JPH05233625A - 文章読み上げ装置および音声辞書作成方法 - Google Patents

文章読み上げ装置および音声辞書作成方法

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JPH05233625A
JPH05233625A JP4030444A JP3044492A JPH05233625A JP H05233625 A JPH05233625 A JP H05233625A JP 4030444 A JP4030444 A JP 4030444A JP 3044492 A JP3044492 A JP 3044492A JP H05233625 A JPH05233625 A JP H05233625A
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JP
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accent
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dictionary
sentence
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JP4030444A
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Norie Moriki
紀恵 森木
Hiroyuki Kinukawa
博之 絹川
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】音声辞書にあらかじめ全ての単語のアクセント
を登録しなくても、音声辞書を文章の読み上げに使用し
ながら、正しいアクセントを登録できる文章読み上げ装
置を提供する。 【構成】ステップ(以下S)1の入力文をS2で単語分
割し、S3で辞書に未登録のアクセントを推定する。S
4で読み上げに必要な発音,アクセントを生成し、S5
で合成音声を出力する。S6で利用者が誤アクセント文
節を指定し、S9で正しいアクセントを入力する。S9
の入力アクセントに基づき、S10でアクセント未登録
語のアクセントを復元し、S12で復元したアクセント
を辞書登録する。S10で復元が失敗した場合は、S1
3で特殊情報として文節ごと辞書に登録する。S6で利
用者により文節が指定されない場合は、S8で推定アク
セントを辞書に登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、任意文章を合成音声で
読み上げる文章読み上げ装置と、任意文章の読み上げに
使用する音声辞書の作成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の文章読み上げ技術では、例えば、
特開昭59−127147号公報に記載の技術がある。この従来
技術では、単語等の表記と読み方を格納した辞書を有
し、入力文章を辞書とのマッチングを取りながら読み方
に変換し、音声出力する文章読み上げ装置に、辞書内の
読み方の入力,追加,削除,変更が可能な手段を設けて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
読み上げに使用する辞書には、格納される全ての単語に
ついてあらかじめアクセントを登録しておかなければな
らない。アクセントは発音と異なり、習熟した者でない
と正しく入力できないため、信頼できる音声辞書を作成
するためには時間がかかるという問題があった。また、
計算機で文章を読み上げる場合、辞書に登録されている
複数の単語のアクセントを結合している。このため、音
声出力にアクセントの誤りがあってもその原因がどの単
語によるものかを特定し、正しいアクセントで読み上げ
ることができるように、辞書を修正するには専門知識が
必要であるという問題点があった。
【0004】本発明の目的は、音声辞書にあらかじめ全
ての単語のアクセントを登録しなくても、音声辞書を文
章の読み上げに使用しながら、正しいアクセントを登録
できる文章読み上げ装置を提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、特別な専門知識を必
要とせず、読み上げる文章のアクセントの誤りを訂正す
るだけで、適切な辞書登録を行うことができる文章読み
上げ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の文章読み上げ装置は、入力文を構成する単
語のアクセントが辞書に登録されていない場合に単語の
アクセントを推定する手段と、推定したアクセントを使
用して入力文の音声出力を行う手段と、入力文を構成す
る語句を指定する範囲指定情報とその語句のアクセント
を入力する手段と、範囲指定情報で示される語句にアク
セントが辞書未登録である単語を含む場合に、入力した
アクセントと範囲指定情報で示される語句を構成する単
語の単語情報からアクセントが辞書未登録である単語の
正しいアクセントを復元する手段と、復元したアクセン
トを辞書に登録する手段を有する。
【0007】特に本発明の望ましい態様では、アクセン
トが辞書未登録である単語のうち、範囲指定情報で示さ
れる語句に含まれない単語について、推定したアクセン
トを辞書に登録する手段を有する。
【0008】
【作用】入力文を構成する単語を辞書引きした結果、ア
クセントが未登録であるとき、単語の品詞,発音等から
アクセントを推定し、推定したアクセントと辞書に登録
されているアクセントを用いて入力文のアクセントを生
成し読み上げを行うので、必ずしも全ての単語のアクセ
ントが登録されていない音声辞書を用いても文章を読み
上げることができる。読み上げのアクセントが誤ってい
ると利用者が判断した場合に、アクセントが誤っている
箇所を指定し、正しいアクセントを入力し、入力したア
クセントから単語のアクセントを復元し、復元したアク
セントのうち、辞書にアクセントが登録されていない単
語について辞書に登録するので、入力したアクセントに
対応する語句,文節等に含まれる単語のアクセントを利
用者が考慮することなく、読み上げに使用しながら音声
辞書に正しいアクセントを登録することができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図15および
図17〜図26により説明する。
【0010】図15は、本発明の実施例のシステム構成
図の一例である。記憶装置60,処理装置70,出力装
置80,入力装置90,音声合成装置100,スピーカ
110からなる。記憶装置60は、単語辞書51と特殊辞
書52からなる辞書50,文節テーブル53,単語テー
ブル54とワークエリア55を持つ。
【0011】図11は、文章を読み上げるために必要
な、単語の発音やアクセント等からなる単語情報を格納
する単語辞書51の一例である。単語辞書51は、項番
511,表記512,品詞513,発音514,アクセ
ント515、および特殊情報フラグ516からなる。項
番511は、単語辞書51に登録されている単語情報に
