JPH05231247A - エマルジョン燃料エンジン - Google Patents

エマルジョン燃料エンジン

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JPH05231247A
JPH05231247A JP4202511A JP20251192A JPH05231247A JP H05231247 A JPH05231247 A JP H05231247A JP 4202511 A JP4202511 A JP 4202511A JP 20251192 A JP20251192 A JP 20251192A JP H05231247 A JPH05231247 A JP H05231247A
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exhaust gas
gas recirculation
engine
emulsion fuel
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Taizo Shimada
泰三 嶋田
Akiharu Yamada
陽春 山田
Yutaka Zanami
豊 座波
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Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、エマルジョン燃料を燃料とするエ
マルジョン燃料エンジンに関し、エマルジョン燃料の使
用による燃焼騒音の悪化と、噴射系部品の耐久性の低下
をそれぞれ防止できるようにすることを目的とする。 【構成】 第1の燃料タンク21と第2の燃料タンク4
1と噴射ノズル32と、第1の燃料が流入され所定タイ
ミングで第1の燃料を噴射ノズル32の方向に圧送する
噴射ポンプ22と、第1の燃料および第2の燃料を混合
してエマルジョン燃料を作り出す混合手段45と、混合
手段45から送られるエマルジョン燃料を噴射ポンプ2
2と噴射ノズル32との間の噴射管IPに供給するエマ
ルジョン燃料供給手段と、排気ガスの一部を吸気通路6
2に返送して排気ガスを再循環させる排気ガス再循環手
段67と、排気ガス再循環手段67による排気ガス再循
環量を制御する排気ガス再循環制御手段とをそなえるよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エマルジョン燃料を燃
料とするエマルジョン燃料エンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】排気ガスの低減及び燃費率を改善するた
めに、エマルジョン燃料を使用するディーゼルエンジン
が知られている。ここで、エマルジョン燃料とは、例え
ば、水と軽油、水と重油、メタノールと軽油のように不
溶性燃料同志を乳化させた燃料のことをいう。
【0003】図10を参照して従来のエマルジョン燃料
エンジンの構成について説明する。図10において、1
はエマルジョン燃料(例えば、水と軽油)が溜められて
いる燃料タンクである。この燃料タンク1と噴射ポンプ
2との間には燃料を送り出す燃料ポンプ3及び燃料フィ
ルタ4が設けられた燃料供給管FPが配設されている。
【0004】噴射ポンプ2はカムシャフト5の回転と共
に回転するカム6の回転に応じてプランジャ7を上下に
往復運動させることにより、プランジャ7の上端面が給
排油孔9より下がった位置にきたときから燃料の吸入を
開始し、プランジャ7の上端面が給排油孔9より上がっ
てから燃料の圧送を開始し、プランジャ7の周面に刻ま
れたリード10が給排油孔9に重なると、圧送を終了す
るようになっている。
【0005】ここで、11は逆流防止用送出弁であり、
更に噴射ポンプ2の上部と噴射ノズル12との間には噴
射管IPが配設される。噴射ノズル12内には給油孔1
3が穿孔されており、この給油孔13を介して噴射管I
Pから圧送される燃料がノズル12の下方に導かれ、そ
の圧力によりニードルバルブ14が押し上げられること
により、燃料が噴射孔15を介して燃焼室に噴射される
ようになっている。
【0006】また、噴射ポンプ2及び噴射ノズル12か
ら排出される燃料は燃料返送管16を介して燃料タンク
1に返送されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エマルジョ
