JP3846361B2 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は内燃機関の排気浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、リーン空燃比のもとで継続して燃焼が行われる内燃機関の排気通路内に、流入する排気ガスの空燃比がリーンのときに流入する排気ガス中のNOを蓄え、流入する排気ガスの空燃比が低下したときに排気ガス中に還元剤が含まれていると蓄えているNOを還元して蓄えているNOの量が減少するNO触媒を配置し、NO触媒を迂回してNO触媒上流の排気通路とNO触媒下流の排気通路とを互いに接続するバイパス通路を設け、内燃機関から排出されたほぼ全ての排気ガスをNO触媒内に導く位置と、内燃機関から排出された排気ガスのわずかな一部をNO触媒内に導きながら残りの排気ガスをバイパス通路内に導くバイパス位置との間を切替可能な切替弁を具備し、バイパス通路の流入端が開口している排気通路部分とNO触媒間の排気通路内に、NO触媒に還元剤を供給するための還元剤供給弁を配置し、NO触媒内に蓄えられているイオウ分例えばSOを還元し蓄えられているSOの量を減少させるべきときには、切替弁をバイパス位置に一時的に保持しつつ、NO触媒内に流入する排気ガスの空燃比が理論空燃比又はリッチになるように還元剤供給弁から還元剤を一時的に供給する内燃機関の排気浄化装置が知られている。切替弁がバイパス位置に保持されると、NO触媒内に流入する排気ガスの量が低減されるのでこの排気ガスの空燃比を理論空燃比又はリッチにするために必要な還元剤の量を低減することができる。なお、NO触媒内に流入する排気ガスの空燃比が理論空燃比又はリッチに切り替えられるとSOはSO,HSの形でNO触媒から排出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、切替弁がバイパス位置に保持されるとこのとき大部分の排気ガスがNO触媒を迂回することになり、その結果多量のHC,COが大気中に排出される恐れがある。
【0004】
この問題点を解決するために、バイパス通路の流出端が開口する部分よりも下流の排気通路内に酸化能を有する触媒を配置することも可能である。
【0005】
しかしながら、この酸化能を有する触媒内に流入する排気ガスの平均空燃比がリーンになっていると、このときNO触媒から排出されたSO,HSがこの触媒でサルフェートSOに酸化され、次いでSOの形で大気中に排出されるという問題点がある。
【0006】
そこで本発明の目的は、NO触媒内に蓄えられているイオウ分を還元し蓄えられているイオウ分の量を減少させるために必要な還元剤の量を少なく維持しつつ、大気中に排出されるサルフェートの量を低減することができる内燃機関の排気浄化装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために1番目の発明によれば、リーン空燃比のもとで継続して燃焼が行われる内燃機関の排気通路内に、流入する排気ガスの空燃比がリーンのときに流入する排気ガス中のNOを蓄え、流入する排気ガスの空燃比が低下したときに排気ガス中に還元剤が含まれていると蓄えているNOを還元して蓄えているNOの量が減少するNO触媒を配置し、NO触媒を迂回してNO触媒上流の排気通路とNO触媒下流の排気通路とを互いに接続するバイパス通路を設け、内燃機関から排出されたほぼ全ての排気ガスをNO触媒内に導く位置と、内燃機関から排出された排気ガスの一部をNO触媒内に導きながら残りの排気ガスをバイパス通路内に導くバイパス位置との間を切替可能な切替弁を具備し、バイパス通路の流入端が開口している排気通路部分とNO触媒間の排気通路内に、NO触媒に還元剤を供給するための還元剤供給弁を配置し、NO触媒内に蓄えられているイオウ分を還元し蓄えられているイオウ分の量を減少させるべきときには、切替弁をバイパス位置に一時的に保持しつつ、NO触媒内に流入する排気ガスの空燃比が理論空燃比又はリッチになるように還元剤供給弁から還元剤を一時的に供給する内燃機関の排気浄化装置において、バイパス通路の流出端が開口する部分よりも下流の排気通路内に酸化能を有する触媒を配置し、切替弁をバイパス位置に保持しつつ還元剤供給弁から還元剤が供給されているときにも該酸化能を有する触媒内に流入する排気ガスの平均空燃比がリーンに維持されており、該酸化能を有する触媒の酸化能をNO触媒の酸化能よりも低く定めている。
【0009】
