JPH05231619A - 濃淡燃焼装置 - Google Patents

濃淡燃焼装置

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JPH05231619A
JPH05231619A JP3047892A JP3047892A JPH05231619A JP H05231619 A JPH05231619 A JP H05231619A JP 3047892 A JP3047892 A JP 3047892A JP 3047892 A JP3047892 A JP 3047892A JP H05231619 A JPH05231619 A JP H05231619A
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fuel mixture
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Shinobu Ishihara
忍 石原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一次空気の吸引比が小さい濃混合気用の炎孔
の複数個が列状に並設され、一次空気の吸引比が大きい
淡混合気用の炎孔が、濃混合気用の炎孔の横側部に隣接
配置されている濃淡燃焼装置において、濃混合気の火炎
に充分な二次空気を供給して安定した燃焼を行えるよう
にすること。 【構成】 淡混合気用の炎孔34が、複数個の濃混合気
用の炎孔24のうちの両端以外のものに対して、濃混合
気用の炎孔24の前記並設方向の両端よりも前記並設方
向外方に亘って位置する状態で形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一次空気の吸引比が小
さい濃混合気用の炎孔の複数個が列状に並設され、一次
空気の吸引比が大きい淡混合気用の炎孔が、前記濃混合
気用の炎孔の横側部に隣接配置されている濃淡燃焼装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような濃淡燃焼装置では、従来一
般に、淡混合気用の炎孔が濃混合気用の炎孔と同様に列
状に並設されるようになっている。そして、隣接する濃
混合気用の炎孔と淡混合気用の炎孔とは、対向する位置
に配設されると共に同一形状で同一サイズに形成されて
いた(例えば、特開平3−263502号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】淡混合気の火炎は、単
独では安定性が低い。そのため濃混合気の火炎によって
保炎することにより淡混合気の火炎の安定性を向上させ
ている。一方、濃混合気の火炎も安定した燃焼を継続す
るためには、充分な二次空気の供給を受けることが必要
である。淡混合気の余剰空気がこの二次空気になる。こ
こで、従来のように、濃混合気用の炎孔と淡混合気用の
炎孔とが形成されている場合、濃混合気用の炎孔におけ
る前記並設方向の両端部分に対する二次空気の供給が不
充分となりやすい。その結果、濃混合気の火炎が不安定
になり、引いては濃淡燃焼装置全体の燃焼状態が悪化す
る虞があった。本発明の目的は、上記従来欠点を解消し
て、濃混合気の火炎に充分な二次空気を供給して安定し
た燃焼を行える濃淡燃焼装置を得る点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明による濃淡燃焼装置の特徴構成は、前記淡混
合気用の炎孔が、前記複数個の濃混合気用の炎孔のうち
の少なくとも両端以外のものに対して、前記濃混合気用
の炎孔の前記並設方向の両端よりも前記並設方向外方に
亘って位置する状態で形成されていることである。
【0005】
【作用】淡混合気用の炎孔が、濃混合気用の炎孔の前記
並設方向の両端よりも前記並設方向外方に亘って位置す
る状態で形成されているので、濃混合気用の炎孔におけ
る前記並設方向の両端部分に対する二次空気の供給量を
増大させることが出来る。尚、濃混合気用の炎孔のうち
の両端を除いているのは、淡混合気用の炎孔の両端に対
する保炎を行うためである。ここで、濃混合気用の炎孔
のうちの両端に対する二次空気の供給については、他の
方法を考慮する必要がある。
【0006】
【発明の効果】濃混合気用の炎孔における前記並設方向
の両端部分に対する二次空気の供給量を増大させること
が出来るので、濃混合気の火炎に充分な二次空気を供給
して安定した燃焼を行える濃淡燃焼装置を得ることが出
来る。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図7に示すように、外胴S内に濃淡燃焼式のバー
ナユニットUが内装され、外胴S上部に熱交換器Kが設
けられ、もって給湯器が構成されている。尚、図中Fは
バーナユニットUに燃焼用空気を供給するファンであ
る。
【0008】バーナユニットUについて説明を加える。
図1に示すように、有底角筒状のケーシング1内に一次
空気の吸引比が大きい淡混合気を生成する淡混合部3
と、一次空気の吸引比が小さい濃混合気を生成する濃混
合部2とが交互に配設されて、バーナユニットUが構成
されている。ここで、バーナユニットUの両側端にはい
ずれも濃混合部2が配置されているが、両側端の濃混合
部2とケーシング1の側板11との間には、燃焼促進用
の通風路6が形成されている。又、ケーシング1の底板
15には、燃料ガスと燃焼用空気を濃混合部2と淡混合
部3に供給するための開口17が、切欠形成されてい
