JPH05231103A - 復水タービンの軸封圧力制御装置 - Google Patents

復水タービンの軸封圧力制御装置

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JPH05231103A
JPH05231103A JP3545192A JP3545192A JPH05231103A JP H05231103 A JPH05231103 A JP H05231103A JP 3545192 A JP3545192 A JP 3545192A JP 3545192 A JP3545192 A JP 3545192A JP H05231103 A JPH05231103 A JP H05231103A
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JP
Japan
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steam
pressure
shaft
shaft sealing
chamber
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JP3545192A
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Michio Abe
道雄 安部
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D11/00Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
    • F01D11/02Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages by non-contact sealings, e.g. of labyrinth type
    • F01D11/04Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages by non-contact sealings, e.g. of labyrinth type using sealing fluid, e.g. steam
    • F01D11/06Control thereof

Abstract

(57)【要約】 【目的】復水タービンのロータの軸端がケーシングを貫
通する貫通部に設けられる軸封室の軸封圧力を負荷の上
昇, 下降時において圧力変動なく圧力制御できる復水タ
ービンの軸封圧力制御装置を提供する。 【構成】高圧グランド室15を大気圧付近より低い蒸気
圧力の翼列3と4の間にバランス管45により連通して
蒸気入口側軸封室17の洩れ蒸気量をタービンの全負荷
にわたって蒸気出口側軸封室18に供給する蒸気量より
上回らないようにすることにより、外部からの蒸気を給
気弁21のみの制御により軸封管20に供給し、連通す
る蒸気入口側, 出口側軸封室17, 18の蒸気圧力、す
なわち軸封圧力を所定圧力に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、復水タービンのロータ
の両軸端がケーシングを貫通する貫通部に設けられ、外
部から空気がタービン内に洩れ込んだり、タービン外に
蒸気が漏出するのを防ぐ軸封室の蒸気圧力を制御する復
水タービンの軸封圧力制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】復水器を備え、タービンの翼段落列の最
終段から排出される排気を復水器に導いて冷却凝縮して
高真空に保持する復水タービンにおいては、起動, 運転
時ケーシング端部が大気圧以下の場合、外部から空気が
タービン内に洩れ込むのを防ぎ、一方ケーシング端部が
大気圧以上の場合、タービン外に蒸気が漏出するのを防
ぐため、ロータの両軸端がケーシングを貫通する貫通部
に軸封室を設け、軸封室の蒸気圧力を大気圧より若干高
い圧力に制御して軸封を行っている。この種の軸封圧力
制御装置として図3に示す系統のものが知られている。
【0003】図3において、ロータ1は図示しない静翼
と翼段落を形成する動翼の翼列2,3, 4と翼列2に並
ぶバランスピストン5とを備えている。そしてロータ1