また、番目の発明によれば番目の発明において、排気ガスがNO触媒内にその一端面を介し流入しNO触媒からその他端面を介し流出するように排気ガスを案内するか、又はNO触媒内にその他端面を介し流入しNO触媒からその一端面を介し流出するように排気ガスを案内するかを切り替えるための切り替え手段を具備している。
【0010】
また、前記課題を解決するために番目の発明によれば、リーン空燃比のもとで継続して燃焼が行われる内燃機関の排気通路から分岐して環状に延びた後に排気通路に戻る環状通路内に、流入する排気ガスの空燃比がリーンのときに流入する排気ガス中のNOを蓄え、流入する排気ガスの空燃比が低下したときに排気ガス中に還元剤が含まれていると蓄えているNOを還元して蓄えているNOの量が減少するNO触媒を配置し、排気ガスを環状通路の一端に導くと共にこのとき環状通路内を流通した排気ガスが環状通路の他端から環状通路の一端よりも下流の排気通路内に流出する順流位置と、排気ガスを環状通路の他端に導くと共にこのとき環状通路内を流通した排気ガスが環状通路の一端から環状通路の他端よりも下流の排気通路内に流出する逆流位置と、排気ガスの一部を環状通路の一端に導くと共にこのとき環状通路内を流通した排気ガスが環状通路の他端から環状通路の一端よりも下流の排気通路内に流出し、かつ残りの排気ガスが環状通路を迂回して排気通路内を流通する弱順流位置との間を切替可能な切替弁を具備し、前記一端とNO触媒間の環状通路内に、NO触媒に還元剤を供給するための還元剤供給弁を配置し、NO触媒内に蓄えられているイオウ分を還元し蓄えられているイオウ分の量を減少させるべきときには、切替弁を弱順流位置に一時的に保持しつつ、NO触媒内に流入する排気ガスの空燃比が理論空燃比又はリッチになるように還元剤供給弁から還元剤を一時的に供給する内燃機関の排気浄化装置において、環状通路の一端及び他端が開口している部分よりも下流の排気通路内に酸化能を有する触媒を配置し、切替弁を弱順流位置に保持しつつ還元剤供給弁から還元剤が供給されているときにも該酸化能を有する触媒内に流入する排気ガスの平均空燃比がリーンに維持されており、該酸化能を有する触媒の酸化能をNO触媒の酸化能よりも低く定めている。
【0011】
また、番目の発明によれば1番目又は番目の発明において、前記NO触媒が、流入する排気ガス中の微粒子を捕集するためのパティキュレートフィルタ上に担持されている。
【0012】
なお、本明細書では排気通路の或る位置よりも上流の排気通路、燃焼室、及び吸気通路内に供給された空気と炭化水素HC及び一酸化炭素COとの比をその位置における排気ガスの空燃比と称している。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は本発明を圧縮着火式内燃機関に適用した場合を示している。なお、本発明は火花点火式内燃機関にも適用することもできる。
【0014】
図1を参照すると、1は機関本体、2はシリンダブロック、3はシリンダヘッド、4はピストン、5は燃焼室、6は電気制御式燃料噴射弁、7は吸気弁、8は吸気ポート、9は排気弁、10は排気ポートを夫々示す。吸気ポート8は対応する吸気枝管11を介してサージタンク12に連結され、サージタンク12は吸気ダクト13を介して排気ターボチャージャ14のコンプレッサ15に連結される。吸気ダクト13内にはステップモータ16により駆動されるスロットル弁17が配置され、更に吸気ダクト13周りには吸気ダクト13内を流れる吸入空気を冷却するための冷却装置18が配置される。図1に示される実施例では機関冷却水が冷却装置18内に導かれ、機関冷却水によって吸入空気が冷却される。
【0015】
一方、排気ポート10は排気マニホルド19及び排気管20を介して排気ターボチャージャ14の排気タービン21に連結され、排気タービン21の出口は排気管20aを介して触媒コンバータ22に接続される。
【0016】
図1と共に図2を参照すると、触媒コンバータ22はステップモータ60により駆動される切替弁61を具備し、この切替弁61の流入ポート62に排気管20aの出口が接続される。また、流入ポート62に対向する切替弁61の流出ポート63には触媒コンバータ22の排気ガス排出管64が接続される。切替弁61は更に、流入ポート62及び流出ポート63を結ぶ直線の両側において互いに対向する一対の流入流出ポート65,66を有しており、これら流入流出ポート65,66には触媒コンバータ22の環状排気管67の両端がそれぞれ接続される。なお、排気ガス排出管64の出口には排気管23が接続される。
【0017】
