JPH05231368A - 真空ポンプの運転制御方式 - Google Patents

真空ポンプの運転制御方式

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JPH05231368A
JPH05231368A JP19482191A JP19482191A JPH05231368A JP H05231368 A JPH05231368 A JP H05231368A JP 19482191 A JP19482191 A JP 19482191A JP 19482191 A JP19482191 A JP 19482191A JP H05231368 A JPH05231368 A JP H05231368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
vacuum pump
valve
open
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP19482191A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Takeuchi
崇雄 竹内
Seiji Yanagisawa
清司 柳澤
Nobu Shimizu
展 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で大気引き時の一時的な負荷増大
に対処できる真空ポンプの運転制御方式を提供するこ
と。 【構成】 真空チャンバー1の出口にメインバルブ2を
通して真空ポンプ4の吸込口を接続し、該真空ポンプ4
を起動運転することにより、真空チャンバー1内を真空
状態にする真空ポンプの運転制御方式において、真空ポ
ンプ4の吸込口に接続され配管8に開閉バルブ3を設け
ると共に、該開閉バルブ3をバイパスする絞り機構5を
設け、メインバルブ2の開閉状態と開閉バルブ3の直前
の配管8の内圧又は真空ポンプ4の吸込圧と吐出圧の差
圧又は真空ポンプ4の吸込圧と中間圧の差圧の状態か
ら、開閉バルブ3の開度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は真空ポンプの運転制御方
式に関し、特にスクリュー真空ポンプ等の真空ポンプの
大気引き時の負荷を軽減する真空ポンプ運転制御方式に
関するものである。
【0002】真空チャンバーに接続した真空ポンプを起
動運転し、該真空チャンバー内部を大気圧の状態から真
空状態にする場合、大気状態からの排気、所謂大気引き
時は真空ポンプの負荷が大きく過負荷状態になる。これ
を避けるため従来、種々の運転方法が提案されている。
下記はその例を示す。
【0003】(1)大気引き時に真空ポンプの回転速度
(単位時間当りの回転数)を下げ、大気引き時の過負荷
状態を避ける方法。 (2)真空ポンプを前段と後段の2段に分け、大気引き
時に後段のポンプのみを運転し、所定の圧力以下になっ
たら前段のポンプを運転する方法。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記(1)の大気引き
時に真空ポンプの回転速度を下げる方法は、ポンプを駆
動するモータを可変速運転する必要があり、インバータ
等を具備する可変速制御装置が必要になり、設備が複雑
で且つ高価なものとなる。また、上記(2)の真空ポン
プを前段と後段の2段に分け大気引きの時に後段ポンプ
のみ運転する方法は、前段ポンプが大気引き時に起動停
止を繰り返すため、真空ポンプの寿命が短くなる。
【0005】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、簡単な構成で大気引き時の一時的な負荷の増大に対
処できる真空ポンプの運転制御方式を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、真空対象物にメインバルブを通して真空ポン
プの吸込口を接続し、該真空ポンプを起動運転すること
により、真空対象物内を真空状態にする真空ポンプの運
転制御方式において、前記真空ポンプの吸込口に接続さ
れ配管に開閉バルブを設けると共に、該開閉バルブをバ
イパスする絞り機構を設け、メインバルブの開閉状態と
