JPH05229044A - ハニカムパネル - Google Patents

ハニカムパネル

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Publication number
JPH05229044A
JPH05229044A JP7255892A JP7255892A JPH05229044A JP H05229044 A JPH05229044 A JP H05229044A JP 7255892 A JP7255892 A JP 7255892A JP 7255892 A JP7255892 A JP 7255892A JP H05229044 A JPH05229044 A JP H05229044A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
honeycomb core
honeycomb
panel
sections
honeycomb panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP7255892A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeaki Baba
武明 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Light Metal Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Light Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Light Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建物の外壁に使用した場合、昼間および日暮
れ時におけるパネルの温度分布不均一に起因して収縮が
生じても剥離しないハニカムパネルを提供する。 【構成】 ハニカムパネルの両面に面板を接合してなる
ハニカムパネルの端部に形材を配設し、該形材と面板と
の接着層をハニカムコア側で厚く形成してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハニカムパネル、特に
カーテンウォールなど建物の外壁を構成する部材として
好適なハニカムパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】ハニカムパネル1は、図4に示すように
ハニカムコア2の上下面に面板3を接合して構成される
部材で、建材などとして広く使用されている。ハニカム
コアおび面板の材料としては、アルミニウム板、アルミ
ニウム箔、プラスチックシ−ト、紙などが用いられ、金
属材料の場合は接着の他、ろう付やハンダ付、非金属材
料の場合には接着剤により接合されて一体化されてい
る。
【0003】建物の外壁構成部材などとして使用する場
合には、ハニカムパネルの端部に形材4を接合し、形材
4を介してパネル同志の結合および他部材への結合をお
こなう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ハニカムパネルによって建物の外壁を構成した場合、昼
間太陽熱で暖められたパネルは、中央部が端部よりが早
く暖まり、日暮れ時には中央部が端部より早く冷える。
例えば、図4のB−B断面各部の日暮れ時の温度分布を
示すと図5のごとくである。従って、ハニカムパネルに
伸縮が生じて、端部の形材4とパネルの接合部5、とく
に形材4のハニカムコア2側部分と面板3およびハニカ
ムコア2との接着面に応力が集中し、形材とパネルが剥
離するという問題点がある。
【0005】本発明の目的は、上記の問題点を解決し、
建物の外壁に使用した場合、昼間および日暮れ時におい
てパネルの温度分布の不均一に起因して応力が生じて
も、形材との剥離が生じないようにしたハニカムパネル
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明によるハニカムパネルは、ハニカムパネルの
両面に面板を接着してなるハニカムパネルの端部に形材
を配設し、該形材と面板との接着層をハニカムコア側で
厚く形成したことを特徴とする。
【0007】端部に形材を配設したハニカムパネルを該
形材を介して接続し建物の外壁を構成した場合、形材の
熱容量がハニカムコアに比べて大きいため、太陽熱で暖
めらられたときはハニカムコアに比べて形材の加熱速度
がおそく、日没時気温が下がるときはハニカムコアに比
べて形材の冷却速度が遅くなる結果、形材とハニカムコ
アとの温度差によりハニカムパネルに伸縮が生じて形材
とパネルの接合部に応力がかかり剥離が生じることにな
る。本発明は、形材と面板との接着層をハニカムコア側
で厚く形成することによってハニカムコア側での形材と
面板およびハニカムコアとの接着を強力にし、当該部分
への応力集中を防止したものである。
【0008】ハニカムコアの作り方には二つの方法があ
る。その一つは、例えば短冊状のアルミニウムの薄板に
所定間隔を置いて接着剤塗布部を形成し、これらの薄板
を接着剤塗布部が千鳥状になるように積層して部分的に
接着した後、積層方向に展張して接着剤塗布部以外の部
分を六角形状に拡げてなる。もう一つの方法は、予めコ
ルゲ−ト状に加工した薄板の平行部同志を接合するもの
である。
【0009】前記のごとく成形されたハニカムコアの端
部に形材を配設し、上下面に面板を接着してハニカムパ
ネルを完成する。応力集中を防ぐためにハニカムコア側
における形材と面板およびハニカムコアとの接着を強力
にするには、図1および図2に示すように、形材4に傾
斜面6を設けたり、図3に示すように形材に段部7を設
ける等の方法により形材と面板との間隙を外端部側から
ハニカムコア側にかけて大きくし、形材と面板との接着
層をハニカムコア側で厚く形成する。形材のハニカムコ
ア側の隅角部8を図2に示すように円弧状に形成する
と、応力集中が一層緩和される。
【0010】
【作用】本発明のハニカムパネルの構成によれば、ハニ
カムパネルの端部に配設される形材と面板との接着層を
ハニカムコア側で厚く形成しているため、ハニカムコア
側における形材と面板およびハニカムコアの接着が強力
となり、ハニカムパネルの加熱・冷却時の温度差に起因
して形材とパネルの接合部に応力が集中するという問題
が解消される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1に示
す本発明のハニカムパネルを前記展張方式により作製
し、接着により面板および形材を取り付けた。完成した
ハニカムパネルの材質および寸法を表1にしめす。
【0012】
【表1】
【0013】表1に示す寸法および材質に従って作製し
た図1のハカムパネルについて1年間の暴露試験を行
い、太陽熱による加熱・冷却を繰り返したが、パネルと
形材の剥離は認められなかった。
【0014】
【発明の効果】以上のとおり、本発明のハニカムパネル
は、使用時パネルの温度差による収縮が生じてもパネル
と形材の剥離が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハニカムパネルの一実施例を一部切り
欠いて示す斜視図である。
【図2】図1のハニカムパネルのA−A断面図である。
【図3】本発明のハニカムパネルの他の実施例の断面図
である。
【図4】従来のハニカムパネルを一部切り欠いて示す斜
視図である。
【図5】従来のハニカムパネルの冷却時の温度分布を示
す図である。
【符号の説明】
1 ハニカムパネル 2 ハニカムコア 3 面板 4 形材 5 形材とパネルの接合部 6 傾斜部 7 段部 8 隅角部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハニカムコアの両面に面板を接着してな
    るハニカムパネルの端部に形材を配設し、該形材と面板
    との接着層をハニカムコア側で厚く形成したことを特徴
    とするハニカムパネル。
  2. 【請求項2】 形材と面板との間隙を、形材の外端部側
    からハニカムコア側かけて大きく形成した請求項1記載
    のハニカムパネル。
  3. 【請求項3】 形材のハニカムコア側の隅角部を円弧状
    に形成した請求項1記載のハニカムパネル。
JP7255892A 1992-02-21 1992-02-21 ハニカムパネル Pending JPH05229044A (ja)

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JP7255892A JPH05229044A (ja) 1992-02-21 1992-02-21 ハニカムパネル

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JP7255892A JPH05229044A (ja) 1992-02-21 1992-02-21 ハニカムパネル

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JPH05229044A true JPH05229044A (ja) 1993-09-07

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ID=13492811

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JP7255892A Pending JPH05229044A (ja) 1992-02-21 1992-02-21 ハニカムパネル

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