JPH05229050A - 易剥離性包装材料および密封容器 - Google Patents

易剥離性包装材料および密封容器

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JPH05229050A
JPH05229050A JP15764992A JP15764992A JPH05229050A JP H05229050 A JPH05229050 A JP H05229050A JP 15764992 A JP15764992 A JP 15764992A JP 15764992 A JP15764992 A JP 15764992A JP H05229050 A JPH05229050 A JP H05229050A
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JP
Japan
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heat
packaging material
polyester resin
sealing layer
weight
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JP15764992A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Nasu
博至 那須
Fumio Nishitani
文男 西谷
Tomohiro Yokota
知宏 横田
Hiroshi Ogawara
宏 小河原
Toshiyuki Doro
敏行 堂路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 易剥離性包装材料1は、低結晶性ポリエステ
ル樹脂100重量部、およびエチレン・プロピレンゴム
を成分とするオレフィン系熱可塑性エラストマー5〜1
00重量部よりなる2成分、あるいは更にポリエステル
系熱可塑性エラストマー5〜100重量部を加えた3成
分よりなる混合物で形成された熱封緘層4と、熱封緘層
4に隣接して形成されたポリブチレンテレフタレート樹
脂層3とからなる。 【効果】 密封性が優れているとともに開封時に包装材
料を損傷することなく、容易に開封することができ、し
かも開封面が美麗になる。ポリエステル系材料の特徴と
する透明性、衛生性、保香性、非吸着性、無公害性を備
えた包装形態を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば食品、高級洋
菓子、医療品、入浴剤、芳香剤、化粧品等の包装に用い
られる易剥離性包装材料および密封容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プラスチックを使用した易剥離性
熱封緘包装は、次のようにして行われていた。すなわ
ち、オレフィン系樹脂(たとえばポリプロピレン)また
は塩化ビニル系樹脂からなる包装用容器本体および蓋、
または包装用パウチの開口を、これらと同種の樹脂から
なるベースレジンに、ポリエチレン、ポリエチレン系ワ
ックス、粘着付与剤等ベースレジンとは相溶性の悪い樹
脂を添加してなる熱封緘用樹脂塑組成物、または塩化ビ
ニル・酢酸ビニル共重合体樹脂、低密度ポリエチレン樹
脂、アイオノマー樹脂、もしくはエチレン・酢酸ビニル
共重合体樹脂等の熱封緘用樹脂を使用して熱封緘してい
た。
【0003】しかしながら、上記の易剥離性熱封緘包装
においては、近年、次のような問題点が生じてきた。
【0004】オレフィン系樹脂臭が内容物に移行し、
内容物の味、香り等が変質する。そのため、グルメ化傾
向の今日においては好ましくない。
【0005】内容物が芳香剤や入浴剤の場合、これら
の成分であるd−リモネン、l−メントール、dl−カ
ンフル等により熱封緘層が膨潤し、シール強度および密
封性が経時的に劣化する。
【0006】容器本体、蓋、あるいはパウチなどの焼
却時に塩素ガスが発生し、環境保全上好ましくない。
【0007】そこで、このような問題を解決するため
に、ポリエステル系樹脂からなる包装材料を用いた容器
本体および蓋や、パウチ素材等が使用されるようになっ
てきている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ポリエ
ステル系樹脂からなる包装材料を、上述した従来の熱封
緘用樹脂で熱封緘した場合、接着力が不足し、密封性に
劣るという問題がある。また、熱封緘用樹脂としてポリ
エステル系樹脂を使用した場合、優れた熱封緘性を有し
てはいるものの、易剥離性を備えてはいないので開封に
大きな力が必要となって不便であり、剥がした場合にも