ン燃料は、筒内での着火性が悪く、着火するまでの時間
が長い。従って、着火するまでに多くの燃料を噴射する
ことになり、これが着火時に一気に燃えるため、筒内圧
力の上昇割合が大きくなり、これにより燃焼騒音が発生
しやすい。
【0008】また、従来のエマルジョン燃料エンジンに
おいては、単に燃料タンクに軽油の代わりに、予め調合
されたエマルジョン燃料を溜めておくに過ぎなかった。
さらに、ディーゼルエンジンの噴射系部品にはミクロン
オーダーのクリアランスで燃料中を摺動する部品が多
い。このため、水粒を内包するエマルジョン燃料によっ
て、噴射ポンプにおいて潤滑不良や発錆による異常磨耗
が起こり、噴射ポンプの耐久性が低下するという問題が
ある。
【0009】そして、噴射ノズルにおいてはその異常磨
耗による磨耗粉により噴射孔が目詰まりして、噴射ノズ
ルの耐久性が低下するという問題もある。本発明は、こ
のような課題に鑑み創案されたもので、エマルジョン燃
料の使用による燃焼騒音の悪化を防止できるようにする
とともに、噴射系部品の耐久性の低下を防止できるよう
にした、エマルジョン燃料エンジンを提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のエマ
ルジョン燃料エンジンは、気筒に設けられた噴射ノズル
から、第1の燃料と第2の燃料とを混合したエマルジョ
ン燃料を噴射するエマルジョン燃料エンジンにおいて、
排気ガスの一部を吸気通路に返送して排気ガスを再循環
させる排気ガス再循環手段と、該排気ガス再循環手段に
よる排気ガス再循環量を制御する排気ガス再循環制御手
段とをそなえて構成されたことを特徴としている(請求
項1)。
【0011】また、本発明のエマルジョン燃料エンジン
は、第1の燃料を溜めておく第1の燃料タンクと、第2
の燃料を溜めておく第2の燃料タンクと、気筒に設けら
れた噴射ノズルと、該第1の燃料タンクに溜められる第
1の燃料が流入され、所定タイミングで第1の燃料を該
噴射ノズルの方向に圧送する噴射ポンプと、該第1の燃
料タンクに溜められる第1の燃料および該第2の燃料タ
ンクに溜められる第2の燃料を混合してエマルジョン燃
料を作り出す混合手段と、該混合手段から送られるエマ
ルジョン燃料を該噴射ポンプと該噴射ノズルとの間の噴
射管に供給するエマルジョン燃料供給手段とをそなえる
とともに、排気ガスの一部を吸気通路に返送して排気ガ
スを再循環させる排気ガス再循環手段と、該排気ガス再
循環手段による排気ガス再循環量を制御する排気ガス再
循環制御手段とをそなえていることを特徴としている
(請求項2)。
【0012】さらに、本発明のエマルジョン燃料エンジ
ンは、該排気ガス再循環手段が、排気通路と吸気通路と
の間の排気ガス再循環通路に介装されて該排気ガス再循
環通路の再循環排気ガス量を調整する排気ガス再循環弁
をそなえて構成されるとともに、該排気ガス再循環制御
手段が、エンジン負荷が大きいと該排気ガス再循環弁の
開度を小さくし、エンジン負荷が小さいと該排気ガス再
循環弁の開度を大きくするように、該排気ガス再循環弁
を制御すべく構成されたことを特徴としている(請求項
3)。
【0013】またさらに、本発明のエマルジョン燃料エ
ンジンは、該排気ガス再循環手段が、排気通路と吸気通
路との間の排気ガス再循環通路に介装されて該排気ガス
再循環通路の再循環排気ガス量を調整する排気ガス再循
環弁をそなえて構成されるとともに、該排気ガス再循環
制御手段が、エンジン負荷が大きいと、該排気ガス再循
環弁の開度を小さくするとともに、該第2の燃料の混合
割合を多くし、エンジン負荷が小さいと、該排気ガス再
循環弁の開度を大きくするとともに、該第2の燃料の混
合割合を少なくするように構成されたことを特徴として
いる(請求項4)。
【0014】
【作用】上述の本発明のエマルジョン燃料エンジン(請
求項1)では、気筒に設けられた噴射ノズルから、第1
の燃料と第2の燃料とを混合したエマルジョン燃料を噴
射させるが、このとき、排気ガスの一部を吸気通路に返
送して排気ガスを再循環させる(請求項1)。
【0015】また、本発明のエマルジョン燃料エンジン
(請求項2)では、第1の燃料タンクに第1の燃料を溜
めておき、第2の燃料タンクに第2の燃料を溜めてお
き、エマルジョン燃料を使用するときには、第1,第2
の燃料を混合して噴射ポンプと噴射ノズルとの間の噴射
