JPH05225280A - 論理シミュレーション結果解析装置 - Google Patents

論理シミュレーション結果解析装置

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JPH05225280A
JPH05225280A JP4027853A JP2785392A JPH05225280A JP H05225280 A JPH05225280 A JP H05225280A JP 4027853 A JP4027853 A JP 4027853A JP 2785392 A JP2785392 A JP 2785392A JP H05225280 A JPH05225280 A JP H05225280A
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JP
Japan
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signal line
logic circuit
signal
name
line name
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JP4027853A
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English (en)
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Masato Kurosaki
正人 黒崎
Osamu Tada
修 多田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】論理シミュレーション結果解析装置を用いて論
理回路不良解析を行う場合に効率の良い解析手段を提供
する。 【構成】ユーザが指定可能な入力装置を備え、出力装置
上の信号線名を指定した場合、論理回路素子探索部にて
指定信号線から入力方向にバックトレースして、ユーザ
指定の信号線名と関連付けられる画面位置に表示する。
また、指定時刻の信号値変化原因となる信号線を信号変
化原因探索部で探索し、出力画面上に各信号線の因果関
係を表示できる。上記処理を行うために、他に、コマン
ド処理部、記憶装置、システム制御部で構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、論理回路の論理シミュ
レーションにおけるシミュレーション結果解析装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の対話型シミュレーション結果解析
装置では、論理シミュレーション結果の表示方法として
次のような方法が採られてきた。
【0003】(1)タイムチャ−ト等のシミュレ−ショ
ン結果の一部と対応する論理回路の一部を同一画面上に
表示する。
【0004】(2)画面に表示された論理回路中のある
信号線を指定したとき、その部分の状態を同一画面上に
表示する。
【0005】これらの表示方式は、いずれもシミュレ−
ションの実行結果と対象回路を同一画面に表示すること
により、結果解析を容易にしたものである。なお、従来
のこの種の方式について、例えば、エ−・シ−・エム・
アイ・イ−・イ−・イ−、第20回デザイン・オ−トメ
−ション・コンファランス・プロシ−ディングス(19
83)第246項から第252項(ACM IEEE
20th Design Automation Co
nference Proceedings(198
3)pp.246−252)、及び、第21回デザイン
・オ−トメ−ション・コンファランス・プロシ−ディン
グス(1984)第24項から31項(ACM IEE
E 21st Design Automation
Conferernce Proceedings(1
984)pp.24−31)において論じられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、以下
のような問題があった。すなわち、(1)論理回路不良
の解析を行うためシミュレーションを実行し論理シミュ
レーション結果解析装置を用いてシミュレーション結果
を解析するが、ユーザは、論理不良原因と推測される任
意の信号線信号値の時間的変化を観測するため信号線名
を指定してその信号値を確認し、次にその信号値を確定
した信号線名を論理回路図を用いて論理回路素子の入力
側に追っていき論理回路不良の原因となる論理回路を探
索する。この場合、画面上には論理回路不良の解析に必
要となる信号線名と信号値の時間的変化が多数表示さ
れ、不良解析と関係のない信号線名や論理不良に関する
ものでも不規則な順序で表示され、論理回路不良の解析