1から昇順に与えた数字が格納される。表記512は、
単語の表記文字列を格納する。品詞513は単語の品詞
を格納する。本実施例では、品詞513は、<名詞>,
<動詞>,<形容詞>,<助詞>,<助動詞>,<活用
語尾>のいずれかの値をとることにする。発音514
は、単語の発音をカタカナ表記で格納する。アクセント
515は、初期値として−1を持っており、特に指定さ
れている場合には、アクセントが高から低に変わる位置
を発音514の末尾からの音節数で表わしている。特殊
フラグ516は、この単語を先頭に持つ文節の特殊な読
み方を表わす特殊情報が、第12図を用いて後述する特
殊辞書に登録されている場合に1、登録されていなけれ
ば0を格納する。
【0012】図12は、特殊辞書52の一例である。特
殊辞書52には、単語辞書51に登録されている単語情
報を基にして文節の読み方を正しく決定できない場合
に、その文節の正しい発音,アクセント等からなる特殊
情報を格納する。特殊辞書52は、番号521,対象表
記522,対象発音523,対象アクセント524,先
頭表記525,先頭品詞526からなる。番号521
は、特殊辞書52に登録されている特殊情報に1から昇
順に与えた数字が格納される。対象表記522は、文節
の表記文字列を格納するが、特殊辞書52に格納されて
いる特殊情報の末尾を表わすため、最後の対象表記52
2にはNULLが格納されている。対象発音523は、
文節の発音を片仮名表記で格納する。対象アクセント5
24は、文節のアクセントが高から低に変わる位置を対
象発音523の最後からの音節数で示す。先頭表記52
5は、文節の先頭単語の表記文字列を格納する。先頭品
詞526は、文節の先頭単語の品詞を格納する。すなわ
ち、先頭表記525と先頭品詞526で示される単語
は、単語辞書51において特殊フラグ516に「1」を
格納している。
【0013】図13は、文章の解析に使用する文節テー
ブル53の一例である。文節テーブル53には、入力さ
れた文章を構成する各文節についての情報が格納され
る。文節テーブル53は、文節番号531,文節表記5
32,文節発音534,文節アクセント535,単語数
536,特殊情報使用フラグ537からなる。文節番号
531は、文節テーブルに格納される文節情報に、1か
ら昇順に与えた数字が格納される。文節表記532は、
初期値としてNULLを持ち、文節の表記文字列を格納
する。文節発音533は、初期値NULLを持ち、発音
が決定されると文節の発音を片仮名表記で格納する。文
節アクセント534は、初期値−1を持ち、アクセント
が決定されると、文節のアクセントが高から低に変わる
位置を文節発音533の末尾からの音節数を格納する。
単語数536は、文節に含まれる単語の個数を格納す
る。特殊情報使用フラグ537は、文節発音534およ
び文節アクセント535を、単語辞書51の単語情報か
ら合成した場合に「0」、特殊辞書52から得た場合に
「1」の値をとる。
【0014】図14は、文節テーブル53とともに、文
章の解析に使用する単語テーブル54の一例である。単
語テーブル54には、入力された文章を構成する各単語
についての情報が格納される。単語テーブル54は、所
属番号541,単語番号542,単語表記543,単語
品詞544,単語発音545,単語アクセント546,
特殊処理フラグ547,推定フラグ548からなる。所
属番号541は、文節テーブル53において、その単語
が含まれる文節の文節番号531と同じ値をとる。単語
番号542は、所属番号541で示される文節を構成す
る単語に1から昇順に与えた数字が格納される。単語表
記543は、単語の表記文字列を格納する。単語品詞5
44は、単語の品詞を格納する。単語発音545は、単
語の発音を片仮名表記で格納する。単語アクセント53
5は、単語のアクセントが高から低に変わる位置を単語
発音545の末尾からの音節数で示す。特殊処理フラグ
547は、単語表記543および単語品詞544で特定
される単語の、単語辞書51における特殊情報フラグ5
16と同じ値をとる。推定フラグ548は、単語アクセ
ント535が、単語辞書51のアクセント515から得
たものである場合には0、後述するアクセント推定処理
によって単語品詞544および単語発音545から推定
された場合は1、後述するアクセント復元処理によって
復元されている場合には2の値をとる。
【0015】図1は、本発明の実施例の処理手順を表す
フローチャートの一例である。入力装置90より任意の
文章を入力し(ステップ1)、入力された文章を辞書5
0を参照しながら単語に分割する(ステップ2)。
【0016】単語に分割した結果、文節テーブル53お
よび単語テーブル54に値がセットされる。すなわち、
単語表記543,単語品詞544,単語発音545,単
語アクセント546,特殊処理フラグ547には単語辞
書51の表記512,品詞513,発音514,アクセ
ント515,特殊情報フラグ516が各々代入される。
所属番号541,単語番号542、は文章中の文節毎,
文節中の単語毎に1から昇順に与えられる。さらに、所
属番号541が等しい単語表記543を単語番号順に結
合し、文節表記532に格納する。同様に単語発音54
5を結合し、文節発音534に格納する。単語数536
には、所属番号541が等しい単語の個数が格納され
る。文節番号531は、文節毎に1から昇順に与えられ
る。
【0017】次に、アクセント未登録語のアクセント推
定処理を行う(ステップ3)。図2を用いて詳細に説明
する。以下では、文節テーブル53の特定の要素(文節
表記,文節発音等)を表すために、文節テーブル要素名
(文節番号)の記述形式をとる。同様に、単語テーブル
54の特定の要素は、単語テーブル要素名(所属番号,
単語番号)、単語辞書51および特殊辞書52の特定の
要素は、各々単語辞書要素名(項番511),特殊辞書
要素名(番号)と表わす。
【0018】まず、所属番号541を表す変数iに1を
代入し(ステップ301)、単語番号542を表す変数
jに1を代入する(ステップ302)。次に、単語アク
セント(i,j)が−1であるか否か、すなわちアクセ
ントが未登録であるか否かを判定する(ステップ30
3)。アクセントが未登録である場合、単語品詞(i,
j)が<名詞>か否か判定する(ステップ304)。<
名詞>でない場合、今度は<動詞>であるか否か判定す
る(ステップ305)。<動詞>でない場合、<形容詞
>であるか否か判定する(ステップ306)。<形容詞
>でなかった場合には、単語のアクセントは0であると
推定し、単語アクセント(i,j)に0を代入する(ス
テップ307)。ステップ304において、<名詞>で
あると判定された場合は、単語発音(i,j)を構成す
る音節数が4より大きいか否かを判定する(ステップ3
14)。4より大きい場合、アクセントは3であると推
定し、単語アクセント(i,j)に3を代入する(ステ
ップ315)が、4以下であった場合は、単語アクセン
ト(i,j)に0を代入する(ステップ316)。ステップ
305において<動詞>である、またはステップ306
において<形容詞>であると判定されると、単語発音
