JPH05230311A - 金型離型性が改良された含フッ素エラストマー加硫組成物 - Google Patents
金型離型性が改良された含フッ素エラストマー加硫組成物Info
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- JPH05230311A JPH05230311A JP3735192A JP3735192A JPH05230311A JP H05230311 A JPH05230311 A JP H05230311A JP 3735192 A JP3735192 A JP 3735192A JP 3735192 A JP3735192 A JP 3735192A JP H05230311 A JPH05230311 A JP H05230311A
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- peroxide
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 (a)パーオキサイド加硫可能な含フッ素エ
ラストマー、(b)有機過酸化物、(c)多官能性共架
橋剤、(d)一般式R2NH(Rは炭素数14〜22の
アルキル基)で表される2級アミンを含有することを特
徴とする含フッ素エラストマー加硫組成物。 【効果】 特定の2級アミンを配合した本発明の含フッ
素エラストマー加硫組成物は、従来公知のパーオキサイ
ド加硫含フッ素エラストマー加硫物と同等の優れた引張
特性、耐熱性、耐油性、高温におけるシール性などを有
しながら加硫成形時の金型離型性が大幅に改良されてい
る。
ラストマー、(b)有機過酸化物、(c)多官能性共架
橋剤、(d)一般式R2NH(Rは炭素数14〜22の
アルキル基)で表される2級アミンを含有することを特
徴とする含フッ素エラストマー加硫組成物。 【効果】 特定の2級アミンを配合した本発明の含フッ
素エラストマー加硫組成物は、従来公知のパーオキサイ
ド加硫含フッ素エラストマー加硫物と同等の優れた引張
特性、耐熱性、耐油性、高温におけるシール性などを有
しながら加硫成形時の金型離型性が大幅に改良されてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は含フッ素エラストマーの
新規な加硫組成物に関するものである。さらに詳しくい
えば、本発明は従来公知のパーオキサイド加硫含フッ素
エラストマー加硫物と同等の優れた引張特性、耐熱性、
耐油性、高温におけるシール性などを有しながら金型離
型性を大幅に改良したパーオキサイド加硫含フッ素エラ
ストマー加硫組成物に関するものである。
新規な加硫組成物に関するものである。さらに詳しくい
えば、本発明は従来公知のパーオキサイド加硫含フッ素
エラストマー加硫物と同等の優れた引張特性、耐熱性、
耐油性、高温におけるシール性などを有しながら金型離
型性を大幅に改良したパーオキサイド加硫含フッ素エラ
ストマー加硫組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】含フッ素エラストマー加硫物は、優れた
耐熱性、耐油性などを有していることから、各種の工業
分野、例えば自動車、船舶、航空機、油圧機器、一般機
械工業、公害関連部門などにおいて、Oリング、ガスケ
ット、オイルシール、ダイヤフラム、ホース、ロール、
シート材などに用いられている。しかしながら、これら
の優れた特性を有する含フッ素エラストマーであるが、
パーオキサイド加硫を行う含フッ素エラストマーは加硫
成形時における金型離型性が劣るため作業効率化に問題
があるばかりではなく、複雑な形状の製品では亀裂や割
れが発生することにより歩留まりが大幅に低下し生産性
の悪化を招くことが多い。そこで、金型離型性を改良す
るため外部離型剤や高級脂肪酸エステル、シリコーン化
合物、脂肪酸アマイド、1級脂肪アミン、低分子量ポリ
エチレンなどの内部離型剤が使用されている。しかしな
がら、金型離型性の大幅な改良が達成されるのに十分な
量の内部離型剤を使用した場合には高温におけるシール
性の大幅な低下が見られる。さらに、外部離型剤を使用
した場合には成形回数が多くなると金型離型性改良効果
が弱くなるため繰り返し塗布する必要があるばかりか、
製品表面に外部離型剤の痕跡が残り製品価値がなくなる
ことが多い。そこで、これらを解決する目的の検討がな
されている。例えば、N,N,N’,N’−四置換1,
