JPH0523701Y2 - - Google Patents
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- JPH0523701Y2 JPH0523701Y2 JP1834487U JP1834487U JPH0523701Y2 JP H0523701 Y2 JPH0523701 Y2 JP H0523701Y2 JP 1834487 U JP1834487 U JP 1834487U JP 1834487 U JP1834487 U JP 1834487U JP H0523701 Y2 JPH0523701 Y2 JP H0523701Y2
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- screw
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 15
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Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、ベランダやバルコニー等の床材、特
に表裏いずれの面も使用することのできる床材に
関する。
に表裏いずれの面も使用することのできる床材に
関する。
(従来の技術)
従来、この種床材としては、例えば実公昭55−
27785号公報に所載のものがある。この床材は、
複数個の中空の板状体が間隔をおいて隣設され、
相隣る板状体の相対向する壁面間に連結板が形成
され、これら壁面と連結板とで形成される表裏い
ずれか一方の凹溝部に溝型カバーが嵌着されてな
るもので、前記連結板に挿着された固定具の頭部
を溝型カバーにより覆い隠すとともに板面が面一
となるように図つている。
27785号公報に所載のものがある。この床材は、
複数個の中空の板状体が間隔をおいて隣設され、
相隣る板状体の相対向する壁面間に連結板が形成
され、これら壁面と連結板とで形成される表裏い
ずれか一方の凹溝部に溝型カバーが嵌着されてな
るもので、前記連結板に挿着された固定具の頭部
を溝型カバーにより覆い隠すとともに板面が面一
となるように図つている。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記床材にあつては、固定具を
挿着するための凹溝部と、この凹溝部を閉塞する
ための溝型カバーとを必要としているものである
から、その分コスト高となるといつた問題があつ
た。また、溝型カバーが合成樹脂で成形されたも
のであると、例えば太陽光の直射による温度上昇
で成形歪が緩和され、このため溝型カバーが変形
し、凹溝部から溝型カバーが浮いたり外れたりし
て、これに足等を引つ掛けて怪我をする等安全性
にも問題があつた。さらに、凹溝部と溝型カバー
との隙間にごみが溜まり易く、長期にわたつて美
観を保つことができないといつた問題もあつた。
挿着するための凹溝部と、この凹溝部を閉塞する
ための溝型カバーとを必要としているものである
から、その分コスト高となるといつた問題があつ
た。また、溝型カバーが合成樹脂で成形されたも
のであると、例えば太陽光の直射による温度上昇
で成形歪が緩和され、このため溝型カバーが変形
し、凹溝部から溝型カバーが浮いたり外れたりし
て、これに足等を引つ掛けて怪我をする等安全性
にも問題があつた。さらに、凹溝部と溝型カバー
との隙間にごみが溜まり易く、長期にわたつて美
観を保つことができないといつた問題もあつた。
(問題点を解決するための手段)
本考案に係る床材は、上面板と下面板とを有
し、該上面板と下面板との相対向する面にそれぞ
れ長手方向に沿うネジ支持溝が対設された中空の
板状体と、該板状体敷設時に前記上面板もしくは
下面板に開設されるネジ挿通孔を閉塞する孔閉塞
部材とからなるものである。
し、該上面板と下面板との相対向する面にそれぞ
れ長手方向に沿うネジ支持溝が対設された中空の
板状体と、該板状体敷設時に前記上面板もしくは
下面板に開設されるネジ挿通孔を閉塞する孔閉塞
部材とからなるものである。
(作用)
本考案の作用を、本考案の一実施例を示す図を
参照して説明する。
参照して説明する。
板状体1を根太(図示省略)上に、ネジ支持溝
13,14と根太が一致するようにして載置す
る。次に、上面板11にネジ支持溝13に沿つて
適数のネジ挿通孔15……を、例えばホルソー等
