JPH05236678A - 給電方式 - Google Patents

給電方式

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JPH05236678A
JPH05236678A JP4069188A JP6918892A JPH05236678A JP H05236678 A JPH05236678 A JP H05236678A JP 4069188 A JP4069188 A JP 4069188A JP 6918892 A JP6918892 A JP 6918892A JP H05236678 A JPH05236678 A JP H05236678A
Authority
JP
Japan
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power
power supply
loads
capacity
load
Prior art date
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Pending
Application number
JP4069188A
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English (en)
Inventor
Makoto Nakahara
誠 中原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Corp
Original Assignee
Tamura Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tamura Corp filed Critical Tamura Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 信頼性を維持しつつ、電力の容量を低減し、
電源の個数を減少させる電源バックアップ方式を提供す
る。 【構成】 電源1A〜1Cが逆流防止ダイオード5a、
6a1、6a2;5b、6b1、6b2;5c、6c
1、6c2を介して負荷2a〜2cに給電する。電源1
A〜1Cの容量は1台の電源が故障したときでも残りの
電源で負荷に給電可能な値に設定されている。全電源1
A〜1Cが正常なときそれぞれの電源は定格容量の範囲
内で余裕をもって給電する。電源の1台が故障すると他
の2台が定格容量で負荷を給電する。これにより、少な
い電源数、最小の最大容量で信頼性の高い給電が可能と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給電方式に関するもの
であり、特に、複数電源の1台が故障した時でも複数の
負荷に給電可能とする電源バックアップ方式に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば放送スタジオで使用する音声ミキ
サーのように、信頼性を高くして複数の機器を同時に使
用する場合には、各機器に給電するそれぞれの電源が故
障した場合に備えて、各機器に対応して設けられている
本来の電源の他に、各機器ごとにバックアップ用の電源
が設けてある。
【0003】図4は従来のこの種の電源バックアップ方
式の構成例を示す図である。この電源バックアップ方式
は信頼性を高めるため、同時に主電源が故障してもバッ
クアップ可能なように1台の主電源ごとにバックアップ
電源が設けられている。電源装置7aはそれぞれ独立し
た電源1aとバックアップ電源3aとからなり、電源1
aが逆流防止用ダイオード5aを介して負荷2aに接続
してあり、バックアップ電源3aが逆流防止用ダイオー
ド6aを介して負荷2aに接続してある。同様に、それ
ぞれ独立した電源1bとバックアップ電源3bからなる
電源装置7bでは、電源1bが逆流防止用ダイオード5
bを介して負荷2bに接続してあり、バックアップ電源
3bが逆流防止用ダイオード6bを介して負荷2bに接
続してある。それぞれ独立した電源1cとバックアップ
電源3cからなる電源装置7cでは、電源1cが逆流防
止用ダイオード5cを介して負荷2cに接続してあり、
バックアップ電源3cが逆流防止用ダイオード6cを介
して負荷2cに接続してある。正常動作時には、負荷2
a、2b、2cにはそれぞれ電源1a、1b、1cから
ダイオード5a、5b、5cを介して電力が供給されて
いる。電源1a〜1cのいずれかが故障すると対応する
バックアップ電源3a〜3cのいずれかから、対応する
ダイオード6a〜6cを介して負荷2a〜2cのいずれ
かにそれぞれバックアップ用の電力が供給される。
【0004】前述の電源バックアップ方式においては、
例えば負荷2a、2b、2cの負荷電流をそれぞれ10
Aとすると、各電源1a〜1cと各バックアップ電源3
a〜3cは、それぞれ10Aの負荷電流を供給するよう
に構成され、電源装置全体では60Aの負荷電流を供給
する電力容量が必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、3台の電源1
a〜1cが同時に故障することは確率的に低い。このよ
うな確率が低い事態に備えて、独立にバックアップ電源
3a〜3cを設けることは電源の台数が増加して価格が
高くなり、全体の容量も大きくなるという問題がある。
【0006】本発明は、前述したような電源バックアッ
プの現状に鑑みてなされたものであり、その目的は、あ
る程度の信頼性を維持しつつ電源の台数を減らし、全体
の容量を低減する電源バックアップ方式を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明の給電方式は、独立に設けられた複数の負荷に
電力を供給する、負荷の数と同じかまたはそれ以上の個
数で独立に設けられた電源と、これらの電源のそれぞれ
から上記複数の負荷に給電すると共に他の電源からのま
わり込み給電を禁止する給電回路とを有する。上記電源
の電力容量は、少なくとも1台の電源が故障したとき他
の電源で上記負荷に給電可能な電力容量以上に設定され
ている。
【0008】
【作用】電源が全て正常のとき、それぞれの電源は自己
の給電能力の範囲内で余裕を持って、それぞれの負荷に
応分の給電を行う。電源の1台が故障したとき、残りの
