JPH05231140A - 排気ガス浄化装置 - Google Patents
排気ガス浄化装置Info
- Publication number
- JPH05231140A JPH05231140A JP3048092A JP3048092A JPH05231140A JP H05231140 A JPH05231140 A JP H05231140A JP 3048092 A JP3048092 A JP 3048092A JP 3048092 A JP3048092 A JP 3048092A JP H05231140 A JPH05231140 A JP H05231140A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- catalyst
- lean
- exhaust gas
- nox
- exhaust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N3/00—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
- F01N3/08—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous
- F01N3/10—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust
- F01N3/18—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust characterised by methods of operation; Control
- F01N3/20—Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust characterised by methods of operation; Control specially adapted for catalytic conversion ; Methods of operation or control of catalytic converters
- F01N3/2053—By-passing catalytic reactors, e.g. to prevent overheating
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N13/00—Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00
- F01N13/009—Exhaust or silencing apparatus characterised by constructional features ; Exhaust or silencing apparatus, or parts thereof, having pertinent characteristics not provided for in, or of interest apart from, groups F01N1/00 - F01N5/00, F01N9/00, F01N11/00 having two or more separate purifying devices arranged in series
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リーン運転からストイキオ運転への切換え直
後における、リーンNox触媒より排気路下流側に三元
触媒が配置された排ガス浄化装置からのNox排出量を
低減する。 【構成】 リーン運転時にNoxを浄化するリーンNo
x触媒5がストイキオ運転時に作用する三元触媒6より
も排気路3上流側に配設される排気ガス浄化装置1にお
いて、各運転時に排出される排気ガスGの一部が上記リ
ーンNox触媒5を迂回して上記三元触媒6に直接流入
可能となるバイパス路7を上記排気路3上に形成した。
後における、リーンNox触媒より排気路下流側に三元
触媒が配置された排ガス浄化装置からのNox排出量を
低減する。 【構成】 リーン運転時にNoxを浄化するリーンNo
x触媒5がストイキオ運転時に作用する三元触媒6より
も排気路3上流側に配設される排気ガス浄化装置1にお
いて、各運転時に排出される排気ガスGの一部が上記リ
ーンNox触媒5を迂回して上記三元触媒6に直接流入
可能となるバイパス路7を上記排気路3上に形成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の排気ガスの浄
化装置、詳しくは希薄燃焼機能を備える内燃機関におけ
る排気ガスの浄化装置に関するものである。
化装置、詳しくは希薄燃焼機能を備える内燃機関におけ
る排気ガスの浄化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両の排気ガス浄化装置は、エンジンか
ら排出される排気ガスを無害化して大気中に放出するも
のであって、自然環境を保護する上で重要な役割を持っ
ている。この排気ガス浄化装置、例えば三元触媒は酸化
触媒,還元触媒を備えていて、空燃比がストイキオを含
む狭いウインド域に保持されることにより、酸化触媒が
排気ガス中のCO,HCを、また還元触媒が同排ガス中
のNoxをそれぞれ無害成分に変換するようになってい
