第1図の−断面図、第3図は作動油タンク
の斜視図である。 1……フエンダー、1a……通気孔、2……リ
ヤプレート、2a……通気孔、3……作動油タン
ク、3a……凹状部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 サイドフレーム内の作動油タンク装着空間に
    側面が凹凸面状に形成された作動油タンクが装
    着され、該サイドフレームの前後壁に作動油タ
    ンク冷却用空気の通気孔が形成され、該サイド
    フレームの前後壁の通気孔が前記作動油タンク
    の側面の凹状部に連通していることを特徴とす
    るフオークリフトトラツクの作動油クーリング
    フレーム。 2 前記作動油タンクの側面の凹状部がフオーク
    リフトの長手方向に延在している実用新案登録
    請求の範囲第1項記載のフオークリフトトラツ
    クの作動油クーリングフレーム。
JP1987056349U 1987-04-14 1987-04-14 Expired - Lifetime JPH052390Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987056349U JPH052390Y2 (ja) 1987-04-14 1987-04-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987056349U JPH052390Y2 (ja) 1987-04-14 1987-04-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63162683U JPS63162683U (ja) 1988-10-24
JPH052390Y2 true JPH052390Y2 (ja) 1993-01-21

Family

ID=30885083

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987056349U Expired - Lifetime JPH052390Y2 (ja) 1987-04-14 1987-04-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH052390Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4550509B2 (ja) * 2004-07-26 2010-09-22 Tcm株式会社 産業用車両
JP6862055B2 (ja) * 2017-07-24 2021-04-21 三菱ロジスネクスト株式会社 産業用車両

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5152726Y2 (ja) * 1972-09-27 1976-12-17
JPS53133317U (ja) * 1977-03-29 1978-10-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63162683U (ja) 1988-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6918432B2 (en) Heat exchanger
JPH052390Y2 (ja)
WO2017030089A1 (ja) 熱交換器
CN211907630U (zh) 一种新能源汽车电池模块冷却装置
JPH0741758Y2 (ja) フォークリフトトラックの作動油タンク
JPH0370645B2 (ja)
JP4043093B2 (ja) 熱交換器
JPS6354590A (ja) オイル・ク−ラ
CN106121803A (zh) 散热器
JP3185224B2 (ja) 産業車両の作動油タンク取付構造
CN109667859B (zh) 一种散热制动活塞
CN210831379U (zh) 一种机油冷却器
CN215500288U (zh) 车辆的控制器和车辆
CN216111027U (zh) 发动机缸体、砂芯、发动机和车辆
CN219961226U (zh) 扁热管散热外壳
CN213205844U (zh) 一种镁合金摩托车发动机气缸体
CN216430865U (zh) 管道散热装置、转向回油总成和车辆
CN210570187U (zh) 圆盘式油冷器用芯片组件及圆盘式油冷器
CN220185220U (zh) 一种密封型导风罩、散热装置和农用机械
JPS585057Y2 (ja) 自動2輪車用ラジエ−タ
JPH0610160Y2 (ja) エンジンの冷却装置
JPS6344704Y2 (ja)
KR960005307B1 (ko) 산업차량의 작동 기름 탱크 부착 구조물
JPH0596770U (ja) 車両用ラジエータ
JPS6017382Y2 (ja) 車両用ディファレンシャル装置