電源が故障した電源の給電能力を補って負荷に給電す
る。電源の全体の容量は、少なくとも1台の電源が故障
したとき、残りの電源で全負荷を給電可能に構成されて
いる。したがって、かりに1台の電源が故障しても負荷
には充分な給電が行なわれる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図1を参照して
説明する。図1に示すように、第1の実施例は3個の負
荷2a、2b、2cに対応して、それぞれ対応する3個
の電源1A、1B、1Cを設けた場合である。電源1A
の第1の電源供給端子1A1は、逆流防止ダイオード5
aを介して負荷2aに接続してあり、第2および第3の
電源供給端子1A2、1A3は、逆流防止ダイオード6
a1、6a2を介してそれぞれ負荷2bと負荷2cとに
接続してある。電源1Bの電源供給端子1B1は逆流防
止ダイオード5bを介して負荷2bに接続してあり、第
2および第3の電源供給端子1B2、1B3は、逆流防
止ダイオード6b1、6b2を介してそれぞれ負荷2a
と負荷2cとに接続してある。電源1Cの第1の電源供
給端子1C1は逆流防止ダイオード5cを介して負荷2
cに接続してあり、第2および第3の電源供給端子1C
2、1C3は、逆流防止ダイオード6c1、6c2を介
してそれぞれ負荷2aと負荷2bとに接続してある。
【0010】電源1A〜1Cの全体の電力容量は、負荷
2a〜2cに通常動作時に供給する供給電力と、電源の
1台が故障したとき残りの2台の電源がバックアップ動
作する時にバックアップするに充分な分担電力との和に
等しい電力容量に設定してある。つまり、一つの電源が
故障した時に、他の2個の電源で3つの負荷2a〜2c
に給電可能に設定されている。例えば、各負荷2a〜2
cの負荷電流がそれぞれ10Aであるとすると、全体と
して30Aの負荷電流となるから各電源1A〜1Cは、
それぞれ15Aの電流容量を有し、全体で45Aの電流
容量に設定される。
【0011】第1の実施例の動作を説明する。電源1A
〜1Cが正常に動作している場合には、それぞれの電源
から定格電流容量15Aのうち10Aが負荷2a〜2c
に供給される。逆流防止用のダイオードが設けられてい
るのでまわり込みによる逆流はない。この状態から、電
源1Aが故障したものとすると、残りの電源1B、1C
が定格電流容量15Aの電流を負荷2a〜2cに供給す
る。
【0012】このように3個の負荷2a〜2cに対して
3台の電源1A〜1Cで、全ての電源が正常に動作して
いるときは勿論、電源が1台故障したときでも負荷2a
〜2cに正常に給電することができる。3台の電源1A
〜1Cの最大合計電流容量は45Aであり、従来の60
Aに比べて電流容量が25%少なくなる。電源1A〜1
Cのそれぞれの最大定格電流は15Aとなり、従来の電
源のそれぞれの最大定格電流である10Aより大きい
が、電源の台数が6台から3台に半減するので、電源全
体の価格が大幅に低下する。
【0013】図2に本発明の電源バックアップ方式の第
2実施例の構成図を示す。この電源バックアップ方式は
4個の負荷2a〜2dに4台の電源1A〜1Dで給電す
る例である。第1の電源1Aは逆流防止ダイオード5
a、6a1、6a2、6a3を介して負荷2a〜2dに
給電する。第2〜第4の電源1B〜1Dもそれぞれ対応
する逆流防止ダイオード5b、6b1、6b2、6b
3;5c、6c1、6c2、6c3;5d、6d1、6
d2、6d3を介して負荷2a〜2dに給電する。負荷
2a〜2dのそれぞれの定格負荷電流を10Aとすると
全体で40Aとなる。4台の電源1A〜1Dの1台が故
障した場合、3台の電源で負荷2a〜2dに定格負荷電
流を供電するには、それぞれの電源は最低で13.3
A、余裕をみて15Aの電流容量を持つように設計して
おく。
【0014】正常動作およびバックアップ動作は第1実
施例と同様である。全ての電源1A〜1Dが正常なとき
各電源は40A/4=10Aの負荷電流を分担し、電源
1台が故障したときは残りの電源が40A/3=13.
3Aを分担する。従来方法では8台の電源が必要となる
ところが本実施例では4台の電源でよい。また従来方法
では全電流容量が80Aとなるが、本実施例では余裕を
みても60Aでよい。
【0015】図1および図2においては、負荷の数と電
源の数とを一致させた例について述べたが、負荷の数と
電源の数との関係は信頼性、負荷の容量、電源1台当り
の容量なとを考慮して適宜、選択することができる。図
3に示すように、3つの負荷2a〜2cに対して4台の
電源1A〜1Dで給電する電源バックアップ方式につい
て述べる。負荷2a〜2cの定格負荷電流をそれぞれ1
0Aとした場合、電源が1台故障した場合でも正常に給
電可能とするそれぞれの電源の定格電流容量は10Aと
なる。この例において、全ての電源が正常に動作してい
るときはそれぞれ7.5Aの容量で給電しており、定格
電流容量の75%の状態で動作する。
【0016】図3において電源が2台故障した場合にも
正常に給電可能にするには、それぞれの定格電流容量を
15Aにすればよい。この例において電源が1台故障し
たとき残りの3台の電源はそれぞれ10Aの電流を分担
する。全ての電源が正常の場合それぞれの電源は7.5
Aの電流を給電する。
【0017】以上に述べた実施例では負荷の定格容量が
等しい例について述べたが、本発明の実施に際してはそ
れぞれの負荷の容量が異なっていてもよい。全ての電源
が電源の故障時におけるバックアップ予備容量を含めた
容量に設計されていればよいからである。また電源は上
述したように同じ定格出力容量でなくてもよい。電源全
体として電源故障時に残りの電源が正常に負荷に給電可
能な容量に設計されていればよい。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、電源の台数を少なくす
ることができ、全電力容量を低減ができ、しかも、信頼
性を持って負荷に給電可能な給電方式が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図3】本発明の第3実施例を示すブロック図である。
【図4】従来の電源バックアップ方式の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1A、1B、1C、1D 電源 2a、2b、2c、2d 負荷