る。
ら排出される排気ガスを無害化して大気中に放出するも
のであって、自然環境を保護する上で重要な役割を持っ
ている。この排気ガス浄化装置、例えば三元触媒は酸化
触媒,還元触媒を備えていて、空燃比がストイキオを含
む狭いウインド域に保持されることにより、酸化触媒が
排気ガス中のCO,HCを、また還元触媒が同排ガス中
のNoxをそれぞれ無害成分に変換するようになってい
る。
【0003】一方、ガソリンエンジンの低燃費化を図る
一手段としてリーンバーン(希薄燃焼)化は周知のもの
であって、近年、この希薄燃焼とストイキオ燃焼とを運
転状況によって切換えられるリーンバーンエンジン(希
薄燃焼エンジン)が再開発されており、本願出願人を含
む一部の自動車メーカ等からこのエンジン(希薄燃焼エ
ンジン)を搭載した自動車が発表販売されている。リー
ンバーンエンジンは、比較的低負荷域の定常走行時にお
いてはリーン雰囲気下で運転され、それ以外ではストイ
キオ雰囲気下で運転されるようにコントロールされてい
る。
一手段としてリーンバーン(希薄燃焼)化は周知のもの
であって、近年、この希薄燃焼とストイキオ燃焼とを運
転状況によって切換えられるリーンバーンエンジン(希
薄燃焼エンジン)が再開発されており、本願出願人を含
む一部の自動車メーカ等からこのエンジン(希薄燃焼エ
ンジン)を搭載した自動車が発表販売されている。リー
ンバーンエンジンは、比較的低負荷域の定常走行時にお
いてはリーン雰囲気下で運転され、それ以外ではストイ
キオ雰囲気下で運転されるようにコントロールされてい
る。
【0004】ところで、上述した三元触媒は理論空燃比
燃焼時(ストイキオ時)を含む狭いウインド領域におい
ては、図6に示すように、排ガス浄化装置として極めて
有効に排気ガスを浄化するが、リーン燃焼時である酸素
過剰状態となると、排ガスの浄化率(特にNoxの浄化
率)が低減してしまう。そこで、上記リーンバーンエン
ジンには、三元触媒とリーン燃焼(運転)時にNoxを
還元できる特性を持つリーンNox触媒とを併用する排
ガス浄化装置が用いられている。
燃焼時(ストイキオ時)を含む狭いウインド領域におい
ては、図6に示すように、排ガス浄化装置として極めて
有効に排気ガスを浄化するが、リーン燃焼時である酸素
過剰状態となると、排ガスの浄化率(特にNoxの浄化
率)が低減してしまう。そこで、上記リーンバーンエン
ジンには、三元触媒とリーン燃焼(運転)時にNoxを
還元できる特性を持つリーンNox触媒とを併用する排
ガス浄化装置が用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したリーンNox
触媒は、Noxの還元にHCを必要としており三元触媒
より上流側に配置されている。ところが、エンジンがリ
ーン運転状態からストイキオ運転状態に切り換わった直
後においては、三元触媒でNoxを浄化する還元剤であ
る排ガス中のHC,COが、リーン運転時にリーンNo
x触媒内に付着した残留酸素によって酸化されてしまう
ので、三元触媒の浄化効率が低減する。その結果Nox
が上記三元触媒で浄化仕切れず一時的にNoxの排出量
が増加してしまうという問題点が発生してしまう(図3
b参照)。
触媒は、Noxの還元にHCを必要としており三元触媒
より上流側に配置されている。ところが、エンジンがリ
ーン運転状態からストイキオ運転状態に切り換わった直
後においては、三元触媒でNoxを浄化する還元剤であ
る排ガス中のHC,COが、リーン運転時にリーンNo
x触媒内に付着した残留酸素によって酸化されてしまう
ので、三元触媒の浄化効率が低減する。その結果Nox
が上記三元触媒で浄化仕切れず一時的にNoxの排出量
が増加してしまうという問題点が発生してしまう(図3
b参照)。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、リー
ン運転時にNoxを浄化するリーンNox触媒がストイ
キオ運転時にNoxを浄化する三元触媒よりも排気路上
流側に直列に配設される排気ガス浄化装置において、上
記排気路上に上記各運転時に排出される排気ガスの一部
が上記リーンNox触媒を迂回して上記三元触媒に直接
流入可能となるバイパス路を形成した。
ン運転時にNoxを浄化するリーンNox触媒がストイ
キオ運転時にNoxを浄化する三元触媒よりも排気路上
流側に直列に配設される排気ガス浄化装置において、上
記排気路上に上記各運転時に排出される排気ガスの一部
が上記リーンNox触媒を迂回して上記三元触媒に直接
流入可能となるバイパス路を形成した。
【0007】
【作用】リーンNox触媒を迂回するバイパス路を排気
路上に形成したので、排ガスの一部はどの運転状態にお
いても直接三元触媒に導かれ、リーンNox触媒で過度
に消費されるHC,COを上記三元触媒に流入する排気
ガスに補充することができる。
路上に形成したので、排ガスの一部はどの運転状態にお
いても直接三元触媒に導かれ、リーンNox触媒で過度
に消費されるHC,COを上記三元触媒に流入する排気
ガスに補充することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1にお
いて、符号1は排ガス浄化装置を示し、この浄化装置1
はエンジン2からの排気路3上に装着されている。エン
ジン1は、図示しないエンジンコントロールシステムに
よって燃料供給量が制御され、現空燃比を各時点での負
