JPH0523613U - 集積回路の分布容量を少なくする回路 - Google Patents

集積回路の分布容量を少なくする回路

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JPH0523613U
JPH0523613U JP8037991U JP8037991U JPH0523613U JP H0523613 U JPH0523613 U JP H0523613U JP 8037991 U JP8037991 U JP 8037991U JP 8037991 U JP8037991 U JP 8037991U JP H0523613 U JPH0523613 U JP H0523613U
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JP
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power supply
ground
distributed
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ground terminal
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JP8037991U
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Inventor
春幸 田代
Original Assignee
安藤電気株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 集積回路3A・3Bから分布容量8A〜8D
の影響を少なくする。 【構成】 集積回路3A・3Bの電源端子11・12と
接地端子13を交流的に接地14から浮かせ、電源端子
11・12と接地端子13に信号出力を接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、集積回路の分布容量を少なくする回路についてのものである。
【0002】
【従来の技術】
次に、従来技術による集積回路の構成を図2により説明する。図2は集積回路 としてアナログスイッチの場合を示したものであり、図2の1Aと1Bは抵抗、 2Aと2Bは抵抗、3Aと3Bはアナログスイッチ、4と5はコンデンサ、6は 利得1の増幅器、7はアナログスイッチ3A・3Bの電源、8A〜8Dは分布容 量である。図2は低域フィルタを構成しており、アナログスイッチ3A・3Bに より遮断周波数を切り換えるものである。
【0003】 アナログスイッチ3A・3Bがオフのときは、抵抗1A・2Aとコンデンサ4 ・5により遮断周波数が決まる。アナログスイッチ3Aをオンにすると、抵抗1 A・1Bが並列接続になり、アナログスイッチ3Bをオンにすると、抵抗2A・ 2Bが並列接続になる。したがって、アナログスイッチ3A・3Bを同時にオン にすれば、抵抗1A・1Bの並列抵抗と、抵抗2A・2Bの並列抵抗と、コンデ ンサ4・5により遮断周波数が決まる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
アナログスイッチ3A・3Bの各接点とアース間には図2の点線で示すように 、分布容量8A〜8Dがある。分布容量8A〜8Dは低域フィルタ特性を劣化さ せる原因になり、特に遮断周波数が高い場合にはコンデンサ4・5が小さいため 、影響が大きくなる。このため、遮断周波数が移動したり、最大減衰量を多くと れなかったりする。
【0005】 この考案は、対象となる集積回路の電源端子と接地端子を交流的に接地から浮 かせ、電源端子と接地端子に信号出力を接続して、分布容量8A〜8Dの影響を 少なくすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、この考案では、集積回路の電源端子と接地端子を交 流的に接地から浮かせ、電源端子と接地端子に信号出力を接続する。
【0007】
【作用】
次に、この考案による集積回路の構成を図1により説明する。図1の9A〜9 Cはコンデンサ、11と12は電源7の電源端子、13は電源7の接地端子、1 4は接地、15は等価接続線、16〜18は抵抗であり、その他は図2と同じも のである。すなわち、図1は図2にコンデンサ9A〜9Bを追加し、電源7の電 源端子11・12と接地端子13を交流的に接地14から浮かせ、コンデンサ9 A〜9Cで電源端子11・12と接地端子13に信号出力を接続する。抵抗16 〜18はチョークコイルでもよい。
【0008】 図1の分布容量8A〜8Dはアナログスイッチ3A・3Bの各端子と接地14 の間に存在する。アナログスイッチ3A・3Bの各端子のうち、交流的に接地1 4に接続されるのは電源端子11・12と接地端子13である。このため、分布 容量8A〜8Dはアナログスイッチ3A・3Bの各端子と電源端子11・12ま たは接地端子13間にあることになる。したがって、アナログスイッチ3A・3 Bの各端子と同じ信号を電源端子11・12または接地端子13に加えてやれば 分布容量8A〜8Dの両端の電圧が同じになるので、電流は流れず分布容量はな いのと同じになる。図1の等価接続線15の両端は同電位になることを示す。
【0009】 また、任意の所の信号を利得1の増幅器6を経由して電源端子11・12また は接地端子13に加えることにより、分布容量8A〜8Dの影響を変えることが できる。したがって、接続場所をえらぶと分布容量8A〜8Dの影響を受けない ようにすることもできる。
【0010】 次に、図1の内容を説明する。図1はアクティブの低域フィルタである。抵抗 16〜18のインピーダンスは必要とする周波数で増幅器6により十分駆動でき 、またアナログスイッチ3A・3Bの動作に問題ない値とする。コンデンサ9A 〜9Cは必要とする周波数で抵抗16〜18より低いインピーダンスにする。コ ンデンサ9A〜9Cと抵抗16〜18を図1のように接続したことにより、分布 容量8A〜8Dがアナログスイッチ3A・3Bの各端子間と増幅器6の出力間に 等価的に入ったことになる。
【0011】 これによりアナログスイッチ3A・3Bがオンときは分布容量8A〜8Dはコ ンデンサ4に並列接続されたのと同じになり、オフのときは分布容量8B・8C がコンデンサ4に並列接続になり、分布容量8A・8Dは特性に無関係になる。 これは、前段のインピーダンスに比較して抵抗1B+分布容量8Aのインピーダ ンスが十分大きければ分布容量8Aが影響ないためである。分布容量8D+抵抗 2Bは増幅器6の入力と出力間に接続されているが、増幅器6の入出力はまった く同じ信号なので分布容量8Dには電流は流れない。
【0012】 図2では、3dB損失の周波数が3.5MHzの低域フィルタを構成した場合 、最大減衰量が40dBしかとれないが、図1によれば60dB以上の最大減衰 量が得られる。
【0013】
【考案の効果】
この考案によれば、分布容量8A〜8Dはコンデンサ4に並列にしか入らない ので、コンデンサ4を小さめにしておけば、特性への影響はほとんどなくなる。 特に、対接地間の分布容量がなくなるので、最大減衰量を増やすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による集積回路の構成図である。
【図2】従来技術による集積回路の構成図である。
【符号の説明】
1A・1B 抵抗 2A・2B 抵抗 3A・3B アナログスイッチ 4・5 コンデンサ 6 利得1の増幅器 7 アナログスイッチ3A・3Bの電源 8A〜8D アナログスイッチ3A・3Bの分布容量 9A〜9C コンデンサ 11・12 電源7の電源端子 13 電源7の接地端子 14 接地 15 等価接地線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路の電源端子と接地端子を交流的
    に接地から浮かせ、前記電源端子と前記接地端子に信号
    出力を接続することを特徴とする集積回路の分布容量を
    少なくする回路。
JP8037991U 1991-09-09 1991-09-09 集積回路の分布容量を少なくする回路 Pending JPH0523613U (ja)

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JPH0523613U true JPH0523613U (ja) 1993-03-26

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