JPH05230747A - 吸収体の製法 - Google Patents

吸収体の製法

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JPH05230747A
JPH05230747A JP3216848A JP21684891A JPH05230747A JP H05230747 A JPH05230747 A JP H05230747A JP 3216848 A JP3216848 A JP 3216848A JP 21684891 A JP21684891 A JP 21684891A JP H05230747 A JPH05230747 A JP H05230747A
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Nobuyuki Harada
信幸 原田
Kazumasa Kimura
和正 木村
Tadao Shimomura
忠生 下村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 柔軟かつ湿潤時に安定(保形性)で、吸水性
重合体の脱落のない吸水性重合体を主体とした高度に吸
収性を発揮する薄型の吸収体の製法を提供することにあ
る。 【構成】 (a)吸水性重合体100重量部および合成
パルプ1〜80重量部を1〜40重量部の水存在下に混
合する工程、(b)工程(a)で得られた混合物を該吸
水性重合体100重量部当り親水性繊維10〜1,00
0重量部と乾式混合する工程、(c)工程(b)で得ら
れた混合物をウエブに空気抄造する工程、および(d)
該ウエブを密度0.1〜1.0g/cm3 に加熱圧縮す
る工程からなることを特徴とする吸収体の製法により上
記目的は達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吸収体の製法に関す
る。詳しく述べると、柔軟かつ安定で吸水性重合体の脱
落のない薄型の吸収体の製法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、親水性繊維素で被覆された吸水性
重合体粒子およびそれらを含有する吸収体が開示されて
いる(特開昭51−35,685号および特開昭58−
163,438号)。また、吸収体の湿潤時の強度を向
上させることを目的として、該吸収体中に熱可塑性繊維
を乾式混合せしめる方法(特開昭56−89,839
号、特開昭58−8,175号および特開昭63−12
2,452号)や疎水性繊維ウエブの一部が吸水性重合
体中に埋め込まれてなる吸収材およびそれらを用いた吸
収体についても知られている(特開昭61−62,46
3号および特開平1−135,350号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
場合、例えば親水性繊維素で被覆された吸水性重合体を
親水性繊維マトリックス中に分散せしめた場合に得られ
た吸収体の液体吸収能は、吸水性重合体単独の場合に比
べて向上するものの、液吸収後の湿潤強度は不十分で、
特にその成形強度の点からマトリックス中の吸水性重合
体濃度には限界があった。
【0004】一方、後者の場合、熱可塑性繊維を乾式混
合することによってウエブの湿潤安定性は向上するもの
の、吸水性重合体の固定は不十分であり、吸水性重合体
の固定を行うために高度に圧縮した場合には吸収体が硬
くなり、同時にウエブ中の吸水性重合体の膨潤許容空間
が減少されるために吸収体の吸収容量が低下し、これま
たウエブ中の吸水性重合体濃度を上げたり、あるいは高
密度化することが困難であった。吸水性重合体中に繊維
ウエブの一部を埋め込むことによって湿潤強度、成形強
度は向上するものの、繊維による膨潤規制が起こり、そ
の吸収特性が優れず、また膨潤した吸水性重合体のゲル
強度が低下したり、製造に手間暇がかかる等といった問
題点があった。
【0005】したがって、本発明の目的は、吸収体の新
規な製法を提供することにある。本発明の他の目的は、
柔軟かつ湿潤時に安定(保形性)で、吸水性重合体の脱
落のない吸水性重合体を主体とした高度に吸収性を発揮
する薄型の吸収体の製法を提供することにある。
【0006】
【問題を解決するための手段】これらの諸目的は、
(a)吸水性重合体100重量部および合成パルプ1〜
80重量部を1〜40重量部の水存在下に混合する工
程、(b)工程(a)で得られた混合物を該吸水性重合
体100重量部当り親水性繊維10〜1,000重量部
