JPH0522618B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0522618B2
JPH0522618B2 JP59270510A JP27051084A JPH0522618B2 JP H0522618 B2 JPH0522618 B2 JP H0522618B2 JP 59270510 A JP59270510 A JP 59270510A JP 27051084 A JP27051084 A JP 27051084A JP H0522618 B2 JPH0522618 B2 JP H0522618B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inverter
voltage
power
contact line
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59270510A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61150844A (ja
Inventor
Yoji Hara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority to JP59270510A priority Critical patent/JPS61150844A/ja
Publication of JPS61150844A publication Critical patent/JPS61150844A/ja
Publication of JPH0522618B2 publication Critical patent/JPH0522618B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inverter Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は直流饋電方式の電気鉄道の電車線に直
流電力を供給するコンバータと、回生制御可能な
電気車が発する回生電力を交流電源側に回生する
インバータとを備えた回生変電所システムに係
り、特に電鉄用回生インバータの制御方法に関す
る。
従来の技術 一般に回生変電所システムは例えば第3図に示
すように構成されている。第3図において、交流
電源1の出力電力は変圧器2aを介して、ダイオ
ードをブリツジ接続して構成されたコンバータ3
に入力される。このコンバータ3は入力された交
流電力を直流変換し、その直流電力を直流高速度
遮断器4aおよび電車線5を介して電気車6に供
給する。電気車6の回生運転時に発生する回生電
力は、直流高速度遮断器4bおよび直流リアクト
ル7を介して、サイリスタをブリツジ接続して構
成されたインバータ8に入力される。このインバ
ータ8は入力された直流電力を交流変換し、その
交流電力を変圧器2bを介して交流電源1と回生
する。
上記のように構成された装置において、コンバ
ータ3およびインバータ8の運転制御は電車線5
の電圧Edの変化に応じて第4図の電圧−電流特
性図に示すように行なわれる。すなわち、電気車
6の力行運転時はコンバータ3のみが運転状態に
あり、そのときの電車線5の電圧Edは直流電流
をIdとすると第4図のA領域に示す如く変化す
る。また、電気車6が回生制動を行なうと電車線
5の電圧Edが上昇し、該電圧Edが回生設定電圧
を超えた時点でインバータ制御回路(図示省略)
によつてインバータ8の運転が開始される。そし
てインバータ8はインバータ制御回路によつて第
4図の回生運転領域Bに示す如く電車線5の電圧
Edを回生時の電車線電圧Vd0に保つように定電圧
制御がなされる。
発明が解決しようとする問題点 上記のように構成された回生変電所システムに
おいて、力行時の最大電車線電圧Vdと回生設定
電圧を互いに近づけるとコンバータ3とインバー
タ8の間に過大な循環電流が流れてしまう。この
為回生設定電圧を力行時の最大電車線電圧Vd
り高く設定する必要があつた。しかし、このよう
に設定した場合電気車6が回生制動を行なつても
電車線電圧が力行時の最大電車線電圧Vdから回
生設定電圧に到達するための期間、インバータ8
は非動作状態のまま待機する。この為電気車6の
発する回生電力を回生することができず、これに
よつて回生電力を有効に利用することができなく
なる。特に回生制動時の回生電流の立上りが速い
場合、前記のようにインバータ8の動作が遅れる
と、電車線5の電圧Edが異常に上昇してしまう。
この為電気車6は回生ブレーキを用いることがで
きなくなり、電気車側の遮断器をトリツプした後
にエアブレーキ等を用いて停止させなければなら
なくなる。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、イン
バータの動作遅れを無くして力行運転から回生運
転への切換えを迅速且つ円滑に行ない、これによ
つて過大な循環電流および電車線の異常電圧上昇
を抑制することができるとともに、回生制動時の
回生電力を有効に利用することができる電鉄用回
生インバータの制御方法を提供することを目的と
している。
問題点を解決するための手段 本発明は、交流電源の交流出力電力を交流変換
し、該直流電力を直流式電気鉄道の電車線に供給
するコンバータと、電気車が回生制動時に発する
回生電力を前記電源側に回生するインバータとを
備えた回生変電所システムの制御方法において、
前記電車線の電圧が所定値以上のとき前記インバ
ータを定電流制御して前記コンバータとインバー
タ間に所定の循環電流を流すとともに、電車線か
らインバータへ流れる電流が所定値以上のときイ
ンバータを定電圧制御して電車線電圧を一定値に
保つようにしたことを特徴としている。
作 用 上記のような制御方法によれば、力行運転中で
あつても電車線電圧が所定値を超えるとインバー
タは定電流制御状態となる。この為電気車が回生
制動時に発する回生電力は、即座にインバータに
よつて交流電源側へ回生させることになり、回生
制動時に電車線電圧が異常に上昇することは無
い。また、力行運転中のインバータ動作は定電流
制御となるのでコンバータとインバータ間に過大
な循環電流は流れ無い。
<実施例> 以下、図面を参照しながら本発明の一実施例を
説明する。第1図は本発明のインバータ制御方法
を実施するための制御装置の一例を示しており、
図中11は第1つき合わせ回路である。このつき
合わせ回路11は、図示しないインバータ電流検
出器から導入されるインバータ電流Idと循環電流
設定器12の設定電流ISOをつき合わせる。電流
制御用増幅器13は、第1つき合わせ回路11の
偏差出力が所定値以下のとき図示特性曲線のよう
に所定電圧信号をダイオード14を介して第2つ
き合わせ回路15に送出する。また前記増幅器1
3は第1つき合わせ回路11の偏差出力が所定値
以上のとき零電圧信号をダイオード14を介して
第2つき合わせ回路15に送出する。第2つき合
わせ回路15は、図示しない電車線電圧検出器か
ら導入される電車線電圧Edと直流電圧設定器1
6の設定電圧VSと電流制御用増幅器13の出力
