JPH0523604Y2 - - Google Patents

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JPH0523604Y2
JPH0523604Y2 JP1987065812U JP6581287U JPH0523604Y2 JP H0523604 Y2 JPH0523604 Y2 JP H0523604Y2 JP 1987065812 U JP1987065812 U JP 1987065812U JP 6581287 U JP6581287 U JP 6581287U JP H0523604 Y2 JPH0523604 Y2 JP H0523604Y2
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conveyor
hydraulic motor
speed
driving
rotational speed
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  • Road Paving Machines (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、アスフアルトフイニツシヤ、ベース
ペーバ等のアスフアルト舗装車両の駆動制御装置
に関する。
[従来の技術] この種の車両の中には、走行装置、作業装置を
共に油圧で駆動するようにしたもの、例えば、走
行装置の駆動装置として油圧モータを用い、また
アスフアルト合材を路面に順次適量ずつ供給する
作業装置の一つであるコンベヤの駆動装置として
油圧モータを用いたものがある。
このような車両においては、各油圧モータを制
御する比例制御弁等の制御弁を個別に設け、各制
御弁をそれらに対応して個別に設けたポテンシヨ
ンメータなどの調節機器をそれぞれ個別に操作し
て制御することにより、車両の走行速度やコンベ
ヤによる合材供給速度を調節するようにしてい
る。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、同じ施工条件(敷き均し厚さ×幅)
の場合、走行速度を変えると、それに比例してコ
ンベヤ速度を変えなければならない。しかし、従
来の装置であると、走行装置に対応する調節機器
を操作して走行速度を変えた際、それに合わせて
運転者がコンベヤ駆動装置の調節機器も別個に調
節し直さなければならず、操作が面倒であるばか
りでなく、適確な調整操作ができない場合もあつ
た。
[問題点を解決するための手段] 本考案の駆動制御装置は、上記の事情から、走
行用の油圧モータの回転速度とコンベヤ駆動用の
油圧モータの回転速度を同期させる連動機構を設
け、該連動機構は、前記コンベヤ駆動用の油圧モ
ータの回転速度を制御するポテンシヨンメータの
出力信号に係数をかける乗算器と、該乗算器の出
力信号をコンベア駆動用の油圧モータの回転速度
を制御するポテンシヨンメータの出力信号に加算
する加算器とから構成したことを特徴としてい
る。
[作用] 車両の走行装置の油圧モータの回転速度を増す
と、それに応じた量だけコンベア駆動用の油圧モ
ータの回転速度が増し、合材の供給量が増す。ま
た、走行装置の油圧モータの回転速度を減じる
と、それに応じた量だけコンベア駆動用の油圧モ
ータの回転速度が減少し、合材の供給量が減る。
[実施例] 以下、本考案をアスフアルトフイニツシヤに適
用した実施例を図面を参照して説明する。
このアスフアルトフイニツシヤは、第1図、第
2図に示すように、駆動輪(後輪)1を回転させ
て車体2を走行させながら、ホツパ3に投入され
たアスフアルト合材をコンベヤ(バーフイーダ)
4で後方のスプレツデイングスクリユー5に送
り、ここで左右に一様に広げてこれを支持アーム
6の後方に懸吊された敷き均し装置7により路面
上に平らに敷き均しすることができるように構成
したものである。この場合、前輪8を操向を兼ね
た駆動車輪として機能するように構成されてお
り、必要に応じて後輪と一緒に駆動される。
前記車体2には、第3図に示すようにエンジン
9が搭載され、エンジン9には、主となる油圧ポ
ンプ10、及び作業用の幾つかの油圧ポンプ11
が連結されている。
一方、後輪1の車軸には、チエーン12やデフ
アレンシヤルギヤ13等の動力伝達機構を介して
後輪駆動用の油圧モータ14が連結されている。
また、各前輪8にもそれぞれ前輪駆動用の油圧モ
ータ15が連結されている。さらに、左右のコン
ベヤ4,4の各軸16,16には、チエーンとチ
エーンスプロケツト等の動力伝達機構17,17
を介して、それぞれ左右別個に設けた油圧モータ
18,18が連結されている。またスプレツデイ
ングスクリユー5,5は、前記コンベヤ4,4の
軸16,16にチエーンとチエーンスプロケツト
等の動力伝達機構19,19を介して連結されて
いる。
そして、前記油圧ポンプ10と各油圧モータ1
4,15,18,18とが、分配機構20の各比
例制御弁21,22,23,24を介して連結さ
れている。
第4図はこのような構成の駆動系の油圧系統を
示している。同図において、10は油圧ポンプ、
14は後輪駆動用の油圧モータ、15,15は前
輪駆動用の油圧モータ、18,18は左右のコン
ベヤ駆動用の油圧モータ、20は分配機構、21
は後輪駆動制御用の比例制御弁、22は前輪駆動
制御用の比例制御弁、23は左コンベヤ駆動制御
用の比例制御弁、24は右コンベヤ駆動制御用の
比例制御弁である。そして、この駆動系は、各比
例制御弁21〜24のソレノイドを、車両の運転
席に設置した操縦盤に設けたスイツチとポテンシ
ヨメータで操作して、各比例制御弁の流路の切換
えと流量をそれぞれ制御することにより、各油圧
モータ14,15,18,18の回転方向の切換
えと回転速度を調節できるようになつている。
第5図に前記各比例制御弁21,23,24
(前輪駆動制御用の比例制御弁22は省略してあ
る)を制御する制御装置を示す。この制御装置に
おいて、31は後輪制御用のポテンシヨメータ、
33,34はそれぞれ左コンベヤ、右コンベヤ制
御用のポテンシヨメータであり、これらは、それ
ぞれ前記各比例制御弁21,23,24を個別に
制御できるように、増幅器36,38,39を介
して各比例制御弁のソレノイドに連絡されてい
る。また、各ポテンシヨメータ31,33,34
と各比例制御弁21,23,24を結ぶ回路の途
中には、連動機構40が介在されている。
この連動機構40は、コンベヤ速度を後輪速度
に同期させ、後輪の速度調整操作に連動してコン