(i,j)を構成する音節数が3より大きいか否かを判
定する(ステップ317)。3より大きい場合、単語ア
クセント(i,j)に2を代入し(ステップ318)、
3以下の場合は単語アクセント(i,j)に0を代入する
(ステップ319)。ステップ307,315,31
6,318,319のいずれかで単語アクセント(i,
j)に値が代入されると、音韻によるアクセント移動処
理(ステップ308)を行う。
【0019】図3を用いて詳しく説明する。この処理
は、アクセントが高から低への変わり目にはなりえない
特殊な音韻にアクセントを推定してしまった場合に、1
音節前にアクセントを移動するための処理である。ま
ず、アクセントのある音節、すなわち、単語発音(i,
j)の末尾音節から、単語アクセント(i,j)の値と
同じ数だけ前の音節が長音(のばす音節)であるか否か
を判定する(ステップ3071)。長音でなければ、撥
音(つまる音節)であるか否かを判定する(ステップ3
072)。撥音でなければ、促音(はねる音節)である
か否か判定する(ステップ3073)。促音でなけれ
ば、アクセントを移動する必要がないとみなし、処理を
終了する。アクセントのある音節が、長音,撥音,促音
のいずれかである場合には、単語アクセント(i,j)
に1を加える(ステップ3074)。
【0020】図2に戻って説明を続ける。ステップ30
8で音韻によるアクセント移動処理を行うと、単語のア
クセントは推定処理により求めたことを表す値「1」を
推定フラグ(i,j)に代入し(ステップ309)、単
語番号変数jを1増やす(ステップ310)。一方、ス
テップ303において、単語アクセント(i,j)が−
1でなかった場合にも、ステップ310にジャンプす
る。次に、jが単語数(i)より大きいか否かを判定し
(ステップ311)、jが単語数(i)と等しいかまた
は小さい場合には、ステップ303に戻り処理を繰り返
す。jが単語数(i)より大きい場合には、文節の単語
についての処理は終わっているので次の文節にすすむた
めiに1加える(ステップ312)。次の文節が存在す
るか否かを判定するために、文節表記(i)が初期値N
ULLであるか否かを判定する(ステップ313)。N
ULLでなければ、ステップ302に戻り処理を繰り返
す。NULLであれば、全ての文節に含まれる単語につ
いてアクセント推定処理が終了する。
【0021】図1において、アクセント推定処理(ステ
ップ3)が終わると、次に文節テーブル53および単語
テーブル54を用いて読み上げ解析を行う(ステップ
4)。
【0022】読み上げ解析の詳細を図4により説明す
る。まず、文節番号を表わす変数iに1を代入し(ステ
ップ401)、単語番号を表わす変数jにも1を代入す
る(ステップ402)。次に、特殊処理フラグ547の
値を評価する。すなわち、特殊処理フラグ(i,j)が
1であるか否か(つまりその文節の先頭単語から始まる
文節が特殊辞書52に格納されているか否か)を判定す
る(ステップ403)。特殊処理フラグ(i,j)が1
でなければ、文節発音(i)に単語発音(i,j)を代入
し(ステップ406)、文節アクセント(i)に単語ア
クセント(i,j)を代入する(ステップ407)。続い
て、単語番号変数jを1増やし(ステップ408)、j
が単語数(i)より大きいか否かを判定する(ステップ
409)。jが単語数(i)以下ならば、文節アクセン
ト(i)が0か否かを判定する(ステップ412)。文
節アクセント(i)が0の場合、文節アクセント(i)
に単語発音(i,j)の音節数を加える(ステップ41
3)。文節アクセント(i)が0でない場合は、単語ア
クセント(i,j)が0か否かを判定する(ステップ4
14)。単語アクセント(i,j)が0の場合、文節ア
クセント(i)に単語アクセント(i,j)を代入する
(ステップ415)。単語アクセント(i,j)が0でな
い場合、およびステップ413かステップ415におい
て文節アクセント(i)の値を書き換えた後、文節発音
(i)の末尾に単語発音(i,j)をつなげ(ステップ
416)、ステップ408へ戻る。
【0023】一方、ステップ409でjが単語数(i)
より大きい場合には、その文節の全ての単語について処
理が終了しているので、文節番号変数iに1加え(ステ
ップ410)、文節表記(i)がNULLであるか否か
を判定する(ステップ411)。文節表記(i)がNUL
Lでなければ、まだ処理する文節が存在するので、ステ
ップ402に戻る。文節表記(i)がNULLならば、
読み上げ解析処理を終了する。
【0024】また、ステップ403において、特殊処理
フラグ(i,j)が1であった場合には特殊辞書52か
ら文節発音534,文節アクセント535を得るための
特殊情報テーブル処理を行う(ステップ404)。
【0025】特殊情報テーブル処理の詳細を図5によっ
て説明する。まず、現在着目している単語の文節番号を
iに代入し(ステップ4041)、単語番号をjに代入
する(ステップ4042)。次に、特殊辞書52におけ
る番号521を表わす変数kに1を代入する(ステップ
4043)。単語表記(i,j)が先頭表記(k)と等
しいか否かを判定する(ステップ4044)。等しくな
ければ、kを1増やし(ステップ4050)、対象表記
(k)がNULLか否か、すなわち特殊辞書52の特殊
情報が終わりか否かを判定する(ステップ4051)。
対象表記(k)がNULLでなければ、ステップ4044
に戻り、NULLであれば該当する特殊情報が特殊辞書
52に登録されていないので、終了する。ステップ40
44において、単語表記(i,j)が先頭表記(k)と
等しければ、次に単語品詞(i,j)と先頭品詞(k)
が等しいか否かを判定する(ステップ4045)。等し
くなければ、ステップ4050に進み、等しい場合には
文節表記(i)と対象表記(k)が等しいか否かを判定
する(ステップ4046)。文節表記(i)が対象表記
(k)に等しくなければ、ステップ4050に進む。等
しい場合には、その文節に対応する特殊情報が特殊辞書
52のk番目にあるということなので、文節発音(i,
j)に対象発音(k)を代入し(ステップ4047)、
文節アクセント(i,j)に対象アクセント(k)を代
入する(ステップ4048)。最後に、特殊辞書52か
ら発音,アクセントを得たことを示すために特殊情報使
用フラグ(i)に1を代入し(ステップ4049)、特
殊情報テーブル処理を終了する。
【0026】図4に戻り、説明を続ける。ステップ40
4での処理が終了すると、該当する特殊情報が見つかっ
たか否かを調べるため、文節発音(i)がNULLか否
かを判定する(ステップ405)。文節発音(i)がN
ULLであれば、ステップ406以降の処理を続け、N
ULLでなければその文節の発音,アクセントは決定済
みなので、次の文節に進むためステップ410に進む。
【0027】このように、文節表記532に対応する文
節発音534,文節アクセント535がすべて代入され、
読み上げ解析処理が終了する。
【0028】図1に戻って説明する。ステップ5で文節
発音534と文節アクセント535に従い音声を合成
し、スピーカ110より出力する。利用者はこの音声を
