JPH05225841A - ノンセラミック碍子 - Google Patents
ノンセラミック碍子Info
- Publication number
- JPH05225841A JPH05225841A JP3099592A JP3099592A JPH05225841A JP H05225841 A JPH05225841 A JP H05225841A JP 3099592 A JP3099592 A JP 3099592A JP 3099592 A JP3099592 A JP 3099592A JP H05225841 A JPH05225841 A JP H05225841A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating rod
- metal fitting
- insulating
- ceramic insulator
- fixed
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Abstract
(57)【要約】
【目的】荷重支持機能が増大し、同じ横断面積で大きな
電線の曲げ荷重の支持機能を発揮することができ、その
分絶縁ロッドの材料を少なくすることができ、コストダ
ウンを図ることを目的とする。 【構成】横断面を電線の曲げ荷重の作用方向へ長く、作
用方向と直交する方向へ幅狭となるように矩形状に形成
した絶縁ロッド5の端部両側面に対し、一対のスペーサ
6,7を接着して円柱状部C1を形成する。この円柱状
部C1を腕金等の接地物に支持される取付金具10の円
筒状部10aに嵌入してカシメ付け固定する。
電線の曲げ荷重の支持機能を発揮することができ、その
分絶縁ロッドの材料を少なくすることができ、コストダ
ウンを図ることを目的とする。 【構成】横断面を電線の曲げ荷重の作用方向へ長く、作
用方向と直交する方向へ幅狭となるように矩形状に形成
した絶縁ロッド5の端部両側面に対し、一対のスペーサ
6,7を接着して円柱状部C1を形成する。この円柱状
部C1を腕金等の接地物に支持される取付金具10の円
筒状部10aに嵌入してカシメ付け固定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はノンセラミック碍子に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ノンセラミック碍子は絶縁ロッド
の一端外周部に対し、腕金等の接地物に支持される取付
金具を嵌合してカシメ付け固定するとともに、絶縁ロッ
ドの他端外周部に対し、電線を把持する把持金具を嵌合
してカシメ付け固定し、さらに絶縁ロッドの外周部には
合成ゴム、プラスチック又は合成樹脂製の絶縁外套体を
モールド成型して構成されている。
の一端外周部に対し、腕金等の接地物に支持される取付
金具を嵌合してカシメ付け固定するとともに、絶縁ロッ
ドの他端外周部に対し、電線を把持する把持金具を嵌合
してカシメ付け固定し、さらに絶縁ロッドの外周部には
合成ゴム、プラスチック又は合成樹脂製の絶縁外套体を
モールド成型して構成されている。
【0003】このノンセラミック碍子は電線が引っ張り
荷重として作用する耐張鉄塔に使用されたり、鉄塔に対
し電線が曲げ荷重として作用するように、LP碍子とし
て使用されたりする。又、前記絶縁ロッドは強化合成樹
脂等により長尺丸棒状に形成されているため、前記引っ
張り荷重あるいは曲げ荷重の作用方向が変動しても碍子
自身のもつ機械的強度が変動することはなく、安定した
電線支持機能を有する。
荷重として作用する耐張鉄塔に使用されたり、鉄塔に対
し電線が曲げ荷重として作用するように、LP碍子とし
て使用されたりする。又、前記絶縁ロッドは強化合成樹
脂等により長尺丸棒状に形成されているため、前記引っ
張り荷重あるいは曲げ荷重の作用方向が変動しても碍子
自身のもつ機械的強度が変動することはなく、安定した
電線支持機能を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したノ
ンセラミック碍子は、LP碍子として使用した場合、電
線の自重が作用する方向へはより大きい曲げ荷重を受け
るが、電線の架設方向への曲げ荷重はそれほど大きくな
いので、丸棒状の絶縁ロッドを使用した場合に、断面積
をより大きくすることになり、必ずしも効率的な荷重支
持機能を有しているとは言えないという問題があった。
ンセラミック碍子は、LP碍子として使用した場合、電
線の自重が作用する方向へはより大きい曲げ荷重を受け
るが、電線の架設方向への曲げ荷重はそれほど大きくな
いので、丸棒状の絶縁ロッドを使用した場合に、断面積
をより大きくすることになり、必ずしも効率的な荷重支
持機能を有しているとは言えないという問題があった。
