JPH05227344A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH05227344A
JPH05227344A JP4000442A JP44292A JPH05227344A JP H05227344 A JPH05227344 A JP H05227344A JP 4000442 A JP4000442 A JP 4000442A JP 44292 A JP44292 A JP 44292A JP H05227344 A JPH05227344 A JP H05227344A
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JP
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temperature
power supply
unit
supply unit
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JP4000442A
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Hitoshi Minemoto
仁史 峰本
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 電源部に自己の温度を検出する温度検出部を
設け、その温度検出部からの信号によって電源部の温度
を常時監視し、電源部の温度が基準値を超えたとき、分
周回路を動作させるか水晶発振器を切替えることによ
り、プリンタ部の動作速度を遅くして電源部の温度を降
下させる。 【効果】 電源部のコストを低減させてレーザプリンタ
の価格を低下させることが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遠隔地との間で画像の
送受信を行うファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】遠隔地との間で画像の送受信を行うファ
クシミリ装置は、近年、印刷品質の面から、感熱記録方
式のものからレーザ光を利用して印刷を行うレーザ光を
利用した普通紙記録方式のものに置換えられつつある
が、レーザ光を利用した普通紙記録方式のファクシミリ
装置は、価格が150〜300万円と高価であるため、
今後更に普及させるためには、大幅なコストダウンが必
要である。このための一つの方策として、電源部の価格
を低減するという手段があるが、電源部を低価格にする
ためには、定格電流とピーク電流とを小さくする必要が
ある。
【0003】図5は、従来のファクシミリ装置の一例を
示すブロック図、図6は図5の例の電源電流の時間的変
化の状態を示す特性図である。
【0004】図5のファクシミリ装置は、機械部分の動
作を制御するメカ制御部301と、電話回線302から
入力した入力画像データ303を出力画像データ304
に変換するファクシミリコントローラ305と、印刷用
紙を走行させる用紙走行部307と、印刷用紙に対して
印刷を行わせるためのレーザ光を発生させるレーザユニ
ット308と、レーザ光発生のための電源を供給する高
圧電源ユニット309と、メカ制御部301に対して電
源を供給する電源部317とを備えている。
【0005】メカ制御部301内にある主制御部(CP
U)306は、I/Oポート310を介して用紙走行部
307およびレーザユニット308および高圧電源ユニ
ット309の動作を制御する。このための動作プログラ
ムは、ROM311に格納されており、CPU306
は、RAM313を利用してこの動作プログラムを実行
することによって用紙走行部307およびレーザユニッ
ト308および高圧電源ユニット309の動作を制御し
ている。CPU306はまた、出力画像データ304と
用紙走行部307およびレーザユニット308および高
圧電源ユニット309の動作のタイミングをとるため、
インタフェース314を用いてプリンタコントローラ3
05と通信している。
【0006】上述のように構成したファクシミリ装置の
主要な性能の一つであるプリント速度は、用紙走行部3
07のメインモータ315の性能や、レーザユニット3
08のポリゴンモータ316の性能によって決まる。高
速のプリント速度を得るためには、メインモータ315
およびポリゴンモータ316は、高速回転ができる性能
の高いものが必要であり、これによってコストも左右さ
れる。また、一般に、性能の高いモータを用いると、そ
れらを動作させるための電源部317からの電流が大き
くなり、従って電源部317も大容量のものとなる。
【0007】このように、ファクシミリ装置は、その性
能によってコストが左右されるが、ファクシミリコント
ローラ305からレーザユニット308に対して出力画
像データ304を送出する速度は、メインモータ315
