JPH05236361A - 画像検出器 - Google Patents

画像検出器

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JPH05236361A
JPH05236361A JP4293282A JP29328292A JPH05236361A JP H05236361 A JPH05236361 A JP H05236361A JP 4293282 A JP4293282 A JP 4293282A JP 29328292 A JP29328292 A JP 29328292A JP H05236361 A JPH05236361 A JP H05236361A
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ペザン クリスチャン
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Philips Gloeilampenfabrieken NV
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 光感知面前面の窓部材によって生ずる寄生反
射によるブルーミングを除去する。 【構成】 画像検出器は、フォトン放射に対して感応性
を有すると共に透明窓部材21によって外部から保護さ
れる放射感知面7を有し、透明窓部材21はハウジング
に結合され、内側ジオプタ26及び外側ジオプタ25を
有し、放射感知面7の前側に配置され、窓部材が、感応
性表面の鏡面反射方向に対して数ダース度の角度に亘っ
て放射反射を生ずる表面性能を有する画像検出器におい
て、検出器の一部を構成する窓部材が、フォトン放射を
減衰させる透明な非拡散性媒体で構成し、内側ジオプタ
が、検出器の解像距離の数倍以下又はほぼ数倍に等しい
距離だけ放射感知面から離間し、外側ジオプタを放射感
知面から十分に遠くなるように離間させ、放射感知面上
の最大の放射源の放射による第1反射光の強度レベル
が、検出しようとする最小の放射源の直接放射の強度レ
ベルよりも低くなるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォトン放射に対して
感応性を有すると共に透明窓部材によって外部から保護
される放射感知面を有し、前記透明窓部材はハウジング
に結合され、内側ジオプタ及び外側ジオプタを有すると
共に、前記放射感知面の前側に配置され、前記窓部材
が、前記放射感知面の鏡面反射方向に対して数ダース度
の角度に亘って放射反射を生ずる表面性能を有する画像
検出器に関するものである。
【0002】本発明は地球観測センサ、特に静止衛星用
の電荷転送型の光感知素子マトリックス(CCD)を有
する地球観測センサに関するものである。
【0003】
【従来の技術】画像検出器は2種類のものに分類され、
フォトン放射が入射する感知面がフォトカソードとされ
ている真空管を有するものと、ストリップ状の画素又は
マトリックス状の画素で構成される半導体ユニットを有
するものとがある。多くの場合、これらの検出器の光感
知面は、検出器周囲の外部環境によって生ずる汚染や落
下物から保護する必要があり、これらの落下物や汚染は
地球の大気中のほこりや大気自身の成分自体に関係す
る。この保護は光感知面の前側に密封方法によって配置
した窓によって行われ、対応する検出器が感応するフォ
トン放射を透過させている。この窓は内側ジオプタ(dio
pter)及び外側ジオプタを有する光学性能を具えるガラ
スで構成される。分析すべき画像のコントラストは、視
野中の強い輝度源の存在下においては、はじめ感知面自
身によって発生し保護窓の2個のジオプタ上での2次寄
生反射によって生ずる複合反射により害されるおそれが
ある。弱い照明状態のバックグラウンドに対して極めて
強い明るさの点又はスポットが観測される場合、寄生反
射によって光感知面上にハロー(halo)が発生し、このハ
ローのレベルは地球上の観測視野のレベルよりも一層高
くなり、或いは観測され有用な信号を生ずる他のいかな
る光源よりも一層高くなり、観測すべき光源からの光が
ノイズとして取り出されてしまう。このような問題が生
ずる典型的なケースは、画像検出器が静止衛星に搭載さ
れている場合の地球の輪郭センサであり、全可視域及び
隣接する赤外領域を含む放射用のCCDマトリックスで
構成される場合に発生する。しかしながら、地球は検出
器によって永久的に観測する必要があり、一方、人工衛
星は、各春分及び秋分毎にその年の数ケ月の期間中にお
いて太陽が夜間の数時間に亘って検出器の視野中に位置
する軌道をとる。このような照明状態の場合、太陽の輝
度は地球の輪郭部の輝度よりもほぼ106〜107倍にな
る。この場合、特別な手段を講じないと、太陽から出射
し地球の周囲の大気によって偏向された光による画像
