JPH05226925A - 移動体通信用マイクロストリップ・アンテナ及びその製造方法 - Google Patents

移動体通信用マイクロストリップ・アンテナ及びその製造方法

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JPH05226925A
JPH05226925A JP4274082A JP27408292A JPH05226925A JP H05226925 A JPH05226925 A JP H05226925A JP 4274082 A JP4274082 A JP 4274082A JP 27408292 A JP27408292 A JP 27408292A JP H05226925 A JPH05226925 A JP H05226925A
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antenna
substantially planar
planar surface
microstrip
transmission line
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JP4274082A
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Robert Marshall
マーシャル ロバート
Mark Rogers
ロジャース マーク
Theresa C Boone
クロニン ボーン テレサ
Farzin Lalezari
ラレザリ ファルチン
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Ball Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/27Adaptation for use in or on movable bodies
    • H01Q1/32Adaptation for use in or on road or rail vehicles
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
    • H01Q9/0407Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
    • H01Q9/0421Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna with a shorting wall or a shorting pin at one end of the element

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 マイクロストリップ放射素子と伝送線の間に
電気接続を確立するために使用される一体化部材を具備
し、全方位放射パターン、高い効率、着脱可能な外力に
耐える、等の長所を得る。 【構成】 アンテナ10を適切な面へ着脱可能な磁気ベ
ース12、磁気ベース12に取付けられているアース面
14、アース面14と協同して共振空洞を形成する導電
性平面部材18、導電性物質からできていて、平面部材
18と一体化または連続化し、ほとんどインダクタンス
を生じずに伝送線を平面部材18に接続する給電部材2
0、アース面14とマイクロストリップ放射素子16の
端部間の電気的接続を確立し、マイクロストリップ16
と一体化しているショーティング部24がある。平面部
材18はアンテナ10の中心周波数の波長の1/4の長
さを有し、アンテナ10は全方位放射パターンを示す。
マイクロストリップ放射素子16の端部はゼロ・インピ
ーダンポイントである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイクロストリップ・
アンテナに関するものであり、特に移動体通信用に適す
るマイクロストリップ・アンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】代表的なマイクロストリップ・アンテナ
には、互いに平衡に位置するアース面とマイクロストリ
ップ放射素子があり、両者の間には誘電物質が配置され
ている。また代表的なマイクロストリップ・アンテナに
は、マイクロストリップ放射素子とアース面との間の無
線周波数(rf)信号用の通信路となる伝送線がある。
マイクロストリップ・アンテナを使用して無線周波数信
号を送信するために、無線周波数信号は、送信装置によ
り伝送線に送られ、伝送線はこの無線周波数信号をマイ
クロストリップ放射素子とアース面に送る。これに応答
し、マイクロストリップ放射素子の端部とアース面の間
で、とりわけマイクロストリップ放射素子、アース面、
および誘電体の位置的および寸法的な特性に依存するパ
ターンおよび周波数で電磁信号が放射される。逆に、受
信の間は、マイクロストリップ放射素子とアース面は、
適切な周波数の電磁信号と相互作用した後に共振し、復