8−ジアミノナフタレンを配合する方法(特公平2−5
0140号)、臭素化末端基を有するペルフルオロポリ
エーテルを添加する方法(特開昭62−143951
号)、末端臭素又はヨウ素原子を有するフッ化ビニリデ
ンテロマー及びコテロマーを添加する方法(特開昭63
−92664号)、アルキレングリコール、グリセリ
ン、アルキルセルソルブを添加する方法(特開昭63−
189450号)が挙げられる。しかしながら、これら
の場合でも特殊で高価な物や引火しやすい可燃性液体を
使用するため、工業的に実用化するには制限があった。
耐熱性、耐油性などを有していることから、各種の工業
分野、例えば自動車、船舶、航空機、油圧機器、一般機
械工業、公害関連部門などにおいて、Oリング、ガスケ
ット、オイルシール、ダイヤフラム、ホース、ロール、
シート材などに用いられている。しかしながら、これら
の優れた特性を有する含フッ素エラストマーであるが、
パーオキサイド加硫を行う含フッ素エラストマーは加硫
成形時における金型離型性が劣るため作業効率化に問題
があるばかりではなく、複雑な形状の製品では亀裂や割
れが発生することにより歩留まりが大幅に低下し生産性
の悪化を招くことが多い。そこで、金型離型性を改良す
るため外部離型剤や高級脂肪酸エステル、シリコーン化
合物、脂肪酸アマイド、1級脂肪アミン、低分子量ポリ
エチレンなどの内部離型剤が使用されている。しかしな
がら、金型離型性の大幅な改良が達成されるのに十分な
量の内部離型剤を使用した場合には高温におけるシール
性の大幅な低下が見られる。さらに、外部離型剤を使用
した場合には成形回数が多くなると金型離型性改良効果
が弱くなるため繰り返し塗布する必要があるばかりか、
製品表面に外部離型剤の痕跡が残り製品価値がなくなる
ことが多い。そこで、これらを解決する目的の検討がな
されている。例えば、N,N,N’,N’−四置換1,
8−ジアミノナフタレンを配合する方法(特公平2−5
0140号)、臭素化末端基を有するペルフルオロポリ
エーテルを添加する方法(特開昭62−143951
号)、末端臭素又はヨウ素原子を有するフッ化ビニリデ
ンテロマー及びコテロマーを添加する方法(特開昭63
−92664号)、アルキレングリコール、グリセリ
ン、アルキルセルソルブを添加する方法(特開昭63−
189450号)が挙げられる。しかしながら、これら
の場合でも特殊で高価な物や引火しやすい可燃性液体を
使用するため、工業的に実用化するには制限があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
公知のパーオキサイド加硫含フッ素エラストマー加硫物
と同等の優れた引張特性、耐熱性、耐油性、高温におけ
るシール性などを有しながら、金型離型性が大幅に改良
されたパーオキサイド加硫含フッ素エラストマー加硫組
成物を提供することにある。
公知のパーオキサイド加硫含フッ素エラストマー加硫物
と同等の優れた引張特性、耐熱性、耐油性、高温におけ
るシール性などを有しながら、金型離型性が大幅に改良
されたパーオキサイド加硫含フッ素エラストマー加硫組
成物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意研究を
重ねた結果、パーオキサイド加硫可能な含フッ素エラス
トマーに特定の2級アミンを配合して成る加硫組成物が
前記目的に適合することを見出し、この知見に基づいて
本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、
(a)パーオキサイド加硫可能な含フッ素エラストマ
ー、(b)有機過酸化物、(c)多官能性共架橋剤、
(d)一般式R2 NH(Rは炭素数14〜22のアルキ
ル基)で表される2級アミンを含有することを特徴とす
る含フッ素エラストマー加硫組成物に関する。
重ねた結果、パーオキサイド加硫可能な含フッ素エラス
トマーに特定の2級アミンを配合して成る加硫組成物が
前記目的に適合することを見出し、この知見に基づいて
本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、
(a)パーオキサイド加硫可能な含フッ素エラストマ
ー、(b)有機過酸化物、(c)多官能性共架橋剤、
(d)一般式R2 NH(Rは炭素数14〜22のアルキ
ル基)で表される2級アミンを含有することを特徴とす
る含フッ素エラストマー加硫組成物に関する。