管の途中にエマルジョン燃料を合流させ、エマルジョン
燃料を噴射ノズルから噴射させてエンジンを回転させ、
この際エンジンから排気される排気ガスの一部を吸気管
に再循環させる排気ガス再循環を行なう。
【0016】さらに、本発明のエマルジョン燃料エンジ
ン(請求項3)では、排気ガス再循環制御手段によっ
て、エンジン負荷が大きいと排気ガス再循環弁の開度を
小さくし、エンジン負荷が小さいと排気ガス再循環弁の
開度を大きくするように、排気ガス再循環弁が制御され
る。またさらに、本発明のエマルジョン燃料エンジン
(請求項4)では、排気ガス再循環制御手段によって、
エンジン負荷が大きいと、排気ガス再循環弁の開度を小
さくするとともに、第2の燃料の混合割合を多くし、エ
ンジン負荷が小さいと、排気ガス再循環弁の開度を大き
くするとともに、第2の燃料の混合割合を少なくする。
【0017】
【実施例】以下、図面により、本発明の実施例について
説明する。 (a)第1実施例の説明 図1は本発明の第1実施例にかかるエマルジョン燃料エ
ンジンの構成図であるが、この図1において、21は第
1の燃料としての軽油が溜められている第1の燃料タン
クである。この燃料タンク21と噴射ポンプ22との間
には燃料を送り出す燃料ポンプ23及び燃料フィルタ2
4が設けられた燃料供給管FPが配設されている。
【0018】噴射ポンプ22はカムシャフト25の回転
と共に回転するカム26の回転に応じてプランジャ27
を上下に往復運動させることにより、プランジャ27の
上端面が給排油孔29より下がった位置にきたときから
燃料の吸入を開始し、プランジャ27の上端面が給排油
孔29より上がってから燃料の圧送を開始し、プランジ
27の周面に刻まれたリード30が給排油孔29に重な
ると、圧送を終了するようになっている。
【0019】なお、噴射ポンプ22の上部と噴射ノズル
32との間には噴射管IPが配設されている。ここで、
31は双方向逆止弁機構を有する等圧弁であるが、この
等圧弁31は、噴射管IP内の圧力を一定に保持するも
ので、図2に示すように、ハウジング31−1内に、第
1ばね31−2に付勢された第1弁体31−4と、この
第1弁体31−4内において第2ばね31−3に付勢さ
れた第2弁体31−5とをそなえて構成されている。
【0020】このような構成により、この等圧弁31は
次のように動作する。すなわち、噴射開始時には、第1
弁体31−4が第1ばね31−2のばね力に抗してプラ
ンジャ27より圧送された燃料により押し出されて、燃
料は噴射管IPに供給される。また、噴射終了時には、
第1弁体31−4は第1ばね31−2によって閉弁する
とともに、噴射管IP内の残留燃料圧によって、第2弁
体31−5が第2ばね31−3のばね力に抗して下方に
リフトされて、噴射管IP内の燃料は戻されるが、第2
ばね31−3のばね力によって第2弁体31−4が閉弁
される閉弁圧まで下がると戻りが停止され、その閉弁圧
に噴射管IP内の圧力が保持される。
【0021】さらに、噴射ノズル32内には給油孔(図
示しない)が穿孔されており、この給油孔(図示しな
い)を介して噴射管IPを介して圧送される燃料がノズ
ル32の下方に導かれ、その圧力によりニードルバルブ
(図示しない)が押し上げられることにより、燃料が噴
射孔(図示しない)を介して燃焼室に噴射されるように
なっている。
【0022】なお、噴射ポンプ22から排出される燃料
は燃料返送管36を介して燃料タンク21に返送される
ようになっている。また、41は第2の燃料としての水
が溜められる第2の燃料タンクである。そして、端部が
それぞれ第1及び第2の燃料タンク21,41の底部に
ある配管42,43の他端はそれぞれポンプ44の吸込
み口に接続され、このポンプ44の吐出口は軽油と水と
を攪拌して乳化させて、エマルジョン燃料を混合するミ
キサ45を介してエマルジョン燃料を蓄えるエマルジョ
ン燃料タンク46に連結されている。
【0023】さらに、端部がエマルジョン燃料タンク4
6の底部にある燃料供給管47には燃料ポンプ48が設
けられ、その燃料供給管47の他端は噴射管IPと連結
部49で連結している。そして、この連結部49には燃
料供給管47のエマルジョン燃料の圧力が噴射管IPの
燃料の圧力より高くなると、エマルジョン燃料の噴射管
IPへの侵入を可能とするように逆止弁50が設けられ
ている。
