JPH0523760Y2 - - Google Patents

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JPH0523760Y2
JPH0523760Y2 JP19363887U JP19363887U JPH0523760Y2 JP H0523760 Y2 JPH0523760 Y2 JP H0523760Y2 JP 19363887 U JP19363887 U JP 19363887U JP 19363887 U JP19363887 U JP 19363887U JP H0523760 Y2 JPH0523760 Y2 JP H0523760Y2
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supporting leg
backrest
chair
leg
front supporting
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Description

【考案の詳細な説明】 《考案の目的》 〈目的達成の手段〉 本考案は折り畳み自在の椅子兼用踏台に関する
ものである。
〈従来技術とその問題点〉 従来から踏台ないしは脚立と、椅子とを兼用さ
せ、且つこれらが格納、運搬時に折り畳み自在に
できるようにしたものが存在する。例えば実公昭
55−21661号「脚立兼用折り畳み椅子」、実公昭55
−27485号「折畳み式椅子兼用踏台」、実公昭55−
31982号「折畳式椅子兼用踏台」等である。とこ
ろでこれらは殆ど支脚の組み合わせ形状は側面か
ら見てX型形状やA型形状を基本として折り畳み
自在としており、椅子と踏台との兼用機能から言
えば双方の機能を完全に満足させているとは言い
難い。例えば側方から見てX型形状を成す支脚の
場合、荷重が支脚の交点に集中するから、踏台と
して利用する場合の安定感にいま一つ欠けるうら
みがあつた。勿論、実用上の耐荷重は充分に満足
していたとしても、この上に日常的に家庭の主婦
等が乗つて作業することを考慮すると、心理的に
よせ不安定感を抱かせることは好ましいものでは
なかつた。また椅子として用いる場合を考慮する
と双方の機能を満足させる形状から必然的に椅子
としては不自然な形態となりがちであつた。
〈開発を試みた技術的事項〉 本考案はこのような従来技術の問題点に鑑みな
されたものであつて、安定性に優れ且つ視覚的に
も充分な安定感をもたらし、また椅子として及び
踏台としての機能を共に満足させ得る新規な折り
畳み自在の椅子兼用踏台の開発を試みたものであ
る。
《考案の構成》 〈目的達成の手段〉 即ち本考案たる折り畳み自在の椅子兼用踏台
は、側面から見て互いに平行する前支脚及び背も
たれ部と、同じく側面から見て互いに平行する少
なくとも二段以上の踏板とにより、側面形状が平
行四辺形となるリンクを構成し、一方この平行四
辺形状を成す部分に対し、後支脚を前支脚側を上
方とし、背もたれ側を下方として、それらに対し
筋交状に回動自在に取り付け、且つ前記後支脚は
前支脚と背もたれ部との接続点間において上方側
にのみ屈曲自在に構成したことを特徴として成る
ものであり、もつて前記目的を達成しようとする
ものである。
〈実施例〉 以下本考案を図示の実施例に基づいて具体的に
説明する。符号1は本考案たる折り畳み自在の椅
子兼用踏台であつて、このものは左右一対の前支
脚2と側面から見てこのものに平行する左右一対
の杆状部3Aと、これを接続させる背もたれ杆3
Bとから成る。そしてこの背もたれ部3と前支脚
2とを接続するように互いに側面形状を水平方向
において平行にした踏板4が設けられる。この踏
板4は例えばスノコ状を成すものであり、一例と
して上下二段にわたつて形成される。勿論、踏板
4の形状はこの実施例のようなスノコ状でなくと
もよく、単純な平板状のものであつてもよい。尚
この踏板4を区別して説明する必要がある場合に
は、これらをそれぞれ上踏板4Aと下踏板4Bと
して説明する。また上踏板4Aにおいては後述す
るように折り畳み時における背もたれ部3におけ
る杆状部3Aとの干渉を防ぐために第6図に示す
ように一部切欠部5を設ける。そしてこれら前支
脚2、背もたれ部3及び二枚の踏板4、即ち上踏
板4A、下踏板4Bとは互いに接続点6において
回動自在に接続され、側面形状を平行四辺形状と
したリンクを構成する。勿論、前支脚2について
は平行四辺形状に構成したリンクより下方にその
前支脚2の下方が突出し、一方、背もたれ部3に
ついてはその上方の部分は同様に平行四辺形状に
構成されたリンクの後方において、これより上方
に突出した状態とする。尚、接続点6について
は、前支脚2と上踏板4Aとの接続点を6Aと
し、順次時計方向に接続点6B、接続点6C、接
続点6Dとなるように符号を付する。そして側面
から見て平行四辺形状のリンクに構成されたこれ
らの部材に対して後支脚7を組み合わせる。即ち
その組み合わせ態様は後支脚7の上端を前支脚2
側における接続点6Aに接続させ、一方、背もた
れ部3側を接続点6Cにおいて筋交状になるよう
に回動自在に取り付ける。そしてこの後支脚7は
後支脚上部8と後支脚下部9とが互いに前記接続
点6Aと接続点6Cとの間で上方側にのみ屈曲で
きるように中折点10を介して接続される。この
ような屈曲を許す構成としては後支脚上部8を断
面コ字型の例えば金属部材で構成し、その下方を
開放しておくことにより後支脚7が中折点10に
おいて上方側にのみ屈曲できるようにする。尚こ