【0005】本発明の含フッ素エラストマー加硫組成物
において(a)成分として用いる含フッ素エラストマー
は、フッ化ビニリデン単位とヘキサフルオロプロペン単
位及び場合によりテトラフルオロエチレン単位から成る
含フッ素エラストマー、フッ化ビニリデン単位とパーフ
ルオロビニルエーテル単位とテトラフルオロエチレン単
位から成る含フッ素エラストマー、パーフルオロビニル
エーテルとテトラフルオロエチレン単位から成る含フッ
素エラストマー、テトラフルオロエチレン単位とプロピ
レン単位及び場合によりフッ化ビニリデン単位から成る
含フッ素エラストマー、フルオロフォスァゼンエラスト
マーなどである。さらに、含フッ素エラストマーは有機
過酸化物架橋を可能にするためポリマーの末端、若しく
は主鎖に臭素又はヨウ素を含有しても良い。ポリマーの
末端へヨウ素を導入する方法としては、連鎖移動剤とし
てヨウ素化合物を用いる方法(特公昭63−41928
号、特開昭60−221409号)が有効である。ま
た、主鎖への臭素、ヨウ素の導入は臭素やヨウ素を含む
架橋点モノマーを用いることが知られている。
において(a)成分として用いる含フッ素エラストマー
は、フッ化ビニリデン単位とヘキサフルオロプロペン単
位及び場合によりテトラフルオロエチレン単位から成る
含フッ素エラストマー、フッ化ビニリデン単位とパーフ
ルオロビニルエーテル単位とテトラフルオロエチレン単
位から成る含フッ素エラストマー、パーフルオロビニル
エーテルとテトラフルオロエチレン単位から成る含フッ
素エラストマー、テトラフルオロエチレン単位とプロピ
レン単位及び場合によりフッ化ビニリデン単位から成る
含フッ素エラストマー、フルオロフォスァゼンエラスト
マーなどである。さらに、含フッ素エラストマーは有機
過酸化物架橋を可能にするためポリマーの末端、若しく
は主鎖に臭素又はヨウ素を含有しても良い。ポリマーの
末端へヨウ素を導入する方法としては、連鎖移動剤とし
てヨウ素化合物を用いる方法(特公昭63−41928
号、特開昭60−221409号)が有効である。ま
た、主鎖への臭素、ヨウ素の導入は臭素やヨウ素を含む
架橋点モノマーを用いることが知られている。
【0006】(a)成分の具体例としては、イー・アイ
・デュポン・デ・ニモアス・アンド・カンパニー製「バ
イトンGF」、「バイトンVTR−5927」、「バイ
トンGLT」、「バイトンGFLT」、ミネソタ・マイ
ニング・アンド・マニュファクチュアリング・カンパニ
ー製「フローレルFLS−2690」、モンテヂソン・
エス・ピイ・エイ製「テクノフロンP2」、「テクノフ
ロンP40」、ダイキン工業株式会社製「ダイエルG−
801」、「ダイエルG−901」、「ダイエルG−9
02」、「ダイエルG−912」、「ダイエルG−10
01」、「アイペル−F」、旭硝子株式会社製「アフラ
ス150」、「アフラス200」、旭化成工業株式会社
製「ミラフロンFR−6140」、「ミラフロンFR−
6340」、「ミラフロンFR−6150」、「ミラフ
ロンFR−6350」、「ミラフロンFR−6360」
などが挙げられる。
・デュポン・デ・ニモアス・アンド・カンパニー製「バ
イトンGF」、「バイトンVTR−5927」、「バイ
トンGLT」、「バイトンGFLT」、ミネソタ・マイ
ニング・アンド・マニュファクチュアリング・カンパニ
ー製「フローレルFLS−2690」、モンテヂソン・
エス・ピイ・エイ製「テクノフロンP2」、「テクノフ
ロンP40」、ダイキン工業株式会社製「ダイエルG−
801」、「ダイエルG−901」、「ダイエルG−9
02」、「ダイエルG−912」、「ダイエルG−10
01」、「アイペル−F」、旭硝子株式会社製「アフラ
ス150」、「アフラス200」、旭化成工業株式会社
製「ミラフロンFR−6140」、「ミラフロンFR−
6340」、「ミラフロンFR−6150」、「ミラフ
ロンFR−6350」、「ミラフロンFR−6360」
などが挙げられる。
【0007】(b)成分の有機過酸化物は、加硫条件下
でパーオキサイドラジカルを発生する有機過酸化物が用
いられ、例えば1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)
−3,5,5−トリメチルシクロヘキサン、1,1−ビ
ス(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、2,2−
ビス(t−ブチルパーオキシ)オクタン、n−ブチル
