JPH052274Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH052274Y2 JPH052274Y2 JP1986029587U JP2958786U JPH052274Y2 JP H052274 Y2 JPH052274 Y2 JP H052274Y2 JP 1986029587 U JP1986029587 U JP 1986029587U JP 2958786 U JP2958786 U JP 2958786U JP H052274 Y2 JPH052274 Y2 JP H052274Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool
- cutting edge
- sensor
- contact
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 18
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 13
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims description 9
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 208000003443 Unconsciousness Diseases 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は工作機械の刃具の刃先位置や工作物を
測定するための検出用センサに関する。
測定するための検出用センサに関する。
従来技術
工作機械、特に旋盤、マシニングセンタにおけ
る自動化に伴い刃具の初期摩耗や機械の熱変位に
よる工作物の寸法精度を自動補正するための刃具
の刃先や工作物の測定具として種種のタツチセン
サが使用されている。先に出願人が提案した特願
昭60−64209号では第4図のように検出用センサ
本体1に内蔵した感知スイツチ2を作動し軸方向
摺動可能に軸承された伝達軸3端を半球面4に形
成し、感知スイツチ2を作動する伝達軸3の軸心
に対し、直角な面内に90°づつ4個を放射状にま
た伝達軸3の軸心と同心に1個の計5個のフイー
ラ5a,5b,5c,5dと6を摺動可能に配置
し、前記4個のフイーラの内端を90°の円錐面7
a,7c(7b,7d図示せず)に形成し他の1
個のフイーラ6の内端を平面8として伝達軸の半
球面4に接触させ更に各フイーラの刃具に接触す
る測定面9a,9c(9b,9d図示せず)と1
0を平面として、各フイーラが刃具に当接した動
きが伝達軸3の先端に対して求心的に測定方向に
滑動させるようにしその伝達軸3の動きによつて
感知スイツチ2を作動させるようになしたもので
ある。
る自動化に伴い刃具の初期摩耗や機械の熱変位に
よる工作物の寸法精度を自動補正するための刃具
の刃先や工作物の測定具として種種のタツチセン
サが使用されている。先に出願人が提案した特願
昭60−64209号では第4図のように検出用センサ
本体1に内蔵した感知スイツチ2を作動し軸方向
摺動可能に軸承された伝達軸3端を半球面4に形
成し、感知スイツチ2を作動する伝達軸3の軸心
に対し、直角な面内に90°づつ4個を放射状にま
た伝達軸3の軸心と同心に1個の計5個のフイー
ラ5a,5b,5c,5dと6を摺動可能に配置
し、前記4個のフイーラの内端を90°の円錐面7
a,7c(7b,7d図示せず)に形成し他の1
個のフイーラ6の内端を平面8として伝達軸の半
球面4に接触させ更に各フイーラの刃具に接触す
る測定面9a,9c(9b,9d図示せず)と1
0を平面として、各フイーラが刃具に当接した動
きが伝達軸3の先端に対して求心的に測定方向に
滑動させるようにしその伝達軸3の動きによつて
感知スイツチ2を作動させるようになしたもので
ある。
考案が解決しようとする問題点
この特願昭60−64209号では旋盤の主軸台前面
などにとりつけられた刃先位置検出用センサのフ
イーラの外端の当接面に対して通常パルスハンド
ル等によるマニユアル操作によりタレツトに取り
付けられた工具の刃先を計測可能な位置に移動さ
せるが他部品との干渉を気にしながらその位置を
簡単に探ることは困難で注意力と手間がかかり一
旦干渉すると部品の損傷はさけられないという問
題があつた。
などにとりつけられた刃先位置検出用センサのフ
イーラの外端の当接面に対して通常パルスハンド
ル等によるマニユアル操作によりタレツトに取り
付けられた工具の刃先を計測可能な位置に移動さ
せるが他部品との干渉を気にしながらその位置を
簡単に探ることは困難で注意力と手間がかかり一
旦干渉すると部品の損傷はさけられないという問
題があつた。
問題点を解決するための手段
刃具の刃先位置を検出するため軸方向と軸直角
方向の4等角度位置に測定面を有するタツチセン
サにおいて、工具が当接したことを内蔵した感知
スイツチに伝達するフイーラ内に、その検出面を
工具の測定側に向け且つその検出範囲が当フイー
ラの工具測定面から前方に向けて拡がり工具の前
或いは横からの接近を検知できる領域を有する非
接触スイツチをほぼ同軸に収納してなり、該領域
に工具が入つた時信号を発するようにしたもので
ある。
方向の4等角度位置に測定面を有するタツチセン
サにおいて、工具が当接したことを内蔵した感知
スイツチに伝達するフイーラ内に、その検出面を
工具の測定側に向け且つその検出範囲が当フイー
ラの工具測定面から前方に向けて拡がり工具の前