環状排気管67は排気ガス排出管64を貫通して延びており、環状排気管67の排気ガス排出管64内に位置する部分にはフィルタ収容室68が形成される。このフィルタ収容室68内には排気ガス中の微粒子を捕集するためのパティキュレートフィルタ69が収容される。なお、図2において69a及び69bはパティキュレートフィルタ69の一端面及び他端面をそれぞれ示している。
【0018】
パティキュレートフィルタ69の一端面69aを含む触媒コンバータ22の部分縦断面図を示す図2(A)、及び触媒コンバータ22の部分横断面図を示す図2(B)に示されるようにパティキュレートフィルタ69はハニカム構造をなしており、互いに平行をなして延びる複数個の排気ガス通路70,71を具備する。これら排気ガス通路は一端が開放されかつ他端がシール材72により閉塞されている排気ガス通路70と、他端が開放されかつ一端がシール材73により閉塞されている排気ガス通路71とにより構成される。なお、図2(A)においてハッチングを付した部分はシール材73を示している。これら排気ガス通路70,71は例えばコージェライトのような多孔質材から形成される薄肉の隔壁74を介して交互に配置される。云い換えると排気ガス通路70,71は各排気ガス通路70が4つの排気ガス通路71によって包囲され、各排気ガス通路71が4つの排気ガス通路70によって包囲されるように配置される。
【0019】
パティキュレートフィルタ69上には後述するようにNO触媒81が担持されている。一方、切替弁61の流出ポート63と環状排気管67が貫通している部分との間の排気ガス排出管64内には触媒収容室75が形成されており、この触媒収容室75内にはハニカム構造の基材に担持された酸化能を有する触媒76が収容される。
【0020】
また、切替弁61の流入流出ポート65とパティキュレートフィルタ69間の環状排気管67にはパティキュレートフィルタ69に還元剤を供給するための電気制御式還元剤供給弁77が取り付けられる。還元剤供給弁77には電気制御式の還元剤ポンプ78から還元剤が供給される。本発明による実施例では還元剤として内燃機関の燃料即ち軽油が用いられている。なお、本発明による実施例では流入流出ポート66とパティキュレートフィルタ69間の環状排気管67に還元剤供給弁が配置されていない。
【0021】
更に図1を参照すると、排気マニホルド19とサージタンク12とは排気ガス再循環(以下、EGRと称す)通路24を介して互いに連結され、EGR通路24内には電気制御式EGR制御弁25が配置される。また、EGR通路24周りにはEGR通路24内を流れるEGRガスを冷却するための冷却装置26が配置される。図1に示される実施例では機関冷却水が冷却装置26内に導かれ、機関冷却水によってEGRガスが冷却される。
【0022】
一方、各燃料噴射弁6は燃料供給管6aを介して燃料リザーバ、いわゆるコモンレール27に連結される。このコモンレール27内へは電気制御式の吐出量可変な燃料ポンプ28から燃料が供給され、コモンレール27内に供給された燃料は各燃料供給管6aを介して燃料噴射弁6に供給される。コモンレール27にはコモンレール27内の燃料圧を検出するための燃料圧センサ29が取付けられ、燃料圧センサ29の出力信号に基づいてコモンレール27内の燃料圧が目標燃料圧となるように燃料ポンプ28の吐出量が制御される。
【0023】
電子制御ユニット40はデジタルコンピュータからなり、双方向性バス41によって互いに接続されたROM(リードオンリメモリ)42、RAM(ランダムアクセスメモリ)43、CPU(マイクロプロセッサ)44、入力ポート45及び出力ポート46を具備する。燃料圧センサ29の出力信号は対応するAD変換器47を介して入力ポート45に入力される。パティキュレートフィルタ69の例えば中心部にはパティキュレートフィルタの温度を検出するための温度センサ48が取り付けられ、温度センサ48の出力電圧は対応するAD変換器47を介して入力ポート45に入力される。排気管20aには排気管20a内の圧力、即ち機関背圧を検出するための圧力センサ49が取り付けられ、圧力センサ49の出力電圧は対応するAD変換器47を介して入力ポート45に入力される。また、アクセルペダル50にはアクセルペダル50の踏み込み量に比例した出力電圧を発生する負荷センサ51が接続され、負荷センサ51の出力電圧は対応するAD変換器47を介して入力ポート45に入力される。更に入力ポート45にはクランクシャフトが例えば30°回転する毎に出力パルスを発生するクランク角センサ52が接続される。
【0024】
