JPH05229063A - バイオセルロース膜複合体およびその製造方法 - Google Patents

バイオセルロース膜複合体およびその製造方法

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JPH05229063A
JPH05229063A JP3320896A JP32089691A JPH05229063A JP H05229063 A JPH05229063 A JP H05229063A JP 3320896 A JP3320896 A JP 3320896A JP 32089691 A JP32089691 A JP 32089691A JP H05229063 A JPH05229063 A JP H05229063A
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JP
Japan
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biocellulose
fiber assembly
membrane
fiber
biocellulose membrane
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JP3320896A
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English (en)
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Noritoshi Kimura
文紀 木村
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Japan Vilene Co Ltd
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Japan Vilene Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 バイオセルロース膜3と繊維集合体2からな
る支持体とを複合してなるバイオセルロース膜複合体1
であって、培養容器に繊維集合体を入れ、セルロース合
成能を有する微生物を液体培地中に分散させた懸濁液
を、前記懸濁液の界面が前記繊維集合体の厚さより所望
間隔だけ高くなるように前記培養容器に注ぎ、前記微生
物によって生成されたセルロース膜が繊維集合体に結合
するまで静置培養した後、アルカリ処理することによっ
て得られる。 【効果】 所望の厚さのバイオセルロース膜が得られ、
しかも支持体から剥離することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医療用、化粧用パッ
ド、創傷被覆保護材、あるいは分離膜として有用な、微
生物が生産するセルロース膜と、繊維集合体からなる支
持体とを複合化する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】微生物が生産するセルロース(以下、
「バイオセルロース」という)は、直径約4nmのミクロ
フィブリルが多数集ったフィブリルからできており、酢
酸菌等を静置培養することによって、空気−液体培地界
面にバイオセルロースからなる膜(以下、「バイオセル
ロース膜」という)を形成することができる。
【0003】バイオセルロース膜は、その構造と性質の
特異性から多分野において利用が検討されている。例え
ば、微細な網目構造を利用して分離膜へ応用する技術、
網目構造と保水性とを利用して医療用パッドや、化粧用
パッドへ応用する技術が知られている。このバイオセル
ロース膜は、高結晶性を有しているため膜としては高い
強度を有しているものの、実用化するには十分ではなか
った。
【0004】これに対して、特開昭59−120159
号公報には、生理的に受容可能な液体を含有するバイオ
セルロース膜からなる医療用パッドが記載されており、
バイオセルロース膜の生成中に、その中に補強材を組み
入れて、バイオセルロース膜を補強することが記載され
ている。この補強材入りの医療用パッドは、バイオセル
ロース膜の生成中に、液体培地の表面張力を破損しない
ように、無菌の補強材を膜の上に配置し、その後も培養