およびポリゴンモータ316の速度に一致させる必要が
あり、この送出速度は、ファクシミリコントローラ30
5内に設けてある画像データ送出回路318の水晶発振
器319によって決定される。一方、用紙走行部307
のメインモータ315の回転速度は、用紙走行部307
内に設けてあるメインモータ駆動回路320の水晶発振
器321によって決定され、レーザユニット308のポ
リゴンモータ316の回転速度は、レーザユニット30
8内に設けてあるポリゴンモータ駆動回路312の水晶
発振器322によって決定される。
【0008】これらのモータの消費電力は、既述のよう
に、モータの回転数を高速にするに伴なって大きくなる
ので、モータを高速にすると、電源部の容量を大きくし
なければならない。電源部は、その定格(出力電圧と電
流容量)によってそのコストが変るため、コストを低減
させるためには、電源部の定格を小さく設定して必要以
上の容量を持たせないようにすることが重要である。一
方電源部の容量を小さくすると、ファクシミリ装置とし
ての動作が不可能になることがある。このような事情か
ら、従来のファクシミリ装置は、電源部に対して、プリ
ント動作中に必要な容量を電源部の定格として持たせる
ようにするのが一般的である。
【0009】図6は、図5の例の電源電流の時間的変化
の状態を示す特性図であり、24ボルトの電源による電
源電流の変化を示す図である。
【0010】図6において、定格電流401は、プリン
ト動作中の電流402よりも少し大きな値となるように
設定してあり、連続的にプリント動作を行っても、充分
に電流を供給できるようにしてある。従って、定格電流
401は、待機時の電流403に比して相当に大きな値
であり、プリント動作における通常のデューティー(動
作時間と待機時間との比)においては、かなり無駄の多
いものとなっている。ファクシミリ装置は、通常、3〜
10枚の連続的なプリント(約1分間の動作)に対し
て、休止時間は5〜10分となる場合が多く、この休止
時間には、電源部は負荷に対して殆ど電流を流していな
い状態になっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のファクシミリ装置は、電源部における無駄が多く、そ
の為、価格を低減することができないという欠点を有し
ている。
【0012】これを改善するため、定格電流を待機時の
電流よりも僅かに大きな値とし、プリント動作中の電流
を電源部のピーク電流に近い値に設定することにより、
電源部の価格を低減させることが可能となるが、このよ
うに設定すると、3〜10枚の連続的なプリント(約1
分間の動作)が必要な場合、電源部は、そのピーク電流
に近い値の電流を供給し続けなければならないため、や
がてファクシミリ装置の正常動作に必要な電流を供給で
きなくなり、ファクシミリ装置が異常動作を行うという
問題を発生する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明のファクシミリ装
置は、定格電流を待機時の電流よりも僅かに大きな値に
設定されプリント中の動作電流をピーク電流に近い値に
設定されかつ自己の温度を検出する温度検出部を有する
電源部と、前記温度検出部からの信号によって前記電源
部の温度を常時監視し前記電源部の温度が基準値を超え
たときにプリント速度を遅くし前記電源部の温度が指定
値を下回ったときにプリント速度を元の温度に復帰させ
るように指令を出す制御部と、前記制御部からの指令を
受けて分周回路を動作させることによってプリント速度
を変化させるプリント部とを備えている。
【0014】本発明のファクシミリ装置は、また、定格
電流を待機時の電流よりも僅かに大きな値に設定されプ
リント中の動作電流をピーク電流に近い値に設定されか
つ自己の温度を検出する温度検出部を有する電源部と、
前記温度検出部からの信号によって前記電源部の温度を
常時監視し前記電源部の温度が基準値を超えたときにプ
リント速度を遅くし前記電源部の温度が指定値を下回っ
たときにプリント速度を元の温度に復帰させるように指
令を出す制御部と、前記制御部からの指令を受けて水晶
発振器を切替えることによってプリント速度を変化させ
るプリント部とを備えている。
【0015】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0016】図1は本発明の第一の実施例を示すブロッ
ク図、図2は、図1および図7の実施例の電源電流の時
間的変化の状態を示す特性図、図3は、図1および図7
の実施例のプリント速度切替え動作を示すフローチャー
ト、図4は、図1および図7の実施例のプリント動作を
示すフローチャートである。
【0017】図1のファクシミリ装置は、機械部分の動
作を制御するメカ制御部1と、電話回線2から入力した
入力画像データ3を出力画像データ4に変換するファク