【0005】この発明の第1の目的は例えばLP碍子の
ように電線の曲げ荷重が作用する碍子として使用した場
合に必要最小限の断面積として効率的な電線荷重の支持
機能を発揮することができるノンセラミック碍子を提供
することにある。
ように電線の曲げ荷重が作用する碍子として使用した場
合に必要最小限の断面積として効率的な電線荷重の支持
機能を発揮することができるノンセラミック碍子を提供
することにある。
【0006】又、この発明の第2の目的は、上記目的に
加えて、絶縁ロッドの両端部を取付金具及び電線の把持
金具に容易に嵌入固定することができるノンセラミック
碍子を提供することにある。
加えて、絶縁ロッドの両端部を取付金具及び電線の把持
金具に容易に嵌入固定することができるノンセラミック
碍子を提供することにある。
【0007】さらに、この発明の第3の目的は上記第2
の目的に加えて、絶縁外套体の端部と取付金具及び把持
金具との接触部の気密性を容易に確保することができる
ノンセラミック碍子を提供することにある。
の目的に加えて、絶縁外套体の端部と取付金具及び把持
金具との接触部の気密性を容易に確保することができる
ノンセラミック碍子を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は上
記第1の目的を達成するため、絶縁ロッドの一端外周部
に対し、腕金等の接地物に支持される取付金具を嵌合固
定するとともに、絶縁ロッドの他端外周部に対し、電線
を把持する把持金具を嵌合固定し、さらに絶縁ロッドの
外周部には可撓性を有する合成ゴム製、又はプラスチッ
ク製の絶縁外套体を被嵌してなるノンセラミック碍子に
おいて、前記絶縁ロッドの横断面形状を電線の自重が曲
げ荷重として作用する方向へ長く、その方向と直交する
方向に短くなる形状に形成するという手段をとってい
る。
記第1の目的を達成するため、絶縁ロッドの一端外周部
に対し、腕金等の接地物に支持される取付金具を嵌合固
定するとともに、絶縁ロッドの他端外周部に対し、電線
を把持する把持金具を嵌合固定し、さらに絶縁ロッドの
外周部には可撓性を有する合成ゴム製、又はプラスチッ
ク製の絶縁外套体を被嵌してなるノンセラミック碍子に
おいて、前記絶縁ロッドの横断面形状を電線の自重が曲
げ荷重として作用する方向へ長く、その方向と直交する
方向に短くなる形状に形成するという手段をとってい
る。
【0009】又、請求項2記載の発明は上記第2の目的
を達成するため、請求項1において、絶縁ロッドの両端
部に円柱状部を設け、該円柱状部を取付金具及び把持金
具の円筒状部に嵌入してカシメ付け固定するという手段
をとっている。
を達成するため、請求項1において、絶縁ロッドの両端
部に円柱状部を設け、該円柱状部を取付金具及び把持金
具の円筒状部に嵌入してカシメ付け固定するという手段
をとっている。
【0010】さらに、請求項3記載の発明は、上記第3
の目的を達成するため、請求項2において、絶縁ロッド
の両端部の円柱状部の内側外周面と、取付金具及び把持
金具の円筒状部の先端側内周面との間に絶縁外套体の両
端部を介在し、カシメ付け固定するという手段をとって
いる。
の目的を達成するため、請求項2において、絶縁ロッド
の両端部の円柱状部の内側外周面と、取付金具及び把持
金具の円筒状部の先端側内周面との間に絶縁外套体の両
端部を介在し、カシメ付け固定するという手段をとって
いる。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明は上記手段をとったことに
より、電線の自重が曲げ荷重として作用する方向に絶縁
ロッドの横断面が長いので、荷重支持機能が増大し、同
じ横断面積で大きな電線荷重の支持機能を効率的に発揮
することができる。従って、その分絶縁ロッドの材料を
少なくすることができる。
より、電線の自重が曲げ荷重として作用する方向に絶縁
ロッドの横断面が長いので、荷重支持機能が増大し、同
じ横断面積で大きな電線荷重の支持機能を効率的に発揮
することができる。従って、その分絶縁ロッドの材料を
少なくすることができる。
【0012】又、請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明の作用に加えて、取付金具及び電線把持金具に加
工が容易な円筒状の嵌入孔を形成することにより絶縁ロ
ッドの両端部を容易に嵌入固定することができる。
の発明の作用に加えて、取付金具及び電線把持金具に加
工が容易な円筒状の嵌入孔を形成することにより絶縁ロ
ッドの両端部を容易に嵌入固定することができる。
【0013】さらに、請求項3記載の発明は、請求項2
記載の発明の作用に加えて、絶縁外套体の両端外周面
と、取付金具及び把持金具の円筒状部内周面との接触部
の気密性が容易に確保される。
記載の発明の作用に加えて、絶縁外套体の両端外周面