開閉バルブ直前の配管内圧P又は該配管内圧Pと吐出圧
の差圧又は配管内圧Pと吐出圧の圧力比又は配管内圧P
と中間圧の差圧又は吸込圧と中間圧(多段真空ポンプの
真空側ポンプと大気側ポンプの接続口の圧力)の比の状
態から、前記開閉弁の開度を制御することを特徴とす
る。
【0007】また、メインバルブが全閉のときは、開閉
バルブを全閉とし、メインバルブが開のときは、開閉バ
ルブ直前の配管内圧Pとの関係において下記のように制
御する。 配管内圧Pと所定の設定圧力Psetの関係が、P>
Psetの場合は閉、P≦Psetの場合は開、 配管内圧Pと吐出圧の差圧ΔPと所定の設定差圧ΔP
setの関係が、ΔP>ΔPsetの場合は開、ΔP≦
ΔPsetの場合閉、 配管内圧Pと中間圧との差圧ΔPと所定の設定差圧Δ
Psetの関係が、ΔP>ΔPsetの場合は開、ΔP
≦ΔPsetの場合閉、 配管内圧Pと吐出圧P’或いは中間圧P”との圧力比
εp=P’/P或いはP”/Pと所定の設定比εpse
tの関係が、εp>εpsetの場合は開、εp≦εp
setの場合は閉。
【0008】
【作用】上記の如く、メインバルブの開閉状態と開閉バ
ルブ直前の配管内圧状態とから、開閉弁の開度を制御す
るから、大気引き時に真空ポンプが過負荷状態にならな
いように運転制御することができる。
【0009】また、メインバルブが全閉のときは、開閉
バルブを全閉とし、メインバルブが開のときは、開閉バ
ルブ直前の配管内圧が所定の圧力より低くなったときに
開閉弁を開とすることにより、同じく大気引き時に真空
ポンプとの過負荷状態にならないように運転制御するこ
とができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の真空ポンプの運転制御方式を適用
する装置の構成を示す図である。図において、1はチャ
ンバーであり、該チャンバー1の出口にはメインバルブ
2及び開閉バルブ3を介して真空ポンプ4の吸込が接続
されている。開閉バルブ3の両端の配管8には該開閉バ
ルブ3をバイパスする絞り機構5が設けられている。6
は前記開閉バルブ3の直前の配管8の内部圧力を検出す
る圧力センサである。該圧力センサ6の出力は制御装置
7に接続されている。該制御装置7は後述するように開
閉バルブ3及びメインバルブ2の開閉及び開度を制御で
きるようになっている。
【0011】上記構成の装置において、前記開閉バルブ
3が閉じているときは絞り機構5を介してガスが真空ポ
ンプ4に流入する。この絞り機構5により、真空ポンプ
4の吸込口での圧力を下げる。前記制御装置7はメイン
バルブ2の開閉状態と圧力センサ6で検出した開閉バル
ブ3の直前の配管8の内圧状態により開閉バルブ3の開
度を制御する。例えば、メインバルブ2が全閉のときは
開閉バルブ3を全閉とし、メインバルブ2が開のとは、
開閉バルブ3直前の配管8の内圧が所定の圧力より低く
なったときに開閉バルブ3を開とする。
【0012】図2は前記開閉バルブ3の操作処理フロー
を示す図である。開閉バルブ3の操作は図示するよう
に、メインバルブ1が開状態にあるか閉状態にあるかを
判断し(ステップST1)、閉状態である場合は開閉バ
ルブを閉じ(ステップST2)、開状態にある場合、開
閉バルブ3の直前の配管8の内圧Pが設定圧力Pset
以上か否かを判断し(ステップST3)、内圧Pが設定
圧力Pset以上である場合は開閉バルブを閉じたまま
の状態とし(ステップST2)、内圧Pが設定圧力Ps
et以下である場合は開閉バルブ3を開く(ステップS
T4)。
【0013】図3は設定圧力Psetの設定例を示す図
である。メインバルブ2が開の場合は、開閉バルブ直前
の配管内圧Pと設定圧Psetとを比較して開閉バルブ
3の開度状態を決定する。メインバルブ2が開の場合で
チャンバー1が大気開放された時、或いはチャンバー1
内に多量のガスを流し込んだ時はチャンバー1内圧は急
激に上昇する。この場合は真空ポンプ4の過負荷防止の
ため、開閉バルブ3を閉じる必要がある。
【0014】圧力センサ6及び制御装置7の遅れ、開閉
バルブ3の開→閉への動作遅れあり、この遅れのため、
設定圧力Pset1で開閉バルブを閉じるアルゴリズム
にしておいても、実際の圧力は設定圧力Pset1以上
に上昇してしまう。この制御応答の遅れによる圧力上昇