【0024】なお、噴射ノズル32から排出される燃料
は燃料返送管51を介してエマルジョン燃料タンク46
に返送されるようになっている。また、61はエアクリ
ーナであるが、このエアクリーナ61の一端は吸気管6
2を介してエンジンENの燃焼室に連結される。また、
このエンジンENは排気管63を介してマフラ64の一
端に接続される。なお、65は吸気弁、66は排気弁で
ある。さらに、吸気管62と排気管63との連通路63
aにはEGR(排気ガス再循環)バルブ67が設けられ
ている。
【0025】ところで、EGR弁67は図3に示すコン
トローラ70によって開閉制御されるようになってい
る。このコントローラ70は、マイクロプロセッサやR
OM,RAM更には適宜の入出力インタフェース等をそ
なえて構成されているが、このコントローラ70を機能
的に見ると、エンジン負荷に応じてEGR弁67による
排気ガス再循環量を制御する排気ガス再循環制御手段を
そなえている。更に詳細には、エンジン負荷が大きいと
EGR弁67の開度を小さくし、エンジン負荷が小さい
とEGR弁67の開度を大きくするように、EGR弁6
7を制御するようになっている。このために、コントロ
ーラ70は、EGR制御マップ70−1をそなえてい
る。
【0026】このEGR制御マップ70−1には、図4
に示すように、高エンジン負荷のときはEGR弁67の
開度を小さく(零を含む)するようなデータが設定さ
れ、中エンジン負荷のときはEGR弁67の開度を中位
にするようなデータが設定され、小エンジン負荷のとき
はEGR弁67の開度を大きくするようなデータが設定
されている。そして、図4からもわかるように、エンジ
ン負荷領域は複数(3つ)のエンジン負荷領域部分に分
割されて、各エンジン負荷領域部分毎にEGR弁開度情
報が設定されている。
【0027】さらに、このコントローラ70は、その
他、燃料ポンプ23,48,ポンプ44やミキサ45の
ための駆動制御を行なう機能も有している。また、この
コントローラ70へは、エマルジョン燃料運転指令手段
71,エンジン負荷検出手段72,エンジン回転数検出
手段73等からの信号が入力されるようになっている。
【0028】ここで、エマルジョン燃料運転指令手段7
1は、エマルジョン燃料運転を行ないたい場合に操作す
ると、その旨の信号をコントローラ70へ指令するもの
である。また、エンジン負荷検出手段72は、エンジン
負荷状態を検出するもので、この検出結果に基づいてE
GR制御マップ70−1を検索することにより、EGR
弁67の開度が決定されるようになっている。なお、エ
ンジン回転数検出手段73はエンジン回転数を検出する
ものである。
【0029】次に、上記のように構成された本発明の一
実施例の動作について説明する。まず、軽油のみでディ
ーゼルエンジンを運転する場合には、ポンプ44及び燃
料ポンプ48,ミキサ45は停止させておく。この場合
には、噴射ポンプ22はカムシャフト25の回転と共に
回転するカム26の回転に応じてプランジャ27を上下
に往復運動させることにより、プランジャ27の上端面
が給排油孔29より下がった位置にきたときから燃料の
吸入を開始し、プランジャ27の上端面が給排油孔29
より上がってから燃料の圧送を開始し、プランジャ27
の周面に刻まれたリード30が給排油孔29に重なる
と、圧送を終了する。また、燃料ポンプ48は作動され
てないので、エマルジョン燃料の噴射管IPへの侵入は
禁止されている。
【0030】従って、噴射ポンプ22から噴射管IPを
介して圧送された軽油は噴射ノズル32を介して燃焼室
に噴射され、ディーゼルエンジンが軽油により駆動され
る。このとき、EGR弁67は閉状態にある。一方、デ
ィーゼルエンジンをエマルジョン燃料で駆動する場合に
は、エマルジョン燃料運転指令手段71を通じてその旨
をコントローラ70に送る。これにより、コントローラ
70は燃料ポンプ23を作動させた状態でポンプ44及
び燃料ポンプ48,ミキサ45を作動させると共に、E
GRバルブ67を開いてエンジンから排出させる排気ガ
スの一部を吸気管62に返送する。
【0031】軽油と水はポンプ44で吸い上げられた
後、ミキサ45で攪拌された後エマルジョン燃料タンク
46に送られる。さらに、このエマルジョン燃料タンク
46に溜められているエマルジョン燃料は燃料ポンプ4
8により連結部49方向に圧送される。そして、噴射ポ
