JPH05235998A - メールシステム - Google Patents

メールシステム

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JPH05235998A
JPH05235998A JP4030534A JP3053492A JPH05235998A JP H05235998 A JPH05235998 A JP H05235998A JP 4030534 A JP4030534 A JP 4030534A JP 3053492 A JP3053492 A JP 3053492A JP H05235998 A JPH05235998 A JP H05235998A
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JP
Japan
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mail
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JP4030534A
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Yoko Suzuki
洋子 鈴木
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は電子計算機からメール装置にアクセス
してサービス制御を行うメールシステムに関し,各種の
データを扱うメール装置に対してサービスを要求する利
用者が簡単な操作によりサービスを受けることができ,
必要な結果を得るまでに要する時間を短縮することがで
きることを目的とする。 【構成】電子計算機及びメール装置のそれぞれに共通の
計算機間通信部を備え,メール装置に電子計算機からの
指示により起動する連携処理部を備え,電子計算機にサ
ービス定義ファイル作成部を備える。電子計算機のサー
ビス定義ファイル作成部によりメール装置に対して要求
するサービスの内容を指定するサービス定義ファイルを
作成し,メール装置へのサービス定義ファイルの転送と
連携処理部の起動を指示すると,メール装置の連携処理
部が起動してサービス定義ファイルを解析して,要求に
対応する対応サービス実行部を起動するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子計算機からメール装
置にアクセスしてサービ制御を行うメールシステムに関
する。
【0002】近年,ファクシミリ,音声,テキスト等の
各データを取り扱うマルチメディアのメール装置を利用
したサービスが提供されている。このようなメール装置
の利用者は電話機またはファクシミリを用いてメール装
置にアクセスして情報を得るため手間と時間がかかるの
でその改善が望まれている。
【0003】
【従来の技術】図13は従来のメールシステムの構成を
示す。従来のファクシミリデータ,音声データ,テキス
トデータ等を扱うメール装置においては,利用者からの
要求により送信したい各種のデータ,送信形態(同報,
親展等),宛先等のデータが登録されると,それらのデ
ータを管理して指定されたサービスを実行する。利用者
はメール装置へ配送すべき各種データの登録や,配送さ
れるデータの受信と共に,予めメール装置に登録してお
いたメールの送信状況や,メールの保管状況を確認した
り,内容を変更(送信要求の取消しや削除,追加等)す
る等のサービスを行っている。
【0004】図13に示すシステムにおいて,上記のよ
うなサービスを受ける利用者は,電話機131からメー
ル装置133の電話番号をダイヤルすることによりネッ
トワーク(交換機)132を介してアクセスすると,各
回線毎に設けられ,PB信号,ファクシミリ信号,デー
タ等をメール装置133で処理可能なデータに変換した
り,逆の変換を行う機能を有する回線接続アダプタ13
4を介してメール装置133と接続する。
【0005】メール装置133は該回線接続アダプタ1
34を介して制御装置135に要求が通知されると,ア
ナウンス装置137を介して音声のガイダンスが送ら
れ,利用者が押しボタンキーを操作してPB信号を送出
してサービス要求やデータの入力を行っている。制御装
置135はサービスの要求を受け取ると対応するサービ
スを実行するアプリケーション136を起動して要求さ
れたサービスを処理する。処理の結果得られたデータを
音声により電話機131へ送る場合は,回線接続アダプ
タ134を介して送信される。またメール装置133に
対しファクシミリ装置130によりデータを受け取るこ
とを要求した場合は,メール装置133は電話機131
との接続を一旦切り,制御装置135の制御により回線