の両軸端がケーシングを貫通する貫通部の蒸気入口側に
はピストンリング5に並んでラビリンスからなる第1パ
ッキングランド7, 第2パッキングランド8, パッキン
グランド9, 一方蒸気排気側にはラビリンスからなる第
3パッキングランド10, 第4パッキングランド11,
パッキングランド12が設けられている。なお13はバ
ランスピストン5がケーシングを貫通する貫通部に設け
られるラビリンスパッキンである。
【0004】ロータ1のバランスピストン5と第1パッ
キングランド7との間は高圧グランド室15を形成し、
高圧グランド室15は翼列2と3との間の大気圧より高
い蒸気室にバランス管16により接続されて連通してい
る。第1パッキングランド7と第2パッキングランド8
との間は蒸気入口側軸封室17を、また第3パッキング
ランド10と第4パッキングランド11との間は蒸気出
口側軸封室18を形成している。そして蒸気入口側, 出
口側軸封室17と18は軸封管20により接続されて連
通し、軸封管20には軸封管20に外部から供給する蒸
気量を制御する給気弁21を備えた給気管22が、また
軸封管20から外部に排出する蒸気量を制御する排気弁
23を備えた排気管24が接続されている。
【0005】圧力検出器25は軸封管20に設けられ、
蒸気入口側, 出口側軸封室17, 18の蒸気圧力を検出
する。圧力調節器26は圧力検出器25で検出した蒸気
圧力と蒸気入口側, 出口側軸封室17, 18の蒸気圧力
の所定圧力の目標値との偏差から給気弁21及び排気弁
23を制御する。
【0006】ここで蒸気入口側, 出口側軸封室17, 1
8の所定圧力は大気圧より若干高い圧力としている。第
2パッキングランド8とパッキングランド9との間は蒸
気入口側衞帯蒸気室28を、一方、第4パッキングラン
ド11とパッキングランド12との間は蒸気出口側衞帯
蒸気室29を形成している。そして蒸気入口側, 出口側
衞帯蒸気室28と29はグランド蒸気復水器30にグラ
ンド管31により接続されている。蒸気入口側, 出口側
衞帯蒸気室28, 29の蒸気はグランド管31を経てグ
ランド蒸気復水器30に導かれて冷却凝縮され、蒸気入
口側, 出口側衞帯蒸気室28,29は大気圧より若干低
い圧力に保持され、タービン内の蒸気がロータの軸端の
貫通部から外部に排出しないようにしている。
【0007】このような構成により、復水タービンに供
給された蒸気はバランスピストン5と翼列2との間に流
入し、翼列2, 3, 4で形成される翼段落列を流れて膨
脹仕事をし、ロータ1を回転させて動力を発生する。こ
の際翼列4の最終翼段落から排出された排気は図示しな
い復水器に導かれて冷却凝縮して復水になり、高真空に
保持される。
【0008】ここで、高圧グランド室15の蒸気圧力
は、バランス管16により翼列2と3の間の蒸気室の大
気圧より高い蒸気圧力とバランスしている。蒸気入口
側, 出口側軸封室17, 18は後述する給気弁21, 排
気弁23による軸封管20内の蒸気の圧力制御により大
気圧より若干高い所定圧力に制御されている。ここで、
タービンの高負荷時には高圧グランド室13内の蒸気が
実線の矢印の方向に第1パッキングランド7を経て蒸気
入口側軸封室17に流入し、ここからさらに軸封管20
及び第2パッキングランド8を経て蒸気入口側衞帯蒸気
室28に流入する。一方、タービンの起動や低負荷時に
は高圧グランド室15が軸封管20の蒸気圧力より小さ
くなるので、軸封管20内の蒸気が破線の矢印の方向に
蒸気入口側軸付室17に流入し、ここからさらに第1パ
ッキングランド7を経て高圧グランド室15及び第2パ
ッキングランド8を経て蒸気入口側衞帯蒸気室28に流
入する。
【0009】また蒸気出口側軸封室にはタービンの起動
から全負荷にわたって軸封管20の蒸気が実線の矢印の
方向に蒸気出口側軸封室18に流入し、さらに第3パッ
キングランド10を経て高真空のケーシング排気及び第
4パッキングランド11を経て蒸気出口側衞帯蒸気室2
9に流入する。蒸気入口側, 出口側衞帯蒸気室28, 2
9に流入した蒸気はグランド管31を経てグランド蒸気
復水器30に導かれ、蒸気入口側, 出口側衞帯蒸気室2
8, 29の蒸気圧力は大気圧より若干低い圧力に保持さ
れる。
【0010】次に、蒸気入口側, 出口側軸封室17, 1