ンプ22により軽油の圧送が終了してから次の圧送が開
始されるまでの間に、燃料供給管47のエマルジョン燃
料の圧力が噴射管IPの燃料の圧力より高くなるため、
その期間において逆止弁50が開き、エマルジョン燃料
が逆止弁50を介して噴射管IPに侵入する。
【0032】以下、噴射ポンプ22による圧送が終了し
てから次の圧送が開始されるまでにエマルジョン燃料が
逆止弁50を介して噴射管IPに侵入するため、エマル
ジョン燃料に切り換えてから数回噴射を行なうと、噴射
間IPのa点より下流部位置にエマルジョン燃料が侵入
することになる。さらに、噴射ポンプ22から圧送され
る軽油によりエマルジョン燃料が圧送され、噴射ノズル
32からエマルジョン燃料が噴射され、ディーゼルエン
ジンがエマルジョン燃料で駆動されることになる。
【0033】このとき、エンジンから排出される排気ガ
スの一部は排気管63,EGRバルブ67,吸気管62
を介してエンジンの燃焼室に再循環されて排気ガス再循
環(EGR)装置が作動する。そして、この場合、エン
ジン負荷が大きいとEGR弁67の開度を小さくし(零
を含む)、エンジン負荷が小さいとEGR弁67の開度
を大きくするように、EGR弁67が制御される。
【0034】このようにエンジン負荷が小さいと(中低
負荷領域では)、EGR弁67の開度を大きくして、E
GR量を多くしているので、高温の排気が吸気系に戻さ
れて、吸気温度を上昇させる。これにより、着火性がよ
くなり、着火遅れが改善されるため、燃焼騒音が減少す
る。さらに、このとき排気中に含まれている燃料の燃え
残りも改善されるため、HCの排出量も減少することは
いうまでもない。
【0035】なお、エンジン負荷が大きいとEGR弁6
7の開度を小さくあるいは零にすることにより、黒煙の
発生が抑えられる。このようにして、エマルジョン燃料
をエンジンの燃料に使用した際に起こる着火性の悪化に
よる燃焼騒音の悪化を防止できる。また、噴射管IP内
での軽油とエマルジョン燃料との境界点aは一回噴射が
終了する毎に矢印方向に移動するが、噴射ポンプ22に
よる圧送が終了してから次の圧送が開始されるまでにエ
マルジョン燃料が逆止弁50を介して噴射管IPに侵入
するため、その境界点aはほぼ元の位置に戻る。
【0036】なお、噴射ポンプ22の吐出圧が高いの
で、エマルジョン燃料の境界点aが噴射ポンプ22に逆
流することはない。このように、エマルジョン燃料を用
いてディーゼルエンジンを駆動する際に、従来のように
エマルジョン燃料が噴射ポンプ内を通過することはない
ので、噴射ポンプ22において潤滑不良、発錆による異
常磨耗が起こり、噴射ポンプ22の耐久性が低下すると
いう問題は全くない。
【0037】また、エマルジョン燃料でディーゼルエン
ジンを駆動する時に初めて水と軽油を混合するようにし
たので、長時間エマルジョン燃料を放置しておくと、軽
油と水が分離してしまい、始動時に水が噴射されてしま
うことにより、着火が悪く、始動不良が起こるという問
題はなくなる。さらに、エマルジョン燃料エンジンに排
気ガス再循環(EGR)装置を組み込むことにより、図
5に示すようにエマルジョン燃料の欠点であった燃焼騒
音が増大するという欠点を排気ガス再循環(EGR)装
置で相殺することができる。
【0038】なお、この第1実施例では、エマルジョン
燃料による運転時にエンジン負荷に応じてEGR量を変
化させていたが、エンジン負荷にかかわらず、EGR弁
開度を一定にしてもよい。 (b)第2実施例の説明 次に、本発明の第2実施例について説明する。この第2
実施例は、エンジン負荷に応じて、EGR弁67の開度
を変えるほか、水の軽油に対する混合割合をも変えるよ
うにしたもので、このように軽油と水との混合割合を変
更するために、図6に示すように、第1の燃料タンク2
1と第2の燃料タンク41とに電磁式の三方切替弁80
を接続している。なお、図6中の符号44A,44Bは
ポンプである。
【0039】そして、EGR弁67および三方切替弁8
0は図7に示すコントローラ70′によって制御される
ようになっている。このコントローラ70′も、前述の
コントローラ70と同様に、マイクロプロセッサやRO
M,RAM更には適宜の入出力インタフェース等をそな
えて構成されているが、このコントローラ70′を機能
的に見ると、エンジン負荷に応じてEGR弁67による
排気ガス再循環量を制御する排気ガス再循環制御手段