開封面に熱封緘樹脂が残存して見苦しいという問題があ
る。したがって、開封のために刃物等を使用する必要が
あり、面倒である。
【0009】本発明の目的は、上記問題を解決し、充分
な接着力と適度な易剥離性を合せ持った熱封緘層を有す
る易剥離性包装材料、および密封容器を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の易剥
離性包装材料は、低結晶性ポリエステル樹脂100重量
部、およびエチレン・プロピレンゴムを成分とするオレ
フィン系熱可塑性エラストマー5〜100重量部よりな
る混合物で形成された熱封緘層を有するものである。
【0011】熱封緘層を形成する混合物において、低結
晶性ポリエステル樹脂とオレフィン系熱可塑性エラスト
マー(TPO)との混合比率を、前者100重量部に対
して後者5〜100重量部としたのは、低結晶性ポリエ
ステル樹脂100重量部に対するTPOの混合比率が5
重量部未満では易剥離性が発現せずに完全密封状態とな
って手で簡単に剥離することができず、包装材料が破断
して一部が残存し、開封後の外観を損なうことになり、
上記混合比率が100重量部を越えると十分なシール強
度が得られず、密封性を損なうことになり、いずれの場
合も好ましくないからである。上記混合比率は、好適に
は10〜80重量部である。
【0012】本発明による第2の易剥離性包装材料は、
低結晶性ポリエステル樹脂100重量部、エチレン・プ
ロピレンゴムを成分とするオレフィン系熱可塑性エラス
トマー5〜100重量部、および10℃以下のガラス転
移点を有するポリエステル系熱可塑性エラスマー5〜1
00重量部よりなる混合物で形成された熱封緘層を有す
るものである。この3成分系においては、密封性をさら
に上げて、なおかつ手で開封可能とするために、ポリエ
ステル系熱可塑性エラスマーを低結晶性ポリエステル樹
脂100重量部に対して5〜100重量部まで混合する
ものである。上記ポリエステル系熱可塑性エラスマーの
混合比率が5重量部未満では易剥離性が発現しにくくな
り、また100重量部をこえると十分なシール強度が得
られず、密封性を損なうことになる。上記混合比率は好
適には5〜50重量部である。
【0013】上記第1および第2の易剥離性包装材料の
封緘層に使用される低結晶性ポリエステルは、下記(a)
〜(c) のうちのいずれか1つを用いることが好ましい。
【0014】(a) ジカルボン酸成分と、グリコール成分
が合計で3成分以上含まれる共重合ポリエステル。
【0015】(b) ジカルボン酸成分とグリコール成分が
各1成分であるポリエステルのうち、溶融押出製膜後の
結晶化度が10%以下となるようなポリエステル。
【0016】(c) (a) に該当する1種以上のポリエステ
ルと、(b) に該当する1種以上のポリエステルとの混合
物。
【0017】このような低結晶性ポリエステルを構成す
るモノマーとしては、従来から使用されているものを用
いることができ特に限定されない。好ましくは、主たる
ジカルボン酸成分としてテレフタル酸が使用され、主た
るジオール成分としてエチレングリコールまたは1,4
−テトラメチレングリコールが使用される。その他の構
成成分としては、イソフタル酸、ジエチレングリコー
ル、1,4−シクロヘキサンジメタノール等が好ましく
使用される。このとき、他の構成成分の添加量は全モノ
マーの2.5〜25mol %が好ましくは、さらに好まし
くは10〜15mol %である。
【0018】さらに具体的には、テレフタル酸とエチレ
ングリコールと1,4−シクロヘキサンジメタノールと
を共重合させたポリエステル、テレフタル酸とエチレン
グリコールとジエチレングリコールとを共重合させたポ
リエステル、テレフタル酸とイソフタル酸とエチレング
リコールとを共重合させたポリエステル、テレフタル酸
とイソフタル酸と1,4−シクロヘキサンジメタノール
を共重合させたポリエステル、テレフタル酸とイソフタ
ル酸とプロピレングリコールとを共重合させたポリエス
テル、テレフタル酸とイソフタル酸とエチレングリコー
ルとプロピレングリコールとを共重合させたポリエステ
ル等を挙げることができる。
【0019】また、結晶性または非結晶性のポリエステ
ルを押し出し成形する際に金型吐出口から押し出される
フィルムを急冷することによって得られる結晶化度10
%以下の低結晶性ポリエステルを使用することもでき
る。このとき使用されるモノマー成分は特に限定されな
い。
【0020】熱封緘層に使用されるTPOの成分となり
うるエチレン・プロピレンゴムは、たとえばエチレン・
プロピレン共重合体またはエチレン・プロピレン・ジエ
ン三元共重合体よりなる。エチレン・プロピレンゴムの