は、太陽から直接出射し検出器マトリックス自身によっ
て反射し次に保護窓の2個のジオプタによって反射した
寄生光によってマトリックス上において消滅させられて
しまう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】トンプソン社から市販
されているCCDマトリックスは、ハウジングを封止し
ている保護窓が不必要になれば、上述した用途に極めて
好適な画像検出器を構成する。しかしながら、保護窓部
材は窓とマトリックスとの間に画成する空間を例えば窒
素ガスのような不活性ガスで封止する作用を果たすため
に、窓部材を取り除くことは不可能である。上述した既
知のCCDマトリックスはハウジングを有し、このハウ
ジングの底部に検出器を構成するシリコン基板が接着さ
れている。このハウジングにはリムが設けられ、このリ
ムによってシリコン基板を包囲すると共に検出器の光感
知面から0.84mmの距離だけ離れた面内に位置する
表面を規定している。そして、厚さが0.9mmの光学
ガラスから成る窓部材をこの面内に配置している。この
窓部材は可視光に対して透明な材料で構成することが好
ましい。この条件下において、マトリックス上で太陽光
の反射により並びにその後2個のジオプタによって太陽
の画像のまわりに生じた2個のの寄生的なハローは、そ
れぞれ100画素及び200画素の直径を有している。
検出器が地球の直径よりも大きい視野を有すると共に、
静止軌道からみた場合太陽の直径が地球の直径よりも3
5倍以下であるとすると、太陽の直接画像は典型的には
6画素の直径を有し、地球の画像は200画素の直径を
有することになる。太陽が地球に接近し又は地球の縁部
に位置する場合でも地球の縁部を確実に検出する必要が
あるが、測定しようとする地球の画像は、その大部分又
は全体が2個の寄生的なハローの各々によってマスクさ
れてしまう。
【0005】画像検出器のブルーミング効果を減少させ
る装置は既知である。この目的を達成する第1の方法
は、検出器の前面に配置されている対物レンズにフォト
クロミックレンズを設けることである。検出器が撮像管
の場合、電子の通路中にマイクロチャネルプレートを配
置することもできる。撮像管の光電陰極の強い点状の照
明を受けるので、マイクロチャネルプレートの飽和特性
によってブルーミングが制限され、従って残りの視野の
観測が可能になる。
【0006】従って、本発明の目的は、上述した課題を
解決し、ほぼ点状の強力な放射源の場合において画像検
出器の光感知面の前面に配置した透明な窓部材によって
生ずる寄生反射によるブルーミングを除去することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】上記課題及び欠
点を解決するため、本発明による画像検出器は、冒頭部
で述べた型式の画像検出器において、前記検出器の一部
を構成する窓部材が、フォトン放射を減衰させる透明な
非拡散性媒体で構成し、前記内側ジオプタが、検出器の
解像距離の数倍以下又はほぼ数倍に等しい距離だけ前記
放射感知面から離間し、前記外側ジオプタを前記放射感
知面から十分に遠くなるように離間させ、前記放射感知
面上において、最大の放射源から入射する放射による第
1反射光の強度レベルが、検出しようとする最小の放射
源から入射する直接放射の強度レベルよりも低くなるよ
うに構成したことを特徴とする。
【0008】2個の寄生的な一ハローを最小に低減させ
ることは、2個のジオプタを大幅に変更することによっ
て達成される。内側ジオプタに関して、内側ジオプタを
光感知面に一層接近させ、例えば従来の1mmから20
μmまで接近させ、これにより、内側ジオプタから光感
知面までの距離の比が50倍程度になり、ハローはこの
比に応じてその直径が減少する。外側ジオプタに関し、
ハローを構成する光は窓部材を2回通過するので、外側
ジオプタの目的は光感知面上における分散効果及び窓部
材を半透明とすることによる減衰効果を用いてハローを
できるだけ拡散減衰させることにある。
【0009】本発明による画像検出器の好適実施例は、
可視放射にフォトン放射に対して感応性を有すると共に
CCD型又はCID型の細条又はマトリックスの形態と
して配置された表面を有する輪郭センサとして構成され
る画像検出器であって、ハウジング内に組み込まれ、こ
のハウジングに前記放射感知面の前面に透明な窓部材を
設けた輪郭センサを構成する。この実施例は、さらに少
なくとも前記透明窓部材と外部環境との間の境界を規定
するジオプタが、薄い反射防止干渉層を有することを特
徴とする。
【0010】窓部材の両方のジオプタ、すなわち外側ジ
オプタ及び内側ジオプタに反射防止層を形成することは
有益である。各ジオプタに対する反射光の照度比は、反
射防止膜を形成することにより数%から数10%減少す