と乾式混合する工程、(c)工程(b)で得られた混合
物をウエブに空気抄造する工程、および(d)該ウエブ
を密度0.1〜1.0g/cm3 に加熱圧縮する工程か
らなることを特徴とする吸収体の製法により達成され
る。
【0007】
【作用】本発明の基準は、吸水性重合体と合成パルプと
の水存在下での混合物が、親水性繊維と乾式混合され、
該混合物が密度0.1〜1.0g/cm3 に加熱圧縮さ
れたならば、柔軟かつ保形性が良好で、吸収特性が著し
く優れた薄型の吸収体となり得るという発見である。
【0008】本発明における吸収体は、基本的には、吸
水性重合体粒子がばらばらに分散し、かつその表面にお
いて合成パルプが融着した親水性繊維ウエブである。吸
水性重合体粒子はランダムに分散でき、または繊維/吸
水性重合体比が任意に変化(繊維単独の領域であっても
良い)した物であっても良い。
【0009】本発明における吸水性重合体としては、一
般に吸水性を有するものであれば何れでも良く、例えば
(メタ)アクリル酸またはその塩を主成分とし、場合に
より架橋剤を添加してなる水溶性のエチレン性不飽和単
量体の(架橋)重合体の他、ポリエチレンオキシド、ポ
リビニルピロリドン、スルホン化ポリスチレンおよびポ
リビニルピリジンの架橋体、デンプン−ポリ(メタ)ア
クリロニトリルグラフト共重合体のケン化物、デンプン
−ポリ(メタ)アクリル酸(およびその塩)グラフト共
重合体(およびその架橋体)、デンプン−ポリ(メタ)
アクリルエステルグラフト共重合体(およびその架橋
体)、デンプン−ポリ(メタ)アクリルエステルグラフ
ト共重合体の加水分解物等を挙げることができる。好ま
しくは、アクリル酸またはアクリル酸塩を主成分とする
水溶性エチレン性不飽和単量体の(架橋)重合体であ
り、より好ましくはアクリル酸(塩)架橋重合体であ
り、その製造法はいずれであっても良い。またこれらの
吸水性重合体は2種以上用いても良い。用いられる吸水
性重合体は、5g/g以上、好ましくは20〜80g/
g、最も好ましくは35〜60g/gの生理食塩水を吸
収し得るものであり、実質的に乾燥した粒子である。吸
水性重合体は、通常その特性からある程度の水分を含有
しているが、ここで言う実質的に乾燥したとは、通常の
雰囲気下でそれぞれの粒子が互いに粘着し得ない状態を
言う。粒子の形状としては球状、顆粒状、不定形状、発
泡体等の粉末状や繊維状のものを用いることができ、そ
れらは単粒子であってもまた造粒物であっても良く、粒
子表面近傍に架橋密度勾配を持たせたものであってもよ
い。粉末の場合、その粒子径は重量平均粒子径が10〜
1,000ミクロンのものが良く、好ましくは100〜
700ミクロンの範囲のものである。
【0010】本発明で使用される合成パルプは、熱可塑
性樹脂をパルプ状にしたものであって、それ自体公知で
ある。熱可塑性樹脂として、ポリオレフィン、ポリエス
テル、ポリアクリロニトリル、その他の疎水性の熱可塑
性樹脂を例示できるが、特にポリエチレン、ポリプロピ
レン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−1−
ブテン共重合体、プロピレン−1−ブテン共重合体、エ
チレン−4−メチル−1−ペンテン共重合体等のα−オ
レフィンの1種または2種以上からなるポリオレフィン
が、その親水性を著しく改良できるので好ましい。熱可
塑性樹脂から合成パルプを製造する方法は、例えば特公
昭47−21,898号、特公昭47−32,133号
および特公昭52−47,049号に開示されている。
このものは、例えばSWP(三井石油化学社製)、PU
LPEX(ハーキュレス社製)、PULPLUS(デュ
ポン社製)といった商品名で入手可能である。
【0011】本発明の吸収体の製法はまず、(a)吸水
性重合体100重量部および合成パルプ1〜80重量
部、好ましくは1〜30重量部を1〜40重量部、好ま
しくは5〜35重量部の水存在下に混合する工程よりな
る。この工程において、特定量の水が新たに存在するこ
とが重要である。上記3成分の混合は、例えば(イ)水
を吸収させた吸水性重合体粒子に合成パルプを添加混合
する。(ロ)吸水性重合体粒子に、水で湿潤させた合成
パルプを添加混合する。(ハ)吸水性重合体粒子と合成
パルプをドライブレンドした後、あるいは同時に水を添
加混合する等の方法を挙げることができる。添加される
水は、水溶液状、液滴状、水蒸気、ミスト(微小液滴)
等種々の形態で添加可能である。必要により、水は吸収
体の吸収特性、柔軟性を向上させることを目的として多
