JPH0522862A - 並列運転用電源装置 - Google Patents
並列運転用電源装置Info
- Publication number
- JPH0522862A JPH0522862A JP3166590A JP16659091A JPH0522862A JP H0522862 A JPH0522862 A JP H0522862A JP 3166590 A JP3166590 A JP 3166590A JP 16659091 A JP16659091 A JP 16659091A JP H0522862 A JPH0522862 A JP H0522862A
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- JP
- Japan
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- power supply
- output voltage
- load
- parallel operation
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Abstract
(57)【要約】
【目的】並列運転用電源装置のそれぞれの出力電流を均
等にする。 【構成】まず、電源３より電源２の方が出力電圧が微小
に高いとすると、主に電源２から負荷１へ電流が流れ電
源３からはあまり流れない。すると電源２の発熱が大き
くなり、サーミスタ２２の抵抗値が減少し、出力電圧は
微小に低下し、電源３の出力電圧より低くなる。すると
今度は電源３より負荷１へ負荷電流が供給され、電源２
は負荷が軽くなる為、冷却される。これらの動作が操り
返されて電源２と３との出力電流は均等になる。
等にする。 【構成】まず、電源３より電源２の方が出力電圧が微小
に高いとすると、主に電源２から負荷１へ電流が流れ電
源３からはあまり流れない。すると電源２の発熱が大き
くなり、サーミスタ２２の抵抗値が減少し、出力電圧は
微小に低下し、電源３の出力電圧より低くなる。すると
今度は電源３より負荷１へ負荷電流が供給され、電源２
は負荷が軽くなる為、冷却される。これらの動作が操り
返されて電源２と３との出力電流は均等になる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は並列運転用電源装置に関
する。
する。
【０００２】
【従来の技術】従来の並列運転用電源装置は、図２に示
す様に、微小な抵抗値を有する電流バランス用のバラン
ス抵抗２７，３７を電源装置２ａ，３ａの出力段に接続
するか、もしくは負荷ケーブルの抵抗を利用し、その電
圧降下により、各電源装置２ａ，３ａの電流のバランス
をとる構成となっていた。
す様に、微小な抵抗値を有する電流バランス用のバラン
ス抵抗２７，３７を電源装置２ａ，３ａの出力段に接続
するか、もしくは負荷ケーブルの抵抗を利用し、その電
圧降下により、各電源装置２ａ，３ａの電流のバランス
をとる構成となっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の並列運
転用電源装置は、バランス抵抗として出力インピーダン
スが存在する為、下記の欠点がある。
転用電源装置は、バランス抵抗として出力インピーダン
スが存在する為、下記の欠点がある。
【０００４】（１）電源装置から負荷迄の抵抗を考慮し
て、出力電圧微調整等のバランス調整を行なう必要があ
る。
て、出力電圧微調整等のバランス調整を行なう必要があ
る。
【０００５】（２）効率が悪く、また応答性も良くな
い。
い。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の並列運転用電源
装置は、負荷電流の増加に伴い発生する発熱を検出する
負の温度係数を有する温度検出素子を出力電圧検出用分
圧抵抗に対して検出温度が上昇すると出力電圧を微小に
低下させる様に接続した温度保償回路を有している。
装置は、負荷電流の増加に伴い発生する発熱を検出する
負の温度係数を有する温度検出素子を出力電圧検出用分
圧抵抗に対して検出温度が上昇すると出力電圧を微小に
低下させる様に接続した温度保償回路を有している。
【０００７】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００８】図１は本発明の一実施例を示すブロック図
である。
である。
【０００９】図１において、本実施例の電源装置２，３
は共に負荷１に電力を供給して並列運転されている。電
源装置２は負荷１へ電圧を供給する電圧源２５と、負荷
１への出力電圧を分圧して検出するための出力電圧検出
用抵抗２３，２４と、出力電圧検出用抵抗２３に並列接
続された温度保償回路４と、出力電圧検出用抵抗２４に
よる検出電圧によって電圧源２５を制御する制御回路２
６とを有し、温度保償回路４は出力電圧変動幅制限用抵
抗２１とサーミスタ２２とが直列接続して構成してい
る。同様に電源装置３も電源装置２と同様に、電圧源３
５と、出力電圧検出用抵抗３３，３４と、温度保償回路
５と、制御回路２６とを有し、温度保償回路５は出力電
圧変動幅制限用抵抗３１とサーミスタ３２とが直列に接
続して構成してる。尚、サーミスタ２２，３２は負の温
度係数を有している。
は共に負荷１に電力を供給して並列運転されている。電
源装置２は負荷１へ電圧を供給する電圧源２５と、負荷
１への出力電圧を分圧して検出するための出力電圧検出
用抵抗２３，２４と、出力電圧検出用抵抗２３に並列接
続された温度保償回路４と、出力電圧検出用抵抗２４に
よる検出電圧によって電圧源２５を制御する制御回路２
６とを有し、温度保償回路４は出力電圧変動幅制限用抵
抗２１とサーミスタ２２とが直列接続して構成してい
る。同様に電源装置３も電源装置２と同様に、電圧源３
５と、出力電圧検出用抵抗３３，３４と、温度保償回路
５と、制御回路２６とを有し、温度保償回路５は出力電
圧変動幅制限用抵抗３１とサーミスタ３２とが直列に接
続して構成してる。尚、サーミスタ２２，３２は負の温
度係数を有している。
【００１０】次に、本実施例の動作について説明する。
【００１１】まず、電源３より電源２の方が出力電圧が
微小に高いとすると、主に電源２から負荷１へ電流が流
れ、電源３からはあまり流れない。すると電源２の発熱
が大きくなり、サーミスタ２２の抵抗値が減少し、出力
電圧は微小に低下し、電源３の出力電圧より低くなる。
すると今度は電源３より負荷１へ負荷電流が供給され、
電源２は負荷が軽くなる為、冷却される。
微小に高いとすると、主に電源２から負荷１へ電流が流
れ、電源３からはあまり流れない。すると電源２の発熱
が大きくなり、サーミスタ２２の抵抗値が減少し、出力
電圧は微小に低下し、電源３の出力電圧より低くなる。
すると今度は電源３より負荷１へ負荷電流が供給され、
電源２は負荷が軽くなる為、冷却される。
【００１２】これらの動作が操り返されて電源２と３と
の出力電流は均等になる。
の出力電流は均等になる。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、負荷電流
の増加に伴い発生する発熱を検出する負の温度係数を有
する温度検出素子を出力電圧検出用分圧抵抗に対して検
出温度が上昇すると出力電圧を微小に低下させる様に接
続した温度保償回路を有することにより、並列運転を行
う複数の電源の電力分担を均等にする事が可能となるの
で、下記の効果がある。
の増加に伴い発生する発熱を検出する負の温度係数を有
する温度検出素子を出力電圧検出用分圧抵抗に対して検
出温度が上昇すると出力電圧を微小に低下させる様に接
続した温度保償回路を有することにより、並列運転を行
う複数の電源の電力分担を均等にする事が可能となるの
で、下記の効果がある。
【００１４】（１）負荷バランス用抵抗又は負荷ケーブ
ル抵抗を考慮せず、並列運転が出来る。
ル抵抗を考慮せず、並列運転が出来る。
【００１５】（２）負荷バランス用抵抗又は負荷ケーブ
ル抵抗を必要としない為、効率及び応答性が改善され
る。
ル抵抗を必要としない為、効率及び応答性が改善され
る。
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】従来の並列運転用電源装置の一例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
１ 負荷 ２，２ａ，３，３ａ 電源装置 ４，５ 温度保償回路 ２１，３１ 出力電圧変動幅制限用抵抗 ２２，３２ サーミスタ ２３，２４，３３，３４ 出力電圧検出用抵抗 ２５，．３５ 電圧源（コンバータ） ２６，３６ 出力電圧制御回路 ２７，３７ バランス抵抗（負荷ケーブル等の抵抗分
も含む）
も含む）
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 負荷電流の増加に伴い発生する発熱を検
出する負の温度係数を有する温度検出素子を出力電圧検
出用分圧抵抗に対して検出温度が上昇すると出力電圧を
微小に低下させる様に接続した温度保償回路を有するこ
とを特徴とする並列運転用電源装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03166590A JP3089714B2 (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 並列運転用電源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03166590A JP3089714B2 (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 並列運転用電源装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0522862A true JPH0522862A (ja) | 1993-01-29 |
| JP3089714B2 JP3089714B2 (ja) | 2000-09-18 |
Family
ID=15834104
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03166590A Expired - Fee Related JP3089714B2 (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 並列運転用電源装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3089714B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999025052A1 (fr) * | 1997-11-10 | 1999-05-20 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Controleur de la duree de vie de blocs d'alimentation |
| US6158561A (en) * | 1998-04-01 | 2000-12-12 | Toyoda Koki Kabushiki Kaisha | Clutch plate |
-
1991
- 1991-07-08 JP JP03166590A patent/JP3089714B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999025052A1 (fr) * | 1997-11-10 | 1999-05-20 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Controleur de la duree de vie de blocs d'alimentation |
| US6158561A (en) * | 1998-04-01 | 2000-12-12 | Toyoda Koki Kabushiki Kaisha | Clutch plate |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3089714B2 (ja) | 2000-09-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000620 |
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| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |