JPH0672286U - ケーブルの防水構造 - Google Patents

ケーブルの防水構造

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JPH0672286U
JPH0672286U JP1351893U JP1351893U JPH0672286U JP H0672286 U JPH0672286 U JP H0672286U JP 1351893 U JP1351893 U JP 1351893U JP 1351893 U JP1351893 U JP 1351893U JP H0672286 U JPH0672286 U JP H0672286U
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waterproof
screw
case
packing
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聡 佐々木
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Rhythm Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防水構造を小さくして小スペース化が可能と
なり、且つ、組立て工数が減少し、ケーブルの向け抜け
防止も同時に可能となる防水構造を提供する。 【構成】 ケースに一体に設けられ内部にケーブルが挿
通され且つ雌ネジ部が形成された円筒部と、内部にケー
ブルを挿通できる円筒状に形成され円筒部の雌ネジ部に
螺着される雄ネジ部を有し基端に径方向の外方向に突設
された外フランジおよび径方向の内方向に突設された内
フランジとを有する防水ネジと、ケーブルの外周に固着
されたケーブル金具と、円筒部の先端部とケーブル金具
の一端側および防水ネジの先端部との間に介装された第
1ワッシャと、ケーブル金具他端側と防水ネジの内フラ
ンジとの間に順次介装された第2ワッシャおよびケーブ
ルパッキンと、円筒部の基端部と防水ネジの外フランジ
との間に介装された防水ネジパッキンとにより、防水構
造が構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、防水カメラに施される防水構造に関し、特にケースの内部 から外部に取り出されるケーブルとケースとの間の防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般の防水カメラでは、ケースの内部から外部に取り出されるケーブルとケー スとの間には防水構造が設けられており、例えば、図2に示すような防水構造と なっていた。図2中、33は防水カメラ31のケース、35はケースの内部に設 けられた内壁、37は画像信号をカメラ本体から画像表示装置へ送るための接続 コードや電源用のケーブルを示す。
【0003】 すなわち、防水カメラ31のケーブル37は、ケース33のネジ穴33aを通 じて内部に引出され、ケース33の内部では内壁35を貫通し、結束バンド39 およびケーブル押え41により内壁35に取付けられている。
【0004】 上記ケース33のネジ穴33aには、軸方向に挿通穴43aを有し先端外周部 に雄ネジ部を有する第1ネジ体43が螺着されている。この場合、ケース33と 第1ネジ体43のフランジ部43bとの間には第1パッキン45が介装され、第 1ネジ体43を上記ネジ穴33aに螺着する際に第1パッキン45によりケース 33と第1ネジ体43との間の防水が行なわれる。
【0005】 また、第1ネジ体43の挿通穴43aの先端部には内方に突き出す鍔部43c を有し、挿通穴43aの基端部には雌ネジ部が設けられており、この雌ネジ部に は軸方向に挿通穴47aを有する第2ネジ体47が螺着されている。この場合、 第2ネジ体47の先端部と上記第1ネジ体43の鍔部43cとの間には第2パッ キン49とワッシャ51が介装されている。第2パッキン49は上記ケーブル3 7が圧着して挿通できる孔を備え、この孔内にケーブル37を挿通して第2ネジ 体47を第1ネジ体43の雌ネジ部に螺着することにより、ケーブル37と第1 ネジ体43および第2ネジ体47との間の防水が行なわれる構造となっている。
【0006】 さらに、上記内壁35の内側では、ケーブル37が結束バンド39およびケー ブル押え41により内壁35に取付けられており、特にケーブル押え41により 、ケーブル37を引張ってもケーブル37がケース33から抜けることのないよ うに固定された構造となっている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の防水構造においては、ケースのケーブル挿通穴 とケーブルとの間の防水が第1ネジ体と第2ネジ体の2つのネジ体を用いて行な われる構造となっていたので、防水構造が大型化し大きなスペースが必要となる とともに、組立て工数が増大する不具合があった。また、ケーブル押えによりケ ーブルの抜け防止を行なう構造となっていたので、ケース内に内壁を設け、この 内壁にケーブルを取付けなければならないため、ケース内部のスペースを小型化 できなかった。
