JPH05228743A - 形彫放電加工装置 - Google Patents

形彫放電加工装置

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JPH05228743A
JPH05228743A JP7954392A JP7954392A JPH05228743A JP H05228743 A JPH05228743 A JP H05228743A JP 7954392 A JP7954392 A JP 7954392A JP 7954392 A JP7954392 A JP 7954392A JP H05228743 A JPH05228743 A JP H05228743A
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machining
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electric discharge
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Fumihiro Higaki
文広 桧垣
Yoshiyuki Hattori
佳幸 服部
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 事前に複数本の電極と被加工物を外段取りで
準備することにより、自動的に電極と被加工物の平行度
補正などを行なうことができ、放電加工装置を停止する
ことなく加工前の段取りと加工を無人運転化することの
できる形彫放電加工装置を得ること。 【構成】 複数の電極7が装着される電極装着部27を
有し、被加工物8が装着されて加工槽2内に出し入れ可
能なパレット25を備え、加工槽2内にパレット25を
搬入して電極7及び被加工物8の平行度等を自動的に補
正したのち被加工物8の自動加工を行なうように構成し
たもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、形彫放電加工装置に
おいて、電極と被加工物を事前にパレット上で準備段取
し、これらを加工槽内に自動搬入して電極と被加工物を
自動補正することにより、被加工物を無人加工する形彫
放電加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の形彫放電加工装置を示す斜
視図である。図において、1は多数の加工用電極7が装
着された電極ストッカー、2は加工槽、3は数値制御装
置、4は加工槽2内に設置された定盤、5は電極の芯ず
れを補正するための基準球、6は被加工物の基準位置を
設定するための基準電極、8は定盤4上に固定された被
加工物、9は電極交換用のロボットアーム、10は加工
用の主軸、11は電極7や被加工物8の寸法補正用ゲー
ジである。
【0003】次に、従来装置の加工手順と動作について
説明する。まず事前に加工のための条件や被加工物8に
対する電極7の加工位置を数値制御上のプログラム化す
る。そして、指定された電極7を電極ストッカー1の指
定番地へ装着し、ついで加工槽2内の定盤4上に電極の
芯ずれを補正するための基準球5を仮設置する。この状
態で基準電極6を主軸10に装着し、主軸10を基準球
5上に移動させて芯出しプログラムを実行し、このとき
の加工用主軸10の位置を数値制御装置内における主軸
位置座標とする。ついで、ロボットアーム9によって電
極ストッカー1に装着された電極7を順次主軸10に装
着してそれぞれ電極7と基準球5との芯出しプログラム
グラムを実行して前記主軸座標位置との差を計算し、そ
の電極の芯ずれ量として数値制御装置3のメモリ内に格
納する。同時に主軸10に装着された各電極7の平面部
を定盤4上に設置されたゲージ11によって測定し、加
工用主軸10を回転してその平行度を補正する。これら
の動作は、電極ストッカー1に装着されたすべての電極
7について実施する。
【0004】次に、被加工物8を定盤4上に設置し、ゲ
ージ11を用いて被加工物8の平行度を補正する。つい
で加工用原点教示のため被加工物8の芯出しを行ない、
加工に備える。以上の加工前段取りを加工槽2の内外部
において手動操作によって行なう。次に、加工用プログ
ラムを数値制御装置3に入力し、被加工物8の加工原点
に対するそれぞれの電極7の位置と加工条件を設定し、
加工スタートする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の形彫放電加工装
置とその段取作業は以上のようになっているので、数本
の電極7を電極ストッカー1に装着する動作や被加工物
8を定盤4上にセットする動作、さらに電極7の平行度
補正を行なう動作、被加工物8の平行度補正と加工のた
めの芯出しを行なう動作はすべて手動にて行なわなけれ
ばならず、加工前の内段取操作が多く無人運転化を著し
く阻害している。
