JPH05229549A - 梱包装置 - Google Patents

梱包装置

Info

Publication number
JPH05229549A
JPH05229549A JP4073184A JP7318492A JPH05229549A JP H05229549 A JPH05229549 A JP H05229549A JP 4073184 A JP4073184 A JP 4073184A JP 7318492 A JP7318492 A JP 7318492A JP H05229549 A JPH05229549 A JP H05229549A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
cushioning material
carton
packing device
bottom plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4073184A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinpei Shigeno
晋平 茂野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP4073184A priority Critical patent/JPH05229549A/ja
Publication of JPH05229549A publication Critical patent/JPH05229549A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トレイとカートンとからなる分割式の梱包装
置に使用する緩衝材を、そのまま普通の段ボール箱にも
流用できるようにすること。 【構成】 緩衝材3に形成した凹部16をトレイ1の側
板1bから切り起した突片17に嵌合させて、緩衝材3
をトレイ1の底板1a上で正確に位置決めするようにし
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大型TV等の重量製品
を梱包するのに最適な分割式の梱包装置に関し、特に、
トレイと、カートンと緩衝材とからなる梱包装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、大型TV等の重量製品を梱包
するのに最適な2分割式の梱包装置として、図6〜図8
に示すものがある。
【0003】この梱包装置は、厚手の段ボール紙等によ
って形成されて上面が開放された浅型のトレイ1及び下
面が開放された深型のカートン2と、トレイ1内の左右
両端に位置決めされる発泡スチロール等からなる一対の
緩衝材3とによって構成されている。
【0004】そして、梱包時には、まず、トレイ1の底
板1a上に一対の緩衝材3を載置して、トレイ1の4方
の側板1bとこれらの緩衝材3の3方の側面3aとの間
に平面形状がコ字状のカートン挿入用の隙間4を確保で
きるように、これらの緩衝材3を底板1a上に位置決め
する。
【0005】次に、一対の緩衝材3の製品嵌合用凹部3
b内に被梱包物である大型TV等の重量製品5の底部の
コーナを上方から嵌合させて載置し、その重量製品5の
上部のコーナに一対の上部緩衝材6を嵌合させる。
【0006】そして、これらの上部緩衝材6の上方から
カートン2を被せて、そのカートン2の4方の側板2a
の下端をトレイ1の側板1bの内側に形成されている上
記隙間4内に上方から挿入した後、これらの側板1b、
2aに形成されている複数の係合用穴7に合成樹脂等か
らなる複数の係止具8を嵌合させて、トレイ1とカート
ン2とを結合させるようにしたものである。
【0007】この際、従来の梱包装置は、トレイ1の側
板1bと緩衝材3の側面3aとの間にカートン挿入用の
隙間4を確保できるように、緩衝材3をトレイ1の底板
1a上に位置決めする方法として、図9に示すように、
緩衝材3の底面3cの両端に一対の凸部9を一体成形
し、これらの凸部9をトレイ1の底板1aに形成した一
対の位置決め穴10に上方から嵌合させる方法や、図1
0に示すように、緩衝材3の3方の側面3aに複数の凸
部11を一体成形し、これらの凸部11をトレイ1の側
板1bに内側から当接させる方法を採用していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の緩衝材
3は、図11に示すような、普通の段ボール箱12に流
用し難いと言う問題があった。
【0009】即ち、図9に示した緩衝材3を図11に示
した普通の段ボール箱12にそのまま流用すると、一対
の凸部9が底板12aに当接して、緩衝材3の底面3c
が浮いてしまう。そして、緩衝材3に加わる負荷によっ
て一対の凸部9がつぶれて、緩衝材3に傾き等が生じ易
い。従って、この緩衝材3をその段ボール箱12にその
まま流用するためには、図12の(A)に示すように、
凸部9の高さに見合うスペーサ13を敷設したり、図1
2の(B)に示すように、その段ボール箱12の底板1
2aに凸部9の嵌合穴14を開けなければならず、面倒
であり、かつコスト高につくと言う問題があった。
【0010】また、図10に示した緩衝材3を図11に
示した普通の段ボール箱12に流用すると、緩衝材3の
複数の凸部11によって緩衝材3の側面3cと段ボール
箱12の側板12bとの間に隙間ができてしまう。従っ
て、複数の凸部11をいちいち切り取らなければなら
ず、非常に面倒であると言う問題があった。
【0011】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、トレイとカートンとからなる分割
式の梱包装置に使用する緩衝材を、そのまま普通の段ボ
ール箱にも流用できるようにした梱包装置を提供するこ
とを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の梱包装置の請求項1は、トレイと、該トレ
イの内側に上方から挿入されるカートンと、上記トレイ
上でカートンの内側に配置される緩衝材とからなる梱包
装置において、上記トレイの側板から内側に切り起こし
た突片に、上記緩衝材に形成された凹部を嵌合させて位
置決めするようにしたものである。請求項2は、トレイ
と、該トレイの内側に挿入されるカートンと、上記トレ
イ上でカートンの内側に配置される緩衝材とからなる梱
包装置において、上記トレイの底板から上方に切り起こ
した突片に、上記緩衝材に形成された凹部を嵌合させて
位置決めするようにしたものである。
【0013】
【作用】上記のように構成された請求項1及び2の梱包
装置は、緩衝材に形成した凹部をトレイの側板や底板か
ら切り起こした突片に嵌合させて、緩衝材をトレイの底
板上で正確に位置決めするようにしたので、緩衝材の底
面や側面に凸部を設ける必要が全くない。
【0014】
【実施例】以下、本発明を適用した分割式の梱包装置の
実施例を図1〜図5を参照して説明する。なお、図6〜
図12と同一構造部には同一の符号を付して説明の重複
を省く。
【0015】まず、図1〜図2は第1実施例を示したも
のであって、緩衝材3の側面3aと底面3cとのコーナ
部で緩衝材3の長手方向のほぼ中央部に1つ又は2つの
凹部16を形成し、トレイ1の側板1bから1つ又は2
つの凸片17を内側に向けて矢印a方向にほぼ水平状に
切り起こしたものである。
【0016】そして、図2の(A)に示すように、緩衝
材3をトレイ1の底板1a上に載置する際、凹部16を
突片17に矢印b方向から嵌合させて、緩衝材3を底板