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 独立に設けられた複数の負荷に電力を供
    給する、負荷の数と同じかまたはそれ以上の個数で独立
    に設けられた電源と、 これらの電源のそれぞれから上記複数の負荷に給電する
    と共に他の電源からのまわり込み給電を禁止する給電回
    路とを有し、上記電源の電力容量を、少なくとも1台の
    電源が故障したとき他の電源で上記負荷に給電可能な電
    力容量以上に設定した給電方式。
JP4069188A 1992-02-18 1992-02-18 給電方式 Pending JPH05236678A (ja)

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JP4069188A JPH05236678A (ja) 1992-02-18 1992-02-18 給電方式

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JP4069188A JPH05236678A (ja) 1992-02-18 1992-02-18 給電方式

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JP4069188A Pending JPH05236678A (ja) 1992-02-18 1992-02-18 給電方式

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000324717A (ja) * 1999-05-14 2000-11-24 Nec Corp 個別電源のn重化回路
JP2006277210A (ja) * 2005-03-29 2006-10-12 Nec Corp クラスタシステム、ブレードサーバの電源制御方法及びそのプログラム
JP2007282407A (ja) * 2006-04-07 2007-10-25 Hitachi Ltd 記憶装置の駆動方法およびこの記憶装置を備えたディスクサブシステム

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