JPH05233443A - マルチプロセッサシステム - Google Patents

マルチプロセッサシステム

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Publication number
JPH05233443A
JPH05233443A JP4072471A JP7247192A JPH05233443A JP H05233443 A JPH05233443 A JP H05233443A JP 4072471 A JP4072471 A JP 4072471A JP 7247192 A JP7247192 A JP 7247192A JP H05233443 A JPH05233443 A JP H05233443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
processor
common bus
cache
shared memory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4072471A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Tagami
勝巳 田上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP4072471A priority Critical patent/JPH05233443A/ja
Publication of JPH05233443A publication Critical patent/JPH05233443A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Memory System Of A Hierarchy Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 共有メモリ内データとデータキャッシュ内デ
ータの整合性を確保できるマルチプロセッサシステムを
得ることを目的とする。 【構成】 データキャッシュ11,21を備えた複数の
プロセッサ1,2と、共通バス4を介して各プロセッサ
1,2と接続されている共有メモリ3とから構成される
マルチプロセッサシステムにおいて、各プロセッサ1,
2が共通バス4上に共有メモリ3への書き込み信号を検
出すると,その書き込みアドレスのデータがデータキャ
ッシュ11,21に保持されているかどうかをチェック
し,保持されていればデータキャッシュ11,21内の
当該データをクリアするキャッシュ管理手段12,22
を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチプロセッサシス
テムに係り、とくにデータキャッシュを有するマルチプ
ロセッサシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、コンピュータシステムにおいて、
処理を分散させて処理速度を向上させるために複数のプ
ロセッサを用いたマルチプロセッサシステムが多く用い
られている。
【0003】従来のマルチプロセッサシステムは、デー
タキャッシュを備えた複数のプロセッサと、共通バスを
介して各プロセッサと接続されている共有メモリとから
構成されている。
【0004】各プロセッサは、共有メモリに格納されて
いるデータの一部をデータキャッシュに保持することに
より処理速度を向上させている。また、各プロセッサは
処理に必要なデータがデータキャッシュにない場合は共
通バスを介して共有メモリから読み出し、データキャッ
シュに格納している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、各プロセッサは独立に共有メモリにア
クセスしているために、図3に示されるようにあるプロ
セッサにより共有メモリに格納されているデータが更新
された場合に、他のプロセッサのデータキャッシュに保
持されている当該データと異なってしまい、正しい処理
が行われない場合があるという不都合があった。
【0006】
【発明の目的】本発明の目的は、かかる従来例の有する
不都合を改善し、とくに共有メモリ内データとデータキ
ャッシュ内データの整合性を確保できるマルチプロセッ
サシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、デ
ータキャッシュを備えた複数のプロセッサと、共通バス
を介して各プロセッサと接続されている共有メモリと、
各プロセッサが共通バス上に共有メモリへの書き込み信
号を検出すると,その書き込みアドレスのデータがデー
タキャッシュに保持されているかどうかをチェックし,
保持されていればデータキャッシュ内の当該データをク
リアするキャッシュ管理手段とを具備するという構成を
採っている。これによって前述した目的を達成しようと
するものである。
【0008】
【作用】或るプロセッサが読み出し信号と読み出しアド
レスを共通バス上に送出すると、共有メモリは共通バス
上から読み出し信号と読み出しアドレスを取り込み、指
定されたアドレスに格納されているデータを共通バス上
に送出する。そして当該プロセッサは共通バス上のデー
タを取り込み、データキャッシュに格納する。
【0009】また、あるプロセッサが書き込み信号と書
き込みアドレスとデータを共通バス上に送出すると、共
有メモリは共通バス上から書き込み信号と書き込みアド
レスとデータを取り込み、指定されたアドレスに取り込
んだデータを格納する。
【0010】同時に他のプロセッサのキャッシュ管理手
段は共通バス上の書き込み信号と書き込みアドレスを取
り込み、当該アドレスデータがデータキャッシュに格納
されている場合には、データキャッシュ内のそのデータ
をクリアする。
【0011】
【発明の実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし
図2に基づいて説明する。
【0012】図1の実施例は、第1のプロセッサ1と、
第2のプロセッサ2と、共通バス4を介して第1のプロ
セッサ1および第2のプロセッサ2と接続されている共
有メモリ3とから構成される。
【0013】ここで、第1のプロセッサ1は、共有メモ
リ3から読み出したデータを格納する第1のデータキャ
ッシュ11と、共通バス4上に第2のプロセッサ2から
の書き込み信号を検出すると,その書き込みアドレスの
データが第1のデータキャッシュ11に格納されている
かどうかをチェックし,格納されていれば当該データを
クリアする第1のキャッシュ管理手段12とから構成さ
れる。
【0014】また、第2のプロセッサ2は、共有メモリ
3から読み出したデータを格納する第2のデータキャッ
シュ21と、共通バス4上に第1のプロセッサ1からの
書き込み信号を検出すると,その書き込みアドレスのデ
ータが第2のデータキャッシュ21に格納されているか
どうかをチェックし,格納されていれば当該データをク
リアする第2のキャッシュ管理手段22とから構成され
る。
【0015】次に、本実施例の動作について図2のシー
ケンスフローチャートを用いて説明する。
【0016】第1のプロセッサ1が読み出し信号と読み
出しアドレスを共通バス4上に送出すると、共有メモリ
3は共通バス4上から読み出し信号と読み出しアドレス
を取り込み、指定されたアドレスに格納されているデー
タを共通バス4上に送出する。
【0017】第1のプロセッサ1は共通バス4上のデー
タを取り込み、第1のデータキャッシュ11に格納す
る。
【0018】第2のプロセッサ2が読み出し信号と読み
出しアドレスを共通バス4上に送出すると、共有メモリ
3は共通バス4上から読み出し信号と読み出しアドレス
を取り込み、指定されたアドレスに格納されているデー
タを共通バス4上に送出する。
【0019】第2のプロセッサ1は共通バス4上のデー
タを取り込み、第2のデータキャッシュ21に格納す
る。
【0020】次に、第2のプロセッサ2が書き込み信号
と書き込みアドレスとデータを共通バス4上に送出する
と、共有メモリ3は共通バス4上から書き込み信号と書
き込みアドレスとデータを取り込み、指定されたアドレ
スに取り込んだデータを格納する。
【0021】同時に第1のプロセッサ1の第1のキャッ
シュ管理手段12は共通バス4上の書き込み信号と書き
込みアドレスを取り込み、当該アドレスデータが第1の
データキャッシュ11に格納されているかどうかをチェ
ックする。
【0022】そして、第1のデータキャッシュ11に当
該アドレスデータが格納されている場合には、そのデー
タをクリアする。
【0023】第1のプロセッサ1は、クリアされたデー
タが必要になった場合には、共有メモリ3から読み出
す。
【0024】また、第1のプロセッサ1が書き込み信号
と書き込みアドレスとデータを共通バス4上に送出する
と、共有メモリ3は共通バス4上から書き込み信号と書
き込みアドレスとデータを取り込み、指定されたアドレ
スに取り込んだデータを格納する。
【0025】同時に第2のプロセッサ1の第2のキャッ
シュ管理手段22は共通バス4上の書き込み信号と書き
込みアドレスを取り込み、当該アドレスデータが第2の
データキャッシュ21に格納されているかどうかをチェ
ックする。
【0026】そして、第2のデータキャッシュ21に当
該アドレスデータが格納されている場合には、そのデー
タをクリアする。
【0027】第2のプロセッサ2は、クリアされたデー
タが必要になった場合には、共有メモリ3から読み出
す。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、共有メモリ内のデータが更新され
ると同時にデータキャッシュ内の当該更新前データをク
リアすることができ、これがため、共有メモリ内データ
とデータキャッシュ内データの整合性を確保することで
きるという従来にない優れたマルチプロセッサシステム
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】図1の実施例の動作を説明するためのシーケン
スフローチャートである。
【図3】従来例の動作を説明するためのシーケンスフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1:第1のプロセッサ 2:第2のプロセッサ 3:共有メモリ 4:共通バス 11:第1のデータキャッシュ 12:第1のキャッシュ管理手段 21:第2のデータキャッシュ 22:第2のキャッシュ管理手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データキャッシュを備えた複数のプロセッ
    サと、共通バスを介して各プロセッサと接続されている
    共有メモリとから構成されるマルチプロセッサシステム
    において、前記各プロセッサが共通バス上に前記共有メ
    モリへの書き込み信号を検出すると,その書き込みアド
    レスのデータが前記データキャッシュに保持されている
    かどうかをチェックし,保持されていれば前記データキ
    ャッシュ内の当該データをクリアするキャッシュ管理手
    段を具備することを特徴とするマルチプロセッサシステ
    ム。
JP4072471A 1992-02-21 1992-02-21 マルチプロセッサシステム Withdrawn JPH05233443A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4072471A JPH05233443A (ja) 1992-02-21 1992-02-21 マルチプロセッサシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4072471A JPH05233443A (ja) 1992-02-21 1992-02-21 マルチプロセッサシステム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05233443A true JPH05233443A (ja) 1993-09-10

Family

ID=13490267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4072471A Withdrawn JPH05233443A (ja) 1992-02-21 1992-02-21 マルチプロセッサシステム

Country Status (1)

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JP (1) JPH05233443A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07311713A (ja) * 1994-05-12 1995-11-28 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 階層キャッシュ・システム及びバッファリング・システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07311713A (ja) * 1994-05-12 1995-11-28 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 階層キャッシュ・システム及びバッファリング・システム

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990518