接続アダプタ134からネットワーク132へ発信し
て,利用者のファクシミリ装置130との接続を行っ
て,提供すべきデータを回線接続アダプタ134により
ファクシミリ信号に変換して送信する。これにより利用
者はファクシミリによる出力を得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の方式で
は,音声ガイダンスの指示に従って操作するため,初め
て操作する利用者には聞き逃しや,指示が理解できない
場合があり利用しにくいという問題があった。また,こ
れらのサービスを行う場合,サービスの種別に応じて予
め決められたサービスコード(番号)が用いられるが,
そのサービスコードを利用者が記憶するか,紙等に記録
しておく必要があった。
【0007】さらにPB信号を発生する押しボタンによ
る操作のため入力ミスが起きやすい等,利用者の操作性
に問題があった。また,確認系サービス(登録内容や現
在の送信状況等を確認するサービス)においては,ファ
クシミリあるいは音声出力によって確認を行うため,接
続替えやメディアの変換等のため利用者が要求を行って
から確認結果を得るまでに時間がかかるという問題があ
った。
【0008】本発明は各種のデータを扱うメール装置に
対してサービスを要求する利用者が簡単な操作によりサ
ービスを受けることができ,必要な結果を得るまでに要
する時間を短縮することができるメールシステムに関す
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図である。図1において,1は利用者側に設けた電子計
算機,2はデータ送受信を行うデータコミュニケーショ
ンアダプタ,3は計算機間通信部,4はサービス定義フ
ァイル作成部,5はサービス定義ファイル,6−1は確
認用ファイル,6−2は配送用テキストファイル,7は
受信ファイル解析部,8はネットワーク,9はメール装
置,10はデータコミュニケーションアダプタ,11は
計算機間通信部,12は連携処理部,13は多数のサー
ビスに対応して複数設けられたサービスを実行する対応
サービス実行部,14はサービス定義ファイル,15−
1は確認用ファイル,15−2は配送用テキストファイ
ルである。
【0010】本発明は利用者側に設けた電子計算機1に
データコミュニケーションアダプタ2,計算機間通信部
3を備え,メール装置9側のデータコミュニケーション
アダプタ10,計算機間通信部11を介して相互の通信
を行い,利用者がサービスを要求する場合は希望するサ
ービスの内容を表すサービス定義ファイル5を作成して
メール装置9に送信するとメール装置9において連携処
理部12が起動してサービス定義ファイル14を解析し
て希望する対応サービス実行部13が起動され,サービ
スに対応して電子計算機1とメール装置9間におけるデ
ータの送受が行われる。
【0011】
【作用】電子計算機1の利用者は,メール装置9にサー
ビスを要求する場合,サービス定義ファイル作成部4を
起動する。利用者が起動したサービス定義ファイル作成
部4の指示に応じて入力を行うと,希望するサービス情
報を搭載したサービス定義ファイル5が作成される。サ
ービス定義ファイル5が作成されると,計算機間通信部
3を起動し,データコミュニケーションアダプタ2から
ネットワーク8を介してメール装置9と通信路を形成し
て,メール装置9のデータコミュニケーションアダプタ
10,計算機間通信部11との通信を行ってサービス定
義ファイル5の内容を転送してメール装置9内のサービ
ス定義ファイル14に格納されると共に,電子計算機1
からの指示により連携処理部12が起動される。
【0012】連携処理部12は起動するとサービス定義
ファイル14を解析し,その内容により指定されたサー
ビスを識別すると,対応サービス実行部13の中の対応
する一つを起動する。起動した対応サービス実行部13
は,サービスの種別に対応するサービス処理を実行す
る。
【0013】確認系サービスの場合,対応サービス実行
部13によりメール装置9内の該当するデータを確認
(チェック)して確認用ファイル15−1が作成される
と,連携処理部12は電子計算機1に対し確認用ファイ
ル15−1のデータの転送及び電子計算機1に対するフ
ァイル解析処理の指示を行う。電子計算機1はそのデー
タを確認用ファイル6−1に格納する。また,受信ファ
イル解析部7がメール装置9からの指示により起動さ
れ,受信した確認用ファイル6−1の解析を行い,ディ
スプレイ(図示せず)に表示して利用者に知らせる。
【0014】確認系サービス以外のサービスの中で,送
信,登録,変更,削除等を要求するサービスは単にサー
ビス定義ファイル5を作成してメール装置9へ転送し,
連携処理部12を起動することにより,対応サービス実
