JPH052286A - トナー用樹脂 - Google Patents

トナー用樹脂

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JPH052286A
JPH052286A JP3151767A JP15176791A JPH052286A JP H052286 A JPH052286 A JP H052286A JP 3151767 A JP3151767 A JP 3151767A JP 15176791 A JP15176791 A JP 15176791A JP H052286 A JPH052286 A JP H052286A
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弘一 伊藤
Masahiro Ito
昌宏 伊藤
Keiji Yoshida
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コピーマシン、プリンター等での印刷の高速
化を可能とする定着性ならびに非オフセット性に優れ、
耐ブロッキング性の良好なトナーを構成するトナー用樹
脂を得る。 【構成】 スチレン成分(A)、アクリル酸エステル成
分および/またはメタアクリル酸エステル成分(B)、
カプロラクトン変性ヒドロキシアルキルアクリル酸エス
テル成分および/またはそのメタアクリル酸エステル成
分(C)、ジビニル系モノマー成分(D)とからなり、
カプロラクトン変性ヒドロキシアルキルアクリル酸エス
テル成分および/またはそのメタアクリル酸エステル成
分(C)を(A)〜(C)成分の総量に対して0.5〜
15重量%の範囲で含み、ジビニル系モノマー成分
(D)を(A)〜(C)成分の総量に対して0.1〜
2.0重量%の範囲で含み、ゲル分率が0.5〜40%
と比較的低く、ガラス転移温度が50〜68℃、軟化温
度が100〜170℃、OH価が0.3〜40mgKO
H/gであるトナー用樹脂。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法、静電印刷
法等に用いられる非オフセット性、定着性ならびに耐ブ
ロッキング性に優れたトナー用樹脂に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真法、静電印刷法等によるコピー
マシン、プリンター等の印刷の高速化に伴い、使用され
るトナーおよびトナーの主成分である樹脂についても高
速化への対応が必要とされてきている。特に、トナー用
樹脂に対しては、印刷の高速化に伴う定着性、非オフセ
ット性の更なる改良と、高速転写に伴う帯電性の安定化
が強く望まれるようになってきている。
【0003】トナー用樹脂としては、帯電安定性に優れ
たスチレンアクリル系樹脂が多用されており、線状タイ
プの樹脂と架橋タイプの樹脂が使用されている。これら
の樹脂においては印刷の高速化に対応すべく、線状タイ
プでは高分子量の樹脂と低分子量の樹脂の比率をコント
ロールすることによって、架橋タイプでは架橋度をコン
トロールし流動性を良くすることによって、定着性なら
びに非オフセット性の改良が試みられていた。また、樹
脂の流動性のコントロールのみならず、ガラス転移温度
を低下させることによって定着性を改良することも試み
られていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、定着性
の良好な流動性の良い樹脂では非オフセット性が損なわ
れ、非オフセット性の良好な樹脂では流動性が悪くなり
定着性が損なわれ、定着性と非オフセット性のバランス
のとれた樹脂を得ることは困難であった。また、ガラス
転移温度を低下させた樹脂では、トナーをコピーマシン
内に保存している間に、ブロッキング現象が発生する等
の問題点を有していた。
【0005】本発明者らは、このような従来のトナーの
問題点を解決すべく、定着性と非オッフセット性とのバ
ランスが優れ、耐ブロッキング性の良好なトナー用樹脂
として、先に特願平3−69889号を提案した。しか
し、さらに鋭意検討を重ねた結果、ゲル分率が比較的低
い領域にあり、軟化温度およびOH価が特定の範囲にあ
る樹脂が、定着性、非オッフセット性ならびに耐ブロッ
キング性に極めて優れていることを見い出し、本発明に
到達したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明のトナ
ー用樹脂は、スチレン成分(A)、アクリル酸エステル
成分および/またはメタアクリル酸エステル成分
(B)、(A)〜(C)成分の総量に対して0.5〜1