シミリコントローラ5と、印刷用紙を走行させる用紙走
行部7と、印刷用紙に対して印字を行わせるレーザ光を
発生させるレーザユニット8と、レーザ光発生のための
電源を供給する高圧電源ユニット9と、メカ制御部1に
対して電源を供給する電源部17とを備えている。
【0018】電源部17は、図2に示すように、定格電
流201を待機時の電流203よりも僅かに大きな値と
し、プリント動作中の電流202を電源部のピーク電流
204に近い値に設定し、電源部17の価格を低減させ
るようにしたものである。このように電源部17の定格
電流201を設定すると、3〜10枚の連続的なプリン
ト(約1分間の動作)が必要な場合、電源部17は、そ
のピーク電流204に近い値の電流を供給し続けなけれ
ばならないため、やがてファクシミリ装置の正常動作に
必要な電流を供給できなくなり、ファクシミリ装置が異
常動作を行う危険が発生するが、これを回避するため、
本実施例は、電源部17のサーミスタ26からの温度検
出信号30によって電源部17の温度を常時監視し、電
源部17の温度が基準値を超えると、プリントの速度を
低くして電源部17の負荷を下げ、電源部17の温度が
指定値よりも低くなったとき再び元の速度で動作させる
ようにしている。
【0019】すなわち、メカ制御部1内にある主制御部
(CPU)6は、I/Oポート10を介して用紙走行部
7およびレーザユニット8および高圧電源ユニット9の
動作を制御する。このための動作プログラムは、ROM
11に格納されており、CPU6は、RAM13を利用
してこの動作プログラムを実行することによって用紙走
行部7およびレーザユニット8および高圧電源ユニット
9の動作を制御している。CPU6はまた、出力画像デ
ータ4と用紙走行部7およびレーザユニット8および高
圧電源ユニット9の動作のタイミングをとるため、イン
タフェース14を用いてファクシミリコントローラ5と
通信している。CPU6は更に、インタフェース14を
介してファクシミリコントローラ5に対して画像データ
送出速度切替信号27を送出し、I/Oポート10を介
して用紙走行部7に対してメインモータ速度切替信号4
3およびメインモータオンオフ信号44を、レーザユニ
ット8に対してポリゴンモータ速度切替信号45および
ポリゴンモータオンオフ信号46を送出する。
【0020】次に、上述のように構成したファクシミリ
装置の動作について、図1および図3を参照して説明す
る。
【0021】電話回線2がファクシミリコントローラ5
に対して入力画像データ3を送出しているとき、画像デ
ータ送出速度切替信号27はローレベル“L”となって
いる。従ってファクシミリコントローラ5内の画像デー
タ送出回路18に設けてあるアンドゲート38の一方の
入力信号は、インバータ40によって反転されてハイレ
ベル“H”となり、アンドゲート38の他方の入力信号
である水晶発振器19からのクロック信号がそのままオ
アゲート42の一方の入力信号となる。一方、アンドゲ
ート39の一方の入力信号は、ローレベル“L”となっ
ているため、Dフリップフロップ41のCK端子の入力
信号であるアンドゲート39の出力信号は、ローレベル
“L”のままである。従ってオアゲート42の他方の入
力信号であるDフリップフロップ41の出力信号はロー
レベル“L”となっている。このため、オアゲート42
の出力信号は、水晶発振器19からのクロック信号がそ
のまま出力される。
【0022】このとき、同様に、メインモータ速度切替
信号43はローレベル“L”となっている。従ってメイ
ンモータ15を駆動するために用紙走行部7内のメイン
モータ駆動回路20に設けてあるアンドゲート33の一
方の入力信号は、インバータ35によって反転されてハ
イレベル“H”となり、アンドゲート33の他方の入力
信号である水晶発振器21からのクロック信号がそのま
まオアゲート37の一方の入力信号となる。一方、アン
ドゲート34の一方の入力信号は、ローレベル“L”と
なっているため、Dフリップフロップ36のCK端子の
入力信号であるアンドゲート34の出力信号は、ローレ
ベル“L”のままである。従ってオアゲート37の他方
の入力信号であるDフリップフロップ36の出力信号は
ローレベル“L”となっている。このため、オアゲート
37の出力信号は、水晶発振器21からのクロック信号
がそのまま出力される。
【0023】また、このとき、同様に、ポリゴンモータ
速度切替信号45はローレベル“L”となっている。従
ってポリゴンモータ16を駆動するためにレーザユニッ
ト8内のポリゴンモータ駆動回路12に設けてあるアン
ドゲート23の一方の入力信号は、インバータ25によ
って反転されてハイレベル“H”となり、アンドゲート
23の他方の入力信号である水晶発振器22からのクロ
ック信号がそのままオアゲート32の一方の入力信号と
なる。一方、アンドゲート24の一方の入力信号は、ロ
