JPH05230U - パンチプレスのテーブル装置 - Google Patents

パンチプレスのテーブル装置

Info

Publication number
JPH05230U
JPH05230U JP4302291U JP4302291U JPH05230U JP H05230 U JPH05230 U JP H05230U JP 4302291 U JP4302291 U JP 4302291U JP 4302291 U JP4302291 U JP 4302291U JP H05230 U JPH05230 U JP H05230U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
punch press
block
die
punch
work
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4302291U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2558915Y2 (ja
Inventor
宜孝 有馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP1991043022U priority Critical patent/JP2558915Y2/ja
Publication of JPH05230U publication Critical patent/JPH05230U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2558915Y2 publication Critical patent/JP2558915Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Punching Or Piercing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パンチプレスにおいて、ワークを移動する際
に発生する騒音を防止し、バーリングのあるワーク,ラ
ンス状成形加工品,ルーバ状成形加工品等の移動を容易
にするパンチプレスのテーブル装置を提供する。 【構成】 パンチプレス1のテーブル3,5,7上面に
均等に分布され、その先端がパンチプレス1のダイ13
上面より僅かに突出する円錐状ブロック25を設けたこ
とを第1の要件とし、この円錐状ブロック25をパンチ
プレス1のX軸方向に沿う連続体で形成し、この連続体
円錐ブロック25を前記パンチプレス1のX軸方向に沿
って立設させたことを第2の要件とし、前記並設された
連続体円錐ブロックに対して直角方向に、所定間隔をお
いて連続体円錐ブロック25を基盤目状に組合せ形成さ
せたことを第3の要件とし、この連続体円錐ブロック2
5の長手方向に対して直角方向にスリットを設けたこと
を第4の要件として構成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パンチプレスのテーブル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のパンチプレスにおけるテーブル装置の上面は、複数箇所に回転自在なフ リーベアが備えられており、このフリーベア上に載置された板材(ワーク)を、 Y軸方向に移動するキャレッベースが設けられ、且つキャレッジベース上をX軸 方向に移動するキャレッジに備えられたクランプによって挟持し、パンチプレス の加工位置に位置決めし加工していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のパンチレスのテーブル装置では、フリーベア上 を摺動するワークとの摺動音や、フリーベアの転動音がテーブルに響いて大きな 騒音を発生させたり、ワークに傷を付けるということがあった。また、パンチン グ加工時に発生する下向きのバーリング等により、フリーベアに引掛りが生じた り、ランスやルーバー状の成形加工品等を移送するのが困難であるという問題点 があった。
【0004】 本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、ワー ク移動時の騒音の発生を防止するとともに、下向きのバーリング,ランス状成形 加工品,ルーバー状成形加工品等に傷を付けることなく移送できるパンチプレス のテーブル装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案は、パンチとダイとの協動によりワークにパ ンチング加工を行なうパンチプレスのテーブル上面に複数の弾性状ブロックを均 等に設け、この各弾性状ブロックの先端が前記ダイより突出して設けられている ことを特徴とするパチプレスのテーブル装置である。。
【0006】 また、本考案は、パンチとダイとの協動によりワークにパンチング加工を行な うパンチプレスのテーブル上面にX軸方向へ複数の弾性体からなるブロック列を 設けると共に、Y軸方向へ適宜な間隔で前記ブロック列を複数列設け、前記ブロ ックの弾性体先端が前記ダイより突出して設けられていることを特徴とするパン チプレスのテーブル装置である。
【0007】 前記テーブル装置において、前記テーブルのうちのセンタデーフル上面にY軸 方向へ複数の弾性体からなるブロック列を設けると共に、X軸方向へ適宜な間隔 で前記ブロック列を複数列設け、前記ブロックの弾性体先端が前記ダイより突出 して設けられていることを特徴とするものである。
【0008】 さらに、前記弾性体の断面形状が3角断面で構成され、しかも弾性体の長手方 向に対して直交した方向にスリットが設けられていることを特徴とするものであ る。
【0009】
【作用】
上記のように構成された本考案のパンチプレスのテーブル装置によれば、テー ブル上に設けられたワークが支えられる強度を有する弾性体からなるブロックを 、パンチプレスのダイ上面より突出して設けたので、ワークがX軸方向やY軸方 向に移動されても騒音を発生させることがなく、また、ワークのパンチング加工 時に発生したバーリングをスムースに移動させることができ、ランスやルーバー 状の成形加工品も移送させることができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1ないし図6によって説明する。