エチレン・プロピレン部分は、部分架橋していてもよい
し、あるいは未架橋であってもよい。
【0021】エチレン・プロピレン・ジエン三元共重合
体のジエン成分としては、エチリデン・ノルボルネン、
ジシクロペンタジエン、1,4−ヘキサジエンのいずれ
のものを用いてもよく、これらの第3成分が部分架橋ま
たは完全架橋していることが望ましいが、未架橋であっ
てもよい。
【0022】また、上記のようなエチレン・プロピレン
ゴムは、たとえばポリプロピレンのようなオレフィン系
樹脂と混合して用いることもできる。
【0023】熱封緘層の厚さは2μm以上であり、かつ
包装材料全体の厚さの10〜50%となっていることが
好ましい。
【0024】上記包装材料全体の厚さは10〜500μ
mであることが好ましい。この厚さが10〜100μm
の場合には、熱封緘層に隣接してポリエステル樹脂層が
形成されたものが好ましい。ポリエステル系樹脂層とし
ては、特にポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT樹
脂)からなるものを使用することが望ましい。PBT樹
脂を使用することにより、包装材料の柔軟性が増し、生
産時における熱封緘層の安定製膜性が確保されるととも
に、後加工工程での切断などのトラブルを未然に防ぐこ
とができる。また、PBT樹脂を使用することにより、
上記のような薄い包装材料でも内容物の香気成分や薬効
成分の透過防止効果が優れたものになる。
【0025】上記PBT樹脂は、たとえば1,4−ブタ
ンジオールとテレフタル酸を主たるモノマー成分として
縮重合によって得られるポリエステル樹脂である。
【0026】PBT樹脂には、PBT樹脂本来の特性が
失われない範囲で、1,4−ブタンジオール以外のジオ
ール成分、およびテレフタル酸以外のジカルボン酸成分
がモノマー成分として使用され得る。そのようなジオー
ル成分としては、エチレングリコール、ジエチレングリ
コール、ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘキ
サンジメタノールなどがある。ジカルボン酸成分として
は、テレフタル酸以外に、イソフタル酸、セバシン酸、
アジピン酸、アゼライン酸、コハク酸などが使用され得
る。
【0027】PBT樹脂は、25℃のo−クロロフェノ
ール中での固有粘度(IV)が、0.6以上であること
が好ましい。
【0028】熱封緘層に使用されるポリエステル系熱可
塑性エラストマーとしては、芳香族ポリエステルと脂肪
族ポリエーテルとの縮重合物であるポリエ−テル−エス
テル系エラストマーを用いるのが好ましい。そして、本
発明の効果を発現させるためにはガラス転移点が10℃
以下であることが必要である。
【0029】包装材料の製法は特に限定するものではな
く、Tダイ押出し成形法、インフレーション法等適宜の
成形法を適用することができる。たとえば、ポリエステ
ル系樹脂層を芯層として押出機にて共押出法にて成形し
たものは、芯層と熱封緘層との間に接着性樹脂を使用し
なくても両層間に充分な接合強度を有するものとなる。
【0030】包装材料は、比較的に厚いシート状または
比較的に薄いフィルム状として使用され得るが、シート
状の場合には単体で使用されることが多い。一方、フィ
ルム状の場合には、ポリエステル系樹脂層側にプラスチ
ックフィルム、金属箔、および紙のうちの少なくとも1
種が積層されて使用されることが多い。金属箔として
は、たとえばアルミニウム箔、錫箔、鋼箔、ブリキ箔等
が用いられる。プラスチックフィルムとしては、二軸延
伸ポリエチレンテレフタレートフィルム、二軸延伸ナイ
ロンフィルム、ポリカーボネートフィルム、またはこれ
らのラミネート品等が用いられる。包装材料と、プラス
チックフィルム、金属箔、および紙のうちの少なくとも
1種との積層方法としては、ウレタン系接着剤等による
ドライラミネート法、押出ラミネート法等公知の方法が
適用される。
【0031】本発明による密封容器は、ポリエステル系
樹脂からなる容器本体に、上述したような包装材料から
なる蓋材が、熱封緘層を利用して熱封緘されたものであ
る。
【0032】この密封容器において、容器本体として
は、単一の低結晶性ポリエステルシート、または低結晶
性ポリエステル樹脂層を最内層として構成される積層合
成樹脂シートから形成されたものが用いられるのがよ
い。このような容器本体は、圧空成形、プラグアシスト
成形、真空成形等の絞り成形や、中空成形や、射出成形
等の方法で製造される。
【0033】このような容器本体に、上述したような包
装材料からなる蓋材を、熱封緘層を利用して通常の熱接
着条件にて熱封緘した場合、熱封緘部においては、安定
した熱封緘性能を示し、その剥離強度として最適な0.