行部13において該当するサービスを実行することでサ
ービスを終了する。
【0015】また,電子計算機1からメール装置9に対
してファクシミリ配送を依頼してもらうテキストファイ
ルを送信したいというようなサービスの場合,電子計算
機1においてサービス定義ファイル5を作成すると共
に,ファクシミリ配送してもらうテキストファイルを用
意して,メール装置9と通信を行い,電子計算機1内の
サービス定義ファイル5及び配送用テキストファイル6
−2の転送を行う。これらのファイルはメール装置9の
対応する各ファイル14,15−2に格納される。メー
ル装置9の連携処理部12でサービス定義ファイル14
を解読して,対応サービス実行部13の中のテキストフ
ァイル配送サービスを起動する。
【0016】
【実施例】図2は実施例のメールシステムの構成図であ
る。図2において,20は利用者側に設けられた電子計
算機,21,24は交換網を介してデータ伝送を行うた
めの変復調を行うモデム,22は交換機,23はメール
装置,25は交換機に収容された加入者のファクシミリ
装置,26は交換機に収容された加入者の電話機であ
る。
【0017】電子計算機20の構成において,200は
データコミュニケーションアダプタ,201は計算機間
の大量データの一括転送を行うためのオンラインの計算
機間通信プログラム(例えば,HICS等),202は
利用者からのコマンドにより実行されるサービス定義フ
ァイル作成を含む各種のアプリケーションプログラム,
203は操作のための入力を行うキーボード,204は
ディスプレイである。
【0018】メール装置23の構成において,230は
データコミュニケーションアダプタ,231は従来と同
様に利用者の電話機またはファクシミリと接続し,利用
者側の電話,ファクシミリのメディア信号とメール装置
23の信号とを変換する回線接続アダプタ,232はメ
ール装置23内のテキストデータをファクシミリデータ
に変換するメディア変換アダプタ,233はメール装置
23のオペレーティングシステム(OS),234は各
アダプタ230〜232を制御する共通ドライバ,23
5はデータコミュニケーションアダプタ230を介して
HDLC手順で接続した相手電子計算機20との通信制
御機能を実行すると共にネットワーク制御部236によ
るドライバ機能を実行するDCドライバ,236はOS
233の制御の下にネットワーク制御を実行するネット
ワーク制御部,237は電子計算機20の201と同様
の計算機間で大量データの一括転送を行うための計算機
間通信プログラム(例えば,HICS),238はメー
ル装置23が提供する各種のサービスを実行するアプリ
ケーションプログラム,239は各種のデータを格納す
るファイルである。
【0019】上記のようなハードウェア及びソフトウェ
アを備えるメールシステムにおいて,電子計算機からの
要求に対応した各種のサービスを実現する実施例の構成
を以下に説明する。
【0020】図3は確認系サービスの処理内容を示す
図,図4は連携処理プロセスの処理シーケンス,図5は
受信ファイル解析プロセスの処理シーケンス,図6及び
図7は各種サービスの機能説明図である。
【0021】図3には確認系のサービスにおいて電子計
算機20のアプリケーションプログラム202(図2参
照)及びメール装置23のアプリケーションプログラム
238において実行される処理内容を示す。
【0022】電子計算機20の利用者が確認系サービス
のサービス定義ファイルを作成するためサービス定義フ
ァイル作成プロセスp1が起動する。このプロセスp1
が起動すると利用者に対し入力すべき項目をディスプレ
イ(図2の204)に指示し,対応するデータ入力を利
用者がキーボード(図2の203)から入力することに
より希望するサービス情報を格納したサービス定義ファ
イルf1が作成される。
【0023】この確認系サービスで作成されるサービス
定義ファイルの内容は,図6,図7に示す各系統の分類
の中の送信メール状況確認系(サービス番号1,2),
保管情報系(サービス番号4),同胞リスト系(サービ
ス番号8,9)の各サービス番号の機能を実現するのに
必要な情報が含まれ,この確認系の各サービスにおける
定義ファイル作成プロセスのシーケンスは後述する図1
0乃至図11に示されている。
【0024】サービス定義ファイルf1が作成され,利
用者がメール装置23への転送及びメール装置23内の
アプリケーションプログラム(図2の238)内の連携
処理プロセスを起動するための計算機間通信プログラム
(図2の201)のコマンドを投入すると,サービス定
義ファイルf1が転送されてファイルF1に格納される
と共にアプリケーションプログラム(238)内の連携
処理プロセスP1が起動する。