4,4−ビス(t−ブチルパーオキシ)バレラート、
2,2−ビス(t−ブチルパーオキシ)ブタン、2,5
−ジメチルヘキサン−2,5−ジヒドロキシパーオキシ
ド、ジ−t−ブチルパーオキシド、t−ブチルクミルパ
ーオキシド、ジクミルパーオキシド、α,α' −ビス
(t−ブチルパーオキシ−m−イソプロピル)ベンゼ
ン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオ
キシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−
ブチルパーオキシ)ヘキシン−3、ベンゾイルパーオキ
シド、t−ブチルパーオキシベンゼン、2,5−ジメチ
ル−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、t
−ブチルパーオキシマレイン酸、t−ブチル−オキシイ
ソプロピルカーボネイトなどが挙げらる。本発明の含フ
ッ素エラストマー加硫組成物における有機過酸化物成分
の配合割合は、通常(a)成分100重量部に対して、
0.05〜5重量部、好ましくは0.1〜3重量部であ
る。
でパーオキサイドラジカルを発生する有機過酸化物が用
いられ、例えば1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)
−3,5,5−トリメチルシクロヘキサン、1,1−ビ
ス(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキサン、2,2−
ビス(t−ブチルパーオキシ)オクタン、n−ブチル
4,4−ビス(t−ブチルパーオキシ)バレラート、
2,2−ビス(t−ブチルパーオキシ)ブタン、2,5
−ジメチルヘキサン−2,5−ジヒドロキシパーオキシ
ド、ジ−t−ブチルパーオキシド、t−ブチルクミルパ
ーオキシド、ジクミルパーオキシド、α,α' −ビス
(t−ブチルパーオキシ−m−イソプロピル)ベンゼ
ン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオ
キシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−
ブチルパーオキシ)ヘキシン−3、ベンゾイルパーオキ
シド、t−ブチルパーオキシベンゼン、2,5−ジメチ
ル−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサン、t
−ブチルパーオキシマレイン酸、t−ブチル−オキシイ
ソプロピルカーボネイトなどが挙げらる。本発明の含フ
ッ素エラストマー加硫組成物における有機過酸化物成分
の配合割合は、通常(a)成分100重量部に対して、
0.05〜5重量部、好ましくは0.1〜3重量部であ
る。
【0008】(c)成分の多官能性共架橋剤は、例えば
トリアリルシアヌレート、トリメタリルイソシアヌレー
ト、トリアリルイソシアヌレート、トリアクリルホルマ
ール、トリアリルトリメリテート、N,N' −m−フェ
ニレンビスマレイミド、ジアリルフタレート、テトラア
リルテレフタールアミド、トリス(ジアリルアミン)−
s−トリアジン、亜燐酸トリアリル、N,N−ジアリル
アクリルアミドなどが挙げられる。本発明の含フッ素エ
ラストマー加硫組成物における多官能性共架橋剤の配合
割合は、通常(a)成分100重量部に対して、0.1
〜10重量部、好ましくは0.2〜6重量部である。
トリアリルシアヌレート、トリメタリルイソシアヌレー
ト、トリアリルイソシアヌレート、トリアクリルホルマ
ール、トリアリルトリメリテート、N,N' −m−フェ
ニレンビスマレイミド、ジアリルフタレート、テトラア
リルテレフタールアミド、トリス(ジアリルアミン)−
s−トリアジン、亜燐酸トリアリル、N,N−ジアリル
アクリルアミドなどが挙げられる。本発明の含フッ素エ
ラストマー加硫組成物における多官能性共架橋剤の配合
割合は、通常(a)成分100重量部に対して、0.1
〜10重量部、好ましくは0.2〜6重量部である。
【0009】(d)成分は、一般式R2 NH(Rは炭素
数14〜22のアルキル基)で表される2級アミンであ
り、例えばジテトラデシルアミン、ジヘキサデシルアミ
ン、ジオクタデシルアミン、ジデシルアミン、ジドコセ
ニルアミン、ジオレイルアミンなどが挙げられ、これら
を2種以上を組み合わせても良い。本発明の含フッ素エ
ラストマー加硫組成物における(d)成分の配合割合