一方、出力ポート46は対応する駆動回路48を介して燃料噴射弁6、スロットル弁駆動用ステップモータ16、EGR制御弁25、燃料ポンプ28、切替弁駆動用ステップモータ60、還元剤供給弁77、及び還元剤剤ポンプ78にそれぞれ接続される。
【0025】
切替弁61は通常、図3(B)において実線で示される位置と破線で示される位置とのうちいずれか一方に位置せしめられる。切替弁61が図3(B)において実線で示される位置に位置せしめられると、流入ポート62が切替弁61によって流出ポート63及び流入流出ポート66との連通が遮断されながら流入流出ポート65に連通され、流出ポート63が切替弁61によって流入流出ポート66に連通される。その結果、図3(B)において実線の矢印で示されるように内燃機関から排出された全ての排気ガスが流入ポート62及び流入流出ポート65を順次介して環状排気管67内に流入し、次いでパティキュレートフィルタ69を通過した後に流入流出ポート66及び流出ポート63を順次介して排気ガス排気出管64内に流出する。
【0026】
これに対し、切替弁61が図3(B)において破線で示される位置に位置せしめられると、流入ポート62が切替弁61によって流出ポート63及び流入流出ポート65との連通が遮断されながら流入流出ポート66に連通され、流出ポート63が切替弁61によって流入流出ポート65に連通される。その結果、図3(B)において破線の矢印で示されるように内燃機関から排出された全ての排気ガスが流入ポート62及び流入流出ポート66を順次介して環状排気管67内に流入し、次いでパティキュレートフィルタ69を通過した後に流入流出ポート65及び流出ポート63を順次介して排気ガス排出管64内に流出する。
【0027】
このように切替弁61の位置を切り替えることによって環状排気管67内における排気ガスの流れが反転する。言い換えると、排気ガスがNO触媒81内にその一端面を介し流入しNO触媒81からその他端面を介し流出するように排気ガスを案内するか、又はNO触媒81内にその他端面を介し流入しNO触媒81からその一端面を介し流出するように排気ガスを案内するかを切り替え可能になっている。以下では、図3(B)において実線で示される排気ガスの流れを順流と称し、破線で示される排気ガスの流れを逆流と称することにする。また、図3(B)において実線で示される切替弁61の位置を順流位置と称し、破線で示される切替弁61の位置を逆流位置と称する。
【0028】
流出ポート66を介し排気ガス排出管64内に流出した排気ガスは図3(A)及び(B)に示されるように、次いで触媒76を通過し、環状排気管67の外周面に沿いつつ進行した後に排気管23内に流出する。
【0029】
パティキュレートフィルタ69における排気ガスの流れを説明すると、順流時には排気ガスは一端面69aを介しパティキュレートフィルタ69内に流入し、他端面69bを介しパティキュレートフィルタ69から流出する。このとき、排気ガスは一端面69a内に開口している排気ガス通路70内に流入し、次いで周囲の隔壁74内を通って隣接する排気ガス通路71内に流出する。一方、逆流時には排気ガスは他端面69bを介しパティキュレートフィルタ69内に流入し、一端面69aを介しパティキュレートフィルタ69から流出する。このとき、排気ガスは他端面69b内に開口している排気ガス通路71内に流入し、次いで周囲の隔壁74内を通って隣接する排気ガス通路70内に流出する。
【0030】
パティキュレートフィルタ69の隔壁74上即ち例えば隔壁74の両側面及び細孔内壁面上には、図4に示されるようにNO触媒81がそれぞれ担持されている。このNO触媒81は例えばアルミナを担体とし、この担体上に例えばカリウムK、ナトリウムNa、リチウムLi、セシウムCsのようなアルカリ金属、バリウムBa、カルシウムCaのようなアルカリ土類、ランタンLa、イットリウムYのような希土類から選ばれた少なくとも一つと、白金Pt、パラジウムPd、ロジウムRh、イリジウムIrのような貴金属とが担持されている。
【0031】
NO触媒は流入する排気ガスの平均空燃比がリーンのときにはNOを蓄え、流入する排気ガスの空燃比が低下したときに排気ガス中に還元剤が含まれていると蓄えているNOを還元して蓄えているNOの量を減少させる蓄積還元作用を行う。
【0032】
NO触媒の蓄積還元作用の詳細なメカニズムについては完全には明らかにされていない。しかしながら、現在考えられているメカニズムを、担体上に白金Pt及びバリウムBaを担持させた場合を例にとって簡単に説明すると次のようになる。