価金属塩、エチレングリコールジグリシジルエーテル等
のカルボキシル基含有吸水性重合体の架橋剤となりうる
ものや界面活性剤、多価アルコール等を含有していても
良い。上記混合には、例えばニーダー、ミキサー、流動
床混合機、スクリュー回転式混合機等を用いることがで
きるが特に限定されない。
【0012】工程(a)で得られた混合物は、工程
(b)において、さらに親水性繊維と乾式混合される。
本発明において使用される親水性繊維としては、例えば
木材からのメカニカルパルプ、ケミカルパルプ、セミケ
ミカルパルプ、溶解パルプ等の木材パルプ繊維、レーヨ
ン、アセテート等の人工セルロース繊維等を例示でき
る。本発明においてこれら親水性繊維は他にナイロン、
ポリエステル、ポリオレフィン等の合成繊維を一部含有
していてもよい。好ましい親水性繊維の例は、木材パル
プ繊維である。親水性繊維の使用量は、吸水性重合体1
00重量部当り10〜1,000重量部、好ましくは1
0〜200重量部の範囲である。
【0013】工程(b)は、例えば親水性繊維を含有す
る気流および吸水性重合体と合成パルプの混合物を含有
する気流をワイヤースクリーン上に計量供給することに
より行われる。親水性繊維および吸水性重合体混合物は
2種の気流により発生した乱流により混合される。ある
いは混合は、空気抄造前に別個の混合室においてなされ
たものであってもよい。
【0014】工程(b)で得られた混合物は、工程
(c)で空気抄造によりウエブとなる。本発明において
ウエブは親水性繊維状ウエブの空気抄造用に作られた通
常の装置を使用できる。工程(b)において達成された
混合物をワイヤーメッシュスクリーン上に沈着させるこ
とによりウエブが形成される。所望量の吸水性重合体お
よび合成パルプ混合物を親水性繊維気流中に投入するこ
とによって親水性繊維と吸水性重合体合成パルプ混合物
との所望の混合ウエブが調製される。
【0015】工程(c)で調製されたウエブは、工程
(d)において密度0.1〜1.0g/cm3 、好まし
くは0.1〜0.5g/cm3 に加熱圧縮されることに
より本発明の吸収体となる。吸収体が密度少なくとも
0.1g/cm3 にまで圧縮させることにより、吸水性
重合体−合成パルプ−親水性繊維からなるマトリックス
の吸収特性、湿潤安定性、柔軟性および吸水性重合体の
吸収効率が著しく改善される。加熱圧縮は、例えば、所
望密度の吸収体を生ずるように調整された熱ロールの間
を通過させることにより達成される。この際、熱ロール
として種々のパターンを有する熱エンボスロールを使用
することにより、加熱圧縮と同時にエンボス加工するこ
とも可能である。熱ロール以外に、エアーオーブン中で
のプレス、マイクロ波・遠赤外線加熱しながらのローラ
ープレス、ローラープレス後の熱風加熱処理等の方法も
採用できる。加熱温度は合成パルプの軟化温度近辺、6
0〜250℃が目安であり、好ましくは100〜200
℃である。また、本発明で得られた吸収体の坪量は0.
01〜0.15g/cm2 、特に0.015〜0.1g
/cm2 の範囲が好ましい。また、必要により、得られ
た吸収体に対し柔軟性を更にアップする目的で、吸収特
性を低下させない範囲で、多数の線状切れ込みを入れて
も良い。
【0016】
【実施例】以下、実施例を挙げて説明する。
【0017】(性能試験)得られた吸収体は、以下の方
法で評価した。
【0018】1.加圧下吸収量 図1に示すように、天秤1上に載置された外気吸入パイ
プ2を備えかつ0.9%濃度の生理食塩水収容部に導管
5により連通する逆ロート6よりなり、該逆ロート6の
頂部にグラスフィルター7を取付けてなる装置を用い、
該フィルター7上に吸収体8を載置し、その上におもり
9を載置し、30分後の30g/cm2荷重下における
吸収体の吸収量(g/g)を測定した。なお、吸収体は
あらかじめ直径5.5cmの円形に切り取ったものを使
用した。
【0019】2.吸水性重合体の脱落率 100ccのビーカー中、2cm×4cmに裁断した吸
収体を100ccの生理食塩水中で攪拌しながら(45
mmの撹拌子を用い、100rpm で撹拌)投じた。撹拌
10分後、吸収体を取り出し、生理食塩水に脱落した吸
水性重合体の重量を測定して下式により吸水性重合体の
脱落量を測定した。
【0020】
【数1】
【0021】参考例1 アクリル酸ナトリウム74.98モル%、アクリル酸2
5モル%およびトリメチロールプロパントリアクリレー
ト、0.02モル%からなるアクリル酸塩系単量体の3
7%水溶液4,000重量部を、過硫酸ナトリウム2.