ーレベル“L”となっているため、Dフリップフロップ
31のCK端子の入力信号であるアンドゲート24の出
力信号は、ローレベル“L”のままである。従ってオア
ゲート32の他方の入力信号であるDフリップフロップ
31の出力信号はローレベル“L”となっている。この
ため、オアゲート32の出力信号は、水晶発振器22か
らのクロック信号がそのまま出力される。
【0024】画像データ送出回路18およびメインモー
タ駆動回路20およびポリゴンモータ駆動回路12は、
それぞれ水晶発振器19および21および22のクロッ
ク信号によって動作しており、このファクシミリ装置は
連続的にプリント中である。このとき、メカ制御部1内
にある主制御部(CPU)6は、電源部7のサーミスタ
26から温度検出信号30をアナログポートに入力し、
それをA/D変換して常時監視している。
【0025】電源部17の温度が上昇し、サーミスタ2
6からの温度検出信号30が基準温度Tを超えると(図
3のステップ101)、メカ制御部1内に設けてあるR
OM11に記憶している速度切替ルーチンが動作し、現
在行っている一連のプリント動作を終了した後(ステッ
プ102)、CPU6は、I/Oポート10を介して用
紙走行部7内のメインモータ駆動回路20に送っている
メインモータ速度切替信号43をハイレベル“H”とす
る(ステップ103)。これによってアンドゲート33
の一方の入力信号は、インバータ35によって反転され
てローレベル“L”となり、オアゲート37の一方の入
力信号はローレベル“L”となる。一方、アンドゲート
34の一方の入力信号は、ハイレベル“H”となってい
るため、Dフリップフロップ36のCK端子の入力信号
であるアンドゲート34の出力信号は、水晶発振器21
からのクロック信号がそのまま出力される。従ってDフ
リップフロップ36は、CK端子に入力した水晶発振器
21のクロック信号を1/2分周したクロック信号をQ
端子から出力してオアゲート37の他方の入力端子に入
力する。従ってオアゲート37の出力信号は、ローレベ
ル“L”となっている。このため、オアゲート37の出
力信号は、水晶発振器21のクロック信号を1/2分周
したクロック信号となる。
【0026】同様に、CPU6は、I/Oポート10を
介してレーザユニット8内のポリゴンモータ駆動回路1
2に送っているポリゴンモータ速度切替信号45をハイ
レベル“H”とする(ステップ104)。これによって
アンドゲート23の一方の入力信号は、インバータ25
によって反転されてローレベル“L”となり、オアゲー
ト32の一方の入力信号はローレベル“L”となる。一
方、アンドゲート24の一方の入力信号は、ハイレベル
“H”となっているため、Dフリップフロップ31のC
K端子の入力信号であるアンドゲート24の出力信号
は、水晶発振器22からのクロック信号がそのまま出力
される。従ってDフリップフロップ31は、CK端子に
入力した水晶発振器22のクロック信号を1/2分周し
たクロック信号をQ端子から出力してオアゲート32の
他方の入力端子に入力する。従ってオアゲート32の出
力信号は、水晶発振器22のクロック信号を1/2分周
したクロック信号となる。
【0027】CPU6がインタフェース14を介してフ
ァクシミリコントローラ5の画像データ送出回路18に
対して送出している画像データ送出速度切替信号27を
ハイレベル“H”とする(ステップ105)と、これに
よってアンドゲート38の一方の入力信号は、インバー
タ40によって反転されてローレベル“L”となり、オ
アゲート42の一方の入力信号はローレベル“L”とな
る。一方、アンドゲート39の一方の入力信号は、ハイ
レベル“H”となっているため、Dフリップフロップ4
1のCK端子の入力信号であるアンドゲート39の出力
信号は、水晶発振器19からのクロック信号がそのまま
出力される。従ってDフリップフロップ41は、CK端
子に入力した水晶発振器19のクロック信号を1/2分
周したクロック信号をQ端子から出力してオアゲート4
2の他方の入力端子に入力する。従ってオアゲート42
の出力信号は、水晶発振器19のクロック信号を1/2
分周したクロック信号となる。
【0028】上述の切替え動作が全て終了する(ステッ
プ106)と、ファクシミリ装置は、図4に示すよう
に、速度を落したプリント動作を実行する(図4のステ
ップ122)。速度を落したプリント動作を実行してい
る間、電源部17の温度は徐々に下降する。電源部17
の温度が下降してサーミスタ26からの温度検出信号3
0が指定温度tを下回ると(ステップ107および10
8)、メカ制御部1内に設けてあるROM11に記憶し
ている速度切替ルーチンが動作し、現在行っている一連
のプリント動作を終了した後(ステップ109)、CP
U6は、I/Oポート10を介して用紙走行部7内のメ
インモータ駆動回路20に送っているメインモータ速度
切替信号43およびレーザユニット8内のポリゴンモー
