JPH0523623A - 接着剤デイスペンサの制御方法 - Google Patents

接着剤デイスペンサの制御方法

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JPH0523623A
JPH0523623A JP20230091A JP20230091A JPH0523623A JP H0523623 A JPH0523623 A JP H0523623A JP 20230091 A JP20230091 A JP 20230091A JP 20230091 A JP20230091 A JP 20230091A JP H0523623 A JPH0523623 A JP H0523623A
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JP
Japan
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adhesive
droplet
cpu
dispenser
injection nozzle
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Withdrawn
Application number
JP20230091A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Fukushima
則之 福島
Masatoshi Ide
政利 井出
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスペンサの分与動作を確実に実行するこ
と。 【構成】 接着剤を射出ノズルから液滴の形で多数の所
定の塗布箇所の一つへ向けて射出し、前記液滴の飛行経
路に光センサを設けて前記接着剤液滴の有無を感知し、
液滴の存在を確認したときは次ぎの塗布箇所へノズルを
相対移動させ、一方液滴の存在を検出しないときは次ぎ
の塗布箇所へ相対移動しないで同じ箇所に再度塗布を実
行する様にした。 【効果】 塗布の失敗が大きく減少し、不良の発生を防
止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は水性エマルジョン接着剤
ディスペンサ(分与器)の制御方法に関し、特にプリン
ト配線基板に接着剤を液滴の形でスポット状に塗布する
場合の制御方法に関する。
【0002】
【従来技術】小型電子部品をプリント基板に搭載するに
は、電子部品を接着剤によりプリント基板上の所定位置
に仮付けし、ついで溶融半田による半田付けを行なって
電子部品と配線導体間の固定と電気接続を行なうことが
広く行なわれている。この工程を自動的に実施するため
に各種の方法が行なわれるが、基本的には多数の電子部
品を自動装着装置により水平に置いたプリント基板上へ
仮付けし、ついでプリント基板を裏返し(又は裏返さな
いで)、プリント基板全体を溶融半田に接触させる工程
からなる。従って仮付けを行なう接着剤は、プリント基
板を反転したり、加熱したりしても電子部品の脱落やず
れを起こさない程度の充分な粘着力を要する一方、仮に
ずれても姿勢を矯正出来る程度の流動性を要する。又、
能率の良い接着剤の供給が必要である。このための要件
としては各種の因子があるが、主なものは接着剤の粘着
性が充分に高いこと、接着剤が一度に調整可能な充分量
で且つ再現性良く供給出来ること、接着剤の切れが良い
こと(ディスペンサーノズルからの糸引のないこと)、
などである。
【0003】これらの要件の内、適正量の塗布量が得ら
れることが最も基本的な要請である。特開平1−135
561号にはディスペンサが正常に作働しているかの判
断を行なう方法が開示されている。同方法では試し基板
の多数の所定箇所に接着剤のスポットを撃ち出し、スポ
ットの直径と高さを光学的に測定してコンピュータによ
り各スポットの量を計算し、スポット量のバラツキ等な
どの情報と組合せてディスペンサの適正動作を判断す
る。
【0004】
【発明が解決すべき課題】しかし、この方法は複雑な計
測動作と装置が必要でありしかもプリント基板実装中に
は適正量が確認出来ない問題点がある。
【0005】本発明はプリント基板実装中に一滴づつの
適正判断が出来る簡便なディスペンサ検査と、それを利
用した制御を行なう方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は、水
性エマルジョン接着剤を、加圧下に供給槽から導管を経
て射出ノズルへと供給し、液滴の形で2次元座標の多数
の所定の塗布箇所の一つへ向けて射出し、前記液滴の飛
行経路に光センサを設けて前記接着剤液滴の有無を感知
し、液滴の存在を確認したときは次ぎの塗布箇所へノズ
ルを相対移動させ、一方液滴の存在を検出しないときは
次ぎの塗布箇所へ相対移動しないで同じ箇所に再度塗布
を実行し、もしも所定回数液滴の存在を検出しないとき
は塗布動作を停止しすることを特徴とする水性エマルジ
ョン接着剤ディスペンサの制御方法により解決される。
【0007】先ず本発明で接着剤のスポットが常に調節
可能な一定量を施すべき要件を満足する接着剤として、
本出願人の先願である特願平2−11925、2−23
4421号に記載されている熱可塑性又は熱硬化性アク
リル変性エマルジョン接着剤を利用する。こうした接着
剤は図3〜4に示したような非接触式(ノズル先端がプ
リント基板に接触しない方式)の接着剤ディスペンサを
使用すれば、正確且つ能率的に接着剤を分与出来る。す
なわち打ち出しが切れ目なく行なわれていることさえ確
認出来れば適正と判断出来るのである。
【0008】図3〜4において接着剤11の供給槽2は
電磁弁4の開放により接着剤の液滴が射出ノズル5から
射出されるように所定の一定圧力に保持され、好ましく
