JPH0523393B2 - - Google Patents

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JPH0523393B2
JPH0523393B2 JP59146615A JP14661584A JPH0523393B2 JP H0523393 B2 JPH0523393 B2 JP H0523393B2 JP 59146615 A JP59146615 A JP 59146615A JP 14661584 A JP14661584 A JP 14661584A JP H0523393 B2 JPH0523393 B2 JP H0523393B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
measured
metal container
shielding effect
antenna
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59146615A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6125075A (ja
Inventor
Fumio Suzuki
Nobuyasu Sato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP14661584A priority Critical patent/JPS6125075A/ja
Publication of JPS6125075A publication Critical patent/JPS6125075A/ja
Publication of JPH0523393B2 publication Critical patent/JPH0523393B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、コネクタのシールド効果を正確に
測定することのできるコネクタのシールド効果測
定装置に関する。
〔従来技術〕
近年、電子システムの高速度化、高密度化が進
み、外来雑音による誤動作や外部への雑音発生が
大きな問題となつている。このような外来雑音の
影響を受けやすく、また、外部雑音を発生しやす
い箇所として、システム内の各機器を結ぶインタ
ーフエース部がある。そこで、インターフエース
部には従来より、シールド付ケーブルとシールド
付コネクタとを採用することにより、雑音の影響
および発生を抑制している。そして、この場合、
前記シールド付コネクタのシールド効果を測定し
て知つておくことが、電子システム設計上極めて
重要である。
第4図は、このようなシールド付コネクタのシ
ールド効果を測定する従来装置の構成を示す図で
ある。この図において、シールドボツクス1内に
は、1〜1000MHzの交流信号を発生する発振器2
が設置され、発振器2の出力端にはシールドボツ
クス1の外側方に延びるケーブル3の一端が接続
されている。このケーブル3は、シールドボツク
ス1の外部において、鉄パイプ4によつてシール
ドされ、その他端がアダプタ5を介してコネクタ
6に接続されている。ここで、コネクタ6は、例
えば、第5図に示すように、金属ハウジング7に
よつて接続部を覆つた構造、あるいは第6図に示
すように、内面に金属メツキ8aの施されたプラ
スチツク製ハウジング8によつて接続部を覆つた
構造、あるいは第7図に示すように接続部を銅テ
ープ31で覆つた構造であり、コネクタ6の金属
接触子6aにはケーブル3の信号線3a(これら
信号線3aはケーブル3の中でシールド3bによ
つて覆われている)が接続されている。
再び第4図に戻り、上記コネクタ6には、対と
なるコネクタ9が結合され、その金属接触子(図
示略)には負荷抵抗10が接続されて上記ケーブ
ル3を終端している。さらに、コネクタ9にはそ
の背面よりプラグ11が、アダプタ11aを介し
て嵌合され、電磁波の漏れを防いでいる。
また、コネクタ6,9の結合面外方には、アン
テナ12が所定の距離を隔てて設置され、アンテ
ナ12からの信号が受信器13によつて受信され
るようになつている。
このような従来の測定装置において、上記コネ
クタ6,9を取り除いた状態で受信電力P1を求
め、次にコネクタ6,9を取り付けたときの受信
電力P2を求めれば、シールド効果Sは、 S=10logP1/P2 〔dB〕 ……(1) で与えられる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上述した従来の測定装置において
は、次のような欠点があつた。
測定系の外部から来る不要雑音を受信してし
まう。
測定系内のシールドボツクス1、ケーブル
3、電源線(図示せず)がアンテナとして動作
し、これらから発射される不要雑音を受信して
しまう。
これらの原因によつて測定誤差が生じ、シール
ド効果の正確な測定ができず、シールド付コネク
タのシールド効果については明確な値が得られて
いなかつた。この結果、過不足のないシールド対
策を行うことができず、必要以上のシールド対策
によつてコネクタのコストが上昇したり、逆に、
効果のないシールド対策で済ませているといつた
ケースがあつた。
この発明は、コネクタ部のシールド効果を正確
に測定する装置を提供することによつて、これら
の問題点を解決しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のシールド効果測定装置は、測定周波数
に比べて十分高い共振点を有する金属容器と、こ
の金属容器内に配置され、被測定コネクタに接続
される終端コネクタと、この終端コネクタと前記
金属容器内壁との間の空間に配置され、前記漏洩
信号を受信するアンテナとを有し、前記終端コネ
クタは、被測定コネクタの各接触子に接続される
接触子が終端されていることを特徴とする。
〔作用〕 上記構成によれば、金属容器内の終端コネクタ
に被測定コネクタを接続して、被測定コネクタに
交流信号を供給すれば、シールド効果の測定が可
能であり、金属容器で覆われているため、外来雑
音および測定系内で発生する雑音の影響を最小限
に抑制することができ、信頼性の高い測定を行う
ことができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例の構成を示すもの
で、同図イは水平断面図、ロはイのA−A線断面
図である。これらの図において、20は直方体状
の金属容器であり、その上面には上蓋21が着脱
自在に取り付けられ、中央下部には支持板22が
水平に固定されている。また、支持板22の中央
部には円孔22aが設けられ、この円孔22aに
コネクタ23が嵌合されている。このコネクタ2
3は、被測定コネクタ24と対となる終端コネク
タであつて、負荷抵抗27によつて終端されてお
り、被測定コネクタ24が垂直上方より結合され
るようになつている。そして、被測定コネクタ2
4には、外部の発信器25からケーブル26を介
して交流信号が供給されるようになつている。
一方、金属容器20の側壁中央部には、コネク
タ28が取り付けられ、このコネクタ28の容器
内側には、ループアンテナ29が水平に接続され
るとともに、容器外側において、受信器30が接
続され、ループアンテナ29によつて検出された
信号が受信器30に供給されるようになつてい
る。
このような構成において、まず、ある測定周波
数において、シールドのないコネクタに対して漏
れ電力P1を求め、次に、シールド付コネクタ2
4に対して漏れ電力P2を求めれば、シールド効
果Sは、前記(1)式によつて求められる。
なお、上記実施例においては、アンテナをルー
プアンテナとしたが、これは磁界エネルギを受信
するためであり、電界エネルギを受信したいとき
には、ダイポールアンテナやプローブアンテナ等
を使用すればよい。
また、金属容器20の形状は直方体状に限定さ
れることなく、円筒形等、他の形状であつてもよ
い。ただし、容器内側の寸法は、容器20が空胴
共振器として動作した場合の共振周波数が、測定
周波数から十分に離れるように選ぶ。例えば、直
方体状容器の場合、内側寸法を100×100×40mmに
選ぶと、最低次共振モードTE101の共振周波数が
2.1GHzとなり、1GHzまでの測定周波数に十分に
使用できる。また、金属容器の内側には電波吸収
体シートを貼り、金属面電流を極力抑制すること
は更に効果的である。
また、被測定コネクタ24から周囲への漏れエ
ネルギの分布が非対称と考えられる場合は、第2
図に示すように、コネクタ24の周囲のアンテナ
数を増加させ、各アンテナ29…からの受信電力
を評価すればよい。
〔実験例〕
次に、第2図に示すように、内側寸法100×100
×40mmの直方体状金属容器20の中に、コネクタ
23,24を配置し、その周囲に4本のループア
ンテナ29…を置いた場合の実測値を示す。この
場合、コネクタ24のシールド構造は、第7図に
示すコネクタ6と同様で、ケーブル3の信号線3
aとコネクタ6(24)の金属接触子6aとの接
続部を銅テープ31で覆つた構成となつており、
前記接続部の外側はプラスチツク外被8によつて
覆われている。
この場合、(1)式によつて求めたシールド効果S
は、第3図のとおりであり、コネクタ24のシー
ルド効果は10〜15dB程度であることが判かる。
このコネクタ24のシールド効果が余り高くない
のは、銅テープ31端部からの漏れがあるためと
考えられる。
また、この実験例において、コネクタ24を金
属によつて完全にシールドした場合の受信器30
への入力は、受信器30自体の雑音レベルに等し
いことが確認された。これによつて、コネクタ部
以外からの漏れエネルギの悪影響はほとんど除去
されていることが分る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明のシールド効果
測定装置によれば、次のような効果を奏する。
(a) 金属容器に覆われるため、被測定コネクタが
外部と完全に隔離され、外来雑音および測定系
内部からの雑音の影響を受けず、信頼性の高
い、シールド効果の測定を行うことができる。
(b) 金属容器内に終端コネクタを設けたから、該
終端コネクタに被測定コネクタを接続して、交
流信号を供給すれば、測定が可能になり、その
操作が容易であるとともに、コネクタおよびア
ンテナの配置がほぼ固定状態にあるので、測定
に再現性も高い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の構成を示す図
で、同図イは水平断面図、同図ロはイのA−A線
断面図、第2図は、本発明の実験例の構成を示す
図で、同図イは水平断面図、同図ロはイのA−A
線断面図、第3図は同実験例の測定結果を示すグ
ラフ、第4図は従来のシールド効果測定装置の構
成を示す図、第5図、第6図、第7図は、従来の
シールド付コネクタの構成例を示す断面図であ
る。 20……金属容器、24……コネクタ(被測定
コネクタ)、29……アンテナ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被測定コネクタに交流信号を供給したときの
    該被測定コネクタからの漏洩信号に基づいて前記
    被測定コネクタのシールド効果を測定するシール
    ド効果測定装置であつて、 測定周波数に比べて十分高い共振点を有する金
    属容器と、この金属容器内に配置され、被測定コ
    ネクタに接続される終端コネクタと、この終端コ
    ネクタと前記金属容器内壁との間の空間に配置さ
    れ、前記漏洩信号を受信するアンテナとを有し、 前記終端コネクタは、被測定コネクタの各接触
    子に接続される接触子が終端されていることを特
    徴とするコネクタのシールド効果測定装置。
JP14661584A 1984-07-14 1984-07-14 コネクタのシ−ルド効果測定装置 Granted JPS6125075A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14661584A JPS6125075A (ja) 1984-07-14 1984-07-14 コネクタのシ−ルド効果測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14661584A JPS6125075A (ja) 1984-07-14 1984-07-14 コネクタのシ−ルド効果測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6125075A JPS6125075A (ja) 1986-02-03
JPH0523393B2 true JPH0523393B2 (ja) 1993-04-02

Family

ID=15411741

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14661584A Granted JPS6125075A (ja) 1984-07-14 1984-07-14 コネクタのシ−ルド効果測定装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0487437A (ja) * 1990-07-31 1992-03-19 Fujitsu Ltd 回線分岐方式
CN110702999B (zh) * 2019-11-21 2022-03-01 中国工程物理研究院应用电子学研究所 一种强电磁脉冲屏蔽效能测试系统及方法
CN111122987B (zh) * 2019-12-26 2020-12-04 华北电力大学 一种磁场屏蔽效能预测方法及系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5738800Y2 (ja) * 1979-04-06 1982-08-26

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JPS6125075A (ja) 1986-02-03

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