【0008】 そこで、本考案は、ケースとケーブルとの防水構造を小さくすることができ小 スペース化が可能となり、且つ、ケーブル金具を潰すだけで抜け防止が可能とな り、組立て工数を削減可能な防水構造を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の防水構造は、ケースの内部から外部へ引出されるケーブルと前記ケー スとの間に設けられる防水構造であって、前記ケースに一体に設けられ内部に前 記ケーブルが挿通され且つ雌ネジ部が形成された円筒部と、内部に前記ケーブル が挿通される円筒状に形成され前記円筒部の雌ネジ部に螺着される雄ネジを有し 基端に径方向の外方向に突設された外フランジおよび径方向の内方向に突設され た内フランジとを有する防水ネジと、前記ケーブルの外周に固着されたケーブル 金具と、前記円筒部の先端部と前記ケーブル金具の一端側および防水ネジの先端 部との間に介装された第1ワッシャと、前記ケーブル金具の他端側と防水ネジの 内フランジとの間に介装された第2ワッシャ、およびケーブルパッキンと、前記 円筒部の基端部と防水ネジの外フランジとの間に介装された防水ネジパッキンと により、防水構造が構成されている。
【0010】
【作用】
このような防水構造においては、防水ネジの雄ネジ部を円筒部の雌ネジ部に螺 着してねじ込むことにより、防水ネジパッキンおよびケーブルパッキンが僅かに 軸方向につぶれ、防水ネジパッキンによりケースと防水ネジとの隙間からの水の 侵入が防止され、これと同時に、ケーブルパッキンによりケーブルを伝わってく る水の侵入が防止される。
【0011】 また同時に、ケーブルに取付けられたケーブル金具両端が第1ワッシャと第2 ワッシャとによって係止されるので、ケーブル金具が円筒部および防水ネジの内 部に固定されることになり、ケースからケーブルが抜けることが確実に防止でき る。
【0012】 したがって、ネジ体が1つで済むので、従来のような2つのネジ体が必要とな る場合に比べて、防水構造が小形化し狭いスペースでも設けることが可能となる 。
【0013】 また、防水ネジをケースにねじ込んで取付けるだけで、ケースと防水ネジとの 隙間の防水やケーブルを伝わってくる水の侵入を防止できると同時に、ケースに ケーブルが固定できるので、防水とケーブルの固定を同時に行なうことが可能と なり、従来のような2つのネジ体やケーブル押えの取付け作業が不要となり、組 立て工数が削減できる。
【0014】
【実施例】
以下に、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。図1は本実施例の防水カ メラの防水構造を示す要部の縦断面図であり、図1中、1は防水カメラ、3はカ メラケース、5はケーブル、7はケーブル5の外周に固着されたケーブル金具を 示している。
【0015】 上記ケース3には、円筒状で先端部が外方に膨出し、基端部がケース3内に突 出したケーブル取出し部(円筒部)9が一体に設けられている。このケーブル取 出し部9の先端部にはケーブル5の挿通穴9aが設けられ、この挿通穴9aを通 じてケース3内から外部にケーブル5が取出されている。また、上記ケース3の ケーブル取出し部9の内周面には所要長の雌ネジ部9Aが設けられ、この雌ネジ 部9Aには防水ネジ11が螺着されている。
【0016】 上記防水ネジ11は、上記ケーブル取出し部9の内部に挿入できる外径で、且 つ、所要間隔を保って上記ケーブル5を挿通できる内径で円筒状に形成され、こ の円筒部11aの外周には上記ケーブル取出し部9の雌ネジ部9Aに螺合する雄 ネジ部11Aが設けられている。また、防水ネジ11の円筒部11aの基端部に は、径方向外方に向けて突設された外フランジ13と、径方向内方に向けて突設 された内フランジ15とが一体に設けられている。
【0017】 上記ケーブル金具7は、上記ケーブル取出し部9および防水ネジ11の円筒部 11aよりも短い軸長寸法に形成され、カシメによりケーブル5に食い込むよう にケーブル5外周に固着され、ケーブル5の外周面から僅かに突出している。
【0018】 上記ケーブル取出し部9内であって、ケーブル取出し部9と、防水ネジ11の 先端およびケーブル金具7の一端側との間には第1ワッシャ17が設けられてい る。また、防水ネジ11の円筒部11a内であって、ケーブル金具7の他端側と 、防水ネジ11の内フランジ15との間には、第2ワッシャ19とケーブルパッ キン21とが順次軸方向に介装されている。さらに、ケーブル取出し部9の基端 部と防水ネジ11の外フランジ13との間には防水ネジパッキン23が介装され た構造となっている。この場合、ケーブル金具7がケーブル5外表面から僅かに 突出しているので、第1ワッシャ17がケーブル金具7の一端側と、第2ワッシ ャ19がケーブル金具7の他端側と係止している。
