JPH0523443Y2 - - Google Patents

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JPH0523443Y2
JPH0523443Y2 JP7876387U JP7876387U JPH0523443Y2 JP H0523443 Y2 JPH0523443 Y2 JP H0523443Y2 JP 7876387 U JP7876387 U JP 7876387U JP 7876387 U JP7876387 U JP 7876387U JP H0523443 Y2 JPH0523443 Y2 JP H0523443Y2
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coil
movable
binding
binding machine
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、例えば圧延鋼板のコイルを搬送ライ
ンにおいて結束するためのテーブル装置に関し、
さらに詳しくは被結束物のサイズに関係なく胴バ
ンドを多条掛けすることができるテーブル装置に
関する。
[従来の技術] 従来、上記のようなコイルの結束方式としては
第8図aまたはbに示すようなものがある。
第8図aはいわゆるサドル姿で積載されている
コイルに対する結束方式を示すものであり、結束
機の側方装入方式の場合である。すなわち、コイ
ル1は例えばチエーンコンベヤ(図示せず)上に
サドル姿で積載され矢印A方向に間欠的に移送さ
れる。結束位置において搬送方向に直角(矢印B
方向)に移動するよう結束機2が配置され、コイ
ル1の中央部および左右の端部に胴バンド3を巻
付け結束する。なお、同図の場合、結束機2はコ
イル1の両側に1対のものとして示されている
が、いずれか一方のものだけの場合もある。いず
れにしても結束を行う場合は門型をした結束機2
のストラツプガイドがコイル1に向かつて前進
し、これを包囲するように位置せしめてから胴バ
ンド3を巻付ける。
第8図bはいわゆるクレードル姿で積載されて
いるコイルに対する結束方式を示すものであり、
結束機の同軸装入方式の場合である。この場合、
コイル1は例えばウオーキングビーム式搬送装置
(図示せず)により移送される。また、門型の結
束機2はウオーキングビーム式搬送装置のライン
上に平行(矢印C方向)に移動するよう配置さ
れ、コイル1の中央部および前後の端部位置にそ
れぞれ移動して結束を行う。
[考案が解決しようとする問題点] 従来の結束方式は、上記のいずれかの方式を採
用しているものであり、それぞれ以下の問題点を
有する。
結束機の側方装入方式の場合(第8図a)、結
束機のストラツプガイドは一般に剛性があまり高
いものではないためその装入移動量が大きいと結
束時間が多くかかり、結束精度も低下することが
多い。そのためコイルの片側のみからだけでなく
両側から装入する方式も採られているがこれはコ
ストの増加となる。
次に同軸装入方式の場合(第8図b)は、結束
機は1台で済むが結束機を搬送ラインと平行に移
動させねばならないので上記の方式のものよりも
構造が複雑となるうえにその送入移動量も大き
い。
本考案は、上記の問題点を解消するべく、同軸
装入方式に改良を加えて効率のよい結束機用テー
ブル装置を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案に係る結束機用テーブル装置は、被結束
物に対して胴バンドの1条掛けを行う門型の結束
機を固定式とするとともに、被結束物を受け部材
を介して支持する移動テーブルを搬送方向と平行
に移動可能に配設するとともに前記受け部材を移
動テーブルの移動とは独立に同方向に移動可能に
して被結束物のサイズすなわち軸方向の長さにか
かわらず結束することができるようにしたもので
ある。
[作用] 本考案による結束機用テーブル装置では、移動
テーブルの受け部材上に積載された被結束物は該
移動テーブルの搬送方向と平行な方向の前後移動
により被結束位置を中央部および前後端部の各位
置に変えることができる。したがつて、結束機を
固定としても上述した同軸装入方式の場合と同様
の多条掛けの結束を行うことができる。しかも、
移動テーブルの受け部材が独立に搬送方向と同方
向に移動可能であるため、被結束物のサイズが変
更になつてもそれに伴い受け部材の間隔を調整す
れば、あらゆるサイズの被結束物に対しても胴バ
ンドの多条掛けを行うことができる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図により説明する。
第1図は本考案の実施例の正面図、第2図は同
平面図である。図において、10は移動テーブル
で、移動テーブル10上には被結束物であるコイ
ル1を支持するための受け部材11が設けられて
いる。移動テーブル10および受け部材11はそ
れぞれ独立に搬送方向(図面と垂直方向)と平行
に移動可能に構成されているが、これらの移動機
構については後述する。15はウオーキングビー
ムで、移動テーブル10の中央空〓部12内にお
いて上下動する。20は移動テーブル10をまた
ぐように固定配置された門型の結束機で、コイル
1の所定位置に胴バンド3を巻付け結束する。こ
の結束機20は胴バンド3の1条掛けを行うもの
で、ストラツプガイド21と、結束時ストラツプ
ガイド21を閉ループに形成する進退自在の下部
ガイドシユート22と、胴バンド3の結束を行う
開閉自在の結束用ヘツド23とからなつている。
24は下部ガイドシユート22の進退用シリンダ
で、そのロツド25の先端に下部ガイドシユート
22を連結している。この下部ガイドシユート2
2は結束時、受け部材11と直交するよう前進し
ストラツプガイド21と下部ガイドシユート22
によりコイル1を包囲する。このため受け部材1
1は下部ガイドシユート22が挿入されるように
搬送方向に間隔をおいて設けられている。26は
結束用ヘツド23の開閉用シリンダで、そのロツ
ド27の先端に結束用ヘツド23の取付アーム2