る。この開口17は、淡混合部3に対応する部分が濃混
合部2に対応する部分よりも広幅に形成されている。更
に、開口17の前後方向端部から後述の濃混合部2の下
部開口22と係合する係合体16aと、淡混合部3の下
部開口32と係合する係合体16bとが上方に突設され
ている。
【0009】個々の濃混合部2について説明を加える
と、図5及び図6に示すように、左右対称な形状に屈曲
形成された板材20の対向面を接着することにより、断
面T字状の空間が形成されている。そして、濃混合部2
の上面に濃混合気用の炎孔24の複数個が列状に並設さ
れている。
【0010】濃混合部2のケーシング1に対する取付に
ついて説明する。図1に示すように、ケーシング1の前
板12と後板13との上端縁に夫々内方側への突部14
が、所定間隔毎に対向して設けられている。濃混合部2
の両端部は、左右の突部14の間に挿入されることにな
る。又、前述したように、ケーシング1の底板15に濃
混合部2の下部開口22と係合する係合体16aが設け
られている。もって、濃混合部2をケーシング1の上方
から挿入することにより、ケーシング1に濃混合部2を
取り付けることが出来るように構成されている。尚、濃
混合気用の炎孔24のうちの両端に対する二次空気の供
給のために、突部14に孔14aが形成されている。
【0011】個々の淡混合部3について説明を加える
と、図2乃至図4に示すように、対称な形状に屈曲形成
された一対の板材30を対向させて接着することによ
り、下部開口32が3分割された断面逆山字状の空間が
形成されている。そして、淡混合部3の上部に淡混合気
用の炎孔34を前記並設方向に分割する分割板35と、
炎孔34の両端部を閉鎖するカバー体36とが付設され
ている。つまり、前記炎孔34は、濃混合気用の炎孔2
4の横側部に隣接配置されると共に複数個の濃混合気用
の炎孔24のうちの両端以外のものに対して、濃混合気
用の炎孔24の前記並設方向の両端よりも前記並設方向
外方に亘って位置する状態で形成されている。
【0012】淡混合部3のケーシング1に対する取付に
ついて説明する。図1に示すように、淡混合部3は、濃
混合部2と同様に左右の突部14の間に挿入されること
になる。又、前述したように、ケーシング1の底板15
に淡混合部3の下部開口32と係合する係合体16bが
設けられている。もって、淡混合部3をケーシング1の
上方から挿入することにより、ケーシング1に淡混合部
3を取り付けることが出来るように構成されている。
【0013】濃混合部2と淡混合部3に燃料ガスを供給
する構成について説明を加える。図1に示すように、ガ
ス供給管Gは3本に分岐されている。中央のガス供給管
G1には、濃混合部2用のガス噴射用のノズル29と淡
混合部3用のガス噴射用のノズル39とが付設されてい
るが、両端のガス供給管G2,G3には、淡混合部3用
のノズル39のみが付設されている。尚、いずれのノズ
ル29,39も上方に燃料ガスを噴射するようになって
いる。つまり、濃混合部2では、1個のノズル29から
下部開口22に噴射された燃料ガスと、下部開口22を
介して供給された燃焼用空気とが、混合されて所定の濃
混合気が生成される。そして、その濃混合気が、炎孔2
4から噴出して燃焼する。一方、淡混合部3では、3個
のノズル39から下部開口32に噴射された燃料ガス
と、下部開口32を介して供給された燃焼用空気とが、
混合されて所定の淡混合気が生成される。そして、その
淡混合気が、炎孔34から噴出して燃焼する。
【0014】〔別実施例〕上記実施例では、淡混合気用
の炎孔34が前記並設方向に分割されていたが、図8又
は図9に示すように、前記並設方向に直角な方向に分割
してもよい。又、図10に示すように、全く分割しなく
ともよい。上記実施例では、炎孔を長方形に形成してい
たが、図11に示すように、円形に形成してもよい。
又、図12に示すように、淡混合気用の炎孔34を前記
並設方向と前記並設方向に直角な方向とに分割してもよ
い。
【0015】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】バーナユニットの一部切欠平面図
【図2】淡混合部の斜視図
【図3】図1のA−A矢視図
【図4】図3のB−B矢視図
【図5】濃混合部の斜視図
【図6】図1のC−C矢視図
【図7】給湯器の概略構成図
【図8】別実施例を示すバーナユニットの要部平面図
【図9】別実施例を示すバーナユニットの要部平面図
【図10】別実施例を示すバーナユニットの要部平面図
【図11】別実施例を示すバーナユニットの要部平面図
【図12】別実施例を示すバーナユニットの要部平面図
【符号の説明】
24 濃混合気用の炎孔 34 淡混合気用の炎孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次空気の吸引比が小さい濃混合気用の
    炎孔(24)の複数個が列状に並設され、一次空気の吸
    引比が大きい淡混合気用の炎孔(34)が、前記濃混合
    気用の炎孔(24)の横側部に隣接配置されている濃淡
    燃焼装置であって、 前記淡混合気用の炎孔(34)が、前記複数個の濃混合
    気用の炎孔(24)のうちの少なくとも両端以外のもの
    に対して、前記濃混合気用の炎孔(24)の前記並設方
    向の両端よりも前記並設方向外方に亘って位置する状態
    で形成されている濃淡燃焼装置。
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