1a上に位置決めして、トレイ1の側板1bと緩衝材3
の側面3aとの間に平面形状がコ字状のカートン挿入用
隙間4を確保する。
【0017】なお、凹部16を突片17に矢印b方向か
ら嵌合する際、突片17の左右両側面17aに凹部16
の相対向する左右両側面16aを弾性に抗して圧着させ
ることによって、トレイ1内での緩衝材3の矢印c方向
の正確な位置決めを行う。また、凹部16の底面16b
を突片17の先端面17bに突き当てて、トレイ1内で
の緩衝材3の矢印b方向の正確な位置決めを行う。
【0018】そして、この位置決め構造によれば、図2
の(B)に示すように、カートン2の側板2の下端をト
レイ1の側板1bと緩衝材3の側面3aとの間の隙間4
内に上方から矢印d方向にスムーズに挿入できる。しか
も、その挿入時に、その側板2の下端面2bで突片17
を矢印e方向に自動的に押し開いて、その突片17の切
り起しによって生じたトレイ1の側板1bの開口18を
閉塞してしまうことができて、外観体裁を向上させるこ
とができる。
【0019】次に、図3及び図4は第2実施例を示した
ものであって、緩衝材3の側面3aと底面3cとのコー
ナ部に緩衝材3の長手方向に沿って2つ又は1つの凹部
19を形成し、トレイ1の底板1aから2つ又は1つの
突片20を内側に向けて矢印f方向にほぼ垂直状に切り
起したものである。
【0020】そして、図4に示すように、緩衝材3をト
レイ1の底板1a上に載置する際、凹部19を突片20
に矢印d、b方向から嵌合させて、緩衝材3を底板1a
上に位置決めして、トレイ1の側板1bと緩衝材3の側
面3aとの間に平面形状がコ字状のカートン挿入用隙間
4を確保する。
【0021】なお、凹部19を突片20に矢印d方向か
ら嵌合する際、突片20の左右両側面20aに凹部19
の相対向する左右両側面19aを弾性に抗して圧着させ
ることによって、トレイ1内での緩衝材3の矢印c方向
の正確な位置決めを行う。また、凹部19の底面19b
を突片20の内側面20bに矢印b方向から突き当て
て、トレイ1内での緩衝材3の矢印b方向の正確な位置
決めを行う。
【0022】そして、図4に示すように、カートン2の
側板2の下端をトレイ1の側板1bと緩衝材3の側面3
aとの間の隙間4内に上方から矢印d方向にスムーズに
挿入することができる。
【0023】以上のように構成された梱包装置によれ
ば、緩衝材3に形成した凹部16、19をトレイ1の側
板1bや底板1aから切り起した突片17、20に嵌合
させて、緩衝材3をトレイ1の底板1a上で正確に位置
決めするようにしたので、緩衝材3の底面3cや側面3
aに凸部を設ける必要が全くない。
【0024】従って、これらの緩衝材3を図5に示すよ
うに、普通の段ボール箱12にそのまま流用して、製品
2の緩衝を行う際、緩衝材3の側面3a及び底面3cを
段ボール箱12の側板12b及び底板12aにそれぞれ
密着させて安定良く位置決めすることができる。従っ
て、緩衝材3や段ボール箱に何等加工(図12のBに示
す穴開けや凸部切り取り等)を施さなくても、又は別部
品(図12のAに示すスペーサ等)を用いなくても、そ
の緩衝材3を段ボール箱12にそのまま流用することが
できる。
【0025】そして、緩衝材3をトレイ1に接着したも
のと異なり、緩衝材3の凹部16、19をトレイ1の突
片17、20から抜き取るだけで、緩衝材3をトレイ1
から容易に分離することができるので、緩衝材とトレイ
とを分離した分別廃棄が可能である。
【0026】以上、本発明の一実施例に付き述べたが、
本発明は上記の実施例に限定されることなく、本発明の
技術的思想に基づいて各種の変更が可能である。
【0027】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の梱包装
置は次のような効果を奏する。
【0028】緩衝材に形成した凹部をトレイの側板や底
板から切り起した突片に嵌合させて、緩衝材をトレイの
底板上で正確に位置決めするようにして、緩衝材の底面
や側面に凸部を設ける必要が全くないようにしたので、
トレイとカートンとからなる分割式の梱包装置に使用す
る緩衝材を、そのまま普通の段ボール箱にも流用するこ
とができて、汎用性が広がる。
【0029】緩衝材の凹部と、トレイの突片との嵌合に
より、緩衝材をトレイの底板上に正確に位置決めして、
緩衝材の側面とトレイの側板との間にカートン挿入用の
隙間を正確に確保できるので、その隙間にカートンの側
板の下端をスムーズに挿入することができ、梱包作業の
能率を向上できる。
【0030】緩衝材の凹部をトレイの突片から抜き取る
だけで、緩衝材をトレイから容易に分離することができ
るので、緩衝材とトレイとを分離した分別廃棄が可能で
あり、公害対策上好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の梱包装置の第1実施例を示す分解斜視
図である。
【図2】図1の組立て順序を示す断面側面図である。
【図3】本発明の梱包装置の第2実施例を示す一部切欠
き分解斜視図である。
【図4】図3の組立て順序を説明する断面側面図であ
る。
【図5】本発明の緩衝材を普通の段ボール箱に流用した
時の断面側面図である。
【図6】分割式の梱包装置を示す斜視図である。
【図7】図6の分解斜視図である。
【図8】図6の断面側面図である。
【図9】従来の緩衝材の位置決め方法を説明する一部切
欠き分解斜視図である。
【図10】従来の緩衝材の他の位置決め方法を説明する
分解斜視図である。
【図11】分割式梱包装置の緩衝材を普通の段ボール箱
に流用することを説明する斜視図である。
【図12】分割式梱包装置の従来の緩衝材を普通の段ボ
ール箱に流用する際のスペーサやトレイの穴開けを説明
する断面側面図である。
【符号の説明】
1 トレイ 1a トレイの底板 1b トレイの側板 2 カートン 2a カートンの側板 3 緩衝材 3a 緩衝材の側面 3c 緩衝材の底面 4 隙間 16、19 凹部 17、20 突片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トレイと、 該トレイの内側に上方から挿入されるカートンと、 上記トレイ上でカートンの内側に配置される緩衝材とか
    らなる梱包装置において、 上記トレイの側板から内側に切り起こした突片に、上記
    緩衝材に形成された凹部を嵌合させて位置決めするよう
    にしたことを特徴とする梱包装置。
  2. 【請求項2】トレイと、 該トレイの内側に挿入されるカートンと、 上記トレイ上でカートンの内側に配置される緩衝材とか
    らなる梱包装置において、 上記トレイの底板から上方に切り起こした突片に、上記
    緩衝材に形成された凹部を嵌合させて位置決めするよう
    にしたことを特徴とする梱包装置。
JP4073184A 1992-02-25 1992-02-25 梱包装置 Pending JPH05229549A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4073184A JPH05229549A (ja) 1992-02-25 1992-02-25 梱包装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4073184A JPH05229549A (ja) 1992-02-25 1992-02-25 梱包装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05229549A true JPH05229549A (ja) 1993-09-07

