JPS6221288B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6221288B2 JPS6221288B2 JP9391378A JP9391378A JPS6221288B2 JP S6221288 B2 JPS6221288 B2 JP S6221288B2 JP 9391378 A JP9391378 A JP 9391378A JP 9391378 A JP9391378 A JP 9391378A JP S6221288 B2 JPS6221288 B2 JP S6221288B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistor
- buffer amplifier
- frequency
- capacitor
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 15
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03H—IMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
- H03H11/00—Networks using active elements
- H03H11/02—Multiple-port networks
- H03H11/04—Frequency selective two-port networks
- H03H11/12—Frequency selective two-port networks using amplifiers with feedback
Landscapes
- Filters And Equalizers (AREA)
- Networks Using Active Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は共振時のインピーダンスや急峻性を
変化させることなく共振周波数のみを抵抗によつ
て変え得るようにした周波数選択回路に関する。
変化させることなく共振周波数のみを抵抗によつ
て変え得るようにした周波数選択回路に関する。
従来、周波数選択回路の一般的構成としては、
コイルとコンデンサとを直列または並列に接続し
た所謂LC形共振回路が知られている。この回路
は、その構成が簡単であるため通常の電気回路に
よく用いられるものであるが、反面コイル、コン
デンサには構造上の制約があるため、L(インダ
クタンス)、C(キヤパシテイ)の値を大幅に変
化させ得ず、共振周波数の変化範囲が広く得られ
ない等の難点があり、また一般的には必要なL、
Cの値を得るためにコイル、コンデンサの形状が
大形となる欠点がある。また従来の周波数選択回
路として、半導体素子によるインダクタンス回路
とコンデンサとを用いた共振回路が知られている
が、この回路においては上記インダクタンス回路
の構成が複雑となつて部品点数が多くなり、回路
が高価となる欠点がある。また、いずれも共振周
波数を変化させると、共振時のインピーダンスま
たは急峻性Q等の特性に変化をもたらしてしまう
という不都合を有していた。
コイルとコンデンサとを直列または並列に接続し
た所謂LC形共振回路が知られている。この回路
は、その構成が簡単であるため通常の電気回路に
よく用いられるものであるが、反面コイル、コン
デンサには構造上の制約があるため、L(インダ
クタンス)、C(キヤパシテイ)の値を大幅に変
化させ得ず、共振周波数の変化範囲が広く得られ
ない等の難点があり、また一般的には必要なL、
Cの値を得るためにコイル、コンデンサの形状が
大形となる欠点がある。また従来の周波数選択回
路として、半導体素子によるインダクタンス回路
とコンデンサとを用いた共振回路が知られている
が、この回路においては上記インダクタンス回路
の構成が複雑となつて部品点数が多くなり、回路
が高価となる欠点がある。また、いずれも共振周
波数を変化させると、共振時のインピーダンスま
たは急峻性Q等の特性に変化をもたらしてしまう
という不都合を有していた。
この発明は上記の事情に鑑み、回路構成が簡単
で部品点数が少く、しかも共振時のインピーダン
スや急峻性を変化させることなく共振周波数のみ
を抵抗によつて変え得るようにした周波数選択回
路を提供するもので、第1のバツフアアンプの出
力端と第2のバツフアアンプの入力端との間に、
直列接続された第1,第2の抵抗および第1のコ
ンデンサを接続し、前記第1,第2の抵抗の接続
点を第2のコンデンサを介して接地し、前記第1
のバツフアアンプの入力端と前記第2のバツフア
アンプの出力端との間に第3の抵抗を接続してな
るものである。
で部品点数が少く、しかも共振時のインピーダン
スや急峻性を変化させることなく共振周波数のみ
を抵抗によつて変え得るようにした周波数選択回
路を提供するもので、第1のバツフアアンプの出
力端と第2のバツフアアンプの入力端との間に、
直列接続された第1,第2の抵抗および第1のコ
ンデンサを接続し、前記第1,第2の抵抗の接続
点を第2のコンデンサを介して接地し、前記第1
のバツフアアンプの入力端と前記第2のバツフア
アンプの出力端との間に第3の抵抗を接続してな
るものである。
以下、この発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
図面はこの発明をオーデイオ信号系路中のトー
ンコントロール回路に適用した場合の実施例を示
すもので、図中1は入力端子2a,2bに印加さ
れたオーデイオ信号を増幅する増幅器を示す。こ
の演算増幅器1は、所謂非反転増幅器として構成
されたもので、その非反転入力端1aが入力端子
2aに接続され、出力端1cが抵抗3を介して反
転入力端1bに接続されると共に抵抗4を介して
中間タツプ付の可変抵抗器5の固定端子5aに接
続され、また非反転入力端1bが可変抵抗器5の
固定端子5bに接続され、可変抵抗器5の中間タ
ツプ5cが接地されている。そして可変抵抗器5
は、その摺動端子5dがバツフアアンプ6の入力
端6aに接続され、同バツフアアンプ6は、その
出力端6bが直列接続された抵抗7,8(値はい
ずれもR1)およびコンデンサ9(値はC1)を介し
てバツフアアンプ10の入力端10aに接続され
ている。また抵抗7,8の接続点11はコンデン
サ12(値はC2)を介して接地されている。また
更に、バツフアアンプ10の出力端10bとバツ
フアアンプ6の入力端6aとの間には抵抗13
(値はR3)が接続されている。
ンコントロール回路に適用した場合の実施例を示
すもので、図中1は入力端子2a,2bに印加さ
れたオーデイオ信号を増幅する増幅器を示す。こ
の演算増幅器1は、所謂非反転増幅器として構成
されたもので、その非反転入力端1aが入力端子
2aに接続され、出力端1cが抵抗3を介して反
転入力端1bに接続されると共に抵抗4を介して
中間タツプ付の可変抵抗器5の固定端子5aに接
続され、また非反転入力端1bが可変抵抗器5の
固定端子5bに接続され、可変抵抗器5の中間タ
ツプ5cが接地されている。そして可変抵抗器5
は、その摺動端子5dがバツフアアンプ6の入力
端6aに接続され、同バツフアアンプ6は、その
出力端6bが直列接続された抵抗7,8(値はい
ずれもR1)およびコンデンサ9(値はC1)を介し
てバツフアアンプ10の入力端10aに接続され
ている。また抵抗7,8の接続点11はコンデン
サ12(値はC2)を介して接地されている。また
更に、バツフアアンプ10の出力端10bとバツ
フアアンプ6の入力端6aとの間には抵抗13
(値はR3)が接続されている。
上記の構成において、可変抵抗器5の摺動端子
5dに得られる信号電圧をei、同摺動端子5d
に流れる信号電流をi、接続点11に得られる信
号電圧をe、バツフアアンプ10の出力端10b
に得られる信号電圧をe0とすると、 ei−e/R1=e−e0/R1+jωC2・e……(1
) (但しω=2πf) e−e0/R1+jωC1(ei−e0)=0 ……(2) の関係が得られ、前記摺動端子5dからバツフア
アンプ6側を見たインピーダンスZが、 で表わされる。また、 e0/ei=1−ω2C1C2R1 2+j2ωC1R1
/1−ω2C1C2R1 2+jωR1(2C1+C2)
……(4) であるから、 Z=R3(2C1+C2/C2)+jωC1R1R3+R3/j
ωC2R1…… (5) で表わされる。上記(5)式は、虚数項が相殺され得
る共振回路を表わすものであり、したがつて可変
抵抗器5の摺動端子5dと接地点との間に共振回
路(周波数選択回路)が形成されていることが明
らかである。この場合、上記共振回路の共振周波
数を可変するためには、抵抗7,8の値を連動
して変化させればよい。次に、共振周波数を変
化させた時この共振回路の共振周波数におけるイ
ンピーダンスZ、および急峻性Qがどのように
なるか検討してみる。
5dに得られる信号電圧をei、同摺動端子5d
に流れる信号電流をi、接続点11に得られる信
号電圧をe、バツフアアンプ10の出力端10b
に得られる信号電圧をe0とすると、 ei−e/R1=e−e0/R1+jωC2・e……(1
) (但しω=2πf) e−e0/R1+jωC1(ei−e0)=0 ……(2) の関係が得られ、前記摺動端子5dからバツフア
アンプ6側を見たインピーダンスZが、 で表わされる。また、 e0/ei=1−ω2C1C2R1 2+j2ωC1R1
/1−ω2C1C2R1 2+jωR1(2C1+C2)
……(4) であるから、 Z=R3(2C1+C2/C2)+jωC1R1R3+R3/j
ωC2R1…… (5) で表わされる。上記(5)式は、虚数項が相殺され得
る共振回路を表わすものであり、したがつて可変
抵抗器5の摺動端子5dと接地点との間に共振回
路(周波数選択回路)が形成されていることが明
らかである。この場合、上記共振回路の共振周波
数を可変するためには、抵抗7,8の値を連動
して変化させればよい。次に、共振周波数を変
化させた時この共振回路の共振周波数におけるイ
ンピーダンスZ、および急峻性Qがどのように
なるか検討してみる。
上記(5)式からこの共振回路の抵抗分R、インダ
クタンス分L、キヤパシタンス分Cを各々求めれ
ば R=R32C1+C2/C2 ……(6) L=C1R1R3 ……(7) C=C2R1/R3 ……(8) となり、共振周波数、その時のインピーダンス
Zおよび急峻性Qは次のようになる。
クタンス分L、キヤパシタンス分Cを各々求めれ
ば R=R32C1+C2/C2 ……(6) L=C1R1R3 ……(7) C=C2R1/R3 ……(8) となり、共振周波数、その時のインピーダンス
Zおよび急峻性Qは次のようになる。
Z=R=R32C1+C2/C2 ……(10)
これら(9)、(10)、(11)式から明らかなように、共振
周波数を抵抗R1により変化させてもインピー
ダンスZ、急峻性Qは全く影響を受けない。完
全に共振周波数のみ独立的に変化させ得ること
になる。すなわち図に示すようなトーンコントロ
ール回路に利用した際共振周波数をどこに設定
したとしても、その設定内容によつてコントロー
ルされる周波数特性のピークレベルとか特性スロ
ープ形状が不測に変化してしまうようなことがな
い。(なお、前記ピークレベルは可変抵抗器5の
摺動端子5dを操作することにより正負両方向に
適宜変化させることができる。) なお、実用回路においては、上記抵抗7,8を
互いに連動する可変抵抗器で構成するのがよい。
周波数を抵抗R1により変化させてもインピー
ダンスZ、急峻性Qは全く影響を受けない。完
全に共振周波数のみ独立的に変化させ得ること
になる。すなわち図に示すようなトーンコントロ
ール回路に利用した際共振周波数をどこに設定
したとしても、その設定内容によつてコントロー
ルされる周波数特性のピークレベルとか特性スロ
ープ形状が不測に変化してしまうようなことがな
い。(なお、前記ピークレベルは可変抵抗器5の
摺動端子5dを操作することにより正負両方向に
適宜変化させることができる。) なお、実用回路においては、上記抵抗7,8を
互いに連動する可変抵抗器で構成するのがよい。
以上の説明から明らかなように、この発明によ
る周波数選択回路によれば、共振周波数を抵抗で
変化させ得ると共に、その際共振周波数における
インピーダンスおよび急峻性が全く変化しないの
で、トーンコントロール回路等に利用した際、共
振周波数を変化させても周波数特性のピークレベ
ルとかスロープ形状を不測に変化させずに済み、
しかも回路構成が簡単であるから部品点数が少く
て済み、回路を安価に提供することができる。
る周波数選択回路によれば、共振周波数を抵抗で
変化させ得ると共に、その際共振周波数における
インピーダンスおよび急峻性が全く変化しないの
で、トーンコントロール回路等に利用した際、共
振周波数を変化させても周波数特性のピークレベ
ルとかスロープ形状を不測に変化させずに済み、
しかも回路構成が簡単であるから部品点数が少く
て済み、回路を安価に提供することができる。
図面はこの考案の一実施例を示す回路図であ
る。 6……バツフアアンプ(第1のバツフアアン
プ)、6a,6b……同アンプの入出力端、7,
8……抵抗(第1,第2の抵抗)、9……コンデ
ンサ(第1のコンデンサ)、10……バツフアア
ンプ(第2のバツフアアンプ)、10a,10b
……同バツフアアンプの入出力端、11……抵抗
7,8の接続点、12……コンデンサ(第2のコ
ンデンサ)、13……抵抗(第3の抵抗)。
る。 6……バツフアアンプ(第1のバツフアアン
プ)、6a,6b……同アンプの入出力端、7,
8……抵抗(第1,第2の抵抗)、9……コンデ
ンサ(第1のコンデンサ)、10……バツフアア
ンプ(第2のバツフアアンプ)、10a,10b
……同バツフアアンプの入出力端、11……抵抗
7,8の接続点、12……コンデンサ(第2のコ
ンデンサ)、13……抵抗(第3の抵抗)。
Claims (1)
- 1 第1のバツフアアンプの出力端と第2のバツ
フアアンプの入力端との間に、直列接続された第
1の抵抗と第2の抵抗および第1のコンデンサを
接続し、前記第1の抵抗と第2の抵抗との接続点
を第2のコンデンサを介して接地し、前記第1の
バツフアアンプの入力端と前記第2のバツフアア
ンプの出力端との間に第3の抵抗を接続し、前記
第1のバツフアアンプの入力端と接地点との間に
共振回路を構成すると共に、前記第1の抵抗と第
2の抵抗を変化させることにより、共振周波数
を、該共振周波数におけるインピーダンスおよび
急峻性を一定に保つたまま変化するように構成し
たことを特徴とする周波数選択回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9391378A JPS5520079A (en) | 1978-08-01 | 1978-08-01 | Frequency selection circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9391378A JPS5520079A (en) | 1978-08-01 | 1978-08-01 | Frequency selection circuit |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5520079A JPS5520079A (en) | 1980-02-13 |
JPS6221288B2 true JPS6221288B2 (ja) | 1987-05-12 |
Family
ID=14095702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9391378A Granted JPS5520079A (en) | 1978-08-01 | 1978-08-01 | Frequency selection circuit |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5520079A (ja) |
-
1978
- 1978-08-01 JP JP9391378A patent/JPS5520079A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5520079A (en) | 1980-02-13 |
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