JPH0523468Y2 - - Google Patents

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JPH0523468Y2
JPH0523468Y2 JP14509986U JP14509986U JPH0523468Y2 JP H0523468 Y2 JPH0523468 Y2 JP H0523468Y2 JP 14509986 U JP14509986 U JP 14509986U JP 14509986 U JP14509986 U JP 14509986U JP H0523468 Y2 JPH0523468 Y2 JP H0523468Y2
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frame
plate
folded
container
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は各種の物品を輸送、運搬するため等に
用いるコンテナーで特に折りたたみ可能なコンテ
ナーに関するものである。
〔従来技術〕
従来この種のコンテナーは、折りたたみが不可
能な容器状のものや、各部分が分離し得る構造の
もの等が知られているが、分解が不可能なもの
は、不使用時は容積が嵩張つて保管等に場所を取
る欠点を有するものである。又各部分が分離し得
る構造のものは組立てが面倒である等の問題を有
するものである。このような欠点を解消したもの
として折りたたみ可能なものも知られている。そ
れは第10図に示すような構造のものである。こ
の図において31はフレーム、32は底板、又3
3は側板で上側の板状部分34と下側の板状部分
35とからなつていて、これらの部分は連結部3
6によつてこの部分で折れ曲がるように連結され
ている。又側板33の上側の板状部分34はフレ
ーム31に対して取付軸37によつて回動し得る
ように取付けられ、又他の下側の板状部分35は
底板32に取付軸38によつて同様に回動し得る
ように取付けられている。したがつてこの連結部
36を伸ばせば側板33の上下両方の板状部分3
4および35は真つすぐに一平面状となり、又こ
の連結部36より折り曲げれば折りたたむことが
出来る。39はその一方の縁を取付軸40によつ
て回動し得るようにフレーム31に取り付けられ
たあおり板である。そして側板33を伸ばした状
態にした後にこのあおり板39を立てれば、コン
テナーは組立てられ、逆にこのあおり板39をフ
レーム31の側に倒した後に側板33をその連結
部36にて折ればコンテナーは折りたたんだ状態
になる。
このような構造の折りたたみコンテナーは、組
立てた時の高さ(容器の深さ)を大にするために
は側板33等の高さを大にする必要がある。しか
し側板33の高さを大にするために各板状部分3
4,35の幅t1を長くした場合、側板33を折り
たたむと連結部36が互に突きあたつて折りまげ
ることが出来なくなる。つまりt1が底板22の横
幅t2の半分以下でなければならない。そのために
底板32の横幅t2を大にしないでコンテナーの高
さを高くするには一定の限度がある。
以上の欠点を解消するために本考案の考案者は
左右の側板の折れ曲がる箇所(連結部)が上下に
ずれるように配置することによつて組立てた時の
高さをより高くし得るようにした折りたたみコン
テナーを考案した。この折りたたみコンテナー
は、左右の側板が一定量だけ上下にずれた構造に
なつているので、下に位置する側板が折りたたま
れたうえに上に位置する側板が折りたたまれて重
なるような構造になつている。そのため上に位置
する側板が先に折れまがる等によりこの側板が下
に位置する側板の下に来た場合は、折りたたむこ
とが出来なくなることがある。
又第10図に示すコンテナーは、あおり板が重
なり合うため、二つのあおり板の一方が他方のあ
おり板を邪魔して完全には折りたためなくなるこ
とがある。
〔考案が解決すべき問題点〕
本考案が解決しようとする他の問題点は、折り
たたんだ時に一方のあおり板が邪魔をして完全に
折りたたみ得なくなるのを防止した折りたたみコ
ンテナーを得ることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記の問題点を解決するためにあお
り板をフレームに取付けるための軸を通す軸孔を
長孔にして両あおり板が互いに邪魔をすることが
ないようにしたものである。
〔実施例〕
第1図乃至第3図は夫々本考案の折りたたみコ
ンテナーの一実施例を示す図で、第1図は折りた
たむ途中の状態を示す斜視図、第2図は第1図に
おける−線断面図、第3図は組立てた状態の
断面図(第2図に示す断面図のものを組立てた状
態を示す図)である。これら図において1はフレ
ームで従来例のフレーム21と異なり一方の側1
bが他方の側1aより幅tが広くなつている。2
は底板で同様にフレーム11と反対の側2aが他
方2bより幅が広くなつている。3,4は側板で
夫々上側の板状部分5,6と下側の板状部分7,
8とからなつていてこれらの部分は連結部9,1
0によつてこの部分で折れ曲がるように連結され
ている。又図面右側の側板3は、その上側の板状
部分5がフレーム1の一方の側1aに対して取付
軸11によつて回動し得るように取付けられ、又
下側の板状部分7は底板2の幅の広い側2aに軸
12により回動し得るように取付けられている。
同様に図面左側の側板4は上側の板状部分6がフ
レーム1の幅の広い側1bに、下側の板状部分8
は底板2の2bの側に夫々軸13,14により回
動し得るように取付けられている。15,16は
