JPH0522960Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0522960Y2
JPH0522960Y2 JP1987148494U JP14849487U JPH0522960Y2 JP H0522960 Y2 JPH0522960 Y2 JP H0522960Y2 JP 1987148494 U JP1987148494 U JP 1987148494U JP 14849487 U JP14849487 U JP 14849487U JP H0522960 Y2 JPH0522960 Y2 JP H0522960Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
level
resistor
rectangular wave
diode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987148494U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6454100U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987148494U priority Critical patent/JPH0522960Y2/ja
Publication of JPS6454100U publication Critical patent/JPS6454100U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0522960Y2 publication Critical patent/JPH0522960Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案はチヤイム音発生回路に係わり、特にコ
ンデンサの充、放電特性によりチヤイム音を発生
するチヤイム音発生回路に関する。
[考案の技術的背景とその問題点] 従来のチヤイム音発生回路は第5図に示すよう
に発振器9と減衰器10で生成する第1可聴信号
と発振器13と減衰器14で生成する第2可聴信
号でチヤイムを編成するよう構成されている。
呼出ボタン15を押下すると制御回路8が発振
器9を起動する。制御回路8は一定の時間経過後
発振器9を復旧し、発振器13を起動する。更に
一定の時間経過後発振器13を復旧すれば1組の
第1、第2可聴信号からなるいわゆる「ピン」、
「ポン」というチヤイム音を編成でき、アンプ1
1を介してスピーカ12から放音される。
減衰器10,14は例えばコンデンサの充電特
性で得た制御電圧でアンプの増幅率を変化するよ
う構成したものがある。コンデンサの充電には1
連のパルス列をコンデンサに印加する方法があ
る。また、可聴信号を時定数の大きな微分回路に
直接加え、一定のエンベロープを持つた可聴信号
を生成する方法等がある。
いずれの場合も第1可聴信号と第2可聴信号の
音圧を等しくすること並びに第1可聴信号の減衰
と第2可聴信号の発振開始時点の制御をすること
が難かしく、複雑な回路構成によらないと優れた
音質のチヤイム音が編成できないという欠点を有
している。
さらに、一対のトランジスタと一対のコンデン
サを使用し、基準電圧と各コンデンサの充電電流
による端子電圧との差によりエンベロープを形成
し、これでチヤイム発振回路の発振器の出力信号
を変調用トランジスタを含む変調回路において変
調(合成)し、「ピン」、「ポン」のチヤイム音を
それぞれ発生するチヤイム音信号発生回路(実開
昭58−54698号公報)が知られているが、各トラ
ンジスタおよびコンデンサも独立して設けなけれ
ばならず、変調(合成)回路を含めて全体回路が
複雑になるという難点がある。
[考案の目的] 本考案は上述した点に鑑みなされたもので、第
1、第2可聴信号の周波数に相当する周期の第
1、第2矩形波でコンデンサの電荷を充放電する
ことにより第1可聴信号と第2可聴信号の音圧を
等しくし音質の優れたチヤイム音を簡単な回路で
編成できるチヤイム音発生回路を提供することを
目的とする。
[考案の概要] 本考案によるチヤイム音発生回路は、呼出スイ
ツチの動作に応じて連続した第1、第2の可聴信
号からなるチヤイム音を生成するチヤイム音発生
回路において、電源から第1のダイオード、コン
デンサ、第1の抵抗を通つてアースに至る直列回
路を形成し、電源と第1のダイオードの接続部に
はHレベル/Lレベルを単位周期とする第1矩形
波が印加される第1の端子が接続され、第1のダ
イオードとコンデンサの接続部にはLレベル/H
レベルを単位周期とする第2矩形波が印加される
第2の端子が第2のダイオード、第2の抵抗を介
して接続され、コンデンサと第1の抵抗の接続端
子には第1矩形波が印加されるときはLレベル、
第2矩形波が印加されるときはHレベルにされる
第3の端子が第3の抵抗、第3のダイオードを介
して接続されると共に、スピーカが接続されるこ
とにより、第1の端子に第1矩形波が印加された
とき第2の端子、第3の端子はそれぞれHレベ
ル、Lレベルにされ、第1矩形波のHレベルで第
1の抵抗、第3のダイオード、第3の抵抗を介し
てコンデンサを充電し、第1矩形波のLレベルで
充電を中断し、第2の端子に第2矩形波が印加さ
れたとき第1の端子、第3の端子はそれぞれLレ
ベル、Hレベルにされ、第2矩形波のLレベルで
第1の抵抗、第2の抵抗、第2のダイオードを介
してコンデンサは放電され、第2矩形波のHレベ
ルで放電を中断するようにしたものである。
[考案の実施例] 以下、本考案によるチヤイム音発生回路の一実
施例を図面にしたがつて詳述する。
第1図において、コンデンサC1は一方の電極
が接続端子PDに結線されている。接続端子PDに
は、一端が基準電位点に接続された第1の抵抗
R1の他端が接続されている。電極+Bは抵抗2
を介して第1のダイオードD1のアノードに順方
向となるよう接続されている。
この第1のダイオードD1のカソードはコンデ
ンサC1の他方の電極に接続されている。抵抗2
と第1のダイオードD1との結線点に端子板3の
第1の端子PAが接続されている。第1の端子PA
には第1の矩形波が印加される。第2のダイオー
ドD2は端子板3の第2の端子PBに第2の矩形波
が印加されたとき、第2の矩形波の単位周期のL
レベルでコンデンサC1に充電された(+)電荷
が放電するようアノードが第2の抵抗R2を介し
てコンデンサC1の他方の電極へ接続され、カソ
ードは第2の端子PBと接続されている。
第3のダイオードD3はアノードが接続端子PD
へ接続され、カソードは第3の抵抗R3を介して
第3の端子PCと接続されている。
チヤイム音は第1可聴信号と第2可聴信号の音
圧が等しくないと理想的なチヤイム音が編成でき
ない。この調整のため充電時には第1の抵抗R1
と第3の抵抗R3が並列とされ、放電時には第1
の抵抗R1と第2の抵抗R2にされる。つまり、放
電時には放電電流が充電電流に比べあまり多くと
れないので負荷抵抗を大きくしなければならな
い。従つて、第1の抵抗R1と第3の抵抗R3の抵
抗値および第2の抵抗R2の抵抗値は放電電圧と
充電電圧を等しくするよう定められる。
端子板3の第1の端子PAは端子板4の端子
PA0,PA1,PA2に分岐して結線され、同様に第