0重量部およびl−アスコルビン酸0.08重量部を用
いて窒素雰囲気中攪拌下に重合し、粒径約5mmに細分
化されたゲル状含水重合体を得た。このゲル状含水重合
体を150℃の熱風乾燥機で乾燥後、ハンマー型粉砕機
で粉砕し、20メッシュ金網で篩分けして20メッシュ
通過物を分取した(平均粒径405ミクロン)。次に、
分取物100重量部にグリセリン0.5重量部、水2重
量部およびエチルアルコール2重量部を添加混合した
後、210℃で加熱処理して表面近傍が2次架橋された
吸水性重合体Aを得た。このものの生理食塩水吸収量は
50g/gであった。
【0022】参考例2 アクリル酸ナトリウム74.95モル%、アクリル酸2
5モル%およびトリメチロールプロパントリアクリレー
ト0.05モル%からなるアクリル酸塩系単量体の37
%水溶液4,000重量部を、過硫酸ナトリウム2.0
重量部およびl−アスコルビン酸0.08重量部を用い
て窒素雰囲気中攪拌下に重合し、粒径約5mmに細分化
されたゲル状含水重合体を得た。このゲル状含水重合体
を150℃の熱風乾燥機で乾燥後、ハンマー型粉砕機で
粉砕し、20メッシュ金網で篩分けして20メッシュ通
過物を分取することにより吸水性重合体B(平均粒径3
50ミクロン)を得た。このものの生理食塩水吸収量は
46g/gであった。
【0023】参考例3 参考例2で得た吸水性重合体B100重量部に、グリセ
リン0.5重量部、水2重量部およびエチルアルコール
2重量部を添加混合した後、210℃で加熱処理して表
面近傍が2次架橋された吸水性重合体Cを得た。このも
のの生理食塩水吸収量は43g/gであった。
【0024】参考例4 参考例3で得た吸水性重合体Cを60〜100メッシュ
で分級して吸水性重合体D(粒径250〜149ミクロ
ン)を分取した。このものの生理食塩水吸収量は42g
/gであった。
【0025】参考例5 参考例3で得た吸水性重合体Cを200メッシュ篩で分
級し、通過物(粒径74ミクロン未満)を分取して、吸
水性重合体Eとした。このものの生理食塩水吸収量は3
8g/gであった。
【0026】参考例6 市販の架橋ポリアクリル酸ナトリウム(商品名アクアキ
ープ)を48〜145メッシュで分級して、吸水性ポリ
マーF(粒径297〜105ミクロン)とした。このも
のの生理食塩水吸収量は55g/gであった。
【0027】実施例1 吸水性重合体A100重量部および合成パルプ(商品
名:SWP「UL−415」:三井石油化学(株)製)
25重量部を25重量部の水を加えながら混合した。次
いで、混合物を125重量部の粉砕パルプとミキサー中
で乾式混合し、バッチ型空気抄造装置を用いてワイヤー
スクリーン上に空気抄造し、寸法14cm×40cm、
坪量0.047g/cm2 のウエブとした。得られたウ
エブを圧縮し150℃で10分間加熱して、密度0.1
6g/cm3 の本発明の吸収体(1)を得た。得られた吸
収体(1) の生理食塩水に対する加圧下吸収量(以下、同
様)は16.5g/g、吸水性重合体の脱落率は19%
であった。
【0028】実施例2 実施例1において、水の量を32重量部、合成パルプの
量を17重量部、粉砕パルプの量を133重量部と変更
した以外は同様にして、坪量0.051g/cm2 、密
度0.13g/cm3 である本発明の吸収体(2) を得
た。得られた吸収体(2) の加圧下吸収量は16.0g/
g、吸水性重合体の脱落率は22%であった。
【0029】実施例3 吸水性重合体A100重量部に対し、あらかじめ水5重
量部により湿潤させた合成パルプ7重量部を添加し混合
した。混合物を、67重量部の粉砕パルプとミキサー中
で乾式混合し、バッチ型空気抄造装置を用いてワイヤー
スクリーン上に空気抄造し、寸法14cm×40cm、
坪量0.042g/cm2 のウエブとした。得られたウ
エブを圧縮し150℃で10分間加熱して、密度0.2
0g/cm3 の本発明の吸収体(3) を得た。得らたれ吸
収体(3) の加圧下吸収量は15.8g/g、吸水性重合
体の脱落率は20%であった。
【0030】実施例4 吸水性重合体C100重量部および合成パルプ(商品
名:SWP「UL−415」:三井石油化学(株)製)
13重量部を20重量部の水を加えながら混合した。次
いで、混合物を100重量部の粉砕パルプとミキサー中
で乾式混合し、バッチ型空気抄造装置を用いてワイヤー
スクリーン上に空気抄造し、寸法14cm×40cmの
ウエブとした。得られたウエブの上下面を坪量0.00
13g/cm2 のティッシュペーパーで挟持し、その後
150℃で1分間エンボスプレスして、坪量0.054
g/cm2 、密度0.27g/cm3 の本発明の吸収体
(4)を得た。得られた吸収体(4) の加圧下吸収量は1
4.4g/g、吸水性重合体の脱落率は6%であった。
【0031】実施例5 粉砕パルプの量を66重量部とした以外は実施例4と同
様にして坪量0.044g/cm2 、密度0.22g/
cm3 の本発明の吸収体(5) を得た。得られた吸収体
