JPH0523235A - 座席シート - Google Patents
座席シートInfo
- Publication number
- JPH0523235A JPH0523235A JP20378291A JP20378291A JPH0523235A JP H0523235 A JPH0523235 A JP H0523235A JP 20378291 A JP20378291 A JP 20378291A JP 20378291 A JP20378291 A JP 20378291A JP H0523235 A JPH0523235 A JP H0523235A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- breathable
- air
- porous film
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 着席者と座席との間における蒸れを完全に
防止して車輌その他において常に快適な着座使用を図
り、又防水性と共に抗菌性、防臭性などを附与せしめ得
てじよく創や火傷その他の皮膚障害の悪化などを解消せ
しめることにより、快適かつ衛生的で長時間に亘り健康
的な座席利用を図らしめる。 【構成】 クッション体の表面側に通気性層を形成し、
これら通気性層およびクッション体の外面を少くとも片
面が保護布で部分接着された多孔質フィルム材で被覆
し、通気性クッション層に対し空気供給手段に接続され
た吹き出し機構を設ける。
防止して車輌その他において常に快適な着座使用を図
り、又防水性と共に抗菌性、防臭性などを附与せしめ得
てじよく創や火傷その他の皮膚障害の悪化などを解消せ
しめることにより、快適かつ衛生的で長時間に亘り健康
的な座席利用を図らしめる。 【構成】 クッション体の表面側に通気性層を形成し、
これら通気性層およびクッション体の外面を少くとも片
面が保護布で部分接着された多孔質フィルム材で被覆
し、通気性クッション層に対し空気供給手段に接続され
た吹き出し機構を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は座席シートに係り、車輌
用その他の座席として常に快適な利用をなすことのでき
る座席シートを提供しようとするものである。
用その他の座席として常に快適な利用をなすことのでき
る座席シートを提供しようとするものである。
【０００２】
【従来の技術】座席シートは住宅や車輌などに広く用い
られており、クッション体を織布、合成皮革、天然皮革
などで被覆したものが採用され、前記被覆材に対しては
必要に応じてウレタン発泡剤の染み出しを防止し、ある
いはその他の目的によるコーティング加工したものとし
て利用される。クッション体には内部にスプリングなど
が適宜に採用されることは周知の如くである。
られており、クッション体を織布、合成皮革、天然皮革
などで被覆したものが採用され、前記被覆材に対しては
必要に応じてウレタン発泡剤の染み出しを防止し、ある
いはその他の目的によるコーティング加工したものとし
て利用される。クッション体には内部にスプリングなど
が適宜に採用されることは周知の如くである。
【０００３】なお本出願人においてはポリテトラフルオ
ロエチレン延伸多孔質フィルムについて種々の開発をな
し、このものの有する防水透湿特性を利用したクッショ
ン体を実開昭62-169699 において提案し、又該製品につ
いてはそれなりの評価が得られている。
ロエチレン延伸多孔質フィルムについて種々の開発をな
し、このものの有する防水透湿特性を利用したクッショ
ン体を実開昭62-169699 において提案し、又該製品につ
いてはそれなりの評価が得られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来一般の座
席シートにおいてはクッション作用が得られ着座感触を
良好となし得ることは明かであるが、降雨時などにおい
て水分がシート内にこもり、座席自体を快適条件に維持
することができない。
席シートにおいてはクッション作用が得られ着座感触を
良好となし得ることは明かであるが、降雨時などにおい
て水分がシート内にこもり、座席自体を快適条件に維持
することができない。
【０００５】前記した実開昭62-169699 のものにおいて
は、ポリテトラフルオロエチレン延伸多孔質フィルムの
有する防水透湿性を利用して座席を快適条件に保持する
ことができるが、人体とシートとが接触する部分では温
度の高い状態が形成され、特に夏季のような気温の高い
状態、湿度の高い状態においては人体の着座域が蒸れて
発汗し、着座者に不快感を与える。
は、ポリテトラフルオロエチレン延伸多孔質フィルムの
有する防水透湿性を利用して座席を快適条件に保持する