【0019】 このような防水カメラ1の防水構造においては、防水ネジ11の雄ネジをケー ブル取出し部9の雌ネジ部に螺着してねじ込むと、防水ネジパッキン23および ケーブルパッキン21が僅かに軸方向につぶれ、防水ネジパッキン23によりケ ース3と防水ネジ11との隙間からの水の侵入が防止され、これと同時に、ケー ブルパッキン21によりケーブル5を伝わってくる水の侵入が防止される。
【0020】 また同時に、ケーブル5に取付けられたケーブル金具7の両端が第1ワッシャ 17と第2ワッシャ19とによって係止されるので、ケーブル金具7がケーブル 取出し部9および防水ネジ11の内部に固定されることになり、ケース3からケ ーブル5が抜けることを防止できる。
【0021】 したがって、本実施例では、1つのネジ体で済むので、従来のような2つのネ ジ体が必要となる場合に比べて、防水構造が小形化し狭いスペースでも設けるこ とが可能となる。また、防水ネジをケースにねじ込んで取付けるだけで、ケース と防水ネジとの隙間の防水やケーブルを伝わってくる水の侵入を防止できると同 時に、ケースにケーブルが固定されるので、防水とケーブルの固定を同時に行な うことが可能となり、従来のような内壁にケーブル押えによりケーブルを螺着し たり、2個のパッキンを2個のネジ体により別個に固定することが不要となり、 組立て工数が削減できる。
【0022】 以上のように、本考案を防水カメラに実施した例について説明したが、本考案 は防水カメラに限られずに、ケースとケーブルの防水構造を必要とするもの一般 に適用することができるものである。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、ネジ体としては防水ネジだけで済むので 、ネジ体が1つとなり、従来のような2つのネジ体が必要となる場合に比べて、 防水構造が小形化し狭いスペースでも設けることが可能となる。また、防水ネジ をケースにねじ込んで取付けることにより、ケースと防水ネジとの隙間の防水や ケーブルを伝わってくる水の侵入を防止できると同時に、2枚のワッシャ間にケ ーブル金具をカシメにより固定し、各ワッシャを防水ネジの螺合によって軸方向 に移動しないように固定できるので、防水とケーブルの固定を同時に行なうこと が可能となり、従来のような2つのネジ体や結束バンドの取付け作業が不要とな り、組立て工数が削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係り、防水構造を示す縦断
面図である。
【図2】従来の防水構造を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 防水カメラ 3 ケース 5 ケーブル 7 ケーブル金具 9 円筒部 11 防水ネジ 13 外フランジ 15 内フランジ 17 第1ワッシャ 19 第2ワッシャ 21 ケーブルパッキン 23 防水ネジパッキン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケースの内部から外部へ引出されるケー
    ブルと前記ケースとの間に設けられる防水構造あって、 前記ケースに一体に設けられ内部に前記ケーブルが挿通
    され且つ雌ネジ部が形成された円筒部と、 内部に前記ケーブルが挿通される円筒状に形成され前記
    円筒部の雌ネジ部に螺着される雄ネジを有し基端に径方
    向の外方向に突設された外フランジおよび径方向の内方
    向に突設された内フランジとを有する防水ネジと、 前記ケーブルの外周に固着されたケーブル金具と、 前記円筒部の先端部と前記ケーブル金具の一端側および
    防水ネジの先端部との間に介装された第1ワッシャと、 前記ケーブル金具の他端側と防水ネジの内フランジとの
    間に介装された第2ワッシャ、およびケーブルパッキン
    と、 前記円筒部の基端部と防水ネジの外フランジとの間に介
    装された防水ネジパッキンとにより、防水構造を構成し
    たことを特徴とするケーブルの防水構造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013096160A (ja) * 2011-11-02 2013-05-20 Kurimoto Ltd 止水機構
JP2014164013A (ja) * 2013-02-22 2014-09-08 Panasonic Corp 表示装置と、それを搭載した移動装置
JP2016226172A (ja) * 2015-05-29 2016-12-28 日星電気株式会社 ケーブルの防水構造
KR20210001866U (ko) * 2020-02-11 2021-08-19 강태선 방폭형 배풍기의 전선 커넥터

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JPS5542310U (ja) * 1978-09-11 1980-03-18

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