信号とをつき合わせる。17は、アンプ18およ
び移相器19から成る自動電圧調整回路であり、
前記第2つき合わせ回路15の偏差出力に基づい
てインバータを定電流制御、もしくは定電圧制御
して所望の電圧・電流特性を得る。自動電圧調整
回路17のゲート信号はインバータを構成する各
制御素子(図示省略)の制御端子に供給される。
21は電車線5の電圧Edと、後述するインバー
タの定電流制御開始電圧Ed0とを比較するコンパ
レータである。このコンパレータ21の出力は、
自動電圧調整回路17に並列接続されたFET等
の半導体スイツチ22に開閉制御信号として供給
される。
次に上記のように構成された装置を用いて第3
図に示すような回生変電所システムを制御する場
合の動作を第2図a,bの電圧−電流特性図とと
もに説明する。いま電気車6が力行運転を行なつ
ているときはコンバータ3から直流電力が供給さ
れており、このときの電車線電圧Edは第2図a
の領域Iに示す如く変化する。ここで電車線電圧
EdがEd0以下の場合はコンバータ3の出力電流は
インバータ8へは流れず電車線5側にのみ流れる
ものとする。この場合、電車線電圧が第2図aの
Ed0に達するまでの間、コンパレータ21から半
導体スイツチ22へオン制御信号が供給される。
この為自動電圧調整回路17の両端が短絡状態と
なり、該回路17は不動作状態となる。これによ
つてインバータ8はオフ状態を維持する。次に電
車線電圧Edが上昇してEd0を超えると、コンパレ
ータ21から半導体スイツチ22へオフ制御信号
が供給される。この為自動電圧調整回路17が動
作を開始するとともに、インバータ8側へ循環電
流が流れ始める。この循環電流は電車線電圧Ed
の上昇とともに増加するので、第1つき合わせ回
路11の入力電流Idが増加する。この為第1つき
合わせ回路11の偏差出力に応じて電流制御用増
幅器13から第2図aのA特性に対応する電圧信
号が第2つき合わせ回路15に出力される。これ
によつて第2つき合わせ回路15では電車線電圧
信号Edに前記増幅器13よりの電圧信号を加算
した電圧値と設定電圧VSとを比較する。この第
2つき合わせ回路15で得られる偏差出力は自動
電圧調整回路17に導かれ、該偏差出力に応じて
自動電圧調整回路17がインバータ8を定電流制
御する。この為、電気車6が旅行運転中であつて
もインバータ8を動作状態(定電流制御状態)に
しておくことができる。
次に第2図aの領域は、コンパレータ電流Id
とインバータ電流Id0の大きさが互いに等しい状
態を示しており、この場合電車線5に電流は流れ
ない。
次に電車線電圧Edが上昇してEd1に到達すると
コンバータ電流は零となる。そしてこの時点以後
は、電車線5からインバータ8へ電流が流れる。
このように循環電流を一定にする定電流制御時
に電車線電圧Edが上昇し、該電圧EdがVd1に到達
したとする。このときインバータ8に流れる電流
値をしきい値として電流制御用増幅器13の出力
は零に切り換わるので、第2つき合わせ回路15
は直流電圧設定器16の設定電圧VSと電車線電
圧Edのみをつき合わせた偏差出力を発する。こ
れによつて電車線電圧Edは第2図aの領域お
よび第2図bに示す如くVd1を超えること無く一
定制御される。
上記のように電車線電圧が設定値以上になつた
インバータを動作(定電流制御)させるようにし
たので、電気車が力行運転から回生運転へ移行し
たときは即座に電力を回生することができる。ま
た、インバータに流れる電流が所定値を超えたら
インバータを定電圧制御するようにしたので、電
車線電圧の異常上昇を抑制することができる。
尚、本発明の制御方法を実施する装置は第1図
の回路に限らず他の回路で構成しても良い。
発明の効果 以上のように本発明によれば次のような効果が
得られる。すなわち、 (1) 電気車が力行運転中であつてもインバータの
定電流制御が行なえるので、力行設定電圧と回
生設定電圧を近づけて設定しても過大な循環電
流は流れない。また、循環電流が小さくて済む
ので、省エネルギー化が図れる。
(2) 力行設定電圧と回生設定電圧を互いに近づけ
て設定することができ、しかも電気車の力行運
転中であつてもインバータの位相制御(定電流
制御)が行なわれるので、電気車の回生運転時
には動作遅れが生じることなく即座に電力を回
生することができる。
(3) 電車線電圧が所定値以上に上昇したらインバ
ータを定電圧制御するので、電車線の異常電圧
上昇を抑制することができ、これによつて電気
車の安全が保たれる。
(4) 電気車は、回生運転時にスムーズに回生制動
を行なうことができるのでエアブレーキを用い
る必要がなく、円滑な運転が継続できる。
(5) 電気車が回生運転時に発する電力を速やかに
交流電源側に回生できるので、回生電力を有効
に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図a,bはともに本発明の一
実施例を示し、第1図は回路図、第2図a,bは
制御パターンを説明する為の電圧−電流特性図、
第3図は従来の回生変電所システムを一例を示す
回路図、第4図は従来の制御パターンを説明する
為の電圧−電流特性図である。 11……第1つき合わせ回路、12……循環電
流設定器、13……電流制御用増幅器、15……
第2つき合わせ回路、16……直流電圧設定器、
17……自動電圧調整回路、21……コンパレー
タ、22……半導体スイツチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 交流電源の交流出力電力を直流変換し、該直
    流電力を直流式電気鉄道の電車線に供給するコン
    バータと、電気車が回生制動時に発する回生電力
    を前記電源側に回生するインバータとを備えた回
    生変電所システムの制御方法において、前記電車
    線の電圧が所定値以上のとき前記インバータを定
    電流制御して前記コンバータとインバータ間に所
    定の循環電流を流すとともに、電車線からインバ
    ータへ流れる電流が所定値以上のときインバータ
    を定電圧制御して電車線電圧を一定値に保つよう
    にしたことを特徴とする電鉄用回生インバータの
    制御方法。
JP59270510A 1984-12-21 1984-12-21 電鉄用回生インパ−タの制御方法 Granted JPS61150844A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59270510A JPS61150844A (ja) 1984-12-21 1984-12-21 電鉄用回生インパ−タの制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59270510A JPS61150844A (ja) 1984-12-21 1984-12-21 電鉄用回生インパ−タの制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61150844A JPS61150844A (ja) 1986-07-09
JPH0522618B2 true JPH0522618B2 (ja) 1993-03-30

