JPH04322107A - 交流電気車の制御装置 - Google Patents

交流電気車の制御装置

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JPH04322107A
JPH04322107A JP3090327A JP9032791A JPH04322107A JP H04322107 A JPH04322107 A JP H04322107A JP 3090327 A JP3090327 A JP 3090327A JP 9032791 A JP9032791 A JP 9032791A JP H04322107 A JPH04322107 A JP H04322107A
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width modulation
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control
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Eiji Akagawa
赤川 英爾
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、交流電気車の架線電
圧低下時の制御装置、特に装置を大形化することなく安
定した制御を行える交流電気車の制御装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図2は例えば電気学会誌、110巻2号
(平成2年)105〜112頁『新幹線スーパーひかり
のACドライブシステム』に開示された従来の交流電気
車の架線電圧低下時の制御装置を示すブロック図であり
、図において1は交流架線、2はこの交流架線1と接触
しているパンタグラフ、3はこのパンタグラフに1次巻
線31が接続された主変圧器、4はこの主変圧器3の2
次巻線32と並列に接続されたパルス幅変調制御コンバ
ータ(以下PWMコンバータと称す。)、5はこのPW
Mコンバータ3と並列に接続された中間直流回路用平滑
コンデンサ、6はこの平滑コンデンサ5と並列に接続さ
れた可変電圧可変周波数インバータ(以下VVVFイン
バータと称す)、7はこのVVVFインバータ6に交流
側に接続された誘導電動機(IM)、9は主変圧器3の
3次巻線33と並列に接続された電圧検出回路、10は
架線電圧低下検知セット値設定回路(本図では架線電圧
に相当する電圧として3次電圧を検出する場合の構成を
示している)、そして11はこれら電圧検出回路9およ
び設定回路10の出力側に接続された比較器であって、
その出力側がPWMコンバータ3およびVVVFインバ
ータ6に接続されている。
【0003】次に動作について説明する。交流架線1か
らパンタグラフ2を通して主変圧器3の1次巻線31に
交流電圧が印加されると、主変圧器3によって降圧され
た交流電圧がその2次巻線32からPWMコンバータ4
に入力される。PWMコンバータ4は入力された交流電
圧をパルス幅変調制御して力率をほぼ1に保ちながら直
流出力電圧を一定値に制御する。PWMコンバータ4の
直流出力側に接続された平滑コンデンサ5を電圧源とし
てVVVFインバータ6は、可変電圧可変周波数の交流
電圧を出力して誘導電動機7を駆動制御する。交流電気
車のカ行時(加速制御時)には上述した通りの電力変換
を行って誘導電電動機7を加速させるが、ブレーキ時に
は誘導電動機7を発電機として作用させ、VVVFイン
バータ6はコンバータ動作を、PWMコンバータ4はイ
ンバータ動作を行って、交流電力回生ブレーキを作用さ
せる。
【0004】しかし、地上設備などの事故で停電あるい
は地絡が発生した場合には、架線電圧の低下が交流電気
車に悪影響を及ぼす前に、カ行時およびブレーキ時共に
PWMコンバータ4とVVVFインバータ6の制御動作
を速やかに停止させる必要がある。このために電圧低下
検知回路が設けられており、電圧検出回路9で検出され
た電圧値が設定回路10で設定された検知セット値を下
回れば、比較器11が動作してPWMコンバータ4およ
びVVVFインバータ6に制御動作停止信号CSを出力
するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の交流電気車の制
御装置は以上のように構成されているので、電圧低下検
知回路が動作するまで、PWMコンバータは制御動作を
継続する必要がある。PWMコンバータの制御動作は、
基本的に入力電圧と入力電流の力率を1に保ちつつ、装
置の効率を無視すれば、 入力交流電圧×入力交流電流=出力直流電圧×出力直流
電流 (=VVVFインバータ要求電力) となる入出力電力が等しくなる電力変換制御を行ってい
る。よって、架線電圧、すなわちコンバータ入力電圧が
低下した場合も直流側負荷(VVVFインバータおよび
誘導電動機)の要求する所定の電力を出力するためには
、入力交流電流を増加させる必要があり、このためにP
WMコンバータの通電能力を増加させることによって装
置が大形化するという問題点があった。
【0006】また、架線電圧の低下が急激に発生するこ
とによってPWMコンバータが制御動作を停止する以前
