JPH0523733U - 電線管の端部の防水仕舞い構造 - Google Patents

電線管の端部の防水仕舞い構造

Info

Publication number
JPH0523733U
JPH0523733U JP6763591U JP6763591U JPH0523733U JP H0523733 U JPH0523733 U JP H0523733U JP 6763591 U JP6763591 U JP 6763591U JP 6763591 U JP6763591 U JP 6763591U JP H0523733 U JPH0523733 U JP H0523733U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bushing
conduit
cable
cap
electric wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6763591U
Other languages
English (en)
Inventor
達也 鈴木
利典 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP6763591U priority Critical patent/JPH0523733U/ja
Publication of JPH0523733U publication Critical patent/JPH0523733U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Cable Accessories (AREA)
  • Insulating Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ばらつきのない安定した確実な防水処理をす
る。 【構成】 金属の電線管1にケーブル6を挿通する。外
周面がテーパー面8となったテーパー筒状のブッシング
9を細径部側を先にして電線管1の端部に挿着してブッ
シング9の外周のテーパー面8を電線管1の端縁に密着
させる。ブッシング9の内部の貫通孔10に上記ケーブ
ル6を挿通する。ブッシング9の上から電線管1の端部
に有底筒状のキャップ11を被嵌するように取り付け
る。キャップ11の内面に設けた傾斜面12にてブッシ
ング9の端部を押圧する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、水中に照明器具を取り付けたりする場合にケーブルを通す電線管の 端部を防水的に仕舞う構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電線管1の端部を仕舞う場合、図5に示すように電線管1の端部を躯体 2に挿通し、躯体2の両側で電線管1の雄ねじ部3に一対のナット4,5を螺合 して躯体2に電線管1を固定し、電線管1にケーブル6を挿通し、そして防水的 に仕舞うために電線管1の端部を覆うようにコーキング材7を詰めてある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、コーキング材7を詰めて防水処理する場合、工事担当者ごとに処理 ばらつきがあって、防水が不確実である。この防水処理が不確実であった場合、 金属の電線管の内部が浸水して錆び、耐久性が低下するという問題がある。 本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであって、本考案の目的とするとこ ろはばらつきのない安定した確実な防水処理ができる電線管の端部の防水仕舞い 構造を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案電線管の端部の防水仕舞い構造は、金属の電 線管1にケーブル6を挿通し、外周面がテーパー面8となったテーパー筒状のブ ッシング9を細径部側を先にして電線管1の端部に挿着してブッシング9の外周 のテーパー面8を電線管1の端縁に密着させ、ブッシング9の内部の貫通孔10 に上記ケーブル6を挿通し、ブッシング9の上から電線管1の端部に有底筒状の キャップ11を被嵌するように取り付け、キャップ11の内面に設けた傾斜面1 2にてブッシング9の端部を押圧した。
【0005】
【作用】
テーパー筒状のブッシング9を電線管1の端部に挿着すると共に電線管1の端 部に被嵌したキャップ11の傾斜面12にてブッシング9の端部を押圧したこと により、ブッシング9を押し込むように外周面のテーパー面8を電線管1の端縁 に強く密着させてシールでき、またブッシング9の貫通孔10とケーブル6とを 隙間なく密着させてシールできるものであって、防水処理が確実にできると共に 施工者によらずばらつきのない安定した確実な防水処理ができる。
【0006】
【実施例】
図2に示すように水中13に設けられる躯体2には収納凹部14を設けてあり 、収納凹部14に照明器具15を配設してある。躯体2内には金属の電線管1を 挿通してあり、電線管1の端部を収納凹部14の奥壁2aに挿通してある。電線 管1の端部の外周面には雄ねじ部3を設けてあり、奥壁2aの両側で雄ねじ部3 に一対のナット4,5を螺合してあり、一対のナット4,5で奥壁2aを挟持す ることにより電線管1の端部を奥壁2aに取り付けてある。図1に示すようにブ ッシング9は弾性体にてテーパー筒状に形成されており、外周面がテーパー面8 になると共に中心に貫通孔10を有している。キャップ11は有底筒状に形成さ れ、内周に雌ねじ部17を穿設してあり、雌ねじ部17の奥部に傾斜面12を形 成してあり、キャップ11の頭部に透孔18を穿孔してある。上記電線管1には ケーブル6が挿通され、電線管1の端部から引き出したケーブル6がブッシング 9の貫通孔10に挿通されると共にキャップ11の透孔18に挿通されている。 そしてこのブッシング9が電線管1の端部に挿着され、キャップ11がブッシン グ9の上から電線管1の端部に被嵌され、雌ねじ部17を雄ねじ部3に螺合する ことにより締め付けてキャップ11が取り付けられる。このキャップ11の取り 付けにて傾斜面12にてブッシング9の端部が押されてブッシング9の外周面の テーパー面8が電線管1の端縁に強く密着してシールされると共にブッシング9 の貫通孔10がケーブル6に隙間なく密着してシールされる。ケーブル6の端部 は照明器具15に接続される。また上記実施例の場合、金属の電線管1の端部を 躯体2の奥壁2aにナット4,5にて固定してあるため電線管1が躯体2を介し て接地できる。
【0007】 次に図3、図4に示す実施例について述べる。本実施例の場合、電線管1の端 部に雄ねじ部がない。電線管1の端部は躯体2の奥壁2aに挿通され、この電線 管1を挿通した部分にコーキング材7を詰めてシールしてある。電線管1の端部 の外周には固定金具19を巻き付けてあり、固定金具19を固定ねじ20の締め 付けにて固定してある。この固定金具19に外方に突出するように設けた取り付 け座21には雌ねじ孔22を穿孔してある。有底筒状のキャップ11の外周には ボルト挿通孔23を穿孔してある。ケーブル6を貫通孔10に挿通したブッシン グ9が上記実施例と同様に電線管1の端部に挿着され、キャップ11がブッシン グ9の上から被嵌される。キャップ11のボルト挿通孔23から取り付けボルト 24が挿通され、取り付けボルト24の先端が固定金具19の雌ねじ孔22に螺 合され、取り付けボルト24を締め付けることによりブッシング9の端部を傾斜 面12にて押し付けられる。この場合もブッシング9が押されることによりブッ シング9の外周面のテーパー面8が電線管1の端縁に強く密着してシールされる と共にブッシング9の貫通孔10がケーブル6に隙間なく密着してシールされる 。
【0008】
【考案の効果】
本考案は上述のように外周面がテーパー面となったテーパー筒状のブッシング を細径部側を先にして電線管の端部に挿着してブッシングの外周のテーパー面を 電線管の端縁に密着させ、ブッシングの内部の貫通孔に上記ケーブルを挿通し、 ブッシングの上から電線管の端部に有底筒状のキャップを被嵌するように取り付 け、キャップの内面に設けた傾斜面にてブッシングの端部を押圧しているので、 ブッシングを押し込むように外周面のテーパー面を電線管の端縁に強く密着させ てシールできると共にブッシングの貫通孔とケーブルとを隙間なく密着させてシ ールできるものであって、ばらつきのない安定した確実な防水処理ができるもの であり、確実な防水処理ができることにより電線管の内部を浸水から保護できて 耐久性を向上できるものであり、また確実な防水処理ができるため環境条件の厳 しい場所にも施工できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の一部省略断面図である。
【図2】同上の全体の構造を示す一部省略概略断面図で
ある。
【図3】同上の他の実施例の一部省略断面図である。
【図4】同上の固定金具の斜視図である。
【図5】従来例の一部省略断面図である。
【符号の説明】
1 電線管 6 ケーブル 8 テーパー面 9 ブッシング 10 貫通孔 11 キャップ 12 傾斜面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属の電線管にケーブルを挿通し、外周
    面がテーパー面となったテーパー筒状のブッシングを細
    径部側を先にして電線管の端部に挿着してブッシングの
    外周のテーパー面を電線管の端縁に密着させ、ブッシン
    グの内部の貫通孔に上記ケーブルを挿通し、ブッシング
    の上から電線管の端部に有底筒状のキャップを被嵌する
    ように取り付け、キャップの内面に設けた傾斜面にてブ
    ッシングの端部を押圧して成る電線管の端部の防水仕舞
    い構造。
JP6763591U 1991-08-27 1991-08-27 電線管の端部の防水仕舞い構造 Withdrawn JPH0523733U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6763591U JPH0523733U (ja) 1991-08-27 1991-08-27 電線管の端部の防水仕舞い構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6763591U JPH0523733U (ja) 1991-08-27 1991-08-27 電線管の端部の防水仕舞い構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0523733U true JPH0523733U (ja) 1993-03-26

