JPH05234406A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

Info

Publication number
JPH05234406A
JPH05234406A JP4036344A JP3634492A JPH05234406A JP H05234406 A JPH05234406 A JP H05234406A JP 4036344 A JP4036344 A JP 4036344A JP 3634492 A JP3634492 A JP 3634492A JP H05234406 A JPH05234406 A JP H05234406A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reflector
glass body
protective film
thermal shock
front glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4036344A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Tsuruoka
伸一 鶴岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP4036344A priority Critical patent/JPH05234406A/ja
Publication of JPH05234406A publication Critical patent/JPH05234406A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価で意匠を害することなく熱衝撃に強い照
明器具を提供する。 【構成】 反射体10は、前部反射体11および後部反射体
12から構成する。前部反射体11は照射側に照射開口部13
の前面側の照射開口部13には、前部反射体11に形成した
前面ガラス体17を嵌着し、前面ガラス体17の照射方向側
には、フッ素樹脂を焼成した保護膜18を形成する。前面
ガラス体17は、ガラス板が温度上昇している状態で冷た
い雨などが当たる場合に、耐熱衝撃性および耐衝撃性に
おいて優れた特性を示す風冷強化ガラスである。前面ガ
ラス体17に保護膜18を設けていると、前面ガラス体17側
の温度と保護膜18側の温度との差は小さくなる。前面ガ
ラス体17の照射方向側の保護膜18に、雪、雨などが当た
っても、熱衝撃が小さくなり、前面ガラス体17の熱衝撃
性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透光体が熱衝撃などに
より破損しにくい照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえばショートアーク型の一重
管高圧放電ランプを用いた照明器具は、一重管高圧放電
ランプが発熱するため、反射体の先端に取り付けられた
ガラス板などの透光板と一重管高圧放電ランプとの距離
を一定以上離している。
【0003】また、小型化を図るためには、一重管高圧
放電ランプと透光体との距離を短くしている。
【0004】ところが、一重管高圧放電ランプと透光体
との距離を短くすると、透光体の温度が上昇するため、
外側からの雨や雪などの熱衝撃に弱く、特に1.8kW
以上のものは熱くなるため、特に熱衝撃に弱い。
【0005】このため、従来たとえば透光体の前面側に
金網などを取り付けたり、実開昭55−120009号
公報に記載されているように透光体の前面に透光性を有
する覆いを設けたりしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように透光体の前面側に金網を設けたり、透光性を有す
る覆いを設けたりすると、意匠的に問題を有するととも
に、高価となる問題を有している。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、安価で意匠を害することなく熱衝撃に強い照明器具
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の照明器具
は、定格ランプ電力1.8kW以上の一重管高圧放電ラ
ンプと、前面に照射開口部を有しこの一重管高圧放電ラ
ンプが取り付けられる反射体と、前記照射開口部に取り
付けられる少なくとも一面にフッ素樹脂の保護膜が形成
された透光体とを具備したものである。
【0009】請求項2記載の照明器具は、請求項1記載
の照明器具において、透光体のフッ素樹脂は照射側に被
膜されたものである。
【0010】請求項3記載の照明器具は、請求項1記載
の照明器具において、透光体のフッ素樹脂は一重管高圧
放電ランプ側に被膜されたものである。
【0011】
【作用】請求項1記載の照明器具は、定格ランプ電力
1.8kW以上の一重管高圧放電ランプが取り付けられ
る反射体の照射開口部に、少なくとも一面にフッ素樹脂
の保護膜が形成された透光体を設けたため、フッ素樹脂
により透光体の熱衝撃を吸収でき、従来のように金網な
どをつける必要がなくなるので、意匠を害することなく
安価に熱衝撃に対して強くすることができる。
【0012】請求項2記載の照明器具は、請求項1記載
の照明器具において、透光体のフッ素樹脂は照射側に被
膜したため、外側からの熱衝撃をフッ素樹脂により吸収
することができ、熱衝撃に対して強くすることができ
る。
【0013】請求項3記載の照明器具は、請求項1記載