タ駆動回路12に送っているポリゴンモータ速度切替信
号45ならびにインタフェース14を介してファクシミ
リコントローラ5の画像データ送出回路18に対して送
出している画像データ送出速度切替信号27を再びロー
ハイレベル“L”とする(ステップ110および111
および112)。これによってオアゲート37および3
2および42からの出力信号は、再びそれぞれ水晶発振
器21および22および19からのクロック信号がその
まま出力されるようになる。これによって、ファクシミ
リ装置は、図4に示すように、再び元の速度でプリント
動作を実行する(図4のステップ124)。
【0029】図7は本発明の第二の実施例を示すブロッ
ク図である。
【0030】図7のファクシミリ装置は、機械部分の動
作を制御するメカ制御部51と、電話回線52から入力
した入力画像データ53を出力画像データ54に変換す
るファクシミリコントローラ55と、印刷用紙を走行さ
せる用紙走行部57と、印刷用紙に対して印字を行わせ
るレーザ光を発生させるレーザユニット58と、レーザ
光発生のための電源を供給する高圧電源ユニット59
と、メカ制御部51に対して電源を供給する電源部67
とを備えている。
【0031】電源部67は、図2に示すように、定格電
流201を待機時の電流203よりも僅かに大きな値と
し、プリント動作中の電流202を電源部のピーク電流
204に近い値に設定し、電源部67の価格を低減させ
るようにしたものである。このように電源部67の定格
電流201を設定すると、3〜10枚の連続的なプリン
ト(約1分間の動作)が必要な場合、電源部67は、そ
のピーク電流204に近い値の電流を供給し続けなけれ
ばならないため、やがてファクシミリ装置の正常動作に
必要な電流を供給できなくなり、ファクシミリ装置が異
常動作を行う危険が発生するが、これを回避するため、
本実施例は、電源部67のサーミスタ76からの温度検
出信号80によって電源部67の温度を常時監視し、電
源部67の温度が基準値を超えると、プリントの速度を
低くして電源部67の負荷を下げ、電源部67の温度が
指定値よりも低くなったとき再び元の速度で動作させる
ようにしている。
【0032】すなわち、メカ制御部51内にある主制御
部(CPU)56は、I/Oポート60を介して用紙走
行部57およびレーザユニット58および高圧電源ユニ
ット59の動作を制御する。このための動作プログラム
は、ROM61に格納されており、CPU56は、RA
M63を利用してこの動作プログラムを実行することよ
って用紙走行部57およびレーザユニット58および高
圧電源ユニット59の動作を制御している。CPU56
はまた、出力画像データ54と用紙走行部57およびレ
ーザユニット58および高圧電源ユニット59の動作の
タイミングをとるため、インタフェース64を用いてフ
ァクシミリコントローラ55と通信している。CPU5
6は更に、インタフェース64を介してファクシミリコ
ントローラ55に対して画像データ送出速度切替信号7
7を送出し、I/Oポート60を介して用紙走行部57
に対してメインモータ速度切替信号93およびメインモ
ータオンオフ信号94を、レーザユニット58に対して
ポリゴンモータ速度切替信号95およびポリゴンモータ
オンオフ信号96を送出する。
【0033】次に、上述のように構成したファクシミリ
装置の動作について、図7および図3を参照して説明す
る。
【0034】電話回線52からファクシミリコントロー
ラ55に対して入力画像データ53をを送出していると
き、画像データ送出速度切替信号77はローレベル
“L”となっている。このためファクシミリコントロー
ラ55内の画像データ送出回路68に設けてある第一の
水晶発振器69が動作しており、水晶発振器69からク
ロック信号が出力されている。
【0035】このとき、同様に、メインモータ速度切替
信号93はローレベル“L”となっている。従ってメイ
ンモータ65を駆動するために用紙走行部57内のメイ
ンモータ駆動回路70に設けてある第一の水晶発振器7
1が動作しており、水晶発振器71からクロック信号が
出力されている。
【0036】また、このとき、同様に、ポリゴンモータ
速度切替信号95はローレベル“L”となっている。従
ってポリゴンモータ66を駆動するためにレーザユニッ
ト58内のポリゴンモータ駆動回路62に設けてある第
一の水晶発振器71が動作しており、水晶発振器71か
らクロック信号が出力されている。
【0037】上述のように、画像データ送出回路68お
よびメインモータ駆動回路70およびポリゴンモータ駆
動回路62は、それぞれ水晶発振器69および71およ
び72のクロック信号によって動作しており、ファクシ
ミリ装置は連続的にプリント動作を行っている。このと
き、メカ制御部51内にある主制御部(CPU)56
は、電源部67のサーミスタ76からの温度検出信号8