Family

ID=13350650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6763591U Withdrawn JPH0523733U (ja) 1991-08-27 1991-08-27 電線管の端部の防水仕舞い構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0523733U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102205819A (zh) * 2010-03-30 2011-10-05 比特硕尼克株式会社 车载附件的固定件及利用了该固定件的车载附件安装方法
KR20190131950A (ko) * 2018-05-18 2019-11-27 박득재 전선관내 결로발생의 방지 및 기밀유지용 차단캡

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102205819A (zh) * 2010-03-30 2011-10-05 比特硕尼克株式会社 车载附件的固定件及利用了该固定件的车载附件安装方法
JP2011207339A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Beat Sonic:Kk 車載アクセサリの固定具、及び当該固定具による車載アクセサリの取付方法
KR20190131950A (ko) * 2018-05-18 2019-11-27 박득재 전선관내 결로발생의 방지 및 기밀유지용 차단캡

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0523733U (ja) 電線管の端部の防水仕舞い構造
JPS5825697Y2 (ja) ボツクストデンセンカンノセツゾクソウチ
JPS6236381Y2 (ja)
JPS6230248Y2 (ja)
JPS6133486U (ja) コ−ドホルダ
JPS6141414Y2 (ja)
JPH0672286U (ja) ケーブルの防水構造
JPS642488Y2 (ja)
JPH01119177U (ja)
JPS589462Y2 (ja) 電線導入部防水構造
JPS60174086U (ja) 高周波同軸コネクタ−
JPS5842218Y2 (ja) 鉄道車輌用ツナギ箱
JPH0218396Y2 (ja)
JPS622317U (ja)
JPH0637690U (ja) 管継手
JPH0377385U (ja)
JPH0310486U (ja)
JPS5825890U (ja) 鉛管用継手
JPS63164329U (ja)
JPS6317464U (ja)
JPH0465895U (ja)
JPH046179U (ja)
JPS58149027U (ja) ワイヤ−ア−マ−ドケ−ブル用コネクタ
JPH023130U (ja)
JPH0233483U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19951102