5〜3.0kg/15nmの値を示す。
【0034】本発明による他の密封容器は、上述したよ
うな包装材料からなる2枚の素材の周縁部どうしが、熱
封緘層を利用して熱封緘されたものである。
【0035】本発明によるさらに他の密封容器は、上述
したような包装材料からなる1枚の素材が2つ折りにさ
れ、その折り目以外の縁部どうしが、熱封緘層を利用し
て熱封緘されたものである。
【0036】
【実施例】次に、本発明の実施例について比較例ととも
に説明する。
【0037】[実施例1〜5および比較例1〜5]まず
実施例1〜5および比較例1〜5に用いられる樹脂の一
覧を以下に示す。
【0038】(1) 低結晶性ポリエステル テレフタル酸50mol %、エチレングリコール35mol
%、1,4−シクロヘキサンジメタノール15mol %か
らなり、固有粘度IV=0.75、融点Tm=なし、ガ
ラス転移点Tg=83℃であるもの。
【0039】(2) 低結晶性ポリエステル テレフタル酸40mol %、イソフタル酸10mol %、エ
チレングリコール501mol %からなり、IV=0.7
4、Tm=220℃、Tg=70℃であるもの。
【0040】(3) ポリブチレンテレフタレート(PB
T) テレフタル酸50mol %、1,4−ブタンジオール50
mol %からなり、IV=0.76、Tm=223℃、T
g=56℃であるもの。
【0041】(4) オレフィン系熱可塑性エラストマー
(TPO) ポリプロピレン30重量部と、エチレン・プロピレン部
分が部分架橋したエチレン・プロピレン・5−エチリデ
ン−2−ノルボルネン3元共重合ゴム70重量部とから
なり、メルトフローレート(MFR)=15、Tg=−
60℃以下であるもの。
【0042】(5) オレフィン系熱可塑性エラストマー
(TPO) ポリプロピレン50重量部と、エチレン・プロピレン部
分が部分架橋したエチレン・プロピレン・ジシクロペン
タジエン3元共重合ゴム50重量部とからなり、MFR
=30、Tg=−60℃以下であるもの。
【0043】(6) ポリエステル系熱可塑性エラストマー テレフタル酸40mol %、イソフタル酸10mol %、
1,4−ブタンジオール15mol %、ポリヘキサメチレ
ンエーテルグリコール35mol %からなり、IV=0.