と、取付金具及び把持金具の円筒状部内周面との接触部
の気密性が容易に確保される。
【0014】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図面
に基づいて説明する。図2に示すように、鉄塔本体1に
は取付ブラケット2が固定され、該ブラケット2にはノ
ンセラミック碍子3の基端部がボルト4により締め付け
固定されている。このノンセラミック碍子3の中心部に
は長手方向へ延びる絶縁ロッド5が内蔵されている。こ
の絶縁ロッド5は横断面がほぼ縦長四角形状、つまり矩
形状に形成されている。又、この絶縁ロッド5は引き抜
き成型機により引き抜き成型され、上下両端面を円弧面
5aとしている。さらに、この絶縁ロッド5の一端部に
は図3に示すように、左右両側方からほぼ半円柱状をな
すスペーサ6,7が接着剤8により接着固定され、両ス
ペーサ6,7により絶縁ロッド5の端部に円柱状部C1
を形成している。
に基づいて説明する。図2に示すように、鉄塔本体1に
は取付ブラケット2が固定され、該ブラケット2にはノ
ンセラミック碍子3の基端部がボルト4により締め付け
固定されている。このノンセラミック碍子3の中心部に
は長手方向へ延びる絶縁ロッド5が内蔵されている。こ
の絶縁ロッド5は横断面がほぼ縦長四角形状、つまり矩
形状に形成されている。又、この絶縁ロッド5は引き抜
き成型機により引き抜き成型され、上下両端面を円弧面
5aとしている。さらに、この絶縁ロッド5の一端部に
は図3に示すように、左右両側方からほぼ半円柱状をな
すスペーサ6,7が接着剤8により接着固定され、両ス
ペーサ6,7により絶縁ロッド5の端部に円柱状部C1
を形成している。
【0015】又、前記絶縁ロッド5の他端部には前記ス
ペーサ6,7と同様のスペーサ6A,7Aが接着剤8A
により接着され、両スペーサ6A,7Aにより絶縁ロッ
ド5の端部に円柱状部C2を形成している。前記絶縁ロ
ッド5の外周面及びスペーサ6,7,6A,7Aの円柱
部分の内側寄り外周面には例えばEPDMゴム等の絶縁
材よりなる絶縁外套体9がモールド成形機によりモール
ド成形されている。この外套体9は胴部9aとひだ9b
とにより構成され、両部は図6に示すように上下方向へ
長い矩形状に形成されている。
ペーサ6,7と同様のスペーサ6A,7Aが接着剤8A
により接着され、両スペーサ6A,7Aにより絶縁ロッ
ド5の端部に円柱状部C2を形成している。前記絶縁ロ
ッド5の外周面及びスペーサ6,7,6A,7Aの円柱
部分の内側寄り外周面には例えばEPDMゴム等の絶縁
材よりなる絶縁外套体9がモールド成形機によりモール
ド成形されている。この外套体9は胴部9aとひだ9b
とにより構成され、両部は図6に示すように上下方向へ
長い矩形状に形成されている。
【0016】さらに、前記両スペーサ6,7の外周面、
つまり円柱状部C1には、外套体9の端部と把持部の二
つの部分があり、これらに取付金具10の円筒状部10
aが嵌合され、該円筒状部10aの外周面側からカシメ
機により円柱状部C1に円筒状部10aをカシメ付け固
定している。
つまり円柱状部C1には、外套体9の端部と把持部の二
つの部分があり、これらに取付金具10の円筒状部10
aが嵌合され、該円筒状部10aの外周面側からカシメ
機により円柱状部C1に円筒状部10aをカシメ付け固
定している。
【0017】前記取付金具10の端部にはフランジ部1
0bが一体に形成され、そのフランジ部10bには前記
ボルト4の挿通孔10cが複数箇所に形成されている。
さらに、両スペーサ6A,7Aの外周面、つまり円柱状
部C2には、外套体9の端部と把持部の二つの部分があ
り、これらに電線Lを把持するための把持金具11の円
筒状部11aが嵌合され、該円筒状部11aの外周面側
からカシメ機により円柱状部C2に円筒状部11aをカ
シメ付け固定している。
0bが一体に形成され、そのフランジ部10bには前記
ボルト4の挿通孔10cが複数箇所に形成されている。
さらに、両スペーサ6A,7Aの外周面、つまり円柱状
部C2には、外套体9の端部と把持部の二つの部分があ
り、これらに電線Lを把持するための把持金具11の円
筒状部11aが嵌合され、該円筒状部11aの外周面側
からカシメ機により円柱状部C2に円筒状部11aをカ
シメ付け固定している。
【0018】次に、前記のように構成したノンセラミッ
ク碍子について、その作用を説明する。今、図2に示す
ノンセラミック碍子の使用状態においては、絶縁ロッド
5の横断面形状が図5,6に示すように縦長となる方
向、つまり電線Lの自重が曲げ荷重Wとして作用する下
方に延びるように支持されている。この状態では荷重を
効率良く支持することができるととに、前記荷重Wの作
用方向と直交する方向への外力は、LP碍子として使用
した場合には、それほど大きな力とはならず、絶縁ロッ
