JPH05234U - ワーククランプ間隔自動調整装置 - Google Patents

ワーククランプ間隔自動調整装置

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JPH05234U
JPH05234U JP4619091U JP4619091U JPH05234U JP H05234 U JPH05234 U JP H05234U JP 4619091 U JP4619091 U JP 4619091U JP 4619091 U JP4619091 U JP 4619091U JP H05234 U JPH05234 U JP H05234U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carriage
work
work clamp
clamp
drive motor
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Pending
Application number
JP4619091U
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English (en)
Inventor
茂 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
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Publication of JPH05234U publication Critical patent/JPH05234U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ワーククランプ自体がキヤレッジ上を移動自在
とする移動機構を設け、この移動機構の構造の簡略化を
目的とする。 【構成】ワーククランプに設けられる駆動モータと、前
記駆動モータの出力軸に設けられたピニオンギヤと、キ
ヤレッジに設けられ前記ピニオンギヤと噛合うラック
と、前記ワーククランプに設けられ前記キヤレッジに対
する前記ワーククランプの位置を固定・開放自在とする
固定・開放手段とから構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、NC装置付きタレットパンチプレスまたは板金用レーザ加工機等の 板金加工機におけるワーククランプの間隔を自動的に調節し得るワーククランプ 間隔自動調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、板金加工機にはワーク位置移動装置が装着されている。このワーク位置 移動装置は、キヤレッジの左右に装着される2組のワーククランプによってワー クの一端辺縁を挟持し、板金加工機の機械全幅にほぼ等しく延伸するキヤレッジ ベースに移動自在(X軸移動)に装着されている。
【0003】 さらに、キヤレッジベースは、X軸方向に位置決めされたワークをキヤレッジ と共に、板金加工機の加工部に移送(Y軸移動)させて所定の加工を行うもので ある。
【0004】 この際、ワーククランプは、キヤレッジにボルト等で固定されており、作業者 がこのボルト等をゆるめて移動させる第1の方法があった。
【0005】 また、ワーククランプをキヤレッジベース上に固定し、キヤレッジを移動させ るかまたは任意の位置でキヤレッジベースの固定を解除して、キヤレッジに固定 する。なお、複数個のーククランプを個々にまたは同時に上記の動作を行い、ワ ーククランプの位置、間隔を制御する第2の方法があった。
【0006】 さらに、キヤレッジ上にサーボモータ、ボールネジを装着して、キヤレッジ上 でワーククランプを任意の位置に移動させる方法があった。複数個のワーククラ ンプに対して、ボールネジナット部にクラッチを設け、このクラッチの連結によ りワーククランプの移動・固定を行い、位置・間隔を制御する第3の方法があっ た。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、第1の方法は多種類の幅を有するワークに対しては、作業者の負担 が大きく、その自動加工化が困難であった。
【0008】 なお、第2の方法は、ワーククランプをキヤレッジベースまたはキヤレッジベ ースに固定するためのクランピング機構が必要であった。このために、ワークク ランプ側または受け側の構造が複雑化するという問題があった。
【0009】 さらに、第3の方法は、キヤレッジ上にサーボモータ、ボールネシ等が装着さ れ、その構造が複雑になって、ワーククランプの数を変更・交換することが困難 であった。
【0010】 本考案の目的は、上記の問題点を解決するために、その構成が簡略化し、高精 度化され、自動加工化が容易なワーククランプ間隔自動調整装置を提供すること にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、板金加工機に設けられ前後方向に移動 自在とするキヤレッジベースと、このキヤレッジベースに左右方向に移動自在に 設けられたキヤレッジと、このキヤレッジに設けられワークをクランプするワー ククランプとを有し、前記ワークを前後および左右方向に移動自在とするワーク 位置移動装置において、前記ワーククランプに設けられる駆動モータと、前記駆 動モータの出力軸に設けられたピニオンギヤと、前記キヤレッジに設けられ前記 ピニオンギヤと噛合うラックと、前記ワーククランプに設けられ前記キヤレッジ に対する前記ワーククランプの位置を固定・開放自在とする固定・開放手段とを 備え、前記ワーククランプをキヤレッジの任意の位置に移動し間隔を自動調整す るワーククランプ間隔自動調整装置である。
【0012】
【作用】