荷情報やエンジン回転数情報に応じた目標空燃比に調整
制御されるようになっている。例えば、低中負荷の定常
走行時等では空燃比をリーン側に調整してリーン運転
し、加速時や全開運転などの高負荷域では空燃比をスト
イキオ側に調整してストイキオ運転するようにコントロ
ールしている。
いて、符号1は排ガス浄化装置を示し、この浄化装置1
はエンジン2からの排気路3上に装着されている。エン
ジン1は、図示しないエンジンコントロールシステムに
よって燃料供給量が制御され、現空燃比を各時点での負
荷情報やエンジン回転数情報に応じた目標空燃比に調整
制御されるようになっている。例えば、低中負荷の定常
走行時等では空燃比をリーン側に調整してリーン運転
し、加速時や全開運転などの高負荷域では空燃比をスト
イキオ側に調整してストイキオ運転するようにコントロ
ールしている。
【0009】排気路3は、エンジン本体に接続される排
気管4、リーンNox触媒5、三元触媒6、バイパス路
7及び図示しないマフラーとから構成されており、エン
ジン2から排出される排気ガスGを浄化して大気中へ排
出している。
気管4、リーンNox触媒5、三元触媒6、バイパス路
7及び図示しないマフラーとから構成されており、エン
ジン2から排出される排気ガスGを浄化して大気中へ排
出している。
【0010】リーンNox触媒5と三元触媒6は、ワイ
ヤネット8を介して筒状の触媒ケース9に収納されてお
り、リーンNox触媒5は排気路3に関して上流側に、
三元触媒6を下流側になるように間隙Sを持って直列に
配置されている。
ヤネット8を介して筒状の触媒ケース9に収納されてお
り、リーンNox触媒5は排気路3に関して上流側に、
三元触媒6を下流側になるように間隙Sを持って直列に
配置されている。
【0011】リーンNox触媒5はモノリス型担持体で
あって、その坦持領域の全内壁面には触媒活性成分が付
着されている。触媒活性成分は酸素過剰化(リーン時)
でNoxを還元することが可能なもので、ここでは、図
5に示すように、HC/CO比が所定値以上でNox浄
化率が高レベルとなり、また、図4に示すように、排気
ガス流量が少ないとNox浄化効率が高レベルとなる特
性を持っている。すなわち、その時の排ガスの空燃比が
リーン雰囲気下にあり、しかも活性温度にあるとき、主
にNoxを還元剤であるHCで還元し、HC,COを酸
化処理して無害化するように構成されている。三元触媒
6は、モノリス型の担持体の坦持領域の全内壁面にスト
イキオ雰囲気下で酸化還元処理可能な触媒活性成分が付
着された周知の構成を採っている。
あって、その坦持領域の全内壁面には触媒活性成分が付
着されている。触媒活性成分は酸素過剰化(リーン時)
でNoxを還元することが可能なもので、ここでは、図
5に示すように、HC/CO比が所定値以上でNox浄
化率が高レベルとなり、また、図4に示すように、排気
ガス流量が少ないとNox浄化効率が高レベルとなる特
性を持っている。すなわち、その時の排ガスの空燃比が
リーン雰囲気下にあり、しかも活性温度にあるとき、主
にNoxを還元剤であるHCで還元し、HC,COを酸
化処理して無害化するように構成されている。三元触媒
6は、モノリス型の担持体の坦持領域の全内壁面にスト
イキオ雰囲気下で酸化還元処理可能な触媒活性成分が付
着された周知の構成を採っている。
【0012】図1に示すバイパス路7はU字状に形成さ
れた管材であって、一端7AがリーンNox触媒5より
上流側に、他端7BがリーンNox触媒5と三元触媒6
との間の間隙Sに位置するように触媒ケース9に差し込
まれて固定されている。触媒ケース9内に位置するバイ
パス路7の外周面には、複数の孔10が設けられていて
いる。一端7A側に設けられた孔10(A)は、各触媒流
入前の未処理の排気ガスGを流入する流入孔であり、他
端7B側に設けられた孔10(B)は流入した排気ガスG
の流出孔となっている。また、孔10(A)は触媒ケース
9に流入する未処理の排気ガスGの約20%位をバイパ
ス路7内に導入できる開口面積と開口方向を有してい
る。
れた管材であって、一端7AがリーンNox触媒5より
上流側に、他端7BがリーンNox触媒5と三元触媒6
との間の間隙Sに位置するように触媒ケース9に差し込
まれて固定されている。触媒ケース9内に位置するバイ
パス路7の外周面には、複数の孔10が設けられていて
いる。一端7A側に設けられた孔10(A)は、各触媒流
入前の未処理の排気ガスGを流入する流入孔であり、他
端7B側に設けられた孔10(B)は流入した排気ガスG
の流出孔となっている。また、孔10(A)は触媒ケース
9に流入する未処理の排気ガスGの約20%位をバイパ
ス路7内に導入できる開口面積と開口方向を有してい
る。
【0013】このような構成の排ガス浄化装置1におい
ては、エンジン2がリーン運転時であると、この時のリ
ーン雰囲気下の未処理の排気ガスGはリーンNox触媒
5の担持体によって浄化され無害化ガスG1となり、バ
イパス路7を通った少量の未処理排気ガスGのみが下流
の三元触媒6に送られる。送られた排気ガスGは一部こ
こで酸化され、無害化された排気ガスG1と一緒にな
り、図示しないマフラーで消音されて大気中に排出され
る。
ては、エンジン2がリーン運転時であると、この時のリ
ーン雰囲気下の未処理の排気ガスGはリーンNox触媒
5の担持体によって浄化され無害化ガスG1となり、バ
イパス路7を通った少量の未処理排気ガスGのみが下流