を行うには画面表示の方法と確認すべき信号線名の選択
を経験により効率よく行う必要があった。
【0007】(2)また論理回路不良解析を行うため画
面上に多数表示された信号線名の信号値変化の関連(例
えば、ある信号の変化要因となったのはどの信号の信号
値変化によるものなのか)を解析するためには、信号線
名と論理回路図の対応により信号値の変化と論理回路素
子の動作を把握する必要があり、信号線同志の信号値の
関係を効率よく把握するにはユーザの経験によるため効
率的な論理回路不良解析が出来なかった。
【0008】本発明は、前記問題点を解決するためにな
されたものである。
【0009】本発明の目的は、論理シミュレーション結
果解析装置を用いた場合に、効率のよい論理回路不良解
析を行うための解析手段を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】論理シミュレーション実
行結果の解析に必要な情報を表示するシステムにおい
て、論理回路内の任意の信号線を指定する手段と、該指
定された信号線のシミュレーション実行時任意時間の信
号値変化を表示する手段と、該指定された信号線名を出
力する論理回路素子の入力側へ追跡する手段と、その追
跡手段によって探索された信号線名を表示する手段と、
追跡手段によって探索された信号線の任意時間の信号値
をシミュレーション結果より抽出して表示する手段と、
該探索された信号線名を該指定された信号線名と関連づ
けられる位置に表示する手段と、表示されている複数の
信号線名の情報を指定された信号線と該信号値変化の要
因となった信号線名を関連づけられる位置に並べかえる
手段と、指定された信号線の信号値が変化した時刻を指
定する手段と、該指定時刻における前記指定された信号
線の信号値変化の原因となった前記探索された複数の信
号線の信号値と該指定時刻における前記指定した信号値
変化を生じた関係付けを表示する手段を備えている。
【0011】
【作用】論理シミュレーション結果解析装置を用いて論
理回路内の不良解析を行う場合、指定した信号線を出力
する論理回路素子の入力となる信号線を探索する手段を
もち、探索した信号線の信号線名と信号値変化が任意の
位置に出力することにより、信号線名と信号値変化が多
数存在する画面上でも効率よく不良解析できる。そして
誤動作している信号線の信号値変化の原因を解析する場
合、該指定した該信号線名を出力する論理回路素子の該
指定時刻の信号値の入力となる信号線と該信号値を探索
し、指定した信号線と関連づけられる位置に表示する手
段を有することにより誤動作の原因となる論理回路を効
率よく特定できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体
的に説明する。
【0013】本発明の実施例は、信号線名とその論理シ
ミュレーション結果である信号値変化と信号線の出力と
なる論理回路素子の回路図面を同一画面上に表示するシ
ミュレーション結果解析装置を例に説明する。
【0014】図1は、論理シミュレーション結果と関連
する論理回路素子の回路図面を表示する画面を示し、10
0は解析対象となる信号線名を示し、101はその任意時刻
の論理シミュレーション結果である信号値変化を示す、
102は、100で表示される信号線名を含む論理回路素子の
回路図面を示す。
【0015】図2は、論理シミュレーション結果により
論理回路不良解析を行うための対象論理回路の部分回路
である。201、203、205はORゲートの論理回路素子を
示し、202、204、207はANDゲートの論理回路素子
を、206、208はNOTゲートの論理回路素子を示す。ま
た、210〜216は201〜203と206の入力信号線となり、22
2、223はそれぞれ204、207の出力信号線となる。217と2
18は201、202の出力信号線になると同時に204の入力信
号線となる。219〜221、224の信号線も同様である。
【0016】図3(a)の300〜306は、図2の210〜21
2、217、218、220、222の信号線のある時刻における信
号値変化を示し、330は各信号線の信号線名を表示して
いることを示す。図3(b)の310は、論理回路素子図
2の204の出力である信号線図2の222のある時刻におけ
る信号値変化である。311のt1〜t8はシミュレーショ
ン時刻である。ここで、時刻t5〜t8における310の信
号値に誤りが発見され、正常な論理回路では、図3
(b)312の様な信号値変化である時、論理回路が設計
通り動作しない論理回路不良が存在することを示し、論
理回路不良解析を行う必要がある。図3(c)331は、
図2信号線222の信号線名S3を指定することによりS
3を出力する論理回路素子図2の204の入力信号線を探
索し、指定された信号線名と関連付けられた順に並べえ