ド5の短辺部の肉厚で充分外力を支持することができ
る。さらに、絶縁外套体9の横幅が従来に比べて小さく
設計できるので、寒冷地において冠雪を低減することが
できる。
ク碍子について、その作用を説明する。今、図2に示す
ノンセラミック碍子の使用状態においては、絶縁ロッド
5の横断面形状が図5,6に示すように縦長となる方
向、つまり電線Lの自重が曲げ荷重Wとして作用する下
方に延びるように支持されている。この状態では荷重を
効率良く支持することができるととに、前記荷重Wの作
用方向と直交する方向への外力は、LP碍子として使用
した場合には、それほど大きな力とはならず、絶縁ロッ
ド5の短辺部の肉厚で充分外力を支持することができ
る。さらに、絶縁外套体9の横幅が従来に比べて小さく
設計できるので、寒冷地において冠雪を低減することが
できる。
【0019】又、この実施例では絶縁ロッド5の両端部
にスペーサ6,7,6A,7Aを接着して端部のみを円
柱状に形成したので、取付金具10及び電線把持金具1
1の円筒状部10a,11aの内周面に嵌入して、カシ
メ付け作業を従来の円柱状の絶縁ロッドと同様に容易に
行うことができる。
にスペーサ6,7,6A,7Aを接着して端部のみを円
柱状に形成したので、取付金具10及び電線把持金具1
1の円筒状部10a,11aの内周面に嵌入して、カシ
メ付け作業を従来の円柱状の絶縁ロッドと同様に容易に
行うことができる。
【0020】さらに、絶縁外套体9の両端部は、円柱状
部C1,C2の内側外周面と取付金具10及び電線把持
金具11の円筒状部10a,11aの先端側内周面との
間にカシメ付け固定されているので、円筒状部10a,
11a内部の気密性を容易に確保することができる。
部C1,C2の内側外周面と取付金具10及び電線把持
金具11の円筒状部10a,11aの先端側内周面との
間にカシメ付け固定されているので、円筒状部10a,
11a内部の気密性を容易に確保することができる。
【0021】なお、この発明は前記実施例に限定される
ものではなく、次のように具体化することもできる。 (1)スペーサ6,7,6A,7Aをアルミニウム合
金、あるいは取付金具10と同一の材質で構成するこ
と。
ものではなく、次のように具体化することもできる。 (1)スペーサ6,7,6A,7Aをアルミニウム合
金、あるいは取付金具10と同一の材質で構成するこ
と。
【0022】(2)前記絶縁ロッド5の横端面形状を矩
形以外にほぼ楕円形状、堤状、台形状等に変更するこ
と。 (3)把持金具11の円筒状部内周面に対し、外周面が
円筒状をなし内部に横断面が矩形状の挿入孔を形成した
エポキシ、あるいはポリエステル等よりなるスペーサ
(図示略)を嵌合し、前記挿入孔に絶縁ロッドの端部を
挿入して把持金具11の円筒状部をカシメ付け固定して
把持金具11と絶縁ロッドとを連結すること。又、この
別例において前記把持金具11の円筒状部内周面に前記
スペーサをモールド成型等により一体状に設けること。
形以外にほぼ楕円形状、堤状、台形状等に変更するこ
と。 (3)把持金具11の円筒状部内周面に対し、外周面が
円筒状をなし内部に横断面が矩形状の挿入孔を形成した
エポキシ、あるいはポリエステル等よりなるスペーサ
(図示略)を嵌合し、前記挿入孔に絶縁ロッドの端部を
挿入して把持金具11の円筒状部をカシメ付け固定して
把持金具11と絶縁ロッドとを連結すること。又、この
別例において前記把持金具11の円筒状部内周面に前記
スペーサをモールド成型等により一体状に設けること。
【0023】(4)スペーサ6,7,6A,7Aを省略
するとともに、取付金具10及び電線把持金具11に矩
形状の嵌入孔を形成し、絶縁ロッド5の両端部を挿入し
て取付金具10及び電線把持金具11の筒状部をカシメ
付け固定すること。
するとともに、取付金具10及び電線把持金具11に矩
形状の嵌入孔を形成し、絶縁ロッド5の両端部を挿入し
て取付金具10及び電線把持金具11の筒状部をカシメ
付け固定すること。
【0024】(5)絶縁外套体9のひだ9aの形状をほ
ぼ楕円状とすること。
ぼ楕円状とすること。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明は、電線の自重が曲げ荷重として作用する方向に絶縁
ロッドの横断面が長いので、荷重支持機能が増大し、同
じ横断面積で大きな電線荷重の支持機能を発揮すること
ができる。従って、その分絶縁ロッドの材料を少なくす
るとともに、軽量化することができ、コストダウンを図
ることができる効果がある。
明は、電線の自重が曲げ荷重として作用する方向に絶縁
ロッドの横断面が長いので、荷重支持機能が増大し、同
じ横断面積で大きな電線荷重の支持機能を発揮すること
ができる。従って、その分絶縁ロッドの材料を少なくす
るとともに、軽量化することができ、コストダウンを図
ることができる効果がある。