るので、寄生反射光の強度は10%程度減衰する。
【0011】以下、図面に基づいて本発明を詳細に説明
する。
【0012】
【実施例】図1はトンプソン−CSF,TH7864の
CCDマトリックスを約5倍に拡大して示す。576×
550個の画素から成る光検出器マトリックスを電気的
絶縁性材料のハウジング2内に封止し、このハウジング
に光検出器マトリックスの接点ピン3を一体的に結合す
る。光検出器マリトリックを構成する基板をハウジング
2の底部4に接着し、ハウジング2には光検出器マトリ
ックスを包囲するリム5を形成する。リム5のフロント
面6は、光検出器マトリックス1の光感知面から前面側
に距離d(d=840μm)だけ離れて位置する面内に
延在する。透明な窓部材11を面6に接着する。窓部材
11は入射するフォトンに対して十分に透明で、非拡散
性及び非帯電性の光学材料で作られ、その厚さeはe=
900μmとなる。この窓部材11は内側ジオプタ12
及び外側ジオプタ13の2個のジオプタを具える。以下
説明において、入射する放射は可視光であり窓部材の材
料はガラスとする。窓部材11とハウジング12との間
に画成される自由空間には大気圧の窒素ガスを充填す
る。光検出器マトリックスの表面7は、所望の画素形態
を形成するのに必要な種々のフォトエッチングマスクを
用いてエッチング処理が行われるため、顕微鏡レベルの
わずかなレリーフを有している。この結果、表面7に垂
直に入射するフォトンビームは、截頭円錐体によって約
10%が反射し、この円錐体の頂部における半角は数1
0°程度である(図示せず)。この寄生的な反射放射
は、次にその数%が(典型的には、4%)がジオプタ1
2及び13によって反射する。この結果、光感知面7上
の入射放射の中心のまわりに半径r1が2d程度の小さ
いハロー(halo)と半径r2が2(d+e)程度の大き
なハロー(halo)が生じてしまう。上述したd及びeの値
を与えると、入射する放射と寄生的な反射放射との間の
照度比は、第1のハローについては10-5の数倍程度であ
り、第2のハローについては10-6程度である。図1の
画像検出器について試験した結果、103〜104程度の
最大コントラスト値の場合にも十分に好適であり、従っ
て多くの用途について十分なものとなる。
【0013】しかしながら、この検出器を可視光を用い
る地球観測センサとして用いようとする場合、夜間にお
いて視野中の地球の輪郭に接近した太陽の存在により並
びに観測される視野の細部と各画素の寸法との間の相対
的な寸法により(地球の輪郭は検出器の解像度の1/3
〜1/5の厚さを有している)、照度比が107以上に
なってしまう。すなわち、上述した2個の寄生的なハロ
ーによって有用な信号が得られなくなってしまうコント
ラストが生じてしまう。従って、本発明では、図1の検
出器を図2のように変更して107を超える照度比の2
個の寄生的なハローを除去する。
【0014】図2において、設計変更した部分を明瞭に
示す。リム15のフロント面16は、光感知面から数μ
m程度、典型的に10μmの距離dだけわずかに突出す
る面内で延在する。この距離dは、いかなる場合にも、
実際に1個の画素の幅P程度の解像距離、典型的には1
5〜25μmの範囲よりも小さくする。さらに、透明窓
21の厚さは数mm厚くして外側ジオプタ23を光感知
面からさらに離間させる。
【0015】内側ジオプタ22によって生ずる減少した
ハローの照度を十分に低減することは困難であることが
判明しているので、このハローが高い輝度源(本例の場
合、太陽)に極めて近接形成されるように構成する。マ
トリックス上の太陽の像が例えば半径3Pの円形スポッ
トの場合、低減したハローの半径は約5Pに制限され
る。従って、第1の寄生ハローの像は太陽自身の画像と
同程度の大きさであり、円形の100画素程度の検出し
ようとする地球の輪郭の像の大部分又は全ての画像と重
なり合うことがなくなる。外側ジオプタ23によって生
ずるハローに関しては2個の方法を組み合わせることに
よりその照度を地球の輪郭の照度以下とすることができ
る。すなわち、必要な場合、前述したように、窓部材の
厚さを一層厚くし例えば4mmとする。また、窓部材2
1を構成する透明媒体の透過率を低くし、その透過率を
0.05と0.3との間に設定し、例えば0.1に等し
くなるように設定する。このため、例えばニュートラル
濃度のガラスを用いることができる。上述したように数
値を設定することにより、大きなハローの照度と太陽の
直接的な像の照度との間のコントラストは10-8 に減
少し、地球の輪郭を表わす有用な信号と比較して受け入
れることができるノイズとなる。必要な場合、薄い反射
防止干渉層25を外側ジオプタ23上に形成することが
でき、これにより反射率が数100分の1から1000
分の1まで減少し、大きな寄生的なハローの減衰を10
倍以上とすることができる。同様に、内側ジオプタ22