本考案のワーククランプ間隔自動調整装置を採用することにより、ワーククラ ンプに駆動モータを設け、前記駆動モータの出力軸にピニオンギヤを設け、前記 キヤレッジに前記ピニオンギヤと噛合うラックを設け、前記ワーククランプに前 記キヤレッジに対する前記ワーククランプの位置を固定・開放自在とする固定・ 開放手段を設けて前記ワーククランプをキヤレッジの任意の位置に移動しその間 隔を自動調整することによって、その構成が簡略化し、高精度化され、自動加工 化が容易である。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて、詳細に説明する。
【0014】 図4は本考案が実施される板金加工機のワーク位置移動装置の概略構成図を示 す。図においてワーク位置移動装置1は、キヤレッジ3の左右に装着される2組 のワーククランプ5,5AによってワークWの一端辺縁を挟持し、板金加工機の テーブル9の全体幅にほぼ等しく延伸するキヤレッジベース7に移動自在(X軸 移動)に装着されている。
【0015】 さらに、キヤレッジベース7は、X軸方向に位置決めされたワークWをキヤレ ッジ3と共に、板金加工機の加工部に移送(Y軸移動)させて所定の加工を行う ものである。この際、ワークWの大きさに応じてワーククランプ5,5Aの位置 および間隔を移動させる必要がある。
【0016】 図1は本考案の一実施例の概略構成図、図2は図1の要部拡大断面図を示す。 図1および図2において、ワーククランプ間隔自動調整装置11は、主としてキ ヤレッジ3に設けられたガイドプレート13上に設けられたラック歯車15と、 ワーククランプ5,5Aに内臓された駆動モータ17と、駆動モータ17の回転 軸17A(軸受17Bにて軸支される)の端部に設けられラック歯車15と噛合 する小歯車19とから構成されている。
【0017】 また、キヤレッジ3とワーククランプ5,5Aとの間には、油圧式ブレーキ機 構21およびワーククランプ5,5Aに内臓され爪部23をクランプまたはアン クランプ操作するエアまたは油圧式シリンダ25が設けられている。
【0018】 なお、駆動モータ17にはサーボモータもしくはパルスモータが使用され、位 置指令および移動指令は図示されていないNC装置により行うものである。
【0019】 図3はワーククランプ間隔自動調整装置の動作説明図を示す。図においてNC 装置からのソレノイドへの動作指令により、ステップ1(S1) ではワーククラン プ5,5Aのアンクランプがエアまたは油圧のオフによって行われ、ステップ2 (S2)ではブレーキ機構21の解除が同じくエアまたは油圧のオフによって行われ る。
【0020】 次に、ステップ3(S3)ではNC装置の位置指令により駆動モータ17が駆動さ れ、ワーククランプ5,5を移動し、その位置が自己検出され、オーバーライド (非加工)範囲が設定される。ステップ4(S4)ではソレノイドへの動作指令によ り、ブレーキ機構21のブレーキ作動がエアまたは油圧のオンによって行われ、 ステップ5(S5)ではワーククランプ5,5Aのクランプが同じくエアまたは油圧 のオンによって行われる。
【0021】 従って、ワーククランプ5,5Aに駆動モータ17を装着することにより、キ ヤレッジ3およびキレッジベース7のスライド構造が簡略化し、ガイドプレート 13の交換によるラック歯車15の追加およびNC装置にモータ駆動用基板の追 加等によって、後付け(後からの追加改造)が可能である。また、駆動モータ1 7として小型のサーボモータまたはパルスモータを使用することにより、位置の 自己検出が可能となり、高精度化またはその補正が容易であり、オーバーライド 範囲の自動設定が可能である。さらに、クランプ位置が自動設定されることによ り、多種な幅を有するワークに対してその作業が容易化し、自動加工(無人運転 )化への対応が可能である。
【0022】 なお、本考案は、上記実施例に限定されるべきものではなく、適宜な設計的変 更により他の態様においても実施し得るものであって、例えばラック歯車15は ガイドプレート13に加工されるも、キヤレッジ3上にガイドプレート13とは 別個に設けてもよく、キヤレッジ3上に直接加工してもよい。
【0023】 また、駆動モータ17はワーククランプ5,5Aに内蔵されるも、ワーククラ ンプ5,5Aの側面に装着してもよい。さらに、ブレーキによる固定方法は、ガ イドプレート13自体をエアまたは油圧により、クランプまたはアンクランプす るも、駆動モータ17にブレーキ機構を内蔵しまたは回転軸17Aにブレーキ機 構を設けて固定してもよい。この際、ガイドプレート13はワーククランプ5, 5Aのガイド機能のみを有し、LMガイドで代用してもよい。
【0024】
【考案の効果】
上記説明ですでに明らかなように、本考案のワーククランプ間隔自動調整装置 は、ワーククランプに駆動モータを設け、前記駆動モータの出力軸にピニオンギ ヤを設け、前記キヤレッジに前記ピニオンギヤと噛合うラックを設け、前記ワー ククランプに前記キヤレッジに対する前記ワーククランプの位置を固定・開放自 在とする固定・開放手段を設けて前記ワーククランプをキヤレッジの任意の位置 に移動しその間隔を自動調整することによって、従来技術の問題点が有効に解決 され、その構成が簡略化し、高精度化され、自動加工化が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の一実施例の概略構成図である。
【図2】図1の要部拡大断面図である。
【図3】図3はワーククランプ間隔自動調整装置の動作
説明図である。
【図4】図4は本考案が実施される板金加工機のワーク
位置移動装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 ワーク位置移動装置 3 キヤレッジ 5,5A ワーククランプ 7 キヤレッジベース 11 ワーククランプ間隔自動調整装置 13 ガイドプレート 15 ラック歯車 17 駆動モータ 21 ブレーキ機構