8の蒸気圧力の圧力制御について説明する。タービンの
負荷が高負荷のときは蒸気入口側軸封室17の洩れ蒸気
量は多いので、この蒸気を蒸気出口側軸封室18に導く
とともに余剰の蒸気は排気弁23を介して排気管24を
経て外部に排出する。この際、蒸気入口側, 出口側軸封
室17, 18の蒸気圧力は、圧力検出器25により検出
した圧力と軸封室の蒸気圧力の所定圧力の目標値との偏
差から圧力調節器26により排気弁23を制御して外部
への排出蒸気量を制御することにより、所定圧力になる
ようにしている。
【0011】一方タービンの起動及び低負荷の場合には
蒸気入口側軸封室17の洩れ蒸気量は少ないので、外部
から蒸気を給気弁21を介して入口管22を経て軸封管
20に供給する。この際蒸気入口側, 出口側軸封室1
7, 18の蒸気圧力は、圧力検出器25により検出した
蒸気圧力と軸封室の蒸気圧力の所定圧力との偏差から圧
力調節器26により給気弁21を制御して軸封管20へ
の供給蒸気量を制御することにより、所定圧力になるよ
うにしている。
【0012】図4は上記の軸封室の蒸気圧力を圧力制御
したときのタービン負荷と軸封室の洩れ蒸気量及び給排
する蒸気量との関係を示す図である。図4において40
は蒸気入口側軸封室17の洩れ蒸気量を示し、タービン
負荷が負荷Aより大きい負荷では軸封室からの+で示す
流出する洩れ蒸気量であり、負荷Aより小さい負荷では
軸封管20の蒸気が−で示す流入する洩れ蒸気量であ
る。
【0013】一方、41は蒸気出口側軸封室18に供給
する洩れ蒸気量を示し、軸封管20から蒸気が一定蒸気
量Gで供給される。ここで、タービン負荷が負荷Bより
大きい高負荷時には軸封管20を経て蒸気入口側軸封室
17から流出する洩れ蒸気量が蒸気出口側軸封室18に
供給する蒸気量より多いので、排気弁23を制御して洩
れ蒸気量40より一定蒸気量Gだけ少ない蒸気量42を
排気弁23から排気して蒸気出口側軸封室18に一定蒸
気量Gが流入するようにする。
【0014】また、タービン負荷が負荷Bより小さい低
負荷時には蒸気入口側軸封室17に蒸気が流入し、ある
いは流出する蒸気量が少ないので、給気弁21を制御し
て蒸気量43を軸封管20に供給することにより、蒸気
入口側軸封室17に負荷に対応する洩れ蒸気量40が流
入 (負荷0からAまで)又は流出 (負荷AからBまで)
するとともに蒸気出口側軸封室18に一定蒸気量Gが供
給されるようにする。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】蒸気入口側, 出口側軸
封室の蒸気圧力を制御する際、起動及び低負荷時には蒸
気入口側軸封室の洩れ蒸気量が少ないので、給気弁を制
御して蒸気を供給し、一方、高負荷時には蒸気入口側軸
封室の洩れ蒸気量が多いので、余剰の蒸気を排気弁を制
御して外部に排出して蒸気入口側, 出口側軸封室の蒸気
圧力が所定圧力になるように制御しているが、負荷上
昇, 下降時において給気弁, 排気弁の切替えがあるの
で、軸封圧力の圧力制御がうまくいかず、切替え点で圧
力変動が生じやすいという欠点がある。
【0016】本発明の目的は、負荷上昇, 下降時におい
て給気弁, 排気弁の切替えをなくして軸封室の圧力制御
が円滑に行うことのできる復水タービンの軸封圧力制御
装置を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によれば、復水タービンのロータの両軸端が
ケーシングを貫通する貫通部の蒸気入口側に並んで設け
られた第1のパッキングランドと第2のパッキングラン
ドとの間に形成される入口側軸封室と、蒸気排気側に並
んで設けられた第3のパッキングランドと第4のパッキ
ングランドとの間に形成される出口側軸封室とを軸封管
で連通させ、これらの軸封室の蒸気圧力を制御する復水
タービンの軸封圧力制御装置において、第1のパッキン
グランドの反入口側軸封室側に位置する高圧グランド室
と入口側軸封室の洩れ蒸気量が出口側軸封室に供給する
蒸気量より少なくなる大気圧付近以下の圧力の翼段落部
とを接続するバランス管と、前記軸封管に外部から蒸気
を供給して入口側, 出口側軸封室の蒸気圧力を所定圧力
に制御する圧力制御手段とを備えるものとする。
【0018】なお、前記圧力制御手段は、連通する入口
側, 出口側軸封室の蒸気圧力を検出する圧力検出器と、