は、通常(a)成分100重量部に対して、0.1〜2
重量部、好ましくは0.3〜1.5重量部である。
(d)成分が0.1重量部未満では十分な金型離型性が
得られず、2重量部を超えると加硫物のシール性が大幅
に低下する。
数14〜22のアルキル基)で表される2級アミンであ
り、例えばジテトラデシルアミン、ジヘキサデシルアミ
ン、ジオクタデシルアミン、ジデシルアミン、ジドコセ
ニルアミン、ジオレイルアミンなどが挙げられ、これら
を2種以上を組み合わせても良い。本発明の含フッ素エ
ラストマー加硫組成物における(d)成分の配合割合
は、通常(a)成分100重量部に対して、0.1〜2
重量部、好ましくは0.3〜1.5重量部である。
(d)成分が0.1重量部未満では十分な金型離型性が
得られず、2重量部を超えると加硫物のシール性が大幅
に低下する。
【0010】さらに本発明の含フッ素エラストマー加硫
組成物においては、必要に応じ、他の成分、例えばカー
ボンブラック、オースチンブラック、グラファイト、シ
リカ、クレー、ケイソウ土、タルク、ウォラストナイ
ト、炭酸カルシウム、珪酸カルシウム、フッ化カルシウ
ム、硫酸バリウム、スルホン化合物、燐酸エステル、高
級脂肪酸エステル、脂肪酸カルシウム、脂肪酸アマイ
ド、低分子量ポリエチレン、シリコーンオイル、シリコ
ーングリース、金属石鹸、ステアリン酸、ステアリン酸
カルシウム、ステアリン酸マグネシウウム、ステアリン
酸アルミニウム、ステアリン酸亜鉛、チタンホワイト、
ベンガラなどの充填剤、加工助剤、可塑剤、着色剤等を
配合することができるし、受酸剤として、例えば酸化
鉛、亜燐酸第二鉛、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化
カルシウム、水酸化カルシウム、ハイドロタルサイト化
合物などを配合してもよい。また、本発明の主旨を逸脱
しない範囲であれば、従来公知の加硫剤や加硫促進剤を
1種又は2種配合してもよい。
組成物においては、必要に応じ、他の成分、例えばカー
ボンブラック、オースチンブラック、グラファイト、シ
リカ、クレー、ケイソウ土、タルク、ウォラストナイ
ト、炭酸カルシウム、珪酸カルシウム、フッ化カルシウ
ム、硫酸バリウム、スルホン化合物、燐酸エステル、高
級脂肪酸エステル、脂肪酸カルシウム、脂肪酸アマイ
ド、低分子量ポリエチレン、シリコーンオイル、シリコ
ーングリース、金属石鹸、ステアリン酸、ステアリン酸
カルシウム、ステアリン酸マグネシウウム、ステアリン
酸アルミニウム、ステアリン酸亜鉛、チタンホワイト、
ベンガラなどの充填剤、加工助剤、可塑剤、着色剤等を
配合することができるし、受酸剤として、例えば酸化
鉛、亜燐酸第二鉛、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化
カルシウム、水酸化カルシウム、ハイドロタルサイト化
合物などを配合してもよい。また、本発明の主旨を逸脱
しない範囲であれば、従来公知の加硫剤や加硫促進剤を
1種又は2種配合してもよい。
【0011】このようにして得られた含フッ素エラスト
マー加硫組成物の加硫方法としては、例えば開放型練り
ロール又は密閉式練りロール(バンバリーミキサー、加
圧式ニーダー等)で混練後、型に入れ加圧して一次加硫
し、次いで二次加硫する方法が挙げられる。一般に、一
次加硫の条件として温度120〜200℃、時間1〜1
80分、圧力20〜150kg/ m2 の範囲が、二次加
硫の条件としては、温度120〜250℃、時間0〜4
8時間の範囲が採用される。また、他の加硫手段とし
て、射出又は押出しなどの予備成形をした後に加硫する
方法、あるいはメチルエチルケトン、アセトンなどのケ
トン類、エチルエーテル、テトラヒドロフランなどのエ
ーテル類などの1種又は2種以上を媒体とする溶液もし
くは分散液を調整し、これで紙、繊維、フィルム、シー
ト、板、チューブ、パイプ、タンク、大型容器その他の
成形品の表面上を被覆し加硫する方法などを用いること
もできる。
マー加硫組成物の加硫方法としては、例えば開放型練り
ロール又は密閉式練りロール(バンバリーミキサー、加
圧式ニーダー等)で混練後、型に入れ加圧して一次加硫
し、次いで二次加硫する方法が挙げられる。一般に、一
次加硫の条件として温度120〜200℃、時間1〜1
80分、圧力20〜150kg/ m2 の範囲が、二次加
硫の条件としては、温度120〜250℃、時間0〜4
8時間の範囲が採用される。また、他の加硫手段とし
