JPH05233388A - ディスク装置の負荷分散情報作成装置 - Google Patents

ディスク装置の負荷分散情報作成装置

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JPH05233388A
JPH05233388A JP4069533A JP6953392A JPH05233388A JP H05233388 A JPH05233388 A JP H05233388A JP 4069533 A JP4069533 A JP 4069533A JP 6953392 A JP6953392 A JP 6953392A JP H05233388 A JPH05233388 A JP H05233388A
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JP
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file
disk device
disk
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JP4069533A
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English (en)
Inventor
Shuzo Takase
秀三 高瀬
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NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Software Chubu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のディスク装置を備えたコンピュータシ
ステムに於いて、ディスク装置の負荷分散を行なう際、
どのようにファイルを各ディスク装置に格納するのかを
示す負荷分散情報を作業者に負担をかけずに作成できる
ようにする。 【構成】 ファイル情報管理テーブル31にはディスク
装置1−1〜1−n上のファイルの入出力回数及び容量
が格納されている。ディスク諸元テーブル33には各デ
ィスク装置1−1〜1−nの容量が格納されている。分
散処理手段223は負荷分散情報作成時、ディスク諸元
テーブル33中のディスク装置容量及びファイル情報管
理テーブル31中の入出力回数,ファイル容量に基づい
て、各ディスク装置1−1〜1−nの入出力回数が均一
になり、且つ各ディスク装置1−1〜1−nに割り当て
られたファイルの容量がディスク装置1−1〜1−nの
容量を越えないように、各ファイルを各ディスク装置1
−1〜1−nに割り当てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のディスク装置を有
するコンピュータシステムに於けるファイル管理に関
し、特に、ディスク装置の負荷分散を行なう際、各ディ
スク装置にどのようにファイルを格納するのかを示す負
荷分散情報を作成するディスク装置の負荷分散情報作成
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のディスク装置を備えた計算機シス
テムに於いては、ディスク装置の入出力時間を短縮させ
るために、各ディスク装置の負荷を分散させるというこ
とが従来から行なわれている。
【0003】ところで、ディスク装置の負荷を分散させ
る場合、各ディスク装置にどのようにファイルを格納す
るかを決定することが必要になるが、従来は次のように
していた。
【0004】先ず、各ディスク装置に格納されている各
ファイルの使用状況(入出力回数等)を作業者が調査す
る。
【0005】次に、作業者が各ファイルの使用状況に基
づいて各ディスク装置の入出力回数が均一になるよう
に、各ディスク装置にファイルを割り当てる。その際、
負荷分散を行なうディスク装置の容量,ディスク装置に
確保する空スペース量,ユーザ固有情報(特定ファイル
の格納先等を示す)等も考慮して各ディスク装置にファ
イルを割り当てる。
【0006】更に、作業者が各ディスク装置に割り当て
られたファイル群それぞれについて、入出力回数,ファ
イル形式等を考慮してディスク装置のシーク幅が短くな
るように、ファイルの格納順を決定する。これらの作業