を続け、バイオセルロースの生成を継続させて、新しく
形成されたバイオセルロース膜で補強材を包囲すること
によって得られる。しかしながら、この補強材入りの医
療用パッドは、補強材と、その下側(培養容器の底面
側)のバイオセルロース膜との結合力が弱く、層剥離し
やすいという欠点、そして、補強材の上側に新しく生成
されるバイオセルロース膜は、補強材を下側に押込みな
がら、バイオセルロース膜を生成していくため、厚いバ
イオセルロース膜を得ることが困難であるという欠点が
あった。更に、液体培地の表面張力を破損しないよう
に、補強材を配置することは、極めて煩雑な作業であ
り、特に補強材が高目付の場合には配置することが極め
て困難であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、所望の厚さ
のバイオセルロース膜を有し、且つ支持体と層剥離する
ことのないバイオセルロース膜複合体およびその製造方
法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、繊維集合体の
少なくとも片面に、バイオセルロース膜を複合化してな
るバイオセルロース膜複合体、および培養容器に繊維集
合体を入れ、セルロース合成能を有する微生物を液体培
地中に分散させた懸濁液を、前記懸濁液の界面が前記繊
維集合体の厚さより所望間隔だけ高くなるように前記培
養容器に注ぎ、前記微生物によって生成されるセルロー
ス膜が繊維集合体に結合するまで静置培養した後、アル
カリ処理することを特徴とするバイオセルロース膜複合
体の製造方法を要旨とする。
【0007】
【作用】本発明におけるセルロース合成能を有する微生
物としては、アセトバクターキシリナム(Acetobacter
xylinum)、アセトバクターパストウリアン(Acetobact
er pasteurian)等の酢酸菌、シュードモナス属細菌、
アグロバクテリウム属細菌等を利用することができる。
【0008】本発明においてバイオセルロースとは、上
記の微生物の代謝の過程で細胞外に排出されるセルロー
スのことであり、バイオセルロース膜とは上記の微生物
を静置培養することによって、空気−液体培地界面に形
成されるバイオセルロースからなるゲル状の膜のことで
ある。尚、バイオセルロースには、セルロースの他にマ
ンノース、フラクトース、ガラクトース、キシロース、
アラビノース、ラムノース、六炭糖、五炭糖、及び有機
酸等も含まれている。
【0009】適当な液体培地を用いて、上記微生物を静
置培養すると、各々の微生物は空気−液体培地界面にお
いて一本のフィブリルからなるバイオセルロースを連続
的に生産し、空気−液体培地界面にゲル状のバイオセル
ロース膜を形成する。空気−液体培地界面がバイオセル
ロース膜によって全面的に覆われると、その膜の下方、
すなわち培養容器の底面側に、新しいバイオセルロース
膜を形成していく。本発明では、この特性を利用し、空
気−液体培地界面より下方へ、すなわち新しくバイオセ
ルロース膜が形成されていく方向に、所望間隔をおいて
繊維集合体を配置し、バイオセルロースのフィブリルの
形成と同時に繊維集合体の構成繊維と絡合せしめること
によって、バイオセルロース膜と繊維集合体との十分な
結合力を得ることを可能にしたものである。更に、バイ
オセルロース膜が繊維集合体に接触するまでの間隔に相
当する厚さのバイオセルロース膜を得ることができる。
【0010】本発明の繊維集合体2としては、不織布、
織物、編物等が用いられるが、この中でも、不織布は、
構成繊維を厚み方向に絡合させることができ、孔径も容
易に設計できることから好ましく用いられる。不織布と
しては、ニードルパンチ不織布、水流絡合不織布、バイ
ンダー接着不織布、スパンボンド不織布等の公知のもの
をすべて利用できる。繊維集合体の目付は特に限定され
ないが、バイオセルロース膜の支持体として、補強およ
び緩衝作用が要求されるため、100〜400g/m2のも
のが好適である。分離膜として使用する場合には、繊維
集合体に密度勾配を持たせることもできる。
【0011】本発明におけるバイオセルロース膜3と繊
維集合体2との結合は、バイオセルロースのフィブリル
と繊維集合体の構成繊維との絡み合いによって得られる
ため、繊維集合体を構成する繊維も特に限定されない