て、射出又は押出しなどの予備成形をした後に加硫する
方法、あるいはメチルエチルケトン、アセトンなどのケ
トン類、エチルエーテル、テトラヒドロフランなどのエ
ーテル類などの1種又は2種以上を媒体とする溶液もし
くは分散液を調整し、これで紙、繊維、フィルム、シー
ト、板、チューブ、パイプ、タンク、大型容器その他の
成形品の表面上を被覆し加硫する方法などを用いること
もできる。
【0012】
【実施例】次に実施例により本発明をさらに詳細に説明
するが、本発明はこれらの例によってなんら限定される
ものではない。なお、含フッ素エラストマー加硫組成物
の物性や金型離型性は次に示す方法により求めた。
するが、本発明はこれらの例によってなんら限定される
ものではない。なお、含フッ素エラストマー加硫組成物
の物性や金型離型性は次に示す方法により求めた。
【0013】(1)加硫物の硬さ[JIS−A]、10
0%引張応力 、引張強さ、伸びはJIS−K6301
に準じて測定した。 (2)圧縮永久ひずみはJIS−B2401に規定され
た運動用OリングのP−24を使用し、200℃×70
時間の条件でJIS−K6301に準じて測定した。
0%引張応力 、引張強さ、伸びはJIS−K6301
に準じて測定した。 (2)圧縮永久ひずみはJIS−B2401に規定され
た運動用OリングのP−24を使用し、200℃×70
時間の条件でJIS−K6301に準じて測定した。
【0014】(3)金型離型性の評価はJIS−B24
01に規定された運動用OリングのP−10の金型(6
4個取り)で外部離型剤を用いずに5ショットのプレス
加硫を行い、下記の5段階で評価した。 ◎:金型から加硫物が浮き上がり抵抗なく取れる。 ○:金型から加硫物が抵抗なく取れる。
01に規定された運動用OリングのP−10の金型(6
4個取り)で外部離型剤を用いずに5ショットのプレス
加硫を行い、下記の5段階で評価した。 ◎:金型から加硫物が浮き上がり抵抗なく取れる。 ○:金型から加硫物が抵抗なく取れる。
【0015】△:バリの一部が金型に粘着する。 ▲:Oリングの一部が金型に粘着するが取れる。 ×:Oリングが金型に粘着し、バリ喰切り部分で切れて
金型に残る。
金型に残る。
【0016】
【実施例1】フッ化ビニリデン単位/ヘキサフルオロプ
ロペン単位/テトラフルオロエチレン単位から成り、架
橋点となりうるヨウ素を含むフッ素含量が68重量%の
「ミラフロンFR−6350」100重量部を開放型練
りロールに巻付け、CANCARB社製「サーマックス
N−990」20重量部と協和化学工業株式会社製「キ
ョーワマグ30」3重量部を練り込む。次ぎに、日本化
成株式会社製トリアリルイソシアヌレート「TAIC」
4重量部、日本油脂株式会社製有機過酸化物「パーヘキ
サ25B−40」3.75重量部を練り込んだ後、ジオ
クタデシルアミン0.3重量部を練り込み、そのまま一
夜放置して熟成させた。
ロペン単位/テトラフルオロエチレン単位から成り、架
橋点となりうるヨウ素を含むフッ素含量が68重量%の
「ミラフロンFR−6350」100重量部を開放型練
りロールに巻付け、CANCARB社製「サーマックス
N−990」20重量部と協和化学工業株式会社製「キ
ョーワマグ30」3重量部を練り込む。次ぎに、日本化
成株式会社製トリアリルイソシアヌレート「TAIC」
4重量部、日本油脂株式会社製有機過酸化物「パーヘキ
サ25B−40」3.75重量部を練り込んだ後、ジオ
クタデシルアミン0.3重量部を練り込み、そのまま一
夜放置して熟成させた。
【0017】その後、再練りを行ってから金型に入れ、
温度160℃でプレス加硫を10分間行いシートに成形
した。次いで金型から取り出し、温度180℃の空気循
環式炉内で4時間加熱して二次加硫を完結させ各種試験
を行った。金型離型性は、再練りを行った練り生地30
gを金型に仕込み、温度160℃でプレス加硫を10分
間行い評価した。
温度160℃でプレス加硫を10分間行いシートに成形
した。次いで金型から取り出し、温度180℃の空気循
環式炉内で4時間加熱して二次加硫を完結させ各種試験
を行った。金型離型性は、再練りを行った練り生地30
gを金型に仕込み、温度160℃でプレス加硫を10分
間行い評価した。
【0018】このようにして得られた加硫成形物の常態
物性、圧縮永久ひずみ、金型離型性を表1に示す。
物性、圧縮永久ひずみ、金型離型性を表1に示す。
【0019】
【実施例2】ジオクタデシルアミン0.3重量部を0.