聞いて、アクセントに誤りがある文節を指定入力する
(ステップ6)。誤アクセント文節の指定入力時の画面
表示の一例を図17に示す。画面に表示されている文章
は文節表記532に基づき1ヵ所だけ反転表示されてお
り、横方向のカーソルキーを入力することにより反転表
示する文節が変わるようになっている。利用者はカーソ
ルキーによって反転表示させリターンキーを押すこと
で、アクセントに誤りがあった文節の文節番号を指定入
力することができる。また、画面表示されている文章の
合成音声にアクセントの誤りがなかった場合には、エス
ケープキーを押すことでいずれの文節も指定せずにステ
ップ6を終わることができる。
【0029】次に、文節の指定がなされたか否かを判定
し(ステップ7)、指定されている場合には、ステップ
9へ進む。ここで利用者は、ステップ6で指定した文節
の正しいアクセントを入力する。正アクセントを入力す
る際の画面表示の一例を図18に示す。指定された文節
の文節発音534が示され、利用者がこの発音に対する
正しいアクセントの位置を数値で入力し、リターンキー
を押すことで正アクセントの入力が完了する。このと
き、正しいアクセントが入力できたか否かを利用者に確
認させるために、この文節だけを音声出力してもよい。
正アクセントが入力されると、入力アクセントを基に、
この文節に含まれる単語のうちアクセントが辞書50に
未登録であるためステップ3でアクセント推定を行った
もの、すなわち推定フラグ548が1であるものについ
て、アクセントを復元する(ステップ10)。
【0030】アクセント復元処理を図6を用いて詳細に
説明する。まず、変数iにステップ6で指定された文節
の文節番号を代入する(ステップ1001)。次に特殊
情報使用フラグ(i)が1かどうか、すなわち指定文節
の発音、アクセントは特殊辞書52から得たものである
か否かを判定する(ステップ1002)。特殊情報使用
フラグ(i)が1であれば、単語レベルでのアクセント
の復元は行わず、復元失敗を通知して終了する。一方、
特殊情報使用フラグ(i)が1でなければ、その文節中
にアクセント未登録語(つまり、推定フラグ548が1
であるもの)が1個だけ存在するか否かを判定する(ス
テップ1003)。2個以上存在する場合は、復元失敗を通
知して終了するが、1個だけであった場合には、単語番
号を表わす変数jに単語数(i)を代入し(ステップ1
004)、変数kにステップ9で入力されたアクセント
を代入する。次に現在着目している単語がアクセントを
復元する対象であるか否かを調べるため、推定フラグ
(i,j)が1であるか否かを判定する(ステップ10
06)。推定フラグ(i,j)が1であれば、jが1で
あるか否かを判定する(ステップ1007)。jが1で
あれば、単語アクセント(i,j)に変数kの値を代入
し(ステップ1011)、単語アクセント(i,j)が推
定されたアクセントではなく、復元されたアクセントで
あることを示すために推定フラグ(i,j)に2を代入
し(ステップ1012)、復元成功を通知して終了す
る。一方、ステップ1006において、推定フラグ
(i,j)が1でなかった場合、その単語を除いた場合
のアクセントを推定する。すなわち、単語アクセント
(i,j)が0か否かを判定し(ステップ1014)、
0でなかった場合には、単語アクセント(i,j)がk
に等しいか否かを判定する(ステップ1015)。kに
等しいならば、変数kには0を代入し(ステップ102
0)、同じ文節内で1つ前の単語に進むためjを1減ら
し(ステップ1018)、ステップ1006へ戻る。ス
テップ1015で単語アクセント(i,j)がkと異な
る場合には、次にkが単語発音(i,j)の音節数と等
しいか否かを判定する(ステップ1016)。kと単語
発音(i,j)が等しい場合には、アクセントの復元が
失敗したことを通知し処理を終了する。kと単語発音
(i,j)が異なる場合は、kから単語発音(i,j)
の音節数を引き(ステップ1017)、ステップ101
8に進む。ところで、ステップ1014において、単語
アクセント(i,j)が0であった場合、変数kが0で
あるか否かを判定する(ステップ1019)。0であれ
ばステップ1020に進み、そうでなければステップ1
016に進む。こうしてステップ1014からステップ
1020の処理で、読み上げ解析と逆の過程で現在着目
している単語のアクセントの影響を取り除き、指定文節
内でその単語より前の単語までのアクセントがkに格納
される。
【0031】また、ステップ1007において、jが1
でなければ(文節先頭の単語でなければ)現在着目して
いる単語より前にある、その文節内の全ての単語でアク
セント結合処理(ステップ1008)を行う。
【0032】アクセント結合処理の説明を図7を用いて
詳細に行う。まず変数iにアクセント結合する単語が含
まれる文節の文節番号531を代入し(ステップ150
1)、アクセント結合しようとする単語の単語番号54
2を表わす変数jに1を代入する(ステップ150
2)。次にアクセント結合の対象となる単語の数を変数
kに代入する(ステップ1503)。アクセント結合の
結果得られるアクセントを表わす変数nに、その文節の
先頭単語のアクセントである単語アクセント(i,j)
(=(i,1))を代入し(ステップ1504)、変数
jに1加える(ステップ1505)。結合する総単語数
kが単語番号変数jの値より小さいか否かを判定し(ス
テップ1506)、小さければアクセント結合処理を終
了する。このときアクセント結合結果である変数nの値
を返す。
【0033】ステップ1506においてkがj以上であ
れば、nが0であるか否かを判定する(ステップ150
7)。nが0でなければ、nに単語発音(i,j)の音
節数を加え(ステップ1510)、ステップ1505に
戻る。一方、nが0である場合は、単語アクセント
(i,j)が0であるか否かを判定する(ステップ150
8)。0であれば、ステップ1505に戻る。0でなけれ
ば、変数nに単語アクセント(i,j)を代入し(ステ
ップ1509)、ステップ1505に戻る。
【0034】図6に戻り、説明を続ける。ステップ10
08でアクセント結合処理が終了し、アクセント結合結
果が返るので、次に返ってきたアクセント結合結果が0
か否かを判定する(ステップ1009)。もし、0でな
ければアクセント復元ができないとみなし、復元失敗を
通知しアクセント復元処理を終了する。0であれば変数
kが0であるか否かを判定する(ステップ1010)。
kが0の場合、単語アクセント(i,j)に0を代入し
(ステップ1013)、ステップ1012へ進む。kが
0でない場合は、ステップ1011に進む。
【0035】以上のように、ステップ1011またはス
テップ1013で復元したアクセントを単語アクセント
(i,j)に書き込んだ場合のみ、ステップ1012で
推定フラグ(i,j)を2にして復元成功を通知する。
【0036】図1に戻って、説明する。ステップ10で
アクセント復元処理が終了すると、復元が成功したか否
かを判定する(ステップ11)。復元が成功している場
合には、復元したアクセントを辞書50に登録する(ス
テップ12)。