が、後述のアルカリ処理に対する耐性を有し、かつオー
トクレーブ等の滅菌処理に対する耐熱性を有するものか
ら選択することが好ましい。繊維集合体をオートクレー
ブによって滅菌する場合には、通常121℃に設定され
る処理温度よりも少なくとも10℃以上高い融点を有す
るものを用いることが好ましい。このような繊維として
は、レーヨン繊維、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、
アクリル繊維、アラミド繊維、木綿、麻、炭素繊維等が
ある。
【0012】以下、本発明のバイオセルロース膜複合体
の製造方法について詳しく述べる。
【0013】繊維集合体を公知の方法によって形成し、
この繊維集合体をシャーレ等の培養容器に入れて、オー
トクレーブ等で滅菌する。
【0014】微生物生育用の液体培地としては、炭素
源、窒素源、無機塩類、必要に応じてアミノ酸、ビタミ
ン等からなる通常のものが使用できる。液体培地をオー
トクレーブ滅菌後、その中にセルロース合成能を有する
微生物を100ml当り2〜3白金耳になるように分散さ
せて懸濁液を作成する。この懸濁液を、上記の滅菌済の
繊維集合体の入った培養容器に注ぎ、繊維集合体の厚さ
より所望間隔だけ高くなるようにする。この間隔は、所
望するバイオセルロース膜の厚さに応じて適宜設定され
るが、20mmを超えると、バイオセルロース膜自体に層
剥離が生じるため好ましくない。好ましくは1〜20m
m、更に好ましくは2〜10mmである。
【0015】上記の繊維集合体および懸濁液の入った培
養容器を、30℃の飽和水蒸気中で静置培養し、空気−
液体培地界面から下方へ生成されるバイオセルロース膜
が、繊維集合体に結合するまで培養する。バイオセルロ
ース膜と繊維集合体との結合は、バイオセルロース膜
が、繊維集合体の表面から内部へ1mm以上入り込むまで
培養すれば充分である。培養時間は、微生物の種類、培
養容器の大きさ、所望するバイオセルロース膜の厚さに
応じて適宜設定すればよいが、例えば、90mmφのシャ
ーレを用いて、アセトバクターキシリナムから、2〜1
0mmのバイオセルロース膜を形成する場合であれば、培
養時間は、7〜30日間である。以上の操作により、図
1に示すような、繊維集合体2の片面にバイオセルロー
ス膜3を有するものが得られる。尚、以上の操作はすべ
て無菌的に行われる。
【0016】繊維集合体の両表面にバイオセルロース膜
を形成させる場合には、図1のようにバイオセルロース
膜3が繊維集合体2の片面に形成されたものを、そのバ
イオセルロース膜表面が下側になるように培養容器に置
き、再度上記の操作を行えばよい。
【0017】図2のように繊維集合体2の中間部にバイ
オセルロース膜3を形成させる場合には、懸濁液の界面
が、繊維集合体の厚さの中間になるように調整して培養
すればよい。この場合、微生物および生成されるセルロ
ースの大きさは、繊維集合体の構成繊維および空隙に比
較して非常に小さいので、微生物はその空隙を通過しな
がらセルロースを生成し、空隙に均一なバイオセルロー
ス膜を形成する。
【0018】培養によってバイオセルロース膜を複合し
た後、水で洗浄し培地を除去し、ついで、アルカリ処理
を行い、微生物および不純物を除去する。アルカリ処理
は、生成されたバイオセルロース膜の約10倍量の、例
えば2%程度の水酸化ナトリウム溶液のようなアルカリ
溶液で、1〜2時間煮沸すればよい。その後、中性にな
るまで水洗し、目的のバイオセルロース膜複合体を得
る。
【0019】
【実施例】
実施例1 レーヨン繊維(繊度15デニール、繊維長76mm)から
なるウェブをニードルパンチ処理して、目付200g/
m2、厚さ3mmの繊維集合体を得た。この繊維集合体を9
0mmφシャーレの形状に型取りし、シャーレに入れ、オ
ートクレーブによって121℃で、15分間、滅菌し
た。
【0020】次に、グルコース25g、酵母エキス5g、
ペプトン3gを蒸留水に溶かし1000mlとし、pHを
6に調整して、微生物生育用培地を作成し、同様にオー
トクレーブ滅菌した。この培地に、アセトバクターキシ
リナム(Acetobacter xylinum IFO13693)を100ml
当り2〜3白金耳となるように分散させ、懸濁液を得
た。
【0021】この懸濁液を、上記の繊維集合体の入った
滅菌済のシャーレに、懸濁液の界面がシャーレの底面か