により、各ディスク装置にどのようにファイルを格納す
るのかを示す負荷分散情報が作成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は作業者が手作業で各ディスク装置にどのようにファイ
ルを格納するのかを示す負荷分散情報を作成していたた
め、作業者に専門知識が必要になると共に負担がかかる
という問題があった。
【0008】本発明の目的は作業者に負担をかけること
なく、且つ専門知識を有していない作業者でも容易に負
荷分散情報を作成することができるディスク装置の負荷
分散情報作成装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、(A)複数のディスク装置を有するコンピュ
ータシステムに於いて、前記各ディスク装置に格納され
ている各ファイルの入出力回数を管理するファイル入出
力回数管理手段と、前記各ファイルの容量が格納された
ファイル情報管理テーブルと、前記各ディスク装置の容
量が格納されたディスク諸元テーブルと、前記ファイル
入出力回数管理手段が管理している前記各ファイルの入
出力回数と、前記ファイル情報管理テーブルに格納され
ている前記各ファイルの容量と、前記ディスク諸元テー
ブルに格納されている前記各ディスク装置の容量とに基
づいて、前記各ディスク装置の入出力回数が均一にな
り、且つ、前記各ディスク装置に割り当てられるファイ
ル群の容量が対応するディスク装置の容量を越えないよ
うに、前記各ファイルを前記各ディスク装置に割り当
て、更に、各ディスク装置に割り当てたファイル群それ
ぞれについてそのファイル群に属するファイルを入出力
回数順に並べる分散処理手段とを設けたものである。
【0010】また、本発明はユーザ固有情報が設定され
ている場合にも対処できるようにするため、上記(A)
の構成に加え、(B)前記ファイル情報管理テーブルに
ファイルの格納先或いは同一ディスク装置に格納するフ
ァイルを指示するユーザ固有情報を格納し、前記分散処
理手段は前記各ファイルを前記各ディスク装置に割り当
てる際、前記ユーザ固有情報によって格納先が指示され
ているファイルを指示されたディスク装置に割り当て、
同一ディスク装置に格納することを指示されたファイル
を同一ディスク装置に割り当てるようにしたものであ
る。
【0011】また、本発明は各ディスク装置に確保する
空スペースが指定されている場合にも対処できるように
するため、上記(A)の構成に加え、(C)前記各ディ
スク装置に確保する空スペースのスペース量が格納され
た分散処理パラメータファイルを備え、前記分散処理手
段は前記各ファイルを前記各ディスク装置に割り当てる
際、前記分散処理パラメータファイルに格納されている
空スペース量の空スペースが確保されるように、前記各
ファイルを前記各ディスク装置に割り当てるようにした
ものである。
【0012】
【作用】
(A)の構成に於いては、ファイル入出力回数管理手段
が管理している各ファイルの入出力回数と、ファイル情
報管理テーブルに格納されている各ファイルの容量と、
ディスク諸元テーブルに格納されている各ディスク装置
の容量とに基づいて分散処理手段が、各ディスク装置の
入出力回数が均一になり、且つ各ディスク装置に割り当
てられたファイル群の容量が対応するディスク装置の容
量を越えないように、各ファイルを各ディスク装置に割
り当て、更に、各ファイル群それぞれについてファイル
群に属するファイルを入出力回数順に並べる。
【0013】(B)の構成に於いては、ファイルをディ
スク装置に割り当てる際、分散処理手段はファイル情報
管理テーブルに格納されているユーザ固有情報によって
格納先が指示されているファイルを指示されたディスク
装置に割り当て、同一ディスク装置に格納することが指
示されているファイルを同一ディスク装置に割り当て
る。
【0014】(C)の構成に於いては、ファイルをディ
スク装置に割り当てる際、分散処理手段は分散処理パラ
メータファイルに格納された空スペース量のスペースが
ディスク装置に確保されるように、各ファイルを各ディ
スク装置に割り当てる。
【0015】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の実施例のブロック図であ
り、複数のディスク装置1−1〜1−nと、電子計算機