7,Tm=152℃,Tg=−40℃であるもの。
【0044】実施例1 上記(1) の低結晶性ポリエステル70重量%と、上記
(4) のTPO30重量%とをドライブレンドし、これを
1台の押出機により押出し、また同時に他の1台の押出
機にて上記(3) のPBTを押出し、Tダイ内で積層させ
て得た共押出フィルムからなる包装材料。この包装材料
は全厚30μm、熱封緘層8μm、PBT層22μmで
ある。
【0045】実施例2 上記(3) のPBTを用いて押出機およびTダイにより厚
さ30μmのフィルムを成形し、このフィルム上に、上
記(2) の低結晶性ポリエステル80重量%と、上記(5)
のTPO20重量%とのドライブレンド物を押出機を用
いて厚さが10μmとなるように押出ラミネーションす
ることにより得た積層フィルムからなる包装材料。
【0046】実施例3 二軸延伸ポリアミドフィルム25μmと、実施例1の包
装材料のPBT面とを通常のドライラミネーションによ
り貼合わせて得た包装材料。
【0047】実施例4 上記(1) の低結晶性ポリエステル80重量%と、上記
(4) のTPO10重量%およびポリエステル系熱可塑性
エラストマ−10重量%とをドライブレンドし、これを
1台の押出機により押出し、また同時に他の一台の押出
機にて上記(3) のPBTを押出だし、Tダイを用いて得
た共押出フィルムからなる包装材料。この包装材料は全
厚30μm、熱封緘層8μm、PBT層22μmであ
る。
【0048】実施例5 二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム12μm
とアルミニウム箔9μmとを通常のドライラミネーショ
ンにより貼合せて積層材を形成し、これのアルミニウム
面と、実施例1の包装材料のPBT面とを同様のドライ
ラミネーションにより貼合せて得た包装材料。
【0049】実施例6 実施例5で使用した積層材のアルミニウム面と、実施例
2の包装材料のPBT面とを通常のドライラミネーショ
ンにより貼合せて得た包装材料。
【0050】比較例1 上記(1) の低結晶性ポリエステル30重量%と上記(4)
のオレフィン系熱可塑性エラストマー70重量%とをド
ライブレンドし、実施例1と同様にして得たPBT層を
持つ共押出フィルムからなる包装材料。この包装材料は
全厚30μm、熱封緘層8μm、PBT層22μmであ
る。
【0051】比較例2 上記(3) のPBTを用いて押出機およびTダイにより厚
さ30μmの透明フィルムを成形し、このフィルム上
に、押出機を用いて上記(2) の低結晶性ポリエステル
を、厚さが20μmとなるように押出ラミネートするこ
とにより得られた積層フィルムからなる包装材料。アン
カーコートは用いない。
【0052】比較例3 実施例5で使用した積層材のアルミニウム面と、比較例
2の包装材料のPBT面とを同様のドライラミネーショ
ンにより貼合して得た包装材料。
【0053】比較例4 実施例5で使用した積層材のフィルム上にポリイミン系
のアンカーコート材をコーティングした後、ポリプロピ
レン樹脂とエチレン・プロピレンゴムとのドライブレン
ド物からなるイージーピールフィルム25μmを、押出
ラミネーション法により上記積層材が中間層となるよう
に貼合して得られた包装材料。
【0054】比較例5 実施例5で使用した積層材のフィルム上に、軟化点70
℃のEVA系ホットメルトコーティング剤を塗工して厚
さ15μmの易剥離性熱封緘層を形成した包装材料。
【0055】[評価試験1]実施例1〜4および比較例
1〜2の各包装材料の熱封緘層面同志を150〜190
℃の各温度で圧力2kg/cm2 、時間1秒にてヒートシー
ルを行い、ヒートシール片を15mm幅にカットして試
験片を得た。そして、各包装材料の熱封緘性(ヒートシ
ール強度)および易剥離性を評価するために以下の試験
を行った。
【0056】ヒートシール強度測定 各試験片に、剥離速度300mm/min 、角度90度で剥
離試験を行い、その際の剥離強度を測定した。
【0057】破壊形式 上記剥離試験を行う際のシール部の剥離状態と破断状態
を観察した。
【0058】凝集破壊…熱封緘層自身が層割れを起し、