ら5mmの高さになるように注ぎ、30℃の飽和水蒸気中
で、10日間培養した。尚、これらの操作はすべて無菌
的に行った。
【0022】培養後、繊維集合体を取り出し、水で良く
洗浄し、200mlの2%水酸化ナトリウム溶液で、1時
間煮沸し、ついで、中性になるまで水で洗浄し、目的の
バイオセルロース膜複合体を得た。
【0023】得られたバイオセルロース膜複合体の片面
は、厚さ2mmのバイオセルロース膜によって完全に覆わ
れており、繊維集合体から膜が剥離することは全くな
く、医療用パッド、創傷被覆保護材として極めて有用で
あった。
【0024】実施例2 実施例1で得られたバイオセルロース膜複合体のバイオ
セルロース膜を有する面を下側として、懸濁液を、懸濁
液の界面がシャーレの底面から高さ7mmとなるように注
いだ以外は実施例1と同じ条件で行った。
【0025】得られたバイオセルロース膜複合体の両面
は、厚さ2mmのバイオセルロース膜によって完全に覆わ
れており、繊維集合体から膜が剥離することは全くな
く、医療用パッド、創傷被覆保護材として極めて有用で
あった。
【0026】実施例3 ナイロン繊維(繊度45デニール、繊維長76mm)のか
らなる目付400g/m2のウェブに、アクリル系バインダ
ーをスプレー含浸し、目付450g/m2、厚さ10mmの繊
維集合体を得た。この繊維集合体を使用した以外は、実
施例1と同じ条件で行った。
【0027】得られたバイオセルロース膜複合体は、繊
維集合体の中間部に厚さ3mmのバイオセルロース膜を有
しており、分離膜として極めて有用であった。
【0028】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、煩雑な複合
化操作なしに、繊維集合体の表面または中間部に、任意
の厚さのゲル状のバイオセルロース膜を複合することが
でき、得られたバイオセルロース膜複合体は、バイオセ
ルロース膜を構成しているフィブリルと繊維集合体の構
成繊維とが、繊維同士の絡み合いによって結合している
ため、層剥離することがなく、強度、取り扱い性、加工
性に優れている。また、繊維集合体として、高い目付の
ものを使用することができるため、緩衝作用のあるもの
が得られ、医療用パッド、化粧用パッド、あるいは創傷
被覆保護材として極めて有用である。更に、分離膜とし
て利用する場合には、緻密なバイオセルロース膜と粗い
繊維集合体との粗密構造により、効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1によるバイオセルロース膜複
合体を模式的に示した断面図である。
【図2】本発明の実施例3によるバイオセルロース膜複
合体を模式的に示した断面図である。
【符号の説明】
1 バイオセルロース膜複合体 2 繊維集合体 3 バイオセルロース膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 27/12 7258−4F

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維集合体の少なくとも片面に、バイオ
    セルロース膜を複合化してなるバイオセルロース膜複合
    体。
  2. 【請求項2】 繊維集合体の中間部に、バイオセルロー
    ス膜を形成してなるバイオセルロース膜複合体。
  3. 【請求項3】 培養容器に繊維集合体を入れ、セルロー
    ス合成能を有する微生物を液体培地中に分散させた懸濁
    液を、前記懸濁液の界面が前記繊維集合体の厚さより所
    望間隔だけ高くなるように前記培養容器に注ぎ、前記微
    生物によって生成されるセルロース膜が繊維集合体に結
    合するまで静置培養した後、アルカリ処理することを特
    徴とするバイオセルロース膜複合体の製造方法。
  4. 【請求項4】 培養容器に繊維集合体を入れ、セルロー
    ス合成能を有する微生物を液体培地中に分散させた懸濁
    液を、前記懸濁液の界面が前記繊維集合体の厚さの略中
    間になるように前記培養容器に注ぎ、静置培養した後、
    アルカリ処理することを特徴とするバイオセルロース膜
    複合体の製造方法。
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