(5) の加圧下吸収量は17.3g/g、吸水性重合体の
脱落率は7%であった。
【0032】実施例6 合成パルプの量を15重量部とし、粉砕パルプの量を3
4重量部とした以外は実施例4と同様にして坪量0.0
29g/cm2 、密度0.30g/cm3 の本発明の吸
収体(6) を得た。得られた吸収体(6) の加圧下吸収量は
16.3g/g、吸水性重合体の脱落率は19%であっ
た。
【0033】実施例7 吸水性重合体C100重量部および合成パルプ(商品
名:SWP「UL−415」:三井石油化学(株)製)
12重量部を20重量部の水を加えながら混合した。次
いで、混合物を131重量部の粉砕パルプとミキサー中
で乾式混合し、バッチ型空気抄造装置を用いてワイヤー
スクリーン上に空気抄造し、寸法14cm×40cmの
ウエブとした。得られたウエブの上下面を坪量0.00
13g/cm2 のティッシュペーパーで挟持し、その後
150℃で1分間エンボスプレスして、坪量0.047
g/cm2 、密度0.24g/cm3 の本発明の吸収体
(7)を得た。得られた吸収体(7) の加圧下吸収量は1
2.5g/g、吸水性重合体の脱落率は8%であった。
【0034】実施例8 合成パルプの量を5重量部とし、粉砕パルプの量を10
0重量部とした以外は実施例7と同様にして坪量0.0
50g/cm2 、密度0.25g/cm3 の本発明の吸
収体(8) を得た。得られた吸収体(8) の加圧下吸収量は
15.3g/g、吸水性重合体の脱落率は13%であっ
た。
【0035】実施例9 合成パルプの量を23重量部とし、粉砕パルプの量を1
33重量部とした以外は実施例7と同様にして坪量0.
060g/cm2 、密度0.30g/cm3 の本発明の
吸収体(9) を得た。得られた吸収体(9) の加圧下吸収量
は13.5g/g、吸水性重合体の脱落率は12%であ
った。
【0036】実施例10 合成パルプの量を24重量部とし、粉砕パルプの量を1
67重量部とした以外は実施例7と同様にして坪量0.
070g/cm2 、密度0.35g/cm3 の本発明の
吸収体(10)を得た。得られた吸収体(10)の加圧下吸収量
は12.3g/g、吸水性重合体の脱落率は15%であ
った。
【0037】実施例11 粉砕パルプの量を67重量部とした以外は実施例9と同
様にして坪量0.044g/cm2 、密度0.33g/
cm3 の本発明の吸収体(11)を得た。得られた吸収体(1
1)の加圧下吸収量は14.2g/g、吸水性重合体の脱
落率は10%であった。
【0038】実施例12 吸水性重合体D100重量部および合成パルプ(商品
名:SWP「UL−415」:三井石油化学(株)製)
13重量部をポリ塩化アルミニウムの30重量%水溶液
20重量部を加えながら混合した。次いで、混合物を1
00重量部の粉砕パルプとミキサー中で乾式混合し、バ
ッチ型空気抄造装置を用いてワイヤースクリーン上に空
気抄造し、寸法14cm×40cmのウエブとした。得
られたウエブの上下面を坪量0.0013g/cm2
ティッシュペーパーで挟持し、その後150℃で1分間
エンボスプレスして、坪量0.042g/cm2 、密度
0.21g/cm3 の本発明の吸収体(12)を得た。得ら
れた吸収体(12)の加圧下吸収量は13.2g/g、吸水
性重合体の脱落率は5%であった。
【0039】実施例13 吸水性重合体B100重量部および合成パルプ(商品
名:SWP「UL−415」:三井石油化学(株)製)
13重量部をエチレングリコールジグリシジルエーテル
(長瀬化成(株)製:デナコールEX−810)の1重
量%水溶液20重量部を加えながら混合した。次いで混
合物を67重量部の粉砕パルプとミキサー中で乾式混合
し、バッチ型空気抄造装置を用いてワイヤースクリーン
上に空気抄造し、寸法14cm×40cmのウエブとし
た。得られたウエブの上下面を坪量0.0013g/c
2 のティッシュペーパーで挟持し、その後150℃で
1分間エンボスプレスして、坪量0.047g/c
2 、密度0.23g/cm3 の本発明の吸収体(13)を
得た。得られた吸収体(13)の加圧下吸収量は13.7g
/g、吸水性重合体の脱落率は3%であった。
【0040】実施例14 実施例8において合成パルプの量を7重量部とした以外
は実施例8と同様にして、坪量0.043g/cm2
密度0.22g/cm3 の本発明の吸収体(14)を得た。
得られた吸収体(14)の加圧下吸収量は15.3g/g、
吸水性重合体の脱落率は14%であった。
【0041】実施例15 吸水性重合体C100重量部および合成パルプ(商品
名:SWP「UL−415」:三井石油化学(株)製)
13重量部を20重量部の水を加えながら混合した。次
いで、混合物を100重量部の粉砕パルプとミキサー中
で乾式混合し、バッチ型空気抄造装置を用いてワイヤー
スクリーン上に空気抄造し、寸法14cm×40cmの
ウエブとした。得られたウエブの上下面を坪量0.00
2g/cm2 のティッシュペーパーで挟持し、その後2