【0006】この発明は上記のような課題を解消する為
になされたもので、事前に複数本の電極と被加工物を外
段取りで準備することにより、自動的に電極と被加工物
の平行度補正等を行なうことができ、放電加工装置を停
止することなく加工前の段取りと加工を無人運転化する
ことができる形彫放電加工装置を得ることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る形彫放電
加工装置は、複数の電極が装着される電極装着部を有
し、被加工物が装着されて加工槽内に出し入れ可能なパ
レットを備え、加工槽内にパレットを搬送して電極及び
被加工物の平行度等を自動的に補正したのち被加工物の
自動加工を行なうように構成したものである。
【0008】また、パレットに、加工液供給源に連通す
る複数本の加工液噴射ノズルを設けたものである。
【0009】
【作用】先ず、外段取りによりパレット上に被加工物を
装着し、また、複数本の電極を電極装着部に装着する。
次に、パレットを加工槽内に搬入したのち、電極及び被
加工物の平行度補正及び被加工物の芯出しを自動的に行
なう。これらの動作が終ったときは、加工槽内に加工液
を導入し、数値制御装置からの指令により被加工物を自
動加工する。被加工物の加工が終ったときは、加工槽内
の加工液を排出してパレットを加工槽外に搬出し、被加
工物を取出して次の被加工物をパンフレット上に装着
し、前述の要領により被加工物を自動加工する。
【0010】
【実施例】
実施例1.図1は本発明の第1の実施例の斜視図であ
る。なお、図5に示した従来例と同一又は相当部分には
同じ符号を付し、説明を省略する。図において、2は加
工槽で、前面には開口部20が設けられており、この開
口部20は扉21により自動的に開閉される。22は放
電加工装置の前面に敷設されたレール23,23上に搭
載された自動搬送車で、レール23,23に沿って左右
に移動する。24,24は自動搬送車22上にレール2
3,23と直交して設けられたガイドレール、25はガ
イドレール24上に搭載された外段取り用のパレット
で、自動搬送車22上に設けた流体シリンダ26に駆動
され、ガイドレール24,24上を前後に移動する。
【0011】27はパレット25上に設けられ、外段取
りによって複数本の電極7が装着されるマガジンラッ
ク、5はパレット25上に設置された電極7の芯ずれを
補正するための基準球、8は被加工物である。なお、2
8は加工槽2内に設置されたパレット25のクランプ装
置、29は加工液噴出ノズルである。なお、図には固定
式のマガジンラック27を使用した例を示したが、電極
7の数を増すために移動供給式のマガジンラックを用い
てもよい。
【0012】次に、上記のように構成したこの発明の作
用を図1及び図2のフローチャートを参照して説明す
る。先ず、外段取りによりパレット25上に被加工物8
を装着し、また、複数本の電極7をマガジンラック27
に装着する。このとき、被加工物8とこれを加工する電
極7とはセットになっているので、加工間違等の不具合
を防止できる。
【0013】次に、自動搬送車22を加工槽2の開口部
21に対向させ、レール24,24に沿ってパレット2
5を加工槽2内に搬入し、クランプ装置28でクランプ
したのち被加工物8及び電極7の平行度等を自動補正す
る。被加工物8の自動補正にあたっては、数値制御装置
3のプログラムにより被加工物8の基準面(前面)の3
点を基準電極6によって測定し、最小二乗法によりこの
3点の近似直線式と傾きを求め、この傾きを平行度の補
正量とし、加工時に自動補正する。また、基準電極6に
より上記3点に加えて左右及び後面の計6点を測定し、
基準直線との交点座標を数値制御装置3で演算し、被加
工物8の芯出し点とする。
【0014】電極7の自動補正にあたっては、マガジン
ラック27に装着された電極7を、ロボットアーム9に
より主軸10に取付け、その平面部の1点を基準球5に
当接して位置決めを行ない、その座標値を数値制御装置
3で読取る。ついで平面部の他の一点を基準球5に当接
し、同様にしてその座標値を読取る。そして、数値制御
装置3内で演算して上記両座標値の差θを計算し、この
θ分だけ主軸10を回転させ、電極7の平行度を補正す
る。さらに、再度1点目と2点目の位置決めを行ない、
平行度の差が所定の値(例えば1μm以内)になるま
で、上記の動作を繰り返す。この電極7の自動補正は、
マガジンラック27に装着されたすべての電極7につい
て、自動的に行なわれる。
【0015】被加工物8及び電極7の補正が終ったとき
は、加工液噴出ノズル29を被加工物8の加工予定位置
に指向させ、扉21を閉じて加工槽2内に加工液を導入
し、数値制御装置3からの指令により、被加工物8の自
動加工を行なう。被加工物8の加工が終ったときは、加
工槽2内の加工液を排出して扉21を開き、パレット2
7を加工槽2外に搬出して自動搬送車22上に戻し、被