【0025】連携処理プロセスP1の処理シーケンスは
図4に示され,最初に相手電子計算機20のコードによ
り作成されたサービス定義ファイルF1のコードをメー
ル装置23のコードに変換する(図4の40)。次にサ
ービス定義ファイルの解析を行い(同41),要求する
サービスの種別に該当するサービスプロセスを起動する
ためのパラメータ(例:FAX出力なら宛先番号)を設
定して(同42),該当サービスプロセスを起動する
(同43)。
【0026】これにより,図3に示す該当サービスプロ
セスP2が起動されると,サービスプロセスは,該当す
るチェック個所(確認の対象となる各データ)のチェッ
クを行い,確認用ファイルF2を作成する。
【0027】確認用ファイルが作成されると,連携処理
プロセスP1は,図4のステップ44において,確認系
サービスで且つディスプレイ表示を伴うかの判別を行
い,ノーの場合この連携処理プロセスを終了するが,イ
エスの場合は計算機間通信プログラムのコマンドを用
い,先に起動したサービスプロセスが作成した確認用フ
ァイルF2を電子計算機への転送(図4の45)と相手
電子計算機のアプリケーションにおける受信ファイル解
析プロセスの起動を行う(図4の46)。
【0028】この結果,図3に示すようにメール装置2
3からの確認用ファイルは電子計算機20の確認用ファ
イルf2として格納され,受信ファイル解析プロセスp
2が起動する。
【0029】受信ファイル解析プロセスp2の処理シー
ケンスは図5に示され,最初にメール装置23のコード
で転送された受信ファイルのコードを電子計算機20の
コードに変換し(図5の50),受信ファイルの解析を
行い(同51),解析した結果をディスプレイ(図2の
204)に表示する(同52)。
【0030】図8はメール装置23内に登録される内容
について送信,登録,変更,削除を要求するサービスの
処理内容を示す図である。このサービスの要求を行う場
合も,上記の確認系サービスと同様に電子計算機20の
アプリケーション内のサービス定義ファイル作成プロセ
スp1を起動し,該サービス定義ファイル作成プロセス
p1の指示に従いながら希望するサービス情報が格納し
たサービス定義ファイルf1を作成する。この送信,登
録,変更,削除を要求する各サービスにおけるサービス
定義ファイル作成プロセスのシーケンスも,後述する図
10乃至図12に示されている。
【0031】この場合のサービス定義ファイルf1に
は,図6,図7に示す各系統の分類の中の送信メール状
況確認系(サービス番号3),保管情報系(サービス番
号5〜7),同報リスト系(サービス番号10〜1
4),テキストFAX配信系(サービス番号15)の各
サービス番号に対応するサービス機能を指定する情報が
設定(定義)される。サービス定義ファイルf1が作成
されると,上記確認系サービスの場合と同様に,計算機
間通信プログラムのコマンドによりメール装置23への
ファイルの転送と連携処理プロセスP1の起動を行う。
メール装置23では起動された連携処理プロセスP1に
より図4に示す処理シーケンス(図4の40〜43)に
より転送されたサービス定義ファイルF1を解析し,要
求された各サービス番号に該当するサービスプロセスを
起動して,それぞれのサービス(各サービス番号に対応
する処理)を実行する。
【0032】図9は転送テキストファイルFAX配信の
処理内容を示す。この場合,サービス定義ファイル作成
プロセスp1を起動して,この転送テキストファイルF
AX配信サービス用のサービス定義ファイルf1を作成
する。このサービスは図7のテキストFAX配信系の中
のサービス番号16の機能を実現するものであり,この
サービス定義ファイル作成プロセスのシーケンスは後述
する図12に示されている。
【0033】一方,予めファクシミリ(FAX)配送さ
れる内容となる電子計算機20内の配送用テキストファ
イルf3が用意されている。サービス定義ファイルf1
の作成後,計算機間通信プログラムのコマンドを用いて
メール装置23への転送及びメール装置アプリケーショ
ン内の連携処理プロセスP1の起動を行う。起動した連
携処理プロセスP1は上記図3,図8と同様に受信した
サービス定義ファイルF1を解析し,該当するテキスト
ファイルFAX配信プロセスが起動される。テキストフ
ァイルFAX配信プロセスは,電子計算機20から受信
した配送用テキストファイルF3について,指定された
条件(同報等)に従って配信する処理を行う。なお,こ
のテキストファイルの配信のサービスは,配送用テキス
トファイルF3のテキスト情報をファクシミリ原稿の情
報(イメージ情報)に変換して,宛先のファクシミリに
送信するサービスである。
【0034】次に,上記図6,図7に示す各サービス機
能を要求する場合に電子計算機において実行されるサー