上に反射防止層を形成することもできる。大きなハロー
については、以下の2個のパラメータを同時に制御する
ことができ、窓部材のガラスの厚さe及び減衰(透過
率)と共に反射防止層を用いて大きなハローの照度をあ
る閾値以下に低減させることができる。
【0016】図3は図2の円で囲まれた部分を拡大して
図示する。光感知面7は光ビームを斜めに反射するレリ
ーフ構造を有し、これに対して内側のジオプタ22は平
面である。ジオプタ22に反射防止用の多層膜27を形
成することができる。距離Pは20μm程度であり、相
対距離dは10μm程度である。この相対距離dはほぼ
零に減少させ、2個の面7及び22を接触させることが
できる。面7と22とを光学接着剤で結合することも可
能である(拡散が小さくなる)。
【0017】図2の検出器を実現するためにいくつかの
解決方法がある。一の解決方法は、相対距離dについて
より厳格な公差を設定することを除いて、図1の検出器
に用いた技術と同一の技術を用いることである。ハウジ
ングを例えばセラミック材料で作る代わりに、ハウジン
グ22は金属で作ることが有益である。金属で作ること
にり、一般的に既知の機械加工技術及び組立技術を利用
することができる。この場合、電気接点3の通路用にハ
ウジング内に設けた開口を電気的に絶縁する必要があ
る。この目的を達成するため、2個の異なる方法で光検
出器マトリックスを窓21に光学的に接着することがで
きる。はじめに光検出器マトリックスを窓に接着し、次
にこのサブ組立体をハウジングの面4及び16上に接着
するか、或いは図1に示すように、はじめに光検出器マ
トリックスをハウジングの底部に接着し、その後窓を面
16に接着すると共に別の適当な接着剤を用いて光検出
器マトリックスの光感知面7に接着する。
【0018】図4は本発明による装置と従来の装置との
間の反射した寄生ビームの光路を比較して示し、破線は
図1の従来の装置による光路を示し、実線は本発明によ
る装置(図2及び図3)における光路を示す。光感知面
7上の太陽Sの輪郭は強く拡大して図示し、この太陽の
輪郭は入射ビームFによって発生する。地球の外形の輪
郭Lは太陽の輪郭Sよたも約35倍大きい。寄生反射光
R12及びR13は輪郭Lの大部分又は全体をカバーし
ており、各反射光は輪郭Lよりも強い強度を有してい
る。これに対して、本発明による寄生反射R22の形状
はほぼ点状であり、寄生反射R23の輪郭は輪郭Lより
も大幅に大きく、従ってその強度はより弱いものとな
る。
【0019】地球上の大気の照度は7.5W/m2 ×s
r(昼間)から0.1W/m2 ×sr(夜間)まで変化
するので、照度比は75になる。本発明による透明窓の
材料の色によって生ずる減衰は、太陽が地球の陰になっ
て薄暗くなった場合、地球の輪郭検出に悪影響となるお
それがある。本発明の有益な実施例は、暗い状態におけ
る透過率が0.05〜0.3の範囲内に位置し明るい状
態における透過率が0.9以上となる光可逆変色性(フ
ォトクロミック)ガラスを用いることを特徴とする。こ
の実施例に好適なガラスは、例えばコーニング ヨーロ
ッパ(Corning Europe)社から市販されているPGD又は
PGEガラスがある。
【0020】通常、対物レンズを検出器の前面に配置す
る。この対物レンズは、像面湾曲を発生し、すなわち像
が平面状ではなく球面状に形成されてしまう。この収差
を補正する方法として、像面の直前に発散性レンズを配
置する方法がある。この発散性レンズは、対物レンズの
光路計算式中に含ませる必要がある。この場合、窓21
によってこの作用を達成することができる。この目的を
達成するためには、外側のジオプタ31を凹面とする
(図2の破線で示すように、窓の厚さを中心部が薄くな
るように設定する)ことで十分であり、この窓は発散性
レンズとして作用する。この解決方法は、凹面度を窓の
厚さに対して微小に設定して視野全体に対する過剰な透
過率変化を回避する条件において十分に有用である。
【0021】一般的に、マトリックス型又はストライプ
型のいずれの検出器も、メモリ領域、読出レジスタ、電
子制御兼読出回路等のような複雑な回路構造体によって
包囲されている光感知面を有している。これらの回路構
造体は高い反射性を有し寄生光を発生する部分(例え
ば、メモリのアルミニウムマスク、回路の金メッキ)を
含んでいる。透明窓は、通常これらの反射性の非光感知
部を覆っているので、光吸収性マスク(“黒”の塗料、
金色の黒、又は同様な他の部材)を窓の内側ジオプタ上
に検出器の有用な表面領域を規定し検出器面の残りの部
分に入射するビームを吸収するように堆積又は形成する
ことは付加的な寄生光による問題を解決する上で有益で
ある。
【0022】上述した説明では、特有な画像検出器(C
CDマトリックス)の極めて特有な用途(地球観測セン
サ)についての実施例について説明した。しかし、本発