【0033】
即ち、NO触媒に流入する排気ガスの空燃比が理論空燃比よりもかなりリーンになると流入する排気ガス中の酸素濃度が大巾に増大し、酸素OがO 又はO2−の形で白金Ptの表面に付着する。一方、流入する排気ガス中のNOは白金Ptの表面上でO 又はO2−と反応し、NOとなる(NO+O→NO+O、ここでOは活性酸素)。次いで生成されたNOの一部は白金Pt上でさらに酸化されつつNO触媒内に吸収されて酸化バリウムBaOと結合しながら、硝酸イオンNO の形でNO触媒内に拡散する。このようにしてNOがNO触媒内に蓄えられる。
【0034】
これに対し、NO触媒に流入する排気ガスの空燃比がリッチ又は理論空燃比になると、排気ガス中の酸素濃度が低下してNOの生成量が低下し、反応が逆方向(NO →NO+2O)に進み、斯くしてNO触媒内の硝酸イオンNO がNOの形でNO触媒から放出される。この放出されたNOは排気ガス中に還元剤即ちHC,COが含まれているとこれらHC,COと反応して還元せしめられる。このようにして白金Ptの表面上にNOが存在しなくなるとNO触媒から次から次へとNOが放出されて還元され、NO触媒内に蓄えられているNOの量が次第に減少する。
【0035】
なお、硝酸塩を形成することなくNOを蓄え、NOを放出することなくNOを還元することも可能である。また、活性酸素Oに着目すれば、NO触媒はNOの蓄積及び放出に伴って活性酸素Oを生成する活性酸素生成触媒と見ることもできる。
【0036】
一方、比較的小容量の触媒76はアルカリ金属、アルカリ土類、及び希土類を含むことなく貴金属例えば白金Ptを含む貴金属触媒から形成される。しかしながら、触媒76を上述したNO触媒から形成してもよい。
【0037】
ここで、触媒76の酸化能がNO触媒81の酸化能よりも低くされている。即ち、例えばHC,COの浄化率を50%にするのに必要な触媒76の温度がNO触媒81におけるよりも高くなっている。これを達成するには、触媒76における単位容積当たりの白金担持量をNO触媒81におけるよりも少なくしたり、触媒76のハニカム担体の排気ガス通路の数をNO触媒81におけるよりも少なくしたり、或いは触媒76の容量をNO触媒81におけるよりも小さくしたりすることができる。
【0038】
上述したように順流時であろうと逆流時であろうと排気ガスはパティキュレートフィルタ69を通過する。また、図1に示される内燃機関はリーン空燃比のもとでの燃焼が継続して行われており、従ってパティキュレートフィルタ69内に流入する排気ガスの空燃比はリーンに維持されている。その結果、排気ガス中のNOはパティキュレートフィルタ69上のNO触媒81内に蓄えられる。
【0039】
時間の経過と共にNO触媒81内の蓄積NO量は次第に増大する。そこで本発明による実施例では、例えばNO触媒81内の蓄積NO量が許容量を越えたときにはNO触媒81内に蓄えられているNOを還元しNO触媒81内の蓄積NO量を減少させるために還元剤供給弁77からNO触媒81に還元剤即ち還元剤を一時的に供給するようにしている。この場合、NO触媒81内に流入する排気ガスの空燃比が一時的にリッチに切り替えられる。
【0040】
一方、排気ガス中に含まれる主に炭素の固体からなる微粒子はパティキュレートフィルタ69上に捕集される。即ち、概略的に説明すると、順流時には排気ガス通路70側の隔壁74の側面上及び細孔内に微粒子が捕集され、逆流時には排気ガス通路71側の隔壁74の側面上及び細孔内に微粒子が捕集される。図1に示される内燃機関はリーン空燃比のもとでの燃焼が継続して行われており、また、NO触媒81は酸化能を有しているので、パティキュレートフィルタ69の温度が微粒子を酸化しうる温度、例えば250℃以上に維持されていれば、パティキュレートフィルタ69上で微粒子が酸化せしめられ除去される。
【0041】
この場合、上述したNO触媒81のNOの蓄積還元メカニズムによれば、NO触媒81内にNOが蓄えられるときにもNOが放出されるときにも活性酸素が生成される。この活性酸素は酸素Oよりも活性が高く、従ってパティキュレートフィルタ69上に堆積している微粒子を速やかに酸化する。即ち、パティキュレートフィルタ69上にNO触媒81を担持させると、パティキュレートフィルタ69内に流入する排気ガスの空燃比がリーンであろうとリッチであろうとパティキュレートフィルタ69上に堆積している微粒子が酸化される。このようにして微粒子が連続的に酸化される。
【0042】