調のために伝送線により受信装置へ送られる無線周波数
信号を生じる。
【0003】マイクロストリップ・アンテナは、移動体
通信およびこれに準ずる可搬式無線通信に特に適してい
ることがわかっている。これは少なくとも1つには、そ
の実質的に全方位の放射パターン、すなわち、当該の特
定の面内(普通は水平面)のどの方向にも実質的に同一
のゲインを示す放射パターンのためであり、またこの種
のアンテナが、その寸法を比較的小さく、また軽重量に
することで得られる効率が比較的高いことによる。通信
が行なわれている無線装置に対して可動式無線装置の方
向が常に変化しているため、可動式無線通信では、実質
的な全方位放射パターンは基本的に重要となる。
【0004】以下の文ではこの無線装置を通信用無線装
置と呼ぶ。例えば、セル方式無線通信網では、車若しく
は他の移動式乗物の位置がセル内、すなわち通信用無線
装置が機能する範囲内で変わると、配置した可動式無線
装置の指向方向は通信用無線装置に対して変化する。そ
の結果、アンテナの放射パターンは、実質的に全方位で
あることが重要となる。また、通常可動式無線装置と通
信用無線装置の距離は幅広く変化するため、可動式無線
通信では効率の高さも重要となる。距離の変化を考慮す
れば、効率の高いアンテナにより、可動式無線装置と通
信用無線装置との間で、変化に応じた幅広い範囲に渡っ
て通信を行なうことが可能となる。
【0005】マイクロストリップ・アンテナの放射パタ
ーン、およびゲインに悪影響を与える可能性がある原因
の1つとして、伝送線のマイクロストリップ放射素子、
およびアース面への接続方法が挙げられる。例えば、1
987年10月14日に小川氏に対して発行され、「小
型アンテナ」と題された米国特許第4700194(’
194)号では、伝送線とアース面との間の接続の位置
は、マイクロストリップ・アンテナの放射パターンおよ
びゲインに対してかなりの影響を与えることが示されて
いる。
【0006】マイクロストリップ・アンテナの放射パタ
ーンおよびゲインに悪影響を与える可能性のある伝送線
とマイクロストリップ放射素子間接続のもう1つの特徴
は、接続に関連したインダクタンスである。例えば、伝
送線に同軸ケーブルが使用される場合、同軸ケーブルの
中心導体は、マイクロストリップ放射素子へ接続するた
めに、一定の長さを露出させなくてはならない。すなわ
ち、外部導体の端部よりも長く伸びていなくてはならな
い。中心導体がより露出していれば、その結果生じるイ
ンダクタンスはそれだけ大きくなる。インダクタンスが
大きくなると、同軸ケーブルとマイクロストリップ放射
素子間のインピーダンス不整合も大きくなる。これはさ
らにマイクロストリップ・アンテナの放射パターンおよ
びゲインに対して悪影響を与える。
【0007】1989年5月30日ジョンソン氏に対し
て発行され、「移動式自動車用アンテナとしての使用に
特に適した、近等方性の低プロフィール・マイクロスト
リップ送信アンテナ」と題された米国特許第48355
41(’541)号では、マイクロストリップ放射素子
への伝送線の接続に関するインダクタンスを阻止するた
めに、インピーダンス整合回路網の使用が提案されてい
る。提案されたこのインピーダンス整合回路網は、一方
ではインピーダンス不整合による性能上の欠点に目を向
けてはいるかもしれないが、結果として生じる可動式無
線通信用マイクロストリップ・アンテナはその長所を減
じている。すなわち、米国特許第’541号で提案され
ているインピーダンス整合回路網では、製造時に互いに
接続させなくてはならない追加部品がいくつかマイクロ
ストリップ・アンテナに加えられている。すべてではな
いものの、ほとんどの可動式無線通信用アンテナは、振
動や温度変化などの物理的応力を非常に受けるという特
徴をもっている。したがって、インピーダンス整合回路
網に関連した部品の数が増加すれば必要となる相互接続
の数もそれに応じて増加するので、その結果得られるマ
イクロストリップ・アンテナは故障を起こし易くなる。
【0008】多くの可動式無線通信用アンテナにおいて
必要、または大いに望ましい特徴は、アンテナが視界に
入らないことである。例えば、泥棒が自動車にセル方式
電話が装備されているか否かをすぐには判断できないよ
うにするため、自動車のセル方式電話用アンテナは見え
ない位置にあることが望ましい。米国特許第’541号
では、自動車のプラスチック天井とヘッドライナとの間
の空間にアンテナを取り付けることによって、視界に入
らないマイクロストリップ・アンテナが発表されてい
る。しかしながら、インピーダンス整合回路網を採用し
たマイクロストリップ・アンテナの具体例を使用した場
合には、アンテナの前項プロフィールが増し、その結
果、こうしたアンテナを見えない位置に取り付けること
が難しくなる。さらに、インピーダンス整合回路網の場
合、マイクロストリップ・アンテナを自動車の屋根に取
り付ける方法に著しく手を加える必要がある。インピー
ダンス整合回路網がない場合にはマイクロストリップ・
アンテナを屋根へ面一に取り付けることが可能だが、イ
ンピーダンス整合回路網がある場合はこれができないた