或いは横からの接近を検知できる領域を有する非
接触スイツチをほぼ同軸に収納してなり、該領域
に工具が入つた時信号を発するようにしたもので
ある。
実施例
以下本考案の実施例を図面にもとづき説明す
る。第1図において、主構造は従来例で示した第
4図と同じであり、その頭部のフイーラ部分を図
示した第1図において同部品につぃては同符号を
付けて説明を省略する。それらのフイーラ5a,
5c,5d(5b図示せず)及び6にそれぞれ非
接触スイツチを11a,11c(11b,11d
図示せず)及び12を検出面を測定面側に向けて
内蔵させる。非接触スイツチとしては公知の例え
ば磁気センサ、超音波センサなどで検出領域が必
要以上に広くないものを用い磁気センサが用いら
れた場合はフイーラ及び測定面は非磁性材で作ら
れる。非接触スイツチの検出領域は工具の測定面
9a,9c(9b,9d図示せず)及び10から
前方に向けて拡がり工具刃具が測定面に接する以
前の数cmの範囲A,C(B,D図示せず)及びE
内に工具刃具がスイツチの前方或いは横方向の何
れからでも入つたとき信号を発する。その信号は
図示しない操作盤、または刃先位置検出用センサ
本体1或いはこれを組込んだツールセツタ14な
どに設置されたランプ、ブザー13を作動させ
る。
る。第1図において、主構造は従来例で示した第
4図と同じであり、その頭部のフイーラ部分を図
示した第1図において同部品につぃては同符号を
付けて説明を省略する。それらのフイーラ5a,
5c,5d(5b図示せず)及び6にそれぞれ非
接触スイツチを11a,11c(11b,11d
図示せず)及び12を検出面を測定面側に向けて
内蔵させる。非接触スイツチとしては公知の例え
ば磁気センサ、超音波センサなどで検出領域が必
要以上に広くないものを用い磁気センサが用いら
れた場合はフイーラ及び測定面は非磁性材で作ら
れる。非接触スイツチの検出領域は工具の測定面
9a,9c(9b,9d図示せず)及び10から
前方に向けて拡がり工具刃具が測定面に接する以
前の数cmの範囲A,C(B,D図示せず)及びE
内に工具刃具がスイツチの前方或いは横方向の何
れからでも入つたとき信号を発する。その信号は
図示しない操作盤、または刃先位置検出用センサ
本体1或いはこれを組込んだツールセツタ14な
どに設置されたランプ、ブザー13を作動させ
る。
第2図はこの刃先位置検出用センサを旋盤のア
ームスイング式のツールセツタ14に組込まれた
ものを示し半自動化された操作により待機の垂直
位置から検出位置のチヤツク前面に進出される。
ームスイング式のツールセツタ14に組込まれた
ものを示し半自動化された操作により待機の垂直
位置から検出位置のチヤツク前面に進出される。
作 用
工具オフセツト量設定手順を示すフローチヤー
トの第3図にもとづき説明する。図示しない制御
盤の手動運転のボタンを押しアーム式のツールセ
ツタ14をチヤツク前面位置に進出させる。次い
で図示しないタレツトを旋回して被検工具を割出
す。図示しない公知のパルスハンドル操作で工具
をツールセツタ14に組込まれた刃先位置検出用
センサのX軸方向のフイーラ5cの測定面9cの
前面に移動させる。刃先が非接触スイツチ11a
の検出領域Cに入るとブザー13が鳴り接近した
ことを感知し、以後慎重なハンドル操作をして、
刃先をX軸方向に送り測定面9cに当接させ刃先
位置検出用センサの検出スイツチ2の信号により
刃先のX軸位置を設定する。次いでパルスハンド
ルを操作して工具をZ軸方向のフイーラ6の前面
に移動させ検出領域Eに刃先が入るとブザー13
がなり、接近したことを感知し、以後慎重なハン
ドル操作して刃先をZ軸方向に送り測定面10に
当接させ検出スイツチ2の信号により刃先のZ軸
位置を設定する。次いでタレツトを退避させ次の
工具を割出し同様に刃先のX軸、Z軸位置を設定
する。全工具の設定を終わるとボタンを押し検出
を終了させツールセツタを垂直の待機位置にもど
すものである。
トの第3図にもとづき説明する。図示しない制御
盤の手動運転のボタンを押しアーム式のツールセ
ツタ14をチヤツク前面位置に進出させる。次い
で図示しないタレツトを旋回して被検工具を割出
す。図示しない公知のパルスハンドル操作で工具
をツールセツタ14に組込まれた刃先位置検出用
センサのX軸方向のフイーラ5cの測定面9cの
前面に移動させる。刃先が非接触スイツチ11a
の検出領域Cに入るとブザー13が鳴り接近した
ことを感知し、以後慎重なハンドル操作をして、
刃先をX軸方向に送り測定面9cに当接させ刃先
位置検出用センサの検出スイツチ2の信号により
刃先のX軸位置を設定する。次いでパルスハンド
ルを操作して工具をZ軸方向のフイーラ6の前面
に移動させ検出領域Eに刃先が入るとブザー13
がなり、接近したことを感知し、以後慎重なハン
ドル操作して刃先をZ軸方向に送り測定面10に
当接させ検出スイツチ2の信号により刃先のZ軸
位置を設定する。次いでタレツトを退避させ次の
工具を割出し同様に刃先のX軸、Z軸位置を設定
する。全工具の設定を終わるとボタンを押し検出
を終了させツールセツタを垂直の待機位置にもど
すものである。
効 果
以上詳述したように本考案は刃先位置検出用セ
ンサのフイーラに非接触スイツチを内蔵しその工
具当接面から前方にスイツチの検出領域をつくる
ようになしたので、工具の接近が前方からだけで
なく横方向からでも検出することができ広い対応
ができる。またスイツチによる突出部が生じるこ
となくコンパクトであり干渉空間が小さく、設計
上の制約が増大することはない。さらにマニユア