に、交流入力電流(2次電流)が装置の許容値を越えて
しまい、保護検知回路(図示しない)が動作したり、回
路に損傷を与えたりする場合があるなどの問題点もあっ
た。
【0007】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたものであって、装置を大形化することな
く、架線電圧の低下時にも安定した制御を継続すること
が可能な交流電気車の制御装置を得ることを目的として
いる。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る交流電気
車の制御装置は、架線電圧の低下時にPWMコンバータ
の出力直流電圧を低下させる手段を設けたものである。
【0009】
【作  用】この発明における交流電気車の制御装置は
、架線電圧の低下を検知し、この検知値に応じてPWM
コンバータの出力直流電圧の制御目標値を変更するので
ある。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明に係る交流電気車の制御装置の一
実施例を示すブロック図であり、図において1〜7およ
び9〜11は図2に示したものと全く同じである。13
は電圧検出回路9の出力側とPWMコンバータ4の制御
側との間に接続された電圧制御パターン発生回路であつ
て、電圧検出回路9から入力された3次電圧値に応じて
PWMコンバータ4の出力直流電圧制御目標値を可変に
する制御電圧値指令CCをPWMコンバータ4へ出力す
る。
【0011】例えば、架線電圧の仕様値が定格25KV
、最大30KV、最低20KVと定められている場合に
おいて、電圧制御パターン発生回路13は、25V以上
ではPWMコンバータ4の出力直流電圧制御目標値を例
えば1900V一定とし、25KV未満では架線電圧低
下に比例して出力直流電圧制御目標値を低下させる垂下
特性を持つパターンを出力する様な構成にしておくこと
が考えられる。
【0012】上述したパターンにより、架線電圧定格以
上の領域では常に要求される車両性能を満足し、架線電
圧定格未満の領域においては電圧低下に比例して車両性
能は低下するが、PWMコンバータ入力電流は定格時以
上に増加することが無く、交流電気車として安定した制
御動作を継続することが可能となる。
【0013】なお、上記実施例では、電圧検出回路9を
主変圧器3の3次巻線33に接続して架線電圧を検出し
たが、主変圧器3の2次巻線32に接続してPWMコン
バータの入力電圧を検出しても良い。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、架線
電圧の低下時にPWMコンバータの出力直流電圧を低下
させる手段を設けてPWMコンバータの入力電流を定格
時以上に増加させないようにしたので、装置が大形化す
ること無く、安定した制御を継続できる交流電気車の制
御装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来の交流電気車の制御装置を示すブロック図
である。
【符号の説明】
3    主変圧器 4    PWMコンバータ 5    平滑コンデンサ 6    VVVFインバータ 7    誘導電動機 9    電圧検出回路 10    設定回路 11    比較器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  交流架線に1次巻線が接続される主変
    圧器と、この主変圧器の2次巻線に接続されて出力直流
    電圧を一定に制御するパルス幅変調制御コンバータと、
    このパルス幅変調制御コンバータの直流側に接続された
    平滑コンデンサと、この平滑コンデンサを電圧源とする
    可変電圧可変周波数インバータと、この可変電圧可変周
    波数インバータの交流出力側に接続された誘導電動機と
    、前記主変圧器に接続されて交流架線電圧もしくはパル
    ス幅変調制御コンバータの入力電圧の低下を検知する電
    圧低下検知回路と、この電圧低下検知回路と前記パルス
    幅変調コンバータの間に接続され、前記電圧の低下時に
    前記パルス幅変調制御コンバータの出力直流電圧を低下
    させる手段とを備えたことを特徴とする交流電気車の制
    御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7042178B2 (en) 2003-06-06 2006-05-09 Fanuc Ltd Motor driving apparatus
JP2007074810A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Hitachi Ltd 交流電気車用電力変換装置
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JP2012080662A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Toshiba Corp 電気車制御装置

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