の三元触媒6に送られる。送られた排気ガスGは一部こ
こで酸化され、無害化された排気ガスG1と一緒にな
り、図示しないマフラーで消音されて大気中に排出され
る。
【0014】ここで図3について説明する。図3は浄化
装置の違いによる単位時間当たりのNox排出量を測定
したグラフである。図中「a」は浄化装置を通さない排
気ガスの特性を示したもので、「b」はリーンNox触
媒5+三元触媒6を組み合わせた従来の浄化装置の排気
ガス浄化特性を示し、cは本実施例であるリーンNox
触媒5+三元触媒6にバイパス路7を設けた浄化装置に
おける排気ガス浄化特性を示したものである。
装置の違いによる単位時間当たりのNox排出量を測定
したグラフである。図中「a」は浄化装置を通さない排
気ガスの特性を示したもので、「b」はリーンNox触
媒5+三元触媒6を組み合わせた従来の浄化装置の排気
ガス浄化特性を示し、cは本実施例であるリーンNox
触媒5+三元触媒6にバイパス路7を設けた浄化装置に
おける排気ガス浄化特性を示したものである。
【0015】運転状態が変化して空燃比がリーン側から
ストイキオ側になり、図2に示すストイキオ雰囲気下で
ある排気ガスG'が排出されると、このストイキオ下の
排気ガスG'は、一部がバイパス路7に流入され残りが
リーンNox触媒5を通過する。この時、リーンNox
触媒を通過する排ガスG'1は、同触媒5内の残留空気に
よって一部酸化されてしまい、ストイキオ雰囲気下から
リーン雰囲気下になってしまうが無害化はされていな
い。そして、それがそのままの状態で三元触媒6に流入
されると三元触媒6が一時機能せず図3中bに示すよう
に、切換え直後の排気ガス中のNox排出量が一時期増
大される。
ストイキオ側になり、図2に示すストイキオ雰囲気下で
ある排気ガスG'が排出されると、このストイキオ下の
排気ガスG'は、一部がバイパス路7に流入され残りが
リーンNox触媒5を通過する。この時、リーンNox
触媒を通過する排ガスG'1は、同触媒5内の残留空気に
よって一部酸化されてしまい、ストイキオ雰囲気下から
リーン雰囲気下になってしまうが無害化はされていな
い。そして、それがそのままの状態で三元触媒6に流入
されると三元触媒6が一時機能せず図3中bに示すよう
に、切換え直後の排気ガス中のNox排出量が一時期増
大される。
【0016】しかし、リーン雰囲気下にされた排ガス
G'1は、三元触媒6流入前にバイパス路7に流れたス
トイキオ排気ガスG'と間隙Sで合流し、ストイキオ雰
囲気下に修正されて三元触媒6に流入する。この修正に
より三元触媒6が運転切換直後から正常に機能するの
で、三元触媒6に流入した排気ガスG'1は図3中cに
示すように、切換え直後のNox排出量が抑えられなが
ら無害化ガスG’2にとなる。つまり、リーンNox触
媒5で酸化されて不足したCO,HCを三元触媒6手前
で補うことで、切換え直後の三元触媒6のNox浄化効
率の低下が防止されることになる。
G'1は、三元触媒6流入前にバイパス路7に流れたス
トイキオ排気ガスG'と間隙Sで合流し、ストイキオ雰
囲気下に修正されて三元触媒6に流入する。この修正に
より三元触媒6が運転切換直後から正常に機能するの
で、三元触媒6に流入した排気ガスG'1は図3中cに
示すように、切換え直後のNox排出量が抑えられなが
ら無害化ガスG’2にとなる。つまり、リーンNox触
媒5で酸化されて不足したCO,HCを三元触媒6手前
で補うことで、切換え直後の三元触媒6のNox浄化効
率の低下が防止されることになる。
【0017】また、リーンNox触媒5は図4に示すよ
うに、排ガス流量が少ないと高いNox浄化効率を示す
ことから、リーンNox触媒5に流入するリーン雰囲気
下の排ガスGをバイパス路7に一部導いてリーンNox
触媒5への流量を減少させることで、リーン雰囲気下に
おけるNox浄化効率が促進される。
うに、排ガス流量が少ないと高いNox浄化効率を示す
ことから、リーンNox触媒5に流入するリーン雰囲気
下の排ガスGをバイパス路7に一部導いてリーンNox
触媒5への流量を減少させることで、リーン雰囲気下に
おけるNox浄化効率が促進される。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、エンジンから排出され
る排気ガスの一部を常に三元触媒に直接導入するので、
排ガス濃度が変化してもその変化に迅速に対応して三元
触媒を有効に働かすことができ、運転状態切換え直後に
おける排気ガスの有害成分の浄化、特に大気中へのNo
xの排出量を抑えることができる。
る排気ガスの一部を常に三元触媒に直接導入するので、
排ガス濃度が変化してもその変化に迅速に対応して三元
触媒を有効に働かすことができ、運転状態切換え直後に
おける排気ガスの有害成分の浄化、特に大気中へのNo
xの排出量を抑えることができる。
【図1】本発明の一実施例である排ガス浄化装置の全体
構成図である。
構成図である。
【図2】本発明の排ガス浄化装置の拡大図である。
【図3】本発明の排ガス浄化装置と他の排ガス浄化装置
におけるNox排出特性を示す比較図である。
におけるNox排出特性を示す比較図である。
【図4】リーンNox触媒の浄化効率を示す特性図であ
る。
る。
【図5】リーンNox触媒の特性図である。
【図6】三元触媒の排ガス浄化効率の特性図である。
1 排気ガス浄化装置、 3 排気路 5 リーンNox触媒 6 三元触媒 7 バイパス路 G 排気ガス