ル操作で工具を接近させるとき干渉しないよう細
心の注意を払うことなく気易く刃具を計測可能な
フイーラの当接面近くに迅速に移動でき、段取り
時間の大幅な短縮が可能になつた。また領域内に
入つたときランプの点灯、ブザーの発音などの信
号により作業者にしらせるのでマニユアル誤操作
における不注意、無意識による衝突も減少させる
利点がある。
ンサのフイーラに非接触スイツチを内蔵しその工
具当接面から前方にスイツチの検出領域をつくる
ようになしたので、工具の接近が前方からだけで
なく横方向からでも検出することができ広い対応
ができる。またスイツチによる突出部が生じるこ
となくコンパクトであり干渉空間が小さく、設計
上の制約が増大することはない。さらにマニユア
ル操作で工具を接近させるとき干渉しないよう細
心の注意を払うことなく気易く刃具を計測可能な
フイーラの当接面近くに迅速に移動でき、段取り
時間の大幅な短縮が可能になつた。また領域内に
入つたときランプの点灯、ブザーの発音などの信
号により作業者にしらせるのでマニユアル誤操作
における不注意、無意識による衝突も減少させる
利点がある。
なお本説明は旋盤を例として刃先の位置検出用
センサの測定として詳述したがマシニングセンタ
においても刃具は勿論、工作物の測定も可能であ
ることはいうまでもない。
センサの測定として詳述したがマシニングセンタ
においても刃具は勿論、工作物の測定も可能であ
ることはいうまでもない。
第1図は本考案の刃先位置検出用センサ頭部の
一部断面図、第2図は刃先位置検出用センサが組
込まれたスイング式のツールセツタを旋盤に取り
付けた図、第3図は工具オフセツト量設定手順を
示す図、第4図は従来例に示したセンサの断面図
である。 1……センサ本体、2……検知スイツチ、3…
…伝達軸、5a,5b,5c,5d,6……フイ
ーラ、9a,9b,9c,9d,10……測定
面、11a,11b,11c,11d,12……
非接触スイツチ。
一部断面図、第2図は刃先位置検出用センサが組
込まれたスイング式のツールセツタを旋盤に取り
付けた図、第3図は工具オフセツト量設定手順を
示す図、第4図は従来例に示したセンサの断面図
である。 1……センサ本体、2……検知スイツチ、3…
…伝達軸、5a,5b,5c,5d,6……フイ
ーラ、9a,9b,9c,9d,10……測定
面、11a,11b,11c,11d,12……
非接触スイツチ。
Claims (1)
- 刃具の刃先位置を検出するため軸方向と軸直角
方向の4等角度位置に測定面を有するタツチセン
サにおいて、工具が当接したことを内蔵した感知
スイツチに伝達するフイーラ内に、その検出面を
工具の測定側に向け且つその検出範囲が当フイー
ラの工具測定面から前方に向けて拡がり工具の前
或いは横からの接近を検知できる領域を有する非
接触スイツチをほぼ同軸に収納してなり、該領域
に工具が入つた時信号を発するようにしたことを
特徴とする刃先位置検出用センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2958786U JPH0525307Y2 (ja) | 1986-02-28 | 1987-02-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2958786U JPH0525307Y2 (ja) | 1986-02-28 | 1987-02-28 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62141443U JPS62141443U (ja) | 1987-09-07 |
JPH052274Y2 true JPH052274Y2 (ja) | 1993-01-20 |
JPH0525307Y2 JPH0525307Y2 (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=30833604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2958786U Expired - Lifetime JPH0525307Y2 (ja) | 1986-02-28 | 1987-02-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0525307Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10235539A (ja) * | 1997-02-25 | 1998-09-08 | Okuma Mach Works Ltd | 旋盤の計測装置 |
KR101842992B1 (ko) * | 2016-10-27 | 2018-03-28 | 한국생산기술연구원 | 공구위치 세팅장치 및 그것을 이용한 공구위치 세팅방법 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6274954U (ja) * | 1985-10-29 | 1987-05-13 |
-
1987
- 1987-02-28 JP JP2958786U patent/JPH0525307Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0525307Y2 (ja) | 1993-06-25 |
JPS62141443U (ja) | 1987-09-07 |
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