5重量部にする以外は実施例1と同様にして各種試験を
行った。結果を表1に示す。
5重量部にする以外は実施例1と同様にして各種試験を
行った。結果を表1に示す。
【0020】
【実施例3】ジオクタデシルアミン0.3重量部を1.
0重量部にする以外は実施例1と同様にして各種試験を
行った。結果を表1に示す。
0重量部にする以外は実施例1と同様にして各種試験を
行った。結果を表1に示す。
【0021】
【実施例4】ジオクタデシルアミン0.3重量部を1.
5重量部にする以外は実施例1と同様にして各種試験を
行った。結果を表1に示す。
5重量部にする以外は実施例1と同様にして各種試験を
行った。結果を表1に示す。
【0022】
【実施例5】ジオクタデシルアミン0.3重量部を2.
0重量部にする以外は実施例1と同様にして各種試験を
行った。結果を表1に示す。
0重量部にする以外は実施例1と同様にして各種試験を
行った。結果を表1に示す。
【0023】
【実施例6】ジオクタデシルアミン0.3重量部をジテ
トラデシルアミン1.0重量部にする以外は実施例1と
同様にして各種試験を行った。結果を表2に示す。
トラデシルアミン1.0重量部にする以外は実施例1と
同様にして各種試験を行った。結果を表2に示す。
【0024】
【実施例7】ジオクタデシルアミン0.3重量部をジド
コセニルアミン1.0重量部にする以外は実施例1と同
様にして各種試験を行った。結果を表2に示す。
コセニルアミン1.0重量部にする以外は実施例1と同
様にして各種試験を行った。結果を表2に示す。
【0025】
【実施例8】「ミラフロンFR−6350」の替わりに
フッ化ビニリデン単位/パーフルオロビニルエーテル単
位/テトラフルオロエチレン単位/臭素含有架橋点モノ
マーから成るフッ素含量が65重量%の「バイトンGL
T」を用い、「サーマックスN−990」を20重量部
から30重量部にし、温度177℃でプレス加硫を10
分間、温度232℃の空気循環式炉内で24時間加熱し
て二次加硫を行う以外は実施例3と同様にして各種試験
を行った。なお、金型離型性は温度177℃で10分間
プレス加硫を行い評価した。結果を表4に示す。
フッ化ビニリデン単位/パーフルオロビニルエーテル単
位/テトラフルオロエチレン単位/臭素含有架橋点モノ
マーから成るフッ素含量が65重量%の「バイトンGL
T」を用い、「サーマックスN−990」を20重量部
から30重量部にし、温度177℃でプレス加硫を10
分間、温度232℃の空気循環式炉内で24時間加熱し
て二次加硫を行う以外は実施例3と同様にして各種試験
を行った。なお、金型離型性は温度177℃で10分間
プレス加硫を行い評価した。結果を表4に示す。
【0026】
【比較例1】ジオクタデシルアミン0.3重量部を使用
しない以外は実施例1と同様にして各種試験を行った。
結果を表3に示す。
しない以外は実施例1と同様にして各種試験を行った。
結果を表3に示す。
【0027】
【比較例2】ジオクタデシルアミン0.3重量部を3.