00℃で10秒間エンボスプレスして、坪量0.052
g/cm2 、密度0.26g/cm3 の本発明の吸収体
(15)を得た。得られた吸収体(15)の加圧下吸収量は1
4.5g/g、吸水性重合体の脱落率は11%であっ
た。
【0042】実施例16 吸水性重合体C100重量部および合成パルプ(商品
名:SWP「UL−415」:三井石油化学(株)製)
10重量部を20重量部の水を加えながら混合した。次
いで、混合物を133重量部の粉砕パルプとミキサー中
で乾式混合し、バッチ型空気抄造装置を用いてワイヤー
スクリーン上に空気抄造し、寸法14cm×40cmの
ウエブとした。得られたウエブの上下面を坪量0.00
2g/cm2 のティッシュペーパーで挟持し、その後1
50℃で10分間エンボスプレスして、坪量0.092
g/cm2 、密度0.23g/cm3 の本発明の吸収体
(16)を得た。得られた吸収体(16)の加圧下吸収量は1
3.5g/g、吸水性重合体の脱落率は29%であっ
た。
【0043】実施例17 吸水性重合体A100重量部および合成パルプ8重量部
を20重量部の水を加えながら混合した。混合物を70
重量部の粉砕パルプとミキサー中で乾式混合し、次い
で、ワイヤーメッシュスクリーン上に空気抄造してウエ
ブとした。別に粉砕パルプ35重量部と合成パルプ0.
7重量部とからなるウエブを調製し、このもの2枚で前
記ウエブの両面を挟持し、寸法14cm×40cm、坪
量0.046g/cm2 のウエブとした。得られたウエ
ブをエンボス熱プレス間に挟持し150℃で1分間加熱
して、密度0.23g/cm3 の本発明の吸収体(17)を
得た。得られた吸収体(17)の加圧下吸収量は13.5g
/g、吸水性重合体の脱落率は20%であった。
【0044】実施例18 吸水性重合体D100重量部および合成パルプ20重量
部を20重量部の水を加えながら混合した。混合物を粉
砕パルプ18重量部と乾式混合し、次いで、ワイヤーメ
ッシュスクリーン上に空気抄造してウエブとした。この
ものを坪量0.0013/cm2 のティッシュで挟持し
た後150℃で1分間エンボスプレスして、坪量0.0
19g/cm2 、密度0.25g/cm3 の本発明の吸
収体(18)を得た。得られた吸収体(18)の加圧下吸収量は
18.0g/g、吸収性重合体の脱落率は35%であっ
た。
【0045】実施例19 吸水性重合体C100重量部および合成パルプ(商品
名:SWP「UL−415」:三井石油化学(株)製)
20重量部を20重量部の水を加えながら混合した。次
いで、混合物を60重量部の粉砕パルプとミキサー中で
乾式混合し、バッチ型空気抄造装置を用いてワイヤース
クリーン上に空気抄造し、寸法14cm×40cmのウ
エブとした。次いで、ウエブの片面に粉砕パルプ30重
量部からなるウエブを載置し、更に得られたウエブの上
下面を坪量0.0013g/cm2のティッシュで挟持
した後、ウエブを熱ローラー間を通過せしめ200℃で
20秒間加熱して、坪量0.048g/cm2 、密度
0.16g/cm3 の本発明の吸収体(19)を得た。得ら
れた吸収体(19)の加圧下吸収量は12.2g/g、吸水
性重合体の脱落率は14%であった。
【0046】実施例20 吸水性重合体E100重量部および合成パルプ(商品
名:SWP「UL−415」:三井石油化学(株)製)
13重量部をポリ塩化アルミニウムの30重量%水溶液
20重量部を加えながら混合した。次いで、混合物を1
00重量部に粉砕パルプとミキサー中で乾式混合し、バ
ッチ型空気抄造装置を用いてワイヤースクリーン上に空
気抄造し、寸法14cm×40cmのウエブとした。得
られたウエブの上下面を坪量0.0013g/cm2
ティッシュペーパーで挟持し、その後150℃で1分間
エンボスプレスして、坪量0.042g/cm2 、密度
0.21g/cm3 の本発明の吸収体(20)を得た。得ら
れた吸収体(20)の加圧下吸収量は12.1g/g、吸収
性重合体の脱落率は12%であった。
【0047】実施例21 実施例20において、吸水性重合体Eの代りに吸水性重
合体Fを使用した以外は実施例20と同様にして、坪量
0.049g/cm2 、密度0.24g/cm3 の本発
明の吸収体(21)を得た。得られた吸収体(21)の加圧下吸
収量は13.9g/g、吸水性重合体の脱落率は17%
であった。
【0048】実施例22 吸水性重合体C100重量部および合成パルプ(商品
名:SWP「UL−415」:三井石油化学(株)製)
33重量部を20重量部の水を加えながら混合した。次
いで、混合物を100重量部の粉砕パルプとミキサー中
で乾式混合し、バッチ型空気抄造装置を用いてワイヤー
スクリーン上に空気抄造し、寸法14cm×40cmの
ウエブとした。得られたウエブの上下面を坪量0.00
13g/cm2 のティッシュペーパーで挟持し、その後
150℃で1分間エンボスプレスして坪量0.048g
/cm2 、密度0.24g/cm3 の本発明の吸収体(2
2)を得た。得られた吸収体(22)の加圧下吸収量は10.