加工物8を取出して次の被加工物8をパレット27上に
装着し、前述の要領により被加工物8を自動加工する。
【0016】実施例2.図3はこの発明の第2の実施例
の要部の斜視図、図4はそのA−A断面図である。な
お、第1の実施例(図1)と同じ部分には同じ符号を付
し、説明を省略する。図において、30は図1で説明し
たパレット25に設けた加工液の流路、31は流路30
に連通するジョイント部である。32は例えばビニール
ホースの外周に金属板をスパイラスル状に巻いた複数本
の加工液噴出ノズルで、一端はそれぞれ流路30に接続
され、他端にはノズル33が設けられている。34は加
工槽2内に設けられ、パレット25に設けたジョイント
部31が接続されるジョイント受部で、加工液供給源に
接続されている。
【0017】上記のように構成したこの実施例において
は、第1の実施例の場合と同様に外段取りでパレット2
5上に被加工物8を装着する。ついで、加工液噴射ノズ
ル32を適宜折曲げてノズル33が被加工物8の加工予
定位置に指向するように位置調整する。ついで、パレッ
ト25を加工槽2内に搬入すると、ジョイント部31は
自動的にジョイント受部34に接続され、流路30は加
工液供給源に接続される。
【0018】この状態で被加工物8及び電極7の平行度
等が自動補正され、扉21が閉じられて加工槽2内に加
工液が供給され、被加工物8の放電加工が開始される。
このとき、供給源から圧送された加工液は、加工液噴出
ノズル32から被加工物8の加工位置に噴出され、電極
7及び被加工物8を冷却すると共に、加工屑を排出す
る。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は外段取りによりパレット上に複数本の電極及び被加
工物を装着し、このパレットを加工槽内に搬入して電極
及び被加工物の平行度補正等を数値制御装置により自動
補正するようにしたので、段取りに要する工数を大幅に
節減できるばかりでなく、形彫放電加工の連続無人運転
を実現することができる。
【0020】また、パレットに加工液噴射ノズルを設
け、外段取りによりそのノズルを被加工物の加工予定位
置に指向させることにより、手動による段取りをすべて
外段取りで行なうようにしたので、形彫放電加工の連続
無人運転化をさらに促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の斜視図である。
【図2】この発明の数値制御によるプログラムのフロー
チャートである。
【図3】この発明の第2の実施例の要部を示す斜視図で
ある。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】従来の形彫放電加工装置の斜視図である。
【符号の説明】
2 加工槽 3 数値制御装置 5 基準球 6 基準電極 7 電極 8 被加工物 10 主軸 20 開口部 21 扉 22 自動搬送車 25 パレット 27 マガジンラック 28 クランプ装置 30 流路 32 加工液噴射ノズル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸に装着された電極と加工槽内に配設
    された被加工物との間に電圧を印加し、前記被加工物の
    形彫加工を行なう放電加工装置において、 複数の電極が装着される電極装着部を有し、被加工物が
    装着されて前記加工槽内に出し入れ可能なパレットを備
    え、前記加工槽内にパレットを搬入して前記電極及び被
    加工物の平行度等を自動的に補正したのち前記被加工物
    の自動加工を行なうように構成したことを特徴とする形
    彫放電加工装置。
  2. 【請求項2】 パレットに、加工液供給源に連通する複
    数本の加工液噴射ノズルを設けたことを特徴とする請求
    項1記載の形彫放電加工装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06134625A (ja) * 1992-10-26 1994-05-17 Sodick Co Ltd 放電加工機の加工液噴流・吸引装置
JP2018524194A (ja) * 2015-06-11 2018-08-30 ウォッチ・アウト・ソシエテ・アノニム セット・アップ方法及びセット・アップ・モジュールを含むワークピース機械加工システム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62255017A (ja) * 1986-04-28 1987-11-06 Mitsubishi Metal Corp 放電加工機における加工液供給装置
JPH02145232A (ja) * 1988-11-25 1990-06-04 Nissei Plastics Ind Co 複合加工機

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