の照明器具において、透光体のフッ素樹脂は一重管高圧
放電ランプ側に被膜したため、一重管高圧放電ランプか
らの熱影響をフッ素樹脂により小さくでき、熱衝撃に対
して強くすることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の照明器具の一実施例を図面を
参照して説明する。
【0015】図1および図2において、10は反射体で、
この反射体10は、中曲率半径用の前部反射体11およびこ
の前部反射体11の後部に位置する後部反射体12とから構
成されている。
【0016】そして、前部反射体11は照射側に照射開口
部13、後部側に後部開口部14が形成されたアルミダイキ
ャストやアルミニウム(Al)板の絞り等の筒体で、この
前部反射体11の内面には曲率を有する光学的な椀型の反
射面15が形成されている。また、図3にも示すように、
前面側の照射開口部13には、前部反射体11に形成された
最大径部16に透光体としての前面ガラス体17が嵌着さ
れ、この前面ガラス体17の照射方向側には、フッ素樹脂
としてのテフロン(登録商標)を焼成した保護膜18が形
成され、前面ガラス体17を挟んで最大径部16の開口縁19
が折曲されて、前面ガラス体17が固定されている。な
お、前面ガラス体17は、ガラス板が温度上昇している状
態で冷たい雨などが当たる場合に問題となる耐熱衝撃性
および耐衝撃性において優れた特性を示す風冷強化ガラ
スである。
【0017】また、前部反射体11の後部には、2箇所に
一対の支持部21が突出形成されこの支持部21には後部反
射体12を取り付ける後部反射体取付部22が形成されると
ともに、反射体10自体を取り付ける器具取付部23が両支
持部21,21間に形成されている。
【0018】一方、後部反射体12は、アルミダイキャス
トや砂型、金型、黒鉛型などによる鋳造等によりほぼ椀
形に成形され、内面に曲率面の反射面30が形成され、こ
の反射面30は、前部反射体11の反射面15と面一に曲面を
形成するようになっている。また、後部反射体12の2箇
所に一対の箱形の結線ボックス31が膨出形成されてい
る。この結線ボックス31内には、仕切壁32が形成され、
この仕切壁32の前面側には、ランプ取付部33が形成さ
れ、ランプ取付部33の前方の方向にそれぞれ長手方向に
沿って図示しないねじ孔が形成された脚部34が4本ずつ
膨出形成され、これら脚部34には、ねじ35にてランプ支
持板36が取り付けられ、このランプ支持板36に取り付け
られたスペーサ37により、ショートアーク型の一重管高
圧放電ランプHID が取り付けられ、この一重管高圧放電
ランプHID は装着時に、電極間が略水平となるようにそ
の両端のガラスバルブにて保持されている。なお、一重
管高圧放電ランプHID は、たとえば電極間距離が30mm
〜35mmで、定格ランプ電力2kW、定格ランプ電圧1
20V、定格電流19Aである。
【0019】さらに、一重管高圧放電ランプHID は、両
端に導出線38が取り付けられている。そして、仕切壁32
を介して反対面に形成された端子台収納部42に導出され
ている。この端子台収納部42側の仕切壁32には、取付孔
43が形成された取付部44が膨出形成されている。また、
端子台収納部42の取付部44には、それぞれ図示しない端
子板が取り付けられている。さらに、端子台収納部42に
は、蓋体51が図示しないヒンジ体で開閉自在に取り付け
られるとともに、端子台収納部42の側面には円形状の挿
通孔52が開口形成されている。
【0020】そして、後部反射体12は、表面に冷却部と
なる多数の放熱フィン53が一体成形されている。これら
放熱フィン53は相互に一定の間隙を介し平行に配列され
ている。
【0021】さらに、前部反射体11a に対する後部反射
体12の取付構造として、図2に示すように、後部反射体
12の一方のヒンジ部55が一体成形され、前部反射体11a
に形成された図示しないヒンジ部と回動自在に接続され
ている。
【0022】またさらに、器具取付部23には、一重管高
圧放電ランプHID を点灯させる始動器56などが取り付け
られている。
【0023】そして、前部反射体11および後部反射体12
を接続し、一重管高圧放電ランプHID を点灯させると、
前部反射体11および後部反射体12の反射面15,30によ
り、照射光は前面ガラス体17方向に反射され、前方方向
に投光される。
【0024】このとき、厚さδ1 の前面ガラス体17に厚
さδ2 の保護膜18を設けていると、図4に示すように、
前面ガラス体17側の温度θ11と保護膜18側の温度θ12と
の差は、図5に示す従来例と比べ、厚さδの前面ガラス
体17の両端の温度θ21と温度θ22との差より小さくな
り、前面ガラス体17の照射方向側の保護膜18に雪、雨な
どが当たっても、熱衝撃が小さくなり、前面ガラス体17
の熱衝撃性が向上する。なお、図4に示す厚さδ1 およ
び厚さδ2 を加えた厚さは、図5に示す厚さδである。
【0025】また、保護膜はテフロンを焼成したものに
限らず、テフロンのシートを貼着したものでもよく、透
光体はガラスに限らず、樹脂であってもよい。
【0026】なお、保護膜18は前面ガラス体17の照射方
向側に限らず、前面ガラス体17の一重管高圧放電ランプ
HID 側に設けてもよく、この場合、前面ガラス体17は保
護膜18により、一重管高圧放電ランプHID の熱の影響を
受けにくくなるので、熱衝撃性が向上する。
【0027】
【発明の効果】請求項1記載の照明器具によれば、定格