5重量%のカプロラクトン変性ヒドロキシアルキルアク
リル酸エステル成分および/またはそのメタアクリル酸
エステル成分(C)、(A)〜(C)成分の総量に対し
て0.1〜2.0重量%のジビニル系モノマー成分
(D)とからなり、ゲル分率が0.5〜40%、ガラス
転移温度が50〜68℃、軟化温度が100〜170
℃、OH価が0.3〜40mgKOH/gであることを
特徴とするものである。
【0007】本発明の(A)成分であるスチレン成分と
しては、スチレン、o−メチルスチレン、m−メチルス
チレン、p−メチルスチレン、α−メチルスチレン、p
−エチルスチレン、2,4−ジメチルスチレン、p−t
ert−ブチルスチレン、p−n−ヘキシルスチレン、
p−n−オクチルスチレン、p−n−ノニルスチレン、
p−n−ドデシルスチレン、p−メトキシスチレン、p
−フェニルスチレン、3,4−ジクロルスチレン等が挙
げられる。
【0008】また、本発明の(B)成分であるアクリル
酸エステル成分としては、アクリル酸メチル、アクリル
酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチ
ル、アクリル酸プロピル、アクリル酸2−エチルヘキシ
ル、アクリル酸ステアリル等が挙げられる。メタアクリ
ル酸エステル成分としては、メタアクリル酸メチル、メ
タアクリル酸エチル、メタアクリル酸n−ブチル、メタ
アクリル酸プロピル、メタアクリル酸イソブチル、メタ
アクリル酸2−エチルヘキシル、メタアクリル酸ステア
リル、メタアクリル酸ジエチルアミノエチル、メタアク
リル酸ジメチルアミノエチル等が挙げられる。
【0009】これらスチレン成分(A)とアクリル酸エ
ステル成分および/またはメタアクリル酸エステル成分
(B)の割合は、(A)成分および(B)成分の総量1
00重量部に対してスチレン成分(A)が55〜98重
量部が好ましい。これは、スチレン成分(A)が55重
量部未満では、スチレン成分(A)の減少に伴いガラス
転移温度が低下するとともに、トナーの帯電特性が不安
定となるためで、逆にスチレン成分(A)が98重量部
を超えると、トナーの帯電特性は安定化するが樹脂のガ
ラス転移温度が高くなり定着性が悪化するためである。
さらに、スチレン成分(A)を100重量部とした場合
には、ガラス転移温度が高く定着性が損なわれる。
【0010】本発明の(C)成分であるカプロラクトン
変性ヒドロキシアルキルアクリル酸エステル成分および
/またはそのメタアクリル酸エステル成分とは、ヒドロ
キシアルキルアクリル酸エステル成分あるいはヒドロキ
シアルキルメタアクリル酸エステル成分にε−カプロラ
クトンを開環重合させたものである。また、本発明の
(C)成分として用いられるヒドロキシアルキルアクリ
ル酸エステル成分および/またはそのメタアクリル酸エ
ステル成分としては、2−ヒドロキシエチルアクリル酸
エステル、2−ヒドロキシエチルメタアクリル酸エステ
ル、ヒドロキシプロピルアクリル酸エステル、ヒドロキ
シプロピルメタアクリル酸エステル等が挙げられるが、
中でも2−ヒドロキシエチルアクリル酸エステルあるい
は2−ヒドロキシエチルメタアクリル酸エステルが好ま
しい。さらに、本発明においては、ヒドロキシアルキル
アクリル酸エステル成分および/またはそのメタアクリ
ル酸エステル成分1モルに対して、1〜8モルのε−カ
プロラクトンを重合させたものが定着性に優れており、
特に好ましい。
【0011】本発明においては、(C)成分であるカプ
ロラクトン変性ヒドロキシアルキルアクリル酸エステル
成分および/またはそのメタアクリル酸エステル成分の
含有量は、(A)〜(C)の総量に対して0.5〜15
重量%であり、好ましくは2〜13重量%の範囲であ
る。これは、(C)成分が0.5重量%未満では十分な
定着性が得られず、逆に15重量%を超えると非オフセ
ット性、粉砕性に劣るためである。
【0012】本発明の(D)成分であるジビニル系モノ
マー成分としては、ジビニルベンゼン、ジメタアクリル
酸エチレングリコール、ジメタアクリル酸1,3−ブチ
レングリコール、ジメタアクリル酸ネオペンチルグリコ
ール、ビスフェノールA誘導体系ジアクリル酸、ビスフ
ェノールA誘導体系ジメタアクリル酸等が挙げられる。
これら(D)成分は、(A)〜(C)成分の総量に対し
て0.1〜2.0重量%の範囲で使用され、この範囲で
使用することによって非オフセット性に優れた樹脂が得
られるものである。
【0013】本発明のトナー用樹脂のゲル分率は0.5
〜40%であり、好ましくは0.5〜30%の範囲であ
る。これは、ゲル分率が0.5%未満では非オフセット