Family

ID=17487245

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59270510A Granted JPS61150844A (ja) 1984-12-21 1984-12-21 電鉄用回生インパ−タの制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61150844A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2594965Y2 (ja) * 1993-12-27 1999-05-24 株式会社柿崎製作所 道路付帯設備用支柱のキャップ
WO2017162676A1 (en) 2016-03-24 2017-09-28 Merz Pharma Gmbh & Co. Kgaa Modified hyaluronic acid, method for making same and uses thereof

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100865167B1 (ko) 2006-12-19 2008-10-24 한국철도기술연구원 전철변전소의 회생인버터 제어방법
FR3001417B1 (fr) * 2013-01-25 2015-03-20 Alstom Technology Ltd Procede d'optimisation de l'efficacite energetique d'une sous-station ferroviaire regenerative dc

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2594965Y2 (ja) * 1993-12-27 1999-05-24 株式会社柿崎製作所 道路付帯設備用支柱のキャップ
WO2017162676A1 (en) 2016-03-24 2017-09-28 Merz Pharma Gmbh & Co. Kgaa Modified hyaluronic acid, method for making same and uses thereof

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61150844A (ja) 1986-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0278988B1 (en) Alternating current motor control apparatus
US4352049A (en) Brake control apparatus and method
US3930191A (en) Braking circuit for the mixed regenerative and resistance braking of a d-c series machine operated as a generator
US4282466A (en) Transit vehicle motor effort control apparatus and method
KR100213460B1 (ko) 전기차 제어장치
JPH0522618B2 (ja)
US4123693A (en) Transit vehicle generated voltage control apparatus and method
JP3883091B2 (ja) 電力回生インバータの制御方法
CA1186037A (en) Electrical brake system for electric rolling stock
JP2672911B2 (ja) 交流電気車の停電検知方式
JP2811817B2 (ja) 電気車制御装置
JPH0522617B2 (ja)
JPS6253435B2 (ja)
JPS63306941A (ja) 電鉄用回生インバ−タの制御装置
JPS61200039A (ja) 電鉄用回生インバ−タの制御方法とその装置
JPS59172902A (ja) 電気車制御装置
JP2672885B2 (ja) 交流電気車の停電検知装置
JP2619390B2 (ja) 誘導電動機の速度制御装置
JP2545928B2 (ja) 電気鉄道変電所の回生制御装置
JPS60206738A (ja) 電気鉄道用直流変電所
JPH0739010A (ja) 交流電気車の制御装置
JPH04322107A (ja) 交流電気車の制御装置
JP2553782Y2 (ja) 直流式電気鉄道の電圧抑制装置
JPH0688509B2 (ja) 電鉄用回生インバ−タの制御方法とその装置
JPH059941Y2 (ja)