2g/g、吸水性重合体の脱落率は17%であった。
【0049】実施例23 吸水性重合体C100重量部および合成パルプ(商品
名:SWP「UL−415」:三井石油化学(株)製)
66重量部を20重量部の水を加えながら混合した。次
いで、混合物を100重量部の粉砕パルプとミキサー中
で乾式混合し、バッチ型空気抄造装置を用いてワイヤー
スクリーン上に空気抄造し、寸法14cm×40cmの
ウエブとした。得られたウエブの上下面を坪量0.00
13g/cm2 のティッシュペーパーで挟持し、その後
150℃で1分間エンボスプレスして、坪量0.056
g/cm2 、密度0.28g/cm3 の本発明の吸収体
(23)を得た。得られた吸収体(23)の加圧下吸収量は8.
8g/g、吸水性重合体の脱落率は5%であった。
【0050】実施例24 実施例4の方法により得られた吸収体(4) を、さらに縦
7mm×、横10mmの間隔で、長さ5mm×幅0.5
mmの線状に切り込みをカッターにより入れ、坪量0.
054g/cm2 密度0.27g/cm3 の吸収体(24)
を得た。得られた吸収体(24)の加圧下吸収量は14.2
g/g、吸水性重合体の脱落率は10%であった。ま
た、このもののガーレー剛軟性試験値(JIS−L−1
096)は、切れ込みを入れる前には、1.5(mg
f)のものが、切れ込みを入れた後には、0.5(mg
f)(切れ込みを曲げ方向に対して垂直時)および1.
0(mgf)(切れ込みを曲げ方向に対して平行時)で
あった。
【0051】比較例1 吸水性重合体C100重量部および粉砕パルプ100重
量部をミキサー中で乾式混合し、次いで、バッチ型空気
抄造装置を用いてワイヤースクリーン上に空気抄造し
て、寸法14cm×40cmのウエブとした。得られた
ウェブの上下面を坪量0.0013g/cm2 のティッ
シュペーパーで挟持し、その後150℃1分間エンボス
プレスして、坪量0.043g/cm2 、密度0.17
g/cm3の比較吸収体(1) を得た。得られた比較吸収
体(1) の加圧下吸収量は12.3g/g、吸水性重合体
の脱落率は76%であった。
【0052】比較例2 吸水性重合体C100重量部、合成パルプ(「UL41
5」)13重量部、および粉砕パルプ100重量部をミ
キサー中で乾式混合し、次いで、バッチ型空気抄造装置
を用いてワイヤースクリーン上に空気抄造して、寸法1
4cm×40cmのウエブとした。得られたウエブの上
下面を坪量0.0013g/cm2 のティッシュペーパ
ーで挟持し、その後150℃で1分間エンボスプレスし
て、坪量0.049g/cm2 、密度0.25g/cm
3 の比較吸収体(2) を得た。得られた比較吸収体(2) の
加圧下吸収量は10.9g/g、吸水性重合体の脱落率
は53%であった。
【0053】比較例3 吸水性重合体C100重量部および合成パルプ(「UL
415」)25重量部を60重量部の水を加えながら混
合した。次いで、混合物を100重量部の粉砕パルプと
ミキサー中で乾式混合し、バッチ型空気抄造装置を用い
てワイヤースクリーン上に空気抄造し、寸法14cm×
40cm、坪量0.048g/cm2 のウエブとした。
得られたウエブを150℃で3分間熱プレスして、密度
0.25g/cm3 の比較吸収体(3) を得た。得られた
比較吸収体(3) の加圧下吸収量は9.9g/g、吸水性
重合体の脱落率は30%であった。
【0054】比較例4 吸水性重合体C100重量部および合成パルプ(「UL
415」)25重量部を0.5重量部の水を加えながら
混合した。次いで、混合物を100重量部の粉砕パルプ
とミキサー中で乾式混合し、バッチ型空気抄造装置を用
いてワイヤースクリーン上に空気抄造し、寸法14cm
×40cm、坪量0.048g/cm2のウエブとし
た。得られたウエブを150℃で1分間熱プレスして、
密度0.25g/cm3 の比較吸収体(4) を得た。得ら
れた比較吸収体(4) の加圧下吸収量は11.9g/g、
吸水性重合体の脱落率は60%であった。
【0055】実施例25 液透過性ポリプロピレントップシート、2枚のティッシ
ュ、9cm×35cmに裁断した本発明の吸収体(1)
(重量15g)、レッグギャザーを含む液不透過性ポリ