性が十分でなく、逆に40%を超えると定着性に劣るた
めである。また、樹脂のガラス転移温度(Tg)は50
〜68℃の範囲であることが必要である。これは、Tg
が50℃未満ではトナーの耐ブロッキング性に劣り、T
gが68℃を超えるとトナーの定着性が不十分となるた
めである。
【0014】さらに、本発明のトナー用樹脂の軟化温度
は、トナーの定着性を勘案した場合100〜170℃の
範囲であることが必要であり、好ましくは110〜16
0℃の範囲である。樹脂のOH価は0.3〜40mgK
OH/gの範囲であることが必要であり、特に好ましく
は1〜25mgKOH/gの範囲である。これは、樹脂
のOH価が、この範囲内にあることにより紙に対するト
ナーの親和性が良好となり、定着性が良好となるためで
ある。
【0015】本発明のトナー用樹脂は、乳化重合、懸濁
重合、溶液重合、乳化重合と懸濁重合を組み合わせた重
合、溶液重合と懸濁重合を組み合わせた重合等の方法に
よって製造されるが、懸濁重合で製造したものが特に好
ましい。重合に用いられる触媒としては通常の開始剤が
使用でき、例えば過酸化ベンゾイル、過酸化ラウリル、
過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、2,2′−アゾ
ビスイソブチロニトリル、2,2−アゾビス−(2,4
−ジメチルバレロニトリル)、オルソクロル過酸化ベン
ゾイル等が挙げられる。また、乳化重合、懸濁重合を行
う場合の乳化剤、分散剤としては通常使用されるもので
よいが、ポリアクリル酸ソーダ、後述の製造方法によっ
て得られる分散剤Aが好ましい。さらに、重合安定剤と
しては、硫酸ナトリウムを使用するのが好ましい。
【0016】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明を具体的に説明
する。実施例におけるガラス転移温度(Tg)は、サン
プルを100℃でメルトクエンチした後、DSC法によ
って昇温速度10℃/minで求めた。ゲル分率は、
0.5gのサンプルを50mlのテトラヒドロフラン中
に入れ、70℃で3時間加熱溶融した後、セライト#5
45を敷き詰めたガラスフィルターで濾過し、真空乾燥
機を用いて80℃で十分に乾燥したときの重量の最初の
重量に対する百分率で示した。軟化温度は、1.0mm
φ×10mmのノズルを有するフローテスター(島津製
作所社製CFT−500)を用い、荷重30Kgf、昇
温速度3℃/minの等速昇温下での測定において、1
gのサンプルが1/2流出したときの温度を測定し求め
た。酸価は、トルエン溶媒中でKOHによる適定法によ
り求めた。
【0017】定着性、非オフセット性は、ローラーの圧
力、温度ならびに速度が自由に設定可能な定着試験機を
用い、ローラー圧力をニップ幅で3mm、ローラー速度
を400mm/secに設定して温度を変化させ行っ
た。最低定着温度は、定着率が90%を超える時のロー
ラー温度とし、オフセットが発生した時のローラー温度
をオフセット発生温度とした。これによって、定着性、
非オフセット性の判断を行った。この場合の定着率は、
マクベスの反射濃度計を用いて、紙に定着したトナーの
濃度とテープ剥離させた後の濃度との比で求めた。
【0018】耐ブロッキング性は、トナー1gをサンプ
ル瓶に投入し、45℃に保った熱風乾燥機に入れ50時
間放置後の耐ブロッキング性を次の基準で評価した。な
お、評価で△以上であればトナーとして使用可能であ
る。
【0019】◎:サンプル瓶を逆さにするだけでトナー
が分散する ○:サンプル瓶を逆さにして、1、2回叩くとトナーが
分散する △:サンプル瓶を逆さにして、3〜5回叩くとトナーが
分散する ×:サンプル瓶を逆さにして、6回以上叩いてもトナー
が分散しない分散剤A 脱イオン水900g、メタアクリル酸メチル25gと3
−ナトリウムスルホプロピルメタアクリル酸75gを反
応容器に仕込み、反応容器内に約30分間窒素ガスを吹
き込み系内の空気を追い出した後、外部から加熱し撹拌
しながら60℃に昇温し、過硫酸アンモニウム0.5g
を添加した。温度60℃で約3時間撹拌を続け、青白色
の外観を呈する粘度34センチポイズ(25℃)の重合
体溶液の懸濁分散剤Aを得た。
【0020】実施例1〜15 脱イオン水2000重量部、ポリアクリル酸ソーダ(固
形分3.3%)3.3重量部、分散剤A4.4重量部と
硫酸ナトリウム5重量部とを混合し、冷却管、撹拌機な
らびに温度計を備えた反応容器に投入した。次いで、表
1に示した組成で(A)〜(D)成分および触媒を混合
し反応容器内に投入した。撹拌回転数を350rpmに
保持し、反応容器の外部から温水で加熱して反応容器内
の温度を88℃まで昇温し懸濁重合を始めた。反応容器
内の温度が88℃に到達後、約2時間で内温と外温が逆
転した。その後、内温を88℃に約1時間保持し重合を
終了した。反応容器の冷却管を蒸留塔に交換して、マン
トルヒーターにより反応容器内の温度を100℃まで昇
温し、脱イオン水に対して20%蒸留した。さらに、反
応容器内の温度を90℃に保ち、苛性ソーダを5重量部
投入して約30分間保持した。その後、約40℃まで水
冷し、乾燥して白色透明の樹脂を得た。得られたトナー
用樹脂の特性を表2に示した。
【0021】得られた樹脂95重量部とカーボンブラッ
ク5重量部を、二軸押出機を用いて150℃で溶融混練
(実施例3では180℃で溶融混練)し、ジェットミ
ル、分級機により粒径10〜20μmのトナーを得た。
得られたトナーの特性を表2に示した。
【0022】比較例1〜9 表1に示した組成で(A)〜(D)成分および触媒を混
合した以外は実施例と同一の方法で樹脂を得た。得られ
た樹脂の特性を表2に示した。また、得られた樹脂を用
いて、実施例に従ってトナーを得た。得られたトナーの
特性を表2に示した。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】なお、表中に示した樹脂組成の記号は、そ
れぞれ以下の通りである。 St :スチレン n-BA :アクリル酸n−ブチル n-BMA :メタアクリル酸n−ブチル 2-EHA :アクリル酸2−エチルヘキシル DEAEMA:メタアクリル酸ジエチルアミノエチル PA-1 :ε−カプロラクトン/2−ヒドロキシエチルメ
タアクリル酸のモル比が1のカプロラクトン変性2−ヒ
ドロキシエチルメタアクリル酸 PA-2 :ε−カプロラクトン/2−ヒドロキシエチルメ
タアクリル酸のモル比が2のカプロラクトン変性2−ヒ
ドロキシエチルメタアクリル酸 PA-4 :ε−カプロラクトン/2−ヒドロキシエチルメ
タアクリル酸のモル比が4のカプロラクトン変性2−ヒ
ドロキシエチルメタアクリル酸 PA-6 :ε−カプロラクトン/2−ヒドロキシエチルメ
タアクリル酸のモル比が6のカプロラクトン変性2−ヒ
ドロキシエチルメタアクリル酸 DVB :ジビニルベンゼン BDMA :ジメタアクリル酸1,3−ブチレングリコール BPO :過酸化ベンゾイル V-59 :2,2−アゾビス2−メチルブチロニトリル 表2から明らかなように、本発明の樹脂を用いたトナー
である実施例1〜15では、いずれも優れた定着性、非
オフセット性ならびに耐ブロッキング性を示した。これ
に対して、比較例1、4および6のトナーは最低定着温
度が高く定着性能が不良であり、比較例2のトナーは粉
砕性が悪くオフセット発生温度の比較的低いものであ
り、比較例3のトナーは耐ブロッキング性が悪く、比較
例5および7のトナーはオフセット発生温度が最低定着
温度と同じか低いものであり非オフセット性に劣るもの
であった。また、比較例8および9のトナーは、非オフ
セット性ならびに耐ブロキッング性には優れているもの
の、最低定着温度が比較的高く定着性能が不十分であっ
た。
【0026】
【発明の効果】 本発明のトナー用樹脂は、定着性、非
オフセット性ならびに耐ブロッキング性に極めて優れた
トナーを提供できるものであり、またコピーマシン、プ
リンター等での印刷の高速化を可能とできるものであ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スチレン成分(A)、アクリル酸エステ
    ル成分および/またはメタアクリル酸エステル成分
    (B)、(A)〜(C)成分の総量に対して0.5〜1
    5重量%のカプロラクトン変性ヒドロキシアルキルアク
    リル酸エステル成分および/またはそのメタアクリル酸
    エステル成分(C)、(A)〜(C)成分の総量に対し
    て0.1〜2.0重量%のジビニル系モノマー成分
    (D)とからなり、ゲル分率が0.5〜40%、ガラス
    転移温度が50〜68℃、軟化温度が100〜170
    ℃、OH価が0.3〜40mgKOH/gであることを
    特徴とするトナー用樹脂。
  2. 【請求項2】 (C)成分が、カプロラクトン変性ヒド
    ロキシアルキルアクリル酸エステル成分および/または
    そのメタアクリル酸エステル成分1モルに対して1〜8
    モルのε−カプロラクトンを重合させてなることを特徴
    とする請求項1記載のトナー用樹脂。
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