変え、また、新たに探索された信号線名と表示している
ことを示す。320〜327は、331で示された信号線名のあ
る時刻における信号値を示している。また、331で示す
信号線名は、指定された信号線名S3を基準として論理
回路素子の入力側に遡って探索し、最初に発見した論理
回路素子を第1階層とし、その入力信号線を再び入力側
に遡り発見した論理回路素子を第2階層とする。この様
にユーザが希望する階層まで探索し、その信号線名と信
号値変化を表示する。また、表示画面上に存在しなかっ
た信号線名326は、新たに追加表示する。表示順序とし
て、図2の論理回路図上の該指定信号名S3と信号値32
0の下に、論理回路素子図2の204の入力である信号線21
7、218の信号名S2、S6とそれぞれの信号値321、324
を表示する。次に、第2階層として、信号線図2の21
7、218を出力する論理回路素子図2の201、202の入力信
号線210、211と212、213の信号線名S1、S4とS5、
S8を各信号線名の入力先となる論理回路素子の出力信
号線名の下に信号値と共に表示する。この様に指定した
信号線名と探索した信号線名を関連付けられる位置に表
示することにより論理回路不良解析を効率的に実行でき
る。また、各階層ごとに1文字づつインデントして該探
索信号線出力論理回路素子からの階層を示す表示方法も
容易に類推可能である。
【0017】図4(a)は、各論理回路素子に対して作
成される論理回路情報テーブル400の構成要素である。
論理回路素子の出力する信号線の出力信号線名401、各
素子の論理的性質を示す論理回路素子の種類402、403は
出力信号線名と該信号線シミュレーション結果画面出力
時の表示位置情報が格納されている画面出力位置格納テ
ーブルのレコード番号、404は論理回路素子出力信号線
のシミュレーション結果テーブルへのポインタであり、
405は論理回路素子の出力信号線が入力信号線となるシ
ンク側論理回路素子数、406、407は論理回路素子の出力
された信号線が入力信号線となるシンク側論理回路素子
の論理回路情報テーブルへのポインタであり、これは40
5で示された素子数分存在する。408は論理回路素子に入
力される入力信号線を出力するソース側論理回路素子
数、409、410は論理回路素子に入力される入力信号線を
出力するソース側論理回路素子の論理回路情報テーブル
へのポインタであり、406、407と同様に408で示された
素子数分存在する。
【0018】図4(b)は、各信号線に対して作成され
るシミュレーション結果テーブル420の構成要素であ
る。421は、シミュレーション開始から終了時までの該
信号線信号値が変化した時刻である信号値変化時刻を格
納し、422は、対応する変化時刻の変化後の信号値を格
納する。
【0019】図5は、論理回路内の全信号線名501と該
信号線名を出力する論理回路素子の論理回路情報テーブ
ルへのポインタ502を格納した信号線名格納テーブル500
を示す。シミュレーション結果解析時に表示画面上で、
信号線名が指定された場合、信号線名格納テーブル501
より探索し必要となる論理回路情報テーブル503、504、
505の格納位置を論理回路情報テーブルへのポインタ502
より得る。
【0020】図6は、入力装置より入力された情報より
作成されるコマンドテーブル600を示す。601はユーザが
指定した指定信号線名が格納され、指定信号線名と同時
に該論理回路素子出力信号線信号値変化時刻を入力され
た場合、指定時刻602を格納する。但し、指定時刻が入
力されなかった場合、602には該当する情報が未格納で
あることを示す情報を格納する。603は指定信号線名が
入力された時の論理回路素子バックトレース回数制限値
が格納される、このバックトレース回数制限値が入力さ
れない場合は、シミュレーション結果解析装置のシステ
ム上の制限値が格納される。604には、該指定信号線名
の信号線名格納テーブル抽出した論理回路情報テーブル
へのポインタが格納される。
【0021】図7は、信号線が任意時刻の論理回路素子
出力信号値変化の原因となる信号線名と該信号線信号値
と出力信号値変化原因の画面上表示方法を示す。701、7
10〜713は、図2の論理回路の部分回路の任意時刻にお
ける図2の各信号線210〜212、217、218の信号値変化を
示している。700は時間軸であり、701は時刻t0で変化
していることを示す。この時、その信号値変化点を指定
することにより信号値変化の原因となった710との関連
を示す702が表示され、また、時刻t0で710の信号値変
化原因となった711との関連を示す703が表示される。こ
の様に、ユーザの希望する階層までの信号値変化の原因
となる信号線とそのシミュレーション結果である信号値