と、エンジン負荷に応じて三方切替弁80による水の軽
油に対する混合割合を調整する混合割合調整手段とをそ
なえている。
【0040】更に詳細には、エンジン負荷が大きいと、
EGR弁67の開度を小さくするとともに、水の混合割
合を多くし、エンジン負荷が小さいと、EGR弁67の
開度を大きくするとともに、水の混合割合を少なくする
ようになっている。このために、このコントローラ7
0′は、EGR制御マップ70′−1とエマルジョン制
御マップ70′−2をそなえている。
【0041】まず、EGR制御マップ70′−1には、
図8(a)に示すように、高エンジン負荷のときはEG
R弁67の開度を小さく(零を含む)するようなデータ
が設定され、中エンジン負荷のときはEGR弁67の開
度を中位にするようなデータが設定され、小エンジン負
荷のときはEGR弁67の開度を大きくするようなデー
タが設定されている。
【0042】また、エマルジョン制御マップ70′−2
には、図8(b)に示すように、高エンジン負荷のとき
は水比率を大きくするようなデータが設定され、中エン
ジン負荷のときは水比率を中位にするようなデータが設
定され、小エンジン負荷のときは水比率を小さく(零を
含む)するようなデータが設定されている。そして、図
8(a),(b)からもわかるように、エンジン負荷領
域は複数(3つ)のエンジン負荷領域部分に分割され
て、各エンジン負荷領域部分毎にEGR弁開度情報およ
び水比率が設定されている。そして、これらのEGR弁
開度情報のためのエンジン負荷領域部分と、水比率情報
のためのエンジン負荷領域部分とは一致している。
【0043】さらに、このコントローラ70′が、その
他、燃料ポンプ23,48,ポンプ44A,44Bやミ
キサ45のための駆動制御を行なう機能も有している点
は、前記のコントローラ70とほぼ同じである。また、
このコントローラ70′へ、エマルジョン燃料運転指令
手段71,エンジン負荷検出手段72,エンジン回転数
検出手段73等からの信号が入力される点も、前記のコ
ントローラ70と同じである。
【0044】このような構成により、軽油のみでディー
ゼルエンジンを運転する場合は、前述の第1実施例の場
合と同じであるので、その説明を省略するが、ディーゼ
ルエンジンをエマルジョン燃料で運転する場合は、同様
にして、エマルジョン燃料運転指令手段71を通じてそ
の旨をコントローラ70′に送り、このコントローラ7
0′が、燃料ポンプ23を作動させた状態で、三方切替
弁80,燃料ポンプ48,ポンプ44A,44B,ミキ
サ45を作動させるとともに、EGR弁67を開いてエ
ンジンから排出された排気の一部を吸気管62に返送す
る。
【0045】このとき、コントローラ70′からの信号
により、EGR弁67および三方切替弁80はそれぞれ
エンジン負荷に応じて排気ガス再循環量および水の軽油
に対する混合割合を制御する。すなわち、このとき、エ
ンジン負荷が大きいとEGR弁67の開度を小さく(零
を含む)するとともに水比率を大きくし、エンジン負荷
が小さいとEGR弁67の開度を大きくするとともに水
比率を小さくするように、EGR弁67および三方切替
弁80が制御される。なお、三方切替弁80の具体的制
御は切り替えられている時間を変更することによって水
比率を変えるようになっている。
【0046】このようにエンジン負荷が小さいと(中低
負荷領域では)、EGR弁67の開度を大きくして、E
GR量を多くしているので、高温の排気が吸気系に戻さ
れて、吸気温度を上昇させる。これにより、水比率が小
さいことと相まって、着火性がよくなり、着火遅れが改
善されるため、燃焼騒音が減少する。さらに、このとき
排気中に含まれている燃料の燃え残りも改善されるた
め、HCの排出量も減少することはいうまでもない。
【0047】なお、エンジン負荷が大きいと、水比率を
大きくしているので、燃焼騒音の点から考えれば、この
とき大量のEGRをかけるべきであるが、もし大量のE
GRをかけると、黒煙が発生するため、燃焼性を考慮し
て、エンジン負荷が大きいと、逆にEGR弁67の開度
を小さくあるいは零にすることにより、黒煙の発生を抑
えているのである。
【0048】このようにして、この第2実施例において
も、前述第1実施例と同様の効果ないし利点が得られ
る。 (c)第3実施例の説明 つぎに、第3実施例について説明する。この第3実施例
は、図9に示すように、気筒に設けられた噴射ノズル3