めである。
【0009】また多くの可動式無線通信用アンテナにお
いて、マイクロストリップ・アンテナを構成する個別部
品の数と、アンテナを組み立てる費用との関係が懸念さ
れる。具体的に言うと、マイクロストリップ・アンテナ
を構成する個別部品の数が増えれば部品をアンテナに組
み込むのに必要な時間が増えるので、マイクロストリッ
プ・アンテナの価格が高くなる。その結果、たとえマイ
クロストリップ・アンテナ型の代替タイプのアンテナに
比べ性能上および構造上の長所を持っていても、価格が
高いためセル式電話市場などの大量消費者市場用のマイ
クロストリップ・アンテナ使用が制限されてしまう。ま
た多くの可動式無線通信用アンテナは、取付け面から容
易に着脱できることが望ましい。例えば、アンテナを見
えない位置に取り付けることが困難なとき、多くの場合
はアンテナ使用時にはアンテナを露出面に取り付け、使
用しないときはアンテナを取り外すことができるように
することが非常に望ましい。
【0010】無線による移動式または可動式通信におい
ては、アンテナの外面部分がさらに重要となる。使用中
にアンテナが風力などの外力にさらされる場合、アンテ
ナの外面部分は、アンテナがこうした外力に耐える能力
に影響を与える可能性がある。さらに、セル式電話など
の消費者指向の可動式無線用アンテナの多くは、外観が
消費者に対するアンテナの魅力に著しい影響を与えるの
が普通である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のマイクロストリ
ップ・アンテナ、特に可動式無線通信用マイクロストリ
ップ・アンテナの問題点を解消するマイクロストリップ
・アンテナの必要性が生じる。とりわけ、見えない位置
に容易に取り付けられ、部品価格および製造価格を抑え
るため部品数を少数にし、信頼性を向上させたマイクロ
ストリップ・アンテナの必要性が生じる。この点では、
インピーダンス整合回路網使用を実質的に除外したマイ
クロストリップ・アンテナが必要である。さらに、実質
的な全方位放射パターンおよび高い効率をもたらすマイ
クロストリップ・アンテナが必要となる。さらに、取付
け面から容易に着脱可能なマイクロストリップ・アンテ
ナ、またアンテナ作動に影響を与える可能性のある外
力、および消費者に対するアンテナの魅力を考慮した外
面部分を有するマイクロストリップ・アンテナが必要と
なる。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のマイクロストリ
ップ・アンテナには、従来のマイクロストリップ・アン
テナと同様に、アース面、およびアース面と実質的に平
行であるが分離せずに位置する導電性平面を有するマイ
クロストリップ放射素子がある。しかし従来のマイクロ
ストリップ・アンテナとは異なり、このマイクロストリ
ップ放射素子は、マイクロストリップ放射素子の平面と
一体化しており、また伝送線の2つの導体のうち1つを
マイクロストリップ放射素子に接続するための給電点と
なる部材を持つ。この部材は、アース面とマイクロスト
リップ放射素子の平面との間の空間に伸びており、また
ほとんどインダクタンスを示さない。したがってこの部
材は、平面と電気接続をしなくてはならない導体の露出
を減らすために使用される。その結果、露出した導体に
起因するインダクタンスが減少する。したがって、これ
は、伝送線とマイクロストリップ放射素子との間のイン
ピーダンス不整合を減少させ、マイクロストリップ・ア
ンテナは、伝送線とマイクロストリップ放射素子との間
に電気接続を確立するためのインピーダンス整合回路網
のような別要素の必要性を実質的に回避しているので、
アンテナを具現するために行なわなくてはならない電気
的または物理的な接続の数が、それに比例して減少す
る。したがってこれは、特にアンテナが高い物理的応力
にさらされるのが普通である可動式無線通信用アンテナ
で、マイクロストリップ・アンテナの信頼性を高める。
さらに一体型部材は、アース面とマイクロストリップ・
アンテナとの間に位置しているので、マイクロストリッ
プ・アンテナを容易に見えない位置に取り付けることが
できる。その上、一体型部材は、本発明のマイクロスト
リップ・アンテナを具現するのに必要な部品数が少なく
すむため、部品類の製造価格を下げることができる。
【0013】マイクロストリップ・アンテナの具体例の
1つには、アンテナを適切な面へ着脱するのを可能にす
る磁気面がある。この機能には、アンテナを見えない位
置に取り付けることができ、使用しない時には環境によ
る損傷からアンテナを保護することができるなどの利点
がある。マイクロストリップ・アンテナのもう1つの具
体例には、外力による影響を受けにくくし、かつ美的に
より魅力的な外観を有したアンテナがある。とりわけ、
このアンテナには、実質的にアンテナの他の要素がすべ
て配置されているレードームがあるため、アンテナをあ
る面に取り付けたとき、実質的にはレードームしか見え
ない。
【0014】本発明の方法は、導電性平面、およびその
面と一体化しているがその面に対してある角度をなして
