JPH05227789A - 空気調和機用ファンモータ制御装置 - Google Patents

空気調和機用ファンモータ制御装置

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JPH05227789A
JPH05227789A JP4029602A JP2960292A JPH05227789A JP H05227789 A JPH05227789 A JP H05227789A JP 4029602 A JP4029602 A JP 4029602A JP 2960292 A JP2960292 A JP 2960292A JP H05227789 A JPH05227789 A JP H05227789A
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JP
Japan
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winding
motor
fan motor
triac
phase
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Pending
Application number
JP4029602A
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English (en)
Inventor
Kenichi Shigeizumi
泉 健 一 茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH05227789A publication Critical patent/JPH05227789A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

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  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータ電流制御の際のファンモータの振動発
生を防止すると共に、力率を向上させる。 【構成】 トライアック6のオフ期間中は、主巻線2及
び補助巻線3を通ってモータ電流が流れる。トライアッ
ク6のオン期間中は、制動巻線8の巻線方向が主巻線2
とは逆方向になっているので、制動巻線8の発生電圧分
だけ主巻線2に印加される電圧が減少する。したがっ
て、トライアック6のオン期間中は、この電圧減少分だ
けモータ電流が減少する。このようなモータ電流制御で
は、電流変化は滑らかなものとなり、断続的な電流変化
部分は生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の室内ファ
ンモータあるいは室外ファンモータの制御を行う空気調
和機用ファンモータ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】家庭用空気調和機のファンモータには、
簡単な構造で且つ安価な単相誘導モータか広く用いられ
ている。この単相誘導モータの速度制御は、通常、モー
タ電流を制御することにより行なわれる。図4は、この
ような制御を行う従来のファンモータ制御装置の構成を
示す回路図である。
【0003】図4において、単相誘導モータであるファ
ンモータ1は主巻線2を有しており、この主巻線2と並
列に、補助巻線3及び進相コンデンサから成る直列接続
体が接続されている。そして、ファンモータ1と交流電
源5との間には、位相制御素子としてのモータトライア
ック6が設けられている。このモータトライアック6は
モータトライアック制御回路7によりオンオフされるよ
うになっている。
【0004】次に、図4の動作につき説明する。モータ
トライアック制御回路7がゲートパルスを出力し、所定
の位相角でモータトライアック6をオンオフすると、図
5(a)に示すように、ファンモータ1には断続的に交
流電源5の電圧が印加される。そして、図5(b)に示
すように、電圧が印加されている期間のみ、ファンモー
タ1に断続的な電流が流れることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、モタ電
流が図5(b)のように断続的になると、モータ出力ト
ルクも断続的になるため、モータの構造如何によって
は、これが原因となって振動を発生する場合がある。こ
のような振動の発生は、静粛性が強く要求される室内フ
ァンモータにあっては、大きな欠点となる。また、モー
タ電流が断続的になることにより、力率が低下するとい
う欠点もある。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、ファンモータの振動発生を防止し、力率を向上さ
せることが可能な空気調和機用ファンモータ制御装置を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するための手段として、補助巻線及び進相コンデンサか
ら成る直列接続体が主巻線に並列接続されている単相誘
導モータの速度制御を行う空気調和機用ファンモータ制
御装置において、前記主巻線とは逆の巻線方向を有する
制動巻線を設け、その一端側を、前記主巻線及び補助巻
線の共通接続点に接続し、前記制動巻線の他端側に位相
制御素子の一端側を接続すると共に、前記位相制御素子
の他端側を、前記主巻線及び進相コンデンサの共通接続
点に接続し、前記位相制御素子のオンオフにより前記単