入口側, 出口側軸封室を連通する軸封管に外部から供給
する蒸気量を制御する給気弁と、圧力検出器で検出した
蒸気圧力と入口側, 出口側軸封室の蒸気圧力の所定圧力
の目標値との偏差から給気弁を制御する制御手段とを備
えるものとする。
【0019】
【作用】復水タービンのロータの両軸端がケーシングを
貫通する貫通部の蒸気入口側に並んで設けられる第1の
パッキングランドと第2のパッキングランドとの間に入
口側軸封室が、また、蒸気出口側に並んで設けられる第
3のパッキングラントと第4のパッキングランドとの間
に前記入口側軸封室と軸封管で連通する出口側軸封室が
形成されるが、第1のパッキングランドの反入口側軸封
室側に位置する高圧グランド室をバランス管により、入
口側軸封室の洩れ蒸気量がタービンの全負荷にわたって
出口側軸封室に供給する蒸気量を上回るようにさせない
大気圧付近より低い圧力の翼段落部に連通させる。この
場合、出口側軸封室に供給する入口側軸封室からの洩れ
蒸気量は不足するので、外部から蒸気を軸封管にタービ
ンの全負荷にわたって供給することにより、連通する入
口側, 出口側軸封室の蒸気圧力, すなわち軸封圧力を圧
力制御手段により制御することができる。
【0020】なお、前記圧力制御手段による連通する入
口側, 出口側軸封室の蒸気圧力制御は、圧力検出器で検
出した軸封室の蒸気圧力と軸封室の蒸気圧力の所定圧力
の目標値との偏差から制御手段により給気弁を制御して
外部から入口側, 出口側軸封室を連通する軸封管に供給
する蒸気量を制御することにより行われる。
【0021】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例について
説明する。図1は本発明の実施例による軸封圧力制御装
置を備えた復水タービンの系統図である。なお、図1に
おいて図3の従来例と同一部品には同じ符号を付し、そ
の説明を省略する。図1において従来例と異なるのは高
圧グランド室15を大気圧付近より低い蒸気圧力の翼列
3と4との間の蒸気室に連通させるバランス管45を設
け、軸封管20には給気弁21を備えた入口管22のみ
を接続し、圧力検出器25で検出した蒸気圧力と連通す
る蒸気入口側, 出口側軸封室17, 18の蒸気圧力の所
定圧力の目標値との偏差から給気弁21を制御する圧力
調節器46を設けたことである。なお、翼列3と4の間
の蒸気室の蒸気圧力は蒸気入口側軸封室17の洩れ蒸気
量が蒸気出口側軸封室18に供給する蒸気量より少なく
なる圧力である。
【0022】このような構成により高圧グランド室15
は大気圧付近より低い圧力の翼列3と4との間の蒸気室
に連通しているので、高圧グランド室15の蒸気圧力も
前述の蒸気室の大気圧付近より低い圧力になり、このた
め蒸気入口側軸封室17の洩れ蒸気量はタービンの全負
荷にわたって蒸気出口側軸封室18に供給する蒸気量を
上回ることがない。
【0023】したがって外部から蒸気を入口管22を経
てその蒸気量を給気弁21により制御して軸封管20に
供給することにより、連通する蒸気入口側, 出口側軸封
室17, 18の蒸気圧力をタービンの全負荷にわたって
所定圧力に制御する。ここで軸封室の蒸気圧力制御は次
記のようにして行われる。圧力検出器25で検出した蒸
気圧力と連通する蒸気入口側, 出口側軸封室17, 18
の蒸気圧力の大気圧より若干高い所定圧力の目標値との
偏差から圧力調節器46により給気弁21を制御して外
部から供給する蒸気量を制御して連通する蒸気入口側,
出口側軸封室17, 18の蒸気圧力、すなわち軸封圧力
を所定圧力に制御する。
【0024】図2は上記による軸封室の蒸気圧力を制御
したときのタービン負荷と洩れ蒸気量及び供給蒸気量と
の関係を示す。図2において、47は蒸気入口側軸封室
17の洩れ蒸気量を示し、タービン負荷が負荷Cより小
さい負荷では軸封管20の蒸気が−で示す軸封室に流入
する洩れ蒸気量であり、負荷Cより大きい負荷では+で
示す軸封室から流出する洩れ蒸気量である。
【0025】一方、41は蒸気出口側軸封室18に供給
する洩れ蒸気量を示し、前述と同様に一定蒸気量Gであ
る。ここで、蒸気入口側軸封室17には洩れ蒸気量47
で示すように軸封管20から蒸気ガ流入し、あるいは蒸
気入口側軸封室17から流出する洩れ蒸気量が少ないの
で、蒸気出口側軸封室18に一定蒸気量Gの蒸気量41