を考えて、設定圧力Pset1は真空ポンプ4の過負荷
限界の圧力より低目に設定する。一方、設定圧力Pse
t2はポンプ過負荷限界圧力と同一又は僅かに低目に設
定する。設定圧力Pset1と設定圧力Pset2の間
に圧力差を設けることにより、内圧Pの小さい変動で開
閉動作する防止することもできる。
【0015】なお、上記実施例では、開閉バルブ3の直
前の配管8の内圧Pを検出し、これと設定圧力Pset
を比較し開閉バルブ3を制御する方法を示したが、これ
に限定される真空ポンプ4の吸込圧と吐出圧の差圧、又
は真空ポンプの吸込圧と中間圧の差圧を検出し、これと
設定圧力Psetを比較し開閉バルブ3を制御するよう
にしてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
単な構成で大気引き時の一時的な負荷増大に対処できる
真空ポンプの運転制御方式を提供できるという優れた効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の真空ポンプの運転制御方式を適用する
装置の構成を示す図である。
【図2】開閉バルブの操作処理フローを示す図である。
【図3】設定圧力Psetの設定状態を示す図である。
【符号の説明】
1 チャンバー 2 メインバルブ 3 開閉バルブ 4 真空ポンプ 5 絞り機構 6 圧力センサ 7 制御装置 8 配管

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空対象物にメインバルブを通して真空
    ポンプの吸込口を接続し、該真空ポンプを起動運転する
    ことにより、真空対象物内を真空状態にする真空ポンプ
    の運転制御方式において、 前記真空ポンプの吸込口に接続され配管に開閉バルブを
    設けると共に、該開閉バルブをバイパスする絞り機構を
    設け、 前記メインバルブの開閉状態と前記開閉バルブ直前の配
    管内圧P又は該配管内圧Pと吐出圧の差圧又は前記配管
    内圧Pと吐出圧の圧力比又は前記配管圧力Pと中間圧の
    差圧又は吸込圧と中間圧(多段真空ポンプの真空側ポン
    プと大気側ポンプの接続口の圧力)の比の状態から、前
    記開閉弁の開度を制御することを特徴とする真空ポンプ
    の運転制御方式。
  2. 【請求項2】 前記メインバルブが全閉のときは、前記
    開閉バルブを全閉とし、前記メインバルブが開のとき
    は、前記開閉バルブ直前の配管内圧Pとの関係において
    下記のように制御することを特徴とする請求項1記載の
    真空ポンプの運転制御方式。 配管内圧Pと所定の設定圧力Psetの関係が、P>
    Psetの場合は閉、P≦Psetの場合は開、 配管内圧Pと吐出圧の差圧ΔPと所定の設定差圧ΔP
    setの関係が、ΔP>ΔPsetの場合は開、ΔP≦
    ΔPsetの場合は閉、 配管内圧Pと中間圧との差圧ΔPと所定の設定差圧Δ
    Psetの関係が、ΔP>ΔPsetの場合は開、ΔP
    ≦ΔPsetの場合は閉、 配管内圧Pと吐出圧P’或いは中間圧P”との圧力比
    εp=P’/P或いはP”/Pと所定の設定比εpse
    tの関係が、εp>εpsetの場合は開、εp≦εp
    setの場合は閉。
JP19482191A 1991-07-09 1991-07-09 真空ポンプの運転制御方式 Pending JPH05231368A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010107452A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Yamatake Corp 密閉容器のリーク検出システム及びリーク検出方法
JP2012102967A (ja) * 2010-11-12 2012-05-31 Mitsubishi Electric Corp スクリュー冷凍機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4329256Y1 (ja) * 1965-08-20 1968-12-02

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