の工具で開設する。そして、そのネジ挿通孔15
から固定用ネジ3……を板状体1内に差し入れる
とともに、固定用ネジ3……の先端部を下面板1
2のネジ支持溝14にあてがい、ドライバー等の
工具をネジ挿通孔15……から差し込んで該固定
用ネジ3……を回し、締め付ける。総ての固定用
ネジ3……を取り付けたならば、最後にネジ挿通
孔15……に孔閉塞部材2を挿着し、該ネジ挿通
孔15……を閉塞し、敷設作業を完了する。
13,14と根太が一致するようにして載置す
る。次に、上面板11にネジ支持溝13に沿つて
適数のネジ挿通孔15……を、例えばホルソー等
の工具で開設する。そして、そのネジ挿通孔15
から固定用ネジ3……を板状体1内に差し入れる
とともに、固定用ネジ3……の先端部を下面板1
2のネジ支持溝14にあてがい、ドライバー等の
工具をネジ挿通孔15……から差し込んで該固定
用ネジ3……を回し、締め付ける。総ての固定用
ネジ3……を取り付けたならば、最後にネジ挿通
孔15……に孔閉塞部材2を挿着し、該ネジ挿通
孔15……を閉塞し、敷設作業を完了する。
(実施例)
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
する。
本考案の床材は、図に示すように、上面板11
と下面板12とを有し、該上面板11と下面板1
2との相対向する面11a,12aにそれぞれ長
手方向に沿うネジ支持溝13、14が対設された
中空の板状体1と、該板状体1の敷設時に前記上
面板11もしくは下面板12に開設されるネジ挿
通孔15を閉塞する孔閉塞部材2とからなるもの
である。なお、図中の符号16は、上面板11と
下面板12との間の空間を仕切る隔壁である。
と下面板12とを有し、該上面板11と下面板1
2との相対向する面11a,12aにそれぞれ長
手方向に沿うネジ支持溝13、14が対設された
中空の板状体1と、該板状体1の敷設時に前記上
面板11もしくは下面板12に開設されるネジ挿
通孔15を閉塞する孔閉塞部材2とからなるもの
である。なお、図中の符号16は、上面板11と
下面板12との間の空間を仕切る隔壁である。
上記床材1は、例えば硬質塩化ビニル樹脂、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポ
リエステル等の合成樹脂、もしくはアルミニウム
等の軽金属等により押出成形で一体に形成され
る。ネジ支持溝13、14は、それぞれ上面板1
1、下面板12の各面11a,12aに、断面台
形の二本の平行な凸条13a,13a,14a,
14aを近接させて並設することにより形成され
ている。なお、ネジ支持溝13、14の構成はこ
れに限らず、例えば各面11a,12aに直接刻
設されていてもよい。
リエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポ
リエステル等の合成樹脂、もしくはアルミニウム
等の軽金属等により押出成形で一体に形成され
る。ネジ支持溝13、14は、それぞれ上面板1
1、下面板12の各面11a,12aに、断面台
形の二本の平行な凸条13a,13a,14a,
14aを近接させて並設することにより形成され
ている。なお、ネジ支持溝13、14の構成はこ
れに限らず、例えば各面11a,12aに直接刻
設されていてもよい。
一方、孔閉塞部材2は、前記ネジ挿通孔15よ
りもやや大きく形成された蓋部21と、この蓋部
21の下面外周縁部に添設された止水材22と、
蓋部21の下面から下方に等間隔で延設された複
数本(図示例では4本)の係止爪23……とから
構成されたものである。係止爪23……は、その
下端部外面側にネジ挿通孔15の内側周縁部(板
状体1の内方側の周縁部)と係合する係止突起2
3a……がそれぞれ設けられている。また、係止
爪23……の下端部は、前記ネジ挿通孔15の大
きさよりもやや大きく広げられている。そして、
このようになる係止爪23……を上方からネジ挿
通孔15内に強制的に嵌入させること、その下端
部の係止突起23a……がネジ挿通孔15を通過
すると同時にその弾性力で拡開してネジ挿通孔1
5の内側周縁部と係合し、これによつて孔閉塞部
材2がネジ挿通孔15にしつかりと挿着されるこ
ととなり、ネジ挿通孔15が該孔閉塞部材2の蓋
部21で閉塞されるとともに、止水材22で雨水
等が床材1の内部に浸入するのが阻止される。な
お、上記ネジ挿通孔15の大きさは、固定用ネジ
3……を取り付けるのに必要な工具を通すことの
できる程度の大きさとされる。孔閉塞部材2の形