【0011】 図1を参照するに、本実施例のパンチプレス1は、手前側(図の下方)に左サ イドテーブル3,センターテーブル5,右サイドテーブル7とを備え、前記セン ターテーブル5の奥側に回転自在なタレット部9を設け、このタレット部9の奥 側にはセンターテーブル5の延長部分に相当するリアセンターテーブル11が備 えてある。そして、前記タレット部9はパンチを円周辺に沿って複数個配設した 上部タレット(図示せず)と、前記パンチと対応するダイ13を収容した下部タ レット15とより構成され、前記した各テーブルは下部タレット15の上面と略 々同じ高さにに構成されている。
【0012】 これらの左サイドテーブル3とセンターテーブル5と右サイドテーブル7の手 前側上方には、前記の各テーブルに沿うキャレッジベース17が設けてあり、こ のキャレッジベース17は前記各テーブル上をタレット部9の方向(Y軸方向) へ移動可能に構成してある。このキャッレッジベース17の側面(図の上側)に は、キャレッジベース17の方向(X軸方向)へ同時に移動するキャレッジ19 が設けられており、このキャレッジ19には複数のクランプW.Cが設けてある 。
【0013】 このような構成よりなるパンチプレス1の各テーブル上面には、図2に示すよ うにシート部21上に均等に分布された円錐状の突起部23を備え、かつダイ1 3の高さより僅かに突出した弾性状のブロック25が設けてある。このブロック 25の円錐状の突起部23はゴム等の弾性材で形成してあり、通常は直立してお りワークWの重量に耐えるとともに、ワークWの移動時にはその移動方向に慣れ 移送しやすく作用する。
【0014】 このブロック25により前記クランプW.Cに挟持されたワークWは、キャレ ッジ19によってX軸方向に移動されるとともに、キャレッジ19を設けたキャ レッジベース17によりY軸方向に移動されても、ワークWと金属性であるダイ 13との接触はなく静かに移動される。
【0015】 また、このブロック25の円錐状突起部23のため、図3に示すようにワーク Wにバーリング27があっても、バーリング27の通過位置の円錐状突起部23 aが歪み、バーリング27に引掛る作用はなくワークWをスムースに移動させる ことができる。さらに、ランス状成形加工品やルーバー状成形加工品の場合でも 、損傷を与えることなくスムースに騒音を発生することなく移動させることがで きる。
【0016】 図4は本考案の別の実施例のパンチプレスのテーブル装置である。本実施例に おけるパンチプレス1の構成は図1と同様であるが、左サイドテーブル3と右サ イドテーブル7上には、ワークWの移送方向(X軸方向)に沿った連続体円錐ブ ロック29が設けてあり、センターテーブル5とリアセンターテーブル11上に は基盤目状に形成した井桁連続体円錐ブロック31が設けてある。
【0017】 前記連続体円錐ブロック29は図5に示すように、前記円錐状突起部23の中 心を通る平面で切断した断面二等辺三角形の3辺を、直角方向に延長して三角柱 状に形成させたものである。この三角柱状に形成された各ブロックはベース33 にX軸方向に沿って立設され、各突起部分には所定間隔に切り込まれたスリット 35が設けてある。このスリット35によってワークWの所々に形成された下向 きの突出部は、その当該する連続体円錐ブロック29の一部が歪み、前記突出部 にならって抵抗することなく通過させることができる。
【0018】 また、前記井桁連続体円錐ブロック31は図6に示すように、前記連続体円錐 ブロック29を互に直交するように所定等間隔に組合せたもので、センターテー ブル5のようなワーク移動の烈しいテーブル上に設けてある。なお、図にはスリ ットを記入していないが、これらは全てスリット35を設けた連続体円錐ブロッ ク27で組合され形成されている。
【0019】 上述した連続体円錐ブロック29および井桁連続体ブロック31は、いずれも 左右の各テーブル3,7およびセンターテーブル5の大きさに合わせたベース3 3上に形成されているが、これをいくつかに分割して各テーブル上に固定しても よく、後者の場合には保守性には利点があるが強度的には1枚ベースの方が望ま しい。
【0020】 以上説明したように、上記実施例のパンチプレスのテーブル装置は、センター テーブル5およびリアセンターテーブル11と、左サイドテーブル3および右サ イドテーブル7との全テーブル面に円錐状ブロックを設けたので、騒音の発生や 損傷の発生を完全に防止できる特徴がある。円錐状突起の外周面を例えば先端が 球で円柱状の二次曲面で形成しても同様の効果を得ることができる。
【0021】 なお、本考案は上述した実施例に限定されるものではなく、適宜の変更を行う ことによって、その他の態様で実施し得るものである。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば実用新案登録請求の範囲に記載されたと おりの構成であるから、ワーク移動時の騒音の発生は無く、バーリングのあるワ ークの移動もスムースになり、ランス状成形加工品やルーバー状成形加工品も傷 を付けることなく容易に移動させることが可能となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のパンチプレスのテーブル装
置の平面図である。
【図2】図1の主要部の拡大側面図である。
【図3】図2の動作の示す側面図である。
【図4】本考案の別の実施例におけるパンチプレスのテ
ーブル装置の平面図である。
【図5】図4に用いられた連続体円錐ブロックの斜視図
である。
【図6】図4に用いられる井桁連続体円錐ブロックの斜
視図である。
【符号の説明】
1 パンチプレス 13 ダイ 25 円錐状ブロック 29 連続体円錐ブロック 31 井桁連続体円錐ブロック 35 スリット