【0037】復元アクセントの辞書登録処理を図8によ
り詳細に説明する。まず、ステップ6で指定した文節の
文節番号531を変数iに代入し(ステップ120
1)、単語番号542を表わす変数jに1を代入する
(ステップ1202)。次に、iとjで示す単語のアク
セントがステップ10において復元されたものであるか
否かを調べるため、推定フラグ(i,j)が2であるか
否かを判定する(ステップ1203)。2でなければ、
jに1加えて(ステップ1208)、ステップ1203に戻
る。推定フラグ(i,j)が2であれば、単語アクセン
ト(i,j)を登録するために、該当する表記及び品詞
を探す。すなわち、項番511を表わす変数kに1を代
入し(ステップ1204)、表記(k)が単語表記
(i,j)に一致するか否かを判定し(ステップ120
5)、一致すれば次に品詞(k)が単語品詞(i,j)
に一致するか否かを判定する(ステップ1206)。表
記(k)と単語表記(i,j)が一致しない場合、及び
品詞(k)と単語品詞(i,j)が一致しない場合に
は、kに1加え(ステップ1209)、ステップ120
5に戻る。品詞(k)と単語品詞(i,j)が一致すれ
ば、アクセント(k)に単語アクセント(i,j)を代
入し(ステップ1207)、処理を終了する。
【0038】図1に戻り説明する。ステップ11により
復元が失敗していることがわかると、単語単位でのアク
セントは登録できないので、その文節のアクセントを含
む特殊情報を辞書50に登録する(ステップ13)。
【0039】すなわち、図10で説明すると、変数iに
当該文節番号を代入し(ステップ1301)、特殊辞書
52の番号521に対応する変数jに1を代入する(ス
テップ1302)。特殊辞書52の末尾を見つけるた
め、対象表記(j)がNULLであるか否かを判定し(ステ
ップ1303)、NULLでなければjに1加え(ステ
ップ1313)、ステップ1303に戻る。NULLで
あれば、番号521がjである部分に当該文節の特殊情
報を登録する。つまり、対象表記(j)に文節表記
(i)を代入し(ステップ1304)、対象発音(j)
に文節発音(i)を代入し(ステップ1305)、対象
アクセント(j)にステップ9で入力したアクセントを
代入し(ステップ1306)、先頭表記(j)に単語表
記(i,1)を代入し(ステップ1307)、先頭品詞
(j)に単語品詞(i,1)を代入する(ステップ13
08)。さらに、特殊情報の末尾を表わすため、対象表
記(j+1)にNULLを代入する(ステップ131
5)。次に、特殊情報が格納されていることを示す特殊
情報フラグ516を書き換えるため、その文節の先頭単
語を単語辞書51から探す。すなわち、項番511を表
わす変数jに1を代入し(ステップ1309)、表記
(j)が単語表記(i,1)と一致するか否かを判定し
(ステップ1310)、一致すれば、品詞(j)が単語
品詞(i,1)と一致するか否かを判定する(ステップ
1311)。表記(j)が単語表記(i,1)と一致しな
い場合、および品詞(j)が単語品詞(i,1)と一致
しない場合には、変数jに1加え(ステップ131
4)、ステップ1310に戻る。一方、表記と品詞の両
方が一致すれば、特殊情報フラグ(j)に1を代入し
(ステップ1312)、処理を終了する。
【0040】図1に戻って、以上のようにステップ13
を終了するか、またはステップ12が終了すると、再び
ステップ6に戻る。
【0041】ステップ6で、利用者が、出力された合成
音声にアクセントの誤りがないと判断し、修正なしを表
わすエスケープキーを入力した場合には、ステップ7に
おいて誤アクセント文節が指定されなかったと判定し、
推定アクセントで正しい読み上げが行えた単語につい
て、推定アクセントの辞書登録を行う(ステップ8)。
【0042】推定アクセントの辞書登録処理について、
図9で詳細に説明する。まず、文節番号を表わす変数i
に1を代入し(ステップ801)、単語番号を表わす変
数jに1を代入する(ステップ802)。次に、iとj
で示される単語が推定アクセントを持つか否かを調べる
ため、推定フラグ(i,j)が1であるか否かを判定す
る(ステップ803)。1であれば、項番を表わす変数
kに1を代入し(ステップ804)、表記(k)が単語
表記(i,j)と一致するか否かを判定する(ステップ
805)。一致する場合は、品詞(k)が単語品詞
(i,j)と一致するか否かを判定し(ステップ80
6)、品詞も一致すれば、アクセント(k)に単語アク
セント(i,j)を代入する(ステップ807)。一
方、表記が一致しない場合、および品詞が一致しない場
合は、いずれも変数kに1加え(ステップ812)、ス
テップ805に戻る。ステップ807でアクセント
(k)が書き換えられると、変数jに1加え(ステップ
808)、jが単語数(i)より大きいか否かを判定す
る(ステップ809)。ステップ803において、推定
フラグ(i,j)が1でない場合も、ステップ808へ
進む。ステップ809でjが単語数(i)以下の場合は
ステップ803に戻り処理を繰り返すが、jが単語数
(i)より大きい場合には、iに1加え(ステップ81
0)、次の文節にすすむ。ここで、文節表記(i)がN
ULLか否かを判定し(ステップ811)、NULLでなけ
ればステップ802に戻り、この文節について同じ処理
を繰り返す。文節表記(i)がNULLならば、処理を
終了する。
【0043】ステップ8の推定アクセントの辞書登録が
終了すると、図1で示した本実施例の処理が終了する。
【0044】以上の処理を、例としてステップ1におい
て「花が咲く」という文章を入力した場合について具体
的に説明する。
【0045】単語辞書51には、はじめに図19に示す
ように単語の情報が登録されている。ステップ2の単語
分割の結果、図20および図21に示す文節テーブル5
3,単語テーブル54が得られる。文節テーブル53の
文節発音534と文節アクセント535は、この時点で
は初期値のままである。単語テーブル54は、各々の単
語について単語辞書51から得た情報を代入しており、
推定フラグ548は全て0となっている。ステップ3の
アクセント推定では、ステップ303において単語アク
セント(i,j)が−1である単語についてのみ処理を
行う。説明の簡単のために、アクセントを推定する
「花」と「咲」について詳しく述べる。まず単語表記
(1,1)が「花」である単語について調べる。ステッ
プ303で単語アクセント(1,1)が−1であること
がわかり、単語品詞(1,1)が<名詞>なので(ステッ
プ304)、単語発音(1,1)(=「ハナ」)の音節
数を数える。音節数は2であり、4よりも小さいので
(ステップ314)、単語アクセント(1,1)に0を
代入する(ステップ316)。単語発音(1,1)は長
音,発音,促音を含まないので音韻によるアクセント移
動(ステップ308)で単語アクセント(1,1)が変
化することなく、推定フラグ(1,1)に1を代入する
(ステップ309)。ステップ310からステップ31
3にかけて、i,jを変化させていくと、同様に単語表
記(2,1)が「咲」である単語の単語アクセント
(2,1)が−1であるので(ステップ303)、ステ