状、つまり蓋部21の形状や係止爪23……の形
状および本数等は上記のものに限定されない。ま
た係止爪23……に代えて、例えば下端部がネジ
挿通孔15の内側周縁部と係合する膨大部となさ
れた弾性を有する柱状部材としてもよい。
りもやや大きく形成された蓋部21と、この蓋部
21の下面外周縁部に添設された止水材22と、
蓋部21の下面から下方に等間隔で延設された複
数本(図示例では4本)の係止爪23……とから
構成されたものである。係止爪23……は、その
下端部外面側にネジ挿通孔15の内側周縁部(板
状体1の内方側の周縁部)と係合する係止突起2
3a……がそれぞれ設けられている。また、係止
爪23……の下端部は、前記ネジ挿通孔15の大
きさよりもやや大きく広げられている。そして、
このようになる係止爪23……を上方からネジ挿
通孔15内に強制的に嵌入させること、その下端
部の係止突起23a……がネジ挿通孔15を通過
すると同時にその弾性力で拡開してネジ挿通孔1
5の内側周縁部と係合し、これによつて孔閉塞部
材2がネジ挿通孔15にしつかりと挿着されるこ
ととなり、ネジ挿通孔15が該孔閉塞部材2の蓋
部21で閉塞されるとともに、止水材22で雨水
等が床材1の内部に浸入するのが阻止される。な
お、上記ネジ挿通孔15の大きさは、固定用ネジ
3……を取り付けるのに必要な工具を通すことの
できる程度の大きさとされる。孔閉塞部材2の形
状、つまり蓋部21の形状や係止爪23……の形
状および本数等は上記のものに限定されない。ま
た係止爪23……に代えて、例えば下端部がネジ
挿通孔15の内側周縁部と係合する膨大部となさ
れた弾性を有する柱状部材としてもよい。
次に、上記のようになる床材の敷設方法につい
て説明する。
て説明する。
まず、板状体1を根太(図示省略)上に、ネジ
支持溝13,14と根太とが一致するようにして
載置する。次に、上面板11にネジ支持溝13に
沿つて適数のネジ挿通孔15……を、例えばホル
ソー等の工具で開設する。なお、ネジ挿通孔15
……は、板状体1を根太上に載置する前に予め開
設しておいてもよい。そして、そのネジ挿通孔1
5から固定用ネジ3……を板状体1内に差し入れ
るとともに、固定用ネジ3……の先端部を下面板
12のネジ支持溝14にあてがい、ドライバー等
の工具をネジ挿通孔15……から差し込んで該固
定用ネジ3……を回し、締め付ける。総ての固定
用ネジ3……を取り付けたならば、最後にネジ挿
通孔15……に孔閉塞部材2を前述したように取
り付けて該ネジ挿通孔15……を閉塞し、敷設作
業を完了する。以上、上面板11を上にして敷設
する場合について説明したが、下面板12を上に
して敷設する場合も全く同様である。また、板状
体1を敷設する際、根太とネジ支持溝13,14
とを一致させたが、根太とネジ支持溝13,14
とが交わるように板状体1を敷設してもよい。
支持溝13,14と根太とが一致するようにして
載置する。次に、上面板11にネジ支持溝13に
沿つて適数のネジ挿通孔15……を、例えばホル
ソー等の工具で開設する。なお、ネジ挿通孔15
……は、板状体1を根太上に載置する前に予め開
設しておいてもよい。そして、そのネジ挿通孔1
5から固定用ネジ3……を板状体1内に差し入れ
るとともに、固定用ネジ3……の先端部を下面板
12のネジ支持溝14にあてがい、ドライバー等
の工具をネジ挿通孔15……から差し込んで該固
定用ネジ3……を回し、締め付ける。総ての固定
用ネジ3……を取り付けたならば、最後にネジ挿
通孔15……に孔閉塞部材2を前述したように取
り付けて該ネジ挿通孔15……を閉塞し、敷設作
業を完了する。以上、上面板11を上にして敷設
する場合について説明したが、下面板12を上に
して敷設する場合も全く同様である。また、板状
体1を敷設する際、根太とネジ支持溝13,14
とを一致させたが、根太とネジ支持溝13,14
とが交わるように板状体1を敷設してもよい。
なお、板状体1の形状は上記したものに限定さ
れない。また、孔閉塞部材2の色と板状体1の色
とを異ならせておけば、該孔閉塞部材2が一種の
模様となり、装飾性を高めることができる。また
同様に、板状体1の上面板11と下面板12との
色を異ならせておけば、装飾性に富んだ床を得る
ことができる。
れない。また、孔閉塞部材2の色と板状体1の色
とを異ならせておけば、該孔閉塞部材2が一種の
模様となり、装飾性を高めることができる。また
同様に、板状体1の上面板11と下面板12との