Claims (1)
- 【請求項1】リーン運転時にNoxを浄化するリーンN
ox触媒がストイキオ運転時に作用する三元触媒よりも
排気路上流側に配設される排気ガス浄化装置において、 上記排気路上に上記各運転時に排出される排気ガスの一
部が上記リーンNox触媒を迂回して上記三元触媒に直
接流入可能となるバイパス路を形成したことを特徴とす
る排気ガス浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3048092A JPH05231140A (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | 排気ガス浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3048092A JPH05231140A (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | 排気ガス浄化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05231140A true JPH05231140A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=12305009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3048092A Withdrawn JPH05231140A (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | 排気ガス浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05231140A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997047863A1 (en) * | 1996-06-08 | 1997-12-18 | Ford Motor Company Limited | Catalytic converter for a lean burn engine |
EP1314865A3 (en) * | 2001-11-21 | 2004-01-28 | Cataler Corporation | Exhaust gas purifing apparatus |
WO2008126912A1 (ja) | 2007-04-10 | 2008-10-23 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 内燃機関の排気浄化システム |
WO2012029124A1 (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-08 | トヨタ自動車株式会社 | 電気加熱式触媒 |
WO2012032652A1 (ja) * | 2010-09-10 | 2012-03-15 | トヨタ自動車株式会社 | 電気加熱式触媒 |
WO2013105246A1 (ja) * | 2012-01-12 | 2013-07-18 | トヨタ自動車株式会社 | 電気加熱式触媒 |
JP5287990B2 (ja) * | 2010-08-24 | 2013-09-11 | トヨタ自動車株式会社 | 電気加熱式触媒 |
-
1992
- 1992-02-18 JP JP3048092A patent/JPH05231140A/ja not_active Withdrawn
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997047863A1 (en) * | 1996-06-08 | 1997-12-18 | Ford Motor Company Limited | Catalytic converter for a lean burn engine |
EP1314865A3 (en) * | 2001-11-21 | 2004-01-28 | Cataler Corporation | Exhaust gas purifing apparatus |
US7048895B2 (en) | 2001-11-21 | 2006-05-23 | Cataler Corporation | Exhaust gas purifying apparatus |
WO2008126912A1 (ja) | 2007-04-10 | 2008-10-23 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | 内燃機関の排気浄化システム |
US8266896B2 (en) | 2007-04-10 | 2012-09-18 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Exhaust purification system for internal combustion engine |
JP5287990B2 (ja) * | 2010-08-24 | 2013-09-11 | トヨタ自動車株式会社 | 電気加熱式触媒 |