Family

ID=13510801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4073184A Pending JPH05229549A (ja) 1992-02-25 1992-02-25 梱包装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05229549A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005132385A (ja) * 2003-10-28 2005-05-26 Sony Corp 包装装置
JP2011073745A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Hatada:Kk 包装容器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005132385A (ja) * 2003-10-28 2005-05-26 Sony Corp 包装装置
JP4529066B2 (ja) * 2003-10-28 2010-08-25 ソニー株式会社 包装装置
JP2011073745A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Hatada:Kk 包装容器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3985268B2 (ja) 電子機器の梱包箱
EP0441102A1 (en) Punched cardboard element for keeping and showing sweets and the like
US20110024324A1 (en) Suspension / retention packaging
EP0289363B1 (en) Package
JPH06286749A (ja) プラスチック箱
US5385293A (en) Corrugated fiberboard box for packaging large television receiver
JPH05229549A (ja) 梱包装置
KR900014215A (ko) 다수의 육면체 상자용 패키지 및 그 블랭크
JP2022143462A (ja) トレイ
JPWO2018220661A1 (ja) 梱包装置
JP2551014Y2 (ja) 扇風機の包装用仕切体
JPH0350061Y2 (ja)
JP3286695B2 (ja) 緩衝包装材
JPH06298288A (ja) 梱包用部品支持装置
AU5515780A (en) Casing for array of cartons
JPH0630672Y2 (ja) 物品収納箱
JPH0769372A (ja) 包装装置
JPH06270984A (ja) 包装装置
JPH08301380A (ja) 洗濯機等の包装装置
JPH07232765A (ja) 段ボール製緩衝体
JPH10119957A (ja) 包装箱
JP2008018953A (ja) 包装材
JP3987835B2 (ja) 電子機器の梱包箱
JP2003291964A (ja) 折り畳みコンテナー
JPH0219375Y2 (ja)