エチレンバックシートおよび2つのテープファスナーか
らなる使い捨ておむつを両面テープにより個々のコンポ
ーネントを締結させて手で組み立てた。おむつの総重量
は33gであった。
【0056】得られたおむつを1才児(体重10kg)
に装着し、現在市販されているおむつ(総重量50g)
と比較したところ、本発明の吸収体を使用したおむつは
尿吸収後の保形性に著しく優れ、またモレも少なかっ
た。
【0057】
【発明の効果】本発明で得られた吸収体は以下の特徴を
有するものである。
【0058】(1)得られた吸収体の乾燥時・湿潤時の
強度が高く、しかも柔軟である。
【0059】(2)得られた吸収体中の吸水性重合体濃
度を、吸水性重合体の吸収効率を低下させることなし
に、従来では不可能であった範囲にまであげることがで
きる。したがって超薄型の吸収体とすることが可能であ
る。
【0060】(3)ばらばらに分散した吸水性重合体粒
子表面部で熱可塑性繊維による融着が起っているため
に、液吸収時に吸水性重合体同士のゲルブロックを防止
でき、しかも膨潤した吸水性重合体粒子のゲル強度をア
ップできる。
【0061】(4)得られた吸収体のウィッキング性
能、吸収量および弾性を飛躍的に向上できる。
【0062】(5)本発明の吸収体を使用した吸収物品
は製造者に輸送コスト、管理コストの低減を提供でき、
使用者に快適さを提供できる。
【0063】本発明では上記の特性を有する吸収体を簡
便かつ安価の方法で製造することができる。従って、本
発明の吸収体は生理用ナプキン、紙おむつ、失禁パッ
ド、母乳パッド、医療用パッド等の医用、衛材分野の吸
収物品における吸収体に最適である。また鮮度保持材、
農園芸用保水材、工業用吸水材等保水・吸水の必要な種
々の用途に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において使用される加圧下吸収量測定装
置の概略断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61L 15/60 C08L 33/02 LHR 7921−4J D04H 1/40 B 7199−3B // A61F 5/44 A 7807−4C 13/00 301 M 7108−4C 7603−4C A61F 13/18 307 A

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)吸水性重合体100重量部および
    合成パルプ1〜80重量部を1〜40重量部の水存在下
    に混合する工程、 (b)工程(a)で得られた混合物を該吸水性重合体1
    00重量部当り親水性繊維10〜1,000重量部と乾
    式混合する工程、 (c)工程(b)で得られた混合物をウエブに空気抄造
    する工程、および (d)該ウエブを密度0.1〜1.0g/cm3 に加熱
    圧縮する工程からなることを特徴とする吸収体の製法。
  2. 【請求項2】 吸水性重合体がアクリル酸またはアクリ
    ル酸塩を主成分とする水溶性のエチレン性単量体の架橋
    重合体である請求項1に記載の吸収体の製法。
  3. 【請求項3】 合成パルプの量が吸水性重合体100重
    量部に対し1〜30重量部の範囲である請求項1に記載
    の吸収体の製法。
  4. 【請求項4】 親水性繊維の量が吸水性重合体100重
    量部に対し10〜200重量部の範囲である請求項1に
    記載の吸収体の製法。
  5. 【請求項5】 加熱温度が60〜250℃の範囲である
    請求項1に記載の吸収体の製法。
  6. 【請求項6】 坪量が0.01〜0.15g/cm2
    ある請求項1に記載の吸収体の製法。
  7. 【請求項7】 親水性重合体が10〜1,000ミクロ
    ンの重量平均粒子径を有する粒状物である請求項1に記
    載の吸収体の製法。
  8. 【請求項8】 合成パルプがパルプ状熱可塑性樹脂であ
    る請求項1に記載の吸収体の製法。
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