8が連結され、取付アーム28は基端を本体フレ
ーム29に回動自在に枢支されている。これによ
り結束用ヘツド23はコイル1の最小サイズ1a
から最大サイズ1bの範囲にわたつてコイル1の
結束をすることができる。
次に、上記移動テーブルの詳細を第3図〜第5
図に示す。これらの図に示すように、移動テーブ
ル10は左右一対の台車形式のものからなり、中
央空〓部12内を上述のようにウオーキングビー
ム(図示せず)が上下動する。移動テーブル10
の各台車13は下部および側部にローラ14を有
し、支持フレーム16上のレール17に沿つて搬
送方向と平行に移動可能になつている。その駆動
は支持フレーム16と各台車13の間に介装され
たシリンダ18によつて同期して行われる。
次に、第6図は受け部材の移動機構を示すもの
である。上述したように受け部材11はコイル1
のサイズによつて搬送方向と平行に移動テーブル
10とは独立に移動可能に構成されている。第6
図はその一例を示すもので、左ネジ31および右
ネジ32を有するロツド30をそれぞれナツト部
材33,34に螺合させて搬送方向前後の材料受
け架台35,36に係合してなるものである。ロ
ツド30は移動テーブル10の下面に軸受37に
より両端を支承されその一端にモータ38が結合
されている。したつがつて、モータ38によりロ
ツド30を回転させると左ネジ31および右ネジ
32にそれぞれ螺合しているナツト部材33と3
4が相接近あるいは離隔するように移動するの
で、材料受け架台35,36上の各受け部材1
1,11を図示の実線および破線で示すように接
近または離隔する。図示の実線位置がコイル1の
最小サイズの場合であり、破線位置は最大サイズ
の場合である。また、搬送方向前後の受け部材1
1,11の間には一定の間隔40が設けられ、コ
イル1の中央部を結束するときこの間隔40内を
上述したように結束機20の下部ガイドシユート
22が通るのである。
次に、上記実施例による結束動作を第7図によ
つて説明する。なお、同図において破線は最小サ
イズのコイルの場合の状態を示すものである。
まず、コイル1はウオーキングビーム(図示せ
ず)により矢印A方向に搬送され、移動テーブル
10の受け部材11,11上に移載される。受け
部材11,11は上記の移動機構によりあらかじ
めコイル1のサイズに応じてその間隔40が開け
られている。結束機(図示せず)は上述したよう
に固定であるので、その結束位置41は全状態を
通じて不動であり、したがつてこの場合はコイル
1の中央部に胴バンド3が結束される(第7図a
参照)。
次いで、第7図bに示すように、シリンダ18
のロツドを伸長させて移動テーブル10を図にお
いて右方に移動させればコイル1の前端部に胴バ
ンド3aを結束することができる。さらに、シリ
ンダ18のロツドを収縮させて移動テーブル10
を図において左方に移動させたときはコイル1の
後端部に胴バンド3bを結束することができる
(第7図c参照)。
以上のように、コイル1の中央部および前後両
端部に胴バンド3の多条掛けを行うことができ
る。これはコイル1のサイズが変更になつた場合
でも同様に行え、受け部材11,11はそれに応
じて搬送方向と平行に移動し間隔40が調整され
る。
なお、本考案において、被結束物は圧延鋼板の
コイルに限られるものでないことはいうまでもな
くあらゆる対象に適用できるものである。
[考案の効果] 以上のように本考案によれば、結束機が固定で
被結束物を積載した移動テーブルを搬送方向と平
行に移動させるものであるから多条掛けの結束作
業を迅速に行うことができるとともに、移動テー
ブル上の受け部材を移動テーブルとは別に同方向
に独立移動可能としたので、被結束物のサイズに
かかわらず結束ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の正面図、第2図は同
平面図、第3図は移動テーブルの正面図、第4図
は同側面図、第5図は第3図−線における矢
視平面図、第6図は受け部材の移動機構の例を示
す一部断面側面図、第7図a〜cは結束動作説明
図、第8図a,bは従来の2つの方式の説明図で
ある。 1……コイル、3,3a,3b……胴バンド、
10……移動テーブル、11……受け部材、20
……結束機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被結束物の搬送装置に連接されその搬送方向と
    平行に移動可能な移動テーブルと、該移動テーブ
    ル上にまたがつて固定された門型の1条掛け用の
    結束機と、前記移動テーブル上において該移動テ
    ーブルの移動とは独立に同方向に移動可能な受け
    部材とを備えてなることを特徴とする結束機用テ
    ーブル装置。
JP7876387U 1987-05-27 1987-05-27 Expired - Lifetime JPH0523443Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7876387U JPH0523443Y2 (ja) 1987-05-27 1987-05-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7876387U JPH0523443Y2 (ja) 1987-05-27 1987-05-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63190004U JPS63190004U (ja) 1988-12-07
JPH0523443Y2 true JPH0523443Y2 (ja) 1993-06-16

Family

ID=30928000

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JP7876387U Expired - Lifetime JPH0523443Y2 (ja) 1987-05-27 1987-05-27

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