ランプ電力1.8kW以上の一重管高圧放電ランプが取
り付けられる反射体の照射開口部に、少なくとも一面に
フッ素樹脂の保護膜が形成された透光体を設けたため、
フッ素樹脂により透光体の熱衝撃を吸収でき、従来のよ
うに金網などをつける必要がなくなるので、意匠を害す
ることなく安価に熱衝撃に対して強くすることができ
る。
【0028】請求項2記載の照明器具によれば、請求項
1記載の照明器具に加え、透光体のフッ素樹脂は照射側
に被膜したため、外側からの熱衝撃をフッ素樹脂により
吸収することができ、熱衝撃に対して強くすることがで
きる。
【0029】請求項3記載の照明器具によれば、請求項
1記載の照明器具に加え、透光体のフッ素樹脂は一重管
高圧放電ランプ側に被膜したため、一重管高圧放電ラン
プからの熱影響をフッ素樹脂により小さくでき、熱衝撃
に対して強くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明器具の一実施例を示す断面図であ
る。
【図2】同上側面図である。
【図3】同上前面ガラス体および保護膜の取り付け状態
を示す断面図である。
【図4】同上前面ガラス体および保護膜における温度分
布を示す説明図である。
【図5】従来例の前面ガラス体および保護膜における温
度分布を示す説明図である。
【符号の説明】
10 反射体 13 照射開口部 17 透光体としての前面ガラス体 18 保護膜 HID 一重管高圧放電ランプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定格ランプ電力1.8kW以上の一重管
    高圧放電ランプと、 前面に照射開口部を有しこの一重管高圧放電ランプが取
    り付けられる反射体と、 前記照射開口部に取り付けられる少なくとも一面にフッ
    素樹脂の保護膜が形成された透光体とを具備したことを
    特徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】 透光体のフッ素樹脂は照射側に被膜され
    たことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 【請求項3】 透光体のフッ素樹脂は一重管高圧放電ラ
    ンプ側に被膜されたことを特徴とする請求項1記載の照
    明器具。
JP4036344A 1992-02-24 1992-02-24 照明器具 Pending JPH05234406A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4036344A JPH05234406A (ja) 1992-02-24 1992-02-24 照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4036344A JPH05234406A (ja) 1992-02-24 1992-02-24 照明器具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05234406A true JPH05234406A (ja) 1993-09-10

Family

ID=12467219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4036344A Pending JPH05234406A (ja) 1992-02-24 1992-02-24 照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05234406A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4598347A (en) Heat sink floodlight casing and reflector
JPH05234406A (ja) 照明器具
US3363091A (en) Light fixture with water protection device
CN207716338U (zh) 一种快拆可分体式汽车双光透镜
CN213333766U (zh) 一种改良的图案灯
JPH05182502A (ja) 照明器具
JP2004047388A (ja) カメラ併置型屋外用照明器具
JPH05182501A (ja) 照明器具
JP3257560B2 (ja) 照明器具
JPH05234402A (ja) 照明器具
JP5702800B2 (ja) 電気反射器ランプ及び反射器
CN219036371U (zh) 一种可快速散热的防爆灯
JPH0789481B2 (ja) 照明器具
CN214840398U (zh) 一种led探照灯
JPH05234403A (ja) 照明器具
JP3752715B2 (ja) 照明器具
CN217402357U (zh) 一种通槽式散热的投光灯
CN208237506U (zh) 一种led照明装置
CN209909795U (zh) 耐高温汽车大灯组件
SI22581A (sl) Svetilo za vozila z reflektorjem, sestoječim iz polimernega materiala
KR100396224B1 (ko) 역반사형 방전등
CN207486754U (zh) 照明灯
JPH0574219A (ja) 照明器具
JP2002163919A (ja) 照明器具
KR200324010Y1 (ko) 무인 카메라 촬영용 스트로브 반사램프