JPH05238530A - ベルトコンベアの付着物除去装置 - Google Patents

ベルトコンベアの付着物除去装置

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JPH05238530A
JPH05238530A JP6715491A JP6715491A JPH05238530A JP H05238530 A JPH05238530 A JP H05238530A JP 6715491 A JP6715491 A JP 6715491A JP 6715491 A JP6715491 A JP 6715491A JP H05238530 A JPH05238530 A JP H05238530A
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政市 川本
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KAWAMOTO KOGYO KK
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KAWAMOTO BRISTLE REFINING
KAWAMOTO KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ベルトコンベアのベルト面に付着した付着物の
掻落し機能を良好に確保すること。 【構成】回転軸10に弾性素材よりなる円柱状の回転体11
を取付け、同回転体11の外周面に多数個の掻落し片12を
配設すると共に、回転体11を、筒状の回転体本体11a
と、同回転体本体11a より放射状に伸延させて形成した
多数個の掻落し片支持突片11b とから形成し、各掻落し
片支持突片11b に掻落し片12を支持させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、石炭やコークス等を搬
送するベルトコンベアの搬送過程において、同ベルト面
に付着した付着物を除去する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ベルトコンベアに付着した付着物
を除去する装置として、ベルトコンベアの直下方に軸架
した回転軸に円柱状の回転体を取付け、同回転体の外周
面に多数個の掻落し片を配設し、同掻落し片によりベル
ト面に付着した付着物を掻落して除去するようにしたも
のがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記装置の
場合、掻落し片により、ベルト面に付着した付着物を掻
落すことはできるが、掻落した付着物が回転体の表面に
付着し、経時的に掻落し片と掻落し片との間に堆積し
て、掻落し片が付着物により埋没状態となり、そのため
に掻落し片が掻落し機能を果さなくなるという問題があ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、回
転軸に弾性素材よりなる円柱状の回転体を取付け、同回
転体の外周面に多数個の掻落し片を配設したベルトコン
ベアの付着物除去装置であって、回転体を、筒状の回転
体本体と、同回転体本体より放射状に伸延させて形成し
た多数個の掻落し片支持突片とから形成し、各掻落し片
支持突片に掻落し片を支持させたことを特徴とするベル
トコンベアの付着物除去装置を提供せんとするものであ
る。
【0005】また、回転体を、回転軸に複数個の回転分
割体を同軸的に配設して形成したことにも特徴を有す
る。
【0006】
【発明の効果】回転体を回転させて、同回転体の外周面
に配設した掻落し片によりベルト面に付着した付着物を
掻落すことができ、掻落した付着物が回転体11の外周
面、特に掻落し片支持突片11b に付着した場合にも、同
支持突片11b は弾力性を有しているために、付着物の掻
落し開始時には撓みを生じ、付着物の掻落し終了時には
撓み状態から優先方向に逆に撓みを生じるという変形動
作をし、付着物は付着してもすぐに振り落とされて掻落
し支持突片11b の表面に堆積することがなく、掻落し片
12が付着物により埋没状態になって掻落し機能を果さな
くなるという不具合の発生を防止できる。
【0007】また、回転体を、回転軸に複数個の回転分
割体を同軸的に配設して形成することにより、回転分割
体の個数を増減させて、回転体の幅をベルト本体の幅に
適応させることができ、同回転体によるベルト本体の付
着物除去を確実にすることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0009】第1図に示すAは、本発明に係る付着物除
去装置であり、同装置AはベルトコンベアBの駆動プー
リー2の直下方に配設して、ベルト本体1の表面に付着
した付着物を掻落すことができるようにしている。
【0010】また、第1図中、2aは駆動軸、3は、ベル
トコンベアBの従動プーリー、3aは従動軸、4はガイド
ローラー、5はベルトコンベア駆動用モーター、5aはモ
ーター出力軸、6は、同モーター5と駆動プーリー3と
の間に介設した伝動機構である。
【0011】そして、付着物除去装置Aは、図1〜図3
に示すように、ベルトコンベアBの駆動プーリー2の直
下方において、回転軸10をベルト本体1の幅方向に軸架
し、同回転軸10の外周面に回転体11を取付け、同回転体
11の外周面に多数個の掻落し片12を千鳥状に配設してお
り、回転軸10は、ベルトコンベアBの駆動プーリー2と
連動機構7を介して連動連結している。
【0012】また、回転体11は、図2及び図3に示すよ
うに、弾性ゴム等の弾性素材により形成しており、筒状
の回転体本体11a と、同回転体本体11a より放射状に伸
延させて形成した多数個の掻落し片支持突片11b とから
形成し、各掻落し片支持突片11b に掻落し片12を支持さ
せている。
【0013】そして、掻落し支持突片11b は、断面形状
を略逆T字状に形成して、先端部11c の円周方向の幅W1
を基部11d の円周方向の幅W2よりも幅広としている。
