JPH0522B2 - - Google Patents

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JPH0522B2
JPH0522B2 JP2028242A JP2824290A JPH0522B2 JP H0522 B2 JPH0522 B2 JP H0522B2 JP 2028242 A JP2028242 A JP 2028242A JP 2824290 A JP2824290 A JP 2824290A JP H0522 B2 JPH0522 B2 JP H0522B2
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JP
Japan
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noodles
lily
noodle
mixed
wheat flour
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JP2028242A
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JPH03232467A (ja
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Minoru Tachiwada
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  • Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
  • Noodles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 この発明は混成麺類食品、特に百合(ゆり)の
鱗茎(以下ユリ根という)と麺材料の混成麺類食
品に関するものである。 〔従来の技術〕 従来、麺類は小麦粉、そば粉、でんぷん等を原
料として、これに水もしくは食塩水を加えてこ
ね、その後細長い棒状その他所望の形状に成形し
て製造している。麺類の分類はその製法から、乾
めん、生めん、ゆでめん、即席めんに区別され、
原料から普通めん、中華めん、そば等に区分さ
れ、製品の形状から、うどん、ひやむぎ、そうめ
ん、きしめん等に分けることもできる。 これらの麺類は例えば、うどん類の製造の場合
は、中力小麦粉に食塩水を加えて、混合機でこね
て、複合機と圧延機で延ばし、切出機で細い棒状
のめんとし、その後乾燥又はゆでて、乾燥めん、
又はゆでめんとする。そばの製造の場合は、そば
粉につなぎとして小麦粉や山芋、卵白等を加える
か、特にグルテンの粘性の強い強力小麦粉を加え
る。この場合のそば粉と小麦粉の混合割合は、そ
ば粉:小麦粉が7:3ないし3:7が通常であ
る。 また、即席めんの製造の場合は、小麦粉を原料
としてめん本体を作り、油で揚げて乾燥するか、
又は80〜90℃の熱風で乾燥して、小麦粉のβ型で
んぷんを消化し易いα型でんぷんに変換する。こ
のために、原料小麦にかん水(炭酸ソーダ70〜90
%と炭酸カリウム10〜30%との混合物に加水した
もの)食塩、重合燐酸塩、酸化防止剤等を加え混
捏(こんねつ)、圧延、引延ばしをして放冷後、
140〜160℃のラード、ごま油に入れ油揚げし、水
分40〜50%を5%程度に減少し、脱水乾燥する。
この様にすれば、前記のようにでんぷんはほとん
どα化される。 一方、ユリ根はユリの地下茎のまわりに養分を
貯え肥大した鱗片葉が密につき球形になつたもの
であり、オリユリおよびヤマユリのユリ根は食用
とされ、独特の芳味があり、少量用いると特有の
芳味を感じ、栄養価の高いものである。このユリ
根は、茶碗蒸しその他の料理に少量用いられてい
る。 〔発明が解決しようとする課題〕 以上のように従来例においては、うどん類やそ
ば類を製造する場合、即席めんが油揚げする以
外、乾燥めん、ゆでめんおよび通常のそばについ
ては、製造工程では味付けせず、これらを食する
ときに味付けをする。その味付けには、麺類液体
調味料を3〜5倍にうすめて用いる。該調味料は
しょうゆを主体とし、かつお節、こんぶ、しいた
けの浸出液および化学調味料、砂糖を添加したも
のである。 上記のように、うどんやそば類および即席めん
類には、ユリ根が有するような独特の芳味を伴つ
た風味を出す材料は用いられていない。 一方、これらの麺類は現在大量に食用に供さ
れ、むしろその味付けに慣れ、飽きて、新しい味
付けを求めているのが現状であり、ユリ根が有す
るような芳味を伴つた食物が求められているとい
う問題点があつた。 この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、小麦粉、そば粉、でんぷん等
の麺材料と、粉末もしくは粒状に加工した百合の
鱗茎とを、特に百合の鱗茎10〜50%と麺材料50〜
90%とを混成して独特の芳味を有し、栄養価の高
い麺類を得ることを目的とする。 〔課題を解決するための手段〕 このため、この発明においては、小麦粉、そば
粉、でんぷん等の麺材料と、粉末もしくは粒状に
加工した百合の鱗茎とを混合して成る混成麺類食
品により、前記目的を達成しようとするものであ
る。 また、上記発明において、百合の鱗茎10〜50重
量%と麺材料50〜90重量%とを混合して成る混成
麺類食品により、前記目的を達成しようとするも
のである。 〔作用〕 この発明における混成麺類食品は、小麦粉、そ
ば粉、でんぷん等の麺材料と、粉末もしくは粒状
に加工した百合の鱗茎とを混合することにより、
百合の鱗茎が有する独特の風味を生じ、また栄養
価を増す。 〔実施例〕 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図面第1図はこの発明の一実施例である