0をアナログポートに入力し、それをA/D変換して常
時監視している。
【0038】電源部67の温度が上昇し、サーミスタ7
6からの温度検出信号80が基準温度Tを超えると(図
3のステップ101)、メカ制御部51内に設けてある
ROM61に記憶している速度切替ルーチンが動作し、
現在行っている一連のプリント動作を終了した後(ステ
ップ102)、CPU56は、I/Oポート60を介し
て用紙走行部57内のメインモータ駆動回路70に送っ
ているメインモータ速度切替信号93をハイレベル
“H”とする(ステップ103)。これによってメイン
モータ駆動回路70は、第一の水晶発振器71の動作を
停止して第二の水晶発振器74を動作させ、クロック信
号の発振元を水晶発振器71から水晶発振器74に切替
える。
【0039】同様に、CPU56は、I/Oポート60
を介してレーザユニット58内のポリゴンモータ駆動回
路62に送っているポリゴンモータ速度切替信号95を
ハイレベル“H”とする(ステップ104)。これによ
ってポリゴンモータ駆動回路62は、第一の水晶発振器
72の動作を停止して第二の水晶発振器75を動作さ
せ、クロック信号の発振元を水晶発振器72から水晶発
振器75に切替える。
【0040】また、CPU56がインタフェース64を
介してファクシミリコントローラ55の画像データ送出
回路68に対して送出している画像データ送出速度切替
信号77もハイレベル“H”とする(ステップ10
5)。画像データ送出回路68は、第一の水晶発振器6
9の動作を停止して第二の水晶発振器73を動作させ、
クロック信号の発振元を水晶発振器69から水晶発振器
73に切替える。
【0041】上述の切替え動作が全て終了する(ステッ
プ106)と、ファクシミリ装置は、図4に示すよう
に、速度を落したプリント動作を実行する(図4のステ
ップ122)。速度を落したプリント動作を実行してい
る間、電源部67の温度は徐々に下降する。電源部67
の温度が下降してサーミスタ76からの温度検出信号8
0が指定温度tを下回ると(ステップ107および10
8)、メカ制御部51内に設けてあるROM61に記憶
している速度切替ルーチンが動作し、現在行っている一
連のプリント動作を終了した後(ステップ109)、C
PU56は、I/Oポート60を介して用紙走行部57
内のメインモータ駆動回路70に送っているメインモー
タ速度切替信号93およびレーザユニット58内のポリ
ゴンモータ駆動回路62に送っているポリゴンモータ速
度切替信号95ならびにインタフェース64を介してフ
ァクシミリコントローラ55の画像データ送出回路68
に対して送出している画像データ送出速度切替信号77
を再びローハイレベル“L”とする(ステップ110お
よび111および112)。これによって再びそれぞれ
水晶発振器71および72および69からのクロック信
号が出力されるようになる。これによって、ファクシミ
リ装置は、図4に示すように、再び元の速度でプリント
動作を実行する(図4のステップ124)。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のファクシ
ミリ装置は、電源部に自己の温度を検出する温度検出部
を設け、その温度検出部からの信号によって電源部の温
度を常時監視し、電源部の温度が基準値を超えたとき、
分周回路を動作させるか水晶発振器を切替えることによ
り、プリンタ部の動作速度を遅くして電源部の温度を降
下させるようにすることにより、電源部のコストを低減
させてファクシミリ装置の価格を低下させることが可能
になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】図1および図7の実施例の電源電流の時間的変
化の状態を示す特性図である。
【図3】図1および図7の実施例のプリント速度切替え
動作を示すフローチャートである。
【図4】図1および図7の実施例のプリント動作を示す
フローチャートである。
【図5】従来のレーザプリンタの一例を示すブロック図
である。
【図6】図5の例の電源電流の時間的変化の状態を示す
特性図である。
【図7】本発明の第二の実施例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1・51 メカ制御部 2・52 電話回線 3・53 入力画像データ 4・54 出力画像データ 5・55 ファクシミリコントローラ 6・56 主制御部(CPU) 7・57 用紙走行部 8・58 レーザユニット 9・59 高圧電源ユニット 10・60 I/Oポート 11・61 ROM 12・62 ポリゴンモータ駆動回路 13・63 RAM 14・64 インタフェース 15・65 メインモータ 16・66 ポリゴンモータ 17・67 電源部 18・68 画像データ送出回路 19・21・22・69・71・72・73・74・7