ベヤ速度が自動的に比例して追従制御されるよう
にするためのもので、後輪制御用ポテンシヨメー
タ31からの信号Vに予め設定した一定の係数α
をかける乗算器41と、該乗算器41を経た信号
Vαを、コンベヤ制御用ポテンシヨメータ33,
34からのコンベヤ速度信号Vcに加算する加算
器42とから構成されている。43は、乗算器4
1を経た信号Vαを加算器42に入力させるか否
かを決定する切換スイツチであり、連動機構40
を機能させるか否かの選択スイツチとなつてい
る。
上記の構成の制御装置においては、上述の連動
機構40の切換スイツチ43をONにしておくこ
とにより、アスフアルトフイニツシヤによる舗装
作業中に、施工状況に応じて車両の走行速度を変
化させた場合には、次のように左右コンベヤ駆動
制御用の比例制御弁23,24が制御され、左右
コンベヤ5,5の速度が車両の走行速度に追従し
て変化される。すなわち、後輪制御用のポテンシ
ヨメータ31により、後輪速度の設定信号Vを変
化させると、その変化した信号は乗算器41で係
数αが乗算されて該信号に比例した値Vαが切換
スイツチ43を経て、各加算器42,42に入力
され、さらに、各増巾器38,39を経て左右の
コンベヤ駆動用比例制御弁23,24にその制御
信号として入力され、これによりコンベヤ速度が
自動的に車両の走行速度に適合した値に調節され
るのである。
この場合、前記乗算器41における係数αを一
定値に固定することなく、その設定を変えられる
ようにしておけば、走行速度とコンベヤ速度の関
係を任意に変更することもできる。また、走行速
度とコンベヤ速度の相対的な関係は、加算器42
において、走行速度設定側からの信号Vαとコン
ベヤ速度設定側からの信号Vcが加算されるので、
左右コンベヤ制御用のポテンシヨメータ33,3
4の出力信号を変化させることによつても、変更
することができる。
いずれにしろ、上記の制御装置によれば、走行
速度を変化させるのに比例してコンベヤ速度が自
動調節されるので、作業状況により走行速度を変
化させた際に、運転者がいちいち該走行速度に対
応してコンベヤ速度制御用のポテンシヨメータを
調整する必要がなくなる。上記装置においては、
必要に応じて切換スイツチをOFFしておけば、
従来と同様に、走行速度とは独立にコンベヤ速度
を自由に設定して作業することができる。また、
上記の装置においては、乗算器41と加算器42
のみで連動機構40を構成してので、構成が極め
て簡単で、実施が容易である。
なお、連動機構の構成は、上記実施例に限られ
ないのは勿論である。
[考案の効果] 以上のように、本考案は、車両走行装置の油圧
モータの回転速度とコンベヤ駆動用の油圧モータ
の回転速度を同期させるようにしてあるから、車
両走行速度を変えるに従つて自動的にコンベヤ速
度が調節され、合材供給量が制御される。したが
つて、作業中に車両の走行速度を変更した際に運
転者がいちいちコンベヤ速度を再調整する必要が
なく、運転者の負担を減らすことができると共
に、車両の走行速度に応じて適切に合材を路面に
供給することができる。また、連動機構を乗算器
と加算器によつて構成しているから、極めて簡単
な構成で車両走行装置の油圧モータの回転速度を
コンベヤ駆動用の油圧モータの回転速度に同期さ
せることができ、さらに乗算器の係数の値を変え
ることによつて、あるいはコンベヤ制御用のポテ
ンシヨメータの出力信号を変えることによつて
も、コンベヤ駆動用の油圧モータの回転速度を制
御することができ、制御の自由度が増す等の効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施したアスフアルトフイニ
ツシヤの側面図、第2図は平面図、第3図は同ア
スフアルトフイニツシヤの駆動装置の基本構成を
示す図、第4図は同駆動装置の油圧系統図、第5
図は駆動系の制御装置の概略説明図である。 1……後輪(駆動輪)、4……コンベヤ、10
……油圧ポンプ、14……油圧モータ、18……
油圧モータ、21〜24……比例制御弁、31,
33,34……ポテンシヨメータ、40……連動
機構、41……乗算器、42……加算器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両走行装置の駆動装置として油圧モータが設
    けられ、またアスフアルト合材を路面に対して供
    給するコンベアの駆動装置として別の油圧モータ
    が設けられたアスフアルト舗装車両において、上
    記走行装置の油圧モータの回転速度と上記コンベ
    ア駆動用の油圧モータの回転速度を同期させる連
    動機構が設けられ、該連動機構は、前記コンベア
    駆動用の油圧モータの回転速度を制御するポテン
    シヨメータの出力信号に係数をかける乗算器と、
    該乗算器の出力信号をコンベア駆動用の油圧モー
    タの回転速度を制御するポテンシヨメータの出力
    信号に加算する加算器とから構成されていること
    を特徴とするアスフアルト舗装車両の駆動制御装
    置。
JP1987065812U 1987-04-30 1987-04-30 Expired - Lifetime JPH0523604Y2 (ja)

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JP1987065812U JPH0523604Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30

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JP1987065812U JPH0523604Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30

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JPS63176112U JPS63176112U (ja) 1988-11-15
JPH0523604Y2 true JPH0523604Y2 (ja) 1993-06-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6062516U (ja) * 1983-10-03 1985-05-01 東京工機株式会社 道路再生処理機

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