ビス定義ファイル作成プロセスの処理シーケンスを図1
0乃至図12に示す。
【0035】図10において,電子計算機(図2の2
0)の利用者によりサービス定義ファイル作成プロセス
が起動(スタート)すると,最初にサービスの選択が行
われる(図10のS1)。すなわち,ディスプレイに各
サービスの名称(機能)が表示され,その中から希望す
るサービスを指示すると,サービス番号1〜5の場合図
10に示すそれぞれのサービス番号に対応するサービス
定義ファイル作成のシーケンスが実行され,サービス番
号6〜11に対応する名称(機能)のサービスを選択す
ると図11に示す各シーケンス,サービス番号12〜1
6に対応する名称のサービスを選択すると図12に示す
各シーケンスがそれぞれ実行される。
【0036】確認系サービスを要求する場合(図3を参
照)のサービス定義ファイル作成プロセスの場合の例を
説明すると,依頼メール一覧要求(サービス番号1)を
選択すると(同S2),出力先を選択するための画面が
表示される。画面の内容は「0.ディスプレイ,1.F
AX,2.電話機」である(同S3)。この時,「1」
または「2」すなわち,FAXまたは電話機を出力先と
して選択した場合,その宛先番号(FAXまたは電話機
の番号)を入力するよう指示される(同S4)。
【0037】ディスプレイを出力先とする場合及び宛先
番号を入力すると,の経路で図11のS7に移行し,
入力されたデータを含む依頼メール一覧要求のサービス
定義ファイルが作成され(同S7),次にメール装置の
連携処理プロセスを起動させるか否かの判断をする(同
S8)。この判断は,実際にメール装置に対しサービス
を依頼するかどうかを判別するもので,実際に依頼する
場合(連携処理プロセスを起動する場合)には“Y”
を,依頼しない場合(連携処理プロセスを起動しない場
合)には“N”を入力する。連携処理プロセスを起動す
る場合は,サービス定義ファイルをメール装置に転送し
(同S9),続いて連携処理プロセスを起動する(同S
10)。
【0038】ステップ8(S8)において,連携処理プ
ロセスを起動しない場合(電話,FAXを出力先とする
場合)は,ここでサービス定義ファイル作成のプロセス
を終了する。この場合サービス定義ファイルの転送及び
メール装置に対する連携処理プロセスの起動は行われ
ず,メール装置ではサービスを受け付けない。
【0039】また,送信,登録,変更,削除等のサービ
ス(図8参照)の例を説明すると,図10のサービスの
選択(S1)において,保管情報送信(サービス番号
7)を選択すると,の経路により番号7の保管情報送
信のためのサービス定義ファイルの作成が開始され(図
11のS2),最初にメール装置に保管されたメールの
受付番号(送信させたいメールを指示)を入力する(同
S3)。次に,そのメールの送信先を指示するための宛
先番号を入力し(同S4),全ての宛先入力が終了する
と(同S5),サービス定義ファイルの作成が行われる
(同S7)。続いて,連携処理プロセスを起動するか判
断する(同S8)。この判断は,上記確認系サービスと
同様である。この後,連携処理プロセスを起動する指示
が出された場合には上記の確認系サービスと同様にS
9,S10が実行されて,メール装置における連携処理
プロセスが起動される。
【0040】次に転送テキストファイルFAX配信のサ
ービス(図9参照)の例を説明すると,図10のサービ
スの選択(S1)において,転送テキストファイルFA
X配信(サービス番号16)を選択すると,の経路に
より図12の番号16の転送テキストファイルFAX配
信のためのサービス定義ファイルの作成の処理が開始さ
れ(図12のS2),最初に配信ファイル名を入力し
(同S3),次に配信先の宛先番号を入力し(同S
4),全ての宛先入力が終了すると(同S5),サービ
ス定義ファイルが作成される(同S6)。次に連携処理
プロセスの起動を行うか判別し(同S7),起動すると
いう指示が出された場合には指定テキストファイルをメ
ール装置へ転送する(同S8)。 この後,の経路に
より図11のステップ9(S9)へ移行し,サービス定
義ファイルをメール装置に転送して,連携処理プロセス
を起動する(図11のS10)。
【0041】
【発明の効果】本発明によればファクシミリデータ,音
声データ,テキストデータ等を扱うメール装置におい
て,利用者側の電子計算機で各種の希望するサービスの
内容を指定するとオンラインでメール装置で受付けられ
て対応するサービスが実行されるので利用者の操作性を
向上することができる。また,確認系サービスにおいて
は依頼から確認を行うまでの時間を短縮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】実施例のメールシステムの構成図である。