【0014】このようにして、先端部11c への掻落し片
12の取付けを確実に行なえるようにすると共に、基部11
d を中心にして掻落し片支持突片11b が付着物の掻落し
動作時に撓みやすいようにし、さらに、隣接する各支持
突片11b,11b 間に、掻落された付着物が堆積した場合に
も、各支持突片11b の撓み動作が良好に確保できるよう
にしている。
【0015】11e は、回転体11の中心部に設けた回転軸
挿通筒、11f は、同回転軸挿通筒11e に形成したキー
溝、17はキーである。
【0016】また、掻落し片12は、図4に示すように、
基部12a を掻落し片支持突片11b の先端部11c に埋設し
て、先端部12b を同支持突片11b の外周面より突出させ
ている。12c は基部12a より横方向に張出し状に形成し
た剥離防止用係止片であり、同係止片12c により基部12
a が掻落し片支持突片11b より剥離しないようにしてい
る。
【0017】また、掻落し片12は、セラミックス、超硬
合金、及び高硬度の高分子樹脂(例えば、ジュラコン、
テトラフルオロエレチン、エンジニアリングプラスチッ
クス)等の硬質素材により形成して、同掻落し片12の摩
耗を少なくして、寿命を長くしている。
【0018】上記のような構成により、以下のような作
用効果が生起される。
【0019】すなわち、本実施例では回転体11を回転さ
せて、同回転体11の外周面に配設した掻落し片12により
ベルト面に付着した付着物を掻落すことができ、掻落し
た付着物が回転体11の外周面、特に掻落し片支持突片11
b に付着した場合にも、同支持突片11b は弾力性を有し
ているために、付着物の掻落し開始時には撓みを生じ、
付着物の掻落し終了時には撓み状態から復元方向に逆に
撓みを生じるという変形動作をし、付着物は付着しても
すぐに振り落されて掻落し支持突片11b の表面に堆積す
ることがなく、掻落し片12が付着物により埋没状態にな
って掻落し機能を果さなくなるという不具合の発生を防
止できる。
【0020】この際、掻落し片支持突片11b は、断面形
状を、略逆T字状に形成して、先端部11c の円周方向の
幅W1を基部11d の円周方向の幅W2よりも幅広としている
ために、先端部11c への掻落し片12の取付けを確実に行
なえる。
【0021】しかも、基部11d を中心にして掻落し片支
持突片11b が付着物の掻落し動作時に撓みやすいように
して、弾性復元力を利用した効率のよい掻落し動作を行
なわせることができる。
【0022】さらには、隣接する各支持突片11b,11b 間
に、掻落された付着物が堆積した場合にも、各支持突片
11b,11b の基部11d,11d 間の間隔を広幅にしているため
に、各支持突片11b,11b の撓み動作を良好に確保するこ
とができ、この点からも付着物の掻落し効率を良くする
ことができる。
【0023】次に、上記した付着物除去装置Aの回転体
1の他の実施例について、図5及び図6を参照しながら
説明する。
【0024】すなわち、回転体11は、図5に示すよう
に、図3の回転体11と同様に形成した回転分割体16を、
回転軸10に複数個同軸的に配設して形成している。
【0025】このようにして、回転分割体16の個数を増
減させて、回転体11の幅をベルト本体1の幅に適応させ
て、同ベルト本体1の付着物除去を確実に行なうことが
できるようにしている。18は止め板である。
【0026】この際、隣接する各回転分割体16は、図6
に示すように、掻落し片12が千鳥状となるように接続し
て、各掻落し片12による掻落し効率が良好となるように
している。
【0027】また、付着物除去装置Aとベルトコンベア
Bは、別々に駆動することもでき、この場合にはベルト
コンベアBの駆動と同時に付着物除去装置Aを駆動する
ようにして、ベルトコンベアBの駆動停止時には、付着
物除去装置Aが駆動しないようにする。これは、付着物
除去装置Aのみを駆動させると、ベルト本体1を切断す
る虞れがあるからである。
【0028】また、本実施例では、付着物除去装置A
を、好ましい配設位置としてベルトコンベアBの駆動プ
ーリー2の直下方に配設したが、この位置に限られるも
のではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る付着物除去装置のベルトコンベア
への取付状態説明図。
【図2】回転体の一部切欠正面図。
【図3】同回転体の一部切欠側面図。
【図4】掻落し片の拡大断面図。
【図5】他の実施例としての回転体の一部切欠正面図。
【符号の説明】
A 付着物除去装置 B ベルトコンベア 10 回転軸 11 回転体 12 掻落し片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸10に弾性素材よりなる円柱状の回
    転体11を取付け、同回転体11の外周面に多数個の掻落し
    片12を配設したベルトコンベアの付着物除去装置であっ
    て、 回転体11を、筒状の回転体本体11a と、同回転体本体11
    a より放射状に伸延させて形成した多数個の掻落し片支
    持突片11b とから形成し、各掻落し片支持突片11b に掻
    落し片12を支持させたことを特徴とするベルトコンベア
    の付着物除去装置。
  2. 【請求項2】 回転体11を、回転軸10に複数個の回転分
    割体16を同軸的に配設して形成したことを特徴とする請
    求項1記載のベルトコンベアの付着物除去装置。
JP06715491A 1991-03-29 1991-03-29 ベルトコンベアの付着物除去装置 Expired - Lifetime JP3195802B2 (ja)

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JP2016020545A (ja) * 2014-07-14 2016-02-04 相川鉄工株式会社 洗浄装置及び洗浄方法

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