【0026】又、請求項2記載の発明は請求項1記載の
発明の効果に加えて、取付金具及び電線把持金具に加工
が容易な円筒状の嵌入孔を形成することにより絶縁ロッ
ドの両端部を容易に嵌入して固定することができ、製造
及び組付を容易に行い製品のコストダウンを図ることが
できる。
発明の効果に加えて、取付金具及び電線把持金具に加工
が容易な円筒状の嵌入孔を形成することにより絶縁ロッ
ドの両端部を容易に嵌入して固定することができ、製造
及び組付を容易に行い製品のコストダウンを図ることが
できる。
【0027】さらに、請求項3記載の発明は、請求項2
記載の発明の効果に加えて、絶縁外套体の両端外周面
と、取付金具及び把持金具の円筒状部内周面との接触部
の気密性を容易に確保することができる。
記載の発明の効果に加えて、絶縁外套体の両端外周面
と、取付金具及び把持金具の円筒状部内周面との接触部
の気密性を容易に確保することができる。
【図1】この発明を具体化した一実施例を示す取付金具
付近の断面図である。
付近の断面図である。
【図2】電線把持金具付近の断面図である。
【図3】ノンセラミック碍子の正面図である。
【図4】絶縁ロッドの端部を拡大して示す斜視図であ
る。
る。
【図5】取付金具の横断面図である。
【図6】絶縁外套体の横断面図である。
5 絶縁ロッド、6,7,6A,7A スペーサ、9
絶縁外套体、10 取付金具、10a,11a 円筒状
部、11 電線把持金具、C1,C2 円柱状部。
絶縁外套体、10 取付金具、10a,11a 円筒状
部、11 電線把持金具、C1,C2 円柱状部。
Claims (3)
- 【請求項1】 絶縁ロッドの一端外周部に対し、腕金等
の接地物に支持される取付金具を嵌合固定するととも
に、絶縁ロッドの他端外周部に対し、電線を把持する把
持金具を嵌合固定し、さらに絶縁ロッドの外周部には可
撓性を有する合成ゴム製、又はプラスチック製の絶縁外
套体を被嵌してなるノンセラミック碍子において、 前記絶縁ロッドの横断面形状を電線の自重が曲げ荷重と
して作用する方向へ長く、その方向と直交する方向に短
くなる形状に形成したことを特徴とするノンセラミック
碍子。 - 【請求項2】 請求項1において、絶縁ロッドの両端部
に円柱状部を設け、該円柱状部を取付金具及び把持金具
の円筒状部に嵌入してカシメ付け固定したことを特徴と
するノンセラミック碍子。 - 【請求項3】 請求項2において、絶縁ロッドの両端部
の円柱状部の内側外周面と、取付金具及び把持金具の円
筒状部の先端側内周面との間に絶縁外套体の両端部を介
在し、カシメ付け固定したことを特徴とするノンセラミ
ック碍子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3099592A JPH05225841A (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | ノンセラミック碍子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3099592A JPH05225841A (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | ノンセラミック碍子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05225841A true JPH05225841A (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=12319188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3099592A Pending JPH05225841A (ja) | 1992-02-18 | 1992-02-18 | ノンセラミック碍子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05225841A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100731931B1 (ko) * | 2007-03-28 | 2007-06-25 | 주식회사 세종감리 | 조립식 현수애자 |
-
1992
- 1992-02-18 JP JP3099592A patent/JPH05225841A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100731931B1 (ko) * | 2007-03-28 | 2007-06-25 | 주식회사 세종감리 | 조립식 현수애자 |
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