は射出ノズル5を通る接着剤の粘性を一定にするために
他の部分も含めて一定温度に保持されている。接着剤1
1は導管3から電磁弁4に導かれる。電磁弁4に於て開
放時間を制御することにより計量された一定量の接着剤
は射出ノズル5から放出される。不使用時の射出ノズル
5の先端は、乾燥を防ぐために常時水で湿す。射出ノズ
ル先端には液切れを良くするために好ましくは弗素樹脂
等の撥水性の被覆を施す。接着剤は導管3からハウジン
グ25の内部通路17を経て弁室19に入る。射出ノズ
ル5の上端は出口弁座26と形成しており、弁体20が
常時圧縮ばね21により下方へ偏位されているため常時
は出口弁座26を閉鎖している。弁体20が電磁コイル
24により引き上げられると、弁体20は接着剤の射出
ノズル5への流れを可能にし、加圧下にある接着剤を液
滴化して射出ノズル5から放出させる。弁体20は軟磁
性材料から構成され、その上方には同様に磁気コア22
がねじ込まれナット23により固定されている。電磁コ
イル24はリード27により給電される。図示しない調
整器により給電時間が任意の所定値に設定され、電子部
品を仮止めするのに必要な接着剤の一滴あたりの供給量
が任意に調整される。
【0009】前記のディスペンサによると、従来のディ
スペンサの接着剤吐出口が一回の塗布毎に基板に接触す
る塗布方式に比べて一滴当りの液量が精密に制御出来る
特徴があるが、連続して極めて多数回射出する内には、
接着剤の経時変化、ノズル先端の乾燥状態あるいはノズ
ル先端への接着剤の付着状態の変化が生じ、そのため射
出の失敗が生じることがある。このような場合にはノズ
ル先端の清掃、ディスペンサの使用停止、保守、あるい
はディスペンサの内部の清掃等が必要となる。
【0010】図1〜2には液滴を感知するための装置を
例示する。ディスペンサは図3〜4に示したものと同じ
である。ディスペンサは支持枠30に支持されている。
図1では射出ノズルは見えないが、図1のように下方に
露出している。射出ノズル5の軸線34に向けて光りを
指向させる光源31がノズルに近接して配置され、又液
滴の反射光を受けるための光センサ32がその下に配置
されている。別法として光源31の軸線上に光センサ3
3を配置しても良い。
【0011】この装置によると、光センサ32又は33
は単に液滴が適正に通過したかを判断出来れば良い。す
なわち、図5のよう光源31の光をセンサ32で感知
し、基準レベル設定器36により基準検出レベルに設定
した比較器35により所定の光レベル以下であると、障
害(誤)信号を制御器CPU37に送り、CPU37は
プリント基板の割出しを制御するXY制御器38の動作
を一回分だけ一時的に停止してプリント基板を同じ箇所
に留め、再度同じ接着剤塗布動作を行なわせる。CPU
37は予め設定された回数だけ同じ動作を反復するよう
にプログラムされており、その設定回数を越えると電磁
弁制御器40により電磁弁4の動作を停止し、障害を警
報器39により警報する。
【0012】図3〜4に示した装置によると液滴は直線
状に飛び、軸はずれになることはないことが確認されて
いる。しかし、万が一この状態が生じたら誤動作となる
ので接着剤の塗布不作業は停止すべきである。そのため
に、光センサ32の他に角度センサを設けてそれを図5
の回路に付加しても良い。
【0013】
【作用効果】以上の様に本発明によると接着剤を液滴の
形で塗布する作業の間に、接着剤液滴の適正な供給が即
時的に判断可能となり、失敗の場合に即時的に補正が出
来る利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスペンサと液滴センサの組合せを
示す斜視図である。
【図2】図1の部分図である。
【図3】接着剤ディスペンサの全体図である。
【図4】図3の接着剤ディスペンサの電磁弁の詳細を示
す断面図である。
【図5】本発明の液滴制御回路を示す。
【符号の説明】
4 電磁弁 5 射出ノズル 31 光源 32、33 光センサ 35 比較器 36 基準レベル設定器 37 CPU 38 XY制御器 39 警報機 40 電磁弁制御器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水性エマルジョン接着剤を、加圧下に供
    給槽から導管を経て射出ノズルへと供給し、液滴の形で
    2次元座標の多数の所定の塗布箇所の一つへ向けて射出
    し、前記液滴の飛行経路に光センサを設けて前記接着剤
    液滴の有無を感知し、液滴の存在を確認したときは次ぎ
    の塗布箇所へノズルを相対移動させ、一方液滴の存在を
    検出しないときは次ぎの塗布箇所へ相対移動しないで同
    じ箇所に再度塗布を実行し、所定回数液滴の存在を検出
    しないときは塗布動作を停止しすることを特徴とする水
    性エマルジョン接着剤ディスペンサの制御方法。
  2. 【請求項2】 水性エマルジョン接着剤のディスペンサ
    は、供給槽と、供給槽から延び出す導管と、電磁弁と、
    射出ノズルとよりなり、前記電磁弁が前記導管の他端に
    接続された内部通路と、前記内部通路が接続された弁室
    と、前記射出ノズルの上端を開閉するように前記弁室に
    配置された弁体と、前記弁体を常時前記射出ノズル上端
    を閉鎖する方向に常時偏位させるばねと、前記弁体を引
    き上げるための電磁コイルとを具備している請求項1に
    記載の接着剤ディスペンサの制御方法。
JP20230091A 1991-07-18 1991-07-18 接着剤デイスペンサの制御方法 Withdrawn JPH0523623A (ja)

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Effective date: 19981008