剥離片の両方に熱封緘層が均一に残る 界面破壊…熱封緘層が剥離片の片方に一方的に残る 部分破断…一部で熱封緘層または包装材料が破断してい
る エッジ破断…ヒートシールした一辺の角で一度に破断す
る 剥離感 各試験片を手で剥離したときの剥離感を官能評価した。
【0059】○ …シールされた全部分で一様に適度な
重さで剥離できる △ …部分的に剥離できず、フィルムが破断するところ
がある × …剥離できず、フィルムが完全に破断する ××…熱封緘できておらず、密封性にかける 評価試験1の結果を表1に示す。
【0060】
【表1】 [評価試験2]実施例5〜6および比較例3〜5の包装
材料からそれぞれ8cm×8cmの2枚の素材を形成し、同
一の包装材料からなる素材の熱封緘層面同志の三方の縁
を適性シール温度で圧力2kg/cm2 、時間1秒にてヒー
トシールを行い、パウチをつくった。各パウチに炭酸水
素ナトリウム、ホウ砂、蛋白質分解酵素、色素、しょう
ぶ精油、香料(d−リモネン他)を主成分とする入浴剤
を20g入れた後、各パウチの残る1つの縁を上記と同
様な条件でヒートシールし、各包装材料からなる密封容
器を6個ずつ作成した。たとえば、実施例5の包装材料
からなる密封容器は、図1および図2に示すようにな
る。図1および図2において、(1) は包装材料、(2) は
二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムとアルミ
ニウム箔との積層材、(3) はPBT層、(4) は熱封緘
層、(5) は接着層である。ついで、各包装材料の熱封緘
性(ヒートシール強度)および易剥離性を評価するため
に、3つの密封容器についてはヒートシール後1時間経
過した後、また残りの3つの密封容器については50℃
のオーブンで3週間経時保管した後、それぞれ図2に鎖
線で示すように切断して幅A=15mmの3つの試験片を
作成した。そして、これらの試験片を使用し、上記評価
試験1と同様にしてヒートシール強度(剥離強度)を測
定するとともに、剥離感を評価した。その結果を表2に
示す。
【0061】
【表2】 [実施例7〜10および比較例6〜7]厚さ10μmの
熱封緘層と、厚さ40μmのPBT層とからなる厚さ5
0μmの積層フィルムを共押出法により形成し、包装材
料を得た。熱封緘層は、テレフタル酸50mol %、エチ
レングリコール35mol %、1,4−シクロヘキサンジ
メタノール15mol %からなり、IV=0.75、Tg
=80℃である低結晶性ポリエステル樹脂と、部分架橋
したエチレン・プロピレン・5−エチリデン−2−ノル
ボルネン3元共重合ゴムを70重量%含み、残部ポリプ
ロピレンからなるMFR=15、Tg=−60℃以下で
あるTPOを、表3に示す割合にて混合したものであ
る。PBT層は、テレフタル酸50mol %、1,4−ブ
タンジオール50mol %からなり、IV=0.72、T
n=223℃、Tg=56℃であるPBTからなる。
【0062】[評価試験3]上記実施例7〜10および
比較例6〜7の各包装材料と、テレフタル酸50mol
%、エチレングリコール50mol %、からなりIV=
0.67、Tg=77℃である低結晶性ポリエステル
(A−PET)よりなる厚さ300μmのシートとをヒ
ートシール温度180℃、圧力2.0kg/cm2 、時間2
秒でヒートシールして試験片を作成し、剥離速度300
mm/min 、角度90度で剥離試験を行い、その際の剥離
強度を測定するとともに、剥離挙動を観察した。その結
果も表3にまとめて示す。
【0063】
【表3】 以上の結果から明らかなように、低結晶性ポリエステル
樹脂100重量部に対してTPOの混合比率が5重量部
未満では、ヒートシール部で包装材料が切断し、易剥離
性とならない。また、上記混合比率が100重量部を越
えたものは、熱接着強度が弱く、すぐ剥離してしまう。
【0064】[実施例11および比較例8〜9]厚さ5
μmの熱封緘層と厚さ25μmのPBT層とからなる厚
さ30μmの積層フィルムを共押出法により形成した。
熱封緘層は、テレフタル酸50mol %、エチレングリコ
ール35mol %、1,4−シクロヘキサンジメタノール