5 水晶発振器 20・70 メインモータ駆動回路 23・24・33・34・38・39 アンドゲート 25・35・40 インバータ 31・36・41 Dフリップフロップ 32・37・42 オアゲート 27・77 画像データ送出速度切替信号 43・93 メインモータ速度切替信号 44・94 メインモータオンオフ信号 45・95 ポリゴンモータ速度切替信号 46・96 ポリゴンモータオンオフ信号 101〜112 ステップ 122・124 ステップ 201 定格電流 202 プリント動作中の電流 203 待機時の電流 204 電源部のピーク電流 301 メカ制御部 302 ホストコンピュータ 303 文字データ 304 画像データ 305 プリンタコントローラ 306 主制御部(CPU) 307 用紙走行部 308 レーザユニット 309 高圧電源ユニット 310 I/Oポート 311 ROM 312 ポリゴンモータ駆動回路 313 RAM 314 インタフェース 315 メインモータ 316 ポリゴンモータ 317 電源部 318 画像データ送出回路 319・321・322 水晶発振器 320 メインモータ駆動回路 401 定格電流 402 プリント動作中の電流 403 待機時の電流

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定格電流を待機時の電流よりも僅かに大
    きな値に設定されかつ自己の温度を検出する温度検出部
    を有する電源部と、前記温度検出部からの信号によって
    前記電源部の温度を常時監視し前記電源部の温度が基準
    値を超えたときにプリント速度を遅くしするように指令
    を出す制御部と、前記制御部からの指令を受けて分周回
    路を動作させることによってプリント速度を変化させる
    プリント部とを備えることを特徴とするファクシミリ装
    置。
  2. 【請求項2】 定格電流を待機時の電流よりも僅かに大
    きな値に設定されプリント中の動作電流をピーク電流に
    近い値に設定されかつ自己の温度を検出する温度検出部
    を有する電源部と、前記温度検出部からの信号によって
    前記電源部の温度を常時監視し前記電源部の温度が基準
    値を超えたときにプリント速度を遅くし前記電源部の温
    度が指定値を下回ったときにプリント速度を元の温度に
    復帰させるように指令を出す制御部と、前記制御部から
    の指令を受けて分周回路を動作させることによってプリ
    ント速度を変化させるプリント部とを備えることを特徴
    とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 定格電流を待機時の電流よりも僅かに大
    きな値に設定されかつ自己の温度を検出する温度検出部
    を有する電源部と、前記温度検出部からの信号によって
    前記電源部の温度を常時監視し前記電源部の温度が基準
    値を超えたときにプリント速度を遅くしするように指令
    を出す制御部と、前記制御部からの指令を受けて水晶発
    振器を切替えることによってプリント速度を変化させる
    プリント部とを備えることを特徴とするファクシミリ装
    置。
  4. 【請求項4】 定格電流を待機時の電流よりも僅かに大
    きな値に設定されプリント中の動作電流をピーク電流に
    近い値に設定されかつ自己の温度を検出する温度検出部
    を有する電源部と、前記温度検出部からの信号によって
    前記電源部の温度を常時監視し前記電源部の温度が基準
    値を超えたときにプリント速度を遅くし前記電源部の温
    度が指定値を下回ったときにプリント速度を元の温度に
    復帰させるように指令を出す制御部と、前記制御部から
    の指令を受けて水晶発振器を切替えることによってプリ
    ント速度を変化させるプリント部とを備えることを特徴
    とするファクシミリ装置。
JP4000442A 1992-01-07 1992-01-07 ファクシミリ装置 Withdrawn JPH05227344A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007062240A (ja) * 2005-09-01 2007-03-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US7931346B2 (en) * 2006-05-19 2011-04-26 Sharp Kabushiki Kaisha Electronic apparatus for suppressing heat generation from plurality of motors

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