相誘導モータの速度を制御することを特徴とするもので
ある。
【0008】
【作用】上記構成において、位相制御素子をオンオフす
ると、位相制御素子のオフ期間中には、主巻線に電源電
圧がそのまま印加され、電源電圧によって、主巻線及び
補助巻線を介して、通常のモータ電流が流れる。
【0009】そして、位相制御素子がオンになると、電
源電圧により制動巻線に電流が流れるが、その巻線方向
が主巻線とは逆になっているために、主巻線に印加され
る電圧が低下して、この主巻線に流れる電流が減少す
る。このとき、補助巻線には、位相制御素子のオフ期間
中と同様に電流が流れている。
【0010】結局、位相制御素子がオンオフする全期間
にわたり、モータ電流は変化するものの、全くゼロにな
る期間は生じなくなる。したがって、出力トルクの急激
の変動がなくなるため振動は発生せず、また、力率も向
上する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図3に基い
て説明する。但し、図4と同様の構成要素には同一符号
を付して重複した説明を省略することとする。
【0012】図1において、ファンモータ1の主巻線2
と補助巻線3の共通接続点側に制動巻線8の一端側が接
続されている。そして、この制動巻線8の他端側には位
相制御素子であるトライアック6の一端側が接続されて
おり、トライアック6の他端側は主巻線2と進相コンデ
ンサ4との共通接続点に接続されている。そして、制動
巻線8の巻線方向は主巻線2とは、逆方向になってい
る。なお、ファンモータ1と交流電源5との間にスイッ
チ9が設けられているが、これは、図4の場合にはトラ
イアック6のターンオフが即ちファンモータ1の停止で
あったのに対し、図1の場合にはトライアック6をター
ンオフしてもファンモータ1が停止するわけではないこ
とを考慮して設けたものである。
【0013】次に、図1の動作につき図2の波形図を参
照しつつ説明する。まず、期間tではトライアック6
はオフ状態となっており(図2(a))、制動巻線8に
電圧は印加されない。したがって、モータ電流は主巻線
2及び補助巻線3を通って流れ、この期間の波形はほぼ
正弦波状となる(図2(b))。
【0014】次いで、期間tが経過した時点で、モー
タトライアック制御回路7はゲートパルスを出力してト
ライアック6をオンさせる。すると、制動巻線8には、
期間tの間交流電源5の電圧が印加されることになる
が(図2(a))、巻線方向が主巻線2とは逆になって
いるので、この電圧は主巻線2に印加される電圧を相殺
することになる。したがって期間tの間は、この相殺
された電圧分だけモータ電流が減少し、正弦波状の波形
が内側に歪んだものとなる(図2(b))。
【0015】このように、期間t,tの長さを適切
に調整してトライアック6のオンオフを行うことによ
り、ファンモータ1のモータ電流を制御することができ
る。この場合、図2(b)の波形から明らかなように、
モータ電流は全体として滑らかに変化しており、断続的
な変化部分が生ずることはない。したがって、従来のよ
うにモータ出力トルクの急変によって振動が生ずること
はなく、また、力率も向上した結果となっている。
【0016】図3は本発明の他の実施例の構成図であ
る。この実施例は、図1の構成において新たなトライア
ック10を主巻線2の他端側へ接続したものである。
【0017】このような構成によれば、トライアック
6,10双方の制御によって、制動巻線8の方の電圧を
主巻線2より大きくすることにより、ファンモータ1を
逆転させることができる。尤も、この逆転運転の場合に
は、制動巻線8が主巻線として機能し、主巻線2が制動
巻線として機能していることになる。
【0018】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、主巻線
に印加される電圧を減少させる制動巻線を設け、この制
動巻線に発生する電圧を位相制御素子のオンオフにより
制御する構成としたので、モータ電流の制御を行う際の
ファモータの振動を防止できると共に、力率を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成図。
【図2】図1の動作を説明するための波形図。
【図3】本発明の他の実施例の構成図。
【図4】従来例の構成図。
【図5】図4の動作を説明するための波形図。
【符号の説明】
1 ファンモータ 2 主巻線 3 補助巻線 4 進相コンデンサー 5 交流電源 6 位相制御素子(トライアック)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】補助巻線及び進相コンデンサから成る直列
    接続体が主巻線に並列接続されている単相誘導モータの
    速度制御を行う空気調和機用ファンモータ制御装置にお
    いて、 前記主巻線とは逆の巻線方向を有する制動巻線を設け、
    その一端側を、前記主巻線及び補助巻線の共通接続点に
    接続し、前記制動巻線の他端側に位相制御素子の一端側
    を接続すると共に、前記位相制御素子の他端側を、前記
    主巻線及び進相コンデンサの共通接続点に接続し、前記
    位相制御素子のオンオフにより前記単相誘導モータの速
    度を制御することを特徴とする空気調和機用ファンモー
    タ制御装置。
JP4029602A 1992-02-17 1992-02-17 空気調和機用ファンモータ制御装置 Pending JPH05227789A (ja)

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