ップ304にすすむが、単語品詞(2,1)は<動詞>
であるためステップ305へ行き、ここでステップ31
7へ進む。単語発音(2,1)(=「サ」)の音節数は
1であり3より小さいので(ステップ317)、単語ア
クセント(2,1)に0を代入する(ステップ31
9)。ステップ308でアクセントの移動が起こらない
ため、推定フラグ(2,1)に1を代入する(ステップ
309)。ステップ3が終了した時、単語テーブル54
は、図22のようになっている。
【0046】次に、図20の文節テーブル53と図22
の単語テーブル54を用いてステップ4の読み上げ解析
を説明する。まず、i=1,j=1が代入され(ステッ
プ401,402)、特殊処理フラグ(1,1)は0な
のでステップ406へ進む(ステップ403)。文節発
音(1)に単語発音(1,1)(=「ハナ」)を代入し
(ステップ406)、文節アクセント(1)に単語アク
セント(1,1)(=0)を代入する(ステップ40
7)。ここで、jに1加え(ステップ408)、jは2と
なる。単語数(i)は2であり、jは単語数(i)を超
えていないので(ステップ409)、ステップ412で
文節アクセント(1)を調べる。文節アクセント(1)
はステップ407で代入した0が格納されているので、
ステップ414へ進む。単語アクセント(1,2)は0
なので、ステップ416で文節発音(1)に単語発音
(1,2)(=「ガ」)を足して、文節発音(1)は
「ハナガ」となる。文節アクセント(1)は0のままで
ある。同様に「咲」「く」についても処理すると、ステ
ップ4が終了した時点では、文節テーブル53は図13
のようになる。ステップ5では、この文節テーブル53
に従い合成音声を出力する。ステップ6で図17に示す
画面が表示され、「花が」が反転している状態でリター
ンキーを入力したとする。
【0047】図18の画面表示に変わり、ここでアクセ
ントを「2」と入力した場合について以下、説明を続け
る。ステップ10においてアクセントの復元を行う。ま
ず、「花が」という文節を表わす文節番号は1であるの
で、iに1を代入する(ステップ1001)。特殊情報
使用フラグ(1)は0のため(ステップ1003)、ス
テップ1003にすすむ。この文節では、推定フラグが
1である単語「花」だけがアクセント未登録語なので、
jに単語数(1)である2を代入する(ステップ100
4)。kにはさきほど入力したアクセントである2を代
入する(ステップ1005)。推定フラグ(1,2)は
0であるため、ステップ1014に進む(ステップ10
06)。単語アクセント(1,2)は0なのでステップ
1019に進む。ここで、kが0であるか調べるが、k
には2が代入されているため、ステップ1016にすす
む。単語発音(1,2)(=「ガ」)の音節数は1であ
り、kは2であるため、ステップ1017に行き、k
(=2)から単語発音(1,2)の音節数(=1)を引
いた値1を新たにkに代入する。jを1減らし(j=1
となる)(ステップ1018)、ステップ1006に戻
る。推定フラグ(1,1)は1なので、今度はステップ
1007へ進む。jが1であるためステップ1011へ
進み、単語アクセント(1,1)にkの値2を代入す
る。さらに推定フラグ(1,1)に2を代入し(ステッ
プ1012)、復元が成功する。この時点での単語テー
ブル54を図14に示す。アクセントの復元が成功した
ので(ステップ11)、次に復元したアクセントを辞書
に登録する。
【0048】図8を用いて説明する。iにはステップ6
で指定した「花が」の文節を表わす文節番号1を代入す
る(ステップ1201)。次にステップ1202でjに
1を代入し、ステップ1203で推定フラグ(1,1)
が2であるのでステップ1204に進む。さらに、ステップ
1204でkに1を代入する。ステップ1205で表記
(1)が単語表記(1,1)と等しいので(=
「花」)、ステップ1206へ進む。品詞(1)も単語
品詞(1,1)と等しいので(=<名詞>)、単語辞書
のアクセント(1)に単語アクセント(1,1)(=
2)を代入し(ステップ1207)、処理を終了する。
これで、「花」という単語のアクセントが辞書に登録さ
れ、次回からは「花」のアクセントを推定する必要がな
い。
【0049】復元アクセントの辞書登録が終了すると、
ステップ6に戻り、図17の画面が表示される。ここ
で、エスケープキーを入力したものとして説明をすすめ
る。ステップ7で文節指定がなされなかったと判定さ
れ、ステップ8へ進む。図9により説明する。iに1を
代入する(ステップ801)。ステップ802から80
3,808,809,810,811の繰返し、または
ステップ803,808,809の繰返しにより、推定
フラグが1である単語の文節番号,単語番号がそれぞれ
i,jに代入され、ステップ804にすすむ。
【0050】図14に示す単語テーブルの場合、「咲」
を指す文節番号2がiに、単語番号1がjに代入され
る。次にkに1が代入され(ステップ804)、ステッ
プ805,806,812の繰返しで、単語辞書の
「咲」の単語の項番である2がkに代入され、ステップ
807に進む。アクセント(2)に単語アクセント
(2,1)(=0)が代入され、同様に推定フラグが1
である単語を探す繰返しに入るが、iが3となったと
き、ステップ811で文字表記(3)がNULLと判定
され処理を終了する。これで、「咲」の単語のアクセン
トが辞書に登録され、次回からはアクセントを推定する
必要がない。
【0051】以上のように利用者が「花が」という文節
に対するアクセントを入力しただけで、「花」,「咲」
の2語の単語アクセントが辞書に登録できる。この時点
での単語辞書を図23に示す。
【0052】次に、特殊辞書の登録に関する処理を、
「花の季節です」という文章を入力した場合を例に挙げ
て説明する。図23に示す単語辞書を用いて単語分割を
行うと、図24,図25に示す文節テーブル53および
単語テーブル54が得られる。この単語テーブル54で
は、単語アクセント546が−1である単語がないの
で、アクセントの推定(ステップ3)では単語テーブル
54の書き換えは行われない。ステップ4の読み上げ解
析により、文節発音534,文節アクセント535を決
定した文節テーブル53を図26に示す。
【0053】ステップ5では、この文節テーブル53に
従い合成音声を出力する。ステップ6で「花の」(文節
番号1)という文節が指定され、ステップ9でアクセン
トとして0が入力されたとする。ステップ10のアクセ
ント復元処理において、図6のステップ1003で、当
該文節にアクセント未登録語がない(単語アクセントが
−1である単語がない)ことから、復元失敗を返し処理
を終了する。復元が失敗すると、ステップ13に進み、
特殊情報の辞書登録を行う。
【0054】図10を用いて詳しく説明する。まず、i
に指定文節番号である1を代入する(ステップ130
1)。jに1を代入し(ステップ1302)、特殊辞書
52の末尾を探すため対象表記(j)がNULLになる
までjを1ずつ増加させる(ステップ1303,131
3)。ステップ1304にすすむとき、jには特殊辞書
52に新たに登録する特殊情報の位置を表わす番号52