2の端子PBは端子PB0,PB1,PB2に分岐され、
第3の端子PCは端子PC0,PC1,PC2に分岐され
ている。
制御部5は端子PL0,PL1,PL2,PH1,PH2
PF1,PF2を有し、端子PL0は端子PC0,PB0
PA0へジヤンパ布線されている。端子PL1は端子
PC1、端子PL2は端子PA2、端子PH1は端子PB1
端子PH2は端子PC2、端子PF1は端子PA1、端子
PF2は端子PB2とジヤンパ布線されている。それ
ぞれの端子の添字は0が平常、1が第1矩形波送
出中、2が第2矩形波送出中であり、その時の端
子の状態は第2英字のLがLレベル、HがHレベ
ル、Fが矩形波となる。この制御は制御部5の
CPU5a、ROM5b、RAM5c、データバス
6、ケーブルドライバ6a〜6gにより行なわれ
る。第1矩形波送出中は制御部5の端子PL1、端
子板4の端子PC1が制御部5の制御により能動と
なるので第3の端子PCはLレベル、第2矩形波
送出中はHレベルとなる。接続端子PDにはコン
デンサ1b、アンプ1aを介してスピーカ1が接
続されている。
呼出ボタン7は、制御部5の端子PSからケー
ブルレシーバ6hに接続されている。
[考案の作用] このように構成されたチヤイム音発生回路にお
いて、呼出ボタン7を押下すると制御部5の制御
により第2図のaに示す呼出信号が形成される。
呼出信号の立上り時点をt0とすると、第1の端子
PAには第1矩形波、第2の端子PBは第1図に示
す端子PB0が非能動、端子PB1が能動となるので
Hレベルとなる。第1矩形波の繰返し周期のうち
Hレベルになつている時間をΔt1、Lレベルとな
つている時間をΔt′1とすると、第1周期では第3
図に示すようにΔt1では電源+Bから抵抗2、第
1のダイオードD1、コンデンサC1、第1の抵抗
R1と第3の抵抗R3の合成抵抗(以下、R1R3
記す)を通つて電流が流れ、コンデンサC1は蓄
電される。次のΔt′1はLレベルであるから電流は
抵抗2を通つて第1の端子PAへ流れるため、第
1のダイオードD1、コンデンサC1、R1R3へは
電流が流れない。この動作を第1矩形波の送出を
中止したt1時点までのτ1時間繰返すと 1/Δt1+Δt′1 の周期の第1可聴信号が第2図dに示すように接
続端子PDに生成する。t1時点までの充電電荷は
第3図に示すVc電圧となる。同様にして、第2
の端子PBに第2矩形波を送出中の第1周期では
第4図に示すように時間Δt2がLレベル、時間
Δt′2がHレベルとなる。第2矩形波送出中は第1
の端子PAは端子PL2が能動であるからLレベル、
第3の端子PCは端子PH2が能動であるからHレ
ベルとなつている。このため、電源+Bは抵抗2
を通つて第1の端子PAへ流れ込むので第1のダ
イオードD1を通らない。
時間Δt2に第2の端子PBはLレベルになると、
t1時間まで蓄電されたコンデンサC1の電荷は、第
1の抵抗R1、第2の抵抗R2、第2のダイオード
D2、第2の端子PBを経由して放電する。次の
Δt′2時間では第2矩形波はHレベルとなるので放
電を中断する。この動作をt1時点からt2時点まで
τ2時間繰返すと 1/Δt2+Δt′2 の周波数の第2可聴信号を第2図dに示すように
第2の端子PBに生成できる。第1、第2可聴信
号からなるチヤイム音はコンデンサ1b、アンプ
1a、スピーカ1を介して聴くことができる。
[考案の効果] このように構成された本考案のチヤイム音発生
回路によれば、第1、第2の矩形波のHレベル並
びにLレベルで直接コンデンサをそれぞれ充、放
電し、充、放電電圧が等しくなるため、従来行な
われていた増幅器の増幅率をコンデンサの充電電
圧で制御するような方法によらず、簡単な回路で
優れた音質のチヤイム音を発生できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるチヤイム音発生回路の一
実施例を示すブロツク図、第2図、第3図、第4
図は第1図に係わる波形図、第5図は従来のチヤ
イム音発生回路のブロツク図である。 1……スピーカ、7……呼出スイツチ、+B…
…電源、C1……コンデンサ、D1……第1のダイ
オード、D2……第2のダイオード、D3……第3
のダイオード、R1……第1の抵抗、R2……第2
の抵抗、R3……第3の抵抗、PA……第1の端
子、PB……第2の端子、PC……第3の端子、
PD……接続端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 呼出スイツチ7の動作に応じて連続した第1、
    第2の可聴信号からなるチヤイム音を生成するチ
    ヤイム音発生回路において、電源+Bから第1の
    ダイオードD1、コンデンサC1、第1の抵抗R1
    通つてアースに至る直列回路を形成し、前記電源
    +Bと前記第1のダイオードD1の接続部にはH
    レベル/Lレベルを単位周期とする第1矩形波が
    印加される第1の端子PAが接続され、前記第1
    のダイオードD1と前記コンデンサC1の接続部に
    はLレベル/Hレベルを単位周期とする第2矩形
    波が印加される第2の端子PBが第2のダイオー
    ドD2、第2の抵抗R2を介して接続され、前記コ
    ンデンサC1と前記第1の抵抗R1の接続端子PDに
    は前記第1矩形波が印加されるときはLレベル、
    前記第2矩形波が印加されるときはHレベルにさ
    れる第3の端子PCが第3の抵抗R3、第3のダイ
    オードD3を介して接続されると共に、スピーカ
    1が接続されることにより、前記第1の端子PA
    に前記第1矩形波が印加されたとき前記第2の端
    子PB、第3の端子PCはそれぞれHレベル、Lレ
    ベルにされ、前記第1矩形波のHレベルで前記第
    1の抵抗R1、第3のダイオードD3、第3の抵抗
    R3を介して前記コンデンサを充電し、前記第1
    矩形波のLレベルで充電を中断し、前記第2の端
    子PBに前記第2矩形波が印加されたとき前記第
    1の端子PA、第3の端子PCはそれぞれLレベ
    ル、Hレベルにされ、前記第2矩形波のLレベル
    で前記第1の抵抗R1、第2の抵抗R2、第2のダ
    イオードD2を介して前記コンデンサは放電され、
    前記第2矩形波のHレベルで放電を中断するよう
    にしたことを特徴とするチヤイム音発生回路。
JP1987148494U 1987-09-29 1987-09-29 Expired - Lifetime JPH0522960Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987148494U JPH0522960Y2 (ja) 1987-09-29 1987-09-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987148494U JPH0522960Y2 (ja) 1987-09-29 1987-09-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6454100U JPS6454100U (ja) 1989-04-04
JPH0522960Y2 true JPH0522960Y2 (ja) 1993-06-11