色を異ならせておけば、装飾性に富んだ床を得る
ことができる。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案の床材は、従来の
ように取り付けのための凹溝と該凹溝を閉塞する
ための長尺のカバー材とが不要であるから、板状
体の形状が簡単なものとなり、その分コストの低
減化を図ることができる。また、板状体の表面は
平滑であるから、安全性に優れている。さらに、
表裏両面のいずれも使用することができるので、
一方の面が褪色したり、汚れたり、傷ついたりし
た場合には、裏返して使用することができ、長期
にわたつて美観に優れた床を得ることができる。
しかも、ネジ挿通孔を閉塞する孔閉塞部材は比較
的小さな部品であるから、例えば太陽光の直射に
よる温度上昇があつても、成形歪の緩和による変
形が小さく、したがつて、孔閉塞部材がネジ挿通
孔から浮いたり外れたりする虞れがない。
ように取り付けのための凹溝と該凹溝を閉塞する
ための長尺のカバー材とが不要であるから、板状
体の形状が簡単なものとなり、その分コストの低
減化を図ることができる。また、板状体の表面は
平滑であるから、安全性に優れている。さらに、
表裏両面のいずれも使用することができるので、
一方の面が褪色したり、汚れたり、傷ついたりし
た場合には、裏返して使用することができ、長期
にわたつて美観に優れた床を得ることができる。
しかも、ネジ挿通孔を閉塞する孔閉塞部材は比較
的小さな部品であるから、例えば太陽光の直射に
よる温度上昇があつても、成形歪の緩和による変
形が小さく、したがつて、孔閉塞部材がネジ挿通
孔から浮いたり外れたりする虞れがない。
図は本考案の床材の一実施例を示す部分斜視部
である。 1……板状体、11……上面板、12……下面
板、13,14……ネジ支持溝、2……孔閉塞部
材。
である。 1……板状体、11……上面板、12……下面
板、13,14……ネジ支持溝、2……孔閉塞部
材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 上面板と下面板とを有し、該上面板と下面板と
の相対向する面にそれぞれ長手方向に沿うネジ支
持溝が対設された中空の板状体と、 該板状体敷設時に前記上面板もしくは下面板に
開設されるネジ挿通孔を閉塞する孔閉塞部材とか
らなることを特徴とする床材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1834487U JPH0523701Y2 (ja) | 1987-02-10 | 1987-02-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1834487U JPH0523701Y2 (ja) | 1987-02-10 | 1987-02-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63127542U JPS63127542U (ja) | 1988-08-22 |
JPH0523701Y2 true JPH0523701Y2 (ja) | 1993-06-17 |
Family
ID=30811933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1834487U Expired - Lifetime JPH0523701Y2 (ja) | 1987-02-10 | 1987-02-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0523701Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4480425B2 (ja) * | 2004-03-09 | 2010-06-16 | ミサワホーム株式会社 | デッキ材 |
JP2023053839A (ja) * | 2021-10-01 | 2023-04-13 | 筑波国際交易有限会社 | 装飾ユニット |
-
1987
- 1987-02-10 JP JP1834487U patent/JPH0523701Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63127542U (ja) | 1988-08-22 |
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