ところが、パティキュレートフィルタ69の温度が微粒子を酸化しうる温度に維持されなくなるか又は単位時間当たりにパティキュレートフィルタ69内に流入する微粒子の量がかなり多くなると、パティキュレートフィルタ69上に堆積する微粒子の量が次第に増大し、パティキュレートフィルタ69の圧損が増大する。
【0043】
そこで本発明による実施例では、例えばパティキュレートフィルタ69上の堆積微粒子量が許容最大量を越えたときには切替弁61を順流位置から逆流位置に又はその逆に切り替えると共に、パティキュレートフィルタ69に流入する排気ガスの空燃比をリーンに維持しつつパティキュレートフィルタ69の温度を600℃以上まで上昇し次いで600℃以上に維持する昇温制御が行われる。この昇温制御が行われるとパティキュレートフィルタ69上に堆積した微粒子が着火燃焼せしめられ除去される。この場合、排気ガスの流れが反転されているので、微粒子が燃焼することにより形成される灰がパティキュレートフィルタ69から容易に除去される。なお、図1に示される内燃機関では、切替弁61が順流位置又は逆流位置に保持されているときに圧力センサ49により検出される機関背圧が許容値を越えたときにパティキュレートフィルタ69上の堆積微粒子量が許容最大量を越えたと判断される。
【0044】
ここで、パティキュレートフィルタ69は環状排気管67のほぼ中央部に配置されており、即ち切替弁61の流入ポート62からパティキュレートフィルタ69までの距離と、パティキュレートフィルタ69から流出ポート63までの距離とが切替弁61が順流位置にあるときと逆流位置にあるときとでほとんど変わらない。このことはパティキュレートフィルタ69の状態例えば温度が切替弁61が順流位置にあるときと逆流位置にあるときとでほとんど変わらないことを意味しており、従って切替弁61の位置に応じた特別な制御を必要としない。
【0045】
ところで、排気ガス中にはイオウ分がSOの形で含まれており、NO触媒81内にはNOばかりでなくSOも蓄えられる。このSOのNO触媒81内への蓄積メカニズムはNOの蓄積メカニズムと同じであると考えられる。即ち、担体上に白金Pt及びバリウムBaを担持させた場合を例にとって簡単に説明すると、NO触媒81に流入する排気ガスの空燃比がリーンのときには上述したように酸素OがO 又はO2−の形で白金Ptの表面に付着しており、流入する排気ガス中のSOは白金Ptの表面上でO 又はO2−と反応し、SOとなる。次いで生成されたSOは白金Pt上でさらに酸化されつつNO触媒81内に吸収されて酸化バリウムBaOと結合しながら、硫酸イオンSO の形でNO触媒81内に拡散する。この硫酸イオンSO は次いでバリウムイオンBaと結合して硫酸塩BaSOを生成する。
【0046】
この硫酸塩BaSOは分解しにくく、NO触媒81内に流入する排気ガスの空燃比をただ単にリッチにしてもNO触媒81内の硫酸塩BaSOの量は減少しない。このため、時間が経過するにつれてNO触媒81内の硫酸塩BaSOの量が増大し、その結果NO触媒81が蓄えうるNOの量が減少することになる。
【0047】
そこで本発明による実施例では、例えばNO触媒81内の蓄積SO量が許容量を越えたときにはNO触媒81内のSOを還元し蓄積SO量を減少させる還元処理を行うようにしている。次にこの還元処理を図5及び図6を参照して説明する。
【0048】
図5は還元処理を実行するためのルーチンを示している。このルーチンは予め定められた設定時間毎の割り込みによって実行される。
【0049】
図5を参照すると、まずステップ100では還元処理を行うべきか否か、例えば例えばNO触媒81内の蓄積SO量が許容量を越えたか否かが判別される。還元処理を行うべきでないときにはステップ105にジャンプし、通常処理が継続される。還元処理を行うべきときには次いでステップ101に進み、NO触媒81内に流入する排気ガスの空燃比をリーンに維持しつつNO触媒81の温度を550℃まで上昇させ次いで550℃に維持する昇温制御が行われる。続くステップ102では切替弁61が図6に示される弱順流位置に切り替えられ保持される。続くステップ103では、NO触媒81内に流入する排気ガスの空燃比が理論空燃比又はリッチになるように還元剤供給弁77からNO触媒81に還元剤が供給される。
【0050】
このようにNO触媒81の温度を550℃以上に維持しつつNO触媒81に流入する排気ガスの空燃比を理論空燃比又はリッチにすると、NO触媒81内の硫酸塩BaSOが分解してSOの形でNO触媒81から放出される。この放出されたSOは排気ガス中に還元剤即ちHC,COが含まれているとこれらHC,COと反応してSO,HSに還元せしめられる。このようにしてNO触媒81内に蓄えられているSOの量が次第に減少し、このときNO触媒81からSOがSOの形で流出することがない。