Family

ID=31419869

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987148494U Expired - Lifetime JPH0522960Y2 (ja) 1987-09-29 1987-09-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0522960Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5854698B2 (ja) * 1979-07-25 1983-12-06 富士通株式会社 障害検出方式

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5854698U (ja) * 1981-10-08 1983-04-13 明星電気株式会社 チヤイム音信号発生回路

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5854698B2 (ja) * 1979-07-25 1983-12-06 富士通株式会社 障害検出方式

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6454100U (ja) 1989-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0233280Y2 (ja)
US4001816A (en) Electronic chime
JPS54152846A (en) Pulse duration modulating signal amplifier circuit
US4567806A (en) Sound generator
US20090153221A1 (en) Polyphonic sound generating method
JPH0522960Y2 (ja)
JPS5828922B2 (ja) 電圧制御増幅器用の制御電圧発生装置
JP3121250B2 (ja) 警報音響装置
US4083284A (en) Delayed vibrato arrangement for an electronic musical instrument
JPS6321200B2 (ja)
JPH06118964A (ja) ブザー吹鳴装置
US3550117A (en) Timing apparatus
JPS6318080Y2 (ja)
RU1836715C (ru) Способ преобразовани звуковых сигналов дл общени с операторами АСУ при тренаже профессиональных навыков и устройство дл его осуществлени
JPH0233278Y2 (ja)
JPH0140073Y2 (ja)
JP3076233B2 (ja) 警報音響装置の駆動回路
JPH0810887B2 (ja) スピーチネットワーク
RU1794282C (ru) Слуховой аппарат
JPS5914944B2 (ja) 選隔操作応答装置
JP2734279B2 (ja) ソーナー用送信装置
JPH0238022B2 (ja)
SU1231534A1 (ru) Имитатор пени птиц
JPS6235118Y2 (ja)
JPS61173298A (ja) 圧電ブザ−の重音駆動方法