US8938952B2 (en) | 2010-08-24 | 2015-01-27 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Electric heating catalyst |
WO2012029124A1 (ja) * | 2010-08-31 | 2012-03-08 | トヨタ自動車株式会社 | 電気加熱式触媒 |
JP5387777B2 (ja) * | 2010-08-31 | 2014-01-15 | トヨタ自動車株式会社 | 電気加熱式触媒 |
US9121322B2 (en) | 2010-08-31 | 2015-09-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Electrically heated catalyst |
JP5590129B2 (ja) * | 2010-09-10 | 2014-09-17 | トヨタ自動車株式会社 | 電気加熱式触媒 |
WO2012032652A1 (ja) * | 2010-09-10 | 2012-03-15 | トヨタ自動車株式会社 | 電気加熱式触媒 |
US9017615B2 (en) | 2010-09-10 | 2015-04-28 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Electrically heated catalyst |
WO2013105246A1 (ja) * | 2012-01-12 | 2013-07-18 | トヨタ自動車株式会社 | 電気加熱式触媒 |
CN103313773A (zh) * | 2012-01-12 | 2013-09-18 | 丰田自动车株式会社 | 电加热式催化剂 |
JP5418680B2 (ja) * | 2012-01-12 | 2014-02-19 | トヨタ自動車株式会社 | 電気加熱式触媒 |
US8741224B2 (en) | 2012-01-12 | 2014-06-03 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Electrically heated catalyst |
CN103313773B (zh) * | 2012-01-12 | 2016-01-13 | 丰田自动车株式会社 | 电加热式催化器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3252793B2 (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP2887984B2 (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP3119088B2 (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP4062231B2 (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JPH03124909A (ja) | リーンバーンエンジンの排気ガス浄化装置 | |
JPH0814029A (ja) | 内燃機関の排気ガス浄化装置 | |
JPH05231140A (ja) | 排気ガス浄化装置 | |
JP2001509853A (ja) | リーンバーン・エンジンの触媒コンバーター | |
WO2014178110A1 (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JPH0693845A (ja) | エンジンの排気浄化装置 | |
US7003945B2 (en) | Exhaust emission control device for internal combustion engine | |
JP3690112B2 (ja) | ディーゼル機関の排気浄化装置 | |
JP4311079B2 (ja) | 内燃機関の排気浄化システム | |
JP3449174B2 (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP3801266B2 (ja) | 内燃機関の2次空気供給装置 | |
JP3276160B2 (ja) | 排気ガス浄化方法 | |
JP3106567B2 (ja) | 排気ガス浄化装置 | |
JP3648854B2 (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP3846361B2 (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
JP2005351108A (ja) | 内燃機関の排気浄化装置 | |
KR970001458B1 (ko) | 린-버언(Lean-burn) 엔진을 가능케 하는 3-베드(bed) 촉매 컨버어터(catalytic-converter) | |
JP3815236B2 (ja) | 排気ガス浄化システムと排気ガス浄化方法 | |
JPH08319822A (ja) | 内燃機関の排気ガス浄化用触媒 | |
JP3832183B2 (ja) | 排気浄化触媒の劣化検出装置 | |
JP2917431B2 (ja) | 内燃エンジンの排気浄化装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |