JPH05228003A - 天板に通電性の隆起物を有する履き物 - Google Patents
天板に通電性の隆起物を有する履き物Info
- Publication number
- JPH05228003A JPH05228003A JP4072553A JP7255392A JPH05228003A JP H05228003 A JPH05228003 A JP H05228003A JP 4072553 A JP4072553 A JP 4072553A JP 7255392 A JP7255392 A JP 7255392A JP H05228003 A JPH05228003 A JP H05228003A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- footwear
- foot
- arch
- top plate
- sandal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 履き物の本来の機能を損なうことなく、身体
に生じる静電気を速やかにディスチャージして静電気に
よる身体への悪影響をなくし、同時に、内臓の機能を向
上させる効果を有する履き物を提供する。 【構成】 屋内用の履き物の天板１の、足の土踏まずに
相当する位置に、通電性の材料を用いて成形した隆起物
４を取り付けて、この履き物を履くと足裏の土踏まずが
適宜な圧迫力でこれに圧接するようにすると共に、この
隆起物を放電部材３を介して天板１の底面にまで連続さ
せる。
に生じる静電気を速やかにディスチャージして静電気に
よる身体への悪影響をなくし、同時に、内臓の機能を向
上させる効果を有する履き物を提供する。 【構成】 屋内用の履き物の天板１の、足の土踏まずに
相当する位置に、通電性の材料を用いて成形した隆起物
４を取り付けて、この履き物を履くと足裏の土踏まずが
適宜な圧迫力でこれに圧接するようにすると共に、この
隆起物を放電部材３を介して天板１の底面にまで連続さ
せる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、サンダルや室内履き等
の履き物に関し、特に天板の足の土踏まずが位置する箇
所に通電性の隆起物を取り付けたことを特徴とするもの
である。
の履き物に関し、特に天板の足の土踏まずが位置する箇
所に通電性の隆起物を取り付けたことを特徴とするもの
である。
【０００２】
【従来の技術】近年は、屋内での使用を目的としたサン
ダルや、室内履きと称ばれる靴が開発されている。この
サンダルや室内履きは、足への圧迫感が少なく、軽くて
活動し易く作られている。しかも、天板が柔らかな材料
を用いて形成されているので、足に与える衝撃が小さい
ために、これによる疲労が殆んどない。また、床面を傷
つけることも殆んどない。そのためこの履き物は、屋内
での軽作業に多く使用されている。
ダルや、室内履きと称ばれる靴が開発されている。この
サンダルや室内履きは、足への圧迫感が少なく、軽くて
活動し易く作られている。しかも、天板が柔らかな材料
を用いて形成されているので、足に与える衝撃が小さい
ために、これによる疲労が殆んどない。また、床面を傷
つけることも殆んどない。そのためこの履き物は、屋内
での軽作業に多く使用されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】普通、屋内で軽作業を
するときは、綿や合成繊維等の帯電性の繊維を用いて形
成された衣服を纏っているために、活動をするとこれに
静電気が発生する。ところが上記した屋内用の履き物
は、天板がＥＶＡ発泡体等の非通電性の材料を用いて形
成されていて、静電気をディスチャージする能力がない
ので、発生した静電気が身体に次第に蓄積される。その
ため、内蔵の機能が低下し、疲労し易くなると云う問題
があった。本発明は、屋内用の履き物の本来の機能を損
なうことなく、身体に生じる静電気を速やかにディスチ
ャージして静電気による身体への悪影響をなくし、同時
に、内臓の機能を向上させる効果を有する履き物を提供
することを目的とする。
するときは、綿や合成繊維等の帯電性の繊維を用いて形
成された衣服を纏っているために、活動をするとこれに
静電気が発生する。ところが上記した屋内用の履き物
は、天板がＥＶＡ発泡体等の非通電性の材料を用いて形
成されていて、静電気をディスチャージする能力がない
ので、発生した静電気が身体に次第に蓄積される。その
ため、内蔵の機能が低下し、疲労し易くなると云う問題
があった。本発明は、屋内用の履き物の本来の機能を損
なうことなく、身体に生じる静電気を速やかにディスチ
ャージして静電気による身体への悪影響をなくし、同時
に、内臓の機能を向上させる効果を有する履き物を提供
することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために本発明者は、身体に発生する静電気を屋内用の履
き物からディスチャージする方法と、疲労を少なくし、
内蔵の機能を向上させる手段を得る方法について検討し
た。その結果、静電気は履き物の天板と底面との間に通
電性の材料を介在させて、足裏と床面とをこれによって
導通させることにより、発生した静電気を足から床に逃
がすことが出来ることを見出し、更に、通電性の材料を
足裏の土踏まずが接触する位置に取り付けて、この位置
から静電気を逃がすと疲労を回復する効果が高められる
ことを見出した。そしてこの知見に基づき、屋内用の履
き物の天板の、足の土踏まずに相当する位置に、通電性
の材料を用いて成形した隆起物を取り付けて、この履き
物を履くと足裏の土踏まずが適宜な圧迫力でこれに圧接
するようにすると共に、この隆起物を放電部材を介して
天板の底面にまで連続させたことにより、上記目的を達
成している。
ために本発明者は、身体に発生する静電気を屋内用の履
き物からディスチャージする方法と、疲労を少なくし、
内蔵の機能を向上させる手段を得る方法について検討し
た。その結果、静電気は履き物の天板と底面との間に通
電性の材料を介在させて、足裏と床面とをこれによって
導通させることにより、発生した静電気を足から床に逃
がすことが出来ることを見出し、更に、通電性の材料を
足裏の土踏まずが接触する位置に取り付けて、この位置
から静電気を逃がすと疲労を回復する効果が高められる
ことを見出した。そしてこの知見に基づき、屋内用の履
き物の天板の、足の土踏まずに相当する位置に、通電性
の材料を用いて成形した隆起物を取り付けて、この履き
物を履くと足裏の土踏まずが適宜な圧迫力でこれに圧接
するようにすると共に、この隆起物を放電部材を介して
天板の底面にまで連続させたことにより、上記目的を達
成している。
【０００５】
【作用】本発明は、屋内用の履き物の天板の、足の土踏
まずに相当する位置に、通電性の材料を用いて成形した
隆起物を取り付けたことにより、この履き物を履くと隆
起物によって足裏の土踏まずに適宜な圧迫力が加えられ
る。又、隆起物を履き物の天板の、足の土踏まずに相当
する位置にとりつけたことにより、この履き物を履いた
人の身体に帯電する静電気が、足の土踏まずからディス
チャージされる。
まずに相当する位置に、通電性の材料を用いて成形した
隆起物を取り付けたことにより、この履き物を履くと隆
起物によって足裏の土踏まずに適宜な圧迫力が加えられ
る。又、隆起物を履き物の天板の、足の土踏まずに相当
する位置にとりつけたことにより、この履き物を履いた
人の身体に帯電する静電気が、足の土踏まずからディス
チャージされる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明にかゝる履き物の一実施例を図
面に基づいて具体的に説明する。図は履き物の一例とし
てサンダルを示したもので、図１はサンダルの平面図で
あり、図２はその縦断面図である。この実施例ではサン
ダルはサンダル台１とバンド２とから成っている。サン
ダル台１は通常のこの種のサンダルのものと同様であっ
て、ＥＶＡ樹脂発泡体等の軽量でクッション性があり、
非通電性の合成樹脂を用いて所定の形状に成形されてお
り、バンド２は引張り強度や引裂き強度の強い合成樹脂
性シートや合成皮革等を用いて形成されていて、サンダ
ル台１に取り付けられている。このサンダルのサンダル
台１には、これを履いたときに足裏の土踏まずの部分の
位置する箇所が貫通して穿けられていて、ここに通電性
の材料を用いて形成した放電部材３が嵌着されており、
更にその上に隆起物４が取り付けられている。この放電
部材３と隆起物４は、通電性ゴム等の適度な弾力性と柔
軟性、及び通電性を有する材料を用いて形成されてお
り、互いが電気的に接続されていて、サンダルを履いた
人の足裏と床面とを導通させるようになっている。殊
に、隆起物４はサンダルを履いた人の足裏の土踏まずに
接触する位置に取り付けられていて、サンダルを履いた
人の身体に帯電する静電気を、足の土踏まずからディス
チャージするようになっている。又、隆起物４はサンダ
ルを履いた人の土踏まずの部分に適当な圧迫力を作用す
ることの出来る程度の高さに形成されていて、サンダル
を履いて立ち上がったり、歩行をしたりする度に土踏ま
ずを適当な力で圧迫して、この部分に指圧効果を加える
ようになっている。図２は放電部材３と隆起物４とを一
体成形して、両者を接続させ、放電部材３を貫通孔に嵌
入させることによってこれをさせ、貫通孔に装着すると
同時に隆起物４をサンダル台１の所定の位置に取り付け
るようにした一例を示しており、図３は放電部材３の下
半部31と上半部32とを別体に成形して、上半部32はサン
ダル台１の上面から貫通孔に插し入れ、下半部31は下面
から貫通孔に插し入れてサンダル台１孔内で両者を接触
させるようにした一例を示している。この放電部材３を
下半部31と上半部32とに別体に成形する方式は、図２に
示すような両者を一体成形する方式に比べて部品点数が
多くなる欠点はあるが、反面、サンダル台１の厚みの大
小に関係無く下半部31の下端を常にサンダル台１の下面
に位置させることが出来るので、形状やサイズの異なる
サンダルにも適用することが出来る利点がある。
面に基づいて具体的に説明する。図は履き物の一例とし
てサンダルを示したもので、図１はサンダルの平面図で
あり、図２はその縦断面図である。この実施例ではサン
ダルはサンダル台１とバンド２とから成っている。サン
ダル台１は通常のこの種のサンダルのものと同様であっ
て、ＥＶＡ樹脂発泡体等の軽量でクッション性があり、
非通電性の合成樹脂を用いて所定の形状に成形されてお
り、バンド２は引張り強度や引裂き強度の強い合成樹脂
性シートや合成皮革等を用いて形成されていて、サンダ
ル台１に取り付けられている。このサンダルのサンダル
台１には、これを履いたときに足裏の土踏まずの部分の
位置する箇所が貫通して穿けられていて、ここに通電性
の材料を用いて形成した放電部材３が嵌着されており、
更にその上に隆起物４が取り付けられている。この放電
部材３と隆起物４は、通電性ゴム等の適度な弾力性と柔
軟性、及び通電性を有する材料を用いて形成されてお
り、互いが電気的に接続されていて、サンダルを履いた
人の足裏と床面とを導通させるようになっている。殊
に、隆起物４はサンダルを履いた人の足裏の土踏まずに
接触する位置に取り付けられていて、サンダルを履いた
人の身体に帯電する静電気を、足の土踏まずからディス
チャージするようになっている。又、隆起物４はサンダ
ルを履いた人の土踏まずの部分に適当な圧迫力を作用す
ることの出来る程度の高さに形成されていて、サンダル
を履いて立ち上がったり、歩行をしたりする度に土踏ま
ずを適当な力で圧迫して、この部分に指圧効果を加える
ようになっている。図２は放電部材３と隆起物４とを一
体成形して、両者を接続させ、放電部材３を貫通孔に嵌
入させることによってこれをさせ、貫通孔に装着すると
同時に隆起物４をサンダル台１の所定の位置に取り付け
るようにした一例を示しており、図３は放電部材３の下
半部31と上半部32とを別体に成形して、上半部32はサン
ダル台１の上面から貫通孔に插し入れ、下半部31は下面
から貫通孔に插し入れてサンダル台１孔内で両者を接触
させるようにした一例を示している。この放電部材３を
下半部31と上半部32とに別体に成形する方式は、図２に
示すような両者を一体成形する方式に比べて部品点数が
多くなる欠点はあるが、反面、サンダル台１の厚みの大
小に関係無く下半部31の下端を常にサンダル台１の下面
に位置させることが出来るので、形状やサイズの異なる
サンダルにも適用することが出来る利点がある。
【０００７】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、サンダル
のサンダル台の、これを履いたときに足裏の土踏まずが
接触する位置に、適度な弾力性と柔軟性を有する材料を
用いて適宜な高さに形成された隆起物を取り付けたこと
により、サンダルを履いて立ち上がったり、歩行をした
りする度に土踏まずが隆起物によって適当な力で圧迫さ
れる。そのため、このサンダルを履くと足の土踏まずに
指圧を加えられたと同様の状態になり、肝臓の機能が増
進し、血行がよくなるなどの効果がある。また、この隆
起物を通電性を有する材料を用いて形成すると共に、放
電部材を介してサンダルの底面に導通させたことによ
り、サンダルを履いた人の身体に帯電する静電気が、足
の土踏まずからディスチャージされる。そのため、身体
に帯電する静電気がディスチャージされる場合に比べて
内臓の機能が一層増進し、疲労が回復される効果があ
る。
のサンダル台の、これを履いたときに足裏の土踏まずが
接触する位置に、適度な弾力性と柔軟性を有する材料を
用いて適宜な高さに形成された隆起物を取り付けたこと
により、サンダルを履いて立ち上がったり、歩行をした
りする度に土踏まずが隆起物によって適当な力で圧迫さ
れる。そのため、このサンダルを履くと足の土踏まずに
指圧を加えられたと同様の状態になり、肝臓の機能が増
進し、血行がよくなるなどの効果がある。また、この隆
起物を通電性を有する材料を用いて形成すると共に、放
電部材を介してサンダルの底面に導通させたことによ
り、サンダルを履いた人の身体に帯電する静電気が、足
の土踏まずからディスチャージされる。そのため、身体
に帯電する静電気がディスチャージされる場合に比べて
内臓の機能が一層増進し、疲労が回復される効果があ
る。
【図１】本発明に係る履き物の一実施例を示す平面図で
ある。
ある。
【図２】本発明に係る履き物の一実施例を示す縦断面図
である。
である。
【図３】本発明に係る履き物の他の一実施例を示す縦断
面図である。
面図である。
１ サンダル台 ２ バンド ３ 放電部材 ４ 隆起物
Claims (1)
- 【請求項１】 サンダルや室内履き等の履き物の底板
の、足裏の土踏まずが位置する箇所に、通電性の材料を
用いて成形した隆起物を取り付けて、この履き物を履く
と足の土踏まずが適宜な圧迫力でこれに圧接するように
すると共に、この隆起物を放電部材を介して底板の底面
にまで連続させて、この履き物を履いた人の足の土踏ま
ずと床面とが導通するようにしたことを特徴とする天板
に通電性の隆起物を有する履き物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4072553A JPH05228003A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 天板に通電性の隆起物を有する履き物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4072553A JPH05228003A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 天板に通電性の隆起物を有する履き物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05228003A true JPH05228003A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=13492668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4072553A Pending JPH05228003A (ja) | 1992-02-20 | 1992-02-20 | 天板に通電性の隆起物を有する履き物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05228003A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019125606A1 (en) * | 2017-12-19 | 2019-06-27 | Cheskin, Melvyn | Shoe with electrostatic and endogenous current conducting insert |
-
1992
- 1992-02-20 JP JP4072553A patent/JPH05228003A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019125606A1 (en) * | 2017-12-19 | 2019-06-27 | Cheskin, Melvyn | Shoe with electrostatic and endogenous current conducting insert |
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