15mol%からなり、IV=0.75、Tg=80℃で
ある低結晶性ポリエステル樹脂に、実施例11では下記
材料Aを、比較例8では下記材料Bを、比較例9では下
記材料Cを、それぞれ低結晶性ポリエステル樹脂100
重量部に対して20重量部配合した混合物よりなる。そ
して、この包装材料と、厚さ25μmの二軸延伸ポリア
ミドフィルムとをウレタン接着剤を用いてドライラミネ
ート法にて積層し、包装材料を得た。
【0065】材料A:エチレン・プロピレン・ジシクロ
ペンタジエン3元共重合ゴム50重量%を含み、残部ポ
リプロピレンからなるTPO、MFR=30、Tg=−
60℃以下 材料B:直鎖状低密度ポリエチレン、MFR=12 材料C:エチレン・酢酸ビニル共重合体、MFR=3
0、酢酸ビニル含量33重量% [評価試験4]上記実施例11および比較例8〜9の各
包装材料と、厚さ300μmの低結晶性ポリエチレンフ
レフタレート(A−PET)シートとを、ヒートシール
温度を140〜200℃の範囲で、圧力2.0kg/c
m2 、時間2秒でヒートシールて試験片を作成し、剥離
速度300mm/min 、角度90度で剥離試験を行い、そ
の際の剥離強度を測定するとともに、剥離後の外観を観
察した。その結果を表4にまとめて示す。
【0066】
【表4】 以上の結果から、いずれの包装材料の場合も剥離強度は
500〜3000g/15mmの範囲内にはあるが、比較
例8、9では、剥離時フェザーリングといわれる糸引き
現象を示し、剥離面が汚らしく実用に耐えない。また、
比較例8においては、ヒートシール温度が140℃では
剥離が安定しない。
【0067】[実施例12および比較例10]テレフタ
ル酸50mol %、エチレングリコール50mol %からな
り、IV=0.67、Tg=77℃である厚さ500μ
mの低結晶性ポリエステルシート(A−PETシート)
から、真空成形法により、開口部にフランジを有する縦
50mm、横50mm、深さ30mmの容器本体を成形した。
この容器本体にd−リモネンを主成分とする芳香剤を入
れ、実施例11および比較例9の各包装材料からなる蓋
材を、各容器本体に170℃で熱封緘して密封し、密封
容器を作成した。実施例12の密封容器は、図3および
図4に示すようになる。図3および図4において、(10)
は容器本体、(11)は蓋材、(12)は二軸延伸ポリアミドフ
ィルム、(13)はPBT層、(14)は熱封緘層、(15)は接着
層である。
【0068】[比較例11]厚さ500μmのPVCシ
ートから真空成形法により、実施例12と同寸法の容器
本体を成形した。この容器本体にd−リモネンを主成分
とする芳香剤を入れた。また、厚さ12μmの二軸延伸
ポリエステルテレフタレートフィルムと厚さ30μmの
アルミニウム箔とをドライラミネートした積層材上に、
エチレン酢酸ビニル共重合体を主成分とする熱封緘層を
押出コートすることにより形成された蓋材を、容器本体
に130℃で熱封緘して密封し、密封容器を形成した。
【0069】[評価試験5]実施例12および比較例1
0〜11の密封容器を、オーブン中において40℃で1
週間保管した後、密封性を評価するとともに、実施例7
と同様にして剥離挙動を調べた。また、各密封容器につ
いて、上記保管の前後において、蓋材に、図4に示すよ
うに、間隔B=15mmである2対の平行状切れ目(16)を
十字状に入れて4箇所に試験片部分(17)を形成し、容器
本体を専用治具で固定し、剥離速度300mm/min 、角
度90度で剥離試験を行い、その際の剥離強度を測定し
た。これらの結果を表5にまとめて示す。
【0070】
【表5】
【0071】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、経時で
の実用性にも十分耐え得る優れた密封性を有する包装形
態を得ることができる。
【0072】また、開封時には、刃物などを用いず容易
に手で開封できるとともに包装材料が破断することはな
く、かつ剥離感が柔かく、しかもフェーザリング(糸引
き)等の外観不良を起こさない。さらに、開封時に熱封
緘層が均一な凝集破壊を起こすことにより、開封面が美
麗になるとともに剥離したことが明確にわかる。
【0073】特に、本発明にかかる密封容器の場合、容
器本体を形成するポリエステル系材料の特徴とする衛生
性、保香性、非吸着性、無公害性の包装形態を得ること
ができる。 更に、本発明における3成分系の混合物か
らなる包装材料は、2成分系の場合より熱封緘強度が高
く、種々の用途について特に確実な密閉が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例5の包装材料からなる密封容器
の垂直断面図である。
【図2】同じく斜視図である。
【図3】本発明の実施例11の密封容器の垂直断面図で
ある。
【図4】同じく斜視図である。
【符号の説明】
1 包装材料 3 ポリブチレンテレフタレート層 4 熱封緘層 10 容器本体 11 蓋材 13 ポリブチレンテレフタレート層 14 熱封緘層

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低結晶性ポリエステル樹脂100重量
    部、およびエチレン・プロピレンゴムを成分とするオレ
    フィン系熱可塑性エラストマー5〜100重量部よりな
    る混合物で形成された熱封緘層を有する易剥離性包装材
    料。
  2. 【請求項2】 低結晶性ポリエステル樹脂100重量
    部、エチレン・プロピレンゴムを成分とするオレフィン
    系熱可塑性エラストマー5〜100重量部、および10
    ℃以下のガラス転移点を有するポリエステル系熱可塑性
    エラスマー5〜100重量部よりなる混合物で形成され
    た熱封緘層を有する易剥離性包装材料。
  3. 【請求項3】 熱封緘層が、未架橋または部分架橋のエ
    チレン・プロピレンゴムと、オレフィン系樹脂の混合物
    からなるオレフィン系熱可塑性エラストマー、および低
    結晶性ポリエステル樹脂の混合物からなる請求項1また
    は請求項2記載の易剥離性包装材料。
  4. 【請求項4】 低結晶性ポリエステル樹脂が、下記(a)
    〜(c) のうちのいずれか1つである請求項1または請求
    項2記載の易剥離性包装材料。 (a) ジカルボン酸成分と、グリコール成分が合計で3成
    分以上含まれる共重合ポリエステル。 (b) ジカルボン酸成分とグリコール成分が各1成分であ
    るポリエステルのうち、溶融押出製膜後の結晶化度が1
    0%以下となるようなポリエステル。 (c) (a) に該当する1種以上のポリエステルと、(b) に
    該当する1種以上のポリエステルとの混合物。
  5. 【請求項5】 熱封緘層に隣接してポリエステル系樹脂
    層が形成されている包装材料であって、前記ポリエステ
    ル系樹脂層が、1,4−ブタンジオールと、テレフタル
    酸またはそのジアルキルエステルを主原料としたポリブ
    チレンテレフタレート樹脂を主成分とする、請求項1ま
    たは請求項2記載の易剥離性包装材料。
  6. 【請求項6】 ポリエステル系樹脂層側にプラスチック
    フィルム、金属箔、および紙のうちの少なくとも1種が
    積層された請求項5記載の易剥離性包装材料。
  7. 【請求項7】 ポリエステル系樹脂からなる容器本体
    に、請求項1〜6のうちのいずれか1つに記載された包
    装材料からなる蓋材が、熱封緘層を利用して熱封緘され
    た密封容器。
  8. 【請求項8】 容器本体が、単一の低結晶性ポリエステ
    ルシート、または低結晶性ポリエステル樹脂層を最内層
    として構成される積層合成樹脂シートからなる請求項7
    記載の密封容器。
  9. 【請求項9】 請求項1〜6のうちのいずれか1つに記
    載された包装材料からなる2枚の素材の周縁部どうし
    が、熱封緘層を利用して熱封緘された密封容器。
  10. 【請求項10】 請求項1〜6のうちのいずれか1つに
    記載された包装材料からなる1枚の素材が2つ折りにさ
    れ、その折り目以外の縁部どうしが、熱封緘層を利用し
    て熱封緘された密封容器。
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