0重量部にする以外は実施例1と同様にして各種試験を
行った。結果を表3に示す。
0重量部にする以外は実施例1と同様にして各種試験を
行った。結果を表3に示す。
【0028】
【比較例3】ジオクタデシルアミン0.3重量部をドデ
シルアミン1.0重量部にする以外は実施例1と同様に
して各種試験を行った。結果を表3に示す。
シルアミン1.0重量部にする以外は実施例1と同様に
して各種試験を行った。結果を表3に示す。
【0029】
【比較例4】ジオクタデシルアミン0.3重量部をオク
タデシルアミン1.0重量部にする以外は実施例1と同
様にして各種試験を行った。結果を表3に示す。
タデシルアミン1.0重量部にする以外は実施例1と同
様にして各種試験を行った。結果を表3に示す。
【0030】
【比較例5】ジオクタデシルアミン0.3重量部をジメ
チルオクタデシルアミン1.0重量部にする以外は実施
例1と同様にして各種試験を行った。結果を表3に示
す。
チルオクタデシルアミン1.0重量部にする以外は実施
例1と同様にして各種試験を行った。結果を表3に示
す。
【0031】
【比較例6】ジオクタデシルアミン1.0重量部を使用
しない以外は実施例8と同様にして各種試験を行った。
結果を表4に示す。内部離型剤を使用しない比較例1に
対して、本発明における2級アミンを配合した実施例1
〜7は金型離型性が大幅に改良されている。しかも、1
級アミンである比較例3、4及び3級アミンである比較
例5よりも本発明における2級アミンは、200℃にお
ける圧縮永久ひずみが小さい値を示しており、高温にお
けるシール性が優れていることは明かである。さらに、
実施例1とモノマー単位が異なる実施例8においても、
内部離型剤を使用しない比較例6よりも実施例8は大幅
に金型離型性が改良されており、本発明の含フッ素エラ
ストマー加硫組成物は金型離型性が大幅に改良されてい
ることは明白である。
しない以外は実施例8と同様にして各種試験を行った。
結果を表4に示す。内部離型剤を使用しない比較例1に
対して、本発明における2級アミンを配合した実施例1
〜7は金型離型性が大幅に改良されている。しかも、1
級アミンである比較例3、4及び3級アミンである比較
例5よりも本発明における2級アミンは、200℃にお
ける圧縮永久ひずみが小さい値を示しており、高温にお
けるシール性が優れていることは明かである。さらに、
実施例1とモノマー単位が異なる実施例8においても、
内部離型剤を使用しない比較例6よりも実施例8は大幅
に金型離型性が改良されており、本発明の含フッ素エラ
ストマー加硫組成物は金型離型性が大幅に改良されてい
ることは明白である。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】
【表3】
【0035】
【表4】
【0036】
【発明の効果】本発明のパーオキサイド加硫可能な含フ
ッ素エラストマーの加硫組成物は高温における良好なシ
ール性を維持したまま金型離型性が大幅に改良されてお
り工業的価値は極めて高い。
ッ素エラストマーの加硫組成物は高温における良好なシ
ール性を維持したまま金型離型性が大幅に改良されてお
り工業的価値は極めて高い。
Claims (2)
- 【請求項1】 (a)パーオキサイド加硫可能な含フッ
素エラストマー、(b)有機過酸化物、(c)多官能性
共架橋剤、(d)一般式R2 NH(Rは炭素数14〜2
2のアルキル基)で表される2級アミンを含有すること
を特徴とする含フッ素エラストマー加硫組成物。 - 【請求項2】 (a)成分が、臭素又はヨウ素を含有す
るパーオキサイド加硫可能な含フッ素エラストマーであ
ることを特徴とする請求項1記載の含フッ素エラストマ
ー加硫組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3735192A JPH05230311A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 金型離型性が改良された含フッ素エラストマー加硫組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3735192A JPH05230311A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 金型離型性が改良された含フッ素エラストマー加硫組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05230311A true JPH05230311A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=12495144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3735192A Pending JPH05230311A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 金型離型性が改良された含フッ素エラストマー加硫組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05230311A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995018182A1 (fr) * | 1993-12-29 | 1995-07-06 | Daikin Industries, Ltd. | Composition de fluorocaoutchouc et moulage de cette derniere |
JP2006526690A (ja) * | 2003-06-05 | 2006-11-24 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 常温収縮フルオロエラストマー物品 |
WO2007103318A3 (en) * | 2006-03-03 | 2007-11-01 | 3M Innovative Properties Co | Fluoropolymer curing compositions |
JP2019533059A (ja) * | 2016-10-27 | 2019-11-14 | ソルベイ スペシャルティ ポリマーズ イタリー エス.ピー.エー. | フルオロエラストマー組成物 |
-
1992
- 1992-02-25 JP JP3735192A patent/JPH05230311A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1995018182A1 (fr) * | 1993-12-29 | 1995-07-06 | Daikin Industries, Ltd. | Composition de fluorocaoutchouc et moulage de cette derniere |
JP2006526690A (ja) * | 2003-06-05 | 2006-11-24 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 常温収縮フルオロエラストマー物品 |
WO2007103318A3 (en) * | 2006-03-03 | 2007-11-01 | 3M Innovative Properties Co | Fluoropolymer curing compositions |
JP2019533059A (ja) * | 2016-10-27 | 2019-11-14 | ソルベイ スペシャルティ ポリマーズ イタリー エス.ピー.エー. | フルオロエラストマー組成物 |
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