1が代入されている。ここでは、特殊辞書52にはまだ
何も登録されていない状態であると仮定し、jに1が代
入されていることとする。次に、対象表記(1)に文節
表記(1)(=「花の」)を代入し(ステップ130
4)、対象発音(1)に文節発音(1)を代入する(ス
テップ1305)。対象アクセント(1)には、ステッ
プ9で入力されたアクセントである0を代入する(ステ
ップ1306)。さらに、先頭表記(1)には当該文節
の最初の単語の単語表記(1,1)(=「花」)を代入
し(ステップ1307)、同様に先頭品詞(1)には単
語品詞(1,1)を代入する(ステップ1308)。次
に、単語辞書52の特殊情報フラグ516を書き換える
ための処理に入る。まず、jに1を代入し(ステップ1
309)、ステップ1310,1311,1314を繰
り返すことで先頭表記(1),先頭品詞(1)に一致す
る表記(j)と品詞(j)を探す。ステップ1312に
すすむときには、jには該当する項番511である1が
代入されている。ステップ1312で、特殊情報フラグ
(1)に1を代入し、処理を終了する。この時点で単語
辞書51および特殊辞書52は、図11および図12の
ようになる。
【0055】以降で、入力文中に「花の」という文節が
存在する場合には、読み上げ解析において以下のように
処理される。図4のステップ403で、「花」の特殊処
理フラグが1であるため、特殊情報テーブル処理を行う
(ステップ404)。特殊情報テーブル処理を図5を用
いて説明する。今、「花の」という文節が文節番号1に
あたるとする。iに1を代入し(ステップ4041)、
jには「花」の単語番号1が代入される(ステップ40
42)。次にkに1を代入し(ステップ4043)、ステップ
4044,4045,4046,4050,4051を
繰返して当該文節に該当する特殊情報を特殊辞書52か
ら探す。ステップ4047に進むときには、kに該当す
る特殊情報の番号521である1が代入されている。ス
テップ4047において、文節発音(1,1)に対象発
音(1)を代入し、続いてステップ4048で文節アク
セント(1,1)に対象アクセント(1)を代入する。
最後に特殊情報使用フラグ(1)に1を代入して処理を
終了する。このとき、文節テーブル53に「花の」に対
応する発音,アクセントが、以前にステップ13で登録
したとおりに再現される。
【0056】以上説明したように、あらかじめすべての
単語のアクセントが登録されていなくてもアクセントを
推定して合成音声を出力し、利用者がアクセントの誤り
を文節単位で訂正するだけで、辞書にアクセントを登録
することができる。さらに、推定したアクセントに対し
て利用者が訂正を行わなければ、推定したアクセントも
辞書に自動的に登録されるので、利用者が入力するアク
セントが少なくて済む。また、既に辞書に登録されてい
るアクセントで合成した読み上げに、アクセントの誤り
がある場合も、利用者は同様に文節のアクセントを入力
するだけでよいので、誤りの原因や登録すべき辞書につ
いて知る必要がない。
【0057】また、本実施例では、例えば助詞,助動詞
など付属語についてのみ、アクセントをあらかじめ辞書
登録しておき、辞書語彙数の大部分を占める自立語のア
クセントが未登録でも、文章の読み上げ時に誤ったアク
セントを訂正入力するだけで、読み上げに使用した単語
(または文節)のアクセントが着実に登録されるので、
辞書を構築するための作業量が大幅に軽減される。
【0058】次に、本実施例に利用者の作業をより簡単
にするための変形を加え、第2実施例として図16,図
27を用いて説明する。
【0059】第2実施例では、図16のブロック構成図
に示すように、マイクロホン130とA/D変換器12
0を備え、指定した文節を利用者が発声することで、ア
クセントを入力する。
【0060】音声によるアクセント入力の手順を、図2
7に示す。まず図1のステップ6で指定した文節を、利
用者が音声で読み上げる。音声はマイクロホンを通して
A/D変換器にかけられ、デジタルデータとして入力さ
れる(ステップ901)。次に音声デジタルデータから
公知の技術(AMDF法など)によりピッチパタンを抽
出し(ステップ902)、当該文節発音の各音節にアク
セントがある場合の標準ピッチパタンと公知の技術(D
Pマッチング法など)で照合し、いずれの音節にアクセ
ントがくるかを決定する(ステップ903)。
【0061】このように、誤ったアクセントの合成音声
が得られたときには利用者が音声で正しいアクセントを
入力できるので、作業量が著しく軽減でき、アクセント
に関する知識も不必要である。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、入力文を構成する単語
のアクセントが辞書に登録されていない場合に、単語の
アクセントを推定し、出力された合成音声のアクセント
が誤っている場合に、入力文のアクセント誤り箇所を指
定し、正しいアクセントを入力し、誤り箇所のアクセン
トが推定したアクセントから生成されている場合に、入
力した正しいアクセントと誤り箇所を構成する単語の辞
書情報から、アクセントを推定した単語の正しいアクセ
ントを復元し、復元したアクセントを辞書に登録するの
で、音声辞書に全ての単語のアクセントをあらかじめ登
録しなくても、読み上げに使用しながら正しいアクセン
トを辞書に登録できる。また、推定したアクセントを持
つ単語が誤り箇所に指定されなかった場合は、推定した
アクセントを辞書登録するので、利用者がアクセントを
入力しなくても正しいアクセントを辞書に登録すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の処理内容を表わすフローチャ
ート。
【図2】アクセント未登録語のアクセント推定処理(図
1のステップ3)のフローチャート。
【図3】音韻によるアクセント移動処理(図2のステッ
プ308)のフローチャート。
【図4】読み上げ解析処理(図1のステップ4)のフロ
ーチャート。
【図5】特殊情報テーブル処理(図4のステップ40
4)のフローチャート。
【図6】アクセント未登録語のアクセント復元処理(図
1のステップ10)のフローチャート。
【図7】単語アクセント結合処理(図6のステップ10
08)のフローチャート。
【図8】復元アクセント辞書登録処理(図1のステップ
12)のフローチャート。
【図9】推定アクセント辞書登録処理(図1のステップ
8)のフローチャート。
【図10】特殊情報辞書登録処理(図1のステップ1
3)のフローチャート。
【図11】単語辞書51の一例を示す説明図。
【図12】特殊辞書52の一例を示す説明図。
【図13】文節テーブル53の一例を示す説明図。
【図14】単語テーブル54の一例を示す説明図。
【図15】本発明の実施例で示される文書読み上げ装置
のブロック図。
【図16】本発明の実施例で示される文書読み上げ装置
のブロック図。
【図17】誤アクセント文節指定入力処理(図1のステ
ップ6)における画面表示の一例を示す説明図。
【図18】正アクセント入力処理(図1のステップ9)
における画面表示の一例の説明図。