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチとダイとの協動によりワークにパ
    ンチング加工を行なうパンチプレスのテーブル上面に複
    数の弾性状ブロックを均等に設け、この各弾性状ブロッ
    クの先端が前記ダイより突出して設けられていることを
    特徴とするパチプレスのテーブル装置。
  2. 【請求項2】 パンチとダイとの協動によりワークにパ
    ンチング加工を行なうパンチプレスのテーブル上面にX
    軸方向へ複数の弾性体からなるブロック列を設けると共
    に、Y軸方向へ適宜な間隔で前記ブロック列を複数列設
    け、前記ブロックの弾性体先端が前記ダイより突出して
    設けられていることを特徴とするパンチプレスのテーブ
    ル装置。
  3. 【請求項3】 前記テーブルのうちのセンタデーフル上
    面にY軸方向へ複数の弾性体からなるブロック列を設け
    ると共に、X軸方向へ適宜な間隔で前記ブロック列を複
    数列設け、前記ブロックの弾性体先端が前記ダイより突
    出して設けられていることを特徴とする請求項2記載の
    パンチプレスのテーブル装置。
  4. 【請求項4】 前記弾性体の断面形状が3角断面で構成
    され、しかも弾性体の長手方向に対して直交した方向に
    スリットが設けられていることを特徴とする請求項2,
    3記載のパンチプレスのテーブル装置。
JP1991043022U 1991-06-10 1991-06-10 パンチプレスのテーブル装置 Expired - Lifetime JP2558915Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991043022U JP2558915Y2 (ja) 1991-06-10 1991-06-10 パンチプレスのテーブル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991043022U JP2558915Y2 (ja) 1991-06-10 1991-06-10 パンチプレスのテーブル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05230U true JPH05230U (ja) 1993-01-08
JP2558915Y2 JP2558915Y2 (ja) 1998-01-14

Family

ID=12652336

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991043022U Expired - Lifetime JP2558915Y2 (ja) 1991-06-10 1991-06-10 パンチプレスのテーブル装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2558915Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61111628U (ja) * 1984-12-24 1986-07-15
JPH0168126U (ja) * 1987-10-20 1989-05-02

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61111628U (ja) * 1984-12-24 1986-07-15
JPH0168126U (ja) * 1987-10-20 1989-05-02

Also Published As

Publication number Publication date
JP2558915Y2 (ja) 1998-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05230U (ja) パンチプレスのテーブル装置
US3314275A (en) Tooling for sheet material forming
KR20140110203A (ko) 커링형부재용 하이브리드복합금형장치 및 방법
US6125520A (en) Shake and break process for sheet metal
JPH05231U (ja) パンチプレスのテーブル装置
JPS63281647A (ja) パッド
CN212310557U (zh) 一种金属制品加工用冲孔设备
CN213856661U (zh) 五金复合冲压模具
CN214556533U (zh) 一种用于加工服务器机壳的翻边模具
CN210456595U (zh) 一种板状物放置架
JPS592899Y2 (ja) 二方向圧迫加工装置
JPH0397407U (ja)
JPS5930327U (ja) プレスワ−クの縁切り装置
JPH0622499Y2 (ja) 曲げ型の曲率調整具
KR880000796Y1 (ko) 스피커 그릴가공용 펀칭프레스의 펀칭핀 배열 구조
JPS6142508Y2 (ja)
JPH0732066A (ja) タレットパンチプレス
JPH0544319U (ja) 板材加工機の材料送り装置
JPH0349770Y2 (ja)
JPS6234625A (ja) 板材の曲げ加工装置
JPS61186855U (ja)
JPS61202730A (ja) 打抜き加工方法
JP2001321860A (ja) 板金加工機におけるワークテーブル装置
JPH0417098U (ja)
JPH03120928U (ja)