【図3】確認系サービスの処理内容を示す図である。
【図4】連携処理プロセスの処理シーケンスである。
【図5】受信ファイル解析プロセスの処理シーケンスで
ある。
【図6】各種サービスの機能説明図(その1)である。
【図7】各種サービスの機能説明図(その2)である。
【図8】送信,登録,変更,削除を要求するサービスの
処理内容を示す図である。
【図9】転送テキストファイルFAX配信の処理内容を
示す図である。
【図10】サービス定義ファイル作成プロセスの処理シ
ーケンス(その1)である。
【図11】サービス定義ファイル作成プロセスの処理シ
ーケンス(その2)である。
【図12】サービス定義ファイル作成プロセスの処理シ
ーケンス(その3)である。
【図13】従来のメールシステムの構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 電子計算機 2,10 データコミュニケーションアダプタ 3,11 計算機間通信部 4 サービス定義ファイル作成部 5,14 サービス定義ファイル 6−1 確認用ファイル 6−2 配送用テキストファイル 7 受信ファイル解析部 8 ネットワーク 9 メール装置 12 連携処理部 13 対応サービス実行部 15−1 確認用ファイル 15−2 配送用テキストファイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子計算機からメール装置にアクセスし
    てサービス制御を行うメールシステムにおいて, 電子計算機及びメール装置のそれぞれに共通の計算機間
    通信部を備え, メール装置に電子計算機からの指示により起動する連携
    処理部を備え, 電子計算機に備えたサービス定義ファイル作成部により
    メール装置に対して要求するサービスの内容を指定する
    サービス定義ファイルを作成し,前記メール装置へ前記
    サービス定義ファイルの転送と前記連携処理部の起動を
    指示し, メール装置は,該起動指示により起動する連携処理部に
    おいて,該サービス定義ファイルを解析して,要求に対
    応する対応サービス実行部を起動することを特徴とする
    メールシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1において, 電子計算機とメール装置が保持する情報の確認をするた
    めの確認系のサービスを要求するサービス定義ファイル
    を作成し,メール装置への転送と連携処理部の起動を指
    示すると, メール装置は,連携処理部によるサービス定義ファイル
    の解析により対応する情報を確認する対応サービス実行
    部を起動し, 該対応サービス実行部により確認した情報を確認用ファ
    イルに格納すると要求を行った電子計算機に対し該確認
    用ファイルを転送し, 該確認用ファイルを受け取った電子計算機は,該確認用
    ファイルを解析して表示することを特徴とするメールシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 請求項1において, 電子計算機からメール装置に対し配送用テキストファイ
    ルを転送するサービスを要求する時, 該サービスを要求するサービス定義ファイルを作成し,
    該サービス定義ファイルと前記配送用テキストファイル
    をメール装置へ転送すると共に連携処理部の起動を指示
    し, メール装置は連携処理部によるサービス定義ファイルの
    解析により,対応する転送テキストファイル配送の対応
    サービス実行部を起動し, 該テキストファイル配送の対応サービス実行部は受信さ
    れた配送用テキストファイルを用いて配信サービスを行
    うことを特徴とするメールシステム。
JP4030534A 1992-02-18 1992-02-18 メールシステム Withdrawn JPH05235998A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08235098A (ja) * 1995-02-22 1996-09-13 Mitsubishi Electric Corp 分散アプリケーション通信方式

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08235098A (ja) * 1995-02-22 1996-09-13 Mitsubishi Electric Corp 分散アプリケーション通信方式

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