いる部材を具備するマイクロストリップ放射素子の成形
を含む。本発明の具体例の1つでは、この平面と部材
が、1つの導電性物質を適切に曲げることにより成形さ
れている。本発明のもう1つの具体例では、この平面と
マイクロストリップ放射素子の部材が、導電性物質をプ
ラスチックなどの実質的に非導電性物質の表面上に被覆
または蒸着させることにより具現されている。この非導
電性物質を使用してレードーム、すなわち電磁放射がマ
イクロストリップ・アンテナと外部環境との間を通過で
きるようにする一方で、マイクロストリップ・アンテナ
を外部環境から保護する構造体を作ることができる。こ
の方法はさらに、アース面がマイクロストリップ・アン
テナ放射素子の平面と実質的に平行になり、さらに一体
型部材が、マイクロストリップ放射素子の平面とアース
面の間の空間に位置するように、アース面を配置するこ
とをふくむ。また、伝送線の一方の導体を部材に、また
伝送線の他方の導体をアース面に電気接続する方法も含
まれる。
【0015】本発明の方法にはいくつかの利点がある。
すなわち、一体型部材を使用しているので、インピーダ
ンス不整合を減少させ、伝送線とマイクロストリップ放
射素子の間の接続が行なわれるためゲインおよびアンテ
ナの放射パターンを改善する。さらに、アンテナの部品
が互いに一体化されている程度が様々であるため、この
方法はさらに、マイクロストリップ・アンテナ製造が比
較的少ない工程で行なえる。例えば、希望のマイクロス
トリップ・アンテナが1/4波長のアンテナで、アース
面とマイクロストリップ放射素子がショーティング部に
よって連結されており、これらの要素がアンテナの1つ
の要素に一体化されている場合、このマイクロストリッ
プ・アンテナは、伝送線の2つの導体をアース面とマイ
クロストリップ放射素子の平面に接続する2工程のみで
組み立てることができる。マイクロストリップ・アンテ
ナを比較的少数の工程で製造可能な方法を提供すること
により費用を節約でき、結果としてアンテナの使用用途
を広げ、マイクロストリップ・アンテナの他の利点を生
かした用途を広げることができる。また、部品の一体化
によって、マイクロストリップ・アンテナ組立てに必要
な相互接続の数を減少させることができ、より信頼性の
高いアンテナ製造が可能となる。
【0016】上記事項に基づき、本発明は、可動式無線
通信用アンテナに必要な性能を持ち、同時に高信頼性、
種類の少ない部品、容易に見えない位置に取り付けるこ
とができる構造体、費用節減を可能にし、マイクロスト
リップ・アンテナの長所をより広い用途で実現可能にす
るマイクロストリップ・アンテナ、およびその製造方法
を提供するものである。さらに本発明は、適切な面に容
易に着脱可能で、環境による影響を受けにくく、魅力的
な外観を有するマイクロストリップ・アンテナを提供す
るものである。
【0017】
【実施例】図1から図4において、本発明のマイクロス
トリップ・アンテナ10(以下では、アンテナ10と呼
ぶ)の具体例が図示されている。このアンテナ10に
は、アンテナ10を適切な面へ容易に着脱可能な磁気ベ
ース12がある。磁気ベース12に取り付けられている
のは、導電性物質でできていて、アンテナ10に対し電
気的基準つまりアース点となるアース面14である。
【0018】アース面14の上部に位置するのは、導電
性物質でできており、アース面14と結合して無線周波
数(rf)信号の送信および受信に適した共振空洞を形
成するマイクロストリップ放射素子16である。マイク
ロストリップ放射素子16上には、アース面14に協働
して共振空洞を形成する導電性平面部材18がある。マ
イクロストリップ放射素子16はまた、導電性物質から
できていて、平面部材18と一体化または連続化した給
電部材20がある。給電部材は、ほとんどインダクタン
スを生じずに伝送線を平面部材18に電気接続するため
の通路を形成する。マイクロストリップ放射素子16
は、平面部材18が、アース面14と実質的に平行であ
るが、分離せずに位置し、さらに給電部材20が、アー
ス面14と平面部材18の間の空間22に位置するよう
に配置されている。空間20内の空気は誘電体の役割を
果たす。適切な場合には空間22の代わりにテフロン
(登録商標)などの誘電物質を使用することが出来る。
【0019】平面部材18は、アンテナ10が動作する
ように設計された中心周波数の波長の1/4(λ/4)
にほぼ等しい長さである。実質的にλ/4に等しい長さ
のマイクロストリップ・アンテナは、1/4波長マイク
ロストリップ・アンテナと呼ばれることが多く、またそ
のようなアンテナを可動式無線通信に与える、実質的な
全方位放射パターンを方位面で示す。アンテナ10は、
1/4波長マイクロストリップ・アンテナなので、アー
ス面14とマイクロストリップ放射素子16の端部間の
電気接続確立に使用するため、L形で、マイクロストリ
ップ放射素子16と一体化しているショーティング部2
4も含む。マイクロストリップ放射素子16の端部は、
1/4波長マイクロストリップ・アンテナのゼロインピ
ーダンス・ポイントである。ショーティング部24を通