2から、予め軽油と水とを混合したエマルジョン燃料を
溜めたエマルジョン燃料タンク21′からのエマルジョ
ン燃料を噴射するエマルジョン燃料エンジンにおいて、
排気ガスの一部を吸気管62に返送して排気ガスを再循
環させることができるようにしたもので、EGR弁67
の制御態様は、前述の第1実施例におけるものと同じで
ある。
【0049】すなわち、エンジン負荷が大きいとEGR
弁67の開度を小さくし、エンジン負荷が小さいとEG
R弁67の開度を大きくするように、EGR弁67は制
御されるようになっているのである。このようにエマル
ジンョン燃料による運転中において、特にエンジン負荷
が小さいと(中低負荷領域では)、EGR弁67の開度
を大きくして、EGR量を多くしているので、高温の排
気が吸気系に戻され、吸気温度を上昇させることがで
き、これにより、着火性がよくなり、着火遅れが改善さ
れ、その結果、燃焼騒音が減少し、さらに、このとき排
気中に含まれている燃料の燃え残りも改善されるため、
HCの排出量も減少する。
【0050】また、エンジン負荷が大きいとEGR弁6
7の開度を小さくあるいは零にすることにより、黒煙の
発生が抑えられるという効果もある。なお、この第3実
施例においては、噴射ポンプ22の燃料噴射管側出口部
に、従来設けられていたタイプの逆止弁ではなく、前述
の第1,第2実施例で設けられていた双方向逆止弁機構
を有する等圧弁31が設けられている。
【0051】また、この第3実施例においても、前述の
第1実施例と同様に、エンジン負荷に応じてEGR量を
変化させずに、エンジン負荷にかかわらずEGR弁開度
を一定にしてもよい。
【0052】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のエマルジ
ョン燃料エンジンによれば、エマルジョン燃料の使用に
よる燃焼騒音の悪化を防止し、噴射系部品の耐久性の低
下を防止できる利点がある。また、本発明のエマルジョ
ン燃料エンジンでは、エンジン負荷が小さいと、EGR
弁の開度を大きくして、EGR量を多くしているので、
高温の排気が吸気系に戻されて、吸気温度を上昇させ、
これにより、着火性がよくなり、着火遅れが改善される
ため、燃焼騒音が減少するほか、このとき排気中に含ま
れている燃料の燃え残りも改善されるため、HCの排出
量も減少する。そして、エンジン負荷が大きいとEGR
弁の開度を小さくすることにより、黒煙の発生が抑えら
れる。このようにして、エマルジョン燃料をエンジンの
燃料に使用した際に起こる着火性の悪化による燃焼騒音
の悪化を十分に防止できる利点がある。
【0053】さらに、本発明のエマルジョン燃料エンジ
ンでは、エンジン負荷が大きいと、水比率を大きくして
いるが、この場合は、燃焼騒音の点から考えれば、大量
のEGRをかけるべきであるが、もし大量のEGRをか
けると、黒煙が発生するため、燃焼性を考慮して、エン
ジン負荷が大きいと、逆にEGR弁の開度を小さくする
ことにより、黒煙の発生を抑えることができるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかるエマルジョン燃料
エンジンの構成図である。
【図2】双方向逆止弁機構を有する等圧弁を示す断面図
である。
【図3】本発明の第1実施例にかかるエマルジョン燃料
エンジンの制御系を示すブロック図である。
【図4】EGR制御マップを説明する図である。
【図5】本発明の第1実施例にかかるエマルジョン燃料
エンジンによる効果を説明する図である。
【図6】本発明の第2実施例にかかるエマルジョン燃料
エンジンの構成図である。
【図7】本発明の第2実施例にかかるエマルジョン燃料
エンジンの制御系を示すブロック図である。
【図8】(a)はEGR制御マップを説明する図であ
り、(b)はエマルジョン制御マップを説明する図であ
る。
【図9】本発明の第3実施例にかかるエマルジョン燃料
エンジンの構成図である。
【図10】従来のエマルジョン燃料エンジンの構成図で
ある。
【符号の説明】