夫々軸17,18により回動し得るように取付け
られたあおり板である。
ここでこの折りたたみコンテナーは、考案の目
的を達成するために右側の側板3の上側の板状部
分5をフレーム1に取付けるための軸11のフレ
ーム1に設けられた軸孔19を横方向にのびる長
孔にし、同様に左側の側板4の下側の板状部分8
を底板2に取付けるための軸14の底板2に設け
られた軸孔20も横方向にのびる長孔にしてあ
る。更にあおり板15をフレーム1に取付けるた
めの軸17の軸孔21と、あおり板16をフレー
ム1に取付けるための軸18の軸孔22をいずれ
も上下方向にのびた長孔にしてある。
このような構造であるので第1図、第2図に示
す状態から第2図に矢印にて示すように側板4お
よび側板5を夫々連結部9,10にて折りまげれ
ば折りたたむことが出来る。この場合側板の板状
部分の高さt1がフレーム1や底板2の長さt2の半
分の長さ(t2/2)より長くても両側板3,4の
フレーム1および底板2への取付け位置が上下方
向にずれているので、両側板3,4の連結部9,
10の付近がつき当ることはない。そして右側の
側板3は左側の側板4の上側に位置するようにな
る。又組立てる時は両側板3,4を伸ばしあおり
板15を立てれば第3図に示すように組立てられ
る。
この折りたたみコンテナーにおいて、折りたた
む際に第4図に示すように上方に位置している右
側の側板3が下方に位置している左側の側板4の
下側に折れまがつた時には、一般に折りたたむこ
とが困難になる。
ここで本考案の折りたたみコンテナーは、第1
図に示す実施例のように軸孔19と軸孔20がい
ずれも図示するような長孔になつているので、軸
12と軸14とを横方向にずらすことによつて、
第5図に示すように右側の側板3と左側の側板4
との上下位置が逆になつたまま折りたたむことも
可能である。
このフレーム1に設けられた長孔19と底板2
に設けられた長孔20は横に長い孔であればよい
が、第6図に拡大して示すように、長孔19は折
りたたんだ状態での軸12を中心にした円弧をな
し又他の長孔20は軸13を中心とした円弧をな
すようにすることが望ましい。又第7図に示すよ
うに長孔の中央Aの幅を広げれば軸の移動をスム
ーズに行ない得る。
又、第8図に示すように一方のあおり板15が
邪魔をしてあおり板を完全に折りたたむことが出
来ない場合は、フレーム1に形成した長孔21,
22を利用して軸17,18を上下方向にずらす
ことによつて第9図に示すように完全に折りたた
むことが可能になる。この長孔の長さは、第9図
の状態における軸の中心間隔t3があおり板の厚さ
に等しくなるようにすれば十分である。なおこの
長孔21,22は第10図に示すコンテナーにも
適用し得る。
〔考案の効果〕
本考案の折りたたみコンテナーは、組立てた時
の高さを高くすることが可能であると共に左右側
板を上下逆に折りたたんでも折りたたみ可能であ
るので、折りたたむ際に特別の注意をはかる必要
がないので便利である。又あおり板の取付軸の軸
孔を長孔にすれば、他のあおり板に邪魔されるこ
となしに完全に折りたたみ得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例の斜視図、第2図は
第1図における−線断面図、第3図は同実施
例の組立てた状態の断面図、第4図は同実施例の
左右側板が上下逆にたたまれた時の途中の状態を
示す断面図、第5図は同じく折りたたんだ状態の
断面図、第6図はフレーム、底板に形成された長
孔の部分を拡大して示した図、第7図は長孔の他
の形状の拡大図、第8図、第9図はあおり板を折
りたたんだ時の概略を示す図、第10図は従来の
折りたたみコンテナーの斜視図である。 1……フレーム、2……底板、3,4……側
板、5,6,7,8……板状部分、11,12,
13,14,17,18……取付軸、15,16
……あおり板、19,20,21,22……長
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレームと、底板と、上記フレームおよび上記
    底板に対してそれぞれ回動し得るように取り付け
    さらに連結部にて折れ曲がるように連結した2枚
    の板状の部分からなる左右の側板と、上記フレー
    ムに対して回動し得るように取りつけられた二つ
    のあおり板とを備え、上記の両あおり板を上記フ
    レームに対して回動させまた上記側板を連結部に
    て折り曲げて両あおり板をその少なくとも一部が
    互いに重なり合うようにして折りたたまれるコン
    テナーにおいて、上記フレームの側面部のあおり
    板取り付け位置に長孔を有しており、上記両あお
    り板がその両端面に取り付けられた取り付け軸を
    上記フレームの側面部に形成された長孔に摺動可
    能に取り付けられ、上記あおり板の取り付け軸を
    上記フレームに形成された長孔に沿つての摺動に
    よつて両あおり板の重なり具合を調整可能として
    完全に折りたたみ得るようにしたことを特徴とす
    る折りたたみコンテナー。
JP14509986U 1986-09-24 1986-09-24 Expired - Lifetime JPH0523468Y2 (ja)

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JPS62139934U JPS62139934U (ja) 1987-09-03
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