混成麺類食品の製造工程を示す工程図、第2図は
第1図のゆでめんのテスト工程を示すテスト工程
図である。 図面第1図において、Aはユリ根(百合の鱗
茎)処理工程、Bは混成麺類製造前工程、Cは混
成麺類製造後工程である。 まず、この発明において、使用する麺類および
百合の鱗茎(ユリ根)については、前記従来例で
既に説明したので、重複説明は省略する。 次に、この実施例における麺類の製造方法を第
1図の工程図を用いて説明する。 先ず、ユリ根処理工程Aについて説明する。 塊状鱗茎のユリ根(工程1)(以下工程を略し、
単に数字で示す)から鱗片を剥離2し、洗滌3し
て、天白もしくは通常の乾燥機で60〜80℃で2時
間ないし4時間乾燥4する。そして通常の製粉機
又は粉砕機で粉砕5し、粉末状もしくは粒状にし
て未粉砕の大粒を篩分け6して貯蔵6aする。 次に、混成麺類製造の前工程Bについて説明す
る。 まず、小麦粉を所定量秤量8する。そして該小
麦粉に食塩水又はかん水(前記従来例参照)を加
える9。この小麦粉に前記粉末もしくは粒状のユ
リ根を所定量秤量7して加え、混合して捏る1
0。続いて複合11(重ね合せ)して圧延12
し、めん線として切り出す13。そして、各めん
類別の製造後工程に入る。 次にこの混成麺類製造後工程Cについて説明す
る。 (1) 乾めんaについて。 前記工程13のめん線切出し後、乾燥14し、
所望長に裁断15して包装する16。 (2) 生めんbについて。 生めんbは前記工程13そのままとする。 (3) ゆでめんcについて。 前記工程13後、ゆであげ17で水洗冷却18
し、過酸化水素処理19で漂白し、簡易包装20
する。 (4) 包装めんdについて。 前記過酸化水素処理19終了後、袋詰21し、
加熱殺菌22して外装23する。 (5) 蒸めんeについて。 前記工程13後、蒸熱24してそのまま出荷す
る。 (6) 即席めんfについて。 前記工程24の蒸熱後、調味25して、型詰2
6し、加熱乾燥27後、包装28する。 (7) 即席めんgについて。 前記工程26で型詰後、油で揚げ29て包装3
0する。 次に、この実施例のうち、最も多用されるゆで
めんcについて、第2図のゆでめんのテスト工程
図に従つて、ユリ根と麺材料の混合組成を種々変
化させて試作し、それらを試食してもらつた。そ
の結果を第1表を用いて説明する。下記第1表は
ユリ根と麺材料の混合組成と試食結果を示してい
る。 第1表において、混成麺類は1テスト量を
200grとし、ユリ根を16gr(8重量%)〜120gr(60
重量%)と麺材料184gr(92重量%)〜80gr(40重
量%)の範囲で8試料についてテストした。テス
ト方法は、任意の5名(A,B,C,D,E)を
選定して、8試料のそれぞれについて芳味(ほろ
にがみとあまみの感じが快い)か、にがく感じる
か、を質問した。その答えを第1表右欄に記載し
てある。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この説明では小麦粉、そ
ば粉、でんぷん等の麺材料と、粉末もしくは粒状
に加工した百合の鱗茎とを、特に百合の鱗茎10〜
50重量%と麺材料50〜90重量%を混成して、百合
の鱗茎を持つ独特の芳味のある混成麺類が得られ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である混成麺類食
品の製造工程を示す工程図、第2図は第1図のゆ
でめんのテスト工程を示すテスト工程図である。 A……ユリ根処理工程、B……混成麺類製造前
工程、C……混成麺類製造後工程 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 小麦粉、そば粉、でんぷん等の麺材料と、粉
    末もしくは粒状に加工した百合の鱗茎とを混合し
    て成ることを特徴とする混成麺類食品。 2 百合の鱗茎10〜50重量%と麺材料50〜90重量
    %とを混合して成ることを特徴とする請求項1記
    載の混成麺類食品。
JP2028242A 1990-02-09 1990-02-09 混成麺類食品 Granted JPH03232467A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2028242A JPH03232467A (ja) 1990-02-09 1990-02-09 混成麺類食品

Applications Claiming Priority (1)

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JP2028242A JPH03232467A (ja) 1990-02-09 1990-02-09 混成麺類食品

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JPH03232467A JPH03232467A (ja) 1991-10-16
JPH0522B2 true JPH0522B2 (ja) 1993-01-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100374043C (zh) * 2006-02-10 2008-03-12 兰州甜甜百合有限公司 百合系列保健功能营养淀粉及制作方法
CN103976260A (zh) * 2014-05-13 2014-08-13 上海祉源杜瓜种植专业合作社 一种用天花粉、百合粉生产的保健面条

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CN104366267A (zh) * 2014-10-21 2015-02-25 安徽省佛子岭面业有限公司 一种富含活性益生肽百合营养面条

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