変化を探索表示することにより効率のよい論理不良解析
を実行できる。
【0022】図8は、指定信号線名と関連する信号線
名、各信号線名のシミュレーション結果を画面上に表示
するための画面表示位置格納テーブル800を示す。801
は、画面表示位置格納テーブルのレコード番号であり、
802は、各信号線名の画面表示位置を格納する。803は、
指定時刻が入力された場合の信号線変化原因信号線のレ
コード番号が格納される。804には、表示対象となる信
号線の論理回路情報テーブルへのポインタが格納され
る。
【0023】図9(a)は、コマンドテーブルと論理回
路情報テーブル、シミュレーション結果テーブルとの関
係を以下の条件で示す。図2の論理回路内論理回路素子
と各信号線が画面上で図7の信号線信号値タイムチャー
トを示し、図6コマンドテーブル600の指定信号線名601
として図2出力信号線222の信号線名S3が格納され、
また、図6指定時刻602として図7時間軸700上の時刻t
0が格納されている。図9(b)は、図9(a)の関係
時に作成される画面表示位置格納テーブル内の要素を示
す。900は、図2論理回路素子204の出力信号線222が指
定されたときに生成されるコマンドテーブルであり、指
定信号線名、指定時刻、論理回路素子バックトレース回
数制限値が格納される。次に、指定信号線名を図5信号
線名格納テーブル500より探索し、対応する論理回路情
報テーブルへのポインタを取りだしてコマンドテーブル
に格納する。901は、このコマンドテーブル内論理回路
情報テーブルへのポインタが示す論理回路情報テーブル
である。920には、図2論理回路素子204の出力信号線名
であるS3が格納され、921には、該論理回路素子がA
NDであることを示す情報が格納される。922には、コ
マンドテーブル作成後論理回路素子を論理回路情報テー
ブルを元にバックトレースすることにより順次作成され
る画面表示位置格納テーブルにおける論理回路素子204
の論理回路情報テーブルへのポインタが格納されている
レコード位置であるレコード番号が格納される。923に
は、論理回路素子204出力信号線202のシミュレーション
結果テーブル910へのポインタが格納される。924には、
論理回路素子図2の204の出力信号線を入力する論理回
路素子数であるシンク側論理回路素子数の1が格納さ
れ、925には、論理回路素子204の出力信号線を入力する
図2シンク側論理回路素子208の論理回路情報テーブル
へのポインタが格納される。論理回路素子204の出力信
号線を入力信号とする論理回路素子の論理回路情報テー
ブルへのポインタは、論理回路素子204の出力信号線222
が入力される素子数分確保される。926には、論理回路
素子204の入力信号線を出力する論理回路素子数である
ソース側論理回路素子数2が格納され、927、928には、
論理回路素子204の入力信号線を出力する図2論理回路
素子201、202の論理回路情報テーブル905、902へのポイ
ンタが格納される。各入力信号を出力する論理回路素子
の論理回路情報テーブルへのポインタは、論理回路素子
204の入力信号線数分確保される。図2論理回路素子202
の論理回路情報テーブル902は、論理回路情報テーブル9
01の構成要素である入力信号線を出力する論理回路素子
の論理回路情報テーブルへのポインタ928で差し示さ
れ、その構成要素として、論理回路情報テーブル901と
同様に、930には、論理回路素子202の出力信号線名S6
が格納され、931には、該論理回路素子がANDである
ことを示す情報が格納される。932には、画面表示位置
格納テーブルの論理回路素子202の論理回路情報テーブ
ルへのポインタが格納されているレコード番号が格納さ
れる。933には、論理回路素子202出力信号線218のシミ
ュレーション結果テーブル911へのポインタが格納され
る。934には、論理回路素子202のシンク側論理回路素子
数が格納され、935、936には、論理回路素子202の出力
信号線を入力する図2シンク側論理回路素子204、205の
論理回路情報テーブルへのポインタが格納される。937
には、論理回路素子202のソース側論理回路素子数が格
納され、938、939には、論理回路素子202の入力信号線
を出力する論理回路素子の論理情報回路テーブルへのポ
インタ903、904が格納される。940は、図9(a)のよう
に関連付けられている各論理回路情報テーブルを、信号
線名と時刻を指定し、コマンドテーブル900内の論理回
路素子バックトレース回数制限値までバックトレースす
ることにより作成される画面表示位置格納テーブルを示
す。940は、論理回路情報テーブルをバックトレースす
るごとにレコードが追加され、同時に画面上表示位置の
決定と該情報を942に格納、該論理回路情報テーブルへ
のポインタを944に格納する。画面上の表示位置は、論
理回路素子バックトレース回数制限値までバックトレー
スの処理が進むまで更新され、最終的な画面上表示位置
が決定する。940で示された図7の信号線名S3、S
2、S1、S4、S6の信号線信号値701、710〜713に
対応する画面表示位置格納テーブルのレコード番号941
はそれぞれ1、5、4、3、2となり、このレコード番
号はそれぞれの図4論理回路情報テーブル400の画面表
示位置格納テーブルのレコード番号403に格納される。9
42では、図7の信号線名S3、S2、S1、S4、S6
の信号線信号値701、710〜713に対応する画面表示位置
が格納され。943には、信号値変化原因信号線のレコー
ド番号が格納される。画面表示位置格納テーブル940の
レコード番号1の信号値変化原因信号線のレコード番号
が格納エリアには、コマンドテーブル内の指定時刻t0
で指定信号線S3の変化原因となる信号線信号値図771
0のレコード番号が格納される。同様に、信号線名S2
の信号線信号値図7710の対応するレコードの信号線変
化原因信号線のレコード番号格納エリアには、信号線名
S2の変化原因信号線である図7711のレコード番号が
格納されている。
【0024】図10は、本発明の一実施例のブロック図
である。シミュレーション結果解析対象となる論理回路
のシミュレーション結果テーブル、論理回路接続情報と
各処理で必要となる内部テーブルを記憶領域1060より入
力し、初期設定部1010にて、以降の処理で必要な内部テ
ーブルの初期化を行ない記憶領域1060に格納する。この
時、論理回路内の全論理回路素子に対して、図4シミュ
レーション結果テーブル420、論理回路接続情報より論
理回路情報テーブル400を作成する。コマンド処理部102
0では、入力出力装置1070より入出力装置制御部1050を
介して取り込んだ情報より図6コマンドテーブル600を
生成、記憶領域1060に格納する。論理回路素子探索部10
30では、図5信号線名格納テーブル500と図6コマンド
テーブル600を入力して、図6指定信号線名601の論理回
路情報テーブルの位置を把握する。次に、抽出された指
定信号線名の図4論理回路情報テーブル400より、該論
理回路素子の入力信号線をバックトレースして図8画面
表示位置格納テーブル800を作成、記憶領域1060に格納
する。また、対応する画面表示位置格納テーブルのレコ
ード番号を図4論理回路情報テーブル400の画面表示位
置格納テーブルのレコード番号格納エリア403に格納す
る。図8画面出力位置格納テーブル800の作成方法とし
て、図6コマンドテーブル600より指定信号線名601と該
信号線名の論理回路情報テーブルへのポインタ604を抽
出し、画面表示位置格納テーブル800の804のエリアに格
納する。次に、該ポインタの指す図4論理回路情報テー
ブル400内のソース側論理回路情報テーブルへのポイン
タ409をたどり、該ポインタの指す論理回路素子の図4
論理回路情報テーブル400内の出力信号線名401が、図8
画面表示位置格納テーブル800に格納されている図8各
論理回路情報テーブルへのポインタ804の指す論理回路
情報テーブル内の出力信号線名と一致しているか比較す
る。一致する場合は、バックトレース済であり、画面表
示位置格納テーブルには、論理回路情報テーブルへのポ
インタは格納せず論理回路情報テーブルのみ取り出し、
次のバックトレース対象となるポインタを探索する。一
致しない場合は、バックトレースが必要であり、同時に
画面表示を行うため、該ソース側論理回路情報テーブル
へのポインタを画面表示位置格納テーブルの804に格納
する。次に、該論理回路情報テーブルへのポインタの指
す論理回路情報テーブル内の出力信号線名を画面表示位
置格納テーブル内のポインタの示す論理回路情報テーブ
ル内の各出力信号線名と比較しバックトレース未処理の
論理回路素子に対して画面表示位置を決定し、画面表示
位置格納テーブルに格納する。このような処理を、図6
コマンドテーブル600内論理回路素子バックトレース回
数制限値604まで繰り返す。ここで、論理回路情報テー
ブル内のソース側論理回路情報テーブルへのポインタの
指す論理回路情報テーブル内出力信号線名が全て画面表
示位置格納テーブル内に存在する場合、該論理回路素子
の入力信号線に対するバックトレースが全て完了したこ
ととなり、バックトレース時とは逆のルートにて論理回
路をトレースする必要がある。このためには、図4論理
回路情報テーブル400内のシンク側論理回路情報テーブ
ルへのポインタ406の指す論理回路情報テーブル内出力
信号線名と画面表示位置格納テーブル800内の各論理回
路情報テーブルポインタの指す論理回路情報テーブル内
出力信号線名と比較し、一致する場合は、その論理回路