の実施例では後支脚7を前支脚2と背もたれ部3
とに接続させるにあたり、これら前支脚2と背も
たれ部3と踏板4との接続点6を共通的に利用し
て筋交状に構成したが、要は一定形状の平行四辺
形状が維持できればよいから、後支脚7と前支脚
2及び背もたれ部3との接続点6については共通
させる必要はない。また踏板4についても必ずし
も二段に限定されるものではなく、二段以上のも
のであつても差し支えない。また第7図に示すよ
うに踏板4に加えて相似する平行四辺形状の部材
を上方部に組み合わせて肘掛部12を構成するこ
とも差し支えない。
本考案たる折り畳み自在の椅子兼用踏台1は以
上述べたような具体的な構成部材を具えたもので
あり、次のように用いられる。まず使用時の状態
を始発状態として説明すると、このものは第3図
に示すように後支脚7が後支脚上部8と後支脚下
部9とが直線状態となるように設定されている。
しかるときは接続点6Aと6Cの間の寸法設定が
決定されているから、平行四辺形状のリンクを構
成する前支脚2,背もたれ部3、上踏板4A、下
踏板4Bとは互いに位置関係が固定された状態と
なる。従つてこの状態で例えば踏台として用い、
あるいは椅子として用いるものである。特に踏板
4が二段となつているから、例えば踏台として用
いる場合も最上段に上るまでのステツプとしても
下踏板4Bを利用することができるほか、下踏板
4B、上踏板4Aを使い分けることにより作業高
さに合つた位置が選べ、優れた使い勝手が得られ
る。また椅子として使用する場合には通常上踏板
4Aに座るのであるが、例えば幼児等が座つた場
合でも足は下踏板4Bが足掛部になり、幼児等の
使用にも適する。このような状態から更に折り畳
み操作を行う場合には後支脚7の中折点10を上
方に折り曲げるようにするだけでよい。しかると
きは第4図に示すように接続点6Aと接続点6C
との間隔が移動できるようになり、その結果平行
四辺形状のリンクを構成している前支脚2と背も
たれ部3は互いに重なり合うように平行移動しな
がら接近し、最終的に第5図に示すような折り畳
み状態が得られる。
《考案の効果》 本考案は以上述べたような構成を有するもので
あり、前支脚2と背もたれ部3と踏板4とによつ
て、側面から見ていわゆる平行四辺形状のリンク
を構成するとともに後支脚7をこれらに対して筋
交状になるように組み合わせたものであるから、
下端部における前支脚2と後支脚7との開放寸法
が充分に確保でき、極めて安定性の高い折り畳み
自在の椅子兼用踏台1が得られる。また後支脚7
の中折点10において屈曲できるように構成され
ているから、簡単な操作の下に格納時において極
めてコンパクトな態様に折り畳むことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の折り畳み自在の椅子兼用踏台
を示す斜視図、第2図は同上正面図、第3図は同
上側面図、第4図は同上折り畳み途中の状態を示
す側面図、第5図は同上折り畳んだ状態を示す側
面図、第6図は上踏板に設けられた切欠部を拡大
して示す斜視図、第7図は他の実施例を示す骨格
的側面図である。 1……椅子兼用踏台、2……前支脚、3……背
もたれ部、3A……杆状部、3B……背もたれ
杆、4……踏板、4A……上踏板、4B……下踏
板、5……切欠部、6,6A,6B,6C,6D
……接続点、7……後支脚、8……後支脚上部、
9……後支脚下部、10……中折点、12……肘
掛部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側面から見て互いに平行する前支脚及び背もた
    れ部と、同じく側面から見て互いに平行する少な
    くとも二段以上の踏板とにより、側面形状が平行
    四辺形となるリンクを構成し、一方この平行四辺
    形状を成す部分に対し、後支脚を前支脚側を上方
    とし、背もたれ側を下方として、それらに対し筋
    交状に回動自在に取り付け、且つ前記後支脚は前
    支脚と背もたれ部との接続点間において上方側に
    のみ屈曲自在に構成したことを特徴とする折り畳
    み自在の椅子兼用踏台。
JP19363887U 1987-12-21 1987-12-21 Expired - Lifetime JPH0523760Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19363887U JPH0523760Y2 (ja) 1987-12-21 1987-12-21

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JP19363887U JPH0523760Y2 (ja) 1987-12-21 1987-12-21

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Publication Number Publication Date
JPH0197000U JPH0197000U (ja) 1989-06-28
JPH0523760Y2 true JPH0523760Y2 (ja) 1993-06-17

Family

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JP19363887U Expired - Lifetime JPH0523760Y2 (ja) 1987-12-21 1987-12-21

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