【0051】
ここで、切替弁61が弱順流位置に保持されると、図6に矢印で示されるように内燃機関から排出された排気ガスの大部分が流入ポート62から流出ポート63を介し直接的に排気ガス排出管64内に流出し即ちNO触媒81を迂回し、残りのわずかな一定量の排気ガスが流入流出ポート65を介し環状排気管67内に流入し、次いでNO触媒81内を順流方向に流通する。即ち、切替弁61を弱順流位置に保持すると、切替弁61が順流位置又は逆流位置に保持された場合に比べてNO触媒81内に流入する排気ガスの量が低減され、NO触媒81における排気ガスの空間速度が低下する。
【0052】
その結果、NO触媒81内に流入する排気ガスの空燃比を理論空燃比又はリッチにするのに必要な還元剤の量を低減することができる。また、NO触媒81に供給された還元剤のNO触媒81内における滞留時間が長くなり、従って還元剤がSO還元のために有効に利用されうる。
【0053】
続くステップ104では還元剤が供給されてから一定時間が経過したか否かが判別される。一定時間が経過したときには次いでステップ105に進み、通常制御が再開される。
【0054】
このように切替弁61が弱順流位置に保持されると、触媒76内には、流入流出ポート61から直接的に排気ガス排出管64内に流入した排気ガスと、NO触媒81から排出された排気ガスとが流入し、このとき触媒76内に流入する排気ガスの平均空燃比はリーンになっている。この場合、触媒76内にNO触媒81から排出されたSO,HSが流入する。
【0055】
しかしながら本発明による実施例では、触媒76の酸化能が低く設定されており、その結果SO,HSが触媒76内でサルフェートSOに酸化されにくくなっている。このようにして大気中に排出されるサルフェートの量が低減されている。
【0056】
図7は本発明による別の実施例を示している。
【0057】
この実施例では、排気管20aの出口にケーシング168が接続され、このケーシング168内にNO触媒81を担持したパティキュレートフィルタ69が収容されている。ケーシング168の出口は排気管123を介しケーシング175に接続され、このケーシング175内に触媒76が収容されている。
【0058】
排気管20aからバイパス管185が分岐されており、このバイパス管185の流出端は排気管123内に開口している。また、バイパス管185の流入端が開口している排気管20aの部分には切替弁161が配置されている。この切替弁161は図7に実線で示されるように、バイパス管185を遮断して内燃機関から排出されたほぼ全ての排気ガスをNO触媒81内に導く通常位置と、図7に破線で示されるように内燃機関から排出された排気ガスのわずかな一部をNO触媒81内に導きながら残りの排気ガスをバイパス管185内に導くバイパス位置との間を切替可能になっている。
【0059】
更に、切替弁161とNO触媒81との間の排気管20a内には還元剤供給弁77が配置されている。
【0060】
切替弁161は通常、通常位置に保持されている。NO触媒81内のSOを還元し蓄積SO量を減少させるべきときには切替弁161がバイパス位置に一時的に切り替えられ、NO触媒81内に流入する排気ガスの空燃比が理論空燃比又はリッチになるように還元剤供給弁77から還元剤が供給される。
【0061】
このときNO触媒81から排出されたSO,HSは次いで触媒76内に流入する。一方、触媒76内にはバイパス管185内を流通した排気ガスも流入し、従って触媒76内に流入する排気ガスの平均空燃比はリーンになっている。しかしながら、触媒76の酸化能が低く設定されており、この場合にもサルフェートSOが生成されにくくなっている。
【0062】
【発明の効果】
NO触媒内に蓄えられているイオウ分を還元し蓄えられているイオウ分の量を減少させるために必要な還元剤の量を少なく維持しつつ、大気中に排出されるサルフェートの量を低減するすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内燃機関の全体図である。
【図2】触媒コンバータの構造を示す図である。
【図3】切替弁が順流位置又は逆流位置にあるときの排気ガスの流れを説明するための図である。
【図4】パティキュレートフィルタの隔壁の部分拡大断面図である。
【図5】還元処理を実行するためのフローチャートである。