ことができるが、人体とシートとが接触する部分では温
度の高い状態が形成され、特に夏季のような気温の高い
状態、湿度の高い状態においては人体の着座域が蒸れて
発汗し、着座者に不快感を与える。
【０００６】又じよく創患者ややけどなどの皮膚傷害を
負った患者が車輌用シートなどを利用した場合において
は患部の蒸れによって障害部などを悪化する可能性が高
い。
負った患者が車輌用シートなどを利用した場合において
は患部の蒸れによって障害部などを悪化する可能性が高
い。
【０００７】なお前記のような座席シートの内部などは
細菌類などの附着増殖の可能性が高く、車輌用座席など
においてはこの傾向が大であって、この点においても快
適となし得ず、特に前記のような患者や傷害部に対して
好ましいものでない。
細菌類などの附着増殖の可能性が高く、車輌用座席など
においてはこの傾向が大であって、この点においても快
適となし得ず、特に前記のような患者や傷害部に対して
好ましいものでない。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記したような
従来のものにおける技術的課題を解消することについて
検討を重ね、上述したような不利のない座席を得ること
に成功したものであって、以下の如くである。
従来のものにおける技術的課題を解消することについて
検討を重ね、上述したような不利のない座席を得ること
に成功したものであって、以下の如くである。
【０００９】（１） クッション体の表面側に適宜通気
性層を形成し、該通気性層および前記クッション体の外
面を少くとも片面が保護布で部分接着された多孔質フィ
ルム材で被覆し、前記通気性クッション層に対し空気供
給手段に接続された吹き出し機構を設けたことを特徴と
する座席シート。
性層を形成し、該通気性層および前記クッション体の外
面を少くとも片面が保護布で部分接着された多孔質フィ
ルム材で被覆し、前記通気性クッション層に対し空気供
給手段に接続された吹き出し機構を設けたことを特徴と
する座席シート。
【００１０】（２） 多孔質フィルム材が孔径0.５μｍ
以下の延伸多孔質ポリテトラフルオロエチレンフィルム
であることを特徴とする前記（１）項に記載の座席シー
ト。
以下の延伸多孔質ポリテトラフルオロエチレンフィルム
であることを特徴とする前記（１）項に記載の座席シー
ト。
【００１１】（３） 空気供給手段が空調機構であり、
該空調機構と吹き出し機構とがダクトによって連結され
たことを特徴とする前記（１）項または（２）項に記載
の座席シート。
該空調機構と吹き出し機構とがダクトによって連結され
たことを特徴とする前記（１）項または（２）項に記載
の座席シート。
【００１２】（４） 多孔質フィルムの少なくとも片面
に親水性樹脂がコーィングされたことを特徴とする請求
項１から請求項３のいずれかに記載の座席シート。
に親水性樹脂がコーィングされたことを特徴とする請求
項１から請求項３のいずれかに記載の座席シート。
【００１３】
【作用】クッション体の表面側に適宜通気性層を形成
し、該通気性層および前記クッション体の外面を少くと
も片面が保護布で部分接着された多孔質フィルム材で被
覆することにより座席層を一体化した所要の着座部を形
成する。
し、該通気性層および前記クッション体の外面を少くと
も片面が保護布で部分接着された多孔質フィルム材で被
覆することにより座席層を一体化した所要の着座部を形
成する。
【００１３】前記通気性層に対し空気供給手段に接続さ
れた吹き出し機構を設けたことにより該通気性クッショ
ン層を介して着座域に通気せしめ着座者の身体と座席と
の間に給気し、着座者身体と座席間に発汗その他による
湿分がこもることをなからしめて着座者に快感を与え
る。
れた吹き出し機構を設けたことにより該通気性クッショ
ン層を介して着座域に通気せしめ着座者の身体と座席と
の間に給気し、着座者身体と座席間に発汗その他による
湿分がこもることをなからしめて着座者に快感を与え
る。
【００１４】前記多孔質フィルム材が孔径0.５μｍ以下
の延伸多孔質ポリテトラフルオロエチレンフィルムとさ
れることにより座席内に細菌類が出入することを阻止
し、前記のような通気と相俟って少くとも通気性クッシ
ョン層における細菌類の叢生をなからしめ、衛生的で、
特にじよく創患者や傷害部のある患者に対しても快適な
座席を得しめる。又ポリテトラフルオロエチレン延伸多
孔質体の均斉な多孔組織と好ましい撥水性とが相俟って
適切に前記したような細菌透過を阻止し通気性を確保し
ながら有効な防水性を得しめる。
の延伸多孔質ポリテトラフルオロエチレンフィルムとさ
れることにより座席内に細菌類が出入することを阻止
し、前記のような通気と相俟って少くとも通気性クッシ
ョン層における細菌類の叢生をなからしめ、衛生的で、