【図19】単語辞書51の一例の説明図。
【図20】文節テーブル53の一例の説明図。
【図21】単語テーブル54の一例の説明図。
【図22】単語テーブル54の一例の説明図。
【図23】単語辞書51の一例の説明図。
【図24】文節テーブル53の一例の説明図。
【図25】単語テーブル54の一例の説明図。
【図26】文節テーブル53の一例の説明図。
【図27】音声による正アクセント入力処理(図1のス
テップ9)のフローチャート。
【符号の説明】
1…読み上げる文章を入力するステップ、2…文章を単
語分割するステップ、3…アクセント未登録語のアクセ
ントを推定するステップ、4…発音,アクセント等を決
定する読み上げ解析を行うステップ、5…合成音声を出
力するステップ、6…合成音声の誤アクセント文節を指
定入力するステップ、8…推定アクセントを辞書に登録
するステップ、9…誤アクセント文節に対応する正しい
アクセントを入力するステップ、10…アクセント未登
録語のアクセントを復元するステップ、12…復元アク
セントを辞書に登録するステップ、13…特殊情報を辞
書に登録するステップ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声合成装置と、処理装置と、表記文字
    列,品詞,発音およびアクセント等からなる辞書を貯蔵
    した記憶装置と、任意の文章を入力するための入力装置
    を備え、前記辞書を参照して入力された文章から文章を
    構成する単語の発音およびアクセントを含む単語情報を
    得、前記単語情報を基に文章の音声出力を行う文章読み
    上げ装置において、前記単語情報に含まれるアクセント
    が、アクセントが辞書に未登録であることを表わすあら
    かじめ決められた値をとる場合に、前記アクセントを前
    記単語情報より推定し、前記推定したアクセントと単語
    情報を基に文章の音声出力を行う手段と、前記入力され
    た文章を構成する語句を示す範囲指定情報と前記範囲指
    定情報で示される語句を音声出力する場合のアクセント
    を前記入力装置から入力し、前記語句を構成する単語の
    単語情報が、前記アクセント未登録値をアクセントとし
    て有する場合、前記入力されたアクセントと前記語句を
    構成する単語の単語情報から、前記アクセントが未登録
    である単語のアクセントを復元し、前記復元したアクセ
    ントを前記アクセント未登録値の代わりに前記辞書に登
    録する手段を前記処理装置に設けたことを特徴とする文
    章読み上げ装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記入力された文章を
    構成する単語のうち、前記範囲指定情報で示される語句
    に含まれない単語の単語情報が、前記アクセント未登録
    値をアクセントとして有する場合、前記推定されたアク
    セントを前記アクセント未登録値の代わりに前記辞書に
    登録する手段を前記処理装置に設けた文章読み上げ装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記範囲指定情報で示
    される語句を構成する単語の単語情報のうち、前記アク
    セント未登録値をアクセントとして有する単語情報が存
    在しない場合、前記範囲指定情報で示される語句を表記
    文字列として、前記入力されたアクセントを持つ単語情
    報を前記辞書に登録する手段を前記処理装置に設けた文
    章読み上げ装置。
  4. 【請求項4】音声合成装置と、処理装置と、表記文字
    列,品詞,発音およびアクセント等からなる辞書を貯蔵
    した記憶装置と、任意の文章を入力するための入力装置
    を備え、前記辞書を参照して入力された文章から文章を
    構成する単語の発音およびアクセントを含む単語情報を
    得、前記単語情報を基に文章の音声出力を行う文章読み
    上げ装置において、音声を入力する装置を有し、前記単
    語情報に含まれるアクセントが、アクセントが辞書に未
    登録であることを表わすあらかじめ決められた値をとる
    場合に、前記アクセントを前記単語情報より推定し、前
    記推定したアクセントと単語情報を基に文章の音声出力
    を行う手段と、前記入力された文章を構成する語句を示
    す範囲指定情報を前記入力装置から入力し、前記音声入
    力装置から前記範囲指定情報で示される語句に対応する
    音声を入力し、前記入力された音声から前記語句のアク
    セントを決定し、前記語句を構成する単語の単語情報
    が、前記アクセント未登録値をアクセントとして有する
    場合、前記入力されたアクセントと前記語句を構成する
    単語の単語情報から、前記アクセントが未登録である単
    語のアクセントを復元し、前記復元したアクセントを前
    記アクセント未登録値の代わりに前記辞書に登録する手
    段を前記処理装置に設けたことを特徴とする文章読み上
    げ装置。
  5. 【請求項5】任意文章を合成音声で読み上げるために使
    用する単語の品詞,発音およびアクセントを含む単語情
    報を持つ音声辞書を作成する方法において、付属語の単
    語情報と自立語のアクセントを除く単語情報を入力し、
    前記自立語の単語情報にアクセントの代わりにあらかじ
    め決められた任意の値を補い、前記付属語の単語情報と
    前記自立語の単語情報を辞書に登録し、任意の文章を入
    力し、前記辞書を参照して、前記入力された文章を構成
    する単語の発音およびアクセントを得、得られたアクセ
    ントが前記あらかじめ決められた任意の値をとる場合、
    前記アクセントを前記単語情報より推定し、前記推定さ
    れたアクセントと単語情報を基に前記入力された文章を
    合成音声で出力し、前記音声出力のアクセントが誤って
    いる部分を文章を構成する語句で示す範囲指定情報を入
    力し、前記入力した範囲指定情報で表わされる語句のア
    クセントを入力し、前記範囲指定情報で表わされた語句
    に含まれる自立語のアクセントが前記推定されたアクセ
    ントである場合、前記自立語のアクセントを前記入力さ
    れた語句のアクセントより決定し、前記決定したアクセ
    ントを前記自立語の正しいアクセントとして辞書に登録
    することを特徴とする音声辞書作成方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09305193A (ja) * 1996-05-13 1997-11-28 Canon Inc アクセント設定方法及び装置
JP2005352327A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Brother Ind Ltd 音声合成装置及び音声合成プログラム

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