る第1の穴25は、伝送線がアース面14および給電部
材20と接続される空間22に、伝送線が入るためのア
クセスとなる。4本の板金ねじ26A、26B、26
C、26Dは、アース面14とマイクロストリップ放射
素子16の間に電気的および機械的な接続を確立するた
めに使用される。ねじ26A、26B、26C、26D
はまた、アース面14とケーブルクランプの間の伝送線
を、その間に機械的接続を確立するためにクランプす
る。機械的接続を行うのに加えて、ケーブルクランプは
また、伝送線の一方の導体とアース面14との間に電気
的接続を確立する。必要がある場合、または望ましい場
合には、板金ねじ26Aと26Bは削除し、電気的およ
び機会的接続の確立は、板金ねじ26Cと26Dに依存
することができる。
【0020】このアンテナにはまた、アース面14、お
よびマイクロストリップ放射素子16の平面部材18に
より形成される共振空洞に対して無線周波数信号を送
り、またそこから無線周波数信号を受信するための伝送
線30がある。伝送線30は、第1の穴25を通って伸
び、さらにアース面14と電気接続された第1の導体3
2、およびアース面14と平面部材18の間に形成され
た空間22内の給電部材20と接続された第2の導体3
4がある。図示された具体例では、伝送線30は同軸ケ
ーブルであり、第1の導体32は同軸ケーブルの外部導
体で、普通はウーブンワイヤメッシュであり、第2の導
体34は同軸ケーブルの中心導体で、テフロンなどの誘
導体36により外部導体と分離している。伝送線30
は、空間22の全体に渡りマイクロストリップ放射素子
16と実質的に平行な面の実質的にまっすぐな線をたど
るように、空間22に位置している。
【0021】アンテナ10にはまた、伝送線30の第1
の導体32とアース面14との間の電気的接続を確立す
るのに使用するクランプ38がある。さらにケーブルク
ランプ38は、伝送線30、および伝送線30がアース
面14とマイクロストリップ放射素子16から外れる可
能性を減少させるアース面14との間の機械的な接続を
形成する。
【0022】伝送線30の誘電絶縁体36は、伝送線3
0の第2の導体34と空間22内のアース面14との接
触防止に使用される。レードーム48は、これまで述べ
てきたアンテナ10の各要素を環境から保護し、同時
に、外部環境と、アース面14とマイクロストリップ放
射素子16により形成される共振空洞との間を電磁放射
が通過できるように設けられている。第2の穴49は、
伝送線30を収容するためにレードーム48に設けられ
ている。レードーム48は、図2Dに示されたように、
アンテナ10を側面から見た時、実質的にレードーム4
8だけが見えるようにするために、アース面14の下面
を通って伸びるのが好ましい。これによりアンテナ10
は、滑らかで背の低い形をし、かつ美的魅力を備えた完
成品ユニットとなり、さらに、例えば磁気によって適切
な面に取り付けた場合、外部環境における木の大枝など
の物体によりアンテナが外れる可能性が減少する。レー
ドーム48には、アース面14に対してレードーム48
を正しく配置するのに使用するフランジ50の複数体が
ある。フランジ50はまた、レードーム48をアース面
14に結合するために接着剤を塗る面にもなる。
【0023】情報を送るためにアンテナ10が使用され
る場合には、伝送線30により無線周波数信号が、アー
ス面14、およびマイクロストリップ放射素子16の平
面部材18に送られる。これに応答して、アース面14
および平面部材18は、図3に示されたように実質的に
全方向性放射パターンをもつ電磁信号をアース面14と
平面部材18の面と一致する面である方位面に作る。同
様に、アース面14および平面部材18は、電磁信号を
受けた後すぐに、無線周波数信号が伝送線30に加えら
れるようにする。特に給電部材20は、第1の導体32
と、アース面14との間の電気接続、および第2の導体
34と給電部材20との間の電気接続をきわめて近似し
たものにすることができる。したがって給電部材20へ
の電気接続を行うためには、第2の導体34にうちごく
少量だけを露出、即ち、第1の導体32の端部を越えさ
せるだけでよい。このように露出量が少ないために、第
2の導体34は、無線周波数信号の送信中または受信中
はほとんどインダクタンスを示さない。さらに、給電部
材20はほとんどインダクタンスを示さないので、伝送
線30とマイクロストリップ放射素子16との間のイン
ピーダンス不整合が減少し、これによってアンテナ10
のゲインと放射パターンが改善される。この長所はさら
に、給電部材20をインビダンス不整合を減少させる平
面部材18に関した位置に配置することにより高められ
る。インピーダンスは伝送線30が50オームの同軸ケ
ーブルの場合に50オーム・ポイントである。
【0024】マイクロストリップ放射素子16の平面部
材18と給電部材20の一体化により、アンテナ10
は、製造及び組立てにほとんど時間を要せず、結果とし
て比較的低価格となる。特に、板金ねじ26A、26
B、26C、26Dは、ショーテング部24を介してア