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】板金加工機に設けられ前後方向に移動自在
    とするキヤレッジベースと、このキヤレッジベースに左
    右方向に移動自在に設けられたキヤレッジと、このキヤ
    レッジに設けられワークをクランプするワーククランプ
    とを有し、前記ワークを前後および左右方向に移動自在
    とするワーク位置移動装置において、前記ワーククラン
    プに設けられる駆動モータと、前記駆動モータの出力軸
    に設けられたピニオンギヤと、前記キヤレッジに設けら
    れ前記ピニオンギヤと噛合うラックと、前記ワーククラ
    ンプに設けられ前記キヤレッジに対する前記ワーククラ
    ンプの位置を固定・開放自在とする固定・開放手段とを
    備え、前記ワーククランプをキヤレッジの任意の位置に
    移動し間隔を自動調整するワーククランプ間隔自動調整
    装置。
JP4619091U 1991-06-19 1991-06-19 ワーククランプ間隔自動調整装置 Pending JPH05234U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4619091U JPH05234U (ja) 1991-06-19 1991-06-19 ワーククランプ間隔自動調整装置

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JP4619091U JPH05234U (ja) 1991-06-19 1991-06-19 ワーククランプ間隔自動調整装置

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JPH05234U true JPH05234U (ja) 1993-01-08

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ID=12740134

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JP4619091U Pending JPH05234U (ja) 1991-06-19 1991-06-19 ワーククランプ間隔自動調整装置

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JP (1) JPH05234U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110455147A (zh) * 2019-08-30 2019-11-15 巨硕精密机械(常熟)有限公司 夹具柔性调整装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5656738A (en) * 1979-10-12 1981-05-18 Amada Co Ltd Method and device for adjusting gap of work clamping device

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