1 燃料タンク 2,22 噴射ポンプ 3,23 燃料ポンプ 4,24 燃料フィルタ 5,25 カムシャフト 6,26 カム 7,27 プランジャ 9,29 給排油孔 10,30 リード 11 逆流防止用送出弁 12,32 噴射ノズル 13 給油孔 14 ニードルバルブ 15 噴射孔 16,36 燃料返送管 21 第1の燃料タンク 21′ エマルジョン燃料タンク 31 双方向逆止弁機構を有する等圧弁 31−1 ハウジング 31−2 第1ばね 31−3 第2ばね 31−4 第1弁体 31−5 第2弁体 41 第2の燃料タンク 42,43 配管 44,44A,44B ポンプ 45 ミキサ 46 エマルジョン燃料タンク 47 燃料供給管 48 燃料ポンプ 49 連結部 50 逆止弁 51 燃料返送管 61 エアクリーナ 62 吸気管 63 排気管 63a 連通路 64 マフラ 65 吸気弁 66 排気弁 67 EGRバルブ 70,70′ コントローラ 70−1,70′−1 EGR制御マップ 70−2 エマルジョン制御マップ 71 エマルジョン燃料運転指令手段 72 エンジン負荷検出手段 73 エンジン回転数検出手段 80 三方切替弁 EN エンジン FP 燃料供給管 IP 噴射管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 25/00 S 7114−3G 37/00 341 H 7049−3G C 7049−3G 43/00 9248−3G (72)発明者 山田 陽春 神奈川県川崎市中原区大倉町10番地 三菱 自動車エンジニアリング株式会社東京事業 所内 (72)発明者 座波 豊 神奈川県川崎市中原区大倉町10番地 三菱 自動車エンジニアリング株式会社東京事業 所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気筒に設けられた噴射ノズルから、第1
    の燃料と第2の燃料とを混合したエマルジョン燃料を噴
    射するエマルジョン燃料エンジンにおいて、 排気ガスの一部を吸気通路に返送して排気ガスを再循環
    させる排気ガス再循環手段と、 該排気ガス再循環手段による排気ガス再循環量を制御す
    る排気ガス再循環制御手段とをそなえて構成されたこと
    を特徴とする、エマルジョン燃料エンジン。
  2. 【請求項2】 第1の燃料を溜めておく第1の燃料タン
    クと、 第2の燃料を溜めておく第2の燃料タンクと、 気筒に設けられた噴射ノズルと、 該第1の燃料タンクに溜められる第1の燃料が流入さ
    れ、所定タイミングで第1の燃料を該噴射ノズルの方向
    に圧送する噴射ポンプと、 該第1の燃料タンクに溜められる第1の燃料および該第
    2の燃料タンクに溜められる第2の燃料を混合してエマ
    ルジョン燃料を作り出す混合手段と、 該混合手段から送られるエマルジョン燃料を該噴射ポン
    プと該噴射ノズルとの間の噴射管に供給するエマルジョ
    ン燃料供給手段とをそなえるとともに、 排気ガスの一部を吸気通路に返送して排気ガスを再循環
    させる排気ガス再循環手段と、 該排気ガス再循環手段による排気ガス再循環量を制御す
    る排気ガス再循環制御手段とをそなえていることを特徴
    とする、エマルジョン燃料エンジン。
  3. 【請求項3】 該排気ガス再循環手段が、排気通路と吸
    気通路との間の排気ガス再循環通路に介装されて該排気
    ガス再循環通路の再循環排気ガス量を調整する排気ガス
    再循環弁をそなえて構成されるとともに、 該排気ガス再循環制御手段が、エンジン負荷が大きいと
    該排気ガス再循環弁の開度を小さくし、エンジン負荷が
    小さいと該排気ガス再循環弁の開度を大きくするよう
    に、該排気ガス再循環弁を制御すべく構成されたことを
    特徴とする請求項1または請求項2に記載のエマルジョ
    ン燃料エンジン。
  4. 【請求項4】 該排気ガス再循環手段が、排気通路と吸
    気通路との間の排気ガス再循環通路に介装されて該排気
    ガス再循環通路の再循環排気ガス量を調整する排気ガス
    再循環弁をそなえて構成されるとともに、 該排気ガス再循環制御手段が、エンジン負荷が大きい
    と、該排気ガス再循環弁の開度を小さくするとともに、
    該第2の燃料の混合割合を多くし、エンジン負荷が小さ
    いと、該排気ガス再循環弁の開度を大きくするととも
    に、該第2の燃料の混合割合を少なくするように構成さ
    れたことを特徴とする請求項2記載のエマルジョン燃料
    エンジン。
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