ース面14、およびマイクロストリップ放射素子16の
平面部材18の端部の間に機械的および電気的接続を確
立する。さらに、ケーブルクランプ38および板金ねじ
26A、26B、26C、26Dは協働し、アース面1
4と伝送線30の第1導体32の間に電気接続を確立す
る。伝送線30の第2の導体34は、給電部材20へは
んだ付けしてマイクロストリップ放射素子16の平面部
材18へ電気接続される。
【0025】図7には、アンテナ10の別の具体例が図
示されている。機能的には、実質的に図1から図4に図
示されているアンテナ10具体例の各要素と同等であ
り、図7に図示されているアンテナ10の具体例の各要
素には、便宜上、同一の照合番号が与えられている。図
7に図示されているアンテナ10では、アース面14、
マイクロストリップ放射素子16の平面部材18と給電
部材20、およびショーティング部24は互いに一体化
している。つまり、連続した1つの材料で成形されてい
る。したがってこれらの要素は、給電部材20を成形す
ることができるように1つの導電性の板材を適切に切
り、次に図7に示されているこれらの要素の形を作るこ
とができるようにこの板材を曲げることにより成形でき
る。アンテナ10の部品または要素をこのように一体化
することにより、アース面14、ショーティング部2
4、およびマイクロストリップ放射素子16の平面部材
18の間に機械的、および電気的接続を確立する必要が
なくなる。したがってアンテナ10の組立体は、単にア
ース面14と伝送線30の第1の導体32の間に電気接
続を確立し、また平面部材18と伝送線30の第2の導
体34の間に給電部材20を介して電気接続を確立する
だけでよい。アース面14と第1の導体32の間の電気
接続は、ケーブルクランプ38および4本の板金ねじ2
6A、26B、26C、26Dを使用して確立される。
第2の導体34と、マイクロストリップ放射素子16の
給電部材20の間の電気接続を確立するためには、はん
だ付けが使用される。
【0026】図8には、給電部材20がマイクロストリ
ップ放射素子16の平面部材18と一体化または連続化
しているアンテナ10の具体例が示されている。図5に
示されているアンテナ10の具体例各要素は、アンテナ
10の前述した具体例の各要素に実質的に一致してお
り、便宜上、同一の照合番号が与えられている。図5に
示されているアンテナ10と、アンテナ10の前述した
具体例との間の主な相違点は、伝送線30がアース面1
4と実質的に垂直である面の、実質的にまっすぐな線に
沿って伸びている事である。この伝送線は、コネクタ5
4によってアース面14に機械的に接続されている。コ
ネクタ54には、コネクタ54をアース面14に機械的
に接続するためのねじ56Aと56Bがある。またコネ
クタ54には、伝送線をコネクタ54に機械的に接続す
るためのねじ58がある。コネクタ54、ねじ56Aと
56B、およびねじ58は、すべて導電性なので、伝送
線30とアース面54の間に機械的な接続を確立するの
に加えて、アンテナ10の前述具体例で示されているよ
うに、伝送線の第1の導体32とアース面14の間にも
電気接続が確立される。伝送線30の第2の導体34
は、アンテナ10の前述具体例におけるように、給電部
材20にはんだ付け、もしくは電気接続される。
【0027】図9〜図11には、伝送線30がアース面
14に対して実質的に垂直に伸びている、アンテナ10
の別の具体例が示されている。このアンテナ10には、
アンテナ10の前述した具体例とは対照的にアース面1
4と一体化している給電部材62がある。給電部材62
は、ケーブルクランプ64および一対のねじ66A、6
6Bと結合して、伝送線30の第1の導体32とアース
面14の間に電気接続を行う。さらに、給電部材62、
ケーブルクランプ64、およびねじ66A、66Bは、
伝送線30とマイクロストリップ放射素子16間に機械
的な接続を行う。伝送線30の第2の導体34は、50
オーム・ポイントにおいて平面部材18にはんだ付けさ
れる。
【0028】図7、8、および図9〜図11に示されて
いるアンテナ10の具体例に関しては、図1に示された
レードーム48に類似するレードームを使用することが
できる。しかしながら、レードームが使用不可能、また
は望ましくない場合には、アース面14、マクロチップ
素子16、およびショーティング部24にテフロンまた
は他の低付着性物質を被覆する。これにより、これらの
要素に対する汚れなどの付着、アンテナ10の作動妨害
を防止する。また、テフロンを使用することによって、
万一何らかの物質がこれらの要素に付着した場合でも素
早く洗浄することができる。
【0029】図12、図13は、給電部材20が、マイ
クロストリップ放射素子16の平面部材18と一体化ま
たは連続化している、アンテナ10の別の具体例を示
す。図7A−7Bで示されているアンテナ10の具体例
の各要素は、図1および図2A−2Cに示されているア
ンテナ10の具体例の各要素と機能的な意味において実
質的に同等であり、同一の照合番号が与えられている。
図7A−7Bで示されているアンテナ10は、アース面