明は別の型式の画像検出器及び用途についても適用する
ことができる。例えば、検出マトリックスはCID型、
すなわち電子的にアドレス可能なセンサとすることも可
能である。マトリックスの代わりに、各々が本発明によ
る透明窓を具える数個の検出ストリップ(CCD又はフ
ォトダイオードストリップ)を用いることもできる。ま
た、検出器は、例えばビジコン管のような光放出カソー
ドを有する真空管とすることもできる。さらに、赤外放
射に感応性を有する半導体マトリックスを用いることも
可能である。画像検出器は、太陽又は強力な光投射器の
存在のもとで地上から又は地球から離間して用いること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は従来のCCDマトリックスを具える画像
検出器の線図的断面図である。
【図2】図2は本発明によるCCDマトリックスを具え
る画像検出器を示す線図的断面図である。
【図3】図3は図2の一部を拡大して示す拡大図であ
る。
【図4】図4はCCDマトリックスの前側部分の一部を
光路と共に示す線図的断面図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 ハウジング 3 接点ピン 5 リム 7 光感知面 11 透明窓部材 12 内側ジオプタ 13 外側ジオプタ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォトン放射にに対して感応性を有する
    と共に透明窓部材によって外部から保護される放射感知
    面を有し、前記透明窓部材はハウジングに結合され、内
    側ジオプタ及び外側ジオプタを有すると共に、前記放射
    感知面の前側に配置され、前記窓部材が、前記放射感知
    面の鏡面反射方向に対して数ダース度の角度に亘って放
    射反射を生ずる表面性能を有する画像検出器において、 前記検出器の一部を構成する窓部材を、フォトン放射を
    減衰させる透明な非拡散性媒体で構成し、前記内側ジオ
    プタが、検出器の解像距離の数倍以下又はほぼ数倍に等
    しい距離だけ前記放射感知面から離間し、前記外側ジオ
    プタを前記放射感知面から十分に遠くなるように離間さ
    せ、前記放射感知面上において、最大の放射源から入射
    する放射による第1反射光の強度レベルが、検出しよう
    とする最小の放射源から入射する直接放射の強度レベル
    よりも低くなるように構成したことを特徴とする画像検
    出器。
  2. 【請求項2】 フォトン放射に対して感応性を有すると
    共にCCD型又はCID型の細条又はマトリックスの形
    態として配置された表面を有する輪郭センサとして構成
    される画像検出器であって、ハウジング内に組み込ま
    れ、このハウジングに前記放射感知面の前面に透明な窓
    部材を設けた画像検出器において、少なくとも前記透明
    窓部材と外部環境との間の境界を規定するジオプタが、
    薄い反射防止干渉層を有することを特徴とする画像検出
    器。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の画像検出器において、
    前記放射感知面が可視放射に対して感応性を有すること
    を特徴とする画像検出器。
  4. 【請求項4】 請求項2及び3に記載の画像検出器にお
    いて、前記透明な窓部材を光学接着剤により前記放射感
    知面に接着したことを特徴とする画像検出器。
  5. 【請求項5】 請求項1から4までのいずれか1項に記
    載の画像検出器において、前記透明媒体の通過するプロ
    トン放射に対する透過率が0.05と0.3との間に位
    置することを特徴とする画像検出器。
  6. 【請求項6】 請求項1から5までのいずれか1項に記
    載の画像検出器において、前記透明窓部材の外側ジオプ
    タが、前記放射感知面から0.9と6mmとの間の距離
    だけ離れて位置することを特徴とする画像検出器。
  7. 【請求項7】 請求項1から6までのいずれか1項に記
    載の画像検出器において、前記透明窓部材を、フォトク
    ロミックな光学ガラスで構成したことを特徴とする画像
    検出器。
  8. 【請求項8】請求項1から7までのいずれか1項に記載
    の画像検出器において、前記透明窓部材の外側ジオプタ
    を透明窓部材が発散性レンズとなるように凹面に形成し
    たことを特徴とする画像形成器。
  9. 【請求項9】 請求項1から8までのいずれか1項に記
    載の画像検出器を有する衛星用の地球観測センサ。
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