特にじよく創患者や傷害部のある患者に対しても快適な
座席を得しめる。又ポリテトラフルオロエチレン延伸多
孔質体の均斉な多孔組織と好ましい撥水性とが相俟って
適切に前記したような細菌透過を阻止し通気性を確保し
ながら有効な防水性を得しめる。
【００１５】上記した空気供給手段が空調機構であり、
該空調機構と吹き出し機構とがダクトによって連結され
たことにより車載または建築物などにおける空調設備ま
たは座席専用空調設備からの調節空気が座席に供給さ
れ、夏季などでは冷風、寒季においては温風を給気して
快適性を向上する。即ち温度条件と共に湿度条件も調整
された給気が着座面において得られ、人体と座席面との
間において蓄積される湿分を排除するから快適な条件が
どのような条件下においても確保される。
該空調機構と吹き出し機構とがダクトによって連結され
たことにより車載または建築物などにおける空調設備ま
たは座席専用空調設備からの調節空気が座席に供給さ
れ、夏季などでは冷風、寒季においては温風を給気して
快適性を向上する。即ち温度条件と共に湿度条件も調整
された給気が着座面において得られ、人体と座席面との
間において蓄積される湿分を排除するから快適な条件が
どのような条件下においても確保される。
【００１６】
【実施例】上記したような本発明によるものの具体的な
実施態様を添附図面に示すものについて説明すると、添
付した図１に示すものは本発明による代表的な座席の１
つとして自動車用シートの部分切欠斜面図であって、着
座部（１１）と背受部（１２）とによって構成されてい
る。
実施態様を添附図面に示すものについて説明すると、添
付した図１に示すものは本発明による代表的な座席の１
つとして自動車用シートの部分切欠斜面図であって、着
座部（１１）と背受部（１２）とによって構成されてい
る。
【００１７】然して、この実施態様において前記着座部
（１１）と背受部（１２）とは何れも発泡ウレタンパッ
ドなどによる非通気性クッション体（２）の表面側に通
気性スポンジなどの通気性クッション層（４）が少くと
も着座した人体との接触域における主要部分に設けら
れ、このようなクッション体（２）および通気性クッシ
ョン層（４）の外面を保護布（６）と多孔質フィルム材
（７）による防水通気性生地（１）によってカバーされ
ている。
（１１）と背受部（１２）とは何れも発泡ウレタンパッ
ドなどによる非通気性クッション体（２）の表面側に通
気性スポンジなどの通気性クッション層（４）が少くと
も着座した人体との接触域における主要部分に設けら
れ、このようなクッション体（２）および通気性クッシ
ョン層（４）の外面を保護布（６）と多孔質フィルム材
（７）による防水通気性生地（１）によってカバーされ
ている。
【００１８】前記したような通気性クッション層（４）
の内面に導かれて開口し吹き出し口（１５）を形成して
いるのがダクト（５）であって、該ダクト（５）はファ
ンその他の送風手段（図示せず）から導かれるが、好ま
しい態様として車載または建築物などにおける空調設備
であって、車内または室内の温度および湿度の何れか一
方または双方を調節するための設備からの送風が供給さ
れ、前記したような防水通気性生地（１）を介して分散
放出される。
の内面に導かれて開口し吹き出し口（１５）を形成して
いるのがダクト（５）であって、該ダクト（５）はファ
ンその他の送風手段（図示せず）から導かれるが、好ま
しい態様として車載または建築物などにおける空調設備
であって、車内または室内の温度および湿度の何れか一
方または双方を調節するための設備からの送風が供給さ
れ、前記したような防水通気性生地（１）を介して分散
放出される。
【００１９】上記した多孔質フィルム材（７）としては
ポリオレフィン系、ポリウレタン系、ポリエステル系、
ポリエーテル系、ポリ塩化ビニル系、セルローズ系、ポ
リテトラフルオロエチレン系などの延伸多孔質フィルム
を採用することができるが、好ましくはその孔径が0.５
μｍ以下の多孔質材とすることにより細菌類を通過せし
めず、生地（１）から吹き出される空気を無菌状態とす
ることができる。ポリテトラフルオロエチレンによるも
のは延伸によって得られる多孔質組織が均一に得られ、
前記のような0.５μｍ以下としても好ましい通気性を確
保し、又充分な防水性を有している。
ポリオレフィン系、ポリウレタン系、ポリエステル系、
ポリエーテル系、ポリ塩化ビニル系、セルローズ系、ポ
リテトラフルオロエチレン系などの延伸多孔質フィルム
を採用することができるが、好ましくはその孔径が0.５
μｍ以下の多孔質材とすることにより細菌類を通過せし
めず、生地（１）から吹き出される空気を無菌状態とす
ることができる。ポリテトラフルオロエチレンによるも
のは延伸によって得られる多孔質組織が均一に得られ、
前記のような0.５μｍ以下としても好ましい通気性を確
保し、又充分な防水性を有している。
【００２０】保護布（６）としては風合いが良く、通気
性を有するものであれば何れでもよく、又多孔質フィル
ム材（７）の外面または内面の何れか一方または双方に
採用し得るが、取扱上一体化したものが適切で、この接
着は点状や線状若しくはそれらを複合せしめた部分接着
とする。即ち全面接着は成程通気接着剤を用いるとして
も上述したような通気性や透湿性を損う傾向が避けられ
ず、接着強度と前記通気性、透湿性のバランスよりして
接着面積を１０〜８５％、好ましくは１５〜６５％程度
とすることが好ましい。
性を有するものであれば何れでもよく、又多孔質フィル
ム材（７）の外面または内面の何れか一方または双方に
採用し得るが、取扱上一体化したものが適切で、この接
着は点状や線状若しくはそれらを複合せしめた部分接着
とする。即ち全面接着は成程通気接着剤を用いるとして
も上述したような通気性や透湿性を損う傾向が避けられ
ず、接着強度と前記通気性、透湿性のバランスよりして
接着面積を１０〜８５％、好ましくは１５〜６５％程度
とすることが好ましい。
【００２１】又２輪車用シートやモーターボート、水上
バイクなどの水上車輌などの場合において前記多孔質フ
ィルム（７）において少くともその片面に親水性樹脂を
コーティングすることが好ましく、この親水性樹脂とし
てはポリエーテルウレタン、ベルフルオロスルホン酸な
どがあり、このような親水性樹脂コーティングにより通
気性が少くなるものの油脂分の附着などによる防水性低
下を防止することができる。
バイクなどの水上車輌などの場合において前記多孔質フ
ィルム（７）において少くともその片面に親水性樹脂を
コーティングすることが好ましく、この親水性樹脂とし
てはポリエーテルウレタン、ベルフルオロスルホン酸な
どがあり、このような親水性樹脂コーティングにより通
気性が少くなるものの油脂分の附着などによる防水性低
下を防止することができる。
【００２２】更に車輌用シートとして抗菌性や防臭性が
要求される場合においては前記親水性樹脂に対し銅酸化
物、鉄酸化物などの金属酸化物、フタロンアニン塩など
の金属塩、脂肪族、芳香族カルボン酸などの有機酸の如
き消臭剤を添加混合して採用する。その配合量は親水性
樹脂１００重量部に対し消臭剤１〜２００重量部、好ま
しくは１０〜６０重量部とし、コーティング量は５〜１
００ｇ／m2程度とする。
要求される場合においては前記親水性樹脂に対し銅酸化
物、鉄酸化物などの金属酸化物、フタロンアニン塩など
の金属塩、脂肪族、芳香族カルボン酸などの有機酸の如
き消臭剤を添加混合して採用する。その配合量は親水性
樹脂１００重量部に対し消臭剤１〜２００重量部、好ま
しくは１０〜６０重量部とし、コーティング量は５〜１
００ｇ／m2程度とする。
【００２３】なお車輌用シートにおいて要求される抗菌
性、防臭性は前記のような抗菌剤、消臭剤を保護布
（６）に用いられる繊維中に含有せしめ、あるいは繊維
表面にコーティングして附与してもよい。
性、防臭性は前記のような抗菌剤、消臭剤を保護布
（６）に用いられる繊維中に含有せしめ、あるいは繊維
表面にコーティングして附与してもよい。
【００２４】前記した発泡ウレタンパッドのクッション
体（２）は一般的に独立気泡組織であり、その背面には
パッド支持材（３）が設けられ、更にはスプリング材な
どを配装して所要の緩衝作用を得しめるが、この非通気
性パッド（２）のみでクッション体を形成する場合には
その全面にエアーダクト（５）と生地（１）面とを連結
する通気口を多数配設しあるいは非通気性クッション体
（２）の表面に加工または通気性材を添着して事実上防
水通気性生地（１）との間に通気性層を形成することが
できる。気泡の開口した連続気泡組織のものである場合
には限られた空気吹出し口で充分である。
体（２）は一般的に独立気泡組織であり、その背面には
パッド支持材（３）が設けられ、更にはスプリング材な
どを配装して所要の緩衝作用を得しめるが、この非通気
性パッド（２）のみでクッション体を形成する場合には
その全面にエアーダクト（５）と生地（１）面とを連結
する通気口を多数配設しあるいは非通気性クッション体
（２）の表面に加工または通気性材を添着して事実上防
水通気性生地（１）との間に通気性層を形成することが
できる。気泡の開口した連続気泡組織のものである場合
には限られた空気吹出し口で充分である。
【００２５】ダクト（５）に対する空気の供給は空調設
備以外であってもよいことは当然で、例えば車輌用の場
合において車輌走行時に外部から空気を取入れ、即ち車
輌の走行自体を利用した空気供給手段であってもよい。
又車輌としては電気鉄道車輌などでもよく、場合によっ
ては車椅子であってもよいことは当然である。
備以外であってもよいことは当然で、例えば車輌用の場
合において車輌走行時に外部から空気を取入れ、即ち車
輌の走行自体を利用した空気供給手段であってもよい。
又車輌としては電気鉄道車輌などでもよく、場合によっ
ては車椅子であってもよいことは当然である。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したような本発明によるときは
着席者と座席との間における蒸れを完全に防止して車輌
その他において常に快適な着座使用を図り、又防水性と
共に抗菌性、防臭性などを附与せしめ得てじよく創や火
傷その他の皮膚障害の悪化などを解消せしめ、何れにし
ても快適、衛生的で長時間に亘り健康的な座席利用を図
らしめ得るものであるからその効果の大きい発明であ
る。
着席者と座席との間における蒸れを完全に防止して車輌
その他において常に快適な着座使用を図り、又防水性と
共に抗菌性、防臭性などを附与せしめ得てじよく創や火
傷その他の皮膚障害の悪化などを解消せしめ、何れにし
ても快適、衛生的で長時間に亘り健康的な座席利用を図
らしめ得るものであるからその効果の大きい発明であ
る。
【図１】本発明による座席シートの一例を示した部分切
欠斜面図である。
欠斜面図である。
１ 防水通気性生地
２ クッション体
３ パッド支持材
４ 通気性層たる通気性クッション層
５ エアーダクト
６ 保護布
７ 多孔質フィルム材
９ 頭部受
１１ 着座部
１２ 背受部
１５ 吹出し口
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所
// Ｃ０８Ｌ 27:18
Claims (4)
- 【請求項１】 クッション体の表面側に適宜通気性層を
形成し、該通気性層および前記クッション体の外面を少
くとも片面が保護布で部分接着された多孔質フィルム材
で被覆し、前記通気性クッション層に対し空気供給手段
に接続された吹き出し機構を設けたことを特徴とする座
席シート。 - 【請求項２】 多孔質フィルム材が孔径0.５μｍ以下の
延伸多孔質ポリテトラフルオロエチレンフィルムである
ことを特徴とする請求項１に記載の座席シート。 - 【請求項３】 空気供給手段が空調機構であり、該空調
機構と吹き出し機構とがダクトによって連結されたこと
を特徴とする請求項１または２に記載の座席シート。 - 【請求項４】 多孔質フィルムの少なくとも片面に親水
性樹脂がコーィングされたことを特徴とする請求項１か
ら請求項３のいずれかに記載の座席シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20378291A JPH0523235A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 座席シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20378291A JPH0523235A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 座席シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0523235A true JPH0523235A (ja) | 1993-02-02 |
Family
ID=16479684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20378291A Withdrawn JPH0523235A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 座席シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0523235A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US5626386A (en) * | 1996-07-16 | 1997-05-06 | Atoma International, Inc. | Air cooled/heated vehicle seat assembly |
| EP0834421A1 (en) * | 1996-10-07 | 1998-04-08 | JC Associates Co., Ltd. | Vehicle seat |
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-
1991
- 1991-07-19 JP JP20378291A patent/JPH0523235A/ja not_active Withdrawn
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