14、マイクロストリップ放射素子16、およびショー
ティング部24用の導電性物質を、レードーム48のよ
うに機能するプラスティックなどの実質的非導電性物質
に蒸着することにより、アース面14、マイクロストリ
ップ放射素子16、ショーティング部24、およびレー
ドーム48を1つの成形されたユニットに一体化してい
る。特にレードーム48には、アース面14を具現する
ために導電性物質が蒸着されているシェル70、マイク
ロストリップ放射素子16の平面部材18、およびショ
ーティング部24がある。またレードーム48にはリブ
72があり、ここには導電性物質が蒸着し、平面部材1
8とショーティング部24を形成する導電性物質と一体
化して、給電部材20を具現する。シェル50に結合さ
れているキャップ74によりレードーム48が完成す
る。アンテナ10の各要素をこのように一体化すること
により、アンテナ10の組立てを比較的短時間で行なう
ことができ、したがって費用も節約される。特に伝送線
30とアース面14の間に必要とされる物理的な接続
は、キャップ74をシェル70に取付ける前に、ケーブ
ルクランプ38および板金ねじ26C、26Dを使用し
て確立される。また、ケーブルクランプ38および板金
ねじ26C、26Dは伝送線30の第1の導体32とア
ース面14の間に電気接続を確立する。第2の導体34
と、マイクロストリップ放射素子16の給電部材20の
間の電気接続を確立するためには、はんだ付け、または
電気接続を行なうための他の方法が使用される。一度上
記の接続が完了すれば、キャップ74は、この製造方法
で使用されているいずれかの既存装置または既存方法に
よりシェル70に取り付けられる。例えば、接着剤また
は超音波ボンディングを使用することができる。
【0030】本発明の前述の説明は、図示および説明の
目的で提示されてきた。さらにこの説明は、本発明を、
本文で発表した形態に制限するために意図されたもので
はない。したがって、上記の教示と同程度の変種および
改良品、およびその関連方法での技術または知識は、本
発明の適用範囲外である。上文で述べられた推奨具体例
はさらに、本発明を実行するための、知られている最大
長所を説明し、またこの方法に熟練したものが、様々な
具体例において、また本発明の特定の用途または使用に
より必要とされる種々の改良形により本発明を使用でき
るようにするために意図されたものである。添付した特
許請求は、従来の方法により認められた範囲まで、代替
具体例を含むものと解釈されるよう意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマイクロストリップ・アンテナの透視
図。
【図2】図1に示されたマイクロストリップ・アンテナ
の具体例のうち、図1に示されたレードームを除いたも
のの平面図。
【図3】図1に示されたマイクロストリップ・アンテナ
の具体例のうち、図1に示されたレードームを除いたも
のの正面図。
【図4】図1に示されたマイクロストリップ・アンテナ
の具体例のうち、図1に示されたレードームを除いたも
のの側面図。
【図5】図1に示されたマイクロストリップ・アンテナ
の磁気ベースおよびアース面に対するレードームの関係
を示す横断面の側面図。
【図6】方位面により、図1で示されたアンテナの全方
向性作動特性を図示するプロット。
【図7】マイクロストリップ放射素子、ショーティング
部、アース面が一体化された1ユニットであるマイクロ
ストリップ・アンテナの具体例。
【図8】伝送線がアース面に対して実質的に垂直に伸び
ている本発明の具体例の側面図。
【図9】伝送線がアース面に対して実質的に垂直に伸び
ており、かつ給電部材がアース面と一体化している具体
例の側面図。
【図10】伝送線がアース面に対して実質的に垂直に伸
びており、かつ給電部材がアース面と一体化している具
体例の端面図。
【図11】図9、図10で示されているアンテナの具体
例の断面図。
【図12】プラスチックなどの実質的に非導電性物質上
に導電性物質を被覆または蒸着することによりマイクロ
ストリップ放射素子を具現したマイクロストリップ・ア
ンテナの具体例。
【図13】プラスチックなどの実質的に非導電性物質上
に導電性物質を被覆または蒸着することによりマイクロ
ストリップ放射素子を具現したマイクロストリップ・ア
ンテナの具体例。
【符号の説明】
10 マイクロストリップ・アンテナ 12 磁気ベース 14 アース面 16 マイクロストリップ放射素子 18 平面部材 20 給電部材 24 ショーティング部 25 第1の穴 26A、26B、26C、26D 板金ねじ 30 伝送線 32 第1の導体 34 第2の導体 36 誘導体 48 レードーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーク ロジャース アメリカ合衆国 コロラド州 80304 ボ ールダーワイルドキャット レーン 138 (72)発明者 テレサ クロニン ボーン アメリカ合衆国 コロラド州 80303 ボ ールダーテーブル メサ ドライブ 2575 (72)発明者 ファルチン ラレザリ アメリカ合衆国 コロラド州 80027 ル イスヴィル ウエスト マホガニー サー クル 828

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下の構成要件を備えた移動体通信用マ
    イクロストリップ・アンテナ:導電性で、第1の実質的
    に平面である面を具備する第1の要素;導電性で、第2
    の実質的に平面である面、および上記の第2の実質的に
    平面である面と一体化しており、また導電性でもある部
    材を具備する第2の要素であって、上記の第2の実質的
    に平面である面は、上記の第1の実質的に平面である面
    と実質的に平行に位置し、そして上記の第1の実質的に
    平面である面と上記の第2の実質的に平面である面との
    間には空間が定義されており、上記の部材は、上記の空
    間内に位置し、また上記の第2の実質的に平面である面
    に対してある角度をなしており;無線周波数信号を、上
    記の第1の実質的に平面である面、および上記の部材に
    結合する伝送線手段であって、上記の伝送線手段は、上
    記の第1の実質的に平面である面に電気接続されている
    第1の導体、および上記の空間内のある点で上記の部材
    に電気接続されている第2の導体を含むもの。
  2. 【請求項2】 上記の第1の要素が、上記の第1の実質
    的に平面な面を、鉄製の物体に磁気的に取付けるのに使
    用する手段を含むことを特徴とする請求項1に記載のマ
    イクロストリップ・アンテナ。
  3. 【請求項3】 上記の第2の要素が、実質的に非導電性
    の物質を包含し、そして上記の第2の実質的に平面であ
    る面および上記の部材の1つが、上記の実質的に非導電
    性の物質に被覆されていることを特徴とする請求項1に
    記載のマイクロストリップ・アンテナ。
  4. 【請求項4】 上記の第2の要素が、上記の第1の実質
    的に平面である面、上記の第2の実質的に平面である
    面、および上記の部材のうちの少なくとも1つに位置す
    る低付着性物質を含むことを特徴とする請求項1に記載
    のマイクロストリップ・アンテナ:
  5. 【請求項5】 上記の第2の実質的に平面である面が、
    マイクロストリップ・アンテナを同調させる中心周波数
    の1/4波長(λ)と実質的に同等の長さを具備するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のマイクロストリップ・
    アンテナ。
  6. 【請求項6】 第1の実質的に平面である面を具備する
    第1の導電性構造体を提供し;第2の実質的に平面であ
    る面、および上記の第2の実質的に平面である面と一体
    化しており、また上記の第2の実質的に平面である面に
    対してある角度をなしている部材を具備する第2の導電
    性構造体を成形し;上記の第1の実質的に平面である面
    が、上記の第2の平面に実質的に平行であり、また上記
    部材が、上記の第1の実質的に平面である面と上記の第
    2の実質的に平面である面の間に位置する空間に配置さ
    れるように、上記の第1導電性構造体を上記の第2の導
    電性構造体に関して配置し;無線周波数信号を、上記の
    第1の導電性構造体および上記の第2の導電性構造体に
    結合するための伝送手段を提供し、また上記の伝送線手
    段は、第1の導体および第2の導体を包含し;上記の伝
    送線手段の上記の第1の導体を、上記の第1の実質的に
    平面である面に第1に電気接続し;そして、 上記の伝送線手段の上記の第2の導体を、上記の部材に
    第2に電気接続することから成る、マイクロストリップ
    ・アンテナの製造方法。
  7. 【請求項7】 上記の成形工程が、上記の第1の導電性
    構造体の上記の部材を成形するために1つの導電性物質
    を曲げ加工することを特徴とする請求項6に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 上記の成形工程が、上記の第1の実質的
    に平面である面と上記の部材に適切である面を具備す
    る、実質的に非導電性である物質に対して、導電性物質
    を蒸着することを含むことを特徴とする請求項6に記載
    の方法。
  9. 【請求項9】 上記の配置工程が、第3の導電性構造体
    を、上記の第1の導電性構造体と上記の第2の導電性構
    造体との間に確立することを含むことを特徴とする請求
    項6に記載の方法。
  10. 【請求項10】 上記の第2の実質的に平面である面
    が、マイクロストリップ・アンテナを同調させる中心周
    波数の1/4波長と実質的に同等の長さを具備すること
    を特徴とする請求項9に記載の方法。
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