情報テーブルを取り出す。該抽出した論理回路情報テー
ブル400に対応する論理回路素子の入力信号線全てに対
して、バックトレースが完了したかどうかを該論理回路
情報テーブル内全ソース側論理回路情報テーブルへのポ
インタが指す論理回路情報テーブルの内容と画面表示位
置格納テーブル内の論理回路情報テーブルへのポインタ
のが指す論理回路情報テーブルの内容と比較する。バッ
クトレースが完了していない信号線が存在する場合は、
順次ソース側論理回路情報テーブルのポインタを取りだ
し画面表示位置格納テーブルに追加していく。ソース側
論理回路情報テーブルへのポインタ全てにバックトレー
スが完了し、また、該論理回路情報テーブル内の出力信
号線名が図6コマンドテーブル600内指定信号線名と比
較して同一の場合、指定信号線名に関係する全ての論理
回路素子に対してバックトレース完了したこととなり処
理を終了する。この時、画面表示位置格納テーブルに格
納された各論理回路情報テーブルへのポインタに対応す
る論理回路情報テーブルの図4画面表示位置格納テーブ
ルのレコード番号404には、画面表示位置格納テーブル
のレコード番号が格納される。また、この場合、バック
トレースを完了した順序が表示位置となるため、図8画
面上の表示位置802には対応する画面表示位置格納テー
ブルのレコード番号を格納する。この様にバックトレー
スすることにより作成された画面表示位置格納テーブル
を用いて表示される信号線名は、図3(c)の様にな
る。信号変化原因信号線探索部1040では、コマンドテー
ブル図6600と論理回路情報テーブル図4400、シミュレ
ーション結果テーブル420より、コマンドテーブル内指
定信号線名601が指定時刻図6602での変化原因信号線を
探索し、画面表示位置格納テーブル図8800の信号値変
化原因信号線レコード番号格納エリアに、探索した信号
線画面表示位置格納テーブルのレコード番号を追加す
る。信号値変化原因信号線探索方法としては、該指定信
号線名出力論理回路素子の該指定時刻における図4シミ
ュレーション結果テーブル420より抽出した信号値と該
論理回路素子の入力信号線の信号値、そして図4論理回
路情報テーブル400内論理回路の種類402を用いて評価す
ることにより信号変化原因信号線を特定できる。同様
に、特定した入力信号線を出力する論理回路素子に関し
てその出力信号線信号地変化原因を順次、論理回路素子
をバックトレースしながら特定していく。入出力制御部
1050では、入出力装置1070からの入力情報の取り出しと
同時に、論理回路素子探索部1030、信号変化原因探索部
1040で作成された画面表示位置格納テーブルより決めら
れた表示位置に出力するように入出力装置1070を制御す
る。システム制御部1000は、各処理部の動作やデータの
流れを制御する。
【0025】図11は、本発明の処理手順をフローチャ
ートで示したものである。以下、本発明の処理手順を説
明する。
【0026】初期設定部1010において入出力装置と内部
テーブルの初期化を行い、図4シミュレーション結果テ
ーブル420と論理回路接続情報より、信号線名格納テー
ブル、論理回路情報テーブルを作成する(1110)。
入出力装置より、指定信号線名、指定時刻、論理回路素
子バックトレース回数制限値の情報を取り出し、該信号
線名を図5信号線名格納テーブル500と図4論理回路情
報テーブル400を入力して、図6コマンドテーブル600を
作成する(1120、1130)。図10論理回路素子
探索部1030では、図6コマンドテーブル600に格納され
た指定信号名論理回路情報テーブルのポインタ604よ
り、図4論理回路情報テーブル400を図6論理回路素子
バックトレース回数制限値603までバックトレースし、
図3(c)の表示となるように図8画面表示位置格納テ
ーブル800を作成する(1140)。次に、図10シス
テム制御装置1000により、コマンドテーブル内の図6指
定時刻601の有無を確認して、信号値変化原因の探索が
必要か判断する(1150)。信号値変化原因の探索が
必要な場合、図10信号変化原因探索部1040で、図6コ
マンドテーブル600の指定時刻602で指定信号線601の信
号値変化原因信号線を特定するため、図4論理回路情報
テーブル400とシミュレーション結果テーブル420、を入
力し、バックトレースしながら指定時刻の各論理素子の
図4論理回路素子の種類402と入力信号線のシミュレー
ション結果での信号値を評価し、信号値変化原因信号線
を順次決定していく。この時バックトレースする論理回
路は、信号値変化に関係する信号線のみとし、その情報
を図8画面表示位置格納テーブル800に信号値変化原因
信号線のレコード番号803として追加する(116
0)。このようにして作成された図8画面表示位置格納