【図6】切替弁が弱順流位置にあるときの排気ガスの流れを説明するための図である。
【図7】本発明による別の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1…機関本体
20a…排気管
22…触媒コンバータ
61…切替弁
64…排気ガス排出管
67…環状排気管
76…触媒
77…還元剤供給弁
81…NO触媒

Claims (4)

  1. リーン空燃比のもとで継続して燃焼が行われる内燃機関の排気通路内に、流入する排気ガスの空燃比がリーンのときに流入する排気ガス中のNOを蓄え、流入する排気ガスの空燃比が低下したときに排気ガス中に還元剤が含まれていると蓄えているNOを還元して蓄えているNOの量が減少するNO触媒を配置し、NO触媒を迂回してNO触媒上流の排気通路とNO触媒下流の排気通路とを互いに接続するバイパス通路を設け、内燃機関から排出されたほぼ全ての排気ガスをNO触媒内に導く位置と、内燃機関から排出された排気ガスの一部をNO触媒内に導きながら残りの排気ガスをバイパス通路内に導くバイパス位置との間を切替可能な切替弁を具備し、バイパス通路の流入端が開口している排気通路部分とNO触媒間の排気通路内に、NO触媒に還元剤を供給するための還元剤供給弁を配置し、NO触媒内に蓄えられているイオウ分を還元し蓄えられているイオウ分の量を減少させるべきときには、切替弁をバイパス位置に一時的に保持しつつ、NO触媒内に流入する排気ガスの空燃比が理論空燃比又はリッチになるように還元剤供給弁から還元剤を一時的に供給する内燃機関の排気浄化装置において、バイパス通路の流出端が開口する部分よりも下流の排気通路内に酸化能を有する触媒を配置し、切替弁をバイパス位置に保持しつつ還元剤供給弁から還元剤が供給されているときにも該酸化能を有する触媒内に流入する排気ガスの平均空燃比がリーンに維持されており、該酸化能を有する触媒の酸化能をNO触媒の酸化能よりも低く定めた内燃機関の排気浄化装置。
  2. 排気ガスがNO触媒内にその一端面を介し流入しNO触媒からその他端面を介し流出するように排気ガスを案内するか、又はNO触媒内にその他端面を介し流入しNO触媒からその一端面を介し流出するように排気ガスを案内するかを切り替えるための切り替え手段を具備した請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。
  3. リーン空燃比のもとで継続して燃焼が行われる内燃機関の排気通路から分岐して環状に延びた後に排気通路に戻る環状通路内に、流入する排気ガスの空燃比がリーンのときに流入する排気ガス中のNOを蓄え、流入する排気ガスの空燃比が低下したときに排気ガス中に還元剤が含まれていると蓄えているNOを還元して蓄えているNOの量が減少するNO触媒を配置し、排気ガスを環状通路の一端に導くと共にこのとき環状通路内を流通した排気ガスが環状通路の他端から環状通路の一端よりも下流の排気通路内に流出する順流位置と、排気ガスを環状通路の他端に導くと共にこのとき環状通路内を流通した排気ガスが環状通路の一端から環状通路の他端よりも下流の排気通路内に流出する逆流位置と、排気ガスの一部を環状通路の一端に導くと共にこのとき環状通路内を流通した排気ガスが環状通路の他端から環状通路の一端よりも下流の排気通路内に流出し、かつ残りの排気ガスが環状通路を迂回して排気通路内を流通する弱順流位置との間を切替可能な切替弁を具備し、前記一端とNO触媒間の環状通路内に、NO触媒に還元剤を供給するための還元剤供給弁を配置し、NO触媒内に蓄えられているイオウ分を還元し蓄えられているイオウ分の量を減少させるべきときには、切替弁を弱順流位置に一時的に保持しつつ、NO触媒内に流入する排気ガスの空燃比が理論空燃比又はリッチになるように還元剤供給弁から還元剤を一時的に供給する内燃機関の排気浄化装置において、環状通路の一端及び他端が開口している部分よりも下流の排気通路内に酸化能を有する触媒を配置し、切替弁を弱順流位置に保持しつつ還元剤供給弁から還元剤が供給されているときにも該酸化能を有する触媒内に流入する排気ガスの平均空燃比がリーンに維持されており、該酸化能を有する触媒の酸化能をNO触媒の酸化能よりも低く定めた内燃機関の排気浄化装置。
  4. 前記NO触媒が、流入する排気ガス中の微粒子を捕集するためのパティキュレートフィルタ上に担持されている請求項1又はに記載の内燃機関の排気浄化装置。
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