2と、管理テーブル群3と、端末機4と、プリンタ5と
から構成されている。
【0017】ディスク装置1−1〜1〜nにはディスク
装置名DISK01〜DISKnが与えられている。
【0018】端末機4はディスプレイ41とキーボード
42とから構成されている。
【0019】管理テーブル群3はファイル情報管理テー
ブル31,分散処理パラメータファイル32,ディスク
諸元テーブル33及び分散結果ファイル34とから構成
されている。
【0020】ファイル情報管理テーブル31には図2に
示すように、ファイル割り当て状況項目としてディスク
装置名,ファイル名,ファイル形式,レコード長,ブロ
ック長及びブロック数が、ファイル使用状況項目として
オープン数及び入出力回数が、ユーザ固有情報として指
定ディスク名及びグループ名が格納される。
【0021】ここで、ユーザ固有情報中の指定ディスク
名項目は、ファイルを格納するディスク装置を指示す
る。図2の例ではファイル名FILE13を有するファ
イルをディスク装置名DISK01を有するディスク装
置1−1に、ファイル名FILE22を有するファイル
をディスク装置名DISK02を有するディスク装置1
−2に格納することを指示している。
【0022】また、ユーザ固有情報のグループ名項目
は、分散処理時に同じディスク装置に割り当てるファイ
ルを指示する。即ち、複数のファイル対応のレコードに
任意の同一のグループ名を設定することにより、上記複
数のファイルを任意の同一ディスク装置に割り当てるこ
とを指示する。図2の例はファイル名FILE12,F
ILE33のレコードに同一のグループ名GRPAを設
定することにより、ファイル名FILE12,FILE
33を同一のディスク装置に割り当てることを指示して
いる。また、図2の例ではグループ名GRPB,GRP
Cが設定されているレコードは1個ずつしか示していな
いが、実際には複数のレコードに設定されている。
【0023】分散処理パラメータファイル32には図3
に示すように、分散処理の対象とするディスク装置のデ
ィスク装置名,装置タイプ及び空スペース量が格納され
る。空スペース量はディスク装置に確保すべき空スペー
スの量を示すものであり、図3の例は、ディスク装置名
DISK03,DISK04のディスク装置に200M
Bの空スペースを確保することを示している。尚、空ス
ペースが必要となるディスク装置は例えば公用ボリュー
ムとして使用されるディスク装置等である。
【0024】ディスク諸元テーブル33には図4に示す
ように、装置タイプ,総シリンダ数,1シリンダ当たり
のトラック数,トラックサイズが格納される。
【0025】分散結果ファイル34は負荷分散情報が格
納されるファイルであり、図5に示すように、ディスク
装置名,ファイル名,ファイル形式,レコード長,ブロ
ック長,ブロック数が格納される。
【0026】電子計算機2はファイル情報管理手段21
1及びファイル入出力回数管理手段212から構成され
る基礎情報管理手段21と、ユーザ情報付加手段22
1,パラメータ作成手段222,分散処理手段223及
び結果出力手段224から構成される分散処理管理手段
22とを含んでいる。
【0027】ファイル情報管理手段211はディスク装
置1−1〜1−nに新規にファイルが作成された場合、
ファイル情報管理テーブル31に上記ファイルが作成さ
れたディスク装置のディスク装置名,上記ファイルのフ
ァイル名,ファイル形式,レコード長,ブロック長,ブ
ロック数を設定したレコードを追加する。また、ディス
ク装置1−1〜1−nからファイルが削除された場合は
ファイル情報管理テーブル31から対応するレコードを
削除する。
【0028】ファイル入出力回数管理手段212はディ
スク装置1−1〜1−n上のファイルがアプリケーショ
ンプログラム等によって使用された場合、ファイル情報
管理テーブル31のファイル使用状況項目のオープン
数,入出力回数を更新する。
【0029】ユーザ情報付加手段221は利用者の指示
に従ってファイル情報管理テーブル31にユーザ固有情
報を格納する。
【0030】パラメータ作成手段222はキーボード4
2から分散処理の対象とするディスク装置1−1〜1−
nのディスク装置名,装置タイプ及び空スペース量が入
力されると、それらを分散処理パラメータファイル32
に格納する。
【0031】分散処理手段223はファイル情報管理テ
ーブル31,分散処理パラメータファイル32,ディス
ク諸元テーブル33の内容に基づいて各ディスク装置1
−1〜1−nにどのようにファイルを割り当てるかを示
す負荷分散情報を作成し、作成した負荷分散情報を分散
結果ファイル34に格納する。
【0032】結果出力手段224は分散結果ファイル3
4に格納されている負荷分散情報をプリンタ5に出力す
る。
【0033】次にこのように構成された本実施例の動作
について説明する。
【0034】先ず、基礎情報管理手段21の動作を説明
する。
【0035】ディスク装置1−1〜1−n上に新規にフ
ァイルが作成されると、基礎情報管理手段21内のファ
イル情報管理手段211はファイル情報管理テーブル3
1に上記ファイルが作成されたディスク装置のディスク
装置名,上記ファイルのファイル名,ファイル形式,レ
コード長,ブロック長,ブロック数を設定したレコード
を追加する。また、ディスク装置1−1〜1−n上のフ
ァイルが削除されると、ファイル情報管理手段211は
ファイル情報管理テーブル31から対応するレコードを
削除する。
【0036】ディスク装置1−1〜1−n上のファイル
がアプリケーションプログラム等によってオープンされ
ると、ファイル入出力回数管理手段212はファイル情
報管理テーブル31中のオープンされたファイルと対応
するオープン数を+1する。また、アプリケーションプ
ログラム等によってファイルに対する入出力が行なわれ
ると、ファイル入出力回数管理手段212はファイル情
報管理テーブル31中の入出力が行なわれたファイルと
対応する入出力回数を+1する。
【0037】次に分散処理管理手段22の動作を説明す
る。
【0038】利用者は負荷分散情報を作成する場合、分
散処理の対象とするディスク装置1−1〜1−nのディ
スク装置名,装置タイプ,空スペース量をキーボード4
2から入力する。
【0039】キーボード42からディスク装置名,装置
タイプ,空スペース量が入力されると、パラメータ作成
手段222は図3に示すように、入力されたディスク装
置名,装置タイプ,空スペースを分散処理パラメータフ
ァイル32に格納する。
【0040】また、利用者は負荷分散情報作成時、特定
のファイルを特定のディスク装置に割り当てる場合はキ
ーボード42から上記ファイルのファイル名及び上記デ
ィスク装置のディスク装置名を入力する。
【0041】キーボード42からファイル名及びディス
ク装置名が入力されると、ユーザ情報付加手段221は
ファイル情報管理テーブル31中の上記ファイル名と対
応するレコードの指定ディスク名項目に上記ディスク装
置名を設定する。
【0042】また、負荷分散情報作成時に複数のファイ
ルを任意の同じディスク装置へ割り当てる場合はキーボ
ード42から上記各ファイルのファイル名及び任意のグ
ループ名を入力する。
【0043】キーボード42から複数のファイル名及び
グループ名が入力されると、ユーザ情報付加手段221
はファイル情報管理テーブル31中の上記各ファイル名
と対応する各レコードのグループ名項目に入力されたグ
ループ名を設定する。
【0044】上述したようにしてファイル情報管理テー
ブル31,分散処理パラメータファイル32に必要な情
報を格納すると、利用者は分散処理手段223に対する
起動指示をキーボード42から入力する。
【0045】分散処理手段223は起動指示が与えられ
ると、以下の条件(a)〜(e)を満たすように、各フ
ァイルを各ディスク装置1−1〜1−nに割り当てる。
【0046】(a)各ディスク装置1−1〜1−nの入
出力回数を均一にする。
【0047】(b)ユーザ固有情報の指定ディスク名項
目に指定ディスク名が設定されているファイルは設定さ
れている指定ディスク名によって示されるディスク装置
に割り当てる。
【0048】(c)ユーザ固有情報のグループ名項目に
グループ名が設定されているファイルについては、同じ
グループ名が設定されているファイルを同じディスク装
置に割り当てる。
【0049】(d)ディスク装置に割り当てるファイル
の容量の合計がディスク装置の容量を越えないようにす
る。
【0050】(e)分散処理パラメータファイル32に
空スペース量が設定されているディスク装置については
上記空スペース量の空スペースを残す。
【0051】これら(a)〜(e)の条件を満たすた
め、分散処理手段223は例えば以下のようにして各フ
ァイルを各ディスク装置1−1に割り当てる。
【0052】分散処理手段223は起動指示が与えられ
ると、先ず、ファイル情報管理テーブル31を参照して
入出力回数の多いファイルをn個(負荷分散の対象とす
るディスク装置1−1〜1−nの台数)選択する。
【0053】次いで、分散処理手段223は選択したn
個のファイルの中に、指定ディスク名項目に指定ディス
ク名が設定されているものがあるか否かを判断する。そ
して、指定ディスク名が設定されているファイルがある
と判断した場合は、そのファイルを指定ディスク名によ
って指定されたディスク装置に割り当てる。
【0054】次に、分散処理手段223は上記n個のフ
ァイルの内の割り当ての済んでいないファイルに同じグ
ループ名が設定されているファイルが存在するか否かを
判断する。
【0055】そして、存在すると判断した場合は、上記
同じグループ名が設定されているファイルを同じディス
ク装置に割り当てる。
【0056】同じグループ名が設定されているファイル
が存在しないと判断した場合、及び同じグループ名が設
定されファイルのディスク装置への割り当てが済んだ場
合、分散処理手段223は上記n個のファイルの内の割
り当ての済んでいないファイルを、例えば、入出力回数
の多いものから順番にディスク装置1−1からディスク
装置1−nに向かって1個ずつ割り当てる。但し、割り
当ての済んでいるディスク装置(指定ディスク名が設定
されているファイル,グループ名が設定されているファ
イルの割り当ての済んだディスク装置)は飛ばしてファ
イルの割り当てを行なう。
【0057】最初のn個のファイルの割り当てが済む
と、分散処理手段223はファイル情報管理テーブル3
1を参照して次に入出力回数が多いn個のファイルを選
択し、選択したn個のファイルの中に、指定ディスク名
項目に指定ディスク名が設定されているファイルがある
か否かを判断する。
【0058】そして、指定ディスク名が設定されている
ファイルがあると判断した場合は、分散処理パラメータ
ファイル32から上記指定ディスク名が示すディスク装
置に確保する空スペースの空スペース量を読み込む。
【0059】その後、分散処理手段223は上記ファイ
ルを上記ディスク装置に割り当てても上記空スペース量
以上の空スペースを確保できるか否かを判断する。
【0060】そして、指定された空スペース量以上の空
スペースを確保できると判断した場合は上記ファイルを
指定ディスク名によって示されるディスク装置に割り当
てる。
【0061】また、指定された空スペース量を確保でき
ないと判断した場合は、既にそのディスク装置に割り当
ててあるファイルの内、指定ディスク名,グループ名が
設定されていないファイルであって、入出力回数が上記
ファイルの入出力回数に最も近いファイルの割り当て先
をその時点で最も空スペース量の多いディスク装置に変
更し、再び指定された空スペース量以上の空スペースを
確保できるか否かを判断する。
【0062】ここで、入出力回数が指定ディスク名が設
定されているファイルの入出力回数に最も近いファイル
の割り当て先を変更するようにしたのは、各ディスク装
置の入出力回数を均一にするためである。即ち、入出力
回数が多い順にファイルの割り当てを行なっているの
で、空スペースを確保できなくなる指定ディスク名の設
定されているファイルの入出力回数は少ないものとな
る。従って、それに最も入出力回数が近いファイルの割
り当て先を変更しても各ディスク装置の入出力回数を均
一に保つことができるからである。
【0063】そして、指定された空スペース量以上の空
スペースを確保できると判断した場合は上記ファイルを
指定ディスク名によって示されるディスク装置に割り当
て、確保できないと判断した場合は前述したと同様の処
理を行なう。
【0064】n個のファイルに指定ディスク名が設定さ
れているファイルがなかった場合及び指定ディスク名が
設定されているファイルのディスク装置への割り当てが
済んだ場合、分散処理手段223は割り当ての済んでい
ないファイルにグループ名が設定されているファイルが
存在するか否かを判断する。
【0065】そして、グループ名が設定されているファ
イルが存在すると判断した場合は、そのグループ名と同
じグループ名が設定されているファイルが既に割り当て
られているディスク装置が存在するか否かを判断する。
【0066】そして、存在すると判断した場合は上記デ
ィスク装置に上記グループ名が設定されている新たなフ
ァイルを格納しても指定された空スペース量以上の空ス
ペースを確保できるか否かを判断する。
【0067】指定された空スペース量以上の空スペース
を確保できると判断した場合は、上記ディスク装置に上
記グループ名の設定されている新たなファイルを割り当
てる。
【0068】また、指定された空スペース量以上の空ス
ペースを確保できないと判断した場合は、既にそのディ
スク装置に割り当てられているファイルの内、指定ディ
スク名,グループ名が設定されていないファイルであっ
て、上記ファイルの入出力回数に最も近いファイルの割
り当て先をその時点で最も空スペースの多いディスク装
置に変更し、再び指定された空スペース量以上の空スペ
ースを確保できるか否かを判断する。
【0069】そして、指定された空スペース量以上の空
スペースを確保できると判断した場合は上記ファイルを
指定ディスク装置名によって示されるディスク装置に割
り当て、確保できないと判断した場合は前述したと同様
の処理を行なう。
【0070】また、グループ名が設定されているファイ
ルは存在するが、そのグループ名が設定されているファ
イルが格納されているディスク装置は存在しないと判断
した場合は、上記グループ名の設定されているファイル
をグループ名の設定されているファイルが割り当てられ
ていないディスク装置の1つに割り当てる。その際、指
定された空スペース量が確保できるディスク装置に割り
当てを行なう。
【0071】グループ名が設定されているファイルが存
在しない場合及びグループ名の設定されているファイル
のディスク装置への割り当てが済んだ場合、分散処理手
段223は割り当ての済んでいないファイルを1個ずつ
前回と反対方向、即ちディスク装置1−nからディスク
装置1−1に向かって割り当てる。但し、既に割り当て
の済んでいるディスク装置は飛び越して割り当てを行な
う。
【0072】以下、分散処理手段223はファイル情報
管理テーブル31に管理されている全てのファイルをデ
ィスク装置1−1〜1−nに割り当てるまで、前述した
と同様の処理を繰り返し行なう。
【0073】ファイル情報管理テーブル31に管理され
ているファイルをディスク装置1−1〜1−nに全て割
り当てると、分散処理手段223は各ディスク装置1−
1〜1−n毎に割り当てられているファイルを入出力回
数に従って降順に並び換えることにより、シーク幅が短
くなるようにする。但し、ファイル使用状況項目のオー
プン数が1回のファイルは入出力回数にかかわらず、最
後に配置する。また、入出力回数が同じでファイル形式
が異なるファイルが存在する場合には、例えば索引順編
成ファイルを順編成ファイルよりも前にする等、ファイ
ル形式を考慮して並べ方を決定する。
【0074】以上の処理が終了すると、分散結果ファイ
ル34へ上記処理の処理結果を負荷分散情報として出力
する。
【0075】図5は分散結果ファイル34の内容例を示
した図である。
【0076】分散結果ファイル34に図5に示すような
負荷分散情報が格納されると、結果出力手段224は負
荷分散結果ファイルの内容を編集し、プリンタ5へ出力
する。作業者はプリンタ5から出力された負荷分散情報
に従ってディスク装置1−1〜1−nにファイルを格納
する。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はファイル
入出力回数管理手段が管理している各ファイルの入出力
回数,ファイル情報管理テーブルに格納されている各フ
ァイルの容量,ディスク諸元テーブルに格納されている
各ディスク装置の容量に基づいて、各ディスク装置の入
出力回数が均一になり、且つ各ディスク装置に割り当て
られたファイル群の容量がディスク装置の容量をオーバ
ーしないように、各ファイルを各ディスク装置に割り当
て、更に、各ファイル群それぞれについてそれに属する
ファイルを入出力回数順に並び換える分散処理手段を備
えているので、専門知識を有していない作業者であって
もファイルをディスク装置にどのように格納するのかを
示す負荷情報を作成することができる効果がある。
【0078】また、ファイルをディスク装置に割り当て
る際、分散処理手段はファイル情報管理テーブルに格納
されているユーザ固有情報によって格納先が指示されて
いるファイルを指示されたディスク装置に割り当て、同
一ディスク装置に格納することが指示されているファイ
ルを同一ディスク装置に割り当てるものであるので、ユ
ーザ固有情報が設定されている場合に於いても、作業者
に負担をかけずに、ユーザ固有情報を考慮した負荷分散
情報を作成することができる効果がある。
【0079】また、更に、ファイルをディスク装置に割
り当てる際、分散処理手段は分散処理パラメータファイ
ルに格納された空スペース量の空スペースがディスク装
置に確保されるように、各ファイルを各ディスク装置に
割り当てるものであるので、各ディスク装置に確保すべ
き空スペース量が設定されている場合に於いても、作業
者に負担をかけずに負荷分散情報を作成することができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】ファイル情報管理テーブル31の内容例を示す
図である。
【図3】分散処理パラメータファイル32の内容例を示
す図である。
【図4】ディスク諸元テーブル33の内容例を示す図で
ある。
【図5】分散結果ファイル34の内容例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1−1〜1−n…ディスク装置 2…電子計算機 21…基礎情報管理手段 211…ファイル情報管理手段 212…ファイル入出力回数管理手段 22…分散処理管理手段 221…ユーザ情報付加手段 222…パラメータ作成手段 223…分散処理手段 224…結果出力手段 3…管理テーブル群 31…ファイル情報管理テーブル 32…分散処理パラメータファイル 33…ディスク諸元テーブル 34…分散結果ファイル 4…端末機 41…ディスプレイ 42…キーボード 5…プリンタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のディスク装置を有するコンピュー
    タシステムに於いて、 前記各ディスク装置に格納されている各ファイルの入出
    力回数を管理するファイル入出力回数管理手段と、 前記各ファイルの容量が格納されたファイル情報管理テ
    ーブルと、 前記各ディスク装置の容量が格納されたディスク諸元テ
    ーブルと、 前記ファイル入出力回数管理手段が管理している前記各
    ファイルの入出力回数と、前記ファイル情報管理テーブ
    ルに格納されている前記各ファイルの容量と、前記ディ
    スク諸元テーブルに格納されている前記各ディスク装置
    の容量とに基づいて、前記各ディスク装置の入出力回数
    が均一になり、且つ、前記各ディスク装置に割り当てら
    れるファイル群の容量が対応するディスク装置の容量を
    越えないように、前記各ファイルを前記各ディスク装置
    に割り当て、更に、各ディスク装置に割り当てたファイ
    ル群それぞれについてそのファイル群に属するファイル
    を入出力回数順に並べる分散処理手段とを含むことを特
    徴とするディスク装置の負荷分散情報作成装置。
  2. 【請求項2】 前記ファイル情報管理テーブルにファイ
    ルの格納先或いは同一ディスク装置に格納するファイル
    を指示するユーザ固有情報を格納し、 前記分散処理手段は前記各ファイルを前記各ディスク装
    置に割り当てる際、前記ユーザ固有情報によって格納先
    が指示されているファイルを指示されたディスク装置に
    割り当て、同一ディスク装置に格納することを指示され
    たファイルを同一ディスク装置に割り当てることを特徴
    とする請求項1記載のディスク装置の負荷分散情報作成
    装置。
  3. 【請求項3】 前記各ディスク装置に確保する空スペー
    スのスペース量が格納された分散処理パラメータファイ
    ルを備え、 前記分散処理手段は前記各ファイルを前記各ディスク装
    置に割り当てる際、前記分散処理パラメータファイルに
    格納されている空スペース量の空スペースが確保される
    ように、前記各ファイルを前記各ディスク装置に割り当
    てることを特徴とする請求項1記載のディスク装置の負
    荷分散情報作成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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