を蒸気入口側軸封室17から供給することができない。
【0026】このため、給気弁21を制御して蒸気量4
8を軸封管20に供給することにより、蒸気入口側軸封
室17に負荷に対応する洩れ蒸気量47が流入 (負荷0
からCまで)、流出 (負荷Cから全負荷まで) するとと
もに蒸気出口側軸封室18に一定蒸気量Gの蒸気が流入
する。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば以上述べた構成により、給気弁のみの制御によ
り軸封管に供給する蒸気量を制御して連通する蒸気入口
側, 出口側軸封室の蒸気圧力、すなわち軸封圧力を制御
できるので、負荷の上昇, 下降時の圧力制御において圧
力変動がなく良好な圧力制御が得られる。また、排気弁
が不要となるので、設備費を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による軸封圧力制御装置を備え
た復水タービンの系統図
【図2】図1の復水タービンの軸封圧力制御装置におい
て、負荷と軸封室の洩れ蒸気量及び軸封管に供給する蒸
気量との関係を示す図
【図3】従来の軸封圧力制御装置を備えた復水タービン
の系統図
【図4】図3の復水タービンの軸封圧力制御装置におい
て、負荷と軸封室の洩れ蒸気量及び軸封管に給排する蒸
気量との関係を示す図
【符号の説明】 1 ロータ 2 翼列 3 翼列 4 翼列 7 第1パッキングランド 8 第2パッキングランド 10 第3パッキングランド 11 第4パッキングランド 15 高圧グランド室 17 蒸気入口側軸封室 18 蒸気出口側軸封室 20 軸封管 21 給気弁 25 圧力検出器 45 バランス管 46 圧力調節器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】復水タービンのロータの両軸端がケーシン
    グを貫通する貫通部の蒸気入口側に並んで設けられた第
    1のパッキングランドと第2のパッキングランドとの間
    に形成される入口側軸封室と、蒸気排気側に並んで設け
    られた第3のパッキングランドと第4のパッキングラン
    ドとの間に形成される出口側軸封室とを軸封管で連通さ
    せ、これらの軸封室の蒸気圧力を制御する復水タービン
    の軸封圧力制御装置において、第1のパッキングランド
    の反入口側軸封室側に位置する高圧グランド室と入口側
    軸封室の洩れ蒸気量が出口側軸封室に供給する蒸気量よ
    り少なくなる大気圧付近以下の圧力の翼段落部とを接続
    するバランス管と、前記軸封管に外部から蒸気を供給し
    て入口側, 出口側軸封室の蒸気圧力を所定圧力に制御す
    る圧力制御手段とを備えたことを特徴とする復水タービ
    ンの軸封圧力制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の復水タービンの軸封圧力制
    御装置において、圧力制御手段は、連通する入口側, 出
    口側軸封室の蒸気圧力を検出する圧力検出器と、入口
    側, 出口側軸封室を連通する軸封管に外部から供給する
    蒸気量を制御する給気弁と、圧力検出器で検出した蒸気
    圧力と入口側, 出口側軸封室の蒸気圧力の所定圧力の目
    標値との偏差から給気弁を制御する制御手段とを備えた
    ことを特徴とする復水タービンの軸封圧力制御装置。
JP3545192A 1992-02-24 1992-02-24 復水タービンの軸封圧力制御装置 Pending JPH05231103A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5577885A (en) * 1994-06-28 1996-11-26 Abb Patent Gmbh Condensing turbine having at least two seals for sealing off the turbine casing
CN102052103A (zh) * 2010-10-14 2011-05-11 山东电力高等专科学校 轴封供汽母管压力自动调节器

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