テーブル800と図4論理回路情報テーブル400、シミュレ
ーション結果テーブル420を入力し、図10入出力装置
制御部1050にて、入出力装置1070を制御し画面上に表示
する(1170)。
【0027】入力装置により取り出した命令が終了命令
であれば終了処理を行い、次の指定信号名であれば再度
処理を行うため(1120)に戻る。(1180)。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
論理シミュレーション結果解析装置を用いた論理回路不
良解析を行う場合、指定した信号線名とその信号値、ま
たその関連する信号線名と信号値を探索し関連づけられ
る位置に表示する表示方法を提供することにより、複数
の信号線名と信号値が表示された画面上でも効率的に論
理回路不良解析が可能となる。また、指定信号名、指定
時刻の信号値変化の原因を探索・表示する方法を提供す
ることにより、誤動作原因の論理回路を特定でき効率的
な論理回路不良解析が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】論理シミュレーション結果と関連する論理回路
素子の表示画面を示す図である。
【図2】論理不良解析を行う対象回路の部分回路を示す
図である。
【図3】論理不良解析を行う対象回路の信号値変化を示
した図である。
【図4】論理回路情報テーブル及びシミュレーション結
果テーブルを示す図である。
【図5】信号線名格納テーブルを示した図である。
【図6】コマンドテーブルを示した図である。
【図7】信号値変化原因信号線の表示方法を示した図で
ある。
【図8】画面表示位置格納テーブルを示した図である。
【図9】コマンドテーブル、論理回路情報テーブル、シ
ミュレーション結果テーブルの関係を示した図である。
【図10】本発明の一実施例のブロック図である。
【図11】本発明の処理フローチャートを示した図であ
る。
【符号の説明】
400…論理回路情報テーブル、 420…シミュレーション結果テーブル、 500…信号線名格納テーブル、 600…コマンドテーブル、 800…画面表示位置格納テーブル、 1030…論理回路素子探索部、 1040…信号変化原因探索部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】論理シミュレーション実行結果の解析に必
    要な情報を表示するシステムにおいて、論理回路内の任
    意の信号線を指定する手段と、該指定された信号線のシ
    ミュレーション実行時の任意時間の信号値を表示する手
    段と、該指定された信号線名を出力する論理回路素子の
    入力側へ追跡する手段と、その追跡手段によって探索さ
    れた信号線名を表示する手段と、追跡手段によって探索
    された信号線の任意時間の信号値を表示する手段と、該
    探索された信号名を該指定された信号線名と関連づけら
    れる位置に表示する手段を有することを特徴とする論理
    シミュレーション結果解析装置。
  2. 【請求項2】請求項1の論理シミュレーション解析装置
    において、前記表示方法として、表示されている複数の
    信号線の情報を指定された信号線と該信号値変化の要因
    となった信号線名を関連づけられる位置に並びかえる手
    段を有することを特徴とする論理シミュレーション結果
    解析装置。
  3. 【請求項3】請求項1の論理シミュレーション結果解析
    装置において、前記指定された信号線の信号値が変化し
    た時刻を指定する手段と、該指定時刻における前記指定
    された信号線の信号値変化の原因となる前記探索された
    複数の信号線の信号値と該指定時刻における前記指定さ
    れた信号値変化を生じた関係付けを表示する手段を有す
    ることを特徴とする論理シミュレーション結果解析装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5754442A (en) * 1994-11-17 1998-05-19 Fujitsu Limited Path analyzing displaying apparatus for designing logic circuit

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5754442A (en) * 1994-11-